・叟瀬第 N X ニュ - シま 7 よ・すすあ料 ・おまえだ / 常光 十年もののワインにびったり。《 : 、リでそぎおとした生ハム。 ・とうげの一けん家 / 吉沢和夫 血だらけのおねえさんがつくる煮こみうどんは、子どもと大にしかたべ ・白いマフラー / 松谷みよ子・ うつくしい月の光をあつめてつくった、殺人の味をおためしください。 ・オオカミのひ、る目 / 岩崎京子・ .. 真夜中にたべるのがスリリング。オオカ、 玉焼き。 一本足のワルツ / 斎藤 ロシアの貴族がこのんでたべたという ? 骨つきステーキは人間の足・・ ・おままごと / 望月新三郎・ 春の花でつくったサラダには、血のドレッシングがびったり。 夜示の王女 / 剣持弘子・ 死女がつくる ? 本場イタリアのカニです。 ・春の日のふしぎ / 水谷章ニ この料理をたべると、きおくがなくなってしまうのです・・・ ・おまえゞくった ! / 高津美保子・ 、、イツ風ステーキは、だれの肉でしよう ? おいしいおー みち し冒す ・池のふちの道 / 桜井信夫 おばれそうなほどたつぶりの、つめたいスープ。 米ギ廿、、一ト * どきっ / としてあま ~ い特製デザート。おすきなはうをどうぞ。 さんどころ 三度殺された死体 / 八百板洋子・ ・おばあちゃんの殺人レストラン / 松谷みよ子・ ・ 33 41 4 0 . 。 6 ほ・んあし はる 川 5
・怪談レストラン編集委員会・ 松谷みよ子 ( 責任編集 ) 剣持弘子 常光徹 水谷章三 望月新三郎 吉沢和夫 ・協力・ 日本民話の会 ・シリーズデサイン・絵・ たかいよしかす ( 京田クリエーション )
とうげの一けん なんねん もう、何年むかしのことになるか、とうげの上に一けん家があってね、 じいさまと孫の男の子とふたりでくらしておったんだ。男の子は三歳ぐ らいであっただろうか。そのころは、とうげの上でとつぶり日がくれて たびびと ばん しまって、旅人がひと晩とめてもらうことなど、よくあったものだ。 あき ある年の、あれは秋のことだったか、たいへんな大あらしの晩のことだ。 「こんな晩だ。はやめにねるとするか , ばん まご ! は ! 庁 よしざわかずお 吉沢和夫 ばん
のふちの じっか しなかの山すそにあった。 その男がうまれそだった実家は、 ) と力い けっこん じっか 男はわかいうちに実家をはなれ、結婚して都会ぐらしになれてからは、 じっか なおのことめったに実家へはかえらなかった。 むすこ しようがくせい 小学生になった息子をつれ それが夏のある日、男はひさしぶりに、 みち いえ じっか て実家にもどってきた。家までの道は、むかしにくらべて、すっかりよ くなっていた。 なっ みち さくらいのぶお 桜井信夫 1 〇 5