段利用するためのアカウントを作成 しておこう。システム管理作業は、 通常アカウントのほうから su コマ ンドで一時的に root に化けて注 13 実 な項目の設定が終わったら、 "FreeBSD 設定メニュー" の必要 行するといいだろう。 Exit 表 2 インストールする配布ファイル で抜ける。その後、右カーソルキーを 押して " [E 導入終了 ] " を選択し、 Enter キーを押そう。ハードディスク にインストールした FreeBSD が元気に 立ち上がるはずである。 環境設定 F 「 eeBSD の起動直後の インストール完了した クから立ち上がっただろうか。 FreeBSD は、きちんとハードディス " FDISK パーティションエデイタ " から抜けた後に FreeBSD プートマネー ジャを設定した人は、マシンが起動し た直後に、 FI F2 DOS FreeBSD bin compatlx compat20 compat21 rcompat22 dict doc games infO man catman proflibs -S 「 C 。 1 SYS ports XFree86 バイナリ基本配布ファイル FreeBSD 1 . x バイナリ互換性 FreeBSD 2.0 バイナリ互換性 FreeBSD 2.1 バイナリ互換性 FreeBSD 2.2. x と 3.0 a. out バイナリ互換性 スペルチェッカー辞書ファイル 各種オンライン FreeBSD ドキュメント ゲーム ( 非商用 ) GNU info ファイル システムマニュアルペーシ フォーマット済みのシステムマニュアルペー プロファイル版のライブラリ DES を除くすべてのソース /usr/src/sys (FreeBSD カーネル ) The FreeBSD Ports collection XFree86 3.3.3.1 配布ファイル 基本コンポーネントメニュー ン non server クライアントアプリケーションと共有ライブラリ フォントサーバー 日本語、中国語など、非英語圏のフォント Speedo, Type スケーラブルフォント キリル文字フォント 100D 曰フォント 標準の 75D 曰とその他のフォント フォントメニュー ( 手持ちのディスプレイカードに対応したサーバー ) 標準モノクロディスプレイ 標準 1 6 色 VGA ディスプレイ 標準 VGA または SuperVGA ディスプレイ X サーバーメニュー XFree86 セットアップユーティリティ プログラマのためのヘッダとライブラリ マニュア丿レベージ 実行時に必要なデータファイル HTML 文書ファイル README とリリースノート 設定ファイル などと表示される注 14 。ここで FI キー を押すと Windows 、 F2 を押すと Free- BSD が起動する。 PA03 をインストールした人は PA03 をインストールした人は、シス テムが起動した直後に、 /etc/pccard. conf" というファイルを編集して PC カードに割り当てを禁止する IRQ を設 定しないといけない。筆者の VAIO ノートは IRQ 1 ~ 10 を禁止しておいた ほうが無難だが、その場合は・・ /etc/ pccard. conf" に ignirq 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業はすべて完了である。 以上で、 FreeBSD のインストール作 システムが動き出す。 入力して再起動すると、新しい設定で 必要な設定が終わった後に reboot と と記述しておこう。 pccardmem="0x 変更後のメモリアドレス " は、 "/etc/rc. conf" に 0Xd0000 から変更する必要があるとき するスクラッチメモリをデフォルトの また、 PC カードコントローラが使用 と記入することになる。 注 12 注 13 "EnabIe" を選択した後に「マウスを動かして、本当に動いているかどうかを確認して下さい」と言われるが、筆者の VAIO ノートの場合、タッチパッ デイタ (/usr/bin/ee や /usr/bin/vi など ) で "/etc/group" を編集し、 wheel:*:():root, 自分のアカウントと記入しておこう。 自分を wheel グループに登録しておかないと、 su コマンドで root になることはできない。ハードディスクに入れた FreeBSD が立ち上がったら、適当な工 いうマウスデーモンのデバイスを使ってみたらきちんと使えたので、別に問題はなかったようだ。 ドの上を指でなぞってもマウスが動いているかどうかよくわからなかった。そのまま・・ [Yes]" を選択した後、 XFree86 のほうで "/dev/sysmouse" と 注 14 VAIO ノートの場合、さらに "F4 ? ? " という項目が表示される。これは、 PHDISK で確保したハイバネーション領域である。 8 イ BSD magazine 1999 No. 1
7USB device drivers fo 「 NetBSD http: / / 響響 carlstedt . se/-augustss/usb. tml NetBSD の USB デバイスドライバ ( 英語 ) ■ DiskIess NetBSD HOW-TO http.//響臂背 jp.netbsd.org/Documentation/netvork/netb00t/index.址 ml netboot ( 英語 ) •Hardware Supported by NetBSD ttp : / / 臂臂 jp.netbsd.org/Ports/ サポートするハードウェア ( 英語 ) OpenBSD •OpenBSD http : / / 響臂臂 openbsd.org/ OpenBSD の公式ページ ( 英語 ) ■負 p ftp : //ftp.openbsd.org/pub/OpenBSD/ ftp サイト ・ ftp ftp://ftpl.jp ・ openbsd.org/OpenBSD/ ftp サイト ・若草 OpenBSD 友の会 http : / / 響 openbsd. ics. nara—vu. ac jp/vakakusa/ ■鴨浩靖 ports ( 英語 ) http : / / 臂臂 . openbsd. org/ports . html •OpenBSD ports mechanism バグ情報 ( 英語 ) http : //cvs .openbsd.org/cgi-bin/vvwgnats.pl •OpenBSD Bug Tracking System CVS ツリー ( 英語 ) http : / / openbsd.org/cgi—bin/cvsweb/ •Anonymous CVS Repository メーリングリスト中心 フォアチューンの BSD/OS のページ http: / / 響臂臂 foretune . co. jp/BSDOS/ ・ BSD/OS fo 「 m ion BSDI のサイト ( 英語 ) http: //臂臂臂 . bsdi. com/ 7BerkeIey Software Design lnc BSD/OS 「若草 OpenBSD 友の会」の鴨浩靖さんのページ http: / / 臂臂臂 . ics. Ⅱ a て a ー臂Ⅱ・ ac. jp/staff/kamo/ •BSDI http: / / 臂 net . macnica. co. jp/product/bsdi/bsdi. htm マクニカの BSD/OS のページ IBSD/OS lntroduction http: / / 臂既 ms 土 . co. jp/bsdos/ 数理システムの BSD / OS のページ •BSD/OS FAQ VI. 1 .0 http: / / 臂 v 臂 vynn. com/bsdi/bsdi . faq FAQ ( 英語 ) BA Page of Lizard - BSDI BSD/OS http: //vvw bekkoame ・ ne ・ jp/-togashi/ 冨樫伸明さんの BSD / OS のページ ・ BSD/OS Mods (patches) http : / / w bsdi.com/support/patches/ ノヾッチ ftp://ftp.bsdi . com/bsdi/ ftp サイト ■代 p ftp://ftp.foretune ・ co ・ jp/pub/BSDOS/ フォアチューンの ftp サイト ■代 p ftp://ftp.bsdi.macnica ・ co ・ jp/ マクニカの ftp サイト X 関連 ■ The XFree86 Project, lnc http: / / 臂臂臂 . xf て ee86.0 て g / XFree86 Project の公式ページ ( 英語 ) ・ X Japanese Documentation Project http://xjman.dsl ・ gr ・ jp/ xjman プロジェクトの公式ページ ー XF 「 ee86 の文書一覧 http: / / 臂臂臂 st . rim. or. jp/-ikko-/ 岡本一幸さんによる XFree86 解説 ・ XFree86 PC98 Servers 非公式ガイド http: / / 響臂 . Ⅱ isoc. 0 て . jpFkar1/xfree98/ 神保道夫さんによる解説 ■ ftp ftp://ftp.xfree86.0 て g / XFree86 の ftp サイト ■日本 KDE ユーザ会 http : /ん“ . kde ・ gr jp/ 公式ページ BSD magazine 1999 No. 1
フロジェクト短信 XFree86 短信 はじめに XFree86 は FreeBSD/NetBSD 等だけでなく、さまざま な OS で使用可能な X サーバーです。主として、 lntel 系の CPU 上で動作する OS を対象としています。現時点 ( 1999 / 8 / 25 ) での最新版は 3.3.4 と 3.9.15 ですが、本書が発 売される頃には 3.3 系の Final Release の 3.3.5 や 4.0 系の先 行リリース第二弾の 3.9.16 等が公開されているでしよう。 3.3 系の XFree86 に関しては、かなり前から今回が最後 と言われ続けて来ましたが、 4.0 系の開発が遅れているこ とと、従来の 3.3 系では対応していないビデオカードが増 えているということもあって、これまでに新たなハード ウェアへの対応とバグフィックスという名目で何度も新し いバージョンがリリースされています。次の 3.3.5 が本当に 最後かどうかはわかりませんが、 4.0 系が正式にリリースさ れて、ある程度のビデオカードをサポートできるようにな るまでは新しいバージョンが出る可能性はあるでしよう。 しかしながら 3.3 系はすでにメンテナンスフェーズにあり、 今後も新たな機能の実装等は行われないものと思われま す。また 4.0 系のドライバの整備が行われていくと、 3.3 系 のリリースはいずれ停止するはずです。 次に 4.0 系の最初のスナップショットである 3.9.15 に関し て簡単に紹介しておきましよう。 XFree86 4.0 では、ドラ イバの構造が大幅に変わっています。もっともこの影響を 受けるのは主に開発者で、一般のユーザーにとっては XF86Co 浦 g の書式が変わる程度の変更にしか見えないか もしれません注 1 。 一般のユーザーからみた場合、もっとも大きな変化とし て、 Multihead display への対応が挙げられるでしよう。 これは Windows 98 でのマルチディスプレイ機能のような もので、複数のビデオカードを挿して複数のモニタに出力 させることができるというものです。現時点では 3.9.15 に 含まれているすべてのドライバが対応しているわけではあ りませんが、徐々に利用できるビデオカードは増えていく ことでしよう。また、しばらく前から日本を中心に利用さ れている X - TT に関しても、すでに 3.9.15 に統合されてい ます。これによって特別なパッチを当てなくても、 TrueType フォントを使用した漢字の表示等が可能となり ました注 2 。 また 3.9.15 では PC -98 でも同じサーバーを利用し、実行 時に判断して一部の動作を変更するという構造になってい ます。 現状の 3.9.15 の最大の弱点は、サポートしているビデオ カードが 3.3 系より大幅に減ったということでしよう。特 にちょっと古いビデオチップに関しては、悲惨な状態と なっています。現在でも cirrus や ViRGE 以前の S3 等の ユーザーはそれなりにいると思うのですが、対応状況はか なり悪化しています。 PC -98 での対応状況はさらに悪く、問題なく正常に動作 しているのは後期の V alu e S t ar に搭載されている Mystique 位なものです。 現在対応していないものに関しても技術的に不可能とい うわけではなく、 ( 世界的な ) 人手不足によってドライバ の 4.0 化が行われていないのが主な理由です。 最後に、現在日本人によって行われているいくつかの XFree86 関連の活動を紹介しておきましよう。日本人に よって、グループとして行われている活動には、次の 3 つ が挙げられます。 大石勲 / 。劭なん ohishi@hf.rim.or.jp X98 X-TT XJman XFree86 の PC -98 アーキテクチャへの対応を 行う。 TrueType フォントを XFree86 上から利用 する。 2 バイト文字圏で特に有効。 X 11/XFree86 のドキュメントやオンライン マニュアルを日本語化する。 xjman に関しては、別途「 xjman プロジェクト」に書か れているので、そちらを参照してください。 X98/X-TT の 活動成果に関しては、すでに XFree86 の開発中のソース ツリーに含まれており、 XFree86 のリリース時に同時にリ リースされています注 3 。 注 1 残念ながら、利用しているピデオカードがサポート対象から外れるという形で影響を受ける人がたくさん現れるかもしれません。 注 2 X - TT を利用するためには、実行時に拡張モジュールを load する必要があります。このためには、 XF86Config の Module セクションに「 load "xtt" 」 と記載します。 注 3 xjman に関しても XFree86 に組み込まれていますが、すでにリリースされているものをベースに日本語化したものです。そのため、最新の状態に対 応しているわけではありません。 78 BSD magazine 1999 No. 1
フロジェクト短信 x 」 man プロジェクト 藤原輝嘉 / 花川坦市 Fujiwara fjwr@mtj.biglobe.ne.jp はじめに X Japanese Documentation Project ( 以下 xjman プロ ジェクト ) は、 X ウインドウシステムに関連する日本語の 文書を収集・整備するためのプロジェクトです。 現在の主な活動は、 XFree86 の配布物に含まれる文書 群の翻訳であり、この文章を執筆している 1999 年 8 月の時 点では、 XFree86 3.3.3.1 の man ページと README 文書 の日本語訳を配布しています。これらの成果物はすでに XFree86 プロジェクトに寄付しており、 XFree86 本家の 配布物の一部としても入手することができます。 また、 Open Group が配布している X11R6.4 に含まれて いる文書群の翻訳や、 ( 残念なことに現在はごく少数です が ) オリジナルの日本語文書の作成も行っています。 xjman プロジェクトの歴史 xjman プロジェクトが立ち上げられたのは 1998 年 10 月 です。それまでも各 PC-UNIX (NetBSD 、 FreeBSD 、 Linux 等 ) のコミュニティでそれぞれの man ページの翻訳 が行われており、共通で使えるものを互いに流用するとい う形での協力が行われていましたが、 X11 のように共通に 利用でき、かつ大規模な man ページ群を共同で翻訳する ための枠組は存在しませんでした。そこで、既存の文書系 プロジェクトと連係を取りつつも個別の OS から独立した 活動を行うことにより、成果物を利用しやすくするととも に OS に分散している人材の協力を広く仰ぐことを目的と して発起人が呼びかけを行い、 xjman プロジェクトが立ち 上げられました。 その後、 1998 年は主に ma Ⅱページの翻訳作業を行い、 1998 年末からは XFree86 の README 文書の翻訳を行っ て現在に至っています。同時に、分散システム研究会のご 厚意によるリソース提供を受けて作業環境の整備も進めら れています。メーリングリストや WWW サーバーに加え、 今年 6 月には文書の分散管理を行うための cvs サーバーが 新たに導入され、文書を作成・管理するための基本的な 体勢が整ったところです。 成果物の入手 xjman プロジェクトカ甘是供している man ページと文書は すべて、 xjman プロジェクトのホームページ (http//xj man. dsl. gr.jp/) から入手できます。これらは ports 化され ているので、一般のユーザーはそちらを利用してもよいで しよう。 XFree86 関連の成果物は XFree86 の配布物に統 合されていますが、人手不足のために XFree86 のリリース と同時に日本語版の文書を提供することは実現できていま せん。特にハードウェア関連の文書はマイナーバージョン の変化でも内容が古くなることが多いので、そういった場 合には xjman プロジェクトのホームページ ( あるいは ports) から最新の文書を入手してください。また、 man ページについては全文検索エンジン (http ・ //surf. ap. seikei. ac.jp/-nakano/man/) を用意していますので、 ちらも利用してください。 これからの予定とお願い XFree86 関連で近い将来に控えているイベントといえ ば、何といっても現在開発中の XFree86 4.0 ( 執筆時点で は、開発スナップショットの 3.9.15 が公開されている ) で しよう。メジャーバージョンの更新に伴って README 文 書の内容も大幅に変わるため、日本語訳の新規追加・更 新の作業に協力してくださる方を現在募集しています。 man ページの翻訳作業はすべて終了していますが、技術 的な観点からのチェックはまだ不十分です。 X に関する専 門的知識を必要とする技術チェックを行える作業者は慢 性的に不足しているのが現状なので、我こそはという方の 協力を期待しています。 X11R6.4 に含まれる XIib と Xt の 文書の翻訳にも着手していますが、こちらも人手不足によ り完成は当分先になりそうです。気長にお待ちください。 また、 xjma Ⅱプロジェクトが扱う対象は、 X に関連する 文書ならば特に限定していないので、上記以外にもアイデ アをお持ちの方がいればぜひ提案していただきたいと思い ます。 最後になりますが、 xjman の文書を利用してくださって いる方々と、誤りの指摘や意見などの形でフィードバック をしてくださった皆さんに深く感謝いたします。 1999 NO. 1 BSD magazine 787
2. / ヾニックに陥ったら "CtrI + Alt + Delete ” インストール作業中にパニックに 陥ったり、途中でやめて最初からやり 直したくなったときは、 Ctrl キーと Alt キーと Delete キーを同時に押してソフ トウェアリセットをかけるとよい ( も ちろん、ハードウェアのリセットス イッチを押してもよい ) 。 3. インストール作業は、区切りがいい ところでいったんやめる FreeBSD のインストーラを使うと、 ハードディスクへの FreeBSD 本体のイ ンストールから O S の環境設定、 XFree86 の設定、果てはウインドウマ ネージャの導入までを ( やりたいと思 えば ) 一気に実行することができる。 しかし、筆者としては、区切りがいい ところで作業をいったんやめて、そこ までのインストール作業がうまく成功 したかどうかチェックしながら先に進 むことをお勧めしたい。 筆者の場合、次の作業内容を一つの 区切りとして、途中にインターバルを 置くことにしている。 ・ハードディスクへの FreeBSD 本体の インストール ・インストールした FreeBSD 本体の動 作確認 ・ FreeBSD 本体の環境設定 ・ XFree86 の設定 ・ packages (ports) のインストール "FreeBSD sysinstall - 118N Menu' BootAsia や PAO のインストーラを起 動した場合は、 "Kernel Configuration Menu" を抜けたあとに・・ FreeBSD sysinstall - 118N Menu" が表示され る ( オリジナルインストーラを使って いる人は、 /stand/sysinstall メイン メニュー " の解説へ進んでほしい ) 。 こでは、迷わず "Japanese" を選 択しよう。 PC カードコントローラが使用する アドレスと旧 Q の指定 PAO のインストーラを利用している ときは、次に "PC カードコントロー ラが使用するフリーなアドレスを指定 して下さい " というメッセージが表示 される。 こは、デフォルトのままで いいだろう。 さらに "PC カードが使用「できな い」 IRQ を指定して下さい " という メッセージが表示されるので、自分の ノートパソコンに搭載されているデバ イスがすでに使用している IRQ をイン ストーラに教えよう。 Ethernet PC カードを使ってネット ワークインストールする人は、この直 後に PC カードに割り当てられる IRQ が、他のデバイスの IRQ と重ならない ように注意しなければならない注 9 。 最後に「これから PC カードコント ローラとカードの初期化を行う」とい うメッセージが表示されるので、 Free BSD をネットワークインストールする 場合は、ここで Ethernet PC カードを 挿して E Ⅱ ter キーを押そう。 "/stand/sysinstall メインメニュー FreeBSD インストーラの基本画面 が、この "/stand/sysinstall メインメ ニュー " になる。 まずは " Doc ( インストールに関す る説明、 README 、その他 ) " を選択 して、そこに収録されているドキュメ ントに一通り目を通してみよう。 日本語 106 キーポードを使っている 人は、続いて "Keymap ( キーポード のタイプを選択する ) " を呼び出して Japanese 106 ( 日本 106 キーマッ プ ) " を選択する。 FreeBSD の標準 PA03 の PC カードコントローラの旧 Q PA03 の PC カードコントローラの旧 Q の値はテフォルトで 11 になっている。旧 Q11 を何らかのデバイ スが占有しているマシンを使っている場合は、 PC カードコントローラの旧 Q を変更しなければならない。 たとえば旧 Q9 が使用されていないなら、 C 凵モードに入った後に次のように入力すると、 11 から 9 に 変更することできる。 config> irq pcic0 9 visu 引モードでの PC カードコントローラの旧 Q 変更は、現状ではサポートされていない。 C 凵モードで "visual ”と入力すると visu 引モードに移行できるので、 visual モードが好きな人は C 凵モードで PC カー ドコントローラの旧 Q を変更した後に visu 引モードに移行するといいだろう。 不要なデバイスを見にいかないようにする FreeBSD のカーネルは、起動時に自分が知っているハードウェアデバイスをすべてチェックして、テ バイスが「動いてるか ? 有効か ? 繋がってないのか ? 」を判断する。このときに誤った判断をされ たおかげで、カーネルが固まったり、突然リセットがかかったりすることがある。 不幸にしてこの手のトラブルに巻き込まれてしまった場合は、 visu 引モードもしくは C 凵モードに入っ てから次の操作を実行して、 FreeBSD のカーネルが不要なデバイスを見にいかないようにしよう。 ・ⅵ su モード チェックしてほしくないデバイスを選択したあとに Delete キーを押す。 3 0 管 4 Po 管 と入力する。 config> disable デバイス名 ・ CLI モード 注 9 VAIO ノート PCG - N505 の場合、 IRQ 10 は IrDA が使用しているので、 "()ption 4 (IRQ い 0 を使用しない ) " を選択する。 80 BSD magazine 1999 No. 1
WeIcome Dæmon News ターネットの再販コミュニティの BSDmall * 10 が設立され KDE の進捗状況 た。こ 0 サイトは 1999 年 8 月 1 日から運営カ : 開始される。 KDE チーム * 16 が絶えす行っている研究開発の中には、 マーケティングを主とし、定期的に各種製ロロの特別プロ 広く受け入れてもらうための重要なステップが含まれてお モーションを行う予定だ。 り、 Werner Trobin が KOffice 用に OLE ストリームデ コーダをインプリメントした。これは Microsoft Office ド * IO http://www.bsdmall.com/ キュメントのデコードに向けての大きな前進で、現在、 Microsoft Office のインポートフィルタに携わっている開 評価用 BSD 曰 .0.1 がリリース 発者が多いに利用できるものだ。自分たちの書いたドキュ メントが維持でき、他の Microsoft Office ユーザーと交換 カリフォルニア大学バークレー校で元々開発された 可能であれば一一一バージョン間で Microsot でさえも ( 故 BSD / OS の商用版販売会社である Berkeley Software Design, lnc 社 (BSDI) * 11 は、同社の lnternet Super 意に ? ) 時間がかかってしまう 、ユーザーに別のプ ラットフォームでも納得させる作業がもっと簡単になる。 Server をテストしたい人のために、 60 日間試用できる評 価用 CD - ROM * 12 の配布を開始した。ただしダウンロード * 16 http: 〃 www.kde.org/news_dyn.html はできないため、 CD - ROM を入手するには、同社の Web サイトで登録する必要がある。 Netscape プラウザの信頼度低下 ? * 11 http //www.bsdi.com/ 『 ComputerWorId 』 * 17 によると、 Netscape が信頼で * 12 http //www.bsdi.com/products/evalcd/ きないユーザーが増えているようだ。企業ユーザーは XFree86 3.3.4 および p 「 e4.0 がリリース Microsoft lnternet ExpIorer に対して Windows プラット 1999 年 1 月の時点で XFree86 * 13 の最新版は 3.3.3.1 だっ フォーム上でより密接な統合化を与えてくれるものとの偏 たが、計画通りに 3.3.4 のソースがリリースされた。このリ 見を強くしている。 Netscape の Communicator プラウザ リースにはいくつか新しいハードウェアのサポートとバグ の次期リリースに関する同社の態度も不明療なため、この 状況を改善するには役立たなかった。これは、いま現在も フィックスが含まれている。新たにサポートされたハード ウェアには、 lntel i740 (Precision Insight/Red Hat か Netscape が最も普及しているクロスプラットフォームの ら ) 、 SiS 530 と 620 、 3Dfx V00d00 Banshee と V00d00 3 、 Web プラウザであることへの不安や懐疑心である。 Trident Blade3D 、 S3 Tri03D が含まれている。現時点で * 17 http://www.com/uterworld.com/home/print.nsf/idgnet/990712B46A はバイナリ版はリリースされていないので、バイナリ版を 入手したい人は数週間以内にリリースされる予定の 3.3.5 Active Server Pages (ASP) に Java がインプリメント を待っことになる。このバージョンには、 3.3.4 の時点で報 告されていなかったその後の変更点もいくっか組み込まれ Halcyon Software 社 * 18 は、 ASP を実質的にどんなプラッ る予定だ。 トフォームにも組み込める同社の新しい lnstant ASP*19 を リリースした。サポートプラットフォームの一覧 * 20 に さらに、今度の 4.0 を試してみたい人に 3.9.15 のスナップ ショット * 14 が配布されている。このバージョンでは *BSD は挙げられていないが、 Java で記述されているため、 XFree のコードが完全に書き直されており、 TrueType それほど苦労しなくても BSD でも動作するだろう。これま フォント (TTF) や 3D のサポート、パフォーマンスの改 で ASP はおもに Microsoft 社の lnternet lnformation 善といった新しい機能もいくっか追加されている。 Server の「商標」のように知られていたが、同等もしく 今後の開発に興味がある人に対して次のリリース計画 * 15 はそれ以上の機能を広範囲のプラットフォームに提供でき が公表されている。 る lnstant ASP によって、この勢力も大きく様変わりする OpenBSD は、すでに Xfree86 3.3.4 を自分たちの X11 ツ だろう。 ASP が広まるにしたがって、これまでにも UNIX リーに組み込んでいる。 システムへのポーティングがいくつも試みられてきたが、 この lnstant ASP は非常に多くのプラットフォームに及ぶ http //www.xfree.org// * 13 最初の統一化されたフレームワークである。 http.//www.xfree.org/snapshots/ * 14 http.//www.xfree.org/releaseplans.html * 15 BSD magazine 1999 NO, 1
コンパチビリティは次のような感じに なった。 ・ FreeBSD 本体 標準的なデバイスについては、特に 問題なさそう。 ・ X Window System (XFree86) ディスプレイアダブタを調べたら "NeoMagic MagicMedia 256AV " というレポートが返ってきた。 http: //www.xfree86.org/3.3.3.1 / Ⅱ e01 . html#l を読んでみたところ、このチップ セットは XFree86 できちんとサポー トされているようだ。 ・ PAO PC カードとしては、 PAO 上での動 作が確認されている A c c t 0 n の Ethernet カードを持っているので、 特に心配していない。 FreeBSD をインストールするディス クスペースの確保 次は「 FreeBSD をハードディスクの どこに入れるか ? 」という点について 悩んでみよう。 ケース 1 : ハードティスクの中身をす べて FreeBSD に明け渡す FreeBSD 専用機を作りたいときにあ りがちな、一番潔くて一番簡単なケー スである。 ケース 2 : 新しいハードティスクを増 設する 1 台目のハードディスクに Windows 98 などの OS が入っていて FreeBSD を 入れる場所がどこにもないという場合 は、 FreeBSD 用に新しいハードディス 注 4 ( 株 ) ソフトボード、標準価格 128 円 7 石 BSD magazine 1999 No. 1 クを買ってきて増設してしまおう。 ケース 3 : すでに何らかの OS が入って いるハードティスクの中に FreeBSD を 割り込ませたい 一番やっかいなケースが、これだろう。 すべてを最初から入れ直す ハードディスクの中にすでに何らか の OS が入ってるとして、すべてをもう 一度最初からインストールし直してもい いという人は、図 1 の手順で FreeBSD をインストールしよう。 領域の一つを FreeBSD の領域に変更 したい ーっのハードディスクの中身がすで に複数の領域に別れていて、それらの 領域のうちの一つを FreeBSD に変更 したいというのであれば、話は簡単で ある ( 図 2 ) 。 ハードティスク全体に入っている Win dows 環境を壊さずに、 FreeBSD を追 加インストールしたい 筆者のケースがこれになる。 筆者の VAIO ノート PCG-N505 は、 あくまでも・・ Windows 98 が動くモバイ ル環境 " として購入したものである。 そこで、図 3 のような手段を考えてみた。 / ヾーティションエテイタ ハードディスクのパーティションの 内容を破壊せすに分割するツールとし ては、市販品やフリーソフトウェアな どいろいろあるが、筆者は最新の Partition Commander 注 4" を購入し、 このツールを使って Windows 98 の領 域を縮め、 FreeBSD をインストールす るための空き領域を作ることにした。 領域 1 (Windows) 必要なテータのバックアップをとる Windows の FDISK コマンドを使って、領域 1 の Windows を消す ( 空 ) Windows の FD 旧 K コマンドを使って、新しい Windows 領域と FreeBSD 用の空き領域を作る 領域 1 (Windows) 領域 2 ( 空き ) 領域 1 に Windows をインストールする バックアップしたデータを Windows に戻す 領域 2 に FreeBSD をインストールする 図 1 すべてを最初から入れ直す 領域 1 (Windows) 領域 2 ( 拡張 M S-DOS 領域 ) ・←この領域を 図 ↓ 領域 1 (Windows) 領域 2 (FreeBSD) FreeBSD に変更 領域の一を F 「 eeBSD の領域変更する
インストールの ftp ://daemon.jp.FreeBSD.org/pub/ FreeBSD—jp/PAO/f1p/3.2—RELEASE/ ( 3.2—RELEASE 用 ) ハードウェアコンバチビリティのチェック ハードウェアコンパチビリティの チェックポイントは次の 3 つである。 1 . FreeBSD 本体がサポートしている バッケージの入手 デノヾイス インストールする FreeBSD のリリー 2. X Window System がサポートして ス番号を決めたならば、対応するパッ ケージを入手しよう。 いるデバイス 本稿では、 FreeBSD や PAO をイン 3. PAO がサポートしているデバイス ストールするために必要な知識と、イ ンストール時に発生するさまざまなト FreeBSD 本体 FreeBSD 本体かサポートしているテパイス FreeBSD 本体は、ネットワーク経由、 ラブルを回避するためのノウハウを解 FreeBSD 本体がサポートしている 市販 CD-ROM 、書籍や雑誌の付録な 説する。 ハードウェアデバイスの一覧表は、 筆者は、つい最近 VAIO ノート PCG- どから入手することができる。 FreeBSD のパッケージに付属している N505 という Windows 98 マシンを購入 HARDWARE. TXT や RELNOTES. した。そこで、この VAIO ノートに BootAsia BootAsia とは、 FreeBSD の多国語 TXT に書いてある。 FreeBSD + PAO を実際にインストール 化インストールプートフロッピーディス しながら、インストール作業中に気が x Window System がサポートしているテパイス クのことである。 BootAsia を入手する 付いたさまざまなポイントを、いわゆ FreeBSD には、 XFree86 と呼ばれ と、日本語メッセージ表示で FreeBSD るコッとしてまとめてみることにしよ るフリーの X Window System が付属 をインストールすることができる注 3 。 以下の場所を参照し している。 XFree86 がサポートしてい BootAsia は、 るデバイスは、 XFree86 のパッケージ て入手しよう。 に付属する README に書いてある。 org/B00tAsia/ http: //www. jp ・ FreeBSD . org/B00tAsia/ http: //www ・ jp . FreeBSD . PAO がサポートしているデバイス FreeBSD のリリースの選択 ( 上のページの和訳版 ) index-jp. html PAO がサポートしているデバイスの 現時点でリリースされている FreeBSD 一覧、および PAO の動作が確認され の最新版は、 3.2-RELEASE である。そ PAO ているノートパソコンの一覧は、次の ノートパソコンに FreeBSD をインス こで、ここでは最新の 3.2-RELEASE を Web サイトから入手できる。 トールして、 PC カードや APM 等のモバ べースに解説することにしよう。 イル環境を利用する場合は、 FreeBSD P A O は Fre eB SD のそれぞれのリ http : //www.jp.FreeBSD.org/PAO/ 本体に加えて PAO が必要になる。 リースに対応したものが個別に存在す index—j . html#card PAO は次の場所から入手できる。 る注 1 ので、自分が使いたいリリースに http ://www.jp.FreeBSD.org/PAO/ 対応した PAO 注 2 の存在を確認するこ index—j . html#lts http://www.jp.FreeBSD.org/PAO/ とを忘れないように。 http: //www.jp.FreeBSD.org/PAO/ index-j . html ( 上のページの和訳版 ) FreeBSD と PAO 日立ソフトウェア工ンジニアリング ( 株 ) 古場正行 /Masayuki Koba masa-k@sag.hitachi-sk.co.jp はじめに インストールの事前準備 筆者の VAIO ノートのハードウェア 注 1 FreeBSD がリリースされた後に、そのリリース用の PA() が作られるので、最新の FreeBSD がリリースされた直後は、対応した PA() がまだ入手できない ことがある。 注 2 3. x 系に対応した PAO を PA03 と呼んで従来のものと区別することがある。 注 3 PAO のインストーラは多国語化されているので、 BootAsia を別途入手する必要はない。 BSD magazine 1999 NO. 1
対応機種の拡充 新機種 AppIe の新型ノートブック iBook が 発表され、本誌の発売時には店頭に並 んでいることであろう。 iBook の内部 構成は現行の G3 シリーズとかなり違っ ているとの情報もあり、すぐに対応で きるかは不明である。 Open F ⅳ mwa 「 e を持たない機種 acintosh の起動手順を解析して NetBSD を直接立ち上げようという計 画が mac68k の方面で進行中であり、 その成果を利用できれば P 。 werBook 5X00 に対応できるであろう。 NuBus の機種 NuBus を搭載した初期の Power Macintosh は、 AV シリーズの 68k Macintosh と周辺制御チップ部分に共 通なものが多いため、解析が進めば対 応できると思われる。しかし、現在の Power Macintosh に比べて公開されて いる情報が少ないため、なかなか難し いのが現状である。 MkLinux はこれら の機種にも対応しているので、何とか したいと考えている。 PowerPC 601 の機種 PowerPC 601 に対応するのは比較的 容易であろうと思われるが、筆者の知 る限り、移植しようとしている人で必 要な実機を持っている人が今のところ おらず、まだ何も行なわれていない。 AppIe Partition Map NetBSD/macppc では、ディスクの パーティション情報を NetBSD 本来の BSD disklabel という方式で管理して おり、 Mac ⅲ tosh で使用されている パーティション形式 (Apple Partition Map 、以下 Apple 形式 ) には対応して いない。このため、同じ NetBSD 同士 であればたいていの他のアーキテクチャ ともディスクをつなぎかえて使うことが できる反面、 AppIe 形式を採用してい る A/UX 、 MkLinux 、 LinuxPPC など に比べて同一のハードディスクでの Mac OS との共存が難しい。 この原稿を書いている時点ではこの 問題に対処する作業が始まっており、 ひょっとすると本誌の発売時点では解 決しているかもしれない。 その他のデバイスへの対応 原稿を書いている時点のバージョン ( 1.4.1 ) ではまだフロッピーディスクや サウンドなどに対応していないが、サ ウンドはまだ不安定だが動いており、 フロッピーディスクは作業を始めてい るということである。 バイナリバッケージの作成 NetBSD/macppc にはまだバイナリ パッケージの配布がないため、 OS をイ ンストールしただけではアプリケーショ ンが少なく、一般のユーザーとしての 利用には少々不便である。定番のソフ トウェアのバイナリバッケージがいずれ FTP サイトに置かれるであろう。 XF 「 ee86 の移植 最近の Power Macintosh には PC と ほとんど同じビデオカードが搭載され ているため、 XFree86 を移植すれば、 画面設定を変更したりピデオアクセラ レート機能を利用したりできる。筆者 は速度の面で不満を感じることはほと 特第 1 BSD の過去・現 んどないが、 GIMP などのツールを使 うためにはフルカラーを表示できない と困るのも確かである。 他の OS のエミュレート機能の追加 NetBSD の特徴に、他の OS の環境 をエミュレートする機能が充実してい ることがある。 alpha 、 i386 、 sparc と いった port では、同じプロセッサの上 で動く他の OS の商用アプリケーション などが実用的に動いている NetBSD/macppc としては、まずは LinuxPPC 、将来は Mac OS のアプリ ケーションが動くようになると、 OS と しての用途が拡大するので、これから の進展に期待したい。 マルチプロセッシングへの対応 Power Macintosh の一部や BeBox などが複数のプロセッサを搭載してい るが、現在これらの機種のマルチプロ セッシングには対応していない。 NetBSD 自体マルチプロセッサへの対 応はまだ作業中の段階であるためであ るが、着々と開発は進んでいるようで ある。 この記事では NetBSD/macppc の状 況についておおまかに述べてきたが、 このようにまだまだすることはたくさ んある。読者に「これなら自分にもで きそうだ」と思ってプロジェクトに参 加して頂けたら筆者の目的は達成され たといえる。プロジェクトに関わるす 終わりに 1999 No. 1 べての個人と団体に感謝したい。 BSD magazine
はいっさい得られないことになる。 Windows では、インストール時に認識 されないデバイスも、後から製品に添 付されているドライバを用いることで 認識させることが可能だ。しかし、 PC - UNIX 用にドライバが用意されてい ることはきわめてまれであるし、用意 されていたとしても L ⅲ ux 用のみであ ることが多い。これはつまり、 BSD の インストール時に認識されなかったデ バイスに関しては、基本的に使えない ということである ( ただしデバイスの 種類によっては、インストール後の カーネル再構築ではじめて認識可能に なるものもあるので注意 ) 。 あるいは、 Linux の起動ディスクを 使ってみるのもいいだろう。 BSD では 認識されなかったデバイスが、 Linux では認識されるかもしれないからだ Vine Linux などのデストリビューショ ンを使って適当に一度インストールし てみるのもいいかもしれない。特に XFree86 の設定が半自動的に行われる ため、自分の使っているマシンのビデ オカードがどの解像度で最大何色表示 可能なのかがわかるので、 BSD のイン ストール時に役立つだろう。 こまで説明してきたわけだが、自 分のマシンに関するハードウェア情報が 一通り揃ったら、各 BSD のハードウェ アサポートに関するドキュメントに目を 通して、不具合のあるデバイスがない か、インストール前に一度確認するこ とをお勧めする。 FreeBSD であれば、 INSTALL. TXT や HARDWARE. TXT といったドキュメントが役に立つだろ う。最新のデバイス対応状況については、 インターネットのサイト ( 日本における FreeBSD の公式サイトは http://www. jp.freebsd.org/) にアクセスして入手 する。詳細や他の BSD については、そ れぞれの章を参照してもらいたい。 7 イ BSD magazine 1999 No. 1 15 heads , 63 S/T, for card at 0X330 Copyright (c) 1992 ー 1999 FreeBSD lnc. Copyright (c) 1982 , 1986 , 1989 , 1991 , 1993 The Regents of the University of Ca1ifornia. FreeBSD 3.2-RELEASE # 0 : Tue May 18 04 : 05 : 08 GMT 1999 jkh@cathair:/usr/src/sys.com/i1e/GENERIC Timecounter " i8254 " frequency 1193182 Hz CPU: Pentium/P55C ( 199.31-MHz 586-c1ass CPU) Origin = " GenuineInte1' ld = 0X543 Stepping=3 A11 rights reserved. Features=0x8001bf く FPU,VME,DE,PSE,TSC,MSR,MCE,CX8,MMX> real memory = 134217728 ( 131072K bytes) avail memory = 127389696 ( 124404K bytes) Probing for devices on PCI bus 0 : chipO : く VIA 82C585 ( AP0110 VPI/VPX) system controller> rev 0X10 0 Ⅱ pci0.0.0 chipl : く VIA 82C586 PCI-ISA bridge> rev 0X02 0 Ⅱ pci0.7.0 ide-pci0: く VIA 82C586X ( AP0110 ) Bus-master IDE controller> rev 0X02 0 Ⅱ pciO. 7.1 edl : く NE2000 PCI Ethernet (Rea1Tek 8029 ) > rev 0X00 int a irq 11 0 Ⅱ pci0.8.0 edl : address 00 : 40 : 05 : 46 :7b: 8b, type NE2000 ( 16 bit) vgaO : く S3 ViRGE graphics accelerator> rev 0X06 int a irq 255 on pci0.18.0 Probing for PnP devices : CSN 1 vendor ID : CTL0070 [ 0X70008C0e ] serial 0xffffffff Comp ID : PNPb02f [ 0X2fb0d041 ] atkbdO irq 1 on isa atkbdc0 at 0X60 ー 0X6 土 on motherboard fe0 not found at 0X300 ed0 not f ound at 0X280 sc0 : VGA C010r く 16 virtual consoles , f1ags=0x0> SCO 0 Ⅱ isa Probing for devices on the ISA bus : configured irq 4 not in bitmap Of probed irqs 0 model MouseMan + , device ID 0 psmO irq 12 on isa psmO: SiOO: SiOO SiOO: SiOI siol: fdc0 : fd0 : wdc0 : wd0 : at Ox3f8-0x3ff irq 4 flags 0X10 on isa type 8250 at 0x2f8-0x2ff irq 3 on isa type 16550A fdc0 at 0X3f0 ー 0X3f7 irq 6 drq 2 0 Ⅱ isa FIFO enabled, 8 bytes threshold 1 .44MB 3 . 5i Ⅱ wdc0 at 0X1f0 ー 0X1f7 irq 14 on isa unit 0 (wdO) : く IBM-DTTA-350430> 4134MB ( 8467200 sectors) , 8960 cyls , wdcl not found at 0X170 ppc0 at 0X378 irq 7 flags 0X40 on isa s cd0 not found at 0X230 matcdc0 not found at 0X230 mcd0 not found at 0X300 wt0 not found at 0X300 p1ipO : く PLIP network interface> 0 Ⅱ ppbus 0 ppi0 : く generic parallel i/0> 0 Ⅱ ppbus 0 IptO : lnterrupt-driven port IptO : く generic printer> on ppbus 0 ppc0 : Generic chipset (NIBBLE-onIy) in COMPAT 工 BLE mode 1ptO: く generic printer> on ppbus 0 aha0 not found at 0X134 bt0 not found at 0X134 bt—isa-probe : Probe failled for card at 0X134 bt-isa-probe : Probe failled for card at 0X130 bt-isa-probe : Probe failled for card at 0X234 bt-isa-probe : Probe failled for card at 0X230 bt—isa-probe : Probe failled for card at 0X334 bt-isa-probe : Probe failled adv0 not found at 0X330 cs0 not found at 0X300 zpO not f ound at 0X300 ze0 not found at 0X300 1nc0 not found at 0X280 1e0 not found at 0X300 ex0 not f ound epO not found at 0X300 ie0 not found at 0X300 ie0: unknown board_id: f000 IptO : lnterrupt -dr iven port npxO: INT 16 interface npx0 on motherboard vga0 at 0x3b0-Ox3df maddr 0Xa0000 msize 131072 on isa 画面 1 FreeBSD の起動ディスクによって認識されたデバイスの情報 changing root device tO wdOsla lntel Pentium detected, installing workaround for FOOF bug 512 B/S