世界の傑作機 預削Ⅲ羅 S N022 がら月刊となリましたこの 「世界の傑作機」一一は引第 2 次大 、戦から現在に至るまての各国有 名機を 1 機 1 冊に特集するユニ。 ークな雑誌ていマニアのかたが 、一たからはますます好評てす。 F ー 84F / 日 F ー 84F シリース \ 300 ー式戦闘機「隼」 A ー 4 スカイホーク V230 No. 引 Y270 No 引 No ー RepubIic ド -84 ド R ド・・ 84 ド Series Mc い onnel [)ouglas A-4 Skvhawk Nakajima A ロれ、 Tvpel Fightf'1 、 Ha 、 abusa 「紫電」と「紫電改」 NO. 62 / 、インケノレ H 引凵 Y230 No. 32 」 u 87 シュッーカ No 2 V270 Y300 Heinkel 日 e111 Junkers Ju87 Stuka Kawanishl 、 a い intercepter Shiden Shidenkai No. 63 ロッキード F ー 80 / T ー 33 \ 300 スピットファイア Mk. I ~ XM V270 No. 33 F ー田 5 サンダーチーフ \ 270 No. 3 Lockheed F -80 - T -33 Sh00ting star Supermarine Sp1tfire Mk.l—X\'l く新版〉 ト、日 . RepubIic ド -105 Thunderchief N 。 64 一〇〇式司令部偵察機 \ 300 三式戦闘機「飛燕」 V270 Y270 No. 34 P ー 39 工アラコフラ No. 4 Mitsubishi Type 100 Con. Recon. Plane Bell P ー 39 Ai1 ・ acobra Kawasaki Armv Tvpe3 Fighter Y250 Y430 No. 35 F-4A,B,G,J ファントム II No. 5 F 4 U コ丿レセア N065 サープ 35 ドラケン V300 Mc l)onnell l)ouglas ドー 4A B G J ( 時大号 ) Vought F4U' Corsair Saab 35 Draken 300 フォッケウノレフ Fw 円 0 N 。 .36 五式戦闘機 No. 66C - 47 スカイトレイン零式輸送機 Y300 Y300 No. 6 DougIass C - 47 Sk 、・ train Focke \\ulf ド W190 Kawasaki Arm 、 , ・ pe5 円・ 「雷電 Y250 \ 270 No. 37 F ー 4 スターファイター No. 7 No. 67 S ー 2 トラッカー \ 330 G rummah S -2 Tracker Mitsubishi lntercept( 、 r Raiden Lockheed ドー 104 Starfight€*1 ・ No. 68 ニ式飛行艇 Y300 V270 P ー 38 ライトニング No. 8 N038 \ 330 メッサーシュミット B f Ⅱ 0 Kawanishi Type2 Flying-Boat Lockheed P - 38 Lightning :lesserschmitt B 冂 10 セスナ T ー 37 / A ー 37 スピットファイア Mk. 期 ~ 24Y270 Y270 No. 69 No. 9 \ 330 No. 39 F ー 86A , E , F セイ / ヾー Supermarine Spitfire NA. F-86A E F Sabre 、 Cessna T ー 37 / A ー 37 No 」 0 零式監と戦闘機ーー ニ型 V270 No. 70 タイフーン / テンベスト \ 330 No. 40 モスキート Y270 Mitsubi.shi Reisen Model 11 ~ 22 DH. Mosquito Hawker Typhoon/Tempest メッサーシュミット Bf 田 9B ~ EY300 F ー 8 クルーセイダー Y270 No. 刀 0 V ー田プロンコ No. 凵 No. \ 330 RockweII lnternational ()V -10 Bronco Messerschmitt B 日 09B ・、 E LTV. F-8 Crusader No. 72 P-61 プラックウイドウ \ 330 No 」 2 S B D ドーントレス V 2 70 \ 270 No. 42 TBF / M アベンジャー Northrop P -61 BIack Widow DougIas SBD DauntIess ・ Grumman TBF Avenger No. 73 F - 86 D / K / L セイノヾ¥ 330 \ 270 No 」 3 P ー 40 ウォーホーク Y270 No. 43 F ー 5 フリーダムファイター North American F ー 86 D/K/L sabre Curtiss P ー 40 Warhawk Northrop F-5 Freedom Fighter No 」 4 ニ式戦闘機「鍾馗」 N 。 .44 艦上爆撃機「彗星」 Y250 Y270 No. Nakajima Army Type 2 Fighter Sh0ki Kugisho Carrier Dive Bomber Suise1 \ 300 No 」 5 P ー 47 サンタ、一ポルト V 300 No. 45 、ラージュⅢ No RepubIic P ー 47 Thunderbolt Dassault-Breguet Mirage Ⅲ No 」 6 F 4 F ワイルドキャット Y230 V300 No. 46 ユンカース」 u88 No. Grumman F4F Wildcat Junkers Ju88 Y270 \ 300 No. 47 H S. / 、リアー No 」 7 メッサーシュミット Me262 No. Messel 、 schmitt Me262 日 S. Harrier No 」 8 A-I スカイレイダー Y230 No. 48 B ー 29 スーパーフォートレス \ 330 No. DougIas A-I Sk 、 'raider Boeing B ー 29 Superforterss Y230 No. 49 富士 T-I V 300 No 」 9 ハリケーン No. Hawker Hurricane N 。 20 四式戦闘機「疾風」 N 。 .50 四式重爆撃機「飛龍」 250 300 No. Nakajima Armv T 、 tpe4 Fighter Mitsubishi Army Medium Bomber Hirvu Y270 300 B ー 24 リべレーター No. 引 No. 幻 No. コンべア F ヨ 02 / F ヨ 06 Consolidated B -24 Liberator GD. Convair F ー 102 / F -106 \ 250 N022 F6F へ丿レキャット 300 No. 52 P ー引 D ~ K ムスタング NO. Grumman F6F Hellcat 、 A. P ー 51 D—K Mustang Y250 No. 53 P ー 2D ~ H ネプチューン N023 F ー 4 E ファントム II V 300 No. McDonneI DougIas F-4E Phantom 日 Lockheed P-21)—H Neptune N024 B ーロフライングフォートレス Y270 No. 54 零式艦上戦闘機五ニ ~ ハ \ 330 No. 亠 = 刑」 Boeing B -17 Flying fortress M1tsubishi Reisen Model 52 ・一 63 230 300 No. 25 A ー 7 コノレセアⅡ No. 55 ミコャン M ー G ー幻 No LTV. A-7 Corsair Ⅱ Mikoyan MiG-21 Fishbed ニ式複座戦闘機「屠龍」 Y270 No. 56 メッサーシュミット Bf109F—K \ 300 N026 No. Kawasaki Army Type2 Two-seat Fighter Toryu Messerschmit Bf109F—K N027 A ー 6 イントルーダー V 230 No. 57 F ー 4C / D / M ファントムⅡ Y450 No Grumman A-6 lntruder McDonneII Douglas F-4CL DLM ( 特大号 ) V 230 V 300 N028 P ー引 A ~ C ムスタング No. 58 B ー 25 ミッチェノレ No. NA. P-51A—C Mustang North American B ー 25 Mitchell \ 230 No 29 No. 59 F 田プードゥー F ヨ 00 スーパーセイバ V300 No NA. F ー 100 Supersabre Mc Donnell F ー 101 V00d00 N 。 .60 ー式陸上攻撃機 N 。 .30 九九式艦上爆撃機 Y230 Y300 No. Mitsubishi Navy Type1 Attack-Bomber Aichi Type 99 Carrier Dive Bomber くおことわり〉諸才勿価の変動によりやむお得ず増刷分の定価を変更するものがあります。 あらかじめご了承ください。 既刊号は全部カラーベージ入リ てす 2 冊に分けた新版も , ス ヒットファイアメッサーシュ ミット Bf109 , 零式艦上戦闘機 , ノースアメリカン、 P ー 51 ムスタン グと全部そういました 9 Fuji T-I
ドイツ軍が戦場に持ちこんだのは、、フライヤ・ この初期のレータ、、一がものをいい レーダー プラウン管にうつったソ連機の大群のエコーを 見るや , ドイツ空軍は直ちに全戦闘機を離陸さ せ , 来襲するソ連機を空中で捕捉 , ドイツ側の 己録では約 40() 機のソ連機を撃墜した。この先制 の一撃で , 南部地区では , 一時的にではあった がドイツ軍が制空権を握り , 以後の作戦に有利 な立場を獲得した。 この戦場上空の制空権に守られたドイツ地上 部隊は , 第 48 機甲軍団のティーゲル重戦車 , ンテル中戦車を主軸に , クルスクに向かって , 南方からその鉄の爪をソ連軍の横腹に食いこま せ始めた。北方戦線で苦闘するドイツ軍とは対 称的に , 南から北へと攻め上げる機甲部隊は , つぎつぎにソ連軍の防衛線を突破していった。 7 月 8 日の朝 , 第 48 機甲軍団の先頭部隊は , ク ルスクまであと 80km のペナ川の南岸に達した。 7 月 8 日 , ハンス・プロイス少尉は愛機 Hs 129 B ー 2 で出撃をくり返した。彼の所属する第 1 地 上支援航空団第 8 中隊は , プルーノ・マイヤー 第 3 機甲師団は 270 両の戦車を破壊されて , 2 , 000 名の兵士が死傷という大損害を , 2 時間連 続の対地攻撃で受けた。第 17 機甲師団は 4 時間 にわたる絶え間ない攻撃がようやく終わったと き , 300 両の戦闘車両のうち 240 両が炎上し , あ るいは天にも届く黒煙を上げるスクラップと化 し , もはや戦闘部隊としての能力を完全に失っ ていた ドイツ空軍先制のパンチ ゲアハルト中尉か機上で聞いた「全戦闘機 , 迎撃せよ」という交信は , クルスクから南へ 150 km にあるハリコフ周辺のドイツ空軍基地のもの であった ソ連空軍は航空作戦の定石どおり , ドイツ空 軍を地上で撃破しようと作戦開始の 7 月 5 日 , ドイツ機が最初の出撃を終わって , 燃料の補給 , 弾薬の積み込みの終わる時間を見はからって , 多数の爆撃機を発進させたのである。ところが , こでドイツ軍にレーダーが装備されていた一 とまではソ連軍も知らなかったのである。 一三ロ 見事命中。もくもくと天に昇る黒煙の彼方を行く戦車は , 敵か味方か。
手中にあった。 が命中したのだ。中隊長シュピールマン大尉は 7 月 7 日 , ポヌイリをめぐる戦闘は最高潮に 重傷を負って脱出したが , 気を失った。操縦十 ドイツ軍は , 第 653 重駆逐戦車大隊を 達した。 と通信員がとび出して , 隊長を戦車の陰にひき 全部出動させる一方 , 15()mm 目走砲、、フンメル " づってくる。巨象は集って円半に並んだ。だが , の第 216 突撃戦車大隊も出撃させて , 沖幕を張 これは更に危険だ。巨象の集団は手負いの象を らせた。目標はポヌイリの丘であった 残して後退したのであった。 ソ連軍の兵力も , ドイツ軍にまけすに強化さ 傷ついたエレファント戦車の救援は , 大隊首 れていた。ロコソフスキー将軍は激戦で消耗し 脳部も , 戦前から頭をいためた問題であった。 つつある第 307 狙撃師団に対し , 強力な援軍を , 巨大な戦友 , ティーゲル I 型戦車は , まだ 18 ト 6 月 6 日の夜送り込んでいた。それは第 5 突撃 ン・ハーフトラックのフアモーで引っはれた。 砲師団 , 第 13 対戦車砲旅団 , 第 11 迫撃砲旅団 , だから 68 トンもある巨象は , 18 トンのフアモー それに第 22 親衛ロケット砲旅団であった。 どうしてもけん引する でも手に負えなかった。 血ぞめの丘 253 高地の激戦は , 同じ戦区のオ 場合は , 2 両の 18 トン・フアモーでやらねばな リホヴァトカの 274 高地とともに , 北方から挾撃 らなかったのである。これは弾丸の飛びかう戦 するドイツ軍の , 運命を決する大戦闘となった 場では , とてもできない芸当であった。 7 月 6 日 , ポヌイリの村が戦いの焦点となっ のである。 ポヌイリの北方に , ソ連軍兵士セードフ曹長 た。その日は空からの支援があった。第 6 航空 の指揮する , ソ連最高司令部予備第 540 軽砲連 団のシツーカ急降下爆撃機であー。た。「キー 隊所属の対戦車砲小隊がいた。かれの小隊は , 「キー」と , かん高い音を立てて , 地上の敵を圧 ドイツ戦車が 2()()m に近すいた時 , 発砲を開始 倒するかのように群がった。 した。先頭の戦車は , グラグラッとして煙につ 第 653 重駆逐戦車大隊を中心に , 第 18 戦車師 つまれた。 2 番目の戦車は炎上した。戦闘は数 団の 3 号 , 4 号戦車をまじえて , ポヌイリの郊 時間つづき , 砲手は正確に , また正しく行動し 外にいた。その東側には , 重要目標となってい ドイツ軍戦車 8 両と約 l()() 名の歩兵を , この る 253 高地があた。ポヌイリは , まだソ連軍の 6 号戦車ティーゲル I 型を牽引するドイツ軍 Sd. Kfz. 9 型田トン牽引車。この牽引車はにシリンダー , 出力 250 田のエンジンを積み , 牽引力も強くて , 56 トンもあるティーゲル重戦車をゆうゆう牽引する事ができた。 ムい第いオ : 32 ー 1
ポヌイリ地区図 オリ ョーノレ 第 41 戦車軍団 フィンランド 第 4 / 戦車軍団 第 46 戦車軍団 ソ連軍主防線 丘 253.5 △ パルト海 ホヌイリ 丘 274 レニングラード △ オリホバトカ ドビナ川 スモレンスク ◎ モスクワ 2 プリャンスク オリョール プリペット川 クルスク ホロネシ サラトフ キエフ - べノレコロド / 、リコフ ドニエプル川 0 ( スターリングラード ) ポルゴグラード ドネッ川 ドニエストル川 アゾフ海 ポルガ川 カスピ海 25
miQiBOH THE GRAPHIC ACTION 0F WORLD WAR ll No. 1 BUNRIN-DO CO ” Ltd. PubI ished by No. 55 , l-chome, Jinbo-cho, Kanda, Chiyoda-ku, TQkyo, Japan. 昭和 49 年 8 月 5 日発行 ( 隔月刊 ) 通巻第 1 号グラフィック アクぐ 昭和 48 年・ 8 月 31 日国鉄首都特別扱承認雑誌 1523 号第 2 次大戦ノヨノ ミニ。ポックスは空との対地も楽しめる靠 0 。レ 72 精密スケルのプラ模型。です。 No. 8 6 号戦車タイガー I 型 \ 200 1 / 72 SCALE 8 トンハーフトラック ( 兵員輸送 ) NO. 日 No. -9 、。、 5 号戦車バンサー G 型ー \ 200 No. 88 ミリ対空砲 \ 200 \ 200 トンハーフ 20 ミリ 4 連装砲 \ 200 フ 37 ミリ対空砲 \ 200 8 トン / 、 No コ 8 NO コ 4 ーゲン & B. M. W. サイドカー \ 0 NO コ 2 キューベルワ ーゲン & No コ 3 シュビムワ ツ・テンクラ ート \ 0 ミニポックスでつくろう クルスク戦のドイツ機甲軍団 ※お買求めは全国デパート・模型小売店 にてお願いします。 ミニポックスは小さな精密派 ミリタリーの新しいかたち ミニポックスは空 ( 航空機 ) との対比 , プラ模型ファンには定評のある航空機 情景も楽しめる 1 / 72 精密スケール。航空 のハセガワが新しく開発したミリタリー 機の主流が世界的に 1 / 72 スケールである ミニポックスとはこのシリーズ モデノレ。 ことは御存知のことでしよう。 ミリタリ の愛称です。小さくても精確さを失なわ ーの新しいかたちとは , まさにこの空と ない本格派として今や多くのファンに人 の組合せによりワイドに楽しさが拡がっ 気。あなたもぜひこのミニポックスでク たことなのです。 ルスク戦を再現してください。 定価 430 円 株 ) 長谷川製作所 静岡県焼津市八楠 1193 の 2 電話 05462 ( 8 ) 8241
ドイツの メルセテス・べンツ製の 5t (Sd. kfz. 6 型 ), 8t(Sdkfz. 7 型 ) , 12t (Sd. kfz. 8 型 ), 及び田 t (Sd. kfz. 9 型 ), など の / 、一フトラック群であった。また , 円 35 年 / 、ノー / ヾ ハーフトラック ー機械会社で開発された 3 t 型トラックの台車を使用 して作られた , ハノマック ( 製造会社名の略称 ) ハー 広田厚司 フトラックは機関銃や対戦車砲を備え , 装甲車両とし て戦闘をも行なった。 ドイツ陸軍の独創になる。機械化師団 ( のちの機甲 この / 、ノマック / 、一フトラックは ( S d. k fz. 2 引型 ) 。 師団 ) , 自動車化師団 ( のちの狙撃師団 ) などで , 電撃 spw=sohützen-panze 「 wagen = 防衛戦闘車両と呼 戦の脇役をつとめた各種の軍用車両も多く , 有名なフ ばれ , 全装甲師団に装備され , 円年ロシア戦線で全 ォルクスワーゲン 82 型 ( キューベルワーゲン ) は , 米 面的に使用され , 大いに威力を発揮した。その後 , 大 軍のウィリスジープにも匹適する程の活躍をしていた 戦全期 , 全戦線で使用され , 作戦には欠かせぬものと し , 各種兵員輸送車 , トラックなど , その種類は , 枚 なった。戦後はチェコスロパキアで引き続き生産 , 使 挙にいとまがない程であった。 用された程の優秀車であった。 こうした中で , キャタピラーと通常車輪を組み合わ その他 , ロシア戦線で重点的に使用された B M W ェ せたハーフトラックは , 歩兵機動力のかなめとして口 ンジンを装備したテマコ 250 型は , い型トラックのシ シアの草原に , 雪原に , アフリカの熱砂の戦線にと広 ャーシを用いた軽偵察装甲車としてテビューし , 終戦 く活躍をした。 迄 , 多くの / ヾリエーションが作られたが , 性能的には 兵員輸送と共に連合軍の戦車キラー 88mm 砲や , 50mm あまりノくッとしなかった。 対戦車砲などの , 砲けん引などに威力を見せたのは , Sd. Kfz./ 、一フトラックの各型 ロ型 ~ 型 砲術射程観測及び弾着観測車両 給型 火炎放射車両 ロ型 20mm 対空砲装備車両 絽型 砲兵観測車両 円型 電話交換車両 20 型 赤外線探照灯装備車両 防空砲兵用車両 幻型 22 型 75mm 対戦車砲装備車両 ※この他 25 レー型の装甲側面に木枠のロケット・ラン チャーを持つものもあり , 随時戦線で改良使用された。 特に初期のものとはいえロケット砲は , スターリング ラードの戦いなどで , 大いに威力を発揮した。 Sd. Kfz. 250 型の各型 250 / ー型 兵員輸送車両 7 型 田 mm 臼砲用車両 2 型 8 型 近接支援車両 電話車両 3 型 無線車両 9 型 20mm 砲装甲車両 4 型 対戦車車両 田型 小隊指揮車両 5 型 監視車両 Ⅱ型 28mm 軽対戦車砲車両 6 型 弾薬輸送車両 に型 観測車両 兵員輸送車両 2 引 / ー型 田 mm 臼砲けん引車両 2 型 3 型 無線車両 4 型 75mm 歩兵砲けん引車両 5 型 修理車両 指揮用車両 6 型 装備修理車両 7 型 8 型 武装救急車両 9 型 近接支援車両 37mm 対戦車砲装備小隊指揮車両 田型 電話通信車両 Ⅱ型 機材運搬偵察車両 貶型 ドイツ軍機械化部隊の兵士。機銃はドイツの誇る MG34 Sd. Kfz. 2 引幻型装甲兵員輸送車上で機銃をかまえる , で , ドラム弾倉を取り付けて車載用としている。 35
によって , クルスク地区の敵兵力を包囲し , 集 中攻撃の過程でせん滅すること』。 ドイツ軍はツイタデレ作戦を実行するために 50 個師団 ( 将兵約 90 万人 , 大砲 , 迫撃砲約 1 万 門 , 戦車約 2 , 700 両 , 航空機約 2 , 000 機 ) が集結 された。西独の歴史家ツェントネルの証言によ ると , ドイツ本国とドイツ占領下の欧州の工業 力が , 可能な限りの一切の物が集められたので ある。 ソ連軍司令部はクルスク付近に , 強力な縦に 深い防衛線を敷いてドイツ軍の攻撃に対抗した。 その防衛線は深さ約 30()km で , 8 段からなって 100 おり , ざん壕と交通壕の延長は約 1 万 km ( モス クワからべーリング海峡までの距離にあたる ) であった。 クルスク突出部のソ連軍集団は , 兵力が 133 万 7 , 000 人あまり , 大砲と迫撃砲 2 万門あまり , 戦車 , 自走砲約 3 , 600 両 , 航空機 3 , 0()0 機以上を 擁していた。そのほかに大本営予備として , ス テップ方面軍を持っていた。ステップ方面軍は 将兵約 58 万人 , 大砲 , 迫撃砲約 8 , 500 門 , 戦車 , 自走砲 1 , 600 両以上と航空機約 400 機を持ってい ドイツ軍の攻撃は 1943 年 7 月 5 日の未明に始
T ー 34 / 76 戦車の援護のもと , 前進するソ連のポロネジ方面軍部隊。 作戦を入念に準備していた。 ドイツ軍の精鋭師 てられたのである。クルスク突出部において , 団が , 間近にせまった攻撃地区に集結をはしめ 積極的防御態勢によって敵の攻撃を失敗させ , た。敵は戦車部隊に特別の期待をかけている。 敵の突撃集団を無力にし , それに続く攻撃への これらの師団には新しい戦車「ティーゲル ( ト 移行によって , 敵を壊滅させるための好条件を ラ ) 」と「パンテル ( ヒョウ ) 」および自走砲「フ 作り出すことを決めた。 ェルディナント ( エレファント ) 」が投入された。 クルスク突出部の防衛にあたったのは , 中央 敵は作戦開始までに 16 の戦車・自動車化師団 方面軍 ( K ・ロコソフスキー将軍 ) とポロネジ を含む , 精鋭 50 個師団を集結させた。作戦実行 方面軍 ( N ・バツーチン将軍 ) であった のために約 90 万人の将兵 , 約 1 万門の大砲と迫 二つの方面軍は 130 万人以上の将兵 , 2 万門の大 撃砲 , 約 2 , 700 両の戦車 , 2 , 000 機以上の飛行機 砲や迫撃砲 , 約 3 , 600 両の戦車と自走砲 , 3,000 が集結されたのだ。 機以上の飛行機を持っていた。これらの方面軍 ソ連軍司令部は敵のもくろみを見破り , 1943 の後方には , I ・コーネフ将軍の強力な戦略予 年夏の最も目的にかなった攻撃計画を立てた。 備軍ー・一一ステップ方面軍ーーが作られた。 この計画は 1942 年夏の苦い経験を考慮の上で立 1943 年の夏までにソ連の軍事力は , 共産党と
2 メッサーシ、ミット Bf 田 9G の編隊。ドイツ空軍の主力戦闘機であった本機は , 第 2 次世界大戦の初期から活躍 , 次次に性能を向上させながら , ヨーロッパの空を敗戦の日まで暴れまわった。 胴体と主翼から爆弾がはなれて落下してゆく。 付け根から外側に向かって三角形に先細りの 地上でチカッと光ってすぐ黒い煙と土砂がわき 特徴ある主翼 , 液冷工ンジン。プロペラ・スピ 起こって来る。大きい黒煙は 250kg, 小さいのは ナーから突き出した機関砲・・・・・・ヤクー 9D だ。す 兵員殺傷用の 50kg 爆弾のものだろう。 でに襲いかかられたシュッーカの何機かが火に ものすごい対空砲火だ。シャワーをさかさに 包まれる。 したように いろとりどりの曳光弾が打ち上げ ゲアハルト中尉は本能的に上方を見た。「い られる。シュッーカの被害が甚大だ。 1 機 , ま た」前方からヤクー 9 戦闘機の 1 隊が猛然と突っ た 1 機と黒煙の尾を引きながら , 地面への最後 こんでくる。胴体の中心と , 向かって右側がチ の旅をつづけるもの , 対空砲火の直撃を受けて , カチカと光った , と見る間に彼の Bf 109 の左側 オレンジの炎のかたまりとなるものか相いつぐ。 を曳光弾が飛び去る。アッというまにすれ違っ とつぜん , イヤフォーンに味方の交信がはい た。と思う間もなく , こんどは後上方からの射 弾が激しくキヤノピーをかすめる。 「南部地区の全戦闘機・・ 「危ない′ ・・・迎撃せよ」 かすかだ。そうか , やつばりソ連機のおでまし ソ連戦闘機のパイロットもめつきり腕をあげ か。ゲアハルト中尉は急いで照準器のスイッチ て来ている。うかうかすると食われる。彼はス を入れる。全機銃は装瞋されている。 ティックをぐっと前に押しこんで降下した。彼 「こちらにも来るぞ」 の B f 109 を追い越したヤク -9D が眼の前に止ま 眼下を茶色つほ。いグリーンの機体が流れるよ ったように見える。ゲアハルトは , スロットル うに横切って行く。 をグイと押してエンジンの出力を上げた。燃料 「敵機だ′ 噴射式のダイムラー ・べンツ DB605A はすぐに る。
ンシ = ル H 引 29B ー 2 の = ンジンと機首を見る。機体も乗員も , ぶ厚 0 、防弾鋼板で保護されて 0 、た。 0 、ざ出撃 , と搭乗員が乗り = むのを整備員が見守る。機首側面の溝 2 本は , 上がロ。叫下が 20 。機関砲の弾丸の通路で , 胴体下に口径 30mm の対戦車砲を積んでいた。 ロシア平原の空の単戈い 川上しげる 「そうだ , あれは半年も前のことだった。おれ は生まれてはしめてこの防弾ガラスから , アフ リカの熱砂と眼を焼きつくすような太陽の光を 見ていたのだ。オープンにでもはいているよ うなあの暑さ。あのころはひどかった。ノーム・ ローン・エンジンが , いつ砂を吸いこんでせき こむような音をたてて停止してしまうか , とひ やひやしてからもう 6 カ月もたつのだ。それに してもひどい戦いだった。稼動率が落ちて , 飛 べる機数が 2 機 , 3 機ということもあった。工 ンジンが敵地上空で止まって不時着して死んだ り , 捕虜になった戦友たち」・ 「こんどは今までと 「しかし」と彼は思う。 このクルスクの平原に , わが軍が集結 は違う。 した航空機は約 2 , 000 機。ここに着くまでに見て 来たあのおびただしい数の戦車 , 全部で 2 , 700 両 プロローグ 1943 年 7 月 5 日の朝 , ドイツ空軍第 1 地上支 援航空団第 8 中隊 ( 8 / sch. GI ) のパイロット , , 、 ンス・プロイス少尉は双発地上攻撃機へンシェ ル Hs129B ー 2 のコクピットにおさまって , 出発の あいすを待っていた 夏とはいっても , 中央ロシアの平原をわたっ てくる風はひんやりと冷たく , 足もとの床に張 られた 1 m の防弾鋼板から , 冷たさがプーツを はいた足に伝わってくる。プロイス少尉はゾク ッと寒さを感してあたりを見回した。側面の装 甲には 6 mm の防弾鋼板が張りめぐらされ , キャ ノピーの枠は 6m 享の鋼鉄板で造られている。 彼は 75m 享の防弾ガラスを通して前方を見つめ 0 38