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検索対象: 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ
31件見つかりました。

1. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

よそ 呼びかけたが、横を向かれるばかりだった。 余所にする 【類】そっほを向く 真剣に取り組まずに適当にほうっておく。取引先 よしみつう の美女に気を取られ、プロジェクトの進行管理を余 誼を通じる 所にする。 便宜などを図ってもらうために、親しい交わりを結 ぼうと働きかける。マ社長の姪だと発覚して以来、よだれた 涎を垂らす 誼を通じる者が多い。 非常にうらやましく思ったり、欲しいと思ったりし よせい ながら、それを見たり聞いたりしている様子。マこ 余勢を駆る んな素敵な別荘は、生涯縁がないと、いつも涎を垂 何かの成功の勢いで、さらに別のことをしようとす らして見ている。 る。マ文芸新人賞の余勢を駆りて、歌手としても売 【類】涎を流す り出す。 よそき 与太を飛ばす 余所に聞く ふざけて、冗談やでたらめを言う。マそんな与太を 自分には無関係だと聞き流す、または聞こえないふ 飛ばしていないで、まじめに働けや。 りをする。不景気を余所に聞く生活も、ついに限 界が来た。 よだんゆる 予断を許さない よた と

2. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

がします。 みすむ 水を向ける みつか それとなくほのめかしてしむける。相手に関心を持三日にあけす たびたび。間をおかないで、毎日のように。マ彼は、 たせようと誘いをかける。彼から情報を聞き出す 三日にあげず私の家を訪ねて来ていた。 ために、水を向けてみる。 身に沁みる 溝ができる 心や体に強く感じる。寒い夜に狭い部屋で過ごし 両者の間に感情的な隔たりができ、関係がしつくり ていると、一人ぼっちの寂しさが身に沁みる。 しなくなる。彼と見解の相違がこじれ、溝ができ てしまった。 身に付く みそ 練習したり学んだりしたことが自分のものとなる。 味噌をつける 英会話を身に付けたことが、こんなに仕事に生か 失敗する。しくじって信用を失う。よく調べもし せて、努力した甲斐があった。 ないで、報告するなんて。彼も味噌をつけたな。 【類】身に付ける みらひら 道が開ける 将来に希望がもてる。解決の糸口が見つかる。ご マ身につまされる 他人の気の毒な境遇が自分の経験に照らし合わせて 助言をありがとう。これで、ようやく道が開けた気 みぞ み み っ - 177 -

3. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

【説】ところてんが筒から突き出されて作られることから。 寝床を片づける意で、病気が治って、普通の生活が できるようになる。長く臥せっていたが、やっと 床を上げた。 鶏冠に来る かっとなる。「頭に来る」の俗な表現。何かという 【反】床に臥 ( ふ ) す・床に就 ( っ ) く と人のせいにして、全く鶏冠に来るよ。 どこ吹く風 としは 自分には関係ないとして、無関心を装うさま。親年 ~ 師も行かぬ マ いいかげんにしろ。年端も行かぬ子供 まだ幼い。 の心配などどこ吹く風と、毎日プラブラしている。 を働かせる親がどこにいる。 とこうきら 【説】「年端」は年齢の程度の意 所嫌わす 他人の迷惑も考えす、場所を選ばずに好き勝手に行 こえ 動するさま。所嫌わずたばこの吸殻を捨てると罰どすの利いに一尸 話し方や声の調子にすごみがある。どすの利いた 則を食らうよ。 声で脅かされ、生きた心地がしなかった。 【類】所構 ( かま ) わす 【説】「どす」は短刀のこと。「脅す」の略語ともいわれる。 しき ところてん式 とたんくる 後ろから押されて自然に先に進むこと。私立だっ 塗炭の苦しみ 天災・戦火・悪政などによって受けるはなはだしい たので、ところてん式に大学を卒業してしまった。 かせ とさか - 1 1 9 -

4. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

すべきことを何もしないで、成り行きを見る。そ てぬ んなところで手を拱いていないでさっさと手伝えよ。手を抜く 【説】「こまぬく」は「こまねく」とも一言う。 しなければならないことをしないままに済ませる。 【類】手を束 ( つか ) ねる・腕を拱く ▽この工事に手を抜いていたことが分かったら、弁 償してもらうからな。 そ 手を染める てはな 何か新しいことを始める。マこの仕事に手を染めて手を離れる から、ちょうど十年経った。 役目・責任を果たし、自分と関係がなくなる。子供 【類】指を染める が成長し世話をかけなくなる。子供が親の手を離 れるのは、正直さみしいものだ。 っ 手を尽くす ひ 考えられる限りの手段を試みる。八方手を尽くしを引く て探したが、見付からなかった。 今まで続けていたことをやめ、関係を断つ。▽今日 限りで、この仕事から手を引かせてもらいます。 手を握る てひろ 互いに協力して事に当たる。同盟を結ぶ。和解する。手を広ける 政界と手を握って、海外市場に乗り出す。 あちらこちらと広く関係を作る。同時にいろいろな 【類】手を結ぶ ことをする。最近は、コンピニが銀行事業にまで て てにき て て - 1 14 -

5. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

くびそろ くび 【説】人形の首を取り替えることにたとえて。 くびなが 首を揃える 関係者が全員そこに集まる。彼が来れば、事件の首を長くする あることの実現を待ち焦がれる様子。マ彼女から返 関係者が、一通り首を揃えることになる。 事が来るのを首を長くして待っている。 あや 首がつながる 免職されたり解雇されたりせずにいる。マ次長へ降重行きが怪しい 情勢が不穏で、成り行きによっては混乱しそうな様 格で、どうにか首がつながった。 【類】首をつなぐ 子。マあそこの会社は、どうも雲行きが怪しいぞ。 【説】「天気が崩れそうな空模様だ」の意から。 くびまわ くもっ 首が回らない 借金が増えるなどして、金のやりくりがっかなくな 雲を衝く 非常に背が高い様子。彼の甥だというその青年は、 る。住宅ローンの借りすぎで、首が回らない。 雲を衝くばかりの大男だった。 首をすげ替える ある地位や役職にあった人をやめさせ、代りに他のぐるになる 悪事を働く。仲間に加わる。業者がぐるになって 人を就かせる。支店長の首をすげ替えて済む問題 値上げ工作を仕組んだ。 ではない。 くび くもゆ CD

6. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

はじめに 「慣用句」とは、一一語以上の語句が結びついて、そのまとまりが一つ の意味を表すようになつに言葉をさします。 「慣用句」は、ふだん、なにけなく使っていることが多く、「こと わさ」よりもなじみ深い一言葉といえるでしよう。 「慣用句」には、語句の似通っにものが多くあり、微妙な一一ユアン スの違いを知らすに使って、誤解されにり、相手に不快な思いをさせ にりしている恐れがなきにしもあらすです。 本書は、「慣用句」を正しく理解しにうえで、より適切に使いこな していにだくことを目的に、身近なものを選ん編集してあります。 見出し語に対して、その解説とそれを用いに例文をセットで構成し 必要に応じて、語句の説明や類語、反対語などを取り上けてあります。 本書が、会話や文章に生かされ、相互理解がより深まることで、豊 かな人間関係が築かれることを願ってやみません。 編者

7. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

挺して僕を火の海から救ってくれた。 みひ 身を引く 今までの地位を離れたり、関係を断ったりする。引 退する。私もそろそろ身を引いて、若い人に道を向きになる 譲ろうと思う。 ちょっとしたことでも、本気になって立ち向かう。 相手の態度を考えれば冗談と分かることでも、す みもっ 身を以て ぐ向きになるのは性格だろうか。 実際に、自分自身で。自分の身体で。伴侶を失っ まわ た孤独は、身を以て味わった者にしか分からない。 向こうに回す 相手にしてやり合う。敵として争う。彼を向こう に回しては、勝ち目がない。 身を寄せる ある人の家に同居する。世話になる。マ上京したが むしし 身を寄せるところがなく、寮住まいの友人を頼って虫か知らせる しばらく居候させてもらった。 何となくそれと心に感じる。多く、よくないことが 起きてから、思い起こして言う言葉。母が危篤で 病院に運ばれたころ胸騒ぎがした。虫が知らせたの にちがいない。 - 182 -

8. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

事態が深刻で、どうしようもない。身動きがとれな で言う。うそを言う。彼は二枚舌を使って、老人 会議は紛糾するばかりで、抜き差しならない の小遣いを巻き上げた。 ことになっている。 にんしようきびふ 人情の機微に触れる ぬめ 対人関係で、心の微妙な動きや思いやりの気持ちを抜け目かない 自分の利益になるようなことには、手抜かりなくず しみじみと感じる。マあの人の優しさが心にしみて、 るがしこく立ち回る。マストを見越して宿を確保し 久しぶりに人情の機微に触れる思いがした。 ていたとは、君も抜け目がないね。 抜けるよう 空がどこまでも青く澄んでいる様子。マ今日の空は 抜けるような秋晴れだ。 ぬかみそくさ 糠味噌が腐る ゅ 歌が下手だということをからかって、また自ら謙遜ぬるま日勿につかる ( けんそん ) して言う時の言葉。私が歌うと、糠味 居心地がいいので、その環境に甘んじてのんびりし 噌が腐るからやめとくよ。 ている。マ今思うと前の会社は、ぬるま湯につかっ たようなアットホームな事務所だった。 ぬさ 抜き差しならない ぬ『 - 131 -

9. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

手もなく 簡単に。何かを行うのが、極めて容易な様子。彼 は、猿のように難所を手もなく渡ってしまう。 でまく 出る幕ではない 出て行って活躍したり口を挟んだりする場合ではな マここは私の出る幕ではなさそうだ。 てあ 手を上げる 降参する。どうしようもなくなって、途中で投げ出 す。マこれしきのことで手を上げるのか。情けない 手を入れる 出来上がっているものに修正などを加える。書き 上げた文章に何度も手を入れている。 【類】手を加える て 手を打っ 問題を解決するために手段を講じる。マ今の内に何 か手を打たないと、取り返しがっかないことになる。 手をかける 労力や時間を惜しまずに仕上げる。彼の作品は手 をかけたのがよく分かる。 手を切る 交際を断つ。特に、男女の関係や好ましくないつな がりを清算する。暴力団と手を切る。 手を下す 他人に任せず、自ら行う。着手する。この件に関 してなら、君が手を下すことはない。 てこまぬ 手を拱く て て て てくだ う - 1 1 3 -

10. 慣用句辞典 ダイソーミニ辞典シリーズ

【類】溜飲を下げる・溜飲を下ろす 他人に迷惑をかけたり、まきぞえにしたりする。 累を及ぼすことを恐れて、親族の前から姿を消す。 りようてんびん 【説】「累」は好ましくない関わり 両天秤をかける どちらが有利になってもいいように双方と関係を持 るつほ つ。マ対立する双方に資金を提供し、両天秤をかける。坩堝と化す 【類】一一股をかける 場に集まった人々の興奮や熱狂が高まる。マ十数年 ぶりの優勝を前に、球場は興奮の坩堝と化した。 りようとうづか 両刀使い 二つのことをともに行うことができること。また、 その人。特に、酒と甘い物の両方を好む者。両刀 使いとの噂に違わず、大福を酒のつまみにしていた。 【説】一一本の刀を左右の手で一本すっ用いる意。 るいおよ 累を及ほす れつかごと 烈火の如く ひどく怒るさま。上司に烈火の如く怒鳴られて落 ち込んだ。 【説】「烈火」とは激しく燃える火の意。 れつはい 列に入る るれ - 205 -