AI . それはね、実は地球が生きているから。 地球は、あるときは怒り、あるときは笑い、あるときは泣き、あるときは、悩んでいるんた。 つまり、皆と一緒だね。 A2. いまから約 46 億年前に原始地球が誕生したんだよ。地球にも赤ちゃんの頃があったんた。 こんべいとうのようにゴッゴッした形をしていたんだ。その頃は水蒸気やいろんなガスに包まれて いた。央山から吹だした水蒸気が、上昇し、雲ができて、雨が降り、そして地球のくほみに長い間 水がたまり、できたのが [ 海 ] 。 A3. ニ酸化炭素が地球の大部分を取りまいていたんだ。そのニ酸化炭素がやがて海に溶け出していった。 そして太陽からは有害な紫外線が常に降り注いでいた。でも海の深いところでは、有害な紫外線は 届かす、それでも太陽からの光が届く場所では、藻の祖先によって、光合成が行われていたんだよ。 A4. 太陽からの光を浴びると、 [ 水十ニ酸化炭素 ] は [ 酸素十糖分 ] に変化する。これが光合成。つまり、 光合成により、海の中には酸素が広がっていった。そして、海中に酸素が多くなると、生物が発生し、 その後、海の中から空気中にも酸素が溢れたした。 その結果、有害な紫外線をカットする [ オゾン ] が多くなり、やがてオゾン層ができる。つまり、オソン 層により、有害な紫外線がカットされると、陸の上でも生物が生存できるようになる。 ( いまから約 4 億年前 ) A5. 羊水と海の成分は同し。人間の体も 7 割が水分。同しように地球の 7 割は海、残り 3 割が陸。その 3 割の内、人間が住めるのはほんのわすかだけ。 約 4 億年前に尊い生命が誕生した。偶然による偶然、つまり奇跡の必然性といえる。 海があったから 太陽があったから 地球があったから 僕たち生命は誕生できたんだ。 A6. たくさんの環境問題が取り上げられている中、一つは、砂浜の減少が世界的に問題になっている。 ウミガメが現在、絶滅の危機。世界のウミガメの 7 種類の内、 6 種類が国際自然保護連合会のレッド リストに「絶滅危惧種」として挙げられている。その原因の一つに、ウミガメの乱獲や産卵のために 必要な砂浜の減少が考えられる。これは深刻な環境問題。 この要因には、護岸工事などで河川から流れてくる土砂の絶対量が少なくなっていることや砂浜が 宅地化されたり、道路がてきたり、さらに砂防ダムなどが造られ砂浜が消失していったことがある。 また、地球温暖化による海面上昇も指摘されている。 旧 CC のシュミレーションによる気温の上昇や海面の上昇の予測では、気象庁気象研究所モデルに よると、 20 世紀初頭年に比べ C02 濃度が倍増した場合、海面気温は、日本海で 1.6 度、太平洋沿岸で 1.2 から 1 .6 度、オホーック海で 1 .8 度高くなると予想。海面が 30cm または 1 m 上昇した場合、現存 する砂浜のそれそれ 57 % 、 90 % が消失すると考えられる。 情報提供 : NPO 法人水人サポーターズ ( 気象予報士小川和幸 & 中里尚雄 )