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検索対象: 目でみる「心」のバリアフリー百科 : 障害と福祉 3
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1. 目でみる「心」のバリアフリー百科 : 障害と福祉 3

よの , 一人一人が輝く、手話パフォーマンスグループひょこっち しゅわ 【「これがひょこっちの手話ライブ 2001 年舂」】 3 回目にな おきなわ しゅうえき じしゅ せかい る自主ライフで、この年のテーマは「沖縄から世界へ」。収益 きんおきなわ 金は沖縄のサンゴ礁を保護するために寄付された。 かいめ ねんはる しよう ほ おきなわこころった しんけんひょうじよう 【沖縄の心を伝える】真剣な表情 で太鼓を叩くメンバーたち。太 おどおきなわ さんしんあ 鼓と三線に合わせて踊る沖縄の ぼんおど ひろう 盆踊りエイサーを披露した。 さまざまくにみんぞくいしよう ちい うた 『小さな世界』や『世界中のこどもたちが』を歌った。 44 せかい 【世界はまるい、ただひとつ】様々な国の民族衣装をまとい、 せかい せかいじゅう

2. 目でみる「心」のバリアフリー百科 : 障害と福祉 3

サークル四季 かきよく しゅわ ゆうが O 歌曲を手話で優雅に舞う しゅわ うたかしうつく しゅわあ引っ 手話ダンスは、歌の歌詞を美しい手話で表 おど し、リズムに合わせて踊るタンスで、生まれつ みみき うた おど おんがく き耳の聞えない人も、ともに歌い、踊り、音楽 たの しようわ を楽しむことができます。 1979 ( 昭和 54 ) ねんかしゆさかもときゅう かし しゅわ 年、歌手の坂本九さんが、歌詞に手話をつ うた はじ けて歌ったことをきっかけに始まり、 1981 にしざわゆう ねん にほんしゅわ 年には西沢佑さんによって「日本手話ダンス ひと うつく 【準備運動】練習の始め、音楽に合わせ、輪になっ じゅんびうんどう て、バレエのように美しい動きの準備運動を行う。 じゅんびうんどうおこな おんがく れんしゅうはじ : 34 はじ 始め、 15 年以上になる。 ねんいじよう をきっかけに手話タンスを しゅわ 友人に教えてもらったこと ゆうじんおし 季の会長、千島寛子さん。 ちしまひろ かいちょう の手話をする、サークル四 しゅわ 【笑顔の会長さん】「元気」 えがおかいちょう げんき ともかい せつりつ せんこく ひろ 友の会」が設立され、全国へと広がりました ともかい ひと サークル四季は、友の会のサークルの一つ とうきようとみなとく かつどう で、東京都港区で活動しています。メンバー やくめい やくはんすうひとちょうかくしようがいも は約 30 名で、約半数の人が聴覚障害を持っ しゅわ なか ています。手話ダンスサークルの中でも、サ しやおお けんちょう ークル四季にはろう者が多く、健聴のメンバ まなあ おお ーと、互いに多くを学び合っています。 たが 5 を物を - ーン たいせつ いちばん とうきようと 大切だといい、和やかな雰囲気で進められる。 ふんいきすす ロではないので、メンバーが楽しむことが一番 たの 障害者福祉会館に集まって練習している。プ れんしゅう しようがいしやふくしかいかんあっ 【指導員 ( 左 ) と練習風景】月に 2 回、東京都 しどういんひだりれんしゅうふうけいつき 手話タンスは、全体に優雅でしなやかな動きが多い。 せんたいゆうが しゅわ フラダンスの動きをもとにした 【優雅な足さばき】 ゆうかあし

3. 目でみる「心」のバリアフリー百科 : 障害と福祉 3

数々の名曲と詩が生まれる共に生きるみんなの歌とおどりのつどい すうにん はじ 【初めのあいさつ】数人の さぎようしよおこな だいひょうしや 代表者が作業所で行っ ないよう ている仕事の内容や「よ れんしゅう さこいソーラン」の練習 ようす の様子について説明した。 ちからづよおん たの 【楽しむ観客たち】カ強い音 ひと がく 楽に合わせて、見ている人たー . グ・ からだ ちの体も自然に動き出す。 せつめい かんきやく しせんうご ひろううえした おど ていきあ なるこ 【鳴子を手に息の合った踊りを披露 ( 上、下 ) 】 じかんおこな しごとあいま れんしゅう 練習は仕事の合間のわずかな時間で行われ まいねん たが、毎年このつどいを楽しみにしている れんしゅうい おほ いっしようけんめい みんなは、一生懸命に振りを覚えて練習以 はっき じようせいか 上の成果を発揮した。 39

4. 目でみる「心」のバリアフリー百科 : 障害と福祉 3

数々の名曲と詩が生まれる 共に生きるみんなの歌とおどりのつどい い そ み や マ み や ん く っ く マ ん い そ すそ も な な で く れ く に い で いす な ば を つ た ま も い る る つ の も っ も わ し よ よ き も ら く わ る っ わ い わ 力、 と ら ら た ら い 下た い し、 しゅわ さんか 【手話サークルも参加】 ボランティアと さんか しゅわ して参加した手話サークルのメンバー しかいしや はな うた は、司会者の話す言葉から詩、歌とす しゅわやく かんたんしゅ べてにわたって手話で訳し、簡単な手 おこな 舌のレッスンも行った。 しいこになるよ こうぼ しろうどく きのしたたえこ 【詩を朗読する木下多恵子さん】公募された詩 ろうどくよう しんきよく からは、朗読用の詩と新曲にするためのもの すうへんえら はたらきのした か数編選はれる。ワークアクティで働く木下 きも さんは、素直な気持ちを詩に書き綴った。 ことば つづ すなお 一三ロ かざ 【つどいのフィナーレを飾るディスコタイム】 いちばんたの みんなが一番楽しみにしているティスコタイ ひと あっ ムでは、多くの人がステージに集まってきて、リ おんがく おど ズミカルな音楽に合わせて楽しく踊った。 おお

5. 目でみる「心」のバリアフリー百科 : 障害と福祉 3

いすダンススポーツ連盟 かれい くるま つ車いすが華麗な弧を描く げんざい にほんくるま れんめい ことです。現在、日本ではおよそ 800 人も 日本車いすダンススポーツ連盟は、日本に きようぎしやれんしゅう はげ くるま ふきゅうめざ の競技者が練習に励んでいます。 おける車いすダンスの普及を目指して発足し しゅもく へいせい ねん くるま くるま 1997 ( 平成 9 ) 年にはバラリンピック種目 ました。車いすダンスとは、車いす使用者と にんてい けんじようしや ねん に認定されました。 2006 年にイタリアのト 健常者とがペアを組み、モダンやラテンの しゆっじよう おどきようき かいさい おんがくあ 音楽に合わせて踊る競技ダンスのことです。 レノで開催されるバラリンピックへ出場す めざもっとおお たんじよう いま ヨーロッパで誕生したこのダンスが日本に ることは、今ダンサーたちが目指す最も大き ねんだい もくひょうひと やってきたのは、 1990 年代に入ってからの な目標の一つとなっています。 えが にほん にほん はっそく しようしや にほん はい れんしゅうふうけいとうきようしぶ 【練習風景】東京支部 しゅう かい かいいん では週に 1 回、会員 あっ れんしゅう が集まって練習をし れんしゅうじよう ている。練習場では おんがく 軽やかな音楽に合わ くるま せてあちこちで車い すがターンをする。 えがおれんしゅうれんしゅうちゅうえがおた 【笑顔で練習】練習中は笑顔か絶えない。東京以外 けん じかんいじよう れんしゅうさんか の県から 1 時間以上かけて練習に参加する人もいる。 とうきよういがい ひと おど 【手をとりあって踊る】モダン・タンスではパート ナーの手を離してはいけないというルールがある。 24 てはな

6. 目でみる「心」のバリアフリー百科 : 障害と福祉 3

こうはこの会 ことば O 言葉に心を乗せて語る、言葉の魔術師 ものがたりぐんどくろうどくげき かれんしゅうこうえん しようがいも こうはこの会は、物語、群読、朗読劇など 加や練習公演のほか、「障害を持っていても、 ことはちゅうしん ひょうげんかつどうおこな 言葉を中心にした表現活動を行うグループ してもらうばかりでなく、してあげたい」と えんげきけいけん ちゅうとしつめい ちゅう おも こうえんかいさい で、演劇経験のある中途失明のメンバーを中 の思いから、チャリティ公演を開催し、ベト へいせい ねんけっせい いえ だんたい しえん 1993 ( 平成 5 ) 年に結成されました。 ナムの家のない子どもたちを支援する団体 ーいに、 げんざい やく しようがい うむ きふおこな けんじようしや 現在のメンバーは約 60 人で、障害の有無に へ、寄付を行っています。また、健常者とハ ことば かんけい かのうせい りよこうで にちじよう 関係なく、「声」と「言葉」の持つ可能性に イキングや旅行に出かけ、日常をともにする ちょうせんつづ さまさま さん めざ 挑戦し続けています。様々なイベントへの参 ことからも、バリアフリーを目指しています。 れんしゅうこうえんしゅうき 【練習公演】 秋季チャリティ公 えんまちかひか れんしゅう 演を間近に控えた練習では、 じゃくものがたりなか かまゆじぞうたん 昔物語の中から『釜の湯地蔵譚 うた と『蘆刈りの唄』が演じられ、 こえせつ つむ 凄んだ声、切ない声と、紡ぎ出 さまざま かいじようくうき される様々な声が、会場の空気 の色を変えた。 ことば まじゅっし かい かい いろ はんそうことね せつ こいものがたりあし 【伴奏に琴の音】少し切ない恋物語『蘆 うた か 刈りの唄』のバックには、しめやかで、 ときはげ ことねひび 時に激しい琴の音が響いた。 ろうどく 【なめらかな朗読】 てんじ だいほんすべ 点字の台本を滑る ゆびさき ようにたどる指先 に合わせて、少し もよどむことなく ろうどくつづ 朗読が続けられる。 しんけんちょうしゅうたか えんぎ めざ 【真剣な聴衆】高いレベルの演技を目指すメンバーたち きび えんぎ いけんだ は、厳しい目でお互いの演技を見つめ、意見を出し合 わざみが うことで、語りの技に磨きをかけてゆく。 32