協会 - みる会図書館


検索対象: 図書館雑誌 2014年05月号
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1. 図書館雑誌 2014年05月号

図書館雑 誌 Vol.108, No. 5 305 - 嘛 S 東日本大震災支援団体に よる支援情報交換会開催 3 月 14 日 , 東日本大震災被災地図 書館関連の支援団体による , 今年度 第 4 回目の支援情報交換会が日本図 書館協会において行われた。図書館 振興財団 , 大震災出版対策本部 , 「あ したの本」プロジェクト , シャン テイ国際ボランティア会 , s ave MLAK, 国立国会図書館 , 日本図書 館協会震災対策委員会から計 11 名が 出席した。 図書館振興財団からは支援事業を 終了すること , 「調べる学習コンクー ル」で多くの生徒が応募した福島県 大熊町立小学校 ( 会津若松市に移転中 ) に出向いて表彰式を行ったことが報 告された。大震災出版対策本部は , 全国学校図書館協議会・図書館振興 財団と連携した学校図書館支援で要 望のあった 5 校に支援しており , 小・中・高生を対象に POP 広告を募 るメッセージカードコンテストを岩 手県を中心に行うということであ る。「あしたの本」プロジェクトから は , にじのライプラリー , 図書館バ ス運行 , 南相馬市の野馬追文庫の支 援 , チャリティ原画展の開催などに ついて報告された。シャンテイ国際 ボランティア会からは , 山田町 , 大 槌町 , 大船渡市 , 陸前高田市 , 山元 町 , 南相馬市における支援について , 教育委員会との移動図書館の統合・ 業務提携 , 他団体と行っている情報 共有など , 復興の現状や課題 , 今後 の動きを含めた活動報告が行われた。 saveMLAK からは , 新たに寄せら れた支援プロジェクトの相談受付 , saveMLAK メソッドの実践について 報告された。震災記録のアーカイプ に取り組んでいる国立国会図書館か らは , 各方面の関係者との連絡会議 や研究会 , 国際シンポジウムの開催 が報告された。日本図書館協会から は『図書館雑誌』 3 月号 ( 震災特集 ) が出席団体に配付され , 前回会議以 降の活動 , 今後の活動予定などにつ いて報告した。意見交換では , 終息 に向けてどうしていくかなど今後の 活動について話された。 次回の支援情報交換会は 6 月に開 催予定。 「協力者会議」 , 学校司書に求めら れる役割・職務等についてとりま とめ 文部科学省が昨年 8 月に設置した 「学校図書館担当職員の役割及びそ の資質の向上に関する調査研究協力 者会議」 ( 座長 : 堀川照代青山学院女子 短期大学教授 ) は「これからの学校図 書館担当職員に求められる役割・職 務及びその資質能力の向上方策等に ついて ( 報告 ) 」をとりまとめ , 3 月 31 日に公表した。 いわゆる「学校司書」に求められ る役割・職務については , 学校教職 員の一員として , 司書教諭等と協力 しながら , 学校図書館の「読書セン ター」「学習センター」「情報セン ター」の各機能向上のための役割を 担っていくことが求められるとし , さらに児童生徒や教員に対する「間 接支援」「直接支援」に加えて「教育 指導への支援」に関する職務を担っ ていくことが求められる , としてい 学校司書に求められる資質能力に ついては , 学校図書館の「運営・管 理」と児童生徒に対する「教育」と の両面にわたる知識・技能の習得が 求められるとし , そのためには行政 において体系的な研修の実施 , 学校 司書を支援する体制構築 , 役割・職 務等の周知等を進めていくことが不 可欠 , としている。 http://www.mext.go.jp/b_menu/ shingi/chousa/sh0tou/099/houkoku / 1346118. htm を参照。 公益社団法人日本図書館協会定時 理事会・代議員総会を開催 3 月 20 日に公益社団法人日本図書 館協会の定時理事会 ( 2013 年度通算第 4 回 ) , 定時代議員総会 ( 2013 年度通算 第 2 回 ) , 臨時理事会 ( 2013 年度通算第 5 回 ) が開催された。 まず , 年度途中での公益法人移行 により , 2013 年 4 月 1 日 ~ 2014 年 1 月 20 日の特例社団法人日本図書館協 会の事業報告および決算の審議が行 われ , 承認された。 次に公益社団法人日本図書館協会 2014 年度事業計画案および予算案に ついて説明がされ , 質疑が行われた 後 , 承認された。 また「公共図書館部会のあり方検 討会」の検討内容と「第 18 回全国図 書館大会」についての状況が報告さ れた。 アンネの日記破損事件や最近の社 会の背後にある技術の進展への対応 などについて意見が出された。 本誌掲載議事録および資料を参昭 平成 25 年度「学術情報基盤実態調 査」の結果報告公開 このたび平成 25 年度「学術情報基 盤実態調査」 ( 旧大学図書館実態調査 ) の結果報告がまとまり , 文部科学省 ホームページから公開された。学術

2. 図書館雑誌 2014年05月号

33 イ 図書館雑誌 2014.5. ☆ 「日本図書館協会四国プロックの集い」を開催して 宇山博子 「日本図書館協会四国プロックの集い」は , 2006 年に初めて高松市で開催し , 四国四県が持ち 回りで , 2014 年 2 月に 8 回目を迎えました。 前回は , 日図協からの講師派遣等 , 日図協の全 面的な支援を受けての開催でした。今回は講師派 遣が難しい中 , 開催は無理かと懸念されましたが , 7 月に愛媛県立図書館で行われた四国地区公共図 書館連絡協議会実務担当者会時に他の 3 県にご相 談し , 愛媛県図書館協会が 2 名分の派遣予算を準 備してくれているとのことで , 館内で再度協議 , 四国全体との交流ができる貴重な機会でもあり , 県の公共図書館協議会主催で開催する徳島県図書 館大会と共催する形で , 「日本図書館協会四国プ ロックの集い」を , 徳島で開催することになりま 徳島県公共図書館協議会は , 年に 3 回の図書館 職員研修会と県図書館大会を行っており , 内容や 講師等を , 協議会内の研究・研修委員会で決めて います。 7 月の委員会で , 図書館大会のテーマは 「地域との連携 , まちづくりと図書館」 , 講師は瀬 戸内市教育委員会新図書館開設準備室長の嶋田 学氏をとの要望が出ていました。徳島県の人口は 80 万人を割り , 県全体で過疎化が進む中 , 図書館 に何ができるか , 小さな山間の図書館 , 過疎・高 齢化に直面した広い面積の町での事例を知りたい 等の現場からの声は切実です。 9 月の委員会で日 図協四国プロックの会との共催を了承 , 半日開催 を 1 日開催とし , 四国の他県からもう 1 名講師を 依頼 , 高知県立の山重さんをとの希望が多く , 7 月の実務担当者会で事情をご存じの山重さんには 公私共ご多忙の中 , 快諾していだきました。 PR については , 年明けに四国の他の 3 県立に依 頼文書を送付 , 公共図書館以外の個人会員の方に は , 『図書館雑誌』の告知板への掲載をもって案内 とさせていただきました。直近の 1 月号に載せる ☆ ために , 西村事務局次長 , 編集部秦様にはお世話 になりました。おかげ様で定員 80 名を超える 91 名 の参加がありました。 前日の交流会には , 県南と県西から日図協代議 員の阿南市立阿南図書館・櫛谷友己さん , 池田高 校・立石忠徳さんにも駆けつけていただきました。 講師の先生方はじめ , 坂出市立大橋記念図書館・ 小川俊緒館長様ほかご参加いただきました。 2 月前半 , 徳島は珍しく雪が続き , 第 3 週も雪 を心配しましたが , 2 月 20 日当日は , 天候の心配 もなく , 時間前に参加者全員がそろいました。 「まちづくりに役立つ図書館活動とは ~ " 持ち寄 り・見つけ・分け合う広場 " を目指して ~ 」 ( 瀬戸 内市教育委員会新図書館開設準備室嶋田学氏 ) , 「地 域づくりと図書館の課題」 ( 高知県立図書館山重壮 一氏 ) , 両氏の講演はたいへん好評で , 県内発表の 「移動図書館・いずみ号」 ( 徳島市立図書館石田理 恵氏 ) , 「移動図書館ひまわり号について」 ( 阿南市 立那賀川図書館伊勢真実氏 ) も , アンケートで県内 外の参加者の方から , 暖かい激励のお言葉を寄せ ていただきました。 分科会等の時間的余裕がなかったため , 県外・ 県内で色分けした名札を準備 , またお茶・コー ヒー・お菓子等を用意した休憩室で , いただいた お土産もお出しし , 交流の場といたしました。 終了後の , 県立図書館見学にも , 県外参加者の ほとんどの方にご参加いただきました。 高知県図書館協会からはマイクロバスを用意し ていただくなど , 四国各地から多数のご参加あり がとうございました。たくさんの方々のご配慮の おかげで無事終了いたしましたこと , 徳島県公共 図書館協議会事務局一同 , お礼申し上げます。 ( うやまひろこ : 徳島県立図書館 ) CNDC 9 : 010.6 BSH : 日本図書館協会 ]

3. 図書館雑誌 2014年05月号

390 図書館雑誌 2014.5. ロⅡロ事 ロⅡロ任 ロⅡ凵常 日目に日図協会員等一般参加のセミ 置について 山本副理事長より設置の経緯と設 ナーが想定されること , また , 委員 会の会場は国会図書館に提供を希望 置要項について説明がされた。日図 しており , セミナー会場は日図協研 協では , 学校図書館の職員問題は 日時 : 4 月 10 日 ( 木 ) 13 : 30— 16 : 15 修室でもよいこと , さらに , 受け入 1999 年にプロジェクト・チームから 場所 : 日本図書館協会研修室 報告が出されているが , 学校司書法 れ国として国会図書館および日図協 出席常任理事 : 森茜 ( 理事長 ) , 山本 制化の動きや文部科学省における によるウェルカムパーティーが希望 宏義 ( 副理事長 ) , 西野一夫 ( 専務理 「学校図書館担当職員の役割及びそ 事 ) , 木村憙 ( 常務理事兼事務局長 ) , されていること等の補足説明があっ の資質の向上に関する調査研究協力 大場高志 ( 常務理事 ) , 谷口豊 ( 常務 た。 者会議」の動向などの社会的環境の 2 . 公益社団法人日本図書館協会 理事 ) 変化に鑑み , 日図協として学校図書 列席理事 : 大塚奈奈絵 ( 国立国会図 「会員の種類及び会費に関する規 館職員の問題に今後どう取り組むか 程」第 4 条 ( 個人会員 B 会費 ) お 書館 ) , 小田光宏 ( 図書館情報学教育 について関係部会・関係委員会等に よび第 6 条 ( 準会員の会費 ) に関 部会 ) , 鈴木良雄 ( 専門図書館部会 おいて共通理解を深めるため , 常任 代理 : 渡辺志津子 ) , 高橋恵美子 ( 学 する取り扱いについて 理事会の下に関係者による非公式の 森理事長より , 新年度に入り「公 校図書館部会 ) , 松尾昇治 ( 短大・ 検討会を重ねてきた。このたび , よ 益社団法人日本図書館協会会員の種 専図書館部会 ) り開かれた検討の場とするために 類及び会費に関する規程」 ( 以下「会 列席監事 . 清田義昭 , 土田正 標記検討会を公式の検討会として設 費規程」 ) に基づき , 会員登録を行っ 置する旨の趣旨提案があり , 審議の ているが , 個人会員 B 会費および準 * 理事長挨拶 会員の区分についてその趣旨が徹底 結果 , 異議なく承認された。なお , 常任理事会の議事開始に先立って 参加するメンバーは , 職種のバラン 文部科学省生涯学習政策局の高橋陵 していない状況が起きているため , スを図る必要があるため , 関係者間 子社会教育課課長補佐 , 安村隆博同 B 会費及び準会員の取り扱いについ で検討・調整をすることになった。 局同課図書館振興係長および丹野史 ての申し合わせを作成することが提 案された。会費規程上 B 会費につい 4 . 委員会委員等の承諾 教同局情報教育課課長補佐が来訪さ ( 1 ) 理事の交代 れ , 新任および異動の挨拶が行われ ては , 「非正規雇用又は無職である 以下の理事交代について了承した。 者」と規定しているが , B 会費を設 新任 : 大塚奈奈絵 ( 国立国会図書 定した趣旨は , 昨今の雇用環境の劣 * 協議・報告 化により , 日図協に加入したくても 退任 : 佐藤尚子 ( 国立国会図書 1 . 国際図書館連盟 (IFLA) アジ 困難な図書館員等が増加しているこ 館 ) ア・オセアニア分科会ウインター とに鑑み , 公共図書館・学校図書館 ②委員会委員の交代 等で働く非正規雇用職員を想定した ミーティンクについて 以下の委員会委員について承認し 山本副理事長より , 日本図書館協 ものである。しかし , 現実には非正 規雇用職員の定義が難しいことなど 会 ( 以下「日図協」 ) の推薦で IFLA ア ・図書選定事業委員会 ジア・オセアニア地区常設委員会の から , 年収入による基準も考慮する 退任 : 村上さっき セクレタリ ( 事務局長 ) を務めている 必要があること , さらに , 社団法人 ・児童青少年委員会 の会員は , 会費を払って法人の運営 長塚隆氏から , アジア・オセアニア 退任 : 大場悦子 ( 葛飾区立上小 地区委員会の会議を日本で行いた を支えることが第一義であり , 会費 松図書館 ) に見合う見返りを得るということだ い , ついては IFLA メンバーである 飛田由美 ( 国立国会図書 けではなく , 会員が会費を払って協 日図協に共同開催をお願いしたいと 館国際こども図書館 ) の申し入れがあった旨説明され , 審 会の活動に参加し , 社会に貢献する 議の結果 , 日図協は現在 , 財政再建 という発想に転換していかなければ 5 . 後援名義等の応諾について 中でありこのような国際会議の共催 ならないこと , 等が議論され , それ 以下の後援名義について承認した。 国になる財政的余裕はないが , IFLA らの観点から本件「申し合わせ」を ・第 65 回北日本図書館大会福島大 会・第 12 回福島県図書館研究集会 加盟国としての重要性に鑑み , 現在 作成することについて異議なく了承 ( 福島県公共図書館協会 ) の日図協の財政状況で可能な範囲内 された。ただし , 文章表現について ・平成 26 年度第 68 回「児童福祉週 で受託することについて異議なく承 はそれらの観点が明瞭になるような 間」 ( 厚生労働省雇用均等・児童家庭 文案にすることとし , 修正案をメー 認された。なお , 開催予定時期は 局育成環境課 ) 2015 年 2 月 9 日 ~ 11 日で , うち初め ルで照会し確認することとされた。 ・第 12 回家の光読書ボランティア養 の 2 日間は同委員会の会議とし , 3 3 . 学校図書館職員問題検討会の設 0

4. 図書館雑誌 2014年05月号

図書館雑誌 vol. 108 , N 。 .5 353 3 監査報告書 ( p. 370 ) 2013 年度公益社団法人日本図書館協会 4 公益社団法人日本図書館協会幻 14 年度事業計画 ( p. 371 ー 373 ) 第 4 回・第 5 回理事会 , 第 2 回代議員総会 5 公益社団法人日本図書館協会 2014 年度正味財産増減 配付資料 予算書 ( p. 374 ー 377 ) 6 公益社団法人日本図書館協会 2014 年度における役員 1 特例社団法人日本図書館協会 2013 年度事業報告 ( p. 353 等の報酬等について ( 掲載省略 ) 7 資金調達及び設備投資の見込み ( 掲載省略 ) 2 特例社団法人日本図書館協会 2013 年度決算 ( p. 357- 8 理事候補者の略歴 ( 掲載省略 ) 9 第 100 回全国図書館大会について ( 掲載省略 ) テーマ , 概要を策定し , 会場を確保した。 日程は 2014 年 10 月 31 日および 11 月 1 日。場所 : 明治 大学駿河台校舎 ( 東京 ) 。 組織委員会 , 実行委員会の準備。 ・研究集会等の開催 公共図書館全国研究集会 ( 公共図書館部会 ) < サービス部門 , 総合・経営部門合同 > はじめに 日本図書館協会 ( 以下「日図協」 ) は , 1892 年の創立以来 テーマ : 図書館サービスのこれから一情報と交流の 一貫して図書館振興をとおして我が国の文化の進展及び 拠点をめざして一期日 : 2013 年 10 月 24 , 25 日場 学術と科学の振興に力を注いできた。そして図書館は 所 : 山形県村山市参加者 : 376 名 年々充実し , いまや公共図書館約 3 , 250 , 大学等図書館約 大学図書館研究集会 ( 大学図書館部会 ) 1,700, 学校図書館約 39 , 000 , 専門図書館約 1 , 700 を数える 国公私立大学図書館協力会と共催テーマ : 大学図 に至ったが , 近年 , 特にバブル崩壊以後 , 財政状況の悪 書館の未来期日 : 2013 年 10 月 31 日場所 : パシ 化が続き , 少子高齢化 , グローバル化 , 若者の活字離れ フィコ横浜参加者 : 232 名 短大・高専高書館部会ワークシ , プ ( 短大・高専図 等々といった社会情勢が図書館に大きな影響を及ばし , 多くの課題を抱えている。 書館部会 ) このような社会情勢を踏まえ , 社会貢献を一層強力に 国文学研究資料館見学と情報交換期日 : 2013 年 12 進め , 課題解決に資するべく , 日図協は数年来公益社団 月 6 日場所 : 立川市参加者 : 11 名 第 42 回学校図書館夏季研究集会 ( 学校図書館部会 ) 法人化をめざして準備を進めてきたが , ようやく 2014 年 1 月 21 日に公益社団法人として再出発することができた。 テーマ : 授業づくりと学校図書館一学校司書の役割 この間の会員の皆さんのご支援とご協力 , 並びに関係各 を考える一期日 : 2013 年 8 月 8 日 , 9 日場所 : 横浜市開港記念会館参加者 : 113 名 方面のご支援に感謝申し上げる。 学校図書館部会近畿プロック集会 ( 学校図書館部会 ) 2013 年度は 2013 年度から 2015 年度にかけての中期財政 テーマ : 今こそ考えよう学校図書館一学校図書館法 再建計画 ( 改訂 ) の途上にあり , 部会 , 委員会活動その他 日図協の活動全般にわたって財政面で相当の制約がある 成立から 60 年一期日 : 2013 年 11 月 10 日場所 : 灘 なかで , 会員や関係者の努力と協力により , 以下の活動 中学校・灘高等学校大講義室参加者 : 85 名 学校図書館部会・図書館学教育部会合同研究集会 ( 学 を展開し , 大きな成果をあげてきた。その結果について 校図書館部会・図書館学教育部会 ) 報告する。 テーマ : 「学校司書」のちからを考える期日 : 2013 年 12 月 14 日場所 : 日本図書館協会参加者 : 65 名 Ⅱ . 2013 年度 ( 2013.4. ト 2014.1.20 ) の主な事業の実施状 図書館学教育部会特別講演会 テーマ : 「知のひろば』の著者が誘う欧州図書館紀行 1 . 公益目的事業 期日 : 2013 年 5 月 30 日場所 : 明治大学和泉キャン ・第 99 回全国図書館大会福岡大会の開催 パス参加者 : 138 名 テーマ : あなたの未来を開く図書館期日 : 2013 年 図書館学教育部会 2013 年度第 1 回研究集会 11 月 21 , 22 日場所 : 福岡県福岡市参加者 : 1 , 527 テーマ : 司書課程における図書館実習の位置づけ 期日 : 2013 年 5 月 30 日場所 : 明治大学和泉キャン 名 ・第 100 回全国図書館大会の企画及び準備 パス参加者 : 18 名 ー 356 ) 369 ) 特例社団法人日本図書館協会 2013 年度事業報告 ( 2013.4. ト 2014.1.20 ) 況 ( 1 ) 講座・セミナー・育成

5. 図書館雑誌 2014年05月号

355 図書館雑誌 V 。 L108 , N 。 .5 予定。 10 月 23 日 ~ 25 日出席者 : 理事長以下 3 名 「日本目録規則 1987 年版改訂 3 版』の改訂継続 ( 目録委 ・被災地支援 東日本大震災復興を支援する団体や事業等との情報 改訂作業を継続 共有や連携支援復興支援団体との情報交換会 3 回 , 「基本件名標目表第 4 版』追加案の検討継続 ( 件名標目 岩手・宮城・福島県立図書館担当者の情報交換会を 委員会 ) 1 回開催した。 追加項目検討を継続。 ・図書館関係資料室の運営 2 . 収益目的事業 日本図書館協会内に設置されている「図書館の図書 ・日本図書館協会施設の貸与。 館」の運営体制の整備。 ( 3 ) 図書館振興 3 . 管理運営活動 ・政策提言に関する事業 ・公正・透明な管理運営体制の確立 図書館白書の刊行の検討 ( 担当常務理事 ) 常務理事会 , 理事会・評議員会・総会において , そ 日本の図書館の現況をコンパクトにまとめた報告書。 れぞれ , 適切で透明な運営体制を確立した。特に常 将来の刊行に向けて検討を継続。 務理事会のガバナンスを確保するための役割分担等 「中小レポート」の検証 ( 図書館政策企画委員会 ) 工夫した。法人運営上の管理運営体制と事務局体制 「中小都市における公共図書館の運営』 ( 1963 ) が出 の有機的な連携・協力体制を図った。 されて 50 年になるのを記念して , 全国図書館大会第 ・健全な財政基盤の確立 11 分科会を設定し , 今日的意義を検証した。期日 : 財務状況を常に確認し , プライマリーバランスに基 2013 年 11 月 22 日 づく財務運営を徹底した。 「望ましい基準」の普及 ( 図書館政策企画委員会 ) 財産の管理・運用について , 理事の職務分担・役割 活用の手引きの編集と並行して , 各地の研修会や会 分担の適切性を徹底し , 公益法人会計水準の適用を 員のつどい等で説明。 徹底した。 学校図書館専門職員像について協議 ( 担当常務理事 , 情報開示を推進した。 関係部会 ) ・公益社団法人移行認定申請を 2013 年 8 月 8 日に提出し , 学校図書館専門職員像について協議検 = 寸する場のあ 2014 年 1 月 20 日に認定された。 り方について , 第 2 期プロジェクトの設置等も含め て , 学校図書館部会及び図書館学教育部会の代表並 [ 資料 1 ] 会員現数 ( 2014 年 1 月 20 日現在 ) びに担当常務理事等で協議。 ・個人会員 : 3 , 933 「学校図書館法の一部を改正する法律案 ( 仮称 ) 骨子 ・施設会員 : 2 , 292 (A : 78 B : 681 C : 911 ) 案」に対する要望 ( 常務理事会 ) ・賛助会員 : 56 件 134 ロ 2013 年 11 月 7 日に成案をまとめ , 衆議院法制局及び ・購読会員 : 22 関係団体に送付。 「中沢啓治著「はだしのゲン』の利用制限について ( 要 [ 資料 2 ] 出版物一覧 ( 2013 年 4 月 ~ 2014 年 1 月 20 日 ) 望 ) 」 ( 常務理事会 ) < 定期刊行物 > 2013 年 8 月 22 日 , 松江市教育委員会に要望書を提出。 ①機関誌「図書館雑誌』月刊 B5 平均 64P 8000 部 ・図書館運営・図書館施設・専門研修等に関する相談 980 円 ( 5 , 8 , 12 月 : 138 円 ) ( 107 巻 4 号 ~ 108 巻 1 号 ) ( 各委員会 ) ②「現代の図書館』季刊 B5 平均 64P 278 部 1365 簡易な問い合わせは日常的に事務局が対応。委員会 円 ( 51 巻 1 ~ 4 号 ) 対応が必要な相談は年間数件。 ③「日本の参考図書・四季版』季刊 B5 平均 52P ・日本図書館協会建築賞 ( 施設委員会 ) 2420 部 600 円 ( No. 187 ~ 189 ) 第 29 回日本図書館協会建築賞の選考をすすめ , 2013 < 単行書等 > 年度全国図書館大会 ( 福岡 ) で表彰。 ・新刊 ( 10 点 ) ・図書館記念日・図書館振興の月ポスター頒布 ①図書館実習 Q & A 川原亜希世ほか著 B5 97P ・国際交流 ( 国際交流事業委員会 ) 1000 部 1600 円 4 月 25 日刊 IFLA シンガポール大会への参加 ②ばくは , 図書館がすき漆原宏写真集 A5 横 87P 期日 : 2013 年 8 月 17 日 ~ 23 日参加者 : 約 40 名 10 開部 2800 円 4 月 30 日刊 日韓交流 ③インターネットで文献探索 2013 年版 (JLA 図書館 韓国図書館大会第 50 回大会への出席期日 : 2013 年 実践シリーズ 7 ) 伊藤民雄著 B6 197P 2 用部 188 員 リし 0 = ロニ =

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図書館雑 誌 Vol. 108, No. 5 335 日本図書館協会東海地区会員のつどいを開催して 新海弘之 「日本図書館協会東海地区会員のつどい」は愛 知 , 岐阜 , 三重 3 県の選出の評議員 ( 代議員 ) や会 員有志からなる「日図協東海地区会員のつどい実 行委員会」が主催し , 日本図書館協会と愛知図書 館協会の共催 , 岐阜県図書館協会と三重県図書館 協会の後援により , 287 年から始まり , 今年 ( 2014 年 ) が第 8 回となりました。 これまでの開催テーマ 第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 5 回 第 6 回 第 7 回 第 8 回 「これからの図書館像』と日本図書館協会の役割 様々な立場で図書館を支える人たちの「働き」を考える 地域の図書館の現状報告 図書館が支える様々な読書 地域での JLA 活動一組織 , 会員 , 研修一 東海 3 県の図書館から 日本図書館協会の現在 学校図書館の現状と課題を考える 第 8 回は 2014 年 2 月 23 日 ( 日 ) に , 学校図書館 法改正の議論に合わせて「学校図書館の現状と課 題を考える」をテーマとし , 日本図書館協会理事 長森茜氏の講演により学校図書館法の改正議論や 司書教諭と学校図書館司書との関係等学校図書館 の置かれている現状と課題を確認したのち , 3 題 の事例報告に移りました。 ①「学校図書館の現状と課題について」 ( 豊田市 中央図書館・小山幾子氏 , 豊田市学校図書館司書・竹内 純子氏 ) では , 豊田市の小学校の学校司書の活動 と中央図書館の連携について報告があり , 教員の 公共図書館への配属によるメリット , 学校司書が 配置されることによる図書館の変化等が報告され ました。②「岐阜県高校図書館の現状と課題」 ( 岐 阜県立恵那高校・渡辺基尚氏 ) では県司書職員の高校 図書館配置による問題点 , 特に教員との関係や司 書の研修体制 , 予算等について報告がありました。 ③「三重県の学校図書館現状と課題」 ( 三重県立伊 勢まなび高校学校司書・西岡博子氏 , 三重県立松阪工業 高校学校司書・海上和美氏 ) では三重県の学校への 司書の配置および三重県のいくっかの市町の取り 組み状況について報告されました。 参加者は 37 名と , 例年に比べ若干少なかったも のの , 会員に加え学校関係者の方の参加もあり , 会場から多くの質問や感想が寄せられ , 熱心な討 議が行われました。 討議では , 主に学校司書の雇用問題 , 教員・司 書教諭と学校司書との関係 , 市町村における格差 ( 予算規模 ) , 公共図書館による支援 , 県のイニシア チプ , 今後の法整備等が論点となりました。 さて , 日本図書館協会が公益法人化され , 従来 の会員全体が対象となっていた「総会」がなくな り , 図書館大会の会期中に " 会員のつどい " が開 催されるようになりました。またいろいろな地域 で " 会員のつどい " が開催されています。例えば こうしたスポットの会員活動についても , 企画書 審査等を踏まえたうえで , 一定の要件を満たせば 補助金のようなものの支給対象となれるような仕 組みが今後できないものでしようか。財政難は承 知の上でご検討をお願いいたします。 実行委員会は特段の予算を持たないため , 委員 はもちろんのこと , 講演者も事例報告者の方々も 皆さん手弁当でご協力をいただいています。 PR も 共催者・後援者の協力とルートをたよりに行って きました。そんな状況にもかかわらず , この " っ どい " では毎回 , 講演者・報告者のみなさんお忙 しい中 , しつかり準備され , 詳細なレジメととも に充実した発表をしてくださいました。そしてそ れが会場に伝わり熱心な討議につながっていく。 そんなかたちですべての参加者の皆さんの「志」 に支えられて 8 年間開催を続けることができまし た。この場を借りて , これまでご協力くださった すべてのみなさまに心から御礼申し上げます。 ( しんかいひろゆき : 愛知県立大学学術研究情報センター ) CNDC 9 : 010.6 BSH : 日本図書館協会 ]

7. 図書館雑誌 2014年05月号

388 図書館雑誌 2014.5. 関口礼子学校図書館 761 p8 ト 82 2014.3 選定図書速報 2896 ー 2897 日本図書館協会 ・国立国会図書館 単行書紀要掲載論文 外国の立法立法情報・翻訳・解説 240 ー 258 国立 国会図書館調査及び立法考査局 Ⅷーー報告書・資料集・論文集など レファレンス 713 ー 757 国立国会図書館調査及び立 インデックスその作り方・使い方緒方良彦産業 法考査局 能率大学出版部 : 東京 1986.11 242P 20cm 007.53 ・館報ー公共図書館 生涯学習基盤経営研究第 38 号 2013 年度東京大学 はと笛弘前市立図書館報 326 弘前市立図書館 大学院教育学研究科 : 東京 2014.3 74P 26cm 010.4 図書館だより 296 北茨城市立図書館 自由が丘産能短期大学における司書養成教育の歩み 花さき山筑西市立明野図書館館報 320 筑西市立明 自由が丘産能短期大学 : 東京 20142 82P 26cm 010. 野図書館 知識は旅をする千葉県立東部図書館だより 49 千 図書館学基礎資料第 11 版今まど子編著樹村房 : 葉県立東部図書館 東京 2013.5 138P 20cm 010.7 ひばりいなぎ図書館だより 93 稲城市立図書館 日本図書館協会中堅職員ステップアップ研修 ( 1 ) 資料 図書館だより 94 武蔵野市立図書館 2013 年度日本図書館協会分類委員会 : 東京 2013.9 1 図書館だより 83 沼津市立図書館 冊 30cm 010.7 ひまわりだより貝塚市民図書館だより 301 貝塚市 東北に , よりそって東日本大震災被災者支援活動 民図書館 シャンティの取り組みシャンテイ国際ボランティア : 図書館だより 107 ー 108 四条畷図書館・田原図書館 東京 [ 2014 ] 23P 21cm 013 ムクムク 350 ー 351 四條畷市立四條畷図書館 日本十進分類法新訂 10 版改訂試案集日本図書館 しずく通信猪名川町立図書館だより 119 猪名川町 協会分類委員会編日本図書館協会 : 東京 2014.3 95P 立図書館 しずくつうしん for KID'S 59 猪名川町立図書館 30cm 014.45 図書館のこと , 保存のこと竹内悊・梅澤幸平けや としよかん通信 240 久留米市立中央図書館 き出版 : 立川市 2011.5 61P 20cm ( 多摩デポブック 佐賀市立図書館だより 101 佐賀市立図書館 レット ) 014.6 島の根 50 鹿児島県立奄美図書館 現在を生きる地域資料利用する側・提供する側芳 ・館報一学校図書館 , 大学図書館 賀啓けやき出版 : 立川市 2010.11 55P 20cm ( 多摩 山陽学園図書館新聞 140 山陽学園図書委員会 デポブックレット ) 014.72 図書委員会ニュース 6 山陽女子中学校・高等学校図 地域資料の収集と保存たましん地域文化財団歴史資 書委員会 料室の場合保坂一房けやき出版 : 立川市 2009.9 東北文教大学・東北文教大学短期大学部図書館報 4 51P 20cm ( 多摩デポブックレット ) 014.72 東北文教大学・東北文教大学短期大学部図書館 多摩を歩いて三七年半街 , 人 , 暮らし , そして図書 図書館だより 149 日本女子大学図書館 館山田優子けやき出版 : 立川市 2012.5 52P 20cm 大阪大学図書館報 47 ( 2 ー 3 ) 大阪大学附属図書館 ( 多摩デポブックレット ) 0162136 ・協会報 東京子ども図書館のあゆみ設立四十周年記念刊行 らいぶらりあん 5 ト 55 千葉県公共図書館協会 東京子ども図書館 : 東京 2014.1 19 , 5p 22cm 016.28 岡山のとしよかん岡山県図書館協会報 117 岡山県 戸田市子どもの読書活動推進計画第 2 次戸田市立 図書館協会 図書館・郷土博物館 : 戸田市 2014.3 38P 30cm 019 日本農学図書館協議会誌 JAALD 173 日本農学図 「地図・場所・記憶」地域資料としての地図をめぐっ 書館協議会 て芳賀啓けやき出版 : 立川市 2010.10 54P 20cm ・機関誌・団体報 ( 多摩デポブックレット ) 290.38 学校図書館・速報版 1906 全国学校図書館協議会 紙のフ昔小林嬌一新潮社 : 東京 1986.4 242P N I I T 0 d a y 国立情報学研究所ニュース 63 国立情報学研究所 20cm 585 国立情報学研究所年報平成 24 年度国立情報学研究 所 J S T N e w s 未来をひらく科学技術 2014 ・ 3 科学技術振興機構 神資研ニュース 476 神奈川県資料室研究会 7 関 機 報 協 館書 日

8. 図書館雑誌 2014年05月号

平成 26 年度第 1 00 回 全国図書館大会東京大会 2014 10. 31 ( 金 ) ~ 11. 1 ( 土 ) 会場 : 明治大学 分科会企画を公募 / * * * * * 地域の図書館のユニークな活動、新しい試み、市民との連携、地域社会との連携などなど * * * * * * * * * * あなたの図書館の活動を歴史的な場に足跡を残してみませんか * * * * * 全国図書館大会は、 1906 ( 明治 39 ) 年に第 1 回大会を開催し、以来、今年で第 100 回大会を数えます。記念すべきそ の第 100 回大会は、日本図書館協会が公益法人となって初めて迎える大会でもあります。「図書館文化を明日の力に」を 総合テーマに掲げ、市民の力による図書館文化の普及をめざす記念の大会にできればと、気持ちも新たに取り組みます。 その取り組みの一つとして、大会 2 日目の分科会について、主催・共催団体の開催する分科会とは別に、「公募型分科 会」を設けます。全国各地の図書館、団体、グループ等で、多くの人たちにその活動を知ってもらいたいとお考えのか たがた ! 応募をお考えください。ぜひ手を上げてみてください。持ち込まれた意欲的な企画が、全国の図書館関係者・ 図書館利用者・地域の人々を勇気づけることとなるでしよう ! ! * 概要 * 一分科会開催日 : 2014 年 11 月 1 日 ( 土 ) 午前の分科会 : 9 : 00 ~ 12 : 30 、午後の分科会 : 14 : 00 ~ 17 : 30 半日 ( 複数団体実施の場合は 1 日も可 ) ■採択分科会数 : 8 会場 16 分科会程度 ■会場の席数 : 各分科会とも 70 席 ~ 100 席 ■応募資格 : 公共図書館・学校図書館・大学等図書館・専門図書館、またはそれらの図書館で活動するグループ・市民団 体・法人など ■募集内容 : 図書館活動の新たな試み・ユニークな試み・実績ある試み等の活動事例、テーマは市民にかかわる課題で あれば活動対象範囲・活動分野等の制限はありません ・募集方法 : 日本図書館協会ホームページの「公募型分科会」から所定フォームで。締め切り 2014 年 6 月 30 日 ( 月 ) ■採択方法 : 第 100 回全国図書館大会実行委員会に設ける「公募型分科会採択審査会」において審査 審査委員 : 長尾真、糸賀雅児、猪谷千香 ( 交渉中 ) 、岡本真、山本宏義 ■経費等詳細 : 日本図書館協会ホームページ「公募型分科会」参照※順次情報を追加していきますので、必ずご覧ください。 ■問合先メールアドレス : taikai@jla ・ or ・ jp 8 : 30 9 : 00 1 2:00 1 2 : 30 1 7:00 1 7 : 30 1 7 : 45 1 9 ℃ 0 1 9 : 30 1 3 : OO 1 3 : 30 1 4 : 00 懇親・交流会 開会式・記念フォーラム・表彰式 受付・準備等 全体会 1 7 : 30 ~ 1 9 : 00 震災展示・ポスター展示 休憩 1 2 : 30 ~ 14 : 00 協賛展示等 1 0 / 31 ( 金 ) 分科会② 14 : 00 ~ 1 7 : 30 会員の集い 1 7 : 45 ~ 1 9 : 00 分科会① 9 : 00 ~ 1 2 : 30 受付 ( 土 )

9. 図書館雑誌 2014年05月号

図書館雑誌 V01.108 , N 。 .5 3 / 9 ◆◆◆◆◆◆ 2011 年 7 月号 (Vol. 105 No. 7 ) 小特集 = ①指定管理者制度の現在 / ②図書館学教育部会 50 周年・ ・・ 1 , 88 円 2011 年 8 月号 (Vol. 105 No. 8 ) 特集 = 東日本大震災と図書館 ・・ 1 , 337 円 2011 年 9 月号 (Vol. 105 No. 9) 平成 23 年度 ( 第 97 回 ) 全国図書館大会への招待・ ・・ 1 , 008 円 2011 年 10 月号 ( V01.105 No. 10 ) 特集 = 探究学習と学校図書館 ・・ 1 , 008 円 2011 年 11 月号 ( V01.105 No. 11 ) 特集 = 大学図書館 2011 ・ ・・ 1 , 008 円 2011 年 12 月号 (Vol. 105 N 。 .12 ) 特集 = これからの日本図書館協会 3 / 小特集 = IFLA サンファン大会レポート ・・ 1 , 337 円 2012 年 1 月号 (Vol. 106 No. 1 ) 平成 23 年度 ( 第 97 回 ) 全国図書館大会ハイライト ・・ 1 , 008 円 2012 年 2 月号 (Vol. 106 No. 2 ) 特集 = トピックスで追う図書館とその周辺・ ・・ 1 , 008 円 2012 年 3 月号 (VoI. 106 No. 3 ) 特集 = 東日本大震災から 1 年・ ・・ 1 , 88 円 2012 年 4 月号 ( V01.106 No. 4 ) 特集 = 広がりをみせるパスファインダー ・・ 1 , 88 円 2012 年 5 月号 ( V01.106 No. 5 ) 特集 = 打って出る県立図書館・ ・・ 1 , 337 円 2012 年 6 月号 (Vol. 106 No. 6 ) 特集 = これからの日本図書館協会 4 ・・ 1 , 008 円 2012 年 7 月号 ( V01.106 No. 7 ) 特集 = 前進しつづける国立国会図書館・ ・・ 1 , 008 円 2012 年 8 月号 (Vol. 106 No. 8) 特集 = 観光ポータルとしての図書館・ ・・ 1 , 337 円 2012 年 9 月号 (Vol. 106 No. 9 ) 平成 24 年度 ( 第 98 回 ) 全国図書館大会への招待・ ・・ 1 , 88 円 2012 年 10 月号 ( Vol. 106 No. (0) 特集 = 「資格認定」の取り組みー協会認定司書を位置づけていくために 1 , 008 円 2012 年 11 月号 ( Vol. 1 No. 11 ) 特集 = 大学図書館 2012 ・ ・・ 1 , 008 円 2012 年 12 月号 ( V01.106 No. 12 ) 特集 = 教育の未来をひらく学校司書のしごと / 小特集 = IFLA ヘルシンキ大会レポート ・・ 1 , 337 円 ◆ 2013 年 1 月号 ( Vol. 107 No. 1 ) 平成 24 年度 ( 第 98 回 ) 全国図書館大会ハイライト・ ・・ 1 , 開 8 円 ◆ 2013 年 2 月号 ( V 。 1.107 No. 2 ) 特集 = トピックスで追う図書館とその周辺・ ・・ 1 , ()08 円 ◆ 2013 年 3 月号 ( Vol. 107 No. 3 ) 特集 = 東日本大震災から 2 年・ ・・ 1 , 008 円 ◆ 2013 年 4 月号 ( VoI. 107 N 。 . 4 ) 特集 = 図書館をアピールする一調査・研究機能をめぐって・ ・・ 1 , 008 円 ◆ 2013 年 5 月号 ( V01.107 No. 5 ) 特集 = 「図書館の望ましい基準」をどうとらえるか ・・ 1 , 337 円 ◆ 2013 年 6 月号 ( V01.107 No. 6 ) 特集 = 児童サービスの今までとこれから・ ・・ 1 , 88 円 ◆ 2013 年 7 月号 ( V01.107 No. 7 ) 特集 = 日本図書館協会の新たなスタートに向けて・ ・・ 1 , 88 円 ◆ 2013 年 8 月号 ( V01.107 No. 8 ) 特集 = 「中小レポート」 50 年 ・・ 1 , 337 円 ◆ 2013 年 9 月号 ( VoI. 107 No. 9 ) 特集 = 大学図書館 2013 ・・ 1 , 008 円 ◆ 2013 年 10 月号 ( Vol. 107 No. 10 ) 平成 25 年度 ( 第 99 回 ) 全国図書館大会への招待・ ・・ 1 , 008 円 ◆ 2013 年 11 月号 ( V 。 1.107 No. 11 ) 特集 = 学校図書館法 60 周年一今 , 求められる学校図書館職員像・ ・・ 1 , 008 円 ◆ 2013 年 12 月号 (VoI. 107 No. 12 ) 特集 = 公共図書館と電子書籍のいま / 小特集 = IFLA シンガポール大会レポート ・・ 1 , 337 円 2014 年 1 月号 ( V 。 1.108 N 。 . 1 ) 特集 = トピックスで追う図書館とその周辺・ ・・ 1 , 88 円 2014 年 2 月号 ( V 。 1.108 No. 2 ) 平成 25 年度 ( 第 99 回 ) 全国図書館大会ハイライト ・・ 1 , 008 円 2014 年 3 月号 (Vol. 108 N 。 . 3 ) 特集 = 東日本大震災から 3 年・ ・・ 1 , 88 円 2014 年 4 月号 ( Vol. 108 No. 4 ) 特集 = 公益社団法人日本図書館協会スタート ・・ 1 , 008 円 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆

10. 図書館雑誌 2014年05月号

I . はじめに 日本図書館協会 ( 以下「日図協」という。 ) は 1892 年創立 以来 , 一貫して図書館振興をとおして我が国の文化の進 展及び学術と科学の振興に力を注いできた。そして年々 図書館は充実し , その数も増え , 新しい時代に対応した サービスや技術も開発されて , 人々の期待に応えてきた。 しかし一方で国及び地方財政は引き続き厳しい状態が続 いており , また図書館で働く人々 , 特に非正規雇用の 人々の環境は十分とは言えない。そしてまた少子化や高 齢化社会の進行 , 高度情報技術の更なる進展 , 電子情報 の普及 , 若者の読書離れ等々といった社会情勢は図書館 に大きな影響を及ばし , 多くの課題を抱えている。 このような社会情勢を踏まえ , 日図協は , 社会貢献を 一層強力に進め , 課題解決に資するべく公益社団法人と して再出発する準備を進めてきたが , ようやく 2014 年 1 月 21 日に実現した。日図協の活動は多岐にわたるが , 2014 年度は新しい体制のもとで , 世界に向けて日本の図 書館文化を発信することにも留意しつつ , また多くの関 係団体等とも連携・協力しながら , おおよそ次の基本方 針のもとに事業を進め , 人々の期待に応えていきたい。 1 . 基本方針 ( 1 ) 図書館活動の中核を担う図書館員の育成・研修 社会情勢が急速に変化する中で , 館種を問わず図書館 に対する期待も多様化しており , そのような期待に応え , 図書館の活性化を進めるためには , 活動の中核を担う図 書館員の育成が急務である。特に現場では正規雇用職員 が減り非正規雇用職員が増加しているが , 正規・非正規 職員を問わす , 専門的知識・技術の向上を図り , 人々の 知識・情報要求に的確に応えるとともに , 人々の活動を 支援することができるよう多様な研修機会を設ける。 ( 2 ) 図書館振興のための調査・研究およびその成果の 普及と資料収集 高度情報化や電子情報の普及が急速に進んでおり , ま た公立図書館の貸出点数が減少に転じている。また児童 青少年の読書や学校図書館をめぐる状況も変化している。 これら図書館を取り巻く状況を的確にとらえ , 分析し , その成果を図書館振興に役立てていくために , 課題ごと に調査・研究をすすめるとともに , 必要な資料を積極的 に収集する。 ( 3 ) 政策提言など図書館振興のための活動 国や地方公共団体などが提起する図書館政策や , 障害 者の権利条約の国内発効など図書館を取り巻く諸条件の 変化に対して , 図書館利用者である市民の立場 , あるい 公益社団法人日本図書館協会 2014 年度事業計画 図書館雑誌 VOL108 , No. 5 37 ノ は図書館で働く者の立場から , パプリックコメントの機 会やその他適宜・適切に政策提言や意見表明を行い , 図 書館振興に資する。 2 . 重点事業 ( 1 ) 第 100 回全国図書館大会の開催 第 18 回という節目であるばかりでなく , 公益法人とし ての新たな出発を期する大会として , 市民および図書館 関係各界の協力を得て開催する。そして①市民がより身 近に感じ , 図書館へのイメージを変える②世界へ向け て日本の図書館文化を発信する③活力ある地域社会を 創出する図書館をつくる④学術 , 教育 , 市民生活の核 となる図書館をつくる⑤読書と情報文化を豊かにする 大会とすることをめざす。 ( 2 ) 日図協創立 130 年をめざして , 今までの総括と検討 に着手 現在 , 日図協創立以来 123 年目を迎えているが , きたる 130 年を目指して , 今までの歩みと活動の総括と今後のあ り方の検討に着手する。あわせて , いままで築いてきた 『図書館雑誌』『現代の図書館』『日本の図書館』『図書館 年鑑』『図書館白書』等々の財産について , 今後のあり方 やアーカイプ化等について検討を始める。 ( 3 ) 日本図書館協会認定司書の普及・拡大 図書館活動の中核をなす司書の社会的地位の向上と司 書の能力の向上をめざして図書館の発展に資することを 目的にして設けられた認定司書制度をさらに充実・発展 させるために , 認定司書の働きぶりを紹介したり , ロゴ マークを作成するなど制度の普及・拡大に努める。 ( 4 ) 「望ましい基準」の普及 2012 年 12 月に「図書館の設置及び運営上の望ましい基 準」が告示されたが , 全国の図書館において , この基準 に示された内容を具体化し , 市民の期待に応える図書館 をつくり上げることができるよう , その普及に努める。 普及にあたっては , 日図協が作成した「図書館の設置及 び運営上の望ましい基準活用の手引』を活用する。 Ⅱ . 公益目的事業 1 . 講座・セミナー・育成 ( 1 ) 第 1 開回全国図書館大会の開催 公益法人として最初の大会であり , 第 18 回の記念すべ き大会でもあるので , 多くの市民の参加と図書館関係各 界の協力による大会とする。 期日 : 幻 14 年 10 月 31 日 , 11 月 1 日場所 : 明治大学 ( 東 京 ) ( 2 ) 研究集会等の開催 ①公共図書館全国研究集会 ( 公共図書館部会 ) 総合・経営部門期日 : 2014 年 10 月 9 日 , 10 日 所 : 高崎市テーマ : 未定 ②大学図書館シンポジウム ( 大学図書館部会 ) 場