RELEASE - みる会図書館


検索対象: BSD magazine No.8 IPv6環境を構築しよう! ; RAIDを使おう
33件見つかりました。

1. BSD magazine No.8 IPv6環境を構築しよう! ; RAIDを使おう

収録ソフトウェアの概要 NetBSD-current 最新ソースコード (Disc 2 ) NetBSD-current をビルドするためのソースコードバッケ ージです。 2001 年 5 月 27 日現在での最新ソースコードを tarba Ⅱ形式で収録しています。なお、開発途上のものであ るため、正常にコンパイルできるとは限りません。 pc / AT 互換機で動作する BSD 互換 os です。 詳しくは Disc 1 の /4.3-RELEASE ディレクトリの README. TXT ファイルを参照してください。 インストールフロッピーのイメージファイルは、 / 4.3- RELEASE/floppies ディレクトリに入っています。 FreeBSD 4.3-RELEAS を、、 P -98 シリーズに移植し たものです。 詳しくは Disc 1 の /FreeBSD-PC98/98r dm ディレクトリ の README. IST ファイルを参照してくえ、き インストールフロッピーのイメージア ルは、 /FreeBSD-PC98/floppy98 ディレクトリに入ってしま た、 pc -98 シリーズ用 MS - DOS でインストールフ ツ を作るためのツールは、 Disc 1 の /FreeBSD-PC98/to s9 デ ィレクトリに格納されています。 FreeBSD 4.3-RELEASE (Disc 1 ) NetBSD から派生した、セキュリティに優れ、暗号化ツ ールの充実した BSD 互換の OS の 1 つです。本 CD-ROM で は、 i386 版、 sparc 版のみを収録しています。 詳しくは Disc 1 の /OpenBSD-2.8 ディレクトリの README ファイルを参照してください。 インストールフロッピーのイメージファイルは、 Disc 1 の /OpenBSD-2.8 ディレクトリの各 port のディレクトリに入 っています。 OpenBSD 2.8 (Disc 1 ) FreeBSD ( 98 ) 4.3R - RevOI (Disc 1 ) OS にアプリケーションを make 一発で導入できるように するキットです。 FreeBSD/OpenBSD の ports コレクショ ンと、 NetBSD の packages コレクション (pkgsrc) を 4 必録 しています。それぞれ適当なディレクトリに展開して利用 してください。なお、配布アプリケーション本体 (distfile) およびバイナリは収録していません。収録場所は各ディス クの README ファイルを参照してください。 最新 ports&packages コレクション FreeBSD 4-stabIe をビルドするための最新ソース パッケージです。 FreeBSD 4- stab 厄最新ソース (Disc 1 ) 多機種対応の安定した BSD 互換ので。 20 を超える 数多くの p 。 rt と呼ばれる対応機が意されています が、本 CD - ROM ではこの、 alph Alpha プロセッサ ) 版、 i 互 ) 版、 - ー k (App1e Macinto 、 h) 版、 「 pxeboot と install. cfg で FreeBSD 楽々インストール」で 使用した install. cfg を収録しています。 pple power Macintosh) 版、 sparc ( Sun macppc SPARCstation) 版を収録しています。 詳しくは /NetBSD-I. 5 ディレクトリの README ファイ ル、および /NetBSD-5 ディレクトリ以下の各 p 。 rt の INSTALL. txt ファイルを参照してください。 NetBSD 1 .5 (Disc 2 ) 本誌記事関連ファイル 2001 No. 8 BSD magazine 223

2. BSD magazine No.8 IPv6環境を構築しよう! ; RAIDを使おう

持楽 2 加を使おら一のつ 傾向は FreeBSD の場合と違いはない。 最後に FreeBSD 環境で SCSI を使用し た RAID を構成した場合の性能測定結 果である ( 図 5 ) 。この場合、 RAID 3/RAID 5 の読み込み性能が意外な程低 く、 RAID 5 での書き込み性能が意外な 程高かった。性能測定用のファイルサ イズを 512MB と大きめにしたつもりだ が、不十分だったのかもしれない。 Bytebench による 性能測定 「 t 田 D cun-ent Single に 4 ロ SK ) ロ 0 破琪 ( P C r ) K/sec ロ 0 代 ( Bb 改 ) 〃 sec ・ 0 破 ( R ・ ) K/sec ・い wt ( P C}-ør) K/sec ■旧 (Bbck) Ⅳ 80 R + 1 188 2008 6 0 70 0 KB/sec 図 3 Bonnie による測定結果 . NetBSD Og»nBSD 2 8-RELEASE Bytebench は Unix システムの総合的 な性能を調査するものであり、 DISK の性能に特化したものではないが、参 考までに調査を行った。同一の環境と いうこともあって大きな差は見られな いが、 Context Switch では OpenBSD 、 File の IO では FreeBSD が優位に立った Sin gle DOutpuKPerChar) K/sec ロ Outpu<BIock) K / 0 ■ Output(R ・ w ・ ) K/sec ■ 0 リイ P ・「 Char) K / ・・ 0 ■ ut<Bbck) K/sec RAI DO ( 4 ) RA 旧 0 + 1 40000 5 800 60000 70000 10000 20000 30000 0 ( 図 6 ) 。 図 4 Bonnie による測定結果 : OpenBSD zone による性能測定 各 RAID 構成でのディスク IO の性能 を詳細に調査するために、 iozone 3.53 を使用して、プロックサイズと入出力 するファイルのサイズをさまざまな値 に変えて性能測定を行った。グラフは、 縦軸 : 性能 (KB/sec) 、横軸 : ファイルサ イズ (KB) となっており、プロックサ イズを 4KB ~ 16384KB (=16MB) まで 変化させて測定した結果である ( 図 7 ~ 23 ) 。 全般的にみてファイルサイズが小さ い場合はキャッシュ等の影響で非常に 高い性能値が得られているが、 64 ~ 128MB 以上辺りではある程度の値に収 東する傾向が見て取れると思う。また ランダムアクセス時にはプロックサイ ズが大きければその分入出力の回数が 減り、性能があがるという結果が特に ファイルサイズが大きいときにははっ FreeSD 43—RELEASÄSCSD RAICd4DISK) に 3D K ) ロ 0 ( P C ) K ノ sec ロ 0 ( Bb 改 ) 〃 sec ■ 0 gut ( Re ) K/sec ■ Input(PerChar) 〃 sec ■ Incut(8bdÖ K/sec 20 6 0 70 188 0 KB/sec 図 5 Bonnie による測定結果 . FreeBSD (SCSI) 0 0 0 0 0 0 0 ロ S hell scripts ( 8 8n3 ・ nt ) ■ Pice ーヒ Context Swtching Test ロ F Copy ( con ) ロöecl Throughput Test ■ロ 1 ら t02 2 w 雅 register variables ZArithmetic Test (tyce ニ douBe) ョロ呂 ロロ : 0 cenÆD 2 8-RELEAS E ュれ・ ent FreeßD 43—RELEASE 図 6 Bytebench の測定結果 BSD magazine 075 2001 No. 8

3. BSD magazine No.8 IPv6環境を構築しよう! ; RAIDを使おう

フロジェクト短信 FreeBSD プロジェクト リリース情報 「 Wind River 社が FreeBSD を買収した」というような報道 ソフトウェア部門を買収しました。この件に関連して、 組み込み市場大手の Wind River systems 社が BSDi 社の Wind R ⅳ er 社による BSDi 社ソフトウェア部門買収 いでしよう。 そのような場合には RELENG ー 4 ー 3 プランチを利用するとよ 個々に当てるような運用をすることが多いと思いますが、 リティ勧告 (security Advisory) で発表されたパッチを サーバー目的などでは最新の一 STABLE を追わず、セキュ けを修正し、新たな機能追加は行いません。 れています。 4.3- RELEASE に発見された重大な問題点だ 4.3-RELEASE に対する「 bugfix only branch 」と位置づけら いうプランチが作成されています。この RELENG 4 ー 3 は、 今回の FreeBSD 4.3-RELEASE からは、 RELENG 4 ー 3 と RELENG 4 ー 3 プランチ RELEASE が今年第三四半期に予定されています。 在の FreeBSD-current からの最初のリリースとなる 5.0 ー 今後についてですが、 4.4-RELEASE が 8 月に、そして現 「 4.3 」という番号には感慨を覚えます。 のフリーな BSD の元になったのが 4.3BSD NET / 2 ですから、 4 月 20 日に 4.3-RELEASE がリリースされています。今日 がいくつかあったようです。 のものになったり、 FreeBSD の性格が変わったりすること クトであり、企業買収によって FreeBSD の権利が特定企業 FreeBSD はこれらの企業とは独立したフリーのプロジェ る」というような誤解をされた方を見かけました。 の Jordan Hubbard 氏カ SFreeBSD を離れて嫁 nd River 社に移 日本国内でも「 FreeBSD が買収された」「 FreeBSD core はありません。 セキュリティサホートホリシー 5 月 12 日に Security Officer Team から今後の方針に アナウンスがありました。簡単にまとめると、 ついて 4.3-RELEASE 、 4.2-RELEASE : フルサポート 4.1. I-RELEASE 以前の 4-stable 3-stable フ野兀之 , / M の Ko 〃〃 0 motoyuki@FreeBSD.org . remote のみサポート : サポート対象外 と 2 段階で fsck を行うようになっています。 ・システム起動後に background でチェックを行う。 ェックを行わずに速く起動する。 ・システム起動時の fsck ではこれらの inode やプロックのチ ような in 。 de とプロックが存在しても致命的ではないため、 マークされている in 。 de とプロック」だけになります。この た際に発生しうる非一貫性は「解放済なのに割り当て中と で書き込むことを保証するため、システムがクラッシュし た。 softupdate ではメタデータ書き込みの際に正しい順序 McKusick 氏による background fsck が -current に入りまし 最近の FreeBSD-current http://www.jp.FreeBSD.org/doc-jp/をご覧ください。 語チェックも重要なので英語能力は問いません ) は 規文書を抱えて盛り上がっています。興味のある方 ( 日本 という地味な作業が最近多かった d 。 c - jp ですが、大物の新 将来に公開できるようになるでしよう。翻訳済文書の更新 することが決まりました。現在翻訳作業が進んでいて近い の文章を日本の FreeBSD doc ー jp プロジェクトが独自に翻訳 ( いわゆる 4.4BSD 悪魔本 ) の第二章が入ったのですが、 Design and lmplementation 0f the 4.4B S D Operating S ystem 今年 2 月、 FreeBSD ソースツリーの doc/ 以下に "The 4.4BSD 本の翻訳 announce-jp/760 http ://home.jp.FreeBSD.org/cgi—bin/showmail/ 一読することを強くお勧めします。 以下の URL でアナウンスが参照できるので、まだの方は 勧められています。 のサポートとなり、 4.3 ー RELEASE 以降へのアップデートが となります。 3-stable については remote exploitable ものだけ 5 -current 最新の 4-stable : サポート対象外 : フルサポート 186 BSD magazine 2001 NO. 8

4. BSD magazine No.8 IPv6環境を構築しよう! ; RAIDを使おう

* BSD における RA 旧の利用について 第ミす、 ohishi@hf.rim.or.jp 大石勲 / ao Ohishi ハードウェア ( R D ) による R D の構築 *BSD で RAID IF を使用する場合に もっとも重要な点は、そのカードが OS でサポートされているか ? である。実 際、市場に出まわっている RAIDIF は 各種あるが、大抵は商用 OS 用のドラ イバしか添付されていない。最近は Linux 用ドライバが用意されているとい うケースも増えているが、 BSD 系に関 しては FreeBSD 用のドライバすらつい ていないのが普通である。 *BSD の中 では FreeBSD がもっとも多くの製品に 対応しているが、 " 日本で " 、 " 今でも " 、 " 手軽に " 、入手できるものは非常に少 ない。 NetBSD や OpenBSD では状況は 更に悪化してしまう。もし OS 側にドラ イバが含まれている場合、 RAID の利 用は非常に楽である。一般のインスト ールとなんら変わりはない。また OS 自 身にはドライバが用意されていないが、 製品にドライバが含まれている場合と いうケースも ( 筆者自身は聞いたこと がないが ) ありえないというわけでも ないだろう。その場合でも、恐らく現 状のインストーラでは RAID 構成となっ たディスクへ直接インストールするこ とは困難ではないかと思われる。 「 RAID カードについて」で紹介し た 2 つの製品に関して、 OS 毎のドライ バの状況は次のようになっている。 3ware Escalade 3W -6410 ・ FreeBSD 4.3-RELEASE OS にドライバあり。インストーラか ら認識できるのでインストールは非 常に簡単。 ・ NetBSD 1.5-RELEASE OS にドライバなし。 1.5 系の次のリ リース版の元となる 1.5.1 BETA にも 2001 年 4 月 28 日時点ではドライバは 用意されていない。 ただし、 NetBSD-current(20010428) にはドラ イバがある。 ・ OpenBSD 2.8-RELEASE OS にドライバあり。インストーラか ら認識できるのでインストールは非 常に簡単。 AMI MegaRAID Express 300 ・ FreeBSD 4.3-RELEASE OS にドライバあり。インストーラか ら認識できるのでインストールは非 常に簡単。 ・ NetBSD 1.5-RELEASE OS にドライバなし。まだ cu nt にも ドライバは用意されていない。 ・ OpenBSD 2.8-RELEASE OS にドライバなし。ただしまもなく リリースされる ( 本誌出版時にはリ リース済みの予定 ) OpenBSD 2.9- RELEASE や current にはドライバが用 意されている。 ソフトウェアによる RAID の構築 特殊なハードウェアをまったく使用 せすに、 OS 付属の機能のみでソフトウ ェア RAID を構築することも可能であ る。今回は FreeBSD/NetBSD/OpenBSD のすべてで使用可能な ccd を使用した 簡易的な RAID O/RAID 1 構成を作る例 を挙げてみる。元々 ccd の目的は RAID を構成するというものではなく、単に 複数のディスクを 1 つにまとめるという ところから始まったものであるため、 ソフトウェア RAID として紹介するのは どうかとも思われるが、今回は共通の 設定が使用できる ccd を使用すること にした。 FreeBSD の場合は vinum とい うソフトウェア RAID が用意されてい るし、 N e t B S D / O p e n B S D には RAIDframe というソフトウェア RAID が 用意されているので、本来はそちらを 使うべきだろう。 ccd による RAID 0 、 RAID 1 構築 ccd を使用するには構成要素のディ スクを用意して /etc/ccd. conf ファイルを 作成すればよい。 RAID 0 ( ストライピング ) を行う場合 da0 、 dal 、 da2 の 3 台を使用し、それ ぞれの e パーティションを使用する場 合、 /etc/ccd. conf をリスト 1 のように記 述する。 068 BSD magazine 2 ( ) 01 No. 8

5. BSD magazine No.8 IPv6環境を構築しよう! ; RAIDを使おう

フロジェク短信 jpman プロジェクト 堀川和雄 / 。枷′・“ horikawa@jp.FreeBSD.org 日本語マニュアルの公開 FreeBSD 4.3-RELEASE の日本語マニュアル ( セクショ 部 ) ) を 4 月 29 日に公開しま ン 1 、 2 、 5 、 6 、 7 、 8 、 9 ( 一 0 以前のリリースからの大きな変更点は次のとおりです。 ・セクション 2 ( システムコール ) の追加。 ・セクション 9 ( システムカーネルインターフェイス ) の一 ・ OpenSSH 関連マニュアル汨の追加。 部追加。 man ー d 。 c ー 4.3. tgz と比較して、次の修正が追加されていま この package では、 4.3-RELEASE に付属する package ja- packages—4.3. O/ja—man—doc—4.3 ー 1 ・ tgz ftp ://daemon.jp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD—jp/man-jp/ package ja-man-doc-4.3. tgz は、下記から取得可能です。 す。 更新。 ル ( tr 。町 1 ) 、 gr 。取 7 ) 、 groff-tmac(7)) の更新作業です。 RELENG_4 への groff 1.17 導入に伴う、翻訳済みマニュア RELEN G-4 に追従中です。当面の大きな仕事は、 セクション 1 、 5 、 6 、 7 、 8 セクション毎の翻訳状況は次のとおりです。 翻訳状況 御使用ください。 なお、 perl 関連は未訳です。 package ja-p5-man-5.000 を vinum(8) の、誤訳、誤植、言い回しの修正。 dhclient-script(8) 、 fdisk(8) 、 mount—std(8) 、 syslogd(8) 、 ・ grep(l) 、 sed(l) 、 shutdown(2) 、 write(2) 、 groff(7) 、 ・ builtin(l) 、 diskless(8) 、 picobsd(8) の、原文リビジョンの セクション 2 3.4-RELEASE 版から RELENG ー 4 への差分適用が、 4.3 ー RELEASE 公開前に完了しました ( 作業期間 : 1 月 28 日 ~ 3 月 23 日 ) 。現在は、上記セクションと同様、 RELENG_4 追従活動の対象となりました。 セクション 3 3.1- RELEASE べースで完訳していましたが、その後更 新されていませんでした。このセクション 3 を更新する活 動が、 5 月 5 日に開始しました。 セクション 9 池内さんが、セクション 9 のマニュアルを再度提供して くださいました。翻訳チェック等の進め方については、現 在検討中です。提供いただいた初訳は http : 〃 home. jp. FreeBSD.org/cgi-bin/showmail/man-jp/3428 にあります。 groff 関連の変更 CURRENT および RELENG_4 ともに、 groff 1.17 が導入 されました (RELENG_4 への導入は 4.3-RELEASE 後 )。 jpman プロジェクトの観点からの注目点は、次のとおりで す。 ・ md 。 c ( 7 ) が強化されました (mdocNG(7) と呼ばれていた もので、詳細は前号で紹介しました ) 。 ・マクロファイル (tmac ファイル ) の命名規則が変わりま した。 tmac. name という命名規則に代わって、 name. tmac という命名規則が導入されました。 ・ -man マクロは、 man(7) および md 。 c ( 7 ) の両方を解釈する ように、動作が変更されました (FreeBSD に groff 1.16.1 が導入される前の動作が回復されました ) 。 日本語 groff port ja-groff_O. 100ー3 は、 groff 1.16.1 べース ですが、新規 md 。 c ( 7 ) マクロの機能をサポートしています。 具体的には FreeBSD RELENG ー 4 に先行導入されていた md 。 c ( 7 ) 関連ファイルを、日本語 gr 。 ff のマクロ検索パスに コピーしています。 注 1 新山さんに、 OpenSSH マニュアルの日本語訳を提供いただき、佐田さんに FreeBSD 用への修正をしていただきました。新山さんによる翻訳について は http://www.openssh.org/ja/を参照してください。 192 BSD magazine 2001 No. 8

6. BSD magazine No.8 IPv6環境を構築しよう! ; RAIDを使おう

* BSD における RA 旧の構成例と性能測定 大石勲 / ao Ohishi ohishi@hf.rim.or.jp 第ミす FreeBSD 4.3-RELEASE での環境を中 Keymap/Timezone の変更以外は、パー /var 20MB 心、にハードウェア (Escalade 、 Mega ティション構成等を含めてすべてデフ 残り /usr RAID) を使用した場合と、ソフトク ォルト指定とする。 ェア (ccd) を使用した場合の RAID 構 BenchMark Software 成について簡単な性能測定を行ってみ 今回のテストではべンチマーク用と OpenBSD 2.8-RELEASE インストール対象としてはインスト して以下のソフトウェアを使用した。 0 ーラ上で指定できるすべてのものを指 すべて FreeBSD の distfiles/ports よりソ 定。パーティション構成は FreeBSD の ースを取得し、 ports で提供された patch デフォルト設定に準じて以下のように を当てている。 Bonnie ディスクの基本的な IO 性能を測るた めに使用した。デフォルトでは 100MB のファイルを使用するが、 RAIDIF の キャッシュ等の影響からか非常に大き RAID-IF: な 10 性能値が結果として得られてしま 3ware Escalade 3W -6410 ( 4P0 ) う。そのため今回はファイルサイズを NetBSD current R DO 、 R DI 、 R DO + 1 、 RA 旧 5 を Ne tB s D のみに関しては最新の 512MB と大きく設定して計測を行うこ サポート RELEASE 版 (1.5-RELEASE) や 1.5 系 とにした。 DISK(IDE): の最新である 1.5.1 ー BETA のどちらにお コマンド実行例 旧 M DTLA -307030 ( 30.7GB 7200 「 pm ) いても 3ware EscaIade 用ドライバが含ま 4 台 れていないため、 current ( 20010428 ) を RAID-IF: . /Bonnie —s 512 使用した。インストールに際しては、 AMI MegaRAID Express 300 RAID を構成するディスクとは別に単体 R 川 DO 、 R DI 、 R D3 、 R D5 等を ByteBench 3.1 の IDE ドライプを用意し、—UNetBSD ByteBench はディスクの IO 性能に特 サポート 1.5 をインストール。その環境で make 化したべンチマークソフトではないが、 DISK(SCSI): OS 毎の全般的な性能を比較するための build した NetBSD current を RAID ディス 旧 M DPSS-309170 ( 9.1 GB 7200 「 pm ) ク上へ展開した。パーティション構成 材料として計測を行ってみた。 4 台 は OpenBSD と同様に FreeBSD に準じて コマンド実行例 以下のようにした。 テスト環境について ハードウェア CPU: Celeron 800MHz (FSB100MHz) Mother: AOpen AX3S proll RI .01 Memory: 128MB ( PC133 SDRAM) 100MB 256MB SWap /var 20MB 残り /usr OS FreeBSD 4.3-RELEASE OS のインストールでは Express イン 100MB ストールを使用し、インストール対象 swap 256MB に AL L ( p 。 rt s 含む ) を指定した . /Run lozone 3.53 RAID ディスク IO 性能の詳細を調査 BSD magazine 071 2001 No. 8

7. BSD magazine No.8 IPv6環境を構築しよう! ; RAIDを使おう

フロジェクト短信 K*BUG 短信 ではりあましたが、いくっか動きがありましたのでご報告 年度末をはさみ、メンバーのみなさんも何かと多忙な中 新運営委員 いたします。 活動もますます活発になっていくものと思われます。 指名注 1 されました。お二方の運営委員参加で、 K*BUG の 運営委員に、前川将秀さんとのだまさひでさんカ噺たに www.kbug.gr.jp を従来の場所から移転しました。 年度末にあたって、 K * BUG が運営するサーバーである サーバー関連 K*BUG げます。 てご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫び申し上 するのに手間取り、 jus 幹事の方には参加のお返事が遅れ た。参加者の決定にあたって運営委員内外の参加調整を すが、運営委員の山口さんがパネラーとして馳せ参じまし ただきました。参加要請からの日数があまり無かったので ついて」と題するパネルディスカッションに参加させてい オープンソース・オープンシステムコミュニティと活動に 第 97 回 jus 関西 UN Ⅸ研究会注 4 において、「関西地区の jus 関西 も幸せなことでしよう ( 笑 ) 。 膝元で、今まで以上に手厚くメンテされて daem 。 n くん注 3 バーを置かせてくださることになりました。神戸さんのお んが所属されている ( 株 ) ジェブロ注 2 さんがご厚意でサー ーも移動するのです。 ; - ) 今年度からは、副代表の神戸さ は「人の集まり」ですから、人の異動にともなってサーバ 関西 * BSD ユーザ会 うえだうえお / U 面 U ど 0 tueda@collegium.or.jp しています。 か短信にも報告できる程度の会になって実は非常にほっと 結局 13 時前あたりからばちばちと人が集まりだし、何と でした。 (TAT) 前にぬいぐるみを抱えて泣き濡れるていたらく ( 写真 1 ) 開催しなければならないのかと、 Alpha station と Ultra1 を ぐるみ ) たちに語りかけながらひとりでインストール会を 時間ばかりどなたもこられず、ひょっとすると家族 ( ぬい アナウンスをしたため、筆者がセッティングを始めてから 1 でした。「お昼くらいから開始します」といういい加減な 会場は夏の研究会でも使用しました筆者自宅の 6 畳間注 8 した注 7 。 版の ISO-IMAGE をダウンロードして CD - R に焼いておきま ので、とりあえずⅢのサイトにおいていただいていた i386 をインストールしないのではお天道様に申し訳がたたない RELEASE 記念」と銘打ちながら、ちっとも 4.3 RELEASE だろうと思って SunUltra1 も用意しました注 6 。また「 4.3 たてました。他に、置いとけば誰かが NetBSD でも入れる CPU 版のインストールをメインにしようなどという企画を き渡らない中、今回のインストール会では無謀にも alpha サーバートラブルの影響でなかなか各地に RELEASE が行 4.3 RELEASE のアナウンスは出たものの、ご本家の ftp ので、謙虚に「インストール会」と銘打ちました。 ( ^. ^ ; ) め、「大会」と言い切るだけの人数を集められなかった注 5 直前であったことと会場 ( うえだ自宅 ) が手狭であったた の K * BUG 単独主催勉強会だったのですが、アナウンスが 急遽インストール会を開くことにいたしました。久しぶり FreeBSD 4.3 RELEASE を記念して、 GW 中の 4 月 30 日に FreeBSD 4.3 RELEASE 記念インストール会 注 1 注 2 注 3 注 4 注 5 注 6 注 7 注 8 注 9 注 10 注 1 1 注 12 注 13 212 会則上、運営委員は代表もしくは副代表の指名によって任命されます。 http://www.jepro. CO. jp/ www.kbug.gr.jp の本名は当然 daemon. kbug. gr.jp です。 : ー ) 4 月 25 日 ( 水 ) 、千里ライフサイエンスセンターにて。 BSD magazine 2001 No. 8 N + 1281 の BSDBOF の後あたりが狙い目かも・・・・・・実現されたかどうかはこの号がでる頃には結果がでているでしよう。 もちろん私の意見です。 ;-p Mac へのインストールは時間がかかるのでインストール大会には向かないのではという意見と、最近はそうでもないぞという意見が出ました。 というのはもちろん冗談です。みなさんのメールのおかげで随分勉強になりました。 実は alphaCPU 版 4.3RC2 の xset. tgz が壊れていたりもしたのですが、結局 x の設定はできなかったので実害 ( ? ) はありませんでした。 さすがに夏場に 10 人以上集まったときは暑かったですが。 N 。 .6 の K * BUG 短信を参照してください。 これは参加者の新開さんが黙々とご自分の N 。 tepc にインストールしてくださり、なんとかイベントの名目がたちました。 と書くとたいへんな機材を準備したように思えますが、実は全部うえだがため込んでいた junk 同然の品物です。 ( ^ ^ ; ; 総参加者数は 6 名でした。主催イベントとしては最小参加人数だったかもしれませんが、それなりに楽しめました。

8. BSD magazine No.8 IPv6環境を構築しよう! ; RAIDを使おう

フロジェクト短信 PAO Report です。 : - ) rc. conf のパラメータ pccard_beep で設定が変更で ました。 PAO で聞き慣れたあのメロディーが帰ってきたの カードの挿抜や認識時のメロディービープをサポートし pccard 認識機構 目をあげておきます。 RELEASE との変更点のうち、ノート pc に関連する主な項 から 1 月弱遅れの 4 月 20 日に無事リリースされました。 4.2 ー 難産だった FreeBSD 4.3-RELEASE ですが、当初の予定 FreeBSD 4.3-RELEASE 個人的には 4. x 系への移行を強くお奨めします ) 。 方はご利用ください (security や ports のことを考えると、 かの事情により 3-STABLE を利用し続けなければいけない 5 月上旬に 3 ー STABLE との同期が取られました。なんら PA03 ないのですが PAORep 。 rt というわりには PAO に関する話題はほとんど 各種ドライバ きます。 マリストわ ードなどが cs ドライバで認識できるはずなのですが、残念 また、 cs ドライバも変更されています。 IBMEtherJet カ 工ントリの修正が漏れていたりした場合はご連絡くださ スト 1 のように修正されていますが、他にも必要なカード conf (/etc/default/pccard. conf) の該当工ントリはすでにリ 0X80000 を記述して指定します。システム標準の pccard. 当するカードエントリの c 。 n ⅱ g 行に flags パラメータとして に指定するようになりました。実際には、 pccard. conf の該 Linksys Fast Ethernet カードの識別子を pccard. conf で明示的 ed ドライバの Linksys カード問題を解決するために のだまさひで / M NODA mac@clave.gr.jp mac@jp.FreeBSD.org ( 16bit カード ) も動作するようになっています。が、どの commit により CardBus カードに加えて、 PCMCIA カード NEWCARD による PCCARD 認識機構は、 1 月上旬の NEWCARD on 5-CURRENT h 。 c モードから BSS モードになりました。 ・ wi ドライバと an ドライバのデフォルト動作モードが ad- サポートしました。 ・ an ドライバ (Cisco Aironet 無線 LAN カード ) で WEP を 加されました。 ・ Webgear Aviator 無線 LAN カード用のドライバ、 ray が追 れています。 では無線 LAN 関連のドライバも以下のように追加 / 拡張さ ではより利用しやすい傾向にあるでしよう。 4.3-RELEASE 最近ますます注目を浴びる無線 LAN ですが、ノート pc 無線し AN 関連 ながら認識できたという報告は今のところないようです。 ません。 だまだ、 OLDCARD のような使い心地というわけにはいき トなどの実行を行う機構はまだ実装されていないので、ま pccard. conf の用に、あるカードの挿抜にあわせてスクリプ も特に問題はありませんが、 OLDCARD の pccardd + FEther CB-TXL が dc ドライバで動作しています。 detach に CardBus カード (32bit カード ) は筆者の環境では corega OS が freeze してしまう現象が起きています。 detach に問題があり、筆者の環境では抜くとまず確実に cs 、 ed 、 ep 、 sn 、 wi となっています。また、 16bit カードは NEWCARD に対応している 16bit カード用ドライバは、 aic 、 NEWCARD に対応させる必要があります。 5 月上旬現在、 ドライバも ようなカードでも使用できるわけではなく、 # Linksys EtherFast 10 / 100 工 ntergrated PC Card (PCMIOO) card "Linksys" remove insert config "EtherFast 10 / 100 lntegrated PC Card (PCMIOO) " auto "ed" ? 0X80000 /etc/pccard—ether $device start /etc/pccard—ether $device stop 188 BSD magazine 2001 No. 8

9. BSD magazine No.8 IPv6環境を構築しよう! ; RAIDを使おう

ASCII FreeBSD/NetBSD/OpenBSD/BSD/OS and Others アスキームック 08 00 、、 0 の . C ロー日 O ーー X 2 翡付 CONTENTS IN 0 ー 5 ( 1 & 0 ー 5 ( 2 リ黝オル ・ FreeBSD 4.3-RELEASE ・ FreeBSD(98) 4.3R - Rev01 ・ OpenBSD 2.8 ・ NetBSD 1 .5 ストれ一ド 0 を使おう vS 環境 - しよう !

10. BSD magazine No.8 IPv6環境を構築しよう! ; RAIDを使おう

フロジェクト短信 FreeBSD ports-jp プロジェクト短信 ftp.FreeBSD.0「g のトラブル FreeBSD 4.3-RELEASE のリリース直前になって FreeBSD の配布元である ftp.FreeBSD.org のマシンにトラブルが発生 し、代替マシンによる運用が行われています。このトラブ ルの影響で日本の ftp?.jp.FreeBSD.org などのミラーサイト で 4.3-RELEASE が揃うまでに非常に時間がかかるなどの 影響がありました。 ports 関係では、 distfiles (ports でインストールするプロ グラムのオリジナルのソース ) の配布元を ftp.FreeBSD.org で行っていたため、 distfiles が入手できず ports の build が不 可能になってしまったものがいくっか存在するようです。 Ports システムの変更 PTHREAD CFLAGS と PTHREAD LIBS FreeBSD 5-current で pthread 関係のライプラリの扱いが変 最近追加 / 変更された Po 「 ts わったため、 ports システムで PTHREAD_CFLAGS と PTHREAD-LIBS が定義が追加されました ( 表 1 ) 。 今回は FreeBSD 4.3- RELEASE までに追加されたり変更 されたものから抜粋してお伝えします。この約 3 月の間に bsd.kde. mk の新設 ports/INDEX に登録されている ports の数は 4536 個から 5045 bsd. kde. mk が作られて KDE や QT 関係の記述がそちらに 個に増えています。 移りました。 USE_QT 、 USE_QT2 、 USE_QT_VER 、 USE_KDELIBS VER 、 USE_KDEBASE_VER が定義され lukemftp ている port は bsd. kde. mk に記述されているルールで make さ (ftp/lukemftp) lukemftp—l . 5 れます。 (ftp/lukemftpd) lukemftpd—l . 0 NetBSD 由来の FTP クライアントとサーバーです。 Net 新しいカテゴリ BSD core の Luke Mewburn 氏 (lukem) の名前がついてい picobsd 、 science 、 ukranian の 3 つのカテゴリが追加され 表 1 ています。 picobsd はその名の通り PicoBSD 用に特化した プログラムです。 science は科学関係のプログラムで、 astro 、 biology 、 math といった既存のカテゴリに含まれないもので す。 ukranian はウクライナ語関係のプログラムで、 LION もの としては 9 番目のカテゴリになります。こうしたカテゴリ が新設された日と現在登録されている p 。 rts の数を調べて みました ( 表 2 ) 。 japanese が圧倒的に多いのは FreeBSD の現状をよく示し ているのでしようが、 russian がかなり早くからあるなど興 味深い点が多いです。 german や french などは特に LION な フ野兀之 / M の , / K 。〃〃。 motoyuki@FreeBSD.org ports を使う必然性が少ないのでしよう。 セキュリティ勧告 前の号から本稿執筆時点までの間に P 。 rts 関係で以下の セキュリティ勧告が出ています。特に ssh と sud 。はセキュ リティ関連では基本的なツールなので入れ替えておきまし よっ。 (audio/icecast) (security/ssh) (databases/interbase) (sysutils/cfengine) (net/ntp) (comms/hylafax) (net/licq-*) (net/samba) (news/slrn) (security/sudo) FreeBSD—SA—01 : 23 . lcecast FreeBSD—SA—01 : 24. ssh FreeBSD—SA—01 : 26. interbase FreeBSD—SA—01 : 27. cfengine FreeBSD—SA—01 : 31. ntpd FreeBSD—SA—01. ・ 34. hylafax FreeBSD—SA—01 : 35. licq FreeBSD—SA—01. ・ 36 . samba FreeBSD—SA—01 : 37. slrn FreeBSD—SA—01 : 38. sudO PTHREAD CFLAGS PTHREAD L 旧 1 月 24 日以降の 5-current それ以前 (4-stable 含む ) -D THREAD SAFE -pth read カテゴリ名 ル文 1995 / 3 / 1 6 1995 / 5 / 1 1996 / 9 / 14 1996 / 12 / 5 1997 / 3 / 6 1997 / 7 / 31 2000 / 7 / 31 2000 / 9 / 22 2001 / 3 / 24 japanese ruSS 旧 n chinese vietnamese korean german hebrew french ukrainian 190 BSD magazine 2001 No. 8