フロジェクト短信 鴨浩靖 / MO ro 坦Ⅷ wd@openbsd.ics.nara-wu.ac. JP OpenBSD の情報源の紹介です。今回は、公式 WWW サイトと公式メーリングリストを紹介します。残念ながら、 今回紹介するものは、すべて英語版です。日本語版はあ りません。そこの翻訳好きのあなた、翻訳プロジェクトを 立ち上げませんか ? 公式 WWW サイト セキュリティに関わるものなど、重要な修正は、 「 patches 」注 1 で公表されます。 OpenBSD を重要な用途 に使っている人は、定期的にここを祝んで、ここから入手 できるパッチを当てて使うようにするのが良いでしよう。 主な修正は、「 DaiIy Changelog 」注 2 に書き加えられて いきます。時系列で並んでいて、内容別に整理されてはい ないので、読むのには多少の根気が必要でしよう。 さらに細かい情報が必要な方は、 CVSWeb 「 Browsing source on the Web 」注 3 で、ソースコードを読むことがで きます。最新のバージョンだけでなく、履歴もわかります。 WWW GNATS 「 Our Bug TrackingSystem 」注 4 では、 すでに解決した問題と、未解決の問題を検索することがで きます。 公式メーリングリスト 現在、表 1 の公式メーリングリストがあります。講読の 方法は「 MaiIingList Archives 」注 5 をご覧ください。講 読するかわりに、アーカイプサイトのどれかを利用して www で読むこともできます。アーカイプサイト情報も、 Subject : IMPORTANT : compiler change 最近の tech@openbsd.org から 同じページにあります。 OpenBSD 短信 表 1 公式メーリングリスト OpenBSD のコンパイラを gcc 2.8.1 から egcs 2.95 prerelease に変更したとのお知らせです。この変更を越え てシステムをアップデートするには、特別の手順が必要に なります。 2.5 から - current へのアップデートを行う人は、 必読です。 ( 続報多数 ) Subject : updated RAlDframe + pciide is v. fast ー diff tO f0110W From : Peter GaIbavy く Peter.Ga1bavy@know1edge.com/ Date: Wed, 28 JuI 1999 19 : 01 : 39 + 0100 Message—ID : く 19990728190138. A604@0ffice.knowledge. com> (http : //www.tryc.on.ca/archives/obsd/tech/1999—7/0225.htm 1 で閲覧可能 ) Greg Oster の新 RAIDframe の NetBSD からの移植で す。これによって、 i386 + IDE でも、パフォーマンスの著 しい向上が期待できるそうです。 ( 続報あり ) Subject : mailwrapper upgrade inf0 From: Jak0b SchIyter く j akob@crt . se> Date: Mon, 2 Aug 1999 21 : 40 : 41 + 0200 (MET DST) Message—ID: く Pi Ⅱ e. GSO. 4.10.9908022129140.691 ー 100000@spitfire . crt . se> (http : //www.tryc.0Ⅱ. ca/archives/0bsd/tech/1999—8/0000. htm 1 で閲覧可能 ) sendmail を他の MTA で置き換えることが簡単になるよ うにするためのラッパーです。 NetBSD からの移植です。 Subject : Re : ATAPI ZIP Drives From: Theo de Raadt く deraadt@cvs . openbsd. 0 て g > Date: Wed, 11 Aug 1999 12 : 21 : 27 ー 0600 Message—Id: く 199908111821.MAA13361@cvs.openbsd.org/ (http : //www.tryc.0Ⅱ.ca/archives/0bsd/tech/1999—8/0024.htm 1 で閲覧可能 ) OpenBSD-current は ATAPI ZIP ドライプに対応して いるかとの質問への、 LS -120 、 ZIP 100 、 ZIP 250 のいず れも動作するとの回答です。 From: Marc Espie く Marc.Espie@Iiafa ・ jussieu. fr> Date : Wed, 26 May 1999 14 : 58 : 30 + 0200 Message—工 D : く 19990526145830. A24085 @liafal . liafa ・ jussieu. fr> (http : //www.tryc.on. ca/archives/0bsd/tech/1999—5/0181. 1 で閲覧可能 ) htm 注 1 注 2 注 3 注 4 注 5 http //www.openbsd.org/errata.html http://www.openbsd.org/plus.html http://www.openbsd.org/cgi-bin/cvsweb/ http.//www.openbsd.org/cgi-bin/wwwgnats.pl http ・ //www.openbsd.org/mail.html announce tech m ISC bugs advocacy ports source-changes 重要なアナウンス ( 流量小 ) 技術的な議論 ユーザーの質問と回答 sendbug コマンドを使って送られるバグとそれに OpenBSD の普及についての議論 ports についての議論 CVS ソースツリーの変更の自動的な配送 ついての議論 1999 NO. 1 BSD magazine 7 め
ー印 OS バーティションの ? 作成 まず、 BIOS パーティション ( スライ ス ) の作成を行う。 これには、 fd isk ( 1 ) を利用する。 fdisk の利用方法の詳細については、マ ニュアルなどを参照してほしい。 Open- BSD のインストーラから、「他の OS と 共存」を選択した場合、ディスクを選 択すると直後に fdisk ( 1 ) が起動する (fdisk -e デバイス名で起動 ) 。 なお、 fdisk のプロンプトから「 ? 」 または「 help 」で簡易マニュアルを、 「 manual 」で、完全なマニュアルを読 むことができる。 BIOS パーティションが存在しなかっ たり、その情報が壊れていたりする場 合には、 fdisk ( 1) はその初期化を行って 標準 MBR を書き込む。すでに存在し ている場合は、その状態を維持したま まで起動する。 ただし、今回のインストールでは、 OpenBSD の fdisk(l) は使っていない。 残念ながら、 OpenBSD 2.5 の fdisk(l) は、ディスクのシリンダ数の指定を 1024 以上に設定できず、またディスク のジオメトリとして設定されている範 囲を越える値の入力ができないように なっているので、今回のようなシリン ダ数が 1024 を越えたディスク全体に対 して正しくパーティション情報を与え ることができないのである注 2 。 そこで、 1024 シリンダを越えるハー ドディスクに OpenBSD/i386 をインス トールする場合には、 Windows 95 / 98 が可能になる。 付属の fdisk. exe と、 tools/ に収納され ている pfdisk. exe を併用することでこ れを回避する。 OpenBSD のカーネル自体は LBA で 直接アクセスするハードディスクに対 応しており 、こついったハードディス クも問題なく扱うことができるのだが、 OpenBSD/i386 がカーネルを起動して そこに制御を移すまでの間、具体的に は、 MBR 、 first-stage bootstrap 、 second-stage bootstrap すべてカ、古 い CHS 方式で BIOS 経由のアクセスを 利用しており、この 1024 シリンダ制限 にひっかかってしまうのである。 このため、正しく最後まで起動する ためには、 first-stage bootstarp 、 second-stage bootstrap(/boot) 、カー ネル (/bsd) がすべて 1024 シリンダよ り小さいシリンダの領域に存在する必 要がある。次の 2 点に配慮して切り分 けを行ってほしい。 ・ OpenBSD の入る BIOS パーティショ ンの先頭 (first-stage bootstarp カ こに入る ) を BIOS から CHS で見 た場合に 1024 シリンダ以内に入るよ うにする。 ・ disklabel でのルートパーティション (/boot/bsd が入る ) 、パーティショ ン a 全体を、 BIOS から CHS で見た 場合に 1024 シリンダ以内に入ってい るようにする。 今回は Windows との共存をはかる 必要があるため、 W ⅲ dows 用のツール であらかじめディスクのパーティショ ンを切っておくことにする。 fdisk. exe(windows98)/pfdisk. exe a. ハードディスクを接続 b. BIOS のハードディスクの自動認識 などから、ハードディスクをスキャ ンさせ、「 LBA モード」でのディスク のジオメトリ ( シリンダ数、セクタ 数、ヘッド数 ) を確認しておく注 3 。 なお、 Windows 上でのディスクパー ティションの操作は、 DOS モードで再 起動させるか、起動時に F8 でメニュー を出して、「 Command Prompt Only 」 のモードで行う必要がある。 まず、 w ⅲ dows 用のディスク領域を 確保する。これには、 Windows に付属 する fdisk. exe が利用できる。続いて、 pfdisk. exe を起動する。 c : *>pfdisk 2 pfdisk. exe には、 BIOS でのディスク の番号を与える。本稿では、 SCSI 優 先の構成になっているため、 0 番 : SCSI IDO 、 1 番 : SCSI IDI 、 2 番 : IDE という順序になっていた。完全に 確認したい場合は、 fdisk. exe のディス ク装置の選択画面で表示される情報を 参照すると良いだろう。 シリンダ数が 1024 より多い場合、 pfdisk は、ディスクの情報を 1024 / 255 / 63 と認識し、 CHS と LBA の対応の計 算もこれに従って行おうとする。今回 は LBA 側の値を正しく設定するのが目 的なので、 G コマンドを使ってこの値 を調整する。今回のディスクは、 1571 シリンダ / 255 ヘッダ / 63 セクタでアクセ スできることを確認しているので、次 注 2 BIOS パーティションの「 CHS 情報」の部分は、 1024 シリンダ以上の値を設定することができず、限界は 8G バイトだが、「 LBA 情報」の部分は、全体を通 してのセクタ番号での指示なため、 IDE では 137G バイトまで、 SCSI では 2T バイトまで指示することが可能。 注 3 OpenBSD の fdisk(l) では、 1024 を越えているものは常に 1024 / 255 / 63 になってしまう。さらに本稿の場合、 Ope Ⅱ BSD のカーネルが示したシリンダ数は、 実際のものよりもなぜか少ない値だった ( セクタ総数は正常 ) 。実際のハードディスクのスペックと照らし合わせて、一番正確な値を確認するのが良いた ノ 08 BSD magazine 1999 No. 1
開しているものを立場を利用して不当 に配布したという点についてである。 なお、 Net/2 は UNIX/32V に基づいた ものであると訴えている。注 2 この後の Kirk McKusick の証言によ ると、 Kieth Bostic ( 現 BSDI) と Kirk は、数百時間かけて Net / 2 と 32V を比較した。結果、 32V のコードと完 全に一致するのは、 Net / 2 カーネル中 の 539 ファイルにわたる 230 , 995 行中、 5 個のファイルの 56 行のコードだけで あった。注 3 それぞれが、簡単に完全に 書き換えられるか、誰が書いてもほと んど同じになるコードであった。ユー ティリティ / ライプラリについては、 4176 ファイルにわたる 1 , 288 , 072 行の ソース中、 9 ファイルの 130 行のコード が一致している。これらについても カーネルと同様な解釈である。ただし、 cpio ユーティリティについては、 USL からのリクエストで、 USL のコードが まったくそのまま含まれているとのこ とであった。 さらに Kirk によれば、 Net / 2 で使わ れているアルゴリズムは新しいものか、 疑似コードが出版されているといった、 すでに公のものであり、 USL の企業秘 密に属するものはなく、あったとした らその部分は公開していないとのこと だった。また彼の知る限りにおいて、 Net / 2 のソースファイルには 32V のソー スコードは含まれておらず、 186 行の コードが残ってしまったのは間違いで あり、 Net / 2 のソースコード全体の 170 万行のソースと比べれば、非常に少な いとも証言している。 和解と 1 .1 UN Ⅸの発展が約東されたといっても である。このことによって、 BSD 系 できた 4.4BSD-Lite ができあがったこと よって、 USL に認められる形で「掃除」 になってはいるが、 CSRG のメンバーに こで重要なのは、裁判がきっかけ クトのみで提供された。 るソースコード 16 ファイルはオプジェ された関係もあって、当初は問題とな 4.4BSD-Lite の出荷よりも先にリリース 1994 年 2 月 1 4 日から開始した 正を盛り込んだ BSD / 386 1.1 の出荷を る ) 。これにともない、 BSDI はこの修 た ( 和解の内容の詳細は未公開であ 題となる部分を変更することに合意し 定の ) 4.4BSD-Lite のコードベースの問 解した。 BSDI は、 ( リリースされる予 1994 年 2 月 4 日、 USL と BSDI は和 BSD/OS の歴史 過言ではないだろう。 いるが、本質的に中味は同じである。 Server 等という名称も合わせて用いて lnternet Gateway とか lnternet Super い意識が強いため、ある時期から まり OS という名前を隠して ) 売りた いうよりは lnternet server として ( つ いうとマーケティング戦略から、 OS と されている。なお BSDI は、どちらかと を変え、現在最新版の 4.0.1 がリリース への対応への意識から BSD / OS と名前 中から SPARC や PowerPC 等の CPU 当初 BSD / 386 と呼ばれていたが、途 それぞれのリリースの大きな変更点 を簡単に説明すると、表 1 のとおりで ある。 これらに加え、 FirewaII を構築した り、インターネットサーバーを構築す るために必要なツールが BSDI 独自に 開発され随時追加されている。 筆者は、 0.3.3 がリリースされた後か ら継続的にこの OS を用いているが、 非常に安定して運用できている。途中、 パフォーマンス向上のため PC 本体の変 更をしているが、それによるトラブル ( マザーポードのキャッシュ不良 ) を何 回か経験はしたが、それ以外では極め て安定して動作している。 大きな変更として、 2.0 のときの 0 仕ー t の 64bit 化と shared library 導入、 4.0 の ELF バイナリの導入があったが、心 配とは裏腹に特に問題は無かった。 3.0 で導入された PCMCIA サポート は、 WIDE プロジェクトのメンバーに よって共同開発された Wildboar 注 4 と いうパッケージを BSDI が導入したもの である。このドライバは非常に使い勝 手が良いと自負している。 BSD / OS を使うメリット / デメリット 昨今、 Free UN Ⅸが非常にウケてい る。そのなかで、はたして有償の BSD / OS を使う意味があるのだろうか。 bsdi - users というメーリングリストが あるが、そこである人が「 FreeBSD の ューザーコミュニティはとても良くて、 質問すると 1 時間以内には世界のどこ かのだれかから答えが得られるんだか ら、サポートなんていらない」という 注 2 注 3 注 4 58 実は、厳密には少々異なる。正確に書こうとするといくらあっても紙面がたりないので、細かい点は省いている。詳しくは、 USL 関連の文書が bsdi.com のアーカイプ ( あるいは、 ftp://ftp.foretune.co.jp/pub/BSDOS/ftp.bsdi.com/bsdi/info/usl) にまとまっているので、ご覧いただきたい。アメリカの法 律がからんだ文書であるので、非常に読みにくいことを最初にお断りしておく。 相当するのは、 ufs/disk_subr. c, ufs/ufs_inode. c, kern/subr_prf. c, kern/kern exit. c, ufs/ufs_vn 叩 s. c の 5 個 干支が「いのしし」の北陸先端科学技術大学院大学の篠田助教授の命名による。 BSD magazine 1999 NO. 1
Windows NT 4.0 におけるリソース 複数のリソース値が必要になる。 接続するカードと同様、 OS に自動認 情報の取得 Sound BIaster 16 を例に説明するが、 識させることも可能である。 Windows NT も Windows 95 / 98 の いわゆる SB 16 互換といわれるような 場合と同様、デバイスが正常に動作し カードでも基本的に同じであると思わ リソースの設定 ていれば、「 Windows NT 診断プログ れるので参考にしてほしい。 デバイスに与えられたリソースの値が ラム」でリソースの利用状況を把握で OS 側の要求するリソースの値と異なる コントロールバネルの「マルチメディ きる。 NT の場合、コントロールバネ ア」を開き、「デバイス」タブ (Windows 場合、どちらかを変更する必要がある。 ルにある「システム」ではリソース情 95 では「詳細設定」タブ ) をクリックす 複数の OS が共存しているような環境で 報を見ることができないので注意して ると ( 図 12 ) 、マルチメディアに関連す は、デバイス側のリソースに変更を加 ほしい。リソースタブをクリックし、 るデバイスの一覧が表示される。 えてしまうと、使っているすべての OS 右下にあるデバイスポタンをクリック で要求するリソース値を修正しなけれ でオーディオデバイスのグループにあ すると、現在利用中のデバイス一覧が ばならなくなる。あるいは、さまざまな るデバイスのプロバティを開くと、そ 表示される ( 図 1 1 ) 。調べたいデバイ のデバイスの現在の状態が表示された 要因によって、デバイス側の設定が変 スをダブルクリックすれば、 IRQ や I/O ダイアログが現れる。 こで「設定」ポ 更できない場合があるかもしれない。 ポートの値を見ることができる。 タンをクリックすると、このカードが 一概にどちらがよいとは言えないが、 使用しているリソースがすべて表示さ Windows が正常に動作しているのであ サウンドカードの情報 れる ( 図 13 ) 。なお、 Sound Blaster 16 れば、デノヾイス側の設定は極力避けた サウンドカードは特殊なデバイスで、 PnP を使っている場合は、 PCI バスに い。設定可能な値の組み合わせには限 りがあり、うかつにデバイスの設定を変 x 図 8 更するとデバイス同士で同じリソース Windows 98 の「ネットワーク のプロバティ」。これは一 nt 引の EtherExpress100B + の場合 だ。実はこのカード、仕様が一 般に公開されていないので、 BSD ではまだ 100Base-TX を 有効活用できていない ネットワーり はツトワーり俿錠ー描川アりセス膚に 現在のわトワコンポーネント⑩ Microsoft ネットワーりりライアント い引 8255x-based PCI Ethernet 叩 ( 10 / 1 側 ) TOP/IP 轣 Mlcrosoft ネットワーク共有サビス 優先懶こログノするネットワーク Microsoft ネットワーりイアント 方イ ) 比カンの共有 コンビュータのプ O/ 行ィ ーリソスの表示トルースの予約一 ~ 込み導求碩 0 ) ⑧い - ' 第イしりトメ刊アクセスの ) 0 システムタイマ 蝨 01 NEO 2-98 圓シリーズキーポードまたはスタンダードキーポード ) 望 02 スタンダードディスプレイアダブタ 21 シリーズ ) ー 03 MELCO LGY-ß 04 信ポートサポート 1152K s ℃ 0M1 ) 第 2 道信ポートサポート 1152K s ℃ 0 ) PC - 21 TGIJ 68X. Oyb 938X. prov 旧師 (Tndent) POI ステング用ーホルダ 説明 図 10 デバイスマネージャで「コン ビュータ」のプロバティを参照 すれば、旧 Q やレ 0 ボート別にリ ソースの利用状況を確認できる Windows NT の「ネットワーク のプロバティ」の「アダブタ」 タブ。これは 3COM の 3C90X シリーズと呼ばれるカードの場 合だ。このカードは Windows は もちろん BSD でも実績があり、 100Base-TX に対応している NT 諂断フ、ログラム - TOPOfi1 再回ロ ネットワーク ファイルヘルフ嶇 ) . ー。ハ→。ⅵーシステムけイスフ材いツ川心いモスツたスド境 1 ネットー 新しツを含ツ朝に Cot 叩日 s 8 HAL 別 42 舅 Emx Floppy sbl 6s Vga.Save ロサーと。ス 1 カ辧。アカンドに ネットグア効 肖孵 ( 良加、ライー 加住 ) 更新叫 項目の説明 300m Fast 日 h L XL 10 / 18 物 TX E 研 t 0 ) 叩 5 日 - T 刈 [ 1 ] 300 川 Fast EtherLink XL NIC 朝 0 叩 5 日一 T sVga 図 1 1 Windows NT 診断プログラムの 「リソース」タブで、旧 Q 別やレ 0 ボート別、あるいはデバイス別に リソースの使用状況を確認できる こ」回」こ旦」一 0 に 72 BSD magazine 1999 No. 1
っきではないと USL が公式に宣言する。 最後に、すべての既存の NET / 2 の利用 者が 4.4BSD-Lite の利用へと移行するこ とを強く奨励すること、である。 FreeBSD プロジェクトも 1994 年の 7 月の終わりまでに NET/2 べースの FreeBSD の出荷を停止することを求め られた。ただし、私たちは締め切りま でに一回だけ最後の公開 (FreeBSD 1.1.5 ) をすることにした注 6 。 1.1.5 は公 開期間が短かったため、 WC CDROM から CD が発売されなかった唯一のリ リースとなった。ところで、 FreeBSD 2.0 系がなかなか安定しなかったことも あり、 FreeBSD 1.1.5 を使っているサ イトはかなり後まで残っていたという。 FreeBSD 1.1.5 の安定性を越えるという ことが、 2. x の開発のゴールとして長い 間掲げられていたのはそのためである。 それから FreeBSD プロジェクトは、 オペレーティングシステムとしてはかな り不完全な 4.4BSD-Lite を基に、文字通 り一から作り直す作業をはじめた。 4.4BSD-Lite では、きちんと起動し、動 作するシステムを実際に作り上げるた めに必要となるソースコードのかなりの 部分が訴訟問題のために削除されてし まっていたということと、 4.4BSD の lntel アーキテクチャ対応が元々かなり 不完全であったため、この作業は困難 を極めた。移行作業は結局 1994 年の 11 月までかかり、 1994 年 12 月に FreeBSD 2.0 として公開された。 2.0 には粗削りな ところがまだたくさん残っていたが、 まったく新しいソースツリーから作り上 げたものとしては仕方がなかったといえ よう。なお、 2.0 は NET/2 から 4.4BSD- Lite に移行しただけではなく、 lkm ( loadable kernel module) IP Multicast 、 Adaptec 2742 / 2842 SCSI アダブタのサポートなど、 FreeBSD 独 自の拡張も多く取り入れられている。 また、 Ports Collection のデザインが 一新され、ソースをすべて展開してお く旧来の方法から / usr / ports 以下には 少数の記述ファイル ( Ports スケルトン ) だけを置いておき、ソース自体は必要 に応じて取得・展開する方式に変わっ たことも特筆すべき点である。この変 更以降 Ports Collection は爆発的な成長 を遂げ、本稿執筆時点 ( 1999 年 8 月 ) には約 2 , 600 の ports が登録されている。 また、 package やそのソースアーカイプ である distfile はどちらも IG バイト以上 になり、それぞれに 1 枚の CD をまるま る割り当てても収まりきらなくなって いるのはご存じのとおりである。 FreeBSD-current と FreeBSD-stabIe の 2 本体制化 2.0 の改良版である FreeBSD 2.0.5 は 1995 年の 6 月に公開された。 2.0.5 の特 徴としては 2.0 で未完成だった点が多々 改善されたほか、仮想記憶システムの 改良、 NIS の完全なサポート、そして より使いやすくなったインストールプ ログラムなどがあげられる。 この頃、その後の FreeBSD の開発 リリースに大きな影響を及ばす決定がコ アチームによってなされた。 FreeBSD- current という形で開発が進められる唯 ーのソースツリーからリリースを出すの ではなく、 CVS のプランチ機能を使って、 ソースツリーを FreeBSD-current と FreeBSD-stabIe という二つの大きな流 れに分け、通常のリリースは FreeBSD- stable から出し、新機能のテストは将来 のリリースを見込んだ FreeBSD-current で行うというものである。これにより、 リリースには安定性を求めるユーザーの 期待にこたえながらも、最新の開発を心 おきなく行える場を用意することで開発 者にも魅力的なシステムとすることを目 指したわけである。 この判断に従い、まず最初の FreeBSD- stable (). l-stable) となる RELENG 2 ー 1 0 プランチの分岐後、 FreeBSD 2.1 が 1995 年の 11 月に発表された。さ らに同プランチから FreeBSD 2.1.5 が 1996 年の 8 月に公開された。この出来 が非常に良く、安定度が増したほか、 ccd (concatenated disk driver) によ るストライピング・ミラーリングなど の機能や PCI プリッジのサポートが加 わったこともあって、大規模サイトを 運用しているパワーユーザーの人気が 高かった。当初は 2.1- stable からのリ リースは 2.1.5 で終わりにする予定で あったが、 2.1.5 の評判がよかったこと、 また 2.2 はまだリリースとして発表する には完成度が足りないという判断から RELENG_2_1_0 プランチをもうしばら くリリース用に使うことになり、 19 % 年 12 月に FreeBSD 2.1.6 が、また 1997 年 2 月には 2.1- stable の最後を締めくくるも のとして FreeBSD 217 が公開された注 % 2.1 から 2.2 へ、 ELF 化への準備 FreeBSD 2.2 の開発は、 RELENG 2 ー 1 ー 0 が分岐してからしばらくは Free- こで番号が + 0.0.5 という半端な増え方をしているのは、これが I. 1 の単なるバグフィックスだけではなく新しいリリースであるが、もし次に同じツリー から正式にリリースするとしたら 1.2 となるが、 1.2 と呼ぶには変更点が少なすぎるという判断からである。このように番号を飛ばすことはその後 2.0 → 2.0.5 、 2.1 → 2.1.5 、 2.2.2 → 2.2.5 と何回か行われた。これは開発者からはコアチームがそのリリースをどのように評価しているかという意図がわかると評判 だったが、ユーザーからは逆にわかりにくいという意見が多かった。そのため、 3.1 のリリース時にコアチーム内で議論があり、リリースの名前には 注 6 注 7 7 イ " X. Y. Z " の 3 つの番号ではなく、 " X. Y " の 2 つだけを使うように変更すること、また + 0.0.5 という中途半端な増やし方はやめることが決定された。 このあたりの事情は、図 1 の RELENG ー 2 ー 2 プランチの作成と RELENG ー 2 ー 1 ー 0 からのリリースの時間関係に注目して見るとうかがい知ることができる。 BSD magazine 1999 NO. 1
WeIcome Dæmon News 「民主的」は、パフォーマンスの点ではあまり違いがな しもしくはまったく正しくない。そういったケースでは、 かったが、今回は、「独裁的」はまったく終わらせること 企業によっては、自社の財務諸表に寄付を運営費として計 ができなかった。そして結果よりもさらに興味深い点とし 上する誘惑に駆られ、この経費は税金からは控除されない て、「民主的」グループはいくつかの記号に新しい名前を が、これに対して税金は支払われない ( 疑わしい場合には 発明し、自分たちのコミュニケーション言語を広げた。 税理士に相談する ) 。 FreeBSD lnc. は、 FreeBSD プロジェ れに対して「独裁的」グループは、お互いにののしり合い クトへのサポートを提供するために、こういった寄付の利 点を生かすために設立された会社である ( もちろん、 ながら、ノイズレベルをさらに増やしたのだった。 この実験から、構造と結果の両面において、「民主的」 FreeBSD は本当の意味ではプロジェクトではない。目的の 構造と BSD コアチーム、「独裁的」構造と他の何らかのフ 、混乱しないように ) 。 期日が定義されていないからだ・・ リーソフトウェア運動という、この 2 つの類似性を観察す フリーソフトウェア企業の本当の所有者はそのソフト ると非常に興味深い。 ウェアの開発者であるべきで、これは、フリーソフトウェ アでお金を儲ける企業の矛盾をなくすには、少なくとも自 民主主義とコアグループ 分たちの給料の一部が企業の株で支払われなければならな いまの説明から、安定した開発環境を提供する一番の いことを意味している。 方法は、民主的なコアグループを形成することだと考えら こ数週間、 Red Hat Software を含めいくつかの企業 れる。だが、かならずしもこれは正しくない。先の結果は、 が、追加資金を調達する方法として株を一般にも販売す 少人数のグループに対してのみ当てはまることだった。 ることに決めた。これは一般的には悪しき考えとみなされ もっと大きなグループでは、問題に対して最善の解答を示 ている。少なくとも金融知識を持っている人なら、企業の す場合、民主主義はほとんど失敗に終わる。この効果は、 ために資金調達する最も高価な方法であることを知ってい Condorcet が 1785 年に有名なパラドックス注 2 で説明して る。投資家というものは、どんな金融機関よりも自分たち の保有している株からもっと多くの配当が受けられるもの いる。 たとえば、選挙過程は他動詞的ではない。 Condorcet と必す思っている。そうでなければ、自分たちのお金は単 は、投票者全員が 3 つのオプションの中から 1 番と 2 番の 純に銀行に残しておくだろう。 地位を選ばなければならない簡単な選挙を提唱している。 これまで Red Hat は配当金を生み出してこなかった。こ つまり、彼のサンプルでは、オプション A が絶対多数の勝 れからもそうしないだろうと筆者は思っている。これは、 自分たちのお金を投資したインテル社や他の企業は、お金 利者であるが、投票配分によって、オプション B ( 絶対多 数の 2 番目の地位 ) がない場合、オプション C がオプショ を失いたいのか、または何か別の意図を持っているかのど ちらかであることを意味する。 Red Hat のケースは特に興 ン A よりも選ばれることがあきらかだった。 空手を習っていた頃、まったく違う状況でこれと同じ他 味深い。自分たちの所有者に対して少なくともいくらかの 動詞的な事例を経験した。二人の別々の対戦相手に組み 収益を上げるには、 No ュの Linux 配布キットにならなけれ 手で勝利したが、その二人は両者とも 3 番目の対戦相手に ばならない。 Red Hat を認めているハードウェア製品メー 勝利し、この最後の対戦相手に筆者は負けた。 カーにとっては、扱う Linux 配布キットが 1 つだけで済む のでありがたいことだ。しかし同時に、他のすべての フリーソフトウェア組織の資金 Linux ディストリビューターを全滅させることも意味して 構造以外にも、どのフリーソフトウェア組織が生き残る いる。また、さらに興味深い点として、 GNU ライセンス ためにも、資金を手に入れて分配する方法が極めて重要で のせいで、 Red Hat は自分たちの製品をはっきりと差別化 ある。資金を調達する方法で最も魅力的に映るのは、 することができない。そのため、自分たちのコミュニティ の中に本当の敵を作らなければ、誰かを蹴落とすことは難 NetBSD Foundation や Apache Foundation にならって、 非営利団体を作成することだ。企業や個人がもっと簡単 しいのだ。これが、筆者やおそらく多くの人々が非常に高 に減税と結び付き、いくっかの国ではたしかに可能である。 い財政リスクと呼んでいる . 占だ しかしながら多くの国では、この種の組織は、法的に少 Pedro F. Giffuni, pfgiffun@bachue.usc.unal.edu/co 注 2 Menard Claude, L'Economie des ()rganisations, Editions La Decouverte, Paris, 1990 ノ 5 石 BSD magazine 1999 No, 1
に ome Dæmon News の手続きを何回か繰り返すよう示唆するか、理解を チェックするために別の設定を試してみるように勧める。 学習中に行ったことと発見したことをメモしている人も 中にはいる。はっきりさせるために頭の中で手順を何回 も繰り返さなければならないからで、これは習慣のよう なものだ。そのときの作業に関連した事柄を誰か他の人 に全部伝える場合には、自分が何を行ったのかとその理 由をもっと覚えているだろう。その誰かが自分の日誌の 仮想読者や、ペットの大であってもだ。 ・報酬を与える 報酬にもいろいろと多くの種類があり、成人として、自 分たちの作業から優れた結果が生み出されたときにより 多くの報いが得られる。それと同時に、慣れていない環 境に対して不安定さを感じる場合は特に自らが最悪の 批評家となる。教育的な観点からすると、シェルプロン プトでの作業は十分な報酬が得られない例だ。うまく処 理できたことを示すのは無言だけで、何か間違った場合 に嫌らしいメッセージが表示される。多くの初学者に とって、継続することへの自信を維持する十分な報酬 を見つけ出すのは難しいが、お互いが助け合える。 機会を見つけては、うまくできた作業を伝えるか、教え ていた情報が不十分であったために判断を間違っても、 少なくとも十分な理由がある点を指摘する。学習者に とっては、自分に報酬が与えられることに縁のない期間 が長いが、何かを本当に誉めることが大きな元気付けに なる。 不慣れな知識で作業する場合、成人は不安定さや攻撃 されやすさを感じ、特に公共のフォーラムでは、自分た ちの感情に覆いをかけたり埋め合わせをするために奇妙 な反応をするものだという点を覚えておく 。こついった 人たちは、通常、自尊心をもう一度高めるのに役立つ 誉め言葉をほんの少しでも受け取ると、すぐに非常によ くなる。 ・定期的に役立つフィードバックを与える 期間が中期間から長期間に及ぶことを考慮した場合、 BSD を学習している人は、自分たちの進捗状況を知る 必要がある。励ますことは大きな動機付けになる。ほと んどの人は、いくらかでも誉めてもらえないと、動機を 維持できないものだ。ただし、誉めるだけでは十分では ない。誠実で客観的なフィードバックが、本当に進歩 を望んでいる人には誰にとっても必要なのだ。単なる / 石 0 . BSD magazine 999 No. 1 「お見事 ! 」といった言葉などは必要なく、どのように いいのか、どうしていいのか、どの部分がもっと改善で きるかを知る必要がある。仲間が助けにきたときには、 自分も長期間に渡ってフィードバックを与える多くのイ中 間の 1 人として考える。 よく知らない話題なのにこまで読んでこられたなら、 非常にすばらしい ! こでは学習の構成要素、幼児期 や学校での学習と成人学習との違い、成人教育の基本的 な原則について簡単に見た。また、仲間が BSD について もっと効率的に学習できるよう助けるのにどのように適用 できるのか、いくつかサンプルも考察してみた。ほとんど がレクチャースタイルで示してあるので、おそらく何だか たいへんそうで、退屈にさえ感じたかもしれない。だが、 それぞれのポイントで立ち止まって、自分自身の反応につ いて考察してみると、おもしろいものだとわかってくるだ ーで述べた考えをいくっか実際に試してみたら、 ろつ。 それを評価し、もう一度読み返してみてほしい。すぐに応 用できて、将来的にも役立っ多くの考えが身につくだろう。 もちろん、うまく仲間を助けるられるようにと、 述べたすべての事柄を暗記する必要などはない。この読み ものが、学習に関するいくっかの面に新しく光をあて、筆 者のように自分の仮説にいくっか疑問を抱かせ、成人学習 者とのやり取りを通して考えるのに役立ち、また自分自身 の考えをいくっか思い浮かばせる助けになれば幸いだ。誰 かを助けている際に問題が起きたり、単に考えを探すため だけにでも、戻ってきて読み返してみてほしい。 この手の話題に関してもっと詳しく知りたければ、 Web 上に多くの記事が掲載されている。 "adult learning principles" 力、 principles Of adult learning "how adults learn" か "helping adults learn 、 "andragogy か・・ MaIcoIm KnowIes" で検索してみてほしい。 Sue Blake, sue@welearn.com/au
はいっさい得られないことになる。 Windows では、インストール時に認識 されないデバイスも、後から製品に添 付されているドライバを用いることで 認識させることが可能だ。しかし、 PC - UNIX 用にドライバが用意されてい ることはきわめてまれであるし、用意 されていたとしても L ⅲ ux 用のみであ ることが多い。これはつまり、 BSD の インストール時に認識されなかったデ バイスに関しては、基本的に使えない ということである ( ただしデバイスの 種類によっては、インストール後の カーネル再構築ではじめて認識可能に なるものもあるので注意 ) 。 あるいは、 Linux の起動ディスクを 使ってみるのもいいだろう。 BSD では 認識されなかったデバイスが、 Linux では認識されるかもしれないからだ Vine Linux などのデストリビューショ ンを使って適当に一度インストールし てみるのもいいかもしれない。特に XFree86 の設定が半自動的に行われる ため、自分の使っているマシンのビデ オカードがどの解像度で最大何色表示 可能なのかがわかるので、 BSD のイン ストール時に役立つだろう。 こまで説明してきたわけだが、自 分のマシンに関するハードウェア情報が 一通り揃ったら、各 BSD のハードウェ アサポートに関するドキュメントに目を 通して、不具合のあるデバイスがない か、インストール前に一度確認するこ とをお勧めする。 FreeBSD であれば、 INSTALL. TXT や HARDWARE. TXT といったドキュメントが役に立つだろ う。最新のデバイス対応状況については、 インターネットのサイト ( 日本における FreeBSD の公式サイトは http://www. jp.freebsd.org/) にアクセスして入手 する。詳細や他の BSD については、そ れぞれの章を参照してもらいたい。 7 イ BSD magazine 1999 No. 1 15 heads , 63 S/T, for card at 0X330 Copyright (c) 1992 ー 1999 FreeBSD lnc. Copyright (c) 1982 , 1986 , 1989 , 1991 , 1993 The Regents of the University of Ca1ifornia. FreeBSD 3.2-RELEASE # 0 : Tue May 18 04 : 05 : 08 GMT 1999 jkh@cathair:/usr/src/sys.com/i1e/GENERIC Timecounter " i8254 " frequency 1193182 Hz CPU: Pentium/P55C ( 199.31-MHz 586-c1ass CPU) Origin = " GenuineInte1' ld = 0X543 Stepping=3 A11 rights reserved. Features=0x8001bf く FPU,VME,DE,PSE,TSC,MSR,MCE,CX8,MMX> real memory = 134217728 ( 131072K bytes) avail memory = 127389696 ( 124404K bytes) Probing for devices on PCI bus 0 : chipO : く VIA 82C585 ( AP0110 VPI/VPX) system controller> rev 0X10 0 Ⅱ pci0.0.0 chipl : く VIA 82C586 PCI-ISA bridge> rev 0X02 0 Ⅱ pci0.7.0 ide-pci0: く VIA 82C586X ( AP0110 ) Bus-master IDE controller> rev 0X02 0 Ⅱ pciO. 7.1 edl : く NE2000 PCI Ethernet (Rea1Tek 8029 ) > rev 0X00 int a irq 11 0 Ⅱ pci0.8.0 edl : address 00 : 40 : 05 : 46 :7b: 8b, type NE2000 ( 16 bit) vgaO : く S3 ViRGE graphics accelerator> rev 0X06 int a irq 255 on pci0.18.0 Probing for PnP devices : CSN 1 vendor ID : CTL0070 [ 0X70008C0e ] serial 0xffffffff Comp ID : PNPb02f [ 0X2fb0d041 ] atkbdO irq 1 on isa atkbdc0 at 0X60 ー 0X6 土 on motherboard fe0 not found at 0X300 ed0 not f ound at 0X280 sc0 : VGA C010r く 16 virtual consoles , f1ags=0x0> SCO 0 Ⅱ isa Probing for devices on the ISA bus : configured irq 4 not in bitmap Of probed irqs 0 model MouseMan + , device ID 0 psmO irq 12 on isa psmO: SiOO: SiOO SiOO: SiOI siol: fdc0 : fd0 : wdc0 : wd0 : at Ox3f8-0x3ff irq 4 flags 0X10 on isa type 8250 at 0x2f8-0x2ff irq 3 on isa type 16550A fdc0 at 0X3f0 ー 0X3f7 irq 6 drq 2 0 Ⅱ isa FIFO enabled, 8 bytes threshold 1 .44MB 3 . 5i Ⅱ wdc0 at 0X1f0 ー 0X1f7 irq 14 on isa unit 0 (wdO) : く IBM-DTTA-350430> 4134MB ( 8467200 sectors) , 8960 cyls , wdcl not found at 0X170 ppc0 at 0X378 irq 7 flags 0X40 on isa s cd0 not found at 0X230 matcdc0 not found at 0X230 mcd0 not found at 0X300 wt0 not found at 0X300 p1ipO : く PLIP network interface> 0 Ⅱ ppbus 0 ppi0 : く generic parallel i/0> 0 Ⅱ ppbus 0 IptO : lnterrupt-driven port IptO : く generic printer> on ppbus 0 ppc0 : Generic chipset (NIBBLE-onIy) in COMPAT 工 BLE mode 1ptO: く generic printer> on ppbus 0 aha0 not found at 0X134 bt0 not found at 0X134 bt—isa-probe : Probe failled for card at 0X134 bt-isa-probe : Probe failled for card at 0X130 bt-isa-probe : Probe failled for card at 0X234 bt-isa-probe : Probe failled for card at 0X230 bt—isa-probe : Probe failled for card at 0X334 bt-isa-probe : Probe failled adv0 not found at 0X330 cs0 not found at 0X300 zpO not f ound at 0X300 ze0 not found at 0X300 1nc0 not found at 0X280 1e0 not found at 0X300 ex0 not f ound epO not found at 0X300 ie0 not found at 0X300 ie0: unknown board_id: f000 IptO : lnterrupt -dr iven port npxO: INT 16 interface npx0 on motherboard vga0 at 0x3b0-Ox3df maddr 0Xa0000 msize 131072 on isa 画面 1 FreeBSD の起動ディスクによって認識されたデバイスの情報 changing root device tO wdOsla lntel Pentium detected, installing workaround for FOOF bug 512 B/S
を、すべての BSD またいで作っちゃう ネットにもつながるし、そこで止まっ い。要はディストリビューションを作 ちゃうんじゃないでしようか。 というのはおもしろいかもしれない。 る側がソフトウェアを使っていないん 山本 : 法律で 30 歳未満は Windows 禁 山本 . BSD magazine が音頭とって ですよ。 止とか。そういうのをやらないと健全 やったらどうですか。 いとぢゅん : まあ、すべてのソフト なプログラマは育たないような気がす ウェアを使っている人がいるとは思え 鈴木 : やれるものなら、ぜひやりたい ですね。 る。 ないし、すべてのアプリケーションに いとちゅん : やつばりプレインストール ごう : packages を選んで、あとカスタ いいウインドウマネージャの設定って マシンが売っていないのが問題で、ど マイズ。要はその全体を通してのカス いうのも難しいですよね。 ごう : たしかに難しいですね。そうい こかが FreeBSD 32 プレインストールマ タマイズを、どこまでまとめるかで シンとか売ってくれれば、子供にプレ しよう。 う意味では、さっさと GNOME のアプ ゼント買ってやろうと思っている親に 山本 : 簡単にみんなが理解できる理念 リケーションがそろったら楽になるの それはね秋葉原にいってね三菱銀行の があって、それに準拠して作ればいい かな。 向かいにあるぶらっとホーム注 23 ってい 山本 : 4 つの BSD のカーネルをそろえ んですよ。 うお店に行くんだよっていえば、引き 鈴木 : その理念をまとめるのがかなり るっていうのは、たぶん難しいので、 込めるわけです。 デフォルトの GUI だけでもそろえたい 難しい。 山本 : だから、やつばりプレインス ですよね。これは、日本だけでもでき トールマシンとサポート会社は必要な ると思うんですけどね。日本のコミュ んですよ。好循環、悪循環で、いいほ ニティは仲がいいから。 うに回りだしたらなんでもありですけ 山本 : 今自分が学生だったら、 BSD や ごう : じゃあ、日本のこの packages を どね。 りますかね。 入れたら全部入るよ、みたいな。 鈴木 : どうでしよう。大学に入ってお いとちゅん : たとえば、 adduser なん 祝いにコンピュータ買ってもらったら とかってやると全部入りの設定がパー Windows が入っていて、 Office もつい ンと入るとか。 ててっていう状況ですよね。インター ごう : そういう厳選パックみたいなの プレインストレ 鈴木嘉平 . コンピュータ系出版業界に 山本和彦 : ハピーネットワーキングや りゅうちてつや : 1992 年のある日、職場 ごう : 本名は渡邊剛。趣味な謎アプリプロ 入ってはや十数年、あちらこちらの会社 の先輩から 386BSD を勧められ、始めて グラマ。どこのコミュニティにも顔出し程 Mew の作者。ハッカーという顔は世を忍 をフラフラと移動しながら、とりあえずー UN Ⅸに触れるが、挫折。しかし 1995 年 ぷ仮の姿で、本当はランナーであり、吟 度の浮草な人。一応 X-TT/XJMAN/Citrus 貫してプログラミング関連の書籍・雑誌 の暮れに FreeBSD で再び UNIX を使い出 などの関係者だが最近全然活動していな 釀酒をこよなく愛する飲んべーでもある。 を作ってきた。現在アスキー APC 書籍編 し、ほとんどを独学で学習。自宅にサー 最近はサッカーに夢中。プログラミングは い。自称 ( アニメ絵に限り ) 国内屈指の 集部編集長兼 BSD magazine 編集長 バーを構築している。最近は NetBSD に GIMP 絵師。はつば系。 遅遅として進まない。 も興味がある。 注 22 GNUImage Manipulation Program の略。 Macintosh のソフトウェアとして有名な Photoshop のようなフォトレタッチソフトである。 注 23 東京秋葉原にあるコンピュータショップ。 pc - UNIX 系のユーザーが集まる店として有名。詳しくは、本誌裏表紙を参照。 ノ 53 BSD magazine 1999 No. 1
Open Firmware の設定 起動フロッピーディスクが用意でき たら、次はそこからインストーラを起 動する。 ()pen Firmware のプロンプ トを出す手順は iMac のところを参照し てほしい。 一部の機種ではキーを押すタイミン グが非常にシビアなので、うまくいく まで何度か試してほしい。それでもだ めな場合には、 LinuxPPC の配布に含 まれている Boot Variables を使うこと もできる。筆者は以下の URL にあるも のを入手した。 ftp : //ring. so-net ・ ne ・ jp/pub/linux /1inuxppc/1inuxppc—R4/history /install/bootvarsl. 3b. sit . hqx シリアルコンソール Open Firmware のプロンプトが出 ればすぐ作業ができるわけであるが、 本体とディスプレイの組み合わせに よっては表示の同期が取れす画面が読 み取れない場合がある。その場合はシ リアルポートにターミナルソフトの動 く別の機械を繋いで、シリアルコン ソールで使用する。 Open Firmware の入出力をシリア ルポートに変更するには注 7 のコマンド を打ち込む。画面が見えない状態では 面倒だが、これで次の起動からはシリ アルポートに繋いだ機械で作業するこ とができる。 フロッビーディスクからの インストーラの起動 いよいよインストール用のカーネル を起動する。 Open Firmware のプロ ンプトが表示されている状態でフロッ ピーディスクドライプに起動フロッ ピーディスクを入れ注 8 、以下のコマン ドを実行する。もしフロッピーディス クの読み込み途中でエラーが出る場合 は、マシンを再起動注 9 して何度か試し てみてほしい。 インストーラが起動したあとは iMac と同じである。ネットワークインター フェイスは使用している環境によって異 なるので、起動メッセージにも出てくる が、 ifconfig -a などで確かめるとよい。 0 > boot fd : 0 インスト - ルの ー終わりに ひ試してみてほしい。 して、今読者の前にあるのである。せ も、それが無償で自由に使えるものと は十分あると筆者は考えている。しか 安定した計算機環境を手に入れる価値 いが、それと引き換えにしても堅牢で ン OS 用のソフトはまだほとんど動かな なった。 NetBSD/macppc ではパソコ としての仕事を十分にこなせるように 動き、サーバーやワークステーション パソコンといえる iMac でも、 UNIX が ある意味でもっともパソコンらしい ろうか。 そんなものだとあきらめてはいないだ う。筆者も経験があるが、パソコンは を失ったことのある方も多いことと思 スで作業中のファイルや重要なメール ウェアのハングアップや単純な操作ミ パソコンを使用していて、ソフト だがいかがであろうか い点もなぜそうなのかを述べたつもり 順を一通り説明してきた。はまりやす NetBSD/macppc のインストール手 6 0 書 Macintosh 以外のシリアルコンソール コンソールが Macintosh 以外の場合、シリアルケーブルのフロー制御の配線によってはコンソールが動 かないことがわかっている。途中でキー入力に反応がなくなってしまう場合には、別の配線のものを試し てみてほしい。 Open Firmware のフロッビーディスク読み書きルーチン Open Firmware のフロッピーティスク読み書きルーチンはタイミングにシビアなようである。 Open F ⅳ mware の画面が出たあと 30 秒くらいたってディスプレイの点減が収まってから実行するとよい。 注 8 フロッピーディスクは Open Firmware のプロンプトが表示されてからドライプに入れること。ドライプにフロッピーディスクが入ったままで再起動する 0 > reset—all 0 > setenv auto—boot? false 0 > setenv output—device ttya ok 0 > setenv input—device ttya ok 注 7 これはシリアルケープルをモデムボートに繋いだときの例である。プリンタポートに繋いだときは ttya を ttyb にする。 とうまく読み込めない。 注 9 キーポードでの再起動は、 Mac ⅲ tosh をシリアルコンソールとして使っている場合はコンソールのほうが再起動されてしまうので使わないこと。 BSD magazine 1999 No. 1 707