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検索対象: 信者一億人法輪功の正体 : 最高指導者・李洪志直撃インタビュー
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1. 信者一億人法輪功の正体 : 最高指導者・李洪志直撃インタビュー

「秘密結社」や「中国マフィア」 る て っ 共産主義社会の諸矛盾が一挙に噴出しつつある今日の中華人民共和国で猛烈な「宗 黙 剃教プ 1 ム , が巻き起こりはじめたのは、まさに李洪志が初めて「法輪功、という名の 看板を掲げた 1992 年頃のことである。そして、その勢いは衰えるどころか、最近 億 になってますます燃えさかるばかりである。それだけ、「第三の毛沢東ーや「第二の 鄧小平」を気取る江沢民の政治姿勢や権力志向に大きな問題がある、ということであ たろうが、もっと心配なのは、そのような流れの中で、目下のところ比較的穏健で安心 果 感のある「法輪功ーそのものが呑み込まれたり、全く違うものに変質していったりす 章 8 ることである 幻世紀の日本や地球社会にとって、好むと好まざるとにかかわらず、重大かっ深刻 な影響を与えかねない「世界最大の人海大国日中華人民共和国ーの動向を左右する動 の指導力そのものが崩壊に向かう可能性もあるのだ。 なんじ クオ・ヴァディス ( 汝、いずこへ行く ) 、 Master Li ? 勢力を拡大するあまたの

2. 信者一億人法輪功の正体 : 最高指導者・李洪志直撃インタビュー

幻 6 当然のことながら、上下両院の議員たちの中には、 「共産主義政権の弾圧にめげず初一念を貫き通している李洪志は、本当に見上げた人 物だ。何が何でも庇護してやらねばならない ! 」 と、陰に陽にクリントン政権の要人たちに圧力をかけ続けている しかし、このような空気も 1 年半後に迫った大統領選挙までで、その結果いかんに よっては、どんなふうに変化していくか分からない。 つまり、これから数か月の間に、 かたず マスタ 1 ・リー かいかに勇気ある行動に打って出るか、キャピトル・ヒルは固唾を呑 んで見守っているのだ。 〈 8 〉中国の軍事力増強政策に苛立つ「ペンタゴン」の将軍たち ベオグラードの中国大使館の「誤爆」事件以来、声高にアメリカを批判し続けてき た江沢民政権に対して、ペンタゴンの将軍や 0*< ( 中央情報局 ) 、 ( 国防情 報局 ) の高官たちは、ますます、強い嫌悪の念と警戒心を燃え上がらせている。 「アメリカの軍事技術をスパイしておきながら、開き直っている」 「北朝鮮やパキスタンなどに半ば公然と核機密やミサイル技術を売り渡している」 「あろうことかアメリカ本土にの照準を合わせて恫喝している」

3. 信者一億人法輪功の正体 : 最高指導者・李洪志直撃インタビュー

182 発しているだけあって、実に高い心性を求めていると思うからです。しかし、 あくまでも、それらはより高い次元の″宇宙の特性〃に照らし合わせてみれば、 そのごく一部を扱っているに過ぎません。 私の法輪功は、もっともっと広いすべての次元の宇宙の真理に迫ろうとする ものですから、わざわざ「佛法」という言葉を用いています。すなわち、狭義 の「宗教」としての「仏教ーなどと較べるとはるかに広大で深遠な「字宙の最 しんし 高基準 , ( 真・善・忍 ) をめざして真摯に修煉を積み重ね、より高い次元に昇 華して行こう、というものなのです。 ところが、北京政府は、あなたが「釈迦牟尼と同じ日 ( 4 月 8 日 ) に生まれた」 かいざん などと、生年月日を改竄してまで自分のことを神秘化して人民を惑わしていると 言って、さかんに非難中傷していますよ。 李洪志実に卑劣なやりかたです ! 確かに、私は後になって「 1954 年生まれ」 から「 1951 年生まれ」に書き換えたことはあります。しかし、社会主義中 国が誕生して間もないあの頃 ( 1950 年代 ) は、何もかもが混乱していて、 戸籍の記載ひとつにしても間違いだらけのことが多かったのです。また、文化

4. 信者一億人法輪功の正体 : 最高指導者・李洪志直撃インタビュー

174 しかし、「現在の人類文明が出現する前にも、何十回というより優れた文明が起こ っては減びていったのだ : : : 」などと説かれると、みんなびつくりするのも当然 ではないでしようか。 ひたい あらわ 李洪志修煉を積めば、自分の額に「天目ーと呼ばれる「第三の目」が顕れて、その ような「プレ・ヒストリック」 ( 先史的 ) な世界も自ずから見えてくるはすで す。現在の低いステージ ( 次元 ) で自分の肉眼に映ってこないから、そんなも のは幻影にしか過ぎないと言う人も多いようですが、そのような言い方しかで きない人々こそ「幻影」しか見てはいないのです。 たとえば、アフリカのガポン共和国というところでウランの大鉱脈が発見さ れたことがありますが、その原鉱石をフランスに送って徹底的な科学分析を行 ってみたところ、驚くべきことに「みんな一度使用されたものである」という 結果が出てしまいました。ということは、現在の人類が現れるはるか以前に、 この地球上にはもっともっと優れた科学技術の水準に達していた別の人類が住 んでいたのではないか、すなわち「先史文明」とも言うべきものがやはり存在 していたのではないか、ということではありませんかそれを、頭ごなしに 「そんなことはあり得ないー と言って全否定するのは、やはり現在の人類 てんもく

5. 信者一億人法輪功の正体 : 最高指導者・李洪志直撃インタビュー

173 第 7 章最高指導者・李洪志の「丹田」にあるもの ルクスやレ 1 ニンなどの浅薄な理論を信じ込もうとするーーそのような姿勢の ほうがむしろ「迷信」的なのではないでしようか 考えてもみて下さい、彳 皮らは二言目には、「現代科学に照らし合わせてみて、 科学的・合理的でないものはすべて迷信なのだ。マルクス主義者は、すべから などと断定しますが、この広大 く唯物論者・無神論者でなければならないー わいしよう な宇宙の中には、まだまだ矮小な人間の科学や知識では解明できないことが沢 山あるではないですか。たとえば、「字宙の始まりはビッグ・バンだった」な どといとも簡単に割り切ってみせてはいますが、「では、その大爆発が起こっ たという容れ物は何だったのか ? ーとか、「ビッグ・バン以後字宙は膨張し続 けていると言うが、いったい如何なる空間の中で膨張しているのか ? それよ り大きな容れ物こそが宇宙ではないのか ? ーなどと反問されると、全く答えら れないではありませんか 自分の知識では理解不能なことをすべて「迷信だ」と断定して切り捨てよう とするのは、実は、無知蒙昧な「常人」の傲慢さの現れであり、むしろ憐れむ べき情けない姿勢だと私は思っています。 あわ

6. 信者一億人法輪功の正体 : 最高指導者・李洪志直撃インタビュー

162 複雑に入り組んだ 中国系アメリカ社会 中国の共産党独裁政権が、遂に「法輪功」を公式に、 「邪教を広め、迷信を振りまき、マルクス主義の『唯物論』を歪める、とんでもない 国家秩序破壊の非合法組織であるー と断定して、厳しい弾圧に乗り出した 1999 年 7 月、私は 4 月の「中南海座り込 み事件ー以来、 3 か月にわたって追い続けてきた李洪志に直接会って、様々の疑問を 徹底的に糺す機会を与えられた。 とは言っても、彼自身にたどりつくまでには、サンフランシスコやロサンゼルス、 ワシントン O 、ニュ 1 ヨークなど、アメリカ全土に広がるチャイナ・タウンをくま なく歩きまわったり、さらには「チャイニーズ・マフィア」として恐れられている 「黒社会」などのアンダーグラウンド組織のボスたちに会ったり、無慮無数の秘密結 社を訪ねてみたり : : : それこそ、筆舌には尽くし難い努力を積み重ねて、複雑に絡み 合った在米中国系社会のしがらみの糸を一つ一つ丹念に解きほぐしていかねばならな ただ

7. 信者一億人法輪功の正体 : 最高指導者・李洪志直撃インタビュー

大世紀末、冷血の見せしめー 「江沢民の焚書坑儒」の衝撃 ギリギリギリツ・ ガラガラガラガラ、グシャーン、バリバリ、 せいさん この世のものとも思えぬ凄惨極まりない破壊音をたてて、巨大なプルドーザーが何 度も何度も前後に往復し、うずたかく積み上げられたビデオ・テープや録音テープの つぶ そば 山を踏み潰し、粉々に破砕してゆく。そして、すぐその側では青表紙や赤表紙の教典 や解説書、指南書のたぐいがメラメラと炎をあげて燃えさかっている。 その数、無慮五百万とも二千万とも言われる膨大な書物やテープが、「汝輪功」と 呼ばれる中国の気功集団のものであることは、テレビを見ていた世界中の誰にでもす に分かった。なぜなら、国営放送局のアナウンサーが、声を張り上げて、 「法輪功は邪教です ! 国家秩序を破壊し、社会主義建設を妨害しようとしている謀 反人・李洪志の書いたものや吹き込んだものを持っている人は、直ちに自首してくだ さいっ と、必死に呼びかけていたからだ。かって、秦始皇帝も、民衆の幅広い支持を集め しんのしこうてい まうりん - 」、つ

8. 信者一億人法輪功の正体 : 最高指導者・李洪志直撃インタビュー

れば、体内の「黒い物質ーが多くなり、「業力」の場が大きくなり、「根基が良くない」 ということになる。あべこべに、「徳ーが多ければ、「白い物質ーも多くなり、「業カー の場は小さくなり、「根基が良い」ということになる。 「根基ーの良し悪しは、その人の「悟性」の良し悪しを決める。根基の良い人は悟性 も良くなってくるのだ。なぜなら、根基の良い人には「白い物質ーが多いから、その 物質が「字宙の特性と溶け合い、真・善・忍に近づき易くしてくれるからである これに対して「黒い物質」は全く逆に作用し、人体の周りに悪い場を作ってしまうか ら、その人の悟性をますます悪化させ、真・善・忍という宇宙の特性に触れることが ワ キできなくなってしまうのだ。 の しかし、「根基」も絶対的なものではなく、その人のおかれている環境や修煉に対 たする姿勢などによって大きく変わってくるものである。根基の良い人でも、その人の 琺態度が悪ければ悟性が甚だしく損なわれることもあるし、またその逆も大いにあり得 る、とい、つことである 章 第 悟 (EnIightenment) 法輪功における「悟」 ( さとり ) とは、煉功過程にいて李洪志師が説いた法 ( 法輪

9. 信者一億人法輪功の正体 : 最高指導者・李洪志直撃インタビュー

( 紅衛兵たちが懲罰のため無理矢理かぶらせた赤い頭巾 ) から逃れようと必死にカム フラージュした、とい、つ しかし、彼に言わせれば、「凡百のインチキ気功師たちとは全く異なる字宙次元の 真理を探求しているのだ」と、いわゆる病気治療や健康増進などの御利益ばかりを売 り物にしている諸派との大きな開きを語気を荒らげて強調する 長春に本拠を築いて 急激に信徒を増やす 1982 年、李洪志は長春市 ( 吉林省の省都 ) に移り、さらに修行を積み重ねると ともに、社会主義政府公認の「気功師ーの免許も取得した。そのため、公然と組織活 動ができるようになり、ますます「ディサイプルー ( 弟子Ⅱ信徒 ) の数は急増する一 方であった。 既に、 1978 年月の「第Ⅱ期 3 中総会」で、かって「走資派ーの代表として大 とうしようへい 弾圧されていた鄧小平が見事に 3 度目の復権を遂げ、社会主義中国も「自由化と ばくしん 「民主化の新しい道を驀進し始めていた。いわゆる「改革開放政策」の離陸である

10. 信者一億人法輪功の正体 : 最高指導者・李洪志直撃インタビュー

をしたい、と固く、いに誓、つようになった。 しかし、そのとき、まさに青天の霹靂のように叩きつけられてきたのが、かの悪名 高き「文化大革命」の嵐であった。 「今にして思えば、あの騒ぎ ( 文化大革命 ) は、単なる中国共産党の内部の内輪もめ ( 権力闘争 ) に過ぎなかったのです。つまり、党内における毛沢東主席の権威が急激 に落ちていき、代わりに、いわゆる″改革派〃の勢力が強くなってきたので、大いな る危機感を覚えた江青女史 ( 毛沢東の妻 ) ら″保守派〃が、何も分からぬ若者たちを 焚き付けて意図的に騒ぎを大きくし、党内問題を社会問題にすり替えようと図ったの です。 しかし、とばっちりを受けた我々にしてみれば大迷惑で、何しろ彼らは、ありとあ らゆる中国古来の伝統や文化を徹底的に破壊し葬り去ろうとするのですから、煉功に 関することはもとより、どんなにささやかな精神的な問題ですら語り合うことができ なくなってしまったのです。 そこで、やむなく苦肉の策として考え出されたのが、当たり障りのない『気功』と いう言葉だったのですー と、李洪志は、当時の熱病にうかされたような狂熱ぶりを、苦々しげに振り返りな へきれき き - 」、つ