襟章 - みる会図書館


検索対象: グラフィックアクション 第23号
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1. グラフィックアクション 第23号

SS 警察師団の記章 武装親衛隊の四つめの師団となった第 4 ss 警察装甲擲弾兵師団の前身は , ドイ ツ国内の警察官によって編成 , 発足した 警察師団であった。その警察師団で使用 した言己章がこれである 武装親衛隊の国家鷲章 武装親衛隊の鷲章は国防軍のものと違い , 翼の真ん中が一番 長い。そして , 上着の左腕上部につけられて国防軍と識別さ れた。また , ドクロと組み合わせて帽章としても用いられ , S S を象徴するものであった。 武装親衛隊の襟章 図の右は S S 少尉の階級章である。左は第 7 S S 義 勇山岳師団「プリンツ・オイゲン」の師団標識章で , この様に ルーン文字の SS 記章の代わりに師団標 識を右襟につける場合もあった。図は将校用のもの で , 銀糸で縁取りがされている。 武装親衛隊の袖章 図は武装親衛隊のエリート師団である第 2 S S 機甲師団「ダス・ライヒ」の第一 s s 連隊 「ドイチュラント」の袖章である。 腕上部につけられた S S 鷲 ( わし ) 章と下部につ 白をよしった縁どりがしてあったが , 1940 年以 後は , 下士官および兵の襟章の縁どりは無くな けられた帯状の師団標識袖 ( そで ) 章 , そして , 襟 ( えり ) につけられた S S 独特の階級章などで った。 警察師団の場合 , その初期には特別に 2 本の ある。 S S 鷲章は , その形態がドイツ陸軍 ( 国防軍 ) 棒状のマークが左右の襟につけられ , 階級章は つけられなかったが , 後には廃止されて通常の のものと異なり , その装着部も違っている。陸 襟章が使われた。 軍では右胸ポケットの上部であるのに対し , 武 武装親衛隊の袖章は , 左袖の袖ロより 15cm の 装親衛隊の場合は , 先に述べたように左腕上部 ところに装着され , それぞれの師団を表す師団 につけている。そして , 将校のものは黒地に銀 糸 , 下士官および兵の場合は , 黒地に薄灰色糸 この袖章は将校の場合 , 黒 標識となっていた の帯地の上下に銀の縁線が入り , 銀糸で師団名 でししゅうされていた。 襟章は , 右襟には黒地にルーン文字の S S 記 あるいは連隊名がししゅうされていた。下士官 章か , あるいはそれぞれの師団 , または連隊を および兵の場合は薄灰色であった。 表す記章がつけられ , 左襟には S S 独自の階級 肩章は , 黒地であること以外は陸軍と同じ方 章がつけられていた。しかし , 大佐以上の高級 式であった。しかし , 部のエリート師団では , 将校の場合には , 左右の襟に同形の階級章のみ 初期においてはその師団の頭文字を肩章につけ ることがあった。また , 初期の肩章 , そして , をつけていた。 これらの襟章は , 将校の場合は銀糸で縁どり パレード服の肩章には , 黒と銀色をよしった縁 がされており , 下士官および兵の場合は , 黒と がつけられていた。 親衛隊の襟章 右襟には S S 記章または師団および連隊標識章が用 いられた。左襟は階級章で , 図 ( 右 ) は S S ー等兵の ものである。図 ( 左 ) の S S 記章は黒と白をよった縁 がつけられているので円 40 年以前のものである。し たがって , アドルフ・ヒトラー連隊を表している。 0 80

2. グラフィックアクション 第23号

「 / ヾルジの単い」でア メリカ軍の捕となっ たドイツ兵が , トラッ クで後送されて行くと ころ。はん点迷彩服は 武装 ss の隊員で , 左 の若い兵士の左腕に S s 鷲章が , 、ツキリと見 える。とにかく若 0 、隊 員である。 「パルジの戦い」で捕虜 となった若い武装 ss 隊員。はりつけポケッ トの陸軍型上衣を着用 し , 左腕に ss 鷲章を つけている。 s s 襟章 をつけ , 階級襟章が真 っ黒 , 肩章も細い縁取 りたけであるから S S 2 等兵である。

3. グラフィックアクション 第23号

ナチス武装 S S の警察 部隊。上下の写真は , 共に 8 コ cm 迫撃砲を操 作する警察隊員で , ス チーノレ・ヘノレメットに 国章と警察隊の記章を つけているのカく / 、ツキ リわかる。また , 襟章 を陸軍のものと似たの をつけているところか ら円 40 年ごろの警察隊 であり , この襟章は , 後には通常の武装 S S のものと同じになって し、る イ 3 せ民第 スコダ 3.7cm 対戦車砲 (Pak) 37 を操作する武 &S S 警察部隊の兵士 たち。スチーノレ・ヘノレ メットの側面に国章と 警察隊の記章をつけて おり , ダーク・グリー ンの襟をつけた陸軍型 の上衣を着用している。

4. グラフィックアクション 第23号

武装親衛隊 ( waff つい 将校用の略帽 S S 少佐襟章 将校用のベルト・バックル 戦車大隊指揮官 ( S S 少佐 ) の制服 下級中隊指揮官 ( S S 少尉 ) の制服

5. グラフィックアクション 第23号

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 935 年型フラウン・グレーの上着 下のポケットは斜めにカットされており , 袖には折 り返しがある。襟および襟章の回りに縁取りがあり , 左腕には S S 鷲章をつけている。 武装親衛隊に用いられた陸軍型の上着 上下四つのホケットは , プリーツのついたアウトホ ケットになっている。そして , 襟はダーク・グリー ンとなっており , 陸軍のものと同じであった。 通常軍服 武装親衛隊の初期の通常軍服としては , 1935 年に制定されたプラウン・グレーの制服があっ この軍服の上着は四つボタンの開襟で , パ レード用制服と同しカットであるが , 布地の色 と両肩に肩章をつける点が異なっていた。しか し , 下士官および兵士の場合は若干異なり , ボ タンは五つで , その襟は , 開襟にしても閉して も着用することができた。 1937 年に , 新たにフィールド・グレーの軍服 が制定された。武装親衛隊のフィールド・グレ ーは陸軍のものとその色が少し異なり , やや明 るい色が用いられていた。この上着は 1935 年型 のプラウン・グレーの軍服とほば同し裁断であ ったが , 袖の折り返しは省略されており , また , 前面のボタンは 4 個であったが , 小さなホック で襟を閉しても , 着用することができる点が異 なっていた。 初期にはプラウン・グレーの軍服と同様に 黒と白のよしり織りの縁どりが襟および襟章の 0 0 0 0 0 1 937 年型フィールド・クレーの上着 下のポケットは斜めにカットされており , 円 35 年型 とほば同じデサインである。異なる点は , 袖の折り 返しが無く , 襟を閉じても使用できた。

6. グラフィックアクション 第23号

ドイツのバルカン方面作戦で , ギリシャに対 して勝者となったドイツ軍は , 降伏条件につ へにのぞんだド いての会合を行った。そのロー イツの s s 中将セップ・テートリヒ ( 向かっ て右端 ) 。 ドイツ軍の将官連。中央は軍需相シュペア。 その右 s s の襟章が見える人がクンゼン将軍。 手前はゼップ・テートリヒ S S 大将である。 国防軍は右胸に鷲章 , S S は左腕に S S 鷲章 をつけているのがよくわかる。

7. グラフィックアクション 第23号

やはり「ノヾルジの戦い」で捕虜となったナチス 武装 S S 隊員の 2 人。左は S S ー等兵 , 右は S S 2 等兵で , 共に S S 鷲章を左腕につけて いる。ベルト代わりにヒモを使うなど , ドイ ツの窮乏状況を物語っている。 これも「 / ヾルジの戦い」で捕虜になったナチス 武装 S S 隊員 ( 中央 ) 。 S S の襟章だけハッキ リと見える。向かって右のジープ・キャップ をかぶったアメリカ兵が持っている銃は , ト ンプソン短機関銃である。

8. グラフィックアクション 第23号

< S S ダンマルク部隊のフレデリ ック・フォン・ショルプルク S S 中尉。ダンマルク部隊はデンマー ク陸軍の敗残兵が主で , 四 42 年初 めの時点で 200 人程度であった。 円 43 年にはノノレウェーゲン ( ノノレ ウェー人 ) , ネーテルラント ( オラ ンダ人 ) 部隊と合同して , 第Ⅱ S S 装甲擲弾兵師団が編成された。 円年 5 月から円 42 年 4 月まで , 第 6 S S 山岳師団ノルトの師団長 であったカーノレ・べメ丿レフー / ヾー S S 大佐。黒の S S のパレード用 上衣を着用しており , 右肩のみの また , 襟の 肩章に注意されたい まわりに銀糸のよじりヒモで縁取 りがされており , 将校なので襟章 にも銀糸の縁取りがある。 ロ川引ロ

9. グラフィックアクション 第23号

武装親衛隊の外人部隊の場合 , 左上腕部の S S 鷲章の上に , それぞれの国を示す盾形のマー ク , または国旗をデザインしたマークをつけて いた。 パレード用軍服 武装親衛隊の軍服には , 黒 , プラウン・グレ フィールド・グレー , そして , 白など種々 のものが見られるが , それらのうちで最も強烈 な印象を与えるものは , 黒いパレード用の制服 であろう。 この黒の制服はシングルの開襟 ( きん ) 型で , 4 個のボタンがつけられていた。胸部にはフタ っきのはりつけポケットが左右にあり , 下には 斜めにカットされた優雅なフタつきのポケット が左右にある。フタには , それぞれ小型のボタ ンがついていた。 袖ロは大きな折り返しがあり , 背面はセンタ ーベンツで , べンツの上部両側は小型のボタン で飾られていた このパレード服の特徴は , 右肩のみに肩章が つけられていることである。この肩章は黒と銀 のよじり織りの縁がつけられ , 将校の場合は銀 糸の縁どりがしてあった。同様の縁どりは , 開 襟の襟の部分と襟章のまわりにもついていた。 武装親衛隊の上着の左上腕部には , 必す S S 鷲章がつけられていたがこのパレード服の場 合は例外で , S S 鷲章の代わりに , 白丸に黒の 鉤 ( かぎ ) 十字の , ドイツの国章をつけた赤い腕 章を着用した。 パレード服のズボンとしては , 一般に黒の乗 馬ズボンが着用され , この場合は黒の長靴が用 いられた。通常の黒ズボンには黒靴が用いられ , 夜会の折りには , 白い縁が入った黒ズボンが着 用された。 式典の際には黒の制帽 , または黒の鉄帽を着 用し , 黒のネクタイ , 薄茶のシャッ , そして , 黒革のベルトと言ういでたちであった。将校の 場合は , 白シャツに銀色の礼装用ベルトが用い られた。 武装親衛隊のうちのエリート中のエリート師 団であるアドルフ・ヒトラー師団 ( 第 1 S S 機 甲師団 ) では , 式典の折り特別に , 白い革製の 装具と白手袋 , そして , 白シャツが全員に用い られた。 0 0 0 0 0 0 0 武装親衛隊のパレード用上着 黒色で三つボタンの開襟である。下のポケットは斜 めにカットされており , 袖には折り返しがある。背 面の裾は割れていて乗馬服を思わせる。肩章は右肩 のみにあり , 左腕に国章を巻いて , 袖に師団標識章 をつけている。 0 0 0 0

10. グラフィックアクション 第23号

ノルウェー S S 義勇兵 の活躍。田 . 5cm 野砲と 思われる火砲を押して いる マ戦功を挙げ , 勲章を 受ける S S 義勇兵たち。 2 級鉄十字章を胸に感 激のひとときである。 向かって左の背の低い 兵士は S S 曹長 , 他の 3 人は S S 軍曹で , 勲 章を与えているのは大 隊指揮官級の SS 少佐 である。