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検索対象: かぎばあさんのミステリー館
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1. かぎばあさんのミステリー館

ハッヒー・インディアン アメリカ・インディアンの歌 ハ べレ ウィ イエ ヤ ケ カ ナ ナ ウィ モ ケ ノ ネ ロ ( なんどもくリかえし ) くるくるよわる風の歌 アメリカ・インディアンの歌 ナ モャカ ナハ 97 トラモ ナナハ モャカ ナ モャカ カ ナ ハ モャカ ナ ナ モャカ トラバネへネ セ ャカ レ ナ 工イエマツア ナトラモ ャカ

2. かぎばあさんのミステリー館

じゅりあん あなたもかぎっ子だし、樹里安もかぎっ子。楽しい夏休みになりそ うね いく ! おばさんちへ、アメリカへいくー 「やったー はるか 春香のゆめは、こうして、ほんとうのことになりました。 まいにち アメリカへきてからの、うれしい毎日。 おじさんもおばさんも休みをとって、おじさんの運転で、西海岸 のおもちゃのようにかわいい町、カーメルにもいきました。 じゅりあん かいがんいわば 海岸の岩場を走りまわっている野生のリスに、樹里安といっしょ に、ビスケットをあげました。 こ やす まち こ たの なつやす うんてん にしかいがん

3. かぎばあさんのミステリー館

ウインチェスター・ミステリー館のひみつ 三年生の春香には、ゆめがありました。 しゅう アメリカのカリフォルニア州、サンノゼというところに、おばさ としうえ おとこ じゅりあん んの家があって、ひとっ年上のいとこの男の子、樹里安がいます。 じゅりあん めあお 樹里安のおとうさんは、目の青いアメリカ人です。 じゅりあん りようしん 」 ~ ほ , ん 樹里安は、両親につれられて、なんどか日本にきたことがありま いろしろ めおお おとこ すが、色が白くて目の大きい、とてもかわいい男の子でした。日本 語もじようずに話せました。 ねんせい はるか はな じん こ かん こ 」 ~ ほーん

4. かぎばあさんのミステリー館

作者 おわりに ふうがわりな「かぎばあさん」になりましたが、カリフォル = ア州サンノゼにある、 けんぶつ しゅうしてい ステリー・ ハウス」を見物したときには、私も春 州指定の史跡「ウインチェスター おな 香と同じように、もしガイドさんからはぐれたら外へでられなくなるそと、恐れをいだ きました。 やしき それにしても、サラがいくら大金持ちでも、屋敷のあまりの壮大さに、アメリカ人の せいしんりよくかん けたはずれの精神力を感じないわけにはいきませんでした。 じゅんしよく さて、今回の『かぎばあさんのミステリー館』では、潤色してはありますが、歴史上 しゆってんめいじ じんぶっとうじよう の人物に登場してもらいましたので、出典を明示しておきます。 ぞくぞくちょう しゅうちょう ブラック・ホーク酋長は、プラック・ホーク族の族長で、一八三二年に捕らえられた みんしゅう した みみ わたし えんぜっ ときの有名なこの演説は、私たちの耳にも親しいものです。『民衆のアメリカ史』 ( ( ワー ゅうめい こんかい しせき おおがねも かん そと そうだい しゅう ねんと お し わたしはる れきしじよう じん 103

5. かぎばあさんのミステリー館

うで 腕まえで、日本料理を作ってくれたことです。アメリカが舞台だから、日本料理だった のでしよう。 いままでの『かぎばあさんアメリカへいく』などのお話も楽しかったけれど、かぎば あさんは、・ほくらのところへは、世界中のどこへでも飛んできてくれる″たのもしい救 せいしゅ 世主〃なのです。もう一度、「かぎばあさんーのシリーズを読みなおして、かぎばあさん ちょうさ が行った、いろいろな場所を調査したり、どのように登場したかを研究するのも、楽し い読書です。 てんによ もう一編の『三人の天女の物語』は、外国ではなく、″あの世〃の地獄のお話です。 ゅうじよう かぎばあさんのこの紙芝居は、いままでのユーモアいつばいの話や、うれしい友情、 かがみ 悲しいけれど心の暖かくなる話などと、ちょっと違って″心の鏡〃のお話でした。 もうじやせいぜん さいばんかんえんまだいおう 地獄の裁判官・閻魔大王のそばの大きな鏡には、亡者が生前どんな罪を犯したかが写 し出されます。 あくにん 閻魔さまとカイハラという悪人とのやりとりが、人間の生きる道を教えてくれます。 いっぺん ちが よ じごく つみおか きゅう うつ

6. かぎばあさんのミステリー館

かぎばあさんに会えるのだと、心から信じることなのです。 さて、本編の『かぎばあさんのミステリー館』は、ますます、すてきなかぎばあさん ぶたい の登場でした。物語の舞台は、アメリカのサンノゼにある有名なウインチェスター じゅう ステリー館です。南北戦争のとき、ウインチェスター銃で死んだ、何千何万という人々 ふくしゅう のろ ぼ、つれい が、亡霊になって、ウインチェスター家を呪い、復讐のために現われるというのでし そくそく、ぶるるつ、ひんやり、どきどきする舞台です。 めいろ はるかじゅりあん 春香と樹里安は、ミステリー館の迷路に入り、亡霊の世界に踏み込んでしまいました。 ぶきみたつまきおそ 不気味な竜巻に襲われそうになったとき、春香は必死でかぎばあさんに助けを求めてい ました。 「アメリカまで飛んできて、わたしと樹里安を、ここから助けてくださいー なんと、うれしいことに、かぎばあさんが『空とぶ風馬車』に乗って、助けにきてく れました。これは、春香がかぎっ子で、ちゃんとかぎを持っていたこと。そして、春香 が、かぎばあさんは必ずきてくれると、むに強く信じていたからでした。 とくい しかもなお、すてきなことは、春香たちを助けてくれたあと、かぎばあさんが得意の ほんべん こ 155

7. かぎばあさんのミステリー館

てきます。 そして気がつくと、かぎばあさんは『ハッビ ー・インディアン』 、った . り : ト 6 、つ′ のメロディにあわせて、もうでたらめな歌をうたいながら、料理を ならべていたのです。 じゅりあん ) アメリカ生まれの樹里安のために にほ , んり′ト 6 、つり・ きようは、かぎばあさんの日本料理 ) かぎばあさんのミステリー館で はるか ふしぎな本にであった春香ちゃんのために にほんり・よ、つり・ ) きようは、すてきな日本料理 : り・ : よ、つり・ テーブルの上に、料理がきれいにならべられました。 き うえ かん

8. かぎばあさんのミステリー館

) タニツイタネナアナママノホーベン はるかじゅりあん おなかし 、つばいになった春香と樹里安は、うっとりと、かぎばあ ゆき さんの歌に耳をかたむけました。こな雪がちらちらとふってくるよ うすが、目に見えるようです。 だあれも知らない、めずらしいカリフォ がくふ ルニア・インディアンの歌ですから、楽譜 をつけておきましよう。 ー・インディアン』と、春香がき かぜうた いた『くるくるまわる風の歌』も、いっしょ にです。 うたみみ うた はるか こな雪の歌 アメリカ・インディアンの歌 ツイナアナママ / ホ ナアナ D. C. ママノホ アナママ / ホーベン

9. かぎばあさんのミステリー館

じゅりあん と、樹里安がいいました。 かぎばあさんは、まんそくそうにわらって、 り・ト、つり′ 「さあ、おあがり。このごろ、かぎばあさんの料理がむずかしいなん こくさいてき て、いわれてるらしいの。知らないうちに、わたしは国際的なグルメ わしよくみ になっていたんだねえ。それで、アメリカへきたついでに、和食を見 おも ちゃ なおそうかと思ってね。 : : : さて、わたしもお茶をいただこうかしらー かぎばあさんは、ちょこんとこしをかけて、それはおいしそうに ちゃ お茶をすすりました。 ちゃ それにしても、なんておいしい茶きんずしでしよう。カツオのた はるか たきも、舌がとろけそうです。春香がいいました。 した

10. かぎばあさんのミステリー館

ちか りゅう おそいかかろうとする竜のように、首をふり体をくねらせながら くろ たつまき 近づいてくる、大きな黒いもの。 それは竜巻でした。 いつのまにか、カレンとおじいさんのすがたがありません。林ぜ かぜ ひめい んたいが、風にゆさぶられ、悲鳴をあげているようです。 たつまき 竜巻は、こちらへ近づいてきます。 おも はるか 春香は、思わずさけんでいました。 「ああ、かぎばあさん、助けて ! アメリカまでとんできて、わた じゅりあん じゅりあん しと樹里安を、ここから助けだしてくださいー わたしも樹里安も、 かぎっ子なんです ! 」 こ おお ちか たす たす からだ はやし