わたしがびつくりしていうと、まじよ子ちゃんがいいます。 あか くろ 「マホちゃんの赤いスカートは、ケチャツ。フスカート、あたしの黒いマント は、おしようゆマントになっちゃったってことなのよ。」 ええつ、ほんと ? あわててスカートをさわってみると、やだ ! うし、うん、これほんとにケチャツ。フ , きいろ ついでに、キャッ , 黄色いポケットは、からしになっちゃってるうー それでね、まじよのおねえさんが、 「ケチャツ。フマホちゃん。」 って、声をかけてつぎつぎにやってくるから、いろんなまじよのおねえさん とおしゃべりできて、とってもたのしかったの。 でも、かえるときこまりました。 こえ ゅび たしかに指がつつこめちゃ 124
だってわたし、まじよの先生にいったんです。 「おうちにかえるから、このスカート、もとにもどしてくださいな。」 「あらら、どうして ? えんりよしなくていいのよ。このままケチャツ。フの おみやげもってかえったら、マホちゃんのママ、きっとよろこぶわよ。」 「そんなことないです。」 ま 、え、子どもにはわからないのよ。」 さ いちねんかん 「そうよ。これがあれば、一年間、ケチャツ。フ買わないですむからとくよ。」王 な き て まじよのおねえさんたちも、 す の やだなあ、こまったなあ。 子 よ じ 「いいわよ。あとであたしのまほうで、もとにもどしてあげる。」 ま ましょ子ちゃんが、こっそりいいました。 よかった。 こ せんせい しいました。
「ええつ、またひみつ ? このあいだのスカートみたいに、しつばいしない でしようね。」 ちょっといやみっぽくにらんだのに、まじよ子ちゃんたらへいきでにこっ としちゃって : 「あはつ、やつばりしつばいしちゃったフ こんどはだいじようぶよ。のそ ま くだけだもん。」 さ 子 王 「のそく ? のそくって、そんなことしていいの。」 な けっこんしき み 「だっておよばれしてないけど、結婚式って見てみたいんだもん。しかたな す の 子 じ 「そ、そうねえ : ま けっこんしき 「いいじゃない。あたしの結婚式には、マホちゃんもよんであげるから。」 「うわあ、わたしもよんであげるわ。」 こ