サーフィン - みる会図書館


検索対象: 心霊写真レストラン
3件見つかりました。

1. 心霊写真レストラン

こみなみかいがん たいがくせい 八月末のある日、四人の大学生が小南海岸に、サーフィンにやって なみ うみまいとし きました。ここの海は毎年、お盆をすぎたころから波のうねりが大きく わかもの はまべ なって、つぎつぎと浜辺にうちよせるため、サーフィンを楽しむ若者た にんきかいがん ちには、人気の海岸です。 うみ 車をおりて浜にでた四人は、海にはいるまえに、しまんのサーフポー きねんしやしん いた ド ( 波乗り用の板 ) をわきにたてて、記念写真をとりました。それから、 ぼん つねみつとおる 常光徹 たの 4 2

2. 心霊写真レストラン

「慶太のやつどうしたんだ。 「そういえば、ずっとみてないなあ」 なみの 「まだ、波乗りをしているんじゃないの」 「つかれて、そのあたりでねてるかもしれないぜ」 けいた かえるぞー」 「慶太あー へんじ しんいちおおごえ 真一が大声でよびました。しかし、慶太の返事はありません。 たの おき 冲には、まだ何人か、サーフィンを楽しんでいるすがたがみえます。 「まだやってるようだな」 「もうすぐ、あかるだろう」 しつ 三人は、慶太をのこしてシャワー室にむかいました。それから、かえ 冫した なんにん 7 2

3. 心霊写真レストラン

しました。 「まさかー でんわ 三人の顔色がサッとかわりました。真一は、すぐにケイタイ電話をと けいさつれんらく りだすと、警察に連絡しました。 はつけん ふきつよかん 不吉な予感はあたっていました。つぎの日、慶太は水死体で発見され じ」く たの たのです。楽しいはすのサーフィンが、とっぜん地獄の一日になりまし そうしき かなしいお葬式がすんで数日後、真一は駅まえの写真屋にいきました。 あの日、四人でうっした写真をうけとるためです。 冫した さいごおもで 「これが、慶太との最後の思い出か . かおいろ しやしん すうじつご しんいちえき しんいち けいたすいしたい しやしんや 3