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検索対象: 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ
41件見つかりました。

1. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

期待していたほどのことがなく、不満が残る。今 日のテレピドラマは、食い足りない内容だった。 気を揉む 悪い結果になりはしないかと心配する。やきもきす くもの る。明日になれば結果は分かるのだから、ここで 食い物にする 自分の利益のために他人を利用する。金もうけの 気を揉んでいてもしようがない。 ために、女、子供を食い物にするとはなんとあくど 【類】気が揉める 又ヾこ。 」し・々 - ナ′ きんせんふ 琴線に触れる ね あることに心の奥で共鳴し、感動する。マこの逸話ぐうの亠日も出ない 一言の弁解もできない。 には人々の琴線に触れるものがある。 の音も出なかった。 【説】「琴線」は琴の糸の意。琴糸に触ると妙 ( にえ ) なる音 を出すことから。 くきづ 釘付けにする 拘束したり関心や注意を引いたりして、動けなくす る。マ彼女がふと漏らした一言が彼を釘付けにした。 【類】釘付けになる くきさ 釘を刺す 食い足りない きも で 証拠を見せられて、ぐう 5

2. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

精彩を欠く 巣を食う 親友 生き生きとしたところがない。色艶がない。 歓迎されない人々が、そこに活動の本拠地を構える。 が転校してからというもの、彼はどことなく精彩を ひところここにはオカルト集団が巣を食っていた。 巣食う 欠いている。 【類】精彩がない 寸が詰まる せいろんは 長さが短い。特に、洗濯をした後などに衣服の丈が正 1 を吐く 道理にかなった意見を述べる。原則論の正しい主張 短くなること。マ通勤のズボンを洗濯機で洗ったら、 をする。彼は正論を吐くが、理想が高すぎて実行 9 寸が詰まってしまった。 は不可能だ。 すんか 寸暇を惜しむ わずかの暇も大切にして何かに打ち込む。マこの作関の山 するとしてもそのくらいが限度である。マ彼に頼ん 品には寸暇を惜しんで絵筆を取った。 だところで、やつつけ仕事が関の山だろう。 いた せきめん 赤面の至り 不名誉な結果になり、深く恥じ入ること。人の紹 すんっ すく 【類】 せいさい せさやま

3. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

労をとる 他人のために力を尽くす。労をとる事を嫌がらず に、全霊を込めて取り組んだおかげで成功した。 ろくぬす 禄を盗む 報酬に対して、才能や実績が伴わない。禄を盗む と言われた時期もあったが、結局優れた業績を残す ことができた。 【説】「禄」は給料の意。 ろう 資格や地位などで認められて、仲間と同位になる。 独自の成果を出すことで、ようやく列に入ること ができた。 マ 禄を食む 組織に属して報酬をもらうことにより、生計を立て る。禄を食む境遇に、生涯甘んじるつもりは無い ろせんし 路線を敷く その後に進むべき方向を決め、計画や対策を立てる。 改革の路線を敷く事だけでも本望だ。 【類】レールを敷く ろめい 露命をつなぐ つつましく生活することで、何とか暮らしを立てる。 露命をつなぐ事さえ困難なご時世だ。 【説】「露命」は露のようにはかない命の意。 ろんま 論を俟たない 一言うまでもない。 自己本位な社員が多くいる会社 がやがて倒産するという事は、論を俟たない。 ろく - 206 -

4. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

役に立たなくする。相手の気持ちを無駄にする。 むなくそわる あなたのご厚意を無にすることになってしまい 胸糞が悪い いまいましくて腹が立つ。不愉快きまわりない。 申し訳ありません。 あんな奴に頭を下げなきゃならないなんて、胸糞 が悪いよ。 無になる 苦労が無駄になる。マこの日のために、家族まで犠 牲にしてきたのに、落選ですべてが無になった。 胸騒きする 不吉な予感がする。不安で心が動揺する。妙に胸 騒ぎしてならない。夫の身に何かあったのではない 胸が痛む だろうか 悲しみや心配事で、耐えがたい気持ちになる。先 【類】胸騒きがする・胸が騒ぐ 輩が、初めて授かった子供を難病で死なせていたと 知って、胸が痛んだ。 むき 【類】胸を痛める 無に帰する そのものが全くなくなってしまう。無駄になる。 結果はどうであれ、今までの努力が無に帰するこ胸かすく とはない。 嫌な気分がぬぐわれて、気持ちがすっきりする。 マ負け試合の逆転ホームランは胸がすく。だから野 球はやめられない。 無にする むなさわ む むね むね - 184 -

5. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

はんじようい 半畳を入れる 人の言動に対して、やじったり、ちやかしたりする。 今日は半畳を入れないで、最後まで聞いてくれよ。 【説】芝居小屋で、観客が役者の演技に不満で、敷いてい た半畳の一」さを舞台に投けたことから。 ひいきめみ はんお 判で押す 贔屓目に見る いつも決まりきっている。幾度懇願しても、判で 好意的な評価をして、実際よりもよく判断する。 この絵はどう贔屓目に見ても初心者のレベルを出 押したような返事しか返ってこない。 ていない。 蛮勇を振るう 事の是非や結果のよしあしを考えずに、無茶な行動火が消えたよう をする。周囲から無謀だと猛反対されたが、蛮勇 活気を失って、寂しくなる様子。娘たちがみな嫁 いでしまい、夫婦だけの我が家は、火が消えたよう を振るって挙行した。 になった。 はんた 範を垂れる 模範を示す。手本となり率先して行う。部長自ら火か付いたよう ばんゅ一つふ ひき ひ 範を垂れないと、今の若い者はついてきませんよ。 【説】「垂れる」は目下に与え示す意。 っ - 1 51 -

6. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

したりする。休みぼけで仕事にかかろうとしない ねこめ ようだから、ねじを巻いてやろう。 猫の目のよう その時の状況によって、意思や物事が次々と変わる ねだ 様子。マ社長の方針が猫の目のように変わるので、 根絶やしにする 徹底的に取り除き、二度と現れないようにする。 どれが本当なのかわからない。 【説】猫の目が明るさによって形を変えることから。 政治の世界から賄賂 ( わいろ ) を根絶やしにするの は無理ではない。 ねこかぶ 猫を被る ねっさ 本性を隠して、おとなしそうにふるまう。マ彼は豪熱か印める 何かに打ち込んでいた情熱がなくなり、平静に戻る。 傑で通っているが、女性の前では猫を被るようだ。 マ 学生時代はヨットに夢中だったが、今はすっかり ねさ わる 熱が冷めてしまった。 寝覚めが悪い 悪いことをしたり、したことが好ましくない結果に ねつきお 終わったり、気分がよくない。飲んだ勢いで店の 熱気を帯びる 意気込みが増し、高揚した状態になる。両者とも 備品を持ち帰ってしまったが、どうも寝覚めが悪い。 に熱気を帯びた試合となり、周囲を沸かせた。 ねじを巻く 気持ちゃ態度を引き締めるように、注意したり励ま熱に浮かされる ま ねつう - 133 -

7. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

相手に同情や手加減をする様子が全くないこと。 空模様だよ。外出は止めよう。 【説】今にも目から涙がこほれ落ちそうだの意から。 マサラ金業者の情け容赦もない取り立てで、夜も眠 れない。 泣きを入れる 泣きついてわびたり、嘆願したりする。金輪際し生さぬ仲 義理の親子の間柄。特に、継母と継子の間柄がうま ないから許してくれと、相手が泣きを入れてきた。 くいかないことを表すのに用いる。マ生さぬ仲で苦 労したが、継母も年には勝てないと見えて近頃はお 泣きを見る となしい。 苦しい立場に立たされたり、つらい思いをしたりす 【説】「生さぬ」は生まないの意。 る結果になる。賭け事に入れ込み過ぎると、後で 泣きを見ることになるよ。 謎をかける それとなくほのめかす。遠回しに言って、それとな 泣くに泣けない く悟らせる。▽君のみそ汁はとてもおいしいと謎を 泣いたくらいではあきらめがっかないほど悔しい思 かけたが、彼女は気づいてくれなかった。 いをする。あれほど信用していたのに、運転資金 を持ち逃げされ、泣くに泣けないよ。 なにれ 雪崩を打っ 雪崩のように、大勢の人が、いっときにどっと動く。 情け容赦もない なさようしゃ み なぞ なか - 123 -

8. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

わる事なので、腹蔵のない意見を聞かせてほしい 【類】腹蔵ない 札付き 悪い評判が定着していること。またその人。彼は ぶくうねすみ 札付きの悪党だが、子煩悩な一面を持っている。 袋の鼠 【類】正札付き どんなにあがいても、逃げることのできない状態。 逃げ道は包囲網で塞いだ。もう、犯人は袋の鼠だ。 ふたへんし 【類】袋の中の鼠 一一つ返事で 「はいはい」と、すぐさま快く承知する様子。隣の ぶこうらゆうさいわ 奥さんは、私の頼みを二つ返事で引き受けてくれた。 不幸中の幸い 災難などの不幸にあっていても、まだ運がよいこと。 不幸な出来事の中でも、いくぶん慰めになるような一一股をかける こと。寝具だけでも運び出せたのは、不幸中の幸 どちらに決まってもいいように、両方に関係をつけ いでした。 ておく。マ大学受験は、国立と私立の二股をかける ことにした。 むし 【類】両天秤をかける 塞きの虫 憂鬱 ( ゅううつ ) で気持ちが沈んでいる様子。彼は ふたあ 塞ぎの虫にとりつかれ、別人のようになっている。 蓋を開ける 【説】憂鬱は虫によって引き起こされるとするところから。 事が始まる。また、何かが始まって、結果が分かる ぶたまに つ - 162 -

9. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

【類】如才ない うふりをする。あの様子だと、彼は最後まで白を 切るつもりらしい しょにいにに 所帯を畳む 一家を構えていたのをやめる。夫に先立たれ、所尻馬に乗る 他人のすることに無批判に従い、同調した言動を取 帯を畳んで実家に戻った。 る。あの人まで、尻馬に乗って騒ぐのはどうかね。 しょにい も 所帯を持っ しりあたた 一家を構えて、独立した生計を立てる。特に、結婚尻が暖まる 満足して同じ場所に長い間落ち着いている。マ人情 する意に用いる。所帯を持っと、好き勝手なこと 5 に厚い山里の暮らしに尻が暖まり、結局住み着いて 8 ができなくなる。 しまった。 緒に就く しりおも 物事に着手する。事が進み出す。仕事が緒に就尻か重い 物事が面倒になって、すぐに行動に移そうとしない。 いたばかりなのに、病に倒れてしまった。 マ 【説】「緒」は、糸口の意。「しよ」は「ちよ」ともいう。 相変わらず尻が重い人で、明日という時になって 出席を断わってきた。 しらき 【類】腰が重い 白を切る 【反】尻が軽い 自分を守るために、知っていても全く知らないとい しよっ しりうまの

10. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

鯖を読む 利益を得るために、数をごまかす。マ入場者数が発 表になったが、この数字はかなり鯖を読んでいる。 【説】鯖は腐りやすいので、数える時には早ロで言うため、 数を飛ばすことが多いことによると言われる。 様になる 何かをする様子やできあがった結果が、それにふさ わしいかっこうになる。マ彼は背広だとしょぼくれ ているが、祭りのはっぴを着ると様になるから不思 議だ。 さと 座を取り持っ 同席者の気分を和らげるように気を配る。今夜の 会食は、町会の顔役が多いから、ぜひ君に座を取り 持ってもらいたい。 さばよ さま も 座を外す 会合などに出ている人が一度その場所を退く。込 み入った話になりそうだから、悪いが君はちょっと 座を外してくれ。 さんだん 算段がつく 必要な金や品物のやりくりがつく。都合や方法のめ どが立つ。マ資金の算段がついたから、すぐにも着 工してくれ。 さんびきわ 酸鼻を極める 目をそむけるほど、むごたらしい状態である。マテ ロ現場の報道映像は酸鼻を極め、家族の誰もが言葉 を失った。 さはす