キャンプ - みる会図書館


検索対象: ふたごの魔法つかいSOS
8件見つかりました。

1. ふたごの魔法つかいSOS

おいかけてきたのは、ヾヾごナごっこ。 「せつかくの楽しいキャンプだろ。みんなで、なかよく、やろうしゃないか。」 のり」 。、ヾは、紀子のとなりに、すわっていった。 紀子は、話す気にならなか 0 た。むりやり、キャンプにつれてきて、しい キャンプだなどとい、フ 、ヾ。、にも、はらかたった。 てんちがわ 紀子は、だまったまま、ものすごい いきおいでながれている天地川を、み つめていた。 き はなび 。、。、は、気げんをとるように、よるになったら、花火をやろうとか、あした さかな は、魚つりをしようとか、話しかけてきた。 なっ じゅう 「夏やすみの自由けんきゅうは、なににするんだ ? 」 ノのおしゃべりに、 のりこ たの のりこ かまんできなくなった。

2. ふたごの魔法つかいSOS

き けた気もちになった。まるで、このキャンプでだけ、親らしくしているよ、フに おも さえ思える。 としゆきかわ 「敏行。川であそば、フせ。」 のりこ としゆき 紀子は、ママにべったり、く つついている敏行を、さそった。 のりこ こめ 「紀子。ついでに、お米を、あらってきてちょうだい。」 ママは、これさいわいと、はんごうを、わたした。 「せんざいは ? のりこ 紀子がいったら、ママはこおりついたよ、フに、目をまるくした。 「せ・ん・ざ・ 「そう。お米を、あら、フんだろ ? 」 「ほんきで、いってるの ? 」 こめ め おや

3. ふたごの魔法つかいSOS

夏やすみの、ある日のことだ。 じかん たいようひかり たい まだ、あさはやい時間。ギラギラともえる、太陽の光をあびて、一台のワゴ ン車が、ハイウェーを、まっすぐ、西にむかっていた。 ンドルを、にぎっているのはヾ。、。 となりで、子どものよ、フに、はしゃ ) しようカく しのりこ ねんせ ) でいるのはママ。そして、うしろのシートでは、小学四年生の紀子と、二年 としゆき 生のおとうとの敏行が、ねむそうな目をして、よこになっていた。 しゃ なっ むりやりのキャンプ ねん

4. ふたごの魔法つかいSOS

「じようだんじゃないよな : のりこ 紀子は、きゅうくつなシートで、ねがえりを、うちながら、ぶつぶっと、つ ぶやいた じかん 「あと、二時間で、つくからな。」 こえ ノノか、げんきな声でいった。 じかん 「二時間もかよ : のりこ しネ / 紀子が、うんざりしたように しゃ おと ワゴン車は、かるいエンジンの音をたてて、とぶように、はしっていた。 かんこうち てんちけいこく 行きさきは、観光地としてしられている、天地渓谷のおくだ。 おも そのときは、このキャンプが、思いもよらない、大しけんに、まきこまれる など、だれも、そうぞうできなかった。 たい

5. ふたごの魔法つかいSOS

もくじ むりやりのキャンプ まほ、つ 2 子どもの魔法つない だい 3 パパとママ大きらい まほ、つ げ・つこ , っ 4 月光のふしぎな魔法 5 われたテテプのつめ たの 6 魔法つないは楽しい のりこ / とりガこまれた紀子 ふうけい あか 8 赤ちゃんのいる風景 なか 9 あらしの中のテント 解説横湯園子 まほ、フ 1 18 108 95 82 69 57 40 24 12

6. ふたごの魔法つかいSOS

うつく たの 「池山家はじまっていらいの、楽しい大イベントを、やるぞ ! 」 のりこ ヾヾは、紀子たちを、テレビのまえに、あつめていった。そして、むりやり としゆき ころごろと、まるでミイラ に、紀子もママも敏行も、ねぶくろにいれられた。、 のよ、フに、ころかりなから、 ハのえんぜっを、きかされることに、なったの 、ゞ」っつ」。 十 / 子 / : というわけで、しすかな山の中で、二はく一二日のキャンプをするんだ。 おも だいしぜん 美しい大自然にかこまれて、思いきりリフレッシュー ひと ヾヾは、 ) いだしたら、せったいに、やめない人だ。それは、だれもか、 しっている。 のりこ そんなわけで、紀子たちは、一家そろって、とっぜんライトバンに、のるこ とになったのだ。 いけやまけ のりこ やまなか たい

7. ふたごの魔法つかいSOS

のりこ こえ おも 紀子は、すぐにへんじをしなかった。ふたりの声に、「おや ? 」と、思った。 ( ごめんなさい ? かえっておいで ? ) のりヤ」 ハハたちは、紀子が、キャンプのテントから、 かいしているのかもしれない。 こえ 紀子は、たちどまって、しばらく、しっとしていた。そして、声をおしころ して「くくつ。」と、わらった。こころのどこかに、ふくしゅ、フするよ、フな のりこ 気もちか、あった。パパたちを、こまらせてやろうと、紀子はかんかえた。 こえ のりこ あいかわらす、かすかに 、。、パたちの声か、とおくで、きこえていた。紀子 は、へんじをしないまま、こっそり、テントに、むかったのだった。 かわら リ原につくと、テントのちかくで、火がみえた。たき火のちかくで、すわっ としゆき ているのは、敏行らしい のりこ いなくなったわけを、かんち

8. ふたごの魔法つかいSOS

のりこ みぎやま 「紀子 ! ほら、右の山を、みてみて ! 」 こえ とっぜん、ママがまた、うわすった声をだした。紀子は、めんどうくさそう め に、目ごナ・、、フごかー ) た。 たかやまうえ みち 「すごいわねえ。あんな高い山の上まで、道ができてるわよ。」 ま、、フんざりだった。 ママのくだらない話ー 「ママ、すこし、しずかにしてよ。」 のりこ め 紀子は、だるそ、フに、目をつぶった。 りよこう き のりこ はじめから、紀子は、この旅行に、のり気ではなかった。 き おととい 、 ) ) ごしたこと いつものように、気まぐれなパパが、とっぜん かいしやひと だ。たぶん、 テントだとか、ね ハの会社の人の、えいきようにちかいない。 どうぐ ぶくろだとか、キャンプようの道具を、いつべんに、かいこんできた。 はなし のりこ