偵察 - みる会図書館


検索対象: PANZER 1979年12月号
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1. PANZER 1979年12月号

第蓍当第 演習において偵察行動中のスコーピオン軽戦車。大戦前の Mk. Ⅳ以来の伝統を復活させたイギリス独特の 偵察用軽戦車で、対戦車戦闘、火力支援も行える H. Nakajima 止を FV701 フェレット 偵察装甲車。野戦 における偵察と植 民地警備用に開発 された小型車輛 オリジナルは写真 のように機銃を持 つだけだが、最近 これにスイングフ ァイア・ミサイル を装備した車体も

2. PANZER 1979年12月号

フェレットに R A R D N30mn 砲を積んたフォックス装甲偵察車。武装を 強化してフェレットの寿命の延長を計リ , A P C には充分な破壊力を持っ 部の機甲偵察中隊は在来型の FV601 サラディン Mk. Ⅱ ( 3 ) 支援中隊中隊本部 , 突撃工兵小隊 , 自走迫撃砲 装甲車 , F V701 フェレット Mk. 2 / 3 軽偵察車 , F V 小隊 , 自走対戦車小隊 , 自走防禦小隊からなり , 迫撃砲 703 フェレット Mk. 2 / 6 自走対戦車ミサイル , F V 603 小隊には L 1 A 81E 迫撃砲搭載の F V432 自走迫撃砲 8 サラセン装甲兵車を装備している。 輛 , 対戦車小隊には L 6 ウオム , くット 120E 無反動砲搭 ヘリコプター飛行隊 : 大隊の空中偵察 , 空中機動を主 載の FV432 8 輛 , 防禦小隊にはスイングファイア対戦 任務とし , ベル 47 G 2 A ヘリコプター 6 機が装備されて 車ミサイル搭載の FV438 自走対戦車ミサイル 8 輛が装 備されている。 突撃砲隊 : 火力戦闘支援を行う部隊で , スコービオン ( 4 ) 管理中隊編成は戦車大隊の管理中隊と同様だ 軽戦車 3 輛 , スパータン 2 輛を装備し , スコーヒ。オンは が , 架橋工兵小隊には F V434 軽架橋車 3 輛のみが装備 必要に応じて偵察中隊に分散配備される。 される。 西ドイツに 6 コ , 本土に 29 コ駐屯する歩兵大隊は自動 師団砲兵隊 部隊は師団砲兵本部 , 通信大隊 , 機甲軽砲兵大隊 , 機 車化されたもので , 構成内容は機甲歩兵大隊と同一であ 甲混成砲兵大隊 , 対空ミサイル中隊で編成される。 るが , 装備車輛はランドローバー 7 0. 25t 4 X 4 , ラン 機甲軽砲兵大隊 : 伝統的なロイヤル砲兵野戦連隊機甲 9 0. 75t 4 x 4 , アルビス・ストールワート 砲兵大隊とよばれ , 大隊本部 , 本部中隊 , 3 コ機甲軽砲 5 t 6 x 6 カーゴ・トラックが主力である。また第 6 野 兵中隊からなる。本部中隊は指揮小隊とレーダー小隊で 戦部隊の 5 コ歩兵大隊は空輸可能である。 構成され , レーダー小隊はグリーン・アーチャー標定レ 機甲偵察大隊 ーダー 3 セットを装備する。機甲軽砲兵中隊は指揮小 機甲偵察大隊は機甲師団など野戦部隊の手足として捜 隊 , 3 コ機甲砲兵観測班 , 射撃隊で構成され , 観測班に 索 , 警戒 , 戦闘 , 強行偵察などに使用される部隊で , 伝 ニック探知車 3 輛 , 射撃隊にはアポット 統的な装甲車連隊 , 機甲偵察連隊の名称を継承してい は F V432 ソー 砲車 6 輛が装備される。大隊は西ドイツに 5 コ , 本土に 4 コあり , すぐれた機動性を備えた自走砲兵である。 機甲偵察大隊は西ドイツに 5 コ , 本土に 4 コの計 9 コ 機甲混成砲兵大隊 : 西ドイツに 4 コ配置され , 従来の が配置され , 大隊は大隊本部 , 本部中隊 , 3 コ機甲偵察 中隊 , ヘリコフ。ター中隊 , 突撃砲隊で編成されている。 ロイヤル砲兵機甲野戦中砲兵大隊に重砲部隊と対空ミサ 機甲偵察中隊・大隊の基幹戦力で , 指揮小隊 , 3 コ機 イル部隊を併合して編成された機甲師団の全般火力支援 甲偵察小隊 , 1 コ機甲歩兵小隊からなり , 指揮小隊にシ 部隊である。大隊は大隊本部 , 本部中隊 , 2 コ機甲野戦 ミター偵察車 2 輛 , 偵察小隊にはシミター 2 輛と G s 砲兵中隊 ( 中隊本部 , 観測班 , 射撃隊で , M109 155m 砲車 6 輛装備 ) , 1 コ機甲野戦重砲兵中隊 ( 中隊本部 , N 。 .14 Mk. I (z B298 ) 地上監視用レーダー搭載の F 観測班 , 射撃隊 , M110 自走 203E 榴弾砲 6 輛装備 ) , 対 V 103 スパータン 1 輛 , スイングファイア対戦車ミサイ 空ミサイル中隊 ( 中隊本部 , 射撃隊 , プローパイプ地対 ル搭載の F v 102 ストライカー 1 輛 , また小銃小隊はス ータン 8 輛または F V432 4 輛を持っている。たが 空ミサイル 5 基 ) で編成されている。 28

3. PANZER 1979年12月号

中隊で編成され , 機甲歩兵大 隊とともに強力な戦闘群を編 成する。 「 7 戦車大隊本部 : 大隊長と大 隊幕僚で構成され , 指揮支援 中隊から兵員 , 装備品などの 供給を受ける。 指揮支援中隊・中隊は指揮 小隊 , 偵察小隊 , 対戦車小隊 ( 別名誘導兵器隊 ) , 通信小隊 で編成され , 指揮小隊にチー フテン戦車 2 輛 , FV4002 架 橋戦車 1 輛 , 偵察小隊にシミ ター偵察車 10 ~ 12 輛 , 対戦車 小隊は F V438 自走対戦車ミ サイル ( スイングファイア ) を装備する。 戦車中隊・中隊指揮小隊と 3 コ戦車小隊で編成され , 指 揮小隊にチーフテン戦車 3 輛 とフェレット偵察車 1 輛 , 各 戦車小隊はチーフテン戦車 3 輛を持っている。戦車の装備 数は中隊で 15 輛 , 大隊で 62 輛 である。 管理中隊 : 兵站管理部門を を 担当し , 中隊本部 , 軽救急分 遣隊 , 架橋戦車小隊で編成さ れ , F V4204 架橋戦車 4 輛 , FV434 軽架橋車 4 輛が装備 ←、い ーは フェレット指揮車 イキリスにおいて訓練中の自走砲部隊。アホット砲車を中に F V 432 , ストールワート弾薬補給車が整列している 車化歩兵大隊 , 工兵中隊 , 輸送中隊 , 野戦救急隊 , 兵器 されている。 歩兵大隊 ・補給隊 , 管理中隊からなる。 歩兵大隊は西ドイツに 18 コ , 本土に 29 コがある。西ド ヘルリン歩兵旅団の編成・装備 イツの 18 コ大隊のうち 12 コは機甲歩兵大隊 , 6 コは自動 西ベルリン地区にアメリカのベルリン旅団とともに配 車化歩兵大隊であり , 戦車大隊と同様に伝統的な連隊名 置された部隊で , 本部 , 第 229 通信中隊 , 3 コ自動車化 歩兵大隊 , 第 7 飛行隊 , ベルリン戦車中隊 , 第 62 輸送中 を継承している。 機甲歩兵大隊 : 西ドイツに駐屯する 4 コ機甲師団に合 隊 , 第 14 野戦修理中隊 , 第 38 工兵中隊 , 第 247 憲兵中隊 計 12 コ配置され , 大隊本部 , 指揮中隊 , 4 コ機甲歩兵中 で編成されている。 隊 , 支援中隊 , 管理中隊で編成される。 ※各兵科部隊の編成と装備 ( 1 ) 指揮中隊大隊本部の支援 , 偵察 , 警戒 , 通信 , 情報などの任務を担当する部門で , 指揮小隊 , 偵察小 戦車大隊 隊 , 通信小隊 , 警備小隊で編成され , 偵察小隊はランド 現在 10 コ大隊が編成され , 西ドイツに 8 コ , 本土に予 備として 2 コが配置されている。大隊は伝統的な連隊名 0. 25t 4 x 4 トラック 1 裲 , シミター偵察車 8 輛 , 通信小隊はフェレット装甲車 2 輛を持っている。 を継続して , 通常その連隊名でよばれている。例えば第 ②機甲歩兵中隊指揮小隊と 4 コ機甲歩兵小隊から 3 ロイヤル戦車連隊 ( 3 rd R T R ) , 第 15 / 19 ザ・キン なり , 指揮小隊は F V432 装甲兵車を 2 輛 , フェレット グズ・ロイヤル軽騎兵連隊 (15/19THHR), 第 17 / 偵察車を 1 輛 , 機甲歩兵小隊は FV432 4 輛を持ってい 21 槍騎兵連隊 ( 15 / 21 s T L R) といった具合である。 大隊は本部 , 指揮支援中隊 , 4 コ戦車中隊 , 1 コ管理 る。 26

4. PANZER 1979年12月号

イをイ、 フェレット偵察装甲車 ( F v 70 1) Ferret armoured ロ「 during exercise in West Germany, 272. 4 X 4 の偵察・連絡用車輛として円 50 年代後半からイギリス陸軍で広く使われている小型装甲車。箱型の銃塔に 7.62 機銃を一丁だけ持っミニ装甲車で、小型ゆえの利点も多いが武装の貧弱さはやはり現代戦には適合し難く なりつつあり、四 73 年頃からは次第にひとまわり大型で日 A 日 D E N 30 砲を装備したフォックス 4 x 4 に改変さ れつつある。また機銃をおろして指揮装甲車として使われている車体もある。 saladin armo リ代 d the Queen's Own Hus.sars negotiates 2 bank. サラディン偵察装甲車 ( FV 6 田 ) 四 60 年代初頭から配備されている 6 x 6 の装輪車だが、 ~ 装輪車では最大級の 76 という火砲を搭載しているため、 偵察以外にも火力支援などかなり広い任務に使える多用途性が特徴の車輛。工ンジンはロールスロイス B80Mk 、 6 A を装備して路上最大速度 72 / h 、全車輪にティスク , プレーキがついて前 2 輪にステアリングが効きいクロス カントリー性能もよーい。オーストラリア、西ドイツ、アイルランド・、中東諸国など図カ国に輸出されているが、イ イギリス陸軍では今後スコービオンに改変して行く予定。 07 CC71

5. PANZER 1979年12月号

をイ 1 自ま工ロ一 コさ田新ロ に 0 石工ロを コ」田国一一一 1 4 ・・材 31W. 第■ fen 0 装甲兵車、 = ーデ 30 ー、包を装備 し、、偵察およ 0 火力支援車輛 = したも 0 て、砲と砲塔はシミターや , ク = などの偵察装甲車輛と同型 しイ 間 5 砲の迎角を最大、 = 上げた FV 433 アポト砲車イギリス自慢の 国産砲車、、使用弾種 0 多さと早 0 、発射速度が特徴車体は FV432 系を使っている VlckerS

6. PANZER 1979年12月号

をイも多ら、 、第物 ベトナムにおいて行動中のオーストラリア軍のセンチュリオン Mk. 5 戦車 第 2 次大戦末期以来 , 長く使われてきたが , 1973 年にリタイアした も含まれる。司令部はアルスター地域のベルファスト , 甲偵察中隊 , 1 コ砲兵中隊 , 1 コ工兵中隊 , 1 コヘリコ 第 3 歩兵旅団本部はアルマー州ラーガー , 第 8 歩兵旅団 プター小隊で構成されている。 本部はロンドンデリー州ロンドンデリー , 第 39 歩兵旅団 ・イギリス陸軍の装備 本部はダウン州リスペンに設置され , 北アイルランドの 担当地区の治安維持とアルスター防衛連隊の支援を行 イギリス陸軍は , 機甲部隊の主力としてチーフテン M k. 1 —Mk. 3 戦車 900 輛 , センチュリオン戦車 1500 輛 , う。正規軍の兵員は 4 万名である。 機甲偵察部隊には FV101 スコ - ーヒ。オン軽戦車 271 輛 , F 香港地上軍司令部 香港地域の防衛と治安維持を担当し , 部隊は第 48 グル V601 ( B ) サラディン装甲車 243 , ダイムラ - ー フェレ ット装甲偵察車系列 1429 輛 , FV721 フォックス装甲車 カ歩兵旅団 , 第 51 歩兵旅団が主力で , 4 コ歩兵大隊 ( 3 コはグルカ ) , ヘリコプター小隊 , 工兵中隊 , グルカ野 200 輛 , F V107 シミター装甲偵察車 290 輛などが装備さ 戦支援部隊で構成され , 兵員は 1 万 3000 名である。 れている。 シプラルタル要塞地区司令部 また機甲歩兵部隊などに FV432 装甲兵車 2338 輛 , サ ジフ・ラルタル海峡を防衛する地上軍兵力として , 歩兵 ラセン 600 輛 , F V103 スパータン 60 輛 , 機甲対戦車部隊 大隊 1 コと工兵隊 1 コがある。 に F V 102 ストライカー自走対戦車ミサイル , F V 438 プルネイ駐屯軍司令部 712 自走対戦車ミサイルが 178 輛装備され , BAC スイン イギリスの保護領であるポルネオ島北部のフ・ルネイ地 グファイア長距離対戦車ミサイルが搭載されている。 区の警備と治安維持を担当するもので , 主力は 1 コグル 機甲砲兵部隊の主装備として , 105m 砲のアポット 155 カ歩兵大隊である。 輛 , 175 明砲の M107 31 輛 , 155E 砲の M109 55 輛 , 203 キプロス地上軍司令部 nm 砲の M110 16 輛が装備され , M107 , M109 , M110 は アメリカ製である。また牽引野戦砲兵部隊には M56 105 国連平和維持軍として派遣されているデケリア地区の 1 コ歩兵大隊 ( 2 コ中隊編成 ) , 1 コ機甲偵察中隊 , mm 分解式榴弾砲 100 門 , F H70 155m 榴弾砲 155 門 , 防空 砲兵部隊にはポフォースの 40E 高射機関砲 L70 , プロー リコプター隊 , 兵站支援部隊と , イギリスの保有するア ハイフ。 , レイビア地対空ミサイルが装備されている。 クロトリ基地地域を守備する 1 コ歩兵大隊 , 2 コ歩兵中 隊 , 1 コ機甲偵察中隊 , 1 コヘリコプター小隊からな その他ランス地対地ミサイル ( アメリカ製 ) 12 基 , カ ール・グスタフ 84E 対戦車無反動砲 ( スエーデン製 ) , L 4 モースット , L 6 ウォーム / : ット 120E 無反動砲 , ヘリーセ駐屯軍司令部 ミラン対戦車ミサイルなどがある。また T 0 w 対戦車ミ 中央アメリカに位置するイギリス自治領ホンジュラス の防衛と治安維持を任務とし , 2 コ歩兵大隊 , 1 コ機 サイル ( アメリカ製 ) も導入する予定である。 20

7. PANZER 1979年12月号

スコーピオン軽戦車 ( F Ⅵ 0 1) 円 69 年から生産がはしめられたイギリス伝統 の偵察軽戦車で、空輸能力と浮航性の両方を 持たせるとともに、火力支援を行える火砲を 装備するという困難な条件にもとすいて開発 された。この結果、浮航性のほうはフローテ イング・スクリーンが必要となったが、その 他の性能は要求を満たし、とくに空輸性はヘ リコプターによる吊り下げも可能である。生 産は 2000 車兩以上が行われ、イギリス本国、西 ドイツの B A 0 日、香港に配備されいまたベル ギー陸軍との間に共同生産も行われている。 写真は円 73 年田月、西ドイツで訓練中のスコ ーピオン。 Scorpion light tanks of the 14th / 2 仇 h King's Hussars in the West Germany during exercise BAOR, Oct. 1973. 。 シミタ偵察装甲車 ( FVI 07 ) 機甲部隊に随伴する偵察用車輛で、車体はス コーピオンと同したが、対戦車戦闘は戦車に 任せられるので、装甲兵車ていどを撃破できりを る日 A 日 D E N の 30 包を搭載したもの。この 砲と砲塔は他にも F V 432 やフォックスに搭載 されている このためシミターはスコービオ ンより重量が軽くなり、機動力が向上すると ともに燃料容積も増えて航続力も長くなって いる。写真は四 77 年春。酉ドイツにおいて訓 練中の B A 0 日の車体。車長ハッチのまわりの 背の高いペリスコープに注意 Somitar reconnmssance 、 'ehlCle moving across count ry, 0 は . 27 ス 、応れリ、 02FD42

8. PANZER 1979年12月号

ー砲兵師団の編成一 団部 師 令 兵 砲司 軽防 空 砲兵大隊 砲兵大隊 機甲重砲兵 大隊 司令部 通信大隊 師団直轄 位置標定大隊 工兵大隊 大隊本部 大隊本部 大隊本部 本部中隊 本部中隊 本部中隊 輸送大隊 車蚤ド方 ヴ 0 砲兵中隊 機甲重砲兵 中隊 機甲重砲兵 中隊 ロケット砲兵 中隊 野戦衛生隊 軽防 砲兵中隊 車蚤ド方 ワわ 砲兵中隊 ロケット砲兵 中隊 兵器・補給大隊 憲兵中隊 経理隊 ( 30 べージよリ ) ※陸軍の兵科と兵種 国防義勇軍 / 志願予備役は , イギリス陸軍の第 1 目標 イギリス陸軍は各兵科・各部隊にわかれ , さらに兵種 である西ョーロッパ防衛部隊の補充のための基幹要員 (Corps) に区分されており , 現役志願兵 , 国防義勇軍 / で , 編成部隊は兵力 6 万 7000 名をベースに , 北アイルラ ンド警察軍としての任務を行うアルスター防衛連隊を除 志願予備兵は入隊すると同時に兵種が指定される。 現在の兵種には近衛騎兵 , 機甲部隊 , 騎馬砲兵 , 砲兵 き , 各部隊は次のようである。 第 44 空挺旅団司令部 ( 准将 ) , 第 23 砲兵旅団司令部 ( 准 連隊 , 工兵部隊 , 通信部隊 , 近衛歩兵 , 戦闘歩兵 , 空挺 将 ) , 2 コ工兵旅団 ( 准将 ) , 2 コ通信群本部 ( 大佐 ) , 連隊 , グルカ小銃兵 , 特別空軍勤務連隊 , 陸軍航空 18 コ歩兵大隊 ( 海外派遣 ) , 20 コ歩兵大隊 ( 本土防衛 ) , 隊 , 輸送部 , 陸軍衛生部 , 陸軍兵器部 , 電気 / 機械技術 3 コ空挺大隊 , 1 コ独立空挺中隊 , 2 コ特別空軍動務連 部 , 陸軍憲兵部隊 , 陸軍経理部 , 陸軍工作部 , 陸軍糧秣 隊病院大隊 , 1 コ独立特別空軍勤務中隊 , 2 コ機甲偵察 部がある。 大隊 ( 本部 , 3 ~ 4 コ機甲偵察中隊 ) , 2 コ中砲兵連隊野 近衛騎兵 ( Ⅱ 0 s 曲 01a Cavalry) : 陸軍で最も由緒 戦砲兵大隊 ( 本部 , 3 コ野戦砲兵中隊 , レイランド 10 t ある戦闘部隊で , 元首の護衛任務を果しており , 近衛騎 6 x 6 カーゴ・トラックで牽引される Mk. Ⅳ 31 口径 140 兵部隊としてザ・ライフ・ガーズ ( 旧第 1 近衛騎兵連 新長榴弾砲 9 門 ) , 4 コ独立野戦砲兵中隊 ( 儀じよう砲 隊 ) , ロイヤル・ホース・ガーズザ・プルーズ・アン 兵中隊 1 コ含む ) , 3 コ軽防空連隊軽高射砲大隊 ( 本部 , ド・ロイヤルズ、 ( 旧第 2 近衛騎兵連隊 ) がある。編成 3 コ軽高射砲中隊 , ポフォース L70 40E 軽高射砲 12 門 ) , は 1 コ機甲偵察大隊 , 1 コ戦車大隊の混成部隊で , もち 1 コ空挺砲兵大隊 ( 本部 , 3 コ空挺砲兵中隊 , M56 105 ろん戦闘時は騎馬を装備しない。 機甲部隊 (Royal Armoured Corps ; RAC) : 近接 新榴弾砲 9 門 ) , 7 コ工兵大隊 , 8 コ独立工兵中隊 , 11 戦闘の骨幹であり , 近衛騎兵以外の機甲偵祭 , 戦車部隊 コ通信大隊 , 3 コ独立通信中隊 , 12 コ輸送大隊 , 1 コ独 で構成される。現在 , 第 1 クイーンズ近衛竜騎兵 , ザ。 立輸送中隊 , 12 コ衛生中隊 , 12 コ野戦病院隊 , 12 コ基地 ロイヤル・スコッチ・グレイズ ( 旧第 2 竜騎兵 ) , ザ。 病院隊 , 1 コ兵器整備大隊 , 1 コ独立兵器整備中隊 , 1 ロイヤル・スコッチ近衛竜騎兵 ( 旧第 1 竜騎兵 ) , 第 3 コ独立兵器回収中隊 , 17 コ野外整備隊 , 41 コ野外整備分 遣隊 , 1 コ戦闘情報群。 小銃兵 ( プリンス・オフ・・ウェールズ近衛竜騎兵 ) , 第 4 / 7 ロイヤル近衛竜騎兵 , 第 5 ロイヤル・イニスキリ 大部分の部隊は , 有事のさいにライン軍の増強に投入 ング近衛竜騎兵 , ザ・クイーンズ・オウン軽騎兵 ( 旧第 される。 79

9. PANZER 1979年12月号

ノ、一フ・トラッ 先月号に引き続き、今回は M 2 、 M 3 ク系列の各型の解説を行うことにする。各型といっても、 量産されたものから 1 ~ 2 輛しか製作されなかったもの まで、非常に数が多いため、解説はごく簡単に各型の特 徴を述べるにとどめておいた。文中の側面図と、文末の データ表を参考にしながら読み進まれることをおすすめ ☆ハーフ・トラック系列の各型 , 、一フ・トラックは、機甲師団と独立機械化野戦砲兵 大隊の装備車輛として、攻撃戦闘において兵員や軍需品 の輸送に使用するために生産された装甲戦闘車輛である。 M 2 ハーフ・トラック 1940 年 9 月に試作型 T 14 ハーフ・トラックを制式化し た最初の量産型で、翌 41 年 5 月から、独立野戦砲兵旅団 と独立野戦砲兵群の機械化野戦軽砲兵大隊の主装備 105 mm 榴弾砲 M2A1 の牽引車、機甲師団と独立騎兵群の機 械化騎兵偵察大隊の偵察車として生産が開始され、ホワ イト・ホーター社か 8423 輛、オートカー社で 2992 輛の計 11 , 415 輛が 1942 年までに生産された。 1944 年暮、ノ、ルシの戦いにおいて包囲されたパスト 3 と M 4 シャーマン戦車および進撃する歩兵がのぞまれる の解放を目指して雪の原野を進む M 3 。前方の斜面にも M

10. PANZER 1979年12月号

てわずらわしく , 戦闘室もせまくて野戦向きでなく , 単 依頼して改良を施し , 新たにルノー乙型戦車として戦車 なる偵察戦車と判断された。 隊に配属した。これ以来旧型のルノー FT 戦車をルノー その後 , サンシャモン併用戦車は 1932 年 ( 昭和 6 年 ) 甲型戦車とよび , ルノー NC 戦車をルノー乙型戦車とす に満州事変がぼっ発するとともに第 2 師団に配属されて るようになった。 海を渡っているが , 戦果は明らかでない。 ところが 1931 年 ( 昭和 6 年 ) に満州事変が起り , 引ぎ 続いて起った第 1 次上海事変にルノー乙型戦車と国産の 八九式戦車がともに実戦に投入されたため , はからずも 実戦における比較テストを行う結果となった。 結局 , 搭載火砲の威力 , 地形踏破性能などに八九式戦 車が抜群の優秀さを示し , ルノー乙型戦車はエンジンの 過熱や懸架装置が弱かったりなど機械的な故障が続出し て , 戦車兵に不評を買い , 国産戦車の信頼性はいやが上 にも高まって行った。 ルノー乙型は甲型よりやや速度を増したが , 戦場での 運用は変らず , 故障が多くて実用に適さないとして , そ 中国大陸に運ばれるルノー乙型戦車 ルノー N C 戦車 日本の戦車隊に装備する戦車を諸外国に 求めるため , 陸軍の緒方勝一 ( のち大将 ) を長とする視察購買団はフランスのルノー 社と話し合いをした結果 , 新たに試作を行 いつつあったルノー NC 戦車が提示された ので , この戦車を購入することにした。 その後 , 戦車が日本へ送付されてきたの で , 戦車隊に命じて各種のテストを行って いるが , テスト時にエンジンが過熱して定 められた速度が出ず , また懸架装置がもろ くて故障が続き , 満足の行くテスト状況で はなかった。 さっそくこれらの欠点を陸軍技術本部に 鉄条網破壊テスト中のルノー乙型戦車。砲塔には機銃を装備している めすらしいサン シャモン装輪装 軌戦車。陸軍自 動車学校での撮 影で , うしろに Mk. Ⅳ戦車も みえる