ーティーをひらくことができます。せつや くパーティーです。」 せんせい まじよの先生が、しつれいなことをいってます。 くち ぎようしつ そんなわるロいうんなら、わたしの教室つかわないでほしいな。 でも : 「あなたたちもいらっしゃいな。見ていっていいわよ。」 きようしつ せんせい って、先生にいわれて教室にはいったら、うわあすてき。 そして、とってもたのしそう , きようしつ 先生もましょのおねえさんたちも、すてきなまほうで、教室をあっという まにかえちゃったんです。 まどはガラスじゃなくて、氷になって、色とりどりのシャーベットやらア イスクリームか、もよ、つに・ でんき ちか こ【くばん 黒板は、まっくらな地下のしよくりようそうこ。電気をつけると、おいし せんせい こおり 120
そうなべーコンやジ = ースが見えます。 つくえやいすは、ウェイトレスのおねえさんやポーイのおにいさんのよう ある ピザにおすしまでのせて、そこらを歩い に、ホットドッグやハン、、 ちゅう たり、宙をとんだり。 「先生、でもホットドッグのケチャツ。フもおすしのおしようゆもありませ ん。」 こえ おお ひとりのまじよがしつもんすると、先生は大きくうなすいて、声をはりあ げていいました。 「そうなのです。そのための子どもです。いまからホットドッグようのケ チャツ。フむすめに、おすしのためのおしようゆむすめになってもらいま しようね。では、まほうのことばをいいましよう。」 「ええつ、な、なに ? 」 せんせい み せんせい 122
わたしがびつくりしていったら、まじよ子ちゃんもいいます。 「ねえ、おさいほうのじゅぎようよ。 にん」よ ほんとです。。フールのヘりにこしかけた人魚の先生が、イソギンチャクみ たいな糸まきを手にもって、ウニのからのとげから、はりを一本ひきぬいて、 にんぎよ 。フールのなかの人魚さんたちにしゅぎようちゅう。 ーティーのときは、うろこにしんしゅをぬいつけるとおしゃれです。もま 子 ちろん、一番ごうかなのは、しんしゆでしつぼをつくること。 力し でも、さくらのかたちにつくった貝がらなんかをつけると、たのしいかんて しになります。モダンなうろこにしたかったら、さんごをつけてもいいで子 じ ま すよ。」 つばいのうろこを、気どっ 9 先生は、しんしゅやヒトデのボタンかざりがい たかんじでうごかしながらお話しています。 せんせい いちばん はなし せんせい いつぼん
「おへそ料理は、えいよういつばい。 結婚して子どもがうまれたら、ど んなにいやがっても、ロにおしこ んで食べさせましよう。」 そういいながら、カミナリの先生 がわたしたちを見たから、キャツ、 たいへん。 またまたにげちゃって : 「まじよ子ちゃん、食べればいいのに。」 ちょっといった、り、 「だってますいもん。」 「ええつ、食べたことあるの 2: 」 けっこん こ こ み くち せんせい 0
「きれいねえ。」 おも わたしとまじよ子ちゃんが、思わすからだをのりだしたときです。 にんぎよせんせい 人魚の先生が、わたしたちに気がついて、あら ? って、かおをしていし ました。 あし 「いら「しゃいな。あなたたちに足のかわりに、し 0 ぽをつけてあげるわ。 ちょうどいいれんしゅうだわ。」 「ええっ , しいです。」 わたしがあわててにげたら、まじよ子ちゃんがわらいながらおいかけてき 0 こ
ます。 「マホちゃんったら、いちど人魚になってみれば しいのに。」 「いや、そんなの。まじよ子ちゃんは ? 」 「いやよ。だってまえにいちどっけたことあるの くろ よ。そうしたら、黒ネコがおさかなとまちがえてかしっちゃったんだも ん。 ええつ、ましょ子ちゃんってそんなことしたの。 うんどうじようみす 運動場の水のみ場のところでは、オバケさんたちがおせんたくのしゅぎよ 、っちゅ、つ。 くろ 黒めがねをかけたオバケの先生が、せつめいしています。 にんぎよ せんせい
だってわたし、まじよの先生にいったんです。 「おうちにかえるから、このスカート、もとにもどしてくださいな。」 「あらら、どうして ? えんりよしなくていいのよ。このままケチャツ。フの おみやげもってかえったら、マホちゃんのママ、きっとよろこぶわよ。」 「そんなことないです。」 ま 、え、子どもにはわからないのよ。」 さ いちねんかん 「そうよ。これがあれば、一年間、ケチャツ。フ買わないですむからとくよ。」王 な き て まじよのおねえさんたちも、 す の やだなあ、こまったなあ。 子 よ じ 「いいわよ。あとであたしのまほうで、もとにもどしてあげる。」 ま ましょ子ちゃんが、こっそりいいました。 よかった。 こ せんせい しいました。
そういって、ドラキュラの先生がわたしたちを見たから、やーん、ここも 「あれつ、まじよ子ちゃんもにげたの ? 」 じよう 「うん。あたし、もうこれ以上やせなくっていいもん。マホちゃんこそ、ちょ うどやせられるチャンスだったのに。」 「まあ、ひどい わたし、ふとってない ! 」 まじよ 0 て、つよがりば 0 かりい 0 ちゃ 0 て ! ク .. きようしつ にねんにくみ わたしの教室、二年二組では、まじよ たちがパ ーティーのひらきかたのしゅ ぎようちゅう。 きようしつ 「この教室のように、古くてきたないお へやでも、まほうをつかってすてきな こ ふる せんせい み 1 19 まじよ子のすてきな王子さま
「オバケのせんたくのコツは、きれいなものをきたなくすることです。きた みすいち ないつぼにどろ水一カツ。フ、ほこり一カツ。フ、クモの巣一カツ。フいれて、 ゴシゴシあらいましよう。」 「うわあ、なんだかあべこべみたい。」 「へーんなの。」 おも 思わすわたしもまじよ子ちゃんもさけんだら、オバケの先生がわたしたち それからパッと目をかがやかせて、 に気がついて、ジロッとにらんで・ 、ました。 うれしそうにいし 「まあ、おせんたくのしがいのある、お洋服 ! みなさんちょうどいいわ。 ようふく あの子たちをつかまえて、お洋服ごとあらいましよう。」 ええつ、いやだあ ! ここもいそいでにげだします。 よ、つふノ、、 せんせい