おじうえ 叔父上 たまき 玉木との そのチピが やまがりゅうあとっ 山鹿流の跡継ぎ てすか ? なん いくら何ても こり一や小さいわい まいったまいった うぬには上臭 ? のあな 私は田にあっては さくもっ 作物をたがやし きじよう 机上にあっては がくもん 学問をするものと おも 思っておりました - ツも まな 彼らは学ぶことに いておらぬのです ! せいと ・ : あの生徒たちは じようし みな上士に生まれた もの 者ばかり一 生きるのに くろう 苦労することは
びしゃ はあ 膩置一鳳 はあ を 0 くんしいわ 君子日く しはん 師範に なれば : 不カ : がくもん 学問をして
かねこ 金子くん かこうしようこうは 夏候勝と黄覇の 故事を知っているか ? 中虱は漢の せんていじだい 宣帝時代のこと たが : ・ いえ、知りません ごく こうは 獄につながれていた黄覇が ごくち物う おなし獄中にいた じゅがくしやかこうしよう 儒学者の夏候勝に がくもんさず 「学問を授けてくれ」 1 たの と頼んたが、夏は しみ 「とうせ死ぬ身だから」 とことわった しかし、黄は とき 「こんな時たから まな こそ学ひたい」 と頼みこみ かかれがくもんさず 夏は彼に学問を授けた たの こう せんせい わかりました 先生 ! しまえ 死を前にしながら ろうないまな ふたり 牢内で学んたニ人は のちつみゆる その後、罪を許され や′、しよく 役職につき かつやく 活躍したのた へえ・ :
だいじろう 大次郎 とら かたな 侍なら刀をさげて しろゅ お城へ行けばよい てはないてすか がなせ、こうして まいにちはたで 毎日、畑に出るの ですか まえ お前もわしも って、つい , っ家に 生まれついた ましにち こ , っして毎日 はり 働いても 食べるのが やっとしゃ : せいかっ こんな生活から 抜け出すには がくもんみ 学問を身につける しかないのしゃ ! すぎけ : ・わが杉家は とはいっても さいかきゅうかし 最下級の下士しゃ * 大次郎は吉田家へ養子にはいる前は、杉寅之助という名だった。 よいか , ・ がくもん 学問をせねば 食うてゆかれぬ のしゃ ちち 父のようには ・ : なるまいそ ! 生きるため ほかみちえら 他に道は選べぬ ! ・ : わかってくれい
しようかそんじく 松下村塾の ひょうばん 評判はひろまり かくち にゆうもんのぞ 各地から入門を望む ひとびと 人々がやってきた せんせい 先生 ! しつもん 質問が : せんせい 先生 ! せんせい 先生 ! せんせい 先生 ! わたしおうみ あの・ : 私は近江から 来たのてすが おはいり一に かた なりたい方 ですか ? ああ、とうそ えんらいかた 遠来の方はこちらに きちょう 記帳してくたさい あの : ・私は あしがるみ 足軽の身ですが : どうそ ど、っそ た : ・だめて しょ , つか ? ・ みぶん 身分なんか かんけい 関係ない ですよ ! わ・ : わしは のうみん 農民なのですが : ・ あなたも私も ものとうし がくもん 学問をやりたい者同士 さ、どうそはいって * 近江は、いまの滋賀県 134
がくもん 学問が いやか 9 ・ とらのすけ 寅之助が : やめて ! やめてくたさい おじうえ 叔父上 ! 、ヾ 2 なあにうえ 亡き兄上は ようし まえ 養子のお前を にち 一日もはやく しはん 師範にと 願っておった ねが だいじろう よいか、大次郎 ! まえがくもん お前は学問て みた 身を立てるのしゃ はなせ うめたろう 梅太郎 ! 立たさ / てあ それが わからぬなら このわしが わからせてやる !
がくもん ・ : 学問なんか とら : 寅 ? 、当↓な 、ト 大きらいた 大きらいた 大ッきらい たあッ ! 力し とら あにうえ 兄上】ッ "
江戸で ほん こんな本を 手に入れたん たが : 読んてみたまえ こんよずしき ・ : 「坤與図識」 9 異国についての ちしき 知識がいろいろと 書かれておる 異国・ : きみにはもっと ひろがくもん 広く学問にふれて ほしいのた 《し
歹を囈ー当。 すぎ 杉の : ・ ああ・ : なにを考えとるんか ふちゅうふこう ・ : 不忠と不孝をしでかす がくもん ための学問かのオ 平気な顔をして くに のこのこと国に かえ 帰ってきちよる ほんとう 本当はバカしゃ なかろ , つか かお 読むか ! さて : ・ 第イ
ー 4 くそオ ちょうしゅうはん 長州藩には せいよう ほん 西洋がわかる本は ないのか ! だいじろう 大次郎 おそ もう遅いそ 明日にしろ 借りてきた 書なのて・ : あと少して終わります すこ あにうえ 兄上 ! これを写して しまいたいのです うつ だいじろう 大次郎が 目をかせて 書にむかうなんて がくもん あんなに学問を きらっておったのに