泥芸 そ の 泥芸ン は だ そ お ン 下 ン サ 月せ つ が す バ 中オ を れ を ヤ 兄しね ハ ヤ か 落ぉッ ち だ が ク 、乗のク ら と や ら る ク つ は 鼻せ は と つ も し ん しナ は を り て ン も く 月に だ サ サ サ ア た ヤ め の バ ち と 間まッ が で ノミ ノミ つ 洗 き た の あ ク ね に て の の 0 は も 冂せげ か しこ 中旁て 洗を わ も あ は リ て り だ と く 仲 あ コ、 泥芸 月夏 れ が ら ン は 間まら ッ ャ と け ば は、 の た ク の 中 か を ゾ め の や っ し、 ツ ク 首まわ て け あ に ウ の す ず を ら と ま な な し リ り 頭をば り い わ お しナ か コ . も に ら ポ そ ツ 足をふ し を た き ち し ク ン つ よ 見み を 先き ポ な れ は い た 寝ねン 泥芸 か つ 水学わ な ら 浴あし て す た ち た び た の 上 ! し、 を り た し で お お つ て 服 2 、 り て に 1 も よ か た て ら た お め る が も ゆ ら したみ あ や ・・・ジャングルの掟 51
なが いちわとりゆび あたま アニーが、ユーカリの木にとまっている、一羽の鳥を指さした。大きな頭に 長いくちばしがある ふたりを見おろして、こんどは、ケーケラケラケラと笑っている かん 「やな感じ ! 」と、アニー とりしやしんみ ジャックは、本のなかに、その鳥の写真を見つけた。 にんげんわらごえ こ、んな ワライカワセミは、人間の笑い声のような声で鳴く、オ 1 ストラリア名物 とり の鳥。ワライカワセミの歌は、子どもたちに、よくうたわれている し 「ああ、わたし、その歌なら知ってるわ ! 」 アニーが、うたいだした。 ワライカワセミとまってるユーカリの木 お、つさま ワライカワセミ陽気なブッシュの王様 み ほん 0 よ、つ医」 0 わら おお 0 0 めいふつ 102
しやしんゅび ジャックは、その写真を指さして言った。 「ここへ、行きたい ! 」 かぜふ 風が吹きはじめ、ツリーハウスがまわりはじめた 回転が、どんどんはやくなる しず やがて、なにもかもが止まって、静かになった。 なにも聞こえない。 おすまし鳥に、ねほすけコアラ あ ジャックは目を開けた。 つよひ ノウスいつばいにさしこんでいる キラキラした強い日ざしか、ツリ 1 、 ば、つ 1 ) 「わあ、かっこいい帽子 ! 」アニーが、気づいて言った。 かいてん め どり ・・・カンガルー救出作戦
「お母さんは、どうして、この子をおいてっちゃったのかしら ? 」 ほんひら ジャックは、アニーのそばにすわって、リュックをおろし、本を開いた あか ュックからテディがとび出し、赤ちゃんカンガルーのにおいをかぎに行った。 「テディ、だめよ。赤ちゃんがこわがってるわ」 アニーに言われて、テディは、おとなしくカンガル 1 からはなれた。 ほんせつめい ジャックが、本の説明を読みあげた。 さいだい てき カンガル 1 の最大の敵は、オ 1 ストラリアにすむ野生の大、ディンゴだ。 母親カンガル 1 は、・ ティンゴに追われると、子どもを袋から出して、おき 去りにすることがある。そうすれば、からだが軽くなって逃げやすくなり、 また、子どもを、ディンゴから引きはなすこともできる ははおや 無事に逃げられれば、母親カンガルーは、子どものところへもどってくる ははおや かあ かる ふくろ 1 12
ジャックが、ノートを取りだして、圭日きこも、つとしたときだった。 みずおと ザバサバーツという、大きな水音か聞こえた。 みずなか サイが、アニーにおどろいて、水の中から立ちあがったのだ。 きようりゅう ( 大きい それに、恐竜のトリケラトプスそっくりだ ! ) おも ジャックは、思わず目を見はった。 サイは、じっとアニーのほうを見つめた。それから、フンツと鼻を鳴らし、 つのむ とっしん 頭をさげて、アニーに角を向けた。いまにも、突進してきそうだ。 ジャックは、いそいでさけんだ。 おお おと 大きな音を出すんだ ! 」 おおごえ とっさにアニーは、ヾ ノンパンと手をたたき、大声で言った。 へいわ 「わたしたち、平和のために来たのよ ! 」 おも サイが、動きを止めた。それから、プーツと鼻を鳴らしたかと思うと、また しす 水の中へ、からだを沈めてしまった。 あたま みすなか おお おお
、もーり・ 子大は、森でいちばん高いカシの木のところまで来ると、そこでたち止まり、 ふたりをふりかえった。ハッハッと息をはずませている なが カシの木の上から、長いなわばしごがたれさがっている。マジック・ツリ 1 つう ハウスに通じるなわばしごだ。 こいぬ ふたりか追いつくと、子大は、うれしそうにしつほをふった。 アニーか、テディを抱きあげて、ほおすりした。 「テディ、会いたかったわ ! 」 かお ジャックも、テディに顔をよせた。 げんき 「元気だったかい ? 」 かお テディが、ふたりの顔を、ペロペロとなめる みあ ハウスを見上げて言った。 アニ 1 が、木の上のツリ 1 みつ しよいよ、三つめの冒険に出かけるのね」 「テデイかあらわれたということは、、 すると、子大は「ワン ! 」とこたえて、しつほをくるくるまわした。 、つえ うえ ばうけんで ・・・ジャングルの掟
かお 「キキイーツ ! キャッキャッ ! 」 ごえ そのとき、カーとコーが、 けたたましい鳴き声をあげた。 ふたりかふりかえると、トラか、その場に立ちあがっているではないかー 顔をあげ、目をカッと見ひらいて、ふたりをにらんでいる じめん ジャックは、地面にくぎづけにされたように、動けなくなってしまった。 「グルル、ガルルルル : : : 」 む トラか、ジャックとアニ 1 に向かって、、つなりだした。 おも あし と思うと、ゆっくりと、ふたりのほ、つへ足をふみだした。 テディのお手がら まえあしひ 血のついた前足を引きずりながら、トラがふたりに近づいてくる て ちか
「 : : : ワン、ワン ご、ん とお たしかに、遠くのほうから、かすかに大の鳴き声か聞こえてくる おも えがお ジャックは、思わず笑顔になった。 「アニ 1 の一一一一口、つとおりだ。よおし、行こ、つ ! 」 ジャックは、リュックをつかんで、立ちあがった。 いえなかむ おおごえ アニ 1 がふりかえり、家の中に向かって大声で言った。 「ちょっと、出かけてきま 1 す ! 」 / 、ら こ、んき まえ かえ 」こ、帰るんだぞ ! 」 ノの声か聞こえた。 「暗くなる前。 ゅ、つ かえ タごはんまでには帰りまーす ! 」ジャックがこたえた。 「はーい はわ . り・ もりむ ふたりは、フロッグクリ 1 クの森に向かってかけだしたーーー・・森でいちばん高 いカシの木をめざして おも 思ったとおり、カシの木の上に、マジック・ツリ 1 ハウスがのっている こいぬくろちい 窓から、子大の黒い小さな鼻先がのぞいている はなさき うえ ・・カンガルー救出作戦
ふた たいれっすす つきあ 月明かりのなかを、ゾウの隊列が進んでいく。 そのまわりを、たくさんのホタルが飛んでいる あたま しかし、ジャックは、さっきのトラのことが頭からはなれなかった。 お ( もしや、しげみにひそんで、あとを追ってくるのでは : み ジャックは、ぶるぶるっと身ぶるいした。 しかし、ゾウたちは、トラのことなど気にするようすもない。たれさがった すす しず つるをよけ、生いしげる草をふみしめながら、静かにゆっくりと進んでいく まえ つきひかりて その前を、カーとコ 1 が、ピョンピョンとはねていく。月の光に照らされて、 み 二つのかげが、おどっているように見える ふあん しばらくして、ジャックは、また不安になってきた。 かえ とお ハウスに帰れるかなあ : 「ずいぶん遠くまで来ちゃったよ。ツリー こ、ん アニ 1 が、眠そうな声でこたえた。 かえ : じよ、つぶよ。きっと : ・ : 帰れる : : : わ」 「だい : ねむ ・・・ジャングルの掟 4
かお 「テディー いま、あがっていくわね ! 」 「ワン ! 」 アニ 1 が先に、そのあとからジャックが、なわばしごをのばった。 ゅうこくひ ゆか 、つ、んひ ツリーハウスの中には、夕刻の日ざしかさしこみ、床の上に日だまりかでき なか ている。テディは、そのまん中にすわっていた。ふたりを見ると、ちぎれんば かりにしつほをふった。 「やあ、テディ ! 」 こいぬだ ジャックとアニ 1 が、かわるがわる子大を抱きしめた。テディは、ふたりの 顔をベロペロとなめる ゅび アニ 1 が、床の上の紙きれを指さして言った。 「モーガンの手紙よ」 てがみ み ジャックは、その手紙のことばを、見なくても一言えるくらい、おばえてしま っていた。 さき ゆか てがみ うえかみ なか