スワ、フナ 0 0 い ー☆ 住第物庸ー ーを■ー 0 し〔 ) k. ど すがた 姿はみえないけれど、井戸の 精がおかみさんに、いろいろお しえてくれた。 いえきた おかみさんは家の北のかどの ところでたちどまって、大きな こえ 声でさけんだ。 「スリブナモン山が事だー かじ スリブナモン山が火事だ ! ス かじ リブナモン山が火事だー ど、つぐ まじよ とたんに魔女たちが道具をつ じ 1 27
たもの . 「とびらよ、あけとくれ」 「だめだよ。かんぬきがかかって、わくにしつかりさしてあるもの」 「パンケーキよ、あけとくれ」 「だめだよ。はらばらにされて、みんなのロの中にいるんだもの」 おおごえ まじよ くら大声でどなっても戸はあ 魔女たちはおこってどなっていたが、い かなかった。 やがて、魔女たちはあきらめて、きいきいとわめきながら、空をとん で、スリブナモン山へかえっていった。 まじよ 1 3 〇
いわれたとおりにしてみると、水がくめた。 いえきた 「それをもっておかえり。でもすぐに家にはいっちゃだめだよ。家の北 、力し まじよ のかどで、『スリブナモン山が火事だ』って三回さけぶんだ。魔女たち かでていったら、これからおしえるとおりにするんだよ。そうすれは、 まじよ あとで魔女がもどってきても、だいじようぶだからね , くんでいた。でも、 いくらくんでも、ふるいには水はたまらない。おか みさんはこまりはてて、井戸ばたにしやがみこんだ。 すると、ちかくで声がした。 「ねんどとこけをとっておいで。よくまぜて、ふるいにぬりつけてごら ん」 こえ じ 1 26
かなきごえ かんでとびだしてきて、金切り声をたてながらスリブナモン山のほうへ はしっていった。 いえそと 家の中にはいると、ます、おかみさんは足あらい水を家の外にすてた。 ねるまえに子どもたちの足をあらってやった水だ。 だいどころ まじよ それから台所にいってみると、魔女がやいたハンケーキがあった。 おかみさんはそれを小さくわって、ひとかけすつみんなのロにいれてや った。「息かとまっていても、そうすればちゃんともとにもどるよ」と どせい 井戸の精がいったとおりに、 ンケーキがロにはいると、みんな、すう ねいき すう寝息をたてはじめた。 さい′」 最後に、おかみさんは戸にしつかりかんぬきをかけて、息をころして 1 28