洋子 - みる会図書館


検索対象: ホステリングマガジン vol.11 Winter 2017
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1. ホステリングマガジン vol.11 Winter 2017

「人のふれあいを生む空間に」 半世紀を経ても変わらぬ・。想い " 清里ユースホステルは、現在のペアレントである渡辺勇ーさんのお父様 が、昭和 41 年に開設。勇ーさんは幼い頃から宿泊客と一緒に歌って踊る 「ミーティング」に参加し、「楽しくてしかたなかったんです」と振り返る。 高校を卒業し、上京して大学生になると、将来のユースホステル経営を 視野に入れ、全国の宿泊施設をめぐって研究。夏や冬の休暇中は実家を 手伝い、そうして出会ったのが、観光で訪れていた当時大学生の洋子さ んだ。勇ーさんは、大学を卒業すると同時に U ターン。洋子さんと結婚 し、清里ユースホステルの経営を引き継いだ。 当時は、いわゆる″町おこし″の黎明期。勇ーさんは、清里観光振興会青 年部で部長を務め、研修旅行で海外のユースホステルからも学びなが ら、地域活性化の先頭を走ってきた。「お客さまのニーズは時代の変化 に合わせて変わってきています」と勇ーさんは語るが、根幹の想いは変 わっていない。大切にしているのは、「一夜をくつろいで過ごしていたた くこと」、そして「人のふれあいを生み出す」という旅の原点に立ち返るこ とだ。 6 ナ 、、清里ュースホステル′渡辺洋子・勇ー夫妻 清里愛とユースホステル愛に溢れた渡辺勇ーさん。そのお父様が経 営する清里ユースホステルを洋子さんが利用した際にふたリは出会 い、勇ーさんが東京の大学を卒業し、帰郷すると同時に結婚。勇ーさ んが家業を引き継いで以来、「友達感覚で協力しながら切リ盛リして いる」という。 絵本作家 ( 松村さん ) が描いた ポストカード ロ。 = 情報い← 0 , プ , ド , 、→ザー、 0 、 0 0 投稿者 i72 さん ( 2016 年 5 月 20 日 ) ・・今回で 3 度目。いつも気持ちよく滞在 し 0 、。電車で来る人は、駅も近くて良 0 、ですよ。 満足度〇 000 ・ 満足度 00000 スで喜 届とド うへ 明わ段 味ニめ か果お らのな わ製ル いの自ナっ し気ぐズ一 1 月ミ ムとていか とし リ夫瑯美し ク一料もで にの 投料常一 トキきぷ ①開設当時の外観。当時から、すぐ下を流れる小川のやさしいせせらぎが聞こえてきてい たという。②和室は 10 人用と 4 人用の 2 部屋が用意されている。 0 ユースホステルの原点 ともいえる二段べッドの部屋は 5 室ある。 清里ユースホステル をミ二 〒 407-0301 山梨県北杜市高根町清里 3545 ンまを TEL : 0551-48-2125 Email:ky-youth@eps4.com/ink.ne.jp URL : http://www.eps4.com/ink.ne.jp/—ky-youth/ 月ん ー第 DATA 品ュースホステ

2. ホステリングマガジン vol.11 Winter 2017

勇ーさんによると、日本を訪れる外国人観光客が増加の一途をたどる中、 都心部での観光を楽しんだ後に、清里を訪れるケースが増えているという。 一方で、バック / ヾッカーとして世界を旅した際に初めて「ユースホステル」と いう宿泊施設の存在を知り、日本国内でも利用してみようと訪れる日本人 宿泊客も少なくないとのこと。さまざまな場面で「グローバル化」を耳にす ることが多くなった昨今、世界中からやってきた外国人観光客や、世界を見 てきた日本人観光客と語らうチャンスがあり、清里で " 世界に出逢う " ような 体験もできるかもしれない。 また、何十年来のリピーターもいれば、ゼミやサークルの合宿などで初め て訪れる学生もいる。様々な年代、様々なバックグラウンドを持つ宿泊客同 士の交流ができ、その後の人生を変えるような指針を得るケースもある。何 百人、何千人の人間模様を見てきた勇ーさんとの語らいから学べることも 多いはずた。 忘れてならないのが、地元食材を堪能すること。清里ユースホステルで は、別棟でジャージー牛乳を使ったソフトクリームを販売しており、これ を目当てに訪れる人も少なくない。 夕食や朝食でいただけるトマトやレタス、玉ねぎといった野菜は、野辺山 高原の川上地区の高原野菜を中心に、地元の知り合いの農家などから 調達するものが多い。朝穫れ野菜がタ食に並ぶこともある。お米は南ア ルプスの水と、高原の澄んだ空気が育んだ地元の武川米。江戸時代には 幕府に献上されていたという由緒ある品種だ。 さらに、山梨名物といえば、ほうとう。味の決め手となる味噌は地元で手 作りされており、大豆も地元産だ。「『腹が減っては戦はできぬ』と、武田信 玄が食べたのがほうとうなんです」という勇ーさんの説明によって、歴史 トリビアの引き出しが増えていくこともまたうれしい。 食後に味わいたいのは、自家製の果実酒。さくらんぽ、プルーン、プラム、 やますぐリ、うめ、小梅、あんずなど、どれも地元産で種類が豊富だ。 さまざまな個性を持った人と出逢い、大自然に触れ、地元グルメを楽し める清里体験。人の数だけ新たな物語が生まれ続ける清里ユースホステ ルに、ぜひ足を運んでみてほしい。 4 、シン - ソフトム =/ 噤 清里駅前から 清里ユースホステルまで 徒歩約 5 分の 〃駅チカ″ 清泉寮と同じ ジャージー ミルクを使用 0 宿泊客の寄せ書きや、開業以来のアルバム、書き込みノートのほか、フォークソングが響いて いた頃のまま、ギターが置かれている。・寒くなると灯油ストーフ、特有の懐かしいにおいが漂う 工ントランス。 0 高原列車として人気の」 R 小海線「清里駅」周辺。洋風の建物が並ぶ。 ②清里ジャ - ジ - ソフトクリームの販売期間は 4 月から 10 月。通常 350 円のところ、宿泊者特典 で 100 円引になる。 、 ? 雪山を滑るもよし、登るもよし。 体を動かして、おなかをすかそう ! 清里の楽しみといえば、スキーもそのひとつ。勇ーさん自身も地元の清里ス キークラブで副会長を務め、指導員の資格を持っている。車で 10 分程度の場 所にスキー場が 2 か所あリ、スノーボードも OK 。検定会の会場にもなるた め、宿泊客の多くが検定を受けるスキー上級者になることもあるという。 また、清里が昭和 50 年代に知名度を上げていった頃に人気たったのがハイ キング近年、社会的な健康志向によって山登りやハイキングの人気か再燃 しておリ、標高 1 , 643m の飯盛山はビギナーでも気軽に挑戦できる。洋子さん がガイド役を意味する「道守 ( みちもり ) さん」を務めている点も安心だ。この 飯盛山に登って初日の出を見る「飯盛山ご来光ハイク」は、創業間もない頃 から 45 年以上続いている恒例イベント。 30 年近く連続で参加する人もいる。 ロはのの レ手 カお 高皿 辺の洋 もはら 一 ) ) 年タ山 ラ っグ国 酒と物本 実ひ果ん 自メ る番酬ス な定季 一 J の款の か食日スも う出 どす用ゆが ほや使きム るみをるヤ せ飲」彩ジ かで乳をン あんル ーレーン ご来光の感動体験を分かち合う 年齢を問わず気軽に参加できる 「飯盛山ご来光ハイク」では、毎年 山頂で記念撮影。清里の冬の冷え 込みは厳しいものの、雪は多くな いのが特徴だ。本格的な登山な ら、甲武信ヶ岳や金峰山、瑞垣山、 赤岳もおすすめ。 居酒屋風の別館 「ちょい呑み ゅーす」 ⑩旅の話題から人生相談 まで、世代を越えた語らい が生まれている。