北海道旭川市神居町雨紛 - みる会図書館


検索対象: エゾリスの森 (科学のアルバム 63)
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1. エゾリスの森 (科学のアルバム 63)

みぎたかひでおみ ぎふけんたじみし 一九四三年、岐阜県多治見市に生まれる そっきよう 日本大学芸術学部写真学科を卒業。その後、 は、つど、つ きむらナいいちくまぎりけいすけ 高報道写真家木村一、態切圭介の両氏に師事。 げんざい しぜん 現在、フリ ーの写真家として〃人間と自殃 ちょうわ との調和〃をテーマに、自然界の山ふところ さっえいちゅう ししようゆた で撮影中。その詩情豊かな作品は、多くの人 びとの感動をよび起こしている。 ち・よしょ 主な著書に「ライチョウの四季」「ウミネコ のくらし」「キツッキの森」 ( 共にあかね書房 ) がある。そして現在「キタキツネ」を撮影中。 現住所北海道旭川市神居町雨紛五号 自宅岐阜県多治見市池田町七の一八一

2. エゾリスの森 (科学のアルバム 63)

しゅどう 樹洞から , しっぽだけをだして この子リス 死んでいる子リス。 さむ は , 寒さとうえに勝っことがで きなかったのでしようか。 材第 4 にちあさひかわちほう そして二月十八日、旭川地方はきびしい かんば 寒波にみまわれました。 あさ よもり きおんひょうてんか 朝、森の気温は氷点下三十二度。寒さを こえて、針でさされたようないたさです。 く、つを」ちゅうすいしよう医」 あさひ 空気中の水蒸気までがこおりつき、朝日 にてらされて、キラキラとまうのかみられ さいひょう・けんしよう ました。細氷現象です。 さむ さすがのエゾリスたちも、この寒さの中 では、しっとうすくまっているだけです かっ さむ なか

3. エゾリスの森 (科学のアルバム 63)

・わが国のリスの分布 工ゾリス シマリス みせ ※ペットを売っている店でみかけるシマリ スは、ふつう朝鮮から輸入したチョウセ ンシマリスです。 ー′、ンリス タイワンリス はっ力、、どう 北海道をのぞく日本全土にすん でいます。 ちい 工ゾリスよりからだがやや / トさ く , 毛も短めです。冬ごもりはし ません。 ふゆ 夏 , 冬で毛がわりをします。冬 なが は耳に長い毛がのび , 夏は , その け たいちょうやく 毛がぬけおちます。 ・体長・約 20 尾の長さ・約田 しんりん はっ力、いどう ■工ゾリス 北海道の森林にすんでいます。 でも , あまり高い山にはいません。 おお ニホンリスよりもやや大きく , つよ くろ 毛深く , 黒みが強いのが特ちょう です。冬ごもりはしません。 ふゆ ふゆ 夏 , 冬で毛がわりをします。冬 け なが は耳に長い毛がのび , 夏はその毛 がぬけおちます。 げんさん タイワン原産のリスです。伊豆 いすおお ほんしルう 大島や本州の森にいます。伊豆大 島では , ツバキの実を常食にして いるようです。 け ふく からだの毛があらく , 腹部は白 はいいろ くなく , 灰色がかっています。 け なが 毛がわりはしません。耳にも長 ・体長・約 23 尾の長さ・約 206 い毛がありません。 はっかいどう ・シマリス 北海道の草原 , 森 , 高山にかけ てすんでいます。背中に走ってい やくめ るしまは , 地上では保護色の役目 をしているとおもわれます。 くち ロの中にふくろ ( ほほぶくろ ) き み があり , そこに木の実をつめて , ねぐらにはこびます。冬は , ねぐ ・体長・約図尾の長さ・約にらにこもって冬ごもりをします。 0 らようせん 0 べつめ、、 0 ニホンリス ( 別名ホンドリス ) につ一一んせんど け みしか け なが ちじよう じゅじよう もり まっかいどうおな スとシマリスは北海道の同し森の中でも、樹上と地上と にわかれてすんでいます。タイワンリスは、はしめは伊 はんしゅうさんちゅう さいきん すおおしまちほう 豆大島地方だけでしたが、最近では、本州の山中でもみ られるようになりました。もともとタイワン産のリスで すが、飼育していたものがにげて野生化したものです。 やま 0 なが お たいちょうやく ・体長・約 25E 尾の長さ・約 20 ■タイワンリス おおしま しようしよく み なか やせいか たいちょうやく やく なが こうさん はし そうげん さ ん なが お たいらようやく

4. エゾリスの森 (科学のアルバム 63)

ふゅ やってきた冬 うえとのたた力し・ 3 なか ふかゆき 深い雪の中で・ につばん 日本のリス・ 工ゾリスとシマリスのちがい・ 4 工ゾリスの〃なわばり〃・ ねん 工ゾリスの一年・ 丿スを観察しよう・ あとがき一・ ななお 構成 / 七尾 しどうさようりよくありさわひろしとうさようだいがくのうがくぶほっかいどうえんしゅうりん 指導協力 / 有澤浩 ( 東京大学農学部北海道演習林 ) もりうえよしたか イラスト / 森上義孝 わたなべようじ 渡辺洋一一 こう かんさっ しゅん

5. エゾリスの森 (科学のアルバム 63)

かっくう 飛まくをひろげて夜空を滑空するムササビ。 外敵にたちむかう武器をもたないかれらにと さいだい しゆだん って飛ぶことが最大の身をまもる手段です。 マムササビ体長 35 ~ 48 尾の長さ 28 ~ 39 力「いてき たいちょう たいらよう マエゾモモンガ体長 ~ 20 尾の長さ 9.5 ~ なが 日本にすむリス科のなかまは、大きく二つのグループ 、つしあし まえあし にわかれます。一つは、前足と後ろ足とのあいだに、滑 ′、う ・ひ 空するためのまく ( 飛まく ) があるなかまで、ムササビ、 モモンガがそうです。かれらは飛まくをひろげて、空気 ′、うちゅう にのり、グライダーのように空中を移動します。 もう一つは、飛まくのないなかま、リスです。リスは 尾をうまくつかってバランスをとり、えだからえだへ、と び、つつることもできますが、動きの特ちょ、つは、するど 、つ、えはーレ いつめをつかって木の上を走りまわることです。 りようしゃ おお 両者には、くらしかたにも大きなちかいかあります。 じゅど、つ やこうせい ひる ムササビやモモンガは夜行性で、昼は樹洞などのねぐら かつどう ゅうがた でねむっていて、夕方から活動しますが、リスのなかま もり につちゅうかつどう おな は、ぎやくに日中活動します。だから、同し森にすんで おな いて、同しようなものをえさにしていても、なわばりを あらそうことはないのです。 さて、日本にいるリスのなかまは、ニホンリス、エゾ リス、タイワンリス、シマリスの四種類です。ニホンリ - もり ぜんこく スは、北海道をのぞく全国の森にすんでいます。工ゾリ につん はつかいどう につん ひ・ ひ・ おお しゆるい どう かっ

6. エゾリスの森 (科学のアルバム 63)

オ目そ て 足 知ち ゾ 突与 の し ) 報弩 像弩キ 糸彖 市え あ 話第吹ふ ま て リ 殃ぜ北えあ お に い 者を し 千北え 世せ と を の タ 国 っ の の ス 世 0 の 国を っ を 話ゎ教豸提ミ本児 ば カゞ の が ノヾ ば 訪 界、 ツ そ し 供豸が が 去さ て の フ 九 に き 小じ れ き い ね 不 な く し で は て 月弯 し ) オ木り の を き 力、 の ま て た の て つ だ ぎ 直き 初 る ぇ 早言木こし そ 乳 と た さ く ぇ り 線第切ぎて 夏 朝も ま た れ を 朝 だ 白 つ な 的ー の 枯 ? : は で く 色き な れ 走 た さ 足各ゅ さ 東与 く な 森 し る キ 日びし 五 り て カゞ の ひ の 年 ま よ だ 落ぉ朝を は た の か で フ ろ あ キ 中象し ち 霧ら っ し は ふ 工 月リぇ と ゾ 学邦彎 く 多鶚 が で フ で の た 葉ばが 心ら演野や ュ し 輝耄 不ふ つ カゞ く オ木り く 大幸号 か 習な 草言 つ キ と や 上 1 色 の て と で た ら 林兒園 地ちに で す づ ウ り じこ し ) が き ォご を戸ゆ 疋 面に し し い き お の た 大 ネ森士きた て ギ 帰て さ ち の に ば は を 林 の を の と き れ 田だ い ま 大鶚 申動友と て さ て 山た っ そ な お め も 士協豸 も し し 牛勿弯 き が 重力 ダ の 尾ぉ い ち た オ木り 楽房た 上あ研兇園カ碆 な し 物弯く へ 後ごを ま リ げ 究 し 足 た 子こ ま 長 3 が ス と わ な し に の た ま 去し い 足あ わ ち あ リ と た た び り 毎まあ ち 足 す の 北え と し ス り か つ の 木か 有国 た 物 が し 日と も ま わ く つ は せ で を = 五が 澤の さ 兀げ し い 力、 ロロう し ら ゾ 浩 5 動た 気き く が ま に 通 先物弯 リ あ し て に て ら 右 い そ 生 ス り た 死し だ 気き し、 本木り オ木り る れ ん す ま の を 生ま づ ま の の だ を / 」寸か 英 。、植 し 小を た そ 育皀た て、 け 追ぉ し を 物 さ 臣み れ た た つ た っ な ま 走 ら な つ の しよくふつ

7. エゾリスの森 (科学のアルバム 63)

・動物 ・虫 ・植物 全 100 巻 ( 十別巻 4 巻 ) たねから ⑩アサガオ ②モンシロチョウ ⑤ライオン たねまで ⑩食虫植物のひみつ ⑦アリの世 界 ⑧ニホンサル ⑨カプトム ヒマワリのかんさつ シ ⑩野生ウマの生活 全 ①イネの一生 ⑩アカトンボの一生 ⑩カエルのたんじよう ' 76 国 ⑨高山植物の一年 サ学 生 ⑩海のさかな の ⑩セ ン校 ①サクラの一年 ウ ⑩野生ゾウの世界 のアゲハチョ ケ図 ⑩へチマのかんさつ @カニのくらし のミッパチのふしき イ書 ⑩サポテンのふしぎ ⑩いそべの生物 ①トノサマパッタ 児館 ⑩リンゴくだもの ⑩ニホンカモシカ ①クモのひみつ のひみつ 童協 ⑨サンゴ礁の世界 ックシのかんさつ ⑩アシナガバチ 出議 貝 ①キノコの世界 @海の ⑨カマキリのかんさつ @たねのゆくえ ⑩ムササビの森 ①鳴く虫の世界 文推 @コケの世界 まゆから ⑩カタッムリ ⑩カイコ まゆまで 化薦 @ジャガイモ ⑩モリアオガ工ル ①テントウムシ ⑩工ゾリスの森 ①植物は動いている ⑩クワガタムシ 大基 ①シカのくらし ⑩カミキリムシ ⑩水草のひみ つ 賞本 ⑩ネコのくらし ①紅葉のふしぎ ⑩ホタル光のひみつ 受図 ⑩ヘビとトカゲ ⑩ムギの ⑩オオムラサキ 生 ⑩高山チョウのくらし @森のキタキツネ ぎ ⑩ュリのふし 、、色と形の ⑨サケのたんじよう ①昆虫のふしき ⑩ドング リ ひみつ ①ギフチョウ ⑩花の色のふしぎ ⑩コウモリ ①水生昆虫のひみつ ⑩カメのくらし ・天文 ⑩メダカのくらし ・鳥 ①月をみよ ⑩ヤマネのくらし ④星の 生 ⑩ペンギンのくに ⑩ヤドカリ ⑩太陽のふし ぎ ⑩シラサギの森 ・地学 星座をさがそう のタンチョウの四季 ⑩惑星をみよ ③雲と天気 ⑩わたり鳥のひみつ ⑩星雲・星団をみよう ⑥きようりゆう ①ライチョウの四季 ⑩彗星ほうき星 ⑩しようにゆうどう探検 ①ツバメのくらし のひみつ 生 ⑩惑星の探検 ⑩雪の ⑩たまごのひみつ ①流れ星・隕石 ⑩火山は生きている ⑨ウミネコのくらし ⑩水めぐる水のひみつ 朝フクロウ ( ⑩塩海からきた宝石 ⑩カラスのくらし ・別巻 ⑩氷の世界 ⑩キツッキの森 夏休み昆虫のかんさつ 夏休み植物のかんさつ ⑩鉱物地底からのたより ⑩モズのくらし 四季のお天気力、んさつ ⑩ハヤプサの四季 少漠の世界 四季の野鳥かんさつ 科学のアルバム

8. エゾリスの森 (科学のアルバム 63)

不斗学のアノレ / ヾム 63 工ゾリスの森 ■著者 みぎたかひでおみ 右高英臣 ■発行者 岡本雅晴 ■印刷 株式会社精興社 ■写植 株式会社田下フォト・タイプ ■製本 中央精版印刷株式会社 ■発行所 株式会社あかね書房 〒 101 東京都千代田区西神田 3 ー 2 ー 1 電話東京 ( 3263 ) 0641 ( 代 ) 1995 年 1 月発行 N D C 489 右高英臣 ェゾリスの森 あかね書房 1 9 9 5 い。いら 0 ◎ 1979 Printed in Japan 著者との契約により検印なし I S B N 4-2 5 1 - 0 3 5 6 5 ー 9 54P 23X19 。 m ( 科学のアルバム 63 ) ■表紙写真 雪の上にたたすむェゾリス ■裏表紙写真 ① ② ④ ③ ⑤ ①木の替を走りまわるェゾリスの親子 ②木の上で毛づくろいをする若いェゾリス ③ねぐらから顔をだしたェゾリスの子 ④秋の森でえささがしをするェゾリスの子 ⑤雪の中からみつけたえさをはこぶ工ゾリス ー扉写真 わかば 若葉を食べるェゾリスの子 ■目次写真 残雪の季節、つがいになったェゾリス

9. エゾリスの森 (科学のアルバム 63)

かんさっ ・観尾のうごき 工ゾリスやニホンリスの尾は、 長く、毛がふさふさしています。 かれらが、フご医、士 6 わると医」は、尾 さゆう をたてたり、のばしたり、 左右に ふったりします。尾でバランスを とっているのです。 ■察のポイント み ①木の実を食べているとき ②木から木へとびうつるとき 、つ、えはー ) ③えだの上を走るとき ④えだでいねむりするとき お 會尾をたくみにふって , えだか らえだへとびうつる工ゾリス。 1 お 3 お お かんさっ ・観木の実の食べかた ・観親子のみわけかた しよか 工ゾリスやニホンリスは、おち 初夏、子リスがまだ小さいとき ているクル、、、」みつけ・ると、ロに は、エゾリスの親子も、ニホンリ くわえて木にのばります。そして、 スの親子もすぐみわけられます。 まえ 、つしあし ふゅ すだ 後ろ足だけでえだにつかまり、則 巣立ち後や、冬は、子リスも大き あし 足と歯をつかって、実をわり、中 くなっていて、親となかなかみわ 身だけを食べます。 けがっきません。 ■察のポイント ■みわけかたのポイント ①クル、、、」はこぶト小、つす , ①夏でも耳の長い毛がある ( 子 ) なっ ②クルミをわる順序 ( 図 ) ②夏には耳の長い毛がない ( 親 ) ③顔がまるくふ「くらしている ( 子 ) ③食べるときの、クルミの持ちかた かお ほね ④食べかすは、どうするか ④顔が骨ばっている ( 親 ) なっ かんさつおやこ おやこ みみなが みみなが おやこ おや おや 會成長した子リス。耳の長い毛 は夏のあいだものびています。子リス まえあし もんし ↓前足と門歯をつかって , たく みにクルミをわる工ゾリス。 せいらよう おや おお な功 , み み じゅんじよず た くち

10. エゾリスの森 (科学のアルバム 63)

ス を し よ はつけん 會発見のてがかり③ 會発見のてがかり②木の幹 會発見のてがかり①木の実 木の上 に , 木の皮や小えだをあっ やえだの皮が , はがれてい を食べたあとのからがおち めたねぐらがないだろうか ないだろうか ていないだろうか 尸ぇ人 ん カゞ ど い み ろ 観 リ 動を ちだ な と ク ま か さ に も も が 冫王 な 察 い 意 いカ、 カく ス に っ は リ せ リ し か ② く し を あ さ た し て ′つ し ① わ す ら ま み ま て ド が 休 い か り ③ し し す つ せ ひ ち す に よ く み よ け が 木き ポ ぶ と も る 早静与で た り り な っ の ち の 森リ イ で 日ひ ら 起おか が か で、 ク ) い ン け は ト 双言は な 山霎 か だ・ ク 察 尸し に 木き リ る 目良 い や ス ノレ の ① で を を 鏡豸リ て か か ス が ② き 鳥ら皮 だ な 木き で ス ま く さ か で が ト ち の か、 ス で の す か す け 巣すむ 実み ケ す て チ よ か ら よ け は か っ け ツ ん ク ) み ち と な る た チ と る も て か の お ら フ。 り 気き い イ べ を も す 大鶚 を か と か す き ク つ が ツ だ な つ た け あ の と 人 小こ ら お が で ③ や で れ ち あ ぇ メレ ろ 年 双言 リ マ 察穹ら り で 上 2 い 目賤 を あ ス し し ) ろ 鏡豸 く す の は と な な の て そ かんさっ みき はつけん うえ はつけん 52