一上高地周辺 上高地散策 ( 一般向き日帰りまたは 1 泊 2 日 ) ・ 徳本峠から上高地 ( 一般向き 1 泊 2 日 ) 上高地から徳本峠、霞沢岳 ( 健脚向き 1 泊 2 日 ) ・ 上高地から焼岳 ( 一般向き 1 泊 2 日 ) ・ 中尾から焼岳 ( 一般向き 1 泊 2 日 ) ・ 一スい上高地・槍・穂高 本書をお読みになる前に : 山名索引・ : 上高地・槍・穂高山歩きの基礎知識 : 登山口までの交通図・ : 45 38 30 22 14 13 8 7 6 新穂高温泉から西穂高岳 ( 一般向き 1 泊 2 日 ) ・ 上高地から西穂高岳 ( 一般向き 1 泊 2 日 ) ・ 西穂高岳から焼岳、中ノ湯 ( 一般向き 2 泊 3 日 ) ・ 一穂高岳 溷沢から奥穂高岳、北穂高岳 ( 健脚向き 2 泊 3 日 ) ・ 溷沢べースに奥穂高岳、北穂高岳 ( 健脚向き 2 泊 3 日 ) ・ 溷沢から北穂高岳、奥穂高岳、ハノラマコース ( 健脚向き 3 泊 4 日 ) 岳沢から前穂高岳、奥穂高岳 ( 健脚向き 2 泊 3 日 ) ・ 奥穂高岳から西穂高岳縦走 ( 経験者向き 2 泊 3 日 ) ・ 目次 112 105 96 66 60 52 86 76
3190m 涸沢岳 3110m 3106m 北穂高岳 3200m 3000 2800 穂高岳 山荘 2600 2400 涸沢 2200 2000 1800 1600 1400 ヒ記も、 涸沢 本谷橋 横尾 明神 - -. ーーー徳沢 上高地 / ヾスターミナル 15 20 24.9km ( 全 39.8km ) 涸沢べースに奥穂高岳、北穂高岳 を = 一流付 な - = ー北屋 ー朝良女 310 ′ 不風ノ頭 眺望良好 鉄パ、 高連峰の眺望 - 好 、沢・穂 ~ 4 、こ、拡国」参 前穂高岳 △ 30S0 も営林署避難幄 00 こ ~ 一 , ッ ) - 西穂高岳 △明神岳 、一 , : - 293 ~ 700 廰言、北尾を イレ 20 つ 0 ミ三、 新地、地。 ミイ - 曰、梨 童橋 トイレ 95
奥穂高岳 前穂高岳ー 第 奥穂高岳だ左へ吊尾根がゆっ手に落ち込んでいるのが北穂沢、に抱かれた聖地といっても過一一一一口 たりとした弧を描きながら前穂般コースの下半分はこの沢をではあるまい 高岳へと連なり、ゴッゴッの岩たどって南稜へと取り付いてい ・涸沢 5 奥穂高岳 いつまでも見飽きないとはい 峰を従えて屏風ノ頭へ続くのはく。 前穂高岳北尾根である いくら見ていても、飽くことえ、奥穂高岳登頂をめざすので しらだし 奥穂高岳の右鞍部は白出乗越、のない秀峰たちである。冒頭に重くなりかけた腰を上げよう。 しらだし 白出ノコルともいわれ、穂高岳記したお椀を縦割りにしたようそれぞれの休憩地からザイテン への道をたどっていく 山荘がある。そこへ突き上げるな地形、カールの底からこれらグラード ように涸沢カールから延びる岩の山々を見上げているわけだが、涸沢小屋からは北穂南稜裾の灌 稜がザイテングラード、涸沢かそれら 4 峰は 3000 を越す木帯を抜けて登る。涸沢ヒュッ 〉 ~ ( ら奥穂高岳への一般コースが通高峰である。奧穂高岳をお椀のテからなら登山補導所まで下り、 じている白出乗越から右へ上縁に例えれば、その標高差は 8 カール底中央からパノラマコー がると涸沢岳で、涸沢槍と呼ば 801 ルをも越える。スケールはスへ入ってお花畑を愛でながら 実に大きなものだ。涸沢は山懐登っていく れる尖塔を従えている カール底から見上げて、ちょ うど涸沢小屋の真上にそびえて いるのが北穂高岳だ小屋の横 の穂ゞ、槍穂カ 峰奥勤沢前 、る美 高高い群れも 穂最な峰さ根 くらえ石倒尾る 望巻が見の圧吊い 展丿なは根にのて のい念頂尾どへせ ら残山北な穂見 力を。の高峰奥を 沢沢々岳穂鋭らブ 涸涸峰高前のか一 ~ 120 100 130 110 奥穂高岳山頂から槍ガ岳方面を望む 9
北穂高小屋涸沢岳 3110m 奥穂高岳 3190m 北穂高岳 3106m 賀穂高岳 屏風ノ頭 山荘 穂高岳 3200m 3000 2800 2600 2400 2200 2000 1800 1600 新村橋 1400 25 28.6km ( 全 35.5km ) いこをドンを尸 , 涸沢 奥又白谷 横尾 徳沢 ミナル新村橋 上高地バスター 本谷橋 1 5 10 20 涸沢から北穂高岳、奥穂高岳、パノラマコ ース 北穂高冫」、 ・屏風ノ 風。・槍・穂咼の 。良良 , ? 意◆ 1 ・ ・涸沢岳 、、穂高拡 前穂高岳 △叩 △明神 700 00 104
奥穂高岳 3190m 穂高岳山荘 前穂高岳 3090m 3200m 3000 2800 2600 2400 2200 2000 1800 徳沢 1600 上高地バスターミナル 1400 25 25.2km 水 水 涸沢 岳沢ヒュッテ 横尾 上高地バスターミナル 20 岳沢から前穂高岳、奥穂高岳 北穂高 800 ノ頭 4 涸沢 良好 ! ~ 南稜 「最低鞍部うド・ . 三ジ涸、 誂望良 09d . ・・、な岩場 △明神 、 700
峰をひとっ越えると鎖場が現れ州側から岩峰を越え、今度は飛北アルプス最高峰の奥穂高岳はる吊尾根をたどっていく。道は る。この先は非常に岩がもろい騨側から大岩の間を登っていく。近い標高は 3190 、岩礫ほぼ南面の岳沢側につけられて いる。南稜の頭をすぎると約 スラブ帯が続き、鎖や鉄パシゴ最後にルンゼ状の急登を、鎖にか散乱したような山頂は意外に が断続する。縦走路は信州側、助けられながら西尾根を乗越す。狭く、小さな祠と 2 もの大ケの鎖場が現れ、その後も急峻 飛騨側を行き交うようにグングあとは飛騨側をひと登りすれば、ルンが立っているさすがに 3 なスラブ帯や滑りやすい岩場な どが断続するので気は抜けない ンと登っていく。昨日の大キレ標高 3110 麕の涸沢岳山頂へ 60 度の大展望がすばらしい ノト越えに匹敵するほどの登りと達するここから振り返る北奧穂高岳は主稜線の三差路にあ最低鞍部へは急な下り道となり、 と、心得て望んでいきたい。上穂高岳滝谷も、印象的な眺めでたり、西穂高岳方面、前穂高岳その先は踏跡が乱れているので 方面、主脈縦走路が交わるとこ紀美子平へいったん下ったほう 部の涸沢槍東稜は、切り立ったある 狭いバンド状の岩場を信州側へ奥穂高岳を仰ぎながら、眼下ろだ。富士山、北岳に次ぐ高みがよいだろう。とくにガスなど 出て急角度で飛騨側に切り返す。の白出ノコルへと下る歩きやの居心地を、楽しんでいくとよで視界がきかない時は迷いやす 涸沢槍のピ 1 ク直下を直上してすい砕石の道だみごとなほど 紀美子平へ荷をデポして、前 から、沢のコルへと下降する。に石畳を敷きつめた穂高岳山荘・奥穂高岳 5 岳沢ヒュッテ さらにもろい岩場が続き、信は、白出沢、涸沢、縦走路から前穂高岳へは南東方向に延び穂高岳を往復してこよう。一枚 のまさに四つ辻。さまざまなプ ランをもった登山者が行き交う ところだ。山荘前の広場には、 ここに憩う人が絶えない 奥穂高岳へは岩壁にセットさ れた 2 段の鉄パシゴを登り、セ る バ谷源頭部をトラバースしてい 返 く。残雪期にはスリソプ事故が 振 多いところなので、雪が残って 岳 いる時には慎重な行動をとりた 岩屑の道を辛抱強く、高度 を稼いでいこ一つ。はるかにジャ ンダルムが望めるようになれば、 0 第朝第きを第下 、、はッドなをン 奥穂高岳から槍ガ岳方面を振り返る 191
に れいと をがが眺 ( 方河 、橋ばく増 里横 現心、望・ - つ えれは橋切れ地 のれ 0 慨上河梓たま るよ なて 童川道でれ上梓 と い一、そ は 力、 橋 のをと を高川 、道 樹の ひら と 孑辰 へ水た違右地右ほだ林数 帯を い 斤 バ岸 ど し り 日 ん ス遊な 10 だ増 お仰ま がた観 す でぐも近ん光る タ歩 く のが し あ穂 づと客 道治番 な 、て 万静く い歩カ 咼 く へ 山口 ろ う連だて ナ出林表ける いグ 。峰 道示 さ ルる ツ 北穂高岳 3106m 奥穂高岳 3190m 中岳南岳 3200m 前穂高岳 3000 3090m 穂高岳 南岳小 2800 大キレット山荘 2600 2400 2200 岳沢ヒュッテ 2000 1800 1600 上高地バスター ミナ丿レ 1400 34.0km 30 奥穂高岳から前穂に続く吊尾根 カ岳 3180m 槍岳山荘 殺生ヒュッテ : ′ / ヾ / ヾ平 槍沢ロッヂ 尾 横 上高地バスターミナル 25 20 1 0 5 0 槍・穂高連峰縦走② 500 鎌尾根 展望良 冬、 騨乗越′ 101 : 岳・ 赤岩岳 俣 乗 58 △ 0 沢 0 195
0 山名索引 0 な あ 長塀山ながかべやま ( 2565m ) ・ 間ノ岳 あいのたけ ( 2907m ) ・ ・・ 1 1 2 中岳なかだけ ( 3084m ) ・ 赤岩岳 あかいわだけ ( 2769m ) ・ ・・ 166 、 175 西岳にしだけ ( 2758m ) ・ 大滝山 おおたきやま ( 2615m) ・・ ・・ 175 西穂高岳にしほたかだけ ( 2909m ) 大凪山 おおなぎやま ( 2079m ) ・ ・・ 196 、 203 、 218 大喰岳 おおばみだけ ( 3101 m) ・ ・・・ 52 、 60 、 66 、 112 ・・ 129 、 1 38 、 186 西穂独標にしほどっぴょう ( 2701 m) 奥穂高岳おくほたかだけ ( 3190m ) ・・・ 52 、 60 、 66 、 112 ・・・ 76 、 86 、 96 、 105 、 112 、 186 大天井岳おてんしようだけ ( 2922m ) ・ ・・ 175 、 234 東沢岳ひがしざわだけ ( 2497m ) ・ 左俣岳ひだりまただけ ( 2674m ) ・・ 餓鬼岳がきだけ ( 2647m ) ・ ・・ 196 、 203 、 218 屏風ノ頭びようぶのあたま ( 2565m ) ・ 笠カ岳かさがたけ ( 2898m ) ・・ ・・ 156 、 262 、 272 霞沢岳かすみざわだけ ( 2646m ) ・ ・・ 30 ま 合戦ノ頭かっせんのあたま ( 2489m ) ・・・ 211 、 218 前常念岳まえじようねんだけ ( 2662m ) ・ 上高地かみこうち・ ・・ 14 、 22 、 30 96 前穂高岳まえほたかだけ ( 3090m ) ・ 涸沢からさわ・・ ・・ 76 、 86 、 南岳みなみだけ ( 3033m ) ・・ 唐沢岳からさわだけ ( 2632m ) ・・ ・・ 203 樅沢岳もみさわだけ ( 2755m ) ・ 涸沢岳からさわだけ ( 3110m ) ・・・・ 76 、 86 、 96 、 186 北穂高岳きたほたかだけ ( 3106m ) や ・・ 76 、 86 、 96 、 186 焼岳やけだけ ( 2393m ) ・・ さ 槍カ岳やりがたけ ( 3180m ) シャンクションピークじゃんくしょんびーく ・・ 120 、 129 、 138 、 147 、 156 、 166 、 175 、 186 ・・・ 30 弓折岳ゆみおれだけ ( 2588m ) ・ ・・ 156 、 262 、 272 ( 2428m ) ・ ジャンダルムじゃんだるむ ( 3163m ) ・・ ・・ 1 1 2 常念岳じようねんだけ ( 2857m ) ・・・ 175 、 225 、 234 双六岳すごろくだけ ( 2860m ) た 蝶ガ岳ちょうがたけ ( 2677m ) ・ ・・ 175 、 225 、 243 燕岳つばくろだけ ( 2763m ) ・・・ 166 、 211 、 218 、 234 天狗原てんぐはら・・ ・・ 129 徳本峠とくごうとうげ ・・・ 22 、 30 、 175 ・・・ 243 ・・ 129 、 138 、 186 ・・ 166 、 175 ・・・ 203 ・・ 147 、 1 56 ・・・ 96 ・・・ 234 ・・ 105 、 186 ・・ 138 、 186 ・・ 147 、 156 ・・・ 38 、 45 、 66 ・・ 147 、 156 、 252 、 272 コバル个ブル ーの焼岳火口湖 7
岳沢から 前穂高岳、奥穂高岳 岳 ロ 山 岳 の 岸 岳 右 穂 っ月つ」 方面へと向かう人々と別れ、観 道 発、上高地から岳沢ヒュッテま鳥台の先から小橋を渡って岳沢 新・ろ / 」 でとすると余裕をもった行動を登山道に入る。立木につけられ た川番指導標が目につくが、岳 とれる 重 このコースは前穂高岳への急沢ヒュッテまでこの数字が減っ 河童橋から仰ぐ前穂高岳と奥穂高岳は、吊尾根で伸びやか に結ばれ、上高地を代表する山岳景観のひとっとして万人に登を考慮した場合、極力装備をていくのを楽しみに登っていこ 知られたものだろう。何度足を運んでも、見飽きることのな絞って必要最低限の荷とし、登う し名画のようた。しかし、コース的にはなかなかハ ードな道山靴は岩場歩きに適したタイブッガとシラビソに囲まれた樹 林帯の道は、眺望もなくうっそ で、急登と岩場が連続する。好天をつかみ、万全な体調で臨を選びたい。 んでいきたいところである 河童橋からすでに定番となつうとしている。上高地の喧騒か ・上高地 5 岳沢ヒュッテ た風景を仰ぎ、これからたどるら思えば、鳥のさえずりがすが 上高地から岳沢ヒュッテヘ登山道に思いをはせていこう。対すがしく響き、森閑とした静け 一る 渡り、前穂高岳に至るルートは通岸に蘰り、右岸の遊歩道に歩をさがなによりだ。道は岳沢左岸、 一、一岸称、重太郎新道と呼ばれている進めていく。日本山岳会上高地明神岳側をいく。眺望がきかな 穂高岳山荘を創設した穂高の主、研修所をすぎると、木道となつい分、案外歩程そのものははか を 今田重太郎氏が開削した道だかて樹林と清流にこころがなごむ。どるかもしれない 橋 みようじん 河らだ。入山初日は都市圏を早朝よく整備された歩道を明神池前明神沢をすぎると、広大な まえほたカオ 松本駅 電車 0 : 30 十 バス 1 : 10 上高地 2 : 50 バス 岳沢 ヒュッテ 0 7 : 35 バス 上高地 電車 0 : 30 十 バス 1 : 10 ロロ松本駅 地図 1 1 1 P ま←ー第第 ~ 登山適期 7 2 3 イ 5 6 7 8 9 IO 育 72 健脚向き 2 泊 3 日 技術度 = ◆◆ ラ時間 = 16 時間 5 分 最大標高差デ 1690m 気上高地 ~ 奥 地形図三 5 万 / 上高地、第訪 / 105
目覚めていく。早朝の爽快感を ノラマもすばらしい。河童橋かけて本格的な登路となる。気をが許すかぎり楽しんでいきたい 味わったら、山荘に戻って朝食 ら見上げた頂稜まで、みずから引き締めていこう。しばらくはところだ。 がその高度をつかみとってきたゆるやかな登りだが、徐々に険奥穂高岳山頂を後に、北へ槍そして下山の準備を整える だけに、この眺望はひときわ感しさを見せ始めてもろいテラスガ岳を正面に見て進む。ゆるやザイテングラードから涸沢を 激をともなうものだろう に出る。長い鎖場は足場が外斜かな尾根道だが、セバ谷の側稜経て、上高地へと下る。穂高岳 しており、滑りやすい急斜面だ。へ迷い込まないように注意した山荘前から涸沢岳への道を左に ・前穂高岳 5 穂高岳山荘 セバ谷枝沢の源頭部をトラ分け、右下へなだらかに下って 紀美子平まで戻り、吊尾根最この通過には絶対にミスは許さ いく。次第に岩稜の険しさを呈 ースすれば、足元がスノ。、 低鞍部をめざそう。紀美子平かれない時間がかかっても、確 してくるが、道はしつかりして らは前穂南面の砕石帯をほば水実なホールドとスタンスを確保切れ落ちて鉄パシゴ上に出る スリップに気をつけながらハシ いて歩きやすい。断続的に現れ 平にたどる巻道だ岳沢側に切しながらいくことだ。 れるルンゼには、初夏まで残雪鎖場を抜け、急登をこなしてゴを下って、下り立つのが穂高る急な岩斜面では三点確保の要 が残ることが多いので、通過に いくと南稜ノ頭だ。ここまでく岳山荘のある白出ノコル。きれ領で、確実なホ 1 ルドとスタン 。な石畳の広場は思い思いにくスをとっていくことだ。自 5 も抜 ると、奧穂高岳山頂の人影もは、 は注意したい。 最低鞍部からは奥穂高岳へ向っきり確認できるようになり、つろぐ登山者で賑わっているだけなかった岩尾根の急傾斜が末 ジャンダルムの岩峰が迫力を増ろう。穂高岳山荘に宿泊手続き して近づいている。もうワンビをしよう。さまざまなアイデア ノチの頑張りで、日本第 3 位ので、山小屋の近代化に話題を提。 供した山荘である。内外で憩う 山頂を踏めるのだ。 標高 3190 の奥穂高岳かのもよし、体力と時間に余裕が あるようなら、涸沢岳を往復し 山らはさすがに眺望が亠 9 ばらし、 高飛騨側の山々も一望のもとに広てくるのもよいだろう 奥 ・穂高岳山荘 5 上高地 がり、槍ガ岳への主稜線がみご とな連なりを見せている。祠が白出ノコルあるいは涸沢岳あ まつられた大ケルンや展望盤周たりから日の出を迎えるといい。 の じようねん しらだし ン 辺は、白出ノコルや西穂高岳方長大に連なる常念山脈や屏風 な面からの登山者で賑わっている。ノ頭から前穂高岳北尾根、そし 大北アルプス屈指の眺めを、時間て眼下に広がる涸沢が爽やかに 穂高岳 ライ 、ソを第ノ第彡 白出ノコルから涸沢を見下ろす 108