宇宙開発 日本の宇宙開発輩業は , N- ーロケット , N ー 2 ロケ かいはつ おおがたこうせいのう ットの開発を終えて , さらに大型・高性能の H ー I ロケッ かいはつ だいだんえきたいさん ト , H ーⅡロケットを , 開発しています。第 2 段の液体酸 えきたいすいそすいしんざい だいだん たいすい 素・液体水素を推進剤どするエンジンど第 3 段の固体推 しんざい こくさんか つか 進剤を使うエンジンを国産化しました。 工ッチ じしんの H ー I ロケットては , ロケット自身に乗せられているコ せいぎよおこな かんせいゆうどう ンピュータによって飛行コースの制御を行う , 慣性誘導 おお そうち 方式をどっているのか大きなどくちょうてす。 この装置 も , 国産のものてす。 工ッチ 工ッチ H - I ロケット 工ッチ 0 第 2 段ロケットエンジン 液体酸素と靉体水素を推進 劑とした , たいへん勛率の じつよう よいエンジンです。実用の ものとしては , 閠産第一号 です。 をン第、 こくさん 第 2 段タンク 第 2 段ェンジン 第 1 段タンク 固体補助ロケット 第 1 段ェンジン スカウト ( アメリカ ) 1 80kg ミュー 3 S ( 日本 ) 300kg ていきどう 低軌道 ( 嵩度 200 ~ 300k 司 へ打ち上げられる重さ
宇宙ロケットの科学 げんしりよく 原子力工ンジン えきたいすいそ 原子力ェンジンはふつう , 原子炉の熱て , 液体水素な こうおん どを高温のがスに変えて噴射するエンジンて , 原理から みるど , 化学ロケットエンジンど同じしくみです。 つか この原子力工ンジンに使うウラン燃料は , ー kg<•おど おお ねつ なのにぎりこぶしぐらいの大きさてす力ヾ , 大きな熱を , 長間発生します。そこて , ロケットの機体を , 軽くす リてん るこどカヾてきるどいう利点カヾあるのてす。 げんしりよく If んしろ たいろしんがたえきたい つか 原子力ェンジンに使う原子炉には , 固体炉心型 , 液体 ろしんかた きたいろしんがた If んさい 炉心型 , 気体炉心型の 3 種類があります。現在つくられ たいろしんがたげんしりよく ているのは , 固体炉心型原子力ェンジンて , はば実用化 tf んしりよく されています。この原子力工ンジンは , 化学ロケットェ すいしんせいのう ンジンよりも , すぐれた推進性能が期待されています。 げ人しり一く ねつ ふんしや か ろ炉 推進劑タンク かカ , く おな わんりよう げんしり一く おお / ズ ) レ は / 、のうようき 反応容器 しゆるい ( 原子炉 ) しつようか かがく 0 原子力工ンジンのしくみ みら、、 0 その他の未来ロケット 現在 , 開発が進められているロケッ リろん トエンジンのほかにも , 理論の上から かんが 考えられているロケットは , いろいろ あります。 ー 0 めみ かってイヒ学ロケットも , 宇宙を夢見 る人たちの想像の産物でしたが , 科学 しつげん しんは・ これを実現させました。 の進歩は , しようらい , 光子ロケットやラムロ ケットが , 宇宙を航行する日がきっと やってくることでしよう。 ひかり そうぞう 0 光子ロケット光は光子という、 りうし ひじように軽い粒子です。この光子 をふき出して , その反動で飛行しよ うというのが光子ロケットです。 はんどう うら・ , うくうかん 0 ラムロケット宇宙空間には , わすか すいそげんし ですが水素原子がういています。 ラムロ すいそげんし ケットは , この水素原子を集め , それを 加速し , 噴出して飛行します。 燾 / 、しルっ ぐら すいそけんし 水素原子取入れロ たいよう」、う 太陽風 加速器 ノズノレ 0 太陽風ョット太陽から放麝される陽 たいようふうあつりよく アルファり心うし 子や 0 粒子からなる太陽風の圧力を利用 力、、、しよう して , 海上のヨットのように , 宇宙を飛 し ノ 03
宇宙ロケットの科学 みらい ・未来のロケットエンジン げんざいつか 現在使われている , 固体ロケットエンジンや , 体ロ ケットエンジンは , ひどまどめにして , イヒ学ロケット工 ンジンどよは・れています。この化学ロケットエンジンは , おお む らようしかん 大きな推力を生み出させるには向いています力ヾ , 長時間 れんぞくうんてん けってん の連続運転カゞてきないどいう欠点をもっています。 あ らしよう そのため , しようらいは , ナ也上からの打ち上げや , 大 すいりよくひつよう わくせいひこう みしか きな推力を必要どする , 短い日数ての惑星飛行など , ど うしても化学ロケットエンジンにたよらなければならな 、、カ癶、 い場合をのぞいて , それ以タトのエンジンに , 変わってい くこどか、予想されます。 tf んざい けって人 現在 , イヒ学ロケットエンジンの欠点をおぎなうために いろいろなしくみのエンジンカヾ考えられています。すて じつようか だんかい 力、いはっすす に , 実用化の段階まて開発か、進んているものどして , イ オンエンジンど , プラズマエンジンか、あります。この 2 す、、りよくち、、 ていすい つのエンジンは , どちらも推カカら」、さいこどから , 低推 りよくすいしんほう カ推進法どよばれています。 イオンエンジン このエンジンは , セシウムやヨウ素どいった物質を , でんき らから 電気のカてイオンにして , それを電気的に加速して , 噴 射するしくみになっています。イオンどいうのは , プラ でんさ スまたはマイナスの電気をもった粒子のこどてす。この りルうし でんき イオンの粒子を加速するには , プラスの電気をもつもの てんき は , マイナスの電気に引かれ , マイナスの電気をもつも のは , プラスの電気に引かれるどいう性質を利用します。 0 イオンエンジンのしくみ フ。ラス・マエンジン きたいおんど あ 気イの温度を , どんどん上げていくど , 気体の原子は , でんき マイナスの電気をもつ電子の粒子ど , プラスの電気をも っプラスイオンの粒子に分かれます。このように , プラ でんき リうし てんき りルうし スの電気をもつ粒子ど , マイナスの電気をもつ粒子力ヾ , いっしょにまざり合った気体を , プラズマどいいます。 すいしんざい で人きほうてん プラズマエンジンは , 推進剤ガ、スを , 電気放電によっ てんしてき 京んしゃ てプラズマにし , これを電磁的に加速して , 噴射するし くみになっています。 プラズマエンジンもイオンエンジンも , 推力は , 」、さい が , 長時間勸くこどができます。そこて , これらのエン しんこうえいせい ジンは , 人工衛星を高度の低い軌道から静止軌道へ移す きどうせ、、きよ どきや , 長時間にわたる軌道の制御などに適しています。 かがく かがく う すいりよく う おお セシウム し : うはつき か力、く 蒸発器 〇 0 〇 0 か よそう 0 〇 セシウム原子 イオン加速襲置 セシウムイオン かカ , く かそくうち か人か 4 加速電極 そ でんきてき 中和電極 電子 0 かそく でんき でんき せいしつ げんし でんし て / 、き りゆうし プラズマ 険極 筰勗ガス円環コイル 0 プラズマエンジンのしくみ 放電 ら一うし力、んはたら きどう ノズル 7 02
宇宙ロケットの科学 せいきよそうち 0 排気翼 制御装置 たいわ人り : 固体燃料ロケットて えきた、】んリい、 も , 液体燃料ロケット ても , 推力の方向を自 ゆうせいきょ 由に制イ卸するこどめヾて、 きます。 すいリ : ( 推力の方向を制」御す るこどによって , ロケ ットの進む方向を , コ ントロールするこど力、 てきるのてす。 すいリ : くせいきよそうち 推力の制御装置は , かそくどけい ジャイロや加速度計か さどう らの信号によって作動 し , ロケットを , 正し もくひ : う く目標に向かって飛は・ せるきをします。 せいきよそうち このような制御装置 みぎ には , 右のようなもの があります。 はメいた てぐち 羽根板を , ノズルの出口のどころに取 りつけて , ふき出すガ、スの方尚を変える しくみになっています。 はね、一た たどえは、 , 羽根板を左へ動かすど , 力、 スの一部が左へし , ロケットの尾部 を右におす力か勸いて , ロケットは左へ む 向くのて、す。 この方法は , V2 号に使われましたか , tf んざい つか 現在てははどんど使われていません。 0 サイドジェット ・」、形ロケットエンジン装置どもいいま す。メインエンジンのわきに いくつか の小形ロケットエンジンを取りつけてお ひつようおう てんか き , 必要に応して点火します。 はうはう おおかたえきたいわんリ : う この方法は , 大形の液体燃料ロケット つ力、 によく使われます。 けいカ、く マーキュリー計画のフレンドシップ 7 あ はうはうつか 号の打ち上げには , この方法か使われま 0 ニ次噴襲置 そくめんちい ノズルの側面に小さなあなをあけてお きたいえきたい き , そこから気体や液体をふきこんて , . : 、んしゃ 噴射力、、スの流れの向きを変え , ロケット すすはうこうせいきょ の進む方向を制御する鹽てす。 この方法は , 固体燃料ロケットによく つ力、 工スカ・た 使われます 。こュー 3 S 型ロケットては , そうら 一段めど 2 段めのノズルに この装置が - つ力、 使われています。 いち みき らから ・ 1 ・ う う と と う なか う はうはう た、、ねんりよう みうち 0 ジンパル襲置 首ふりエンジンどもいわれ , メインエ そうち ンジンそのものの向きを変える装置て、す。 えきたい第一んり : う つか これは , おもに液体燃料ロケットに使 われる方法てす。 このジンノヾルににたものどしては , 可 動ノスルどよは、れるものかあります。 れは , ノスルの向きを変えて進む方向を ースターに使われています。 力、 力、 すすはうこう 7 05
海王星・・・ カ 力、いおうせい かかく 力、 鹿児島宇宙空間観測所・・ しまうらうくうかんかんそくしよ 核鬲虫・合 / ヾノレスロケット・ かくゆうこう ガ、ガーリン・・ 化学ロケットエンジン・・ かせい 火星 6 号・・・ 火星 3 号・・ 火星 2 号・・ ーのデータ・・ 火星・・・ エムかた L 型 1 号機・ 工ルカ、た 型 2 号機・・ カーた / ハ 6 型 5 号機・ 廾リ . ツンニのすきま・・ ッノ、 9 、ノノヾ 1 カッノヾ 9 M 型 12 号機・ エムカ、た カッノヾ 9 M 型 11 号機・ エムかた カッノヾ 9 M 型 1 号機・ 、んせいりリ ) - ーとう 慣性航法・・・ カッ、せいこうはう 力、、ンシュビント・・ ガ、リレオ計画・・ けいカ、く カリスト・・ カプースチン・ヤル・・ ガニメデ・・ 可動ノズル・・ オーエーオー O A O ・・ オーエスオー O S 0 1 号・・・ 美窮場・・ おおすみ・・ オスカー 1 号・・・ けいかく ォズマ計画・・ ・・ 10 ・ 118 ・・ 52 ・ 53 ・・ 48 ・ 129 ・・・ 64 ・ 95 ・・ 58 ・ 59 クー クーーノレーー ・・ 76 ~ 79 ・・ 18 ・ 42 ・・ 28 ・ 29 ・ 125 ・・ 48 ・ 49 ・ 83 ・・ 12 ・ 118 ・・ 23 ・・ 121 ・・ 121 ・・ 89 ・・ 84 ・・ 16 ・・ 12 ・・ 12 ・・ 12 ・・ 121 ・・ 102 ・・・ 87 ・・ 59 ・・ 125 ・・ 58 ・・ 104 ・・ 62 ・・ 119 ・・ 119 ・・ 120 ・・ 121 ・・ 121 ・・ 123 ・・ 123 ・・ 105 ・・ 20 ・ 118 ・・ 106 きかんよう 帰還用カプセル・・・ きしようえいせい キックモーター 気象衛星 2 号・・・ 気象衛星・・ きしようえいせい きく 3 号・・・ きく 2 号・・・ ・・ 37 ・・ 127 ・ 128 ・ 129 ・・ 23 ・・ 115 ・・ 32 ・・ 99 ・・ 9 3 ・・ 99 ・・ 93 ・・ 101 ・・ 92 ・・ 20 ・・ 19 ・・ 53 ・・ 53 ・・ 52 ・・ 120 ・・ 123 ・・ 124 ・・ 125 ・・ 127 ・・ 128 ・・ 92 ・・ 116 ・・ 105 ・・ 119 ・・ 52 ・ 127 ・・ 29 ・ 32 ・ 128 ・・ 118 ・・ 20 ・・ 92 ・・ 36 ・・ 21 ・・ 120 け - つめんしや 月面車・・・ はうそく ケプラーの法則・・ ゲノレマン = チトフ・・ 原子力ェンジン・・ 光子ロケット・・ 航法衛星・・・ げんしりよく コ こうほうえいせい さくいん ・・ 39 ・ 57 オニーーノレ・・ オービター けいカ、く オービター計画・・ オ′、ノレ・・ オペル R a k 2 ・ オペルサンダー R a k 1 ・・ オーベルト・ オーロラ 7 号・・ きどうけいかく 軌道計画・・ 軌道変更・・・ 軌道面・・・ 逆噴窮ロケ きよっこっ・ キルナ・・ きどうへんこう きどうめん ット・・ 小形ロケットエンジン鬟置・ 国際地球観測年・・・ こくさいちきうかんそくわん えきたい たいはしよ たいわん 0 よう ゴダード・・ 固体補助ロケット・・ 固体燃料ロケット・・ 固体推進剤・・ たいすいしんざい コスモリョ コスモス 1 号・・ コロンビア号・・ コロリョフ・・ コロナホーノレ・・ コロナ・・ コ ? ロ、フ・ ゴドウイン・・ ーの液体ロケット ・・ 95 ・・ 34 ・・ 103 ・・ 103 ・・ 23 ・・ 105 ・・ 119 ・・ 121 ・・ 88 ・・ 90 ・・ 90 ・・ 70 ・・ 46 ・・ 50 ・・ 50 ・・ 14 ・・ 34 ・ 121 ・・ 33 ・ 122 ・・ 58 ・ 125 ・ 8 きんきルうたっしつようそうら 緊急脱出用装置・・・ きんせい 金星・・・ ーの像歯・・ ーのデータ・・ ひょうめん きんせい きんせい きんせい きんせい きんせい きんせい 近地点・・ きんらてん 金星 12 号・・・ きんせい 金星 10 号・・・ 金星 9 号・・・ 金星 7 号・・・ 金星 4 号・・・ 金星 3 号・・・ 金星 1 号・・・ ーの表面・・ クーリエ 1 B 号・・・ フーク・・ り、工、ン、 クノヾソフ・・ 首ふ コンスタンチン = ツイオルコフス コントローノレセンター 3 贏罰制房式・・・ 3 . 6 m アンテナ・・ けいかく サイクロプス計画・・ サイドジェット・ さいとつにう 再突入・・・ さくら・・ サターン 1 B ・・ がた サターン 5 型・・ サーベイヤー 1 号・・・ サーベイヤー 7 号・・・ グ け、一 レ - 、 しやかく 傾斜角・・ ケニア・・ 、丁ィー丁・ 「月世界の女」・・ ・・ 18 ・ 40 ・ 124 ・・ 57 ・ 123 ・・ 44 ・ 125 ・・ 4 5 ・ 127 ン ' サ サ サ サ サ リ リ リ リ リ - コ - ート 1 号・・・ ート 3 号・・・ ート 4 号・・・ ート 6 号・・・ ・ 9 ・・ 32 ・ 105 ・・ 100 ・ 112 ・・ 128 ・・ 127 ・・ 126 ・・ 47 ・・ 124 ・・ 128 ・・ 89 ・・ 33 ・・ 108 ・・ 33 ・ 118 ノ 37
工ス ミュー 3 S Ⅱロケット 工ッチ H ー I ロケット スペースシャトノレ スペースラフと人工オーロラ実験 はってんえいせい けいカー 未来ロケット スペースコロニ 発電衛星とスペースフライター ガリレオ計画 トランスポーター用スペースシャトル けー、カ・く ー計画 うちゅうかいはつ 宇宙開発 スペースコロニーをうかべる場所・ きうれん フランスと旧ソ連のスペースシャ 宇宙人との交信 うらゆうしん トル・ 宇宙ロケットの科学 ロケットの原理としくみ 人工衛星が士求を回るわけ・ し人こうえいせい わくせいかんひ うらうせ人 再突入と軟着陸 惑星問飛行・ 宇宙船の飛ひ方・ うらはうカ・人き : う かんそく うらうせ人 しせいせいき : うらはうせん 宇宙環境からの保護 宇宙の観測・・ 宇宙船の姿勢制御 宇宙船をコースにのせる方法 ロケットをコースにのせる装置 未来のロケットエンジン・ うらゆうこうしよう うらうつうし人 宇宙工場 宇宙通信 う ちゅうかいはつねんびよう ・宇宙開発年表 ・さくいん・ ・ 90 ・・ 92 ・ 94 ・ 96 ・ 98 ・・ 100 ・ 102 ・・ 104 ・ 106 ・・ 108 ・・ 1 1 6 ・・ 1 1 8 ・・ 130
人類は宇宙をめざす えきたいねんりよう ゴタドの 液体燃料ロケット えきりようせいげん はんかくてき さいしよ みち うち心う 液量制限パルプ ロケットエンジン 世界て最初の本格的ロケットを作り , 宇宙への道をき り開いたのは , アメリカのロノヾート = ノ、ツチンスン = ゴ . タ たいすいしんざい ードてす。かれは , はしめ固体推進剤ロケットの研究を していましたカヾ , ツイオルコフスキーの研究のえいきょ えきたいすいしんざい っく うて方針を変え , 液体推進剤のロケットを苦心して作り かれの作ったロケットは , ガソリンを液体 ー 0 たいかい 酸素て墲やす方式のものてした。第一回の試射は , 円 26 年 3 月日に行われました。このどき , 人類は宇宙への た、、つ一一 第一歩をふみ出したのてす。 ざいたん その後アメリカの財団からえん助を受けて研究を続け , しせいせいき・よゆうどうそうち 姿努制御や誘導装置にくふうをこらし , 円 30 年代に は , 高度 2000m にまて蓮するロケットを作りあげ けんき噛う けんきゅう か わんりよう 燃料 ( ガソリン ) ゴダードと上紛の えきたいわんりよう 液体燃料ロケット あんゼん・、ん 安全弁 アノレコーノレ 0 フロートバルプ 燃料 ( ガソリン ) わんりよう 引きづな発 射のとき使用 てんけんべん 点検弁 見時分離パイプ 7 0
類 宙 かいはつ アメリカ空軍は , 第 2 次大戦中に開発し め たワックコーホラルどいうロケットを , したいせん はこ す 第 2 次大戦後ドイツから運んた V 2 ロケッ うえ トの上につけて , ノヾン / ヾーロケットどいう あ 名まえて寸丁ち上げていました。また , 円 57 年 に完成されたソーロケットは , 上段にデル えい タやアジェナをつけて , ティスカノヾラー・衛 あ つか 星などの打ち上げによく使われました。 力、いぐん いつばう , 海軍ては V 2 を参考にして , ノヾイキングロケットを完成させました。そ たいたん して , 改良型の / ヾイキングを第一段にした あ 3 段式のロケットて , 人工衛星を打ち上げ ようどしたのか、′ヾンガ、一ドロケットて、す。 フォン = プラウンのいた陸軍では , ドイツ か、、はつら心う て V 2 どならんて開発中だっ たワッサーフアノレどいう也寸 かんせい 空ミサイルを完成させて , レ ッドストーンど名づけました。 このレッドストーンを改良し たシュピター C ロケットか , アメリカ最初の人工衛星ェク スプローラー号を打ち上げた のてす。 みリカのロケットと人工衛星 したいせんらう くうぐん くテルタアメリカでもっとも おお つか 多く打ち上げに使われているロ ケットの一つが , テルタロケッ トです。その最嶄の型のデルタ けいかく たいたん 3 引 4 は , 第一段はサターン計画 アールエス の H ーエンジンを改良した日 S 27 工ンジンを使っています。 2 けいかく 段 , 3 段も , ほかの計画で使わ つか かいりよう力「た れたエンシンの改良型が使われ ています こにかかれたテルタ N ロケ た人し、 ットは 2 段式で , 円 68 年以来 , きし一うえいせ、、 たいようか人そくえいせい 気象衛星工ッサ , 太陽観測衛星 O S O などを打ち上げました。 液体 アトラス・セントール 酸素とケロシンを推進 ( こした しようたん アトラスロケットを上段にして , つか 水素ェンジンを使った世界最初 のロケット , セントールをつな か人せい いだものです。円 63 年に完成し ました。マリナー探査機などを 打ち上げました あ う う しようだん か気せ、 工ッチ か、、りよう つか う つか かんせい さんこう 力、いりようかた たんしき う しんこうえいせい リくぐん 0 力、いりよう わん しんこうえいせい う あ う 0 ポンプ ↓ 4 液体 酸素 < スカウト円 60 年に完成 たんしき がたしんこうえい 4 段式の小形人工衛 あ 星打ち上げ用ロケットです たいすいし人さい せんた人 つか 全段固体推進剤を使ってい 円引年以来 , アメリカの E ワロップスや西部発麝場 , ケニア沖の海上発第場から , 丁 ェクスプローラ衛星や , イ T タリアのサンマルコ衛星な E どを打ち上げています タービン 液体 0 えいせ、、 えいせい △水素工ンジン R L 1 0 えきたいすいそ 液体水素が燃焼室のかべ の中でガスになり , ターヒ わんしようしつおく ンを回して , 燃焼室へ送ら れます。ターヒンは同時に 2 つのポンプを回します ね人し一うしつ まわ まわ
宇宙開発 ー核融合パルスロケット 人類初の恒星間飛行の計画は , ダイダロス計画とよ ばれています。これは , 地球から 5.9 光年はなれたパー ナード旱 ( 恒星の中で 2 番目に地球に近い ) と , その惑 星系に宇宙船を送りこもうというものです この計画て使おうと考えられているのが核融合パル スロケットです。これは物いままでの液体酸素や液体 水素などを使う化学ロケットや , 電気推進ロケットよ りもはるかに高速を出すことができます。いまはまた , 核融合パルス凵ケットを作ることはできませんか , 数 十年のうちにはきっと実現することでしよう ダイダロス計画の場合は , このロケットで宇宙船を 4 年間にわたって加速することによって , 光の速きの 1 2 % くらい ( 約 8 分の 1 ) の速さを出すことがてきると 考えられています 5 第 / / 男・ 44
宇宙ロケットの科学 はうはう かせい っき 月や火星におりる方法 た人さき うらゆうせんらやくリく わくせい 月や惑星に , 探査機や宇宙船を着陸させるこどを , にんげん たんさき うらうせん 考えてみましよう。探査機や宇宙船には , 機械や人間 か乗っているのて , あまりいきおいよく落下して , そ れらの星に」 : つかるわけにはいきません。 ひこうき つカー 飛行機から , ノヾラシュートを使って , ゆっくり地面 たんさき うら浦うせん に落ちてくるように , 探査機や宇宙船が , ゆっくり目 なんらやくりく てきてんたい 的の天体におりるこどを , 軟着陸どいいます。 っき なんらや ( リく 月に軟着陸するには , ロケットエンジンによる逆噴 っき 射を利用します。月には大気がないのて , 大気のクッ つ力、 ションは利用てきません。ノヾラシュートも使えません。 そこて , ロケットエンジンを , 月面に向けて逆噴射 げつめん た人さき うらルうせん し , 探査機や宇宙船が , 月面に落ちていく速度を , お そくするのてす。 っき なんらやくリく きやく . : 、んしや 月のように小さな星 逆噴射による軟着陸の方法は , つきらやく ーつめん はうほう には , 便利な方法てす。月面におり立ったアポロ月着 なんちゃくリく つ力、 リくせん この方法た、けを使って軟着陸てきました。 陸船も , しかし , 大きくて重い惑星に , 逼第ロケットだけ きやく」、んしや なんらやくリく て陣欠着陸しようどするど , たいへん大きな逆噴射ロケ おもわくせい ットか、必要になります。大きくて重い惑星ては , 重力 きやくふんしや も大きいのて , その力に対抗するためには , 逆噴射ロ ケットも , 大きくなけれは、ならないのてす。 たんさき らやい ) く 火星に着陸したノヾイキンク、探査機は , 火星の大気て げんそく っき つ力、 ます減速し , 次にノヾラシュートを使い , さらに着陸の なんらやくりく きや ( ふんし まえ すぐ前に , 逆噴射ロケットを勸かせて軟着陸しました。 0 惑星探査機の写真送襄置 現在では , わたしたちは , 地球にいながらにし て , 宇宙を飛ぶ惑星探査機からられてくる , 宇 宙の写真を見ることができます。このような写真 ききルうおく は , 次のようにして , 地球に送られてきます。 た人さき ①探査機に乗せてあるテレビカメラで , 撮影する。 すうい ) うまん カーめん さつえい ②撮影した写真を , ー画面ごとに , 数十万この部 しきらよう 分に分け , それぞれの部分の色調 , 明るさなど てんそう を電波のパルス符号に変え , 地球へ伝送する。 たんさき らきルう 遠い宇宙のかなたを飛んでいる探査機と , 地球 との交信には , 数十分もかかります。ですから , さつえい 撮影を , 地球からコントロールすることはできま はんたん さつえい せん。探査機は , 自分の判断で , 撮影をコントロ ーノレしているのです。 げんさい かんか しやしん らう しめん さつえい わ てんは きやくふん きやく」、んしゃ げつめん たんさき ちい はうほう はうほう 符号化 送信 おお しルうりはく おお ひつよう T V 撮影 力、せい 受信 らやくリく ロロロロ 逼嘖麝して火星に軟着 陸する , ノ、イキング着 群陸船 ( 想像図 ) ノ 0 ノ