かいがん - みる会図書館


検索対象: 生息地をまもる
8件見つかりました。

1. 生息地をまもる

ほ いがん か 海岸は、野生生物にとって、大切な生息地です。また、そこに生息す る生物たちのおかげで、海岸そいの土地の多くが、風や波による侵食か らまもられています。 0 マングローブ林と砂丘 かいがん しよくぶつ 海岸の植物をまもることは、とても大 せつ 切なことです。たとえば、マングローブ ばやし しんしよく はん 林は、土地の侵食をくいとめ、魚の繁 しよくばしょ ていきよう 殖場所を提供しています。ところが、 ばやし おお 多くのマングローブ林が、危機にひんし すうねん かんきようほ ています。ここ数年、環境保護団体は、 ねしんしよくふせ △マラムの根が侵食を防ぎます。 ばやし ねっしん マングローブ林の保護に、熱心に取りく ふせ スコットランドでは、砂丘の侵食を防ぐ んでいます。 こうずい さきゅう かいがんちいき ために、ボランティアの手で、イネ科の また、砂丘は、海岸地域を洪水からま やくわり マラムという草が植えられています。 もる役割をはたしています。このため、 ■サンゴ礁の監視 おんだん えんがんかいいき サンゴ礁は、温暖な沿岸海域で成長し うみ せいかっ ます。サンゴ礁には、海で生活する「種」 ぜんたい やくぶん の全体の、約 4 分の ] が生息しています。 ざんねん しよう やく 残念ながら、サンゴ礁の約 80 % は、汚 おんどへんか しようしつ せん かいすい 染や海水の温度変化によって、消失の危 機にあります。オーストラリアのグレー しよう トバリアリーフは、世界最大のサンゴ礁 しよう です。このサンゴ礁をまもるために、海 しよう かいいき おせん 岸の汚染をへらし、サンゴ礁の保護海域 を拡大する計画がたてられています。 きず しようえいきよう く傷つきやすいサンゴ礁に影響をあたえないよう にするために、グレートバリアリーフを訪れる きびし せいげん かんこうきやく こうどう 観光客の行動は、厳しく制限されています。 せいそく せいそくち かいがん たいせつ やせいせいぶつ しんしよく なみ おお かいがん せいぶつ ばやし さきゅう さかな だんたい ほ しんしよく さきゅう くさ かんし しよう せいちょう しよう しよう せいそく せかいさいだい ほ がん おとず

2. 生息地をまもる

第ッ = を帋ー第 " 尹犬 おお せいそくち せかいじゅうやく 多くの生息地で、汚 するために、世界中の約 ] OO か国で、 なんびやくなんぜん もんだい せん 染が、大きな問題にな 何百何千という人たちが、毎年、「国 せいそくち 際ビーチクリーンアップ」に参加し っています。生息地が おせん どうしよくぶつ かつどう かいがん 汚染されれば、動植物にとって、安 ています。この活動により、海岸か ぜん ばしょ かいしゅう 全な場所ではなくなってしまうから ら、毎年、数千トンのゴミが回収さ かいがんちたい もんだい です。特に、海岸地帯が問題です。 れています。 うみどり せいぶつ げんゆりゅうしゆっ たとえば、魚や海鳥などの生物は、 マボランティアたちが、原油流出の あとしまっ せいそくち うみべ 後始末をしています。生息地が汚 海辺のゴミをのみこんで、窒息して しんこく せん じれいひと 染された、深刻な事例の一つです。 もんだい かいけつ しまうのです。こうした問題を解決 おお ひと まいとし さんか すうせん まいとし さかな ちっそく

3. 生息地をまもる

生息地は生き物たちの住まい 何ができるのか ? 森林よ永遠に 行動する農家 生息地と観光 都会の緑地をまもる 海岸の保護 海をまもる 湿地は野生生物の生息地 生命の川 山をまもる 極地をまもる 未来 生息地の問題をいっしょに考えよう 用語解説 さくいん す もの せいそくち 4 6 8 0 2 4 6 8 0 2 4 6 8 0 4 6 2 2 2 2 2 3 3 3 えいえん しんりん のうか かんこう せいそくち りよくち とかい かいがん ほ うみ せいそくち しっち やせいせいぶつ かわ せいめい やま きよくち みらい かんが もんだい せいそくち ようご かいせつ

4. 生息地をまもる

岩 と りよくち し せいそくち はかい 0 「都市の緑地をまもる」 ったことも、生息地を破壊することになりま せいそくち はかい どうしよくぶっせいそくち した。しかし、生息地を破壊することは、自 「都市には野生の動植物の生息地などはな せいかっかんきよう おも はかい 分たちの生活環境を破壊することにもなる、 い」、と思っていませんか。とんでもありませ ひとびと とうきようと やせい ということに気づいた人々は、いま、野生の ん。東京都の 23 区にも、野生の動植物の生 どうしよくぶっせいそくち そくち りよくち ひりつ 動植物の生息地をとりもどすために、さまざ 息地になる緑地があり、その比率は 22 % に こうどう かいし ひびやこうえん としんぷ まな行動を開始しています。日本の農家でも、 たっしています。都心部にある日比谷公園や せいそく こうきょひがしぎょえんめいじじんぐう でんえんちたい もり ふつかっ 「ホタルが生息できる田園地帯の復活」をめざ 皇居東御苑、明治神宮の森などには、さまざ かくち こうどう おとず かいし やせい どうしよくぶつ す して、各地で行動を開始しています。 まな野生の動植物が住みつき、訪れる人々を なこませてくれています。都市には、公園の 0 「生息地と観光」 ほかに、川の土手や住宅の庭など、さまざま やせいせいぶっせいかっ くうかん 野生の動植物の生息地は、多くの人々を引 な「野生の生物が生活できる空間」、すなわち かんこうち さいきん じんこうてき きつける魅力にあふれ、観光地になっている ビオトープがあります。最近は、人工的なビ こうてい がっこっ ところが少なくありません。ケ二アのマサイ オトープを、校庭につくる学校も増えていま こくりつほ せいそくち りよくち マラ国立保護区は、サバンナを生息地とする す。そのような「都市の緑地をまもる」こと けっかてき やせい どうしよくぶっせいそくち ライオン、ゾウ、キリン、バッファローなど も、結果的には、野生の動植物の生息地をま おおがたどうぶつ まぢか こくさいてき の大型動物が間近にみられるため、国際的に もることになるのです。 ゆうめい かんこうち ほ 有名な観光地になっています。この保護区の こくりつ ロ「海岸の保護」 となりには、タンザ二アのセレゲンテイ国立 こうえんひろ やせいどうぶつ あねったいかいがん うみ もり 公園も広がり、野生動物たちは自由に行き来 熱帯から亜熱帯の海岸には、「海に浮かぶ森」 そだ しています。ケ二アとタンサ二アにとっては、 のようにみえる、マングローブの林がよく育 やせいどうぶってんごく たいせつしゅうにゆうげん お 「野生動物の天国」は、大切な収入源になっ っています。そこでは、マングローブの落ち ば びせいぶつ かんこうきやく ぶんかい ています。しかし、観光客が増えすきたため、 葉が微生物によって分解されてプランクトン こざかな しせんはかい サファリー用の自動車などによる自然破壊が のエサになり、プランクトンを求めて小魚な たいせつしゅうにゆうげんうしな ざかなもと みずどり 進み、大切な収入源が失われようとしていま どが集まったり、小魚を求めてカ二や水鳥な かんこうきやく や ども集まったりしています。マングローブの す。おおぜいの観光客を受けいれながら、野 はやし ねん おきだいじしん 生の動植物をどのようにまもるか。その課題 林は、 2004 年のスマトラ沖大地震のときに にほん えんがんぎよそん つなみさいがい おお おぜがはら もんだい は、日本の尾瀬ヶ原などでも、大きな問題に は、沿岸の漁村を津波災害からまもってくれ とうなん せいそく なっています。みなさんのまわりには、「生息 ました。ところが、いま、東南アジアなどで ち かんこう もんだいちよくめん ようしよくち もくたんせいさん やせいどうしよく 地と観光」の問題に直面している、野生動植 は、工ビの養殖池をつくったり、木炭を生産 ぶつ ばやしつぎつぎ 物の生息地はありませんか。ありましたら、 するために、マングローブ林が次々と切られ ねったい かいがん 調べてみましよう。 ています。熱帯から亜熱帯の海岸には、色と やせい じ ぶん き どうしよくぶつ せい く やせい にほんのうか ひとびと ん せいそくち じゅうたく かわ ひとびと どうしよくぶっせいそくち おお やせい ひ みりよく く く かいがん ほ じゅう ねったい き つ はやし ふ と あっ あっ う どうしよくぶつ せい かだい せいそくち き あねったい いろ 31

5. 生息地をまもる

行動をおこす じゅう やせいせいぶつ ーユーシーフ いる土地のうち、野生生物にとって重 じゅうよう とくてい かいはつ ンドでは、重要 要な特定の領域については、開発や破 やくそく な生息地になっ 壊をしない約束をしています。この取 じぬし しんりん ている広大な地域を、地主たちが保護 りくみが始まってから、森林や湿地、 みずうみかいがん まん しています。これが「クイーンエリザ 湖、海岸など、 6 万ヘクタール以上の ベスⅡ世ナショナルトラスト」という 土地が、自然のままの地域として保護 しみん 取りくみです。これは、市民からの募 されています。 あっ しきん 金などにより資金を集め、その資金で はんとう おお 土地を手に入れ、そこを管理しようと ニュージーランドのカイコウラ半島は、多く うみどり にんげん せいそくち し、ったし、 しょゆう の海鳥たちの生息地です。人間がこの一帯を するものです。地主たちは、所有して はかい えいきよう 破壊すれば、鳥たちは深刻な影響を受けます。 りよういき は せいそくち こうだい しっち いじよう ほ しせん しきん きん かんり じぬし とり 、一うし 三ま第を 三をはす ~

6. 生息地をまもる

おせんぼう かいふく しようはったっ ようになり、「湿地の回復」や「湿地の汚染防 りどりのサンゴ礁が発達し、「熱帯魚の楽園」 ねん かいがん はったっ 止」が進められています。そして、 1975 年 になっています。海岸ぞいに発達したサンゴ しっち たかなみ かいがんしん やせいせいぶつ せいそくち には、野生生物の生息地である湿地をまもる 礁は、高波がおそうのを食いとめ、海岸を侵 みずどり せいそくち こくさいてき ために、「特に水鳥の生息地として国際的に 食からまもってくれます。ところが、そのサ しっち じようやく はっこう しよう かいすいおんじようしよう じゅうよう かん ンゴ礁も、いま、海水温の上昇などによって 重要な湿地に関する条約」が発効することに じようやく はやし 死滅しはじめています。マングローブの林や なりました。この条約は、イランのラムサー さいたく じようやく うみ せいそくち せいぶつ ルで採択されたため、「ラムサール条約」と サンゴ礁をまもることは、海の生物の生息地 にんげんせいかっ しっち もよばれています。湿地には、プランクトン をまもることになるだけでなく、人間の生活 さかなそだ かんきよう が育ち、そのプランクトンを食べる魚が育ち 環境をまもることにもなるのです。 みずどり あっ さかな ます。だから、魚をエサにする水鳥も集まっ じようやく 0 「海をまもる」 てくるのです。ラムサール条約は、そのよう みずどりせいそくち くさいきようりよく ちきゅうひょうんめんせき いじよう うみ な「水鳥の生息地」を、国際協力によってま 海は、地球の表面積の 70 % 以上を占めて じようやく りくち もろうとしたのです。この条約に、日本は いるだけでなく、陸地とくらべると、ずっと くしろしつげん とうろく かにゆう やせい ふか 1 980 年に加入し、釧路湿原などを登録しま 深いところまでが、野生の動植物の生息地に うみ なっています。だから、「海をまもる」ことは、 どうしよくぶっせいそくち やせい 野生の動植物の生息地をまもるために、欠か せいめい 0 「生命の川」 すことができません。ところが、いま、その さかなおよ おすいせきゅりゅうしゆっじ うみ たいせつ 川には、さまざまな魚が泳いでいるだけで 大切な海が、陸地からの汚水や石油の流出事 せいぶつ かくち さかな おせん なく、魚のエサになるさまざまな生物たちが、 故などによって、世界の各地で汚染されてい せいかっ うみせいそくち かんけい おたがいに関係しあいながら、生活していま ます。「海の生息地をまもる」ためには、何と なが せいめい ちか おせん す。だから、すぐ近くを流れる川も、「生命の してでも、汚染を食いとめなくてはなりませ おせん せいめい かわ こくれんかいよう かわ ねんはっこっ 川」なのです。その「生命の川」が汚染され ん。そこで、 ] 994 年に発効した「国連海洋 どうしよくぶつ かわ しめつ ほうじようやく うみ じようやく やせい おせんふせ ると、野生の動植物が死滅し、「死の川」に 法条約」は、海の汚染を防ぐために、条約に かわ にほん くにぐに かいようおせんほうしほう せいてい さんか なってしまいます。日本の大都市の川は、 参加した国々に、海洋汚染防止法を制定する れいがい ねんだい もと ] 960 年代には、ほとんど例外なく、「死の川」 ことを求めることになりました。 かわなが おすい になりました。そこで、汚水を川に流すこと せいそくち やせいせいぶつ さいきん とうきようなが きんし ロ「湿地は野生生物の生息地」 を禁止することになり、最近では、東京を流 すみだがわ さかな れる隅田川などにも、魚がみられるようにな これまで、湿地は、「何の価値もない不毛の おおがた せいめいかわ けんせつ かんたく のうち りました。「生命の川」に大型ダムが建設され 土地」とみられ、干拓されて農地などに変え かりゆうあいだいどう さかなじようりゆう やせいせい られてきました。しかし、いまでは、「野生生 ると、魚が上流と下流の間を移動することか ぶっせいそくち ひろみと できなくなり、育っことができなくなります。 物の生息地としての価値」が広く認められる ち っ ねったいぎょ ち っ ん え し く しよう しよく しめつ しよう た そだ うみ し にほん どうしよくぶっせいそくち ねん か かわ かわ りくち なん かわ く し し と かわ し しっち ふもう なん ち っ か そだ = 32

7. 生息地をまもる

みらい 未来 ねん あつばく つよ あたら けんせつ かいはつじぎよう でんえん どうろ これからの 10 年、そしてさらに、その先のことを考えると、自然界への しぜんかい さき かんが じゅうよう ほ せいそくち 地帯をおびやかすため、生息地の保護はますます重要になるでしよう。 圧迫がますます強くなり、新しい都市や道路の建設などの開発事業が田園 じゅもく にさんか く樹本は、二酸化炭素を吸収 きゅうしゅう にさんかたんそ 要です。 化を防く、ために、とても重 じゅう ら、森林保護は、地球温暖 ちきゅうおんだん しんりんほ 炭素を放出します。ですか ほうしゆっ しますが、燃えると二酸化 ロ地球温暖化 もんだい ちきゅうおんだんか さいだい せいそくち じようしよう せいそくち かんが しぜん にさんかたん しよう の生息地は、危機にひんすることになり せいそくち 気温が 2 ~ 3 ℃上昇するだけで、多く おお きおん 0 危機にひんする生息地 だん温かくなってしまうのです。 あたた 窓のような働きがあるため、地球がだん ちきゅう はたら います。これらのガスには、温室のガラス おんしつ の状態より高くなるため、と考えられて じようたい 素などの「温室効果ガス」の濃度が、自然 のうど おんしつこうか じるのは、人間の活動によって、二酸化炭 かつどう にんげん なるのは、地球温暖化です。温暖化が生 おんだんか ちきゅうおんだんか これから、生息地にとって最大の問題に きおん ます。気温が上昇すれば、動植物は死 にたえるか、ほかの土地に移動せざるを ほっきよく なんきよくひょう えなくなるでしよう。北極や南極の表 かいすいめん 面部分の氷がとけだせば、海水面が上 かいがん せいそくち 昇するため、海岸の生息地が危機にさら くいじよう されます。 ] OO か国以上の国々が、地 きゅうおんだんか きようりよく 球温暖化を防止するために、協力する やくそく ことを約束しました。しかし、手を打つ おそ かのうせい のが、遅すきた可能性もあります。です すうねん から、この数年のうちに、生息地に何か えいきよう 影響が出てくるかもしれません。 どうしよくぶつ じようしよう めんぷぶん じよう こおり しよう せいそくち

8. 生息地をまもる

- ま 0 五ロ しんりんかんりきようぎかい かいようほ 森林管理協議会 (FSC) がるクジラの保護を目的に設定された海洋保護区域 とどうふけん です。日本においては、国や都道府県が「鳥獣保護 環境をまもりながら、経済的に森林管理を進める こくさいきかん 区」を設定し、特別保護地域内への立ちいりを制限 ことを目的につくられた国際機関で、本部がメキシ しています。 コのオアハカ州に置かれています。世界中の森林を ひょうか 評価し、適切な森林管理がおこなわれている森林に、 工コツーリスト 認証を与えています。 環境に負担をかけないよう、自然との調和を考え、 世界自然保護基金 (WWF) 工夫しながら観光事業を開発しようという考え方を 「エコツーリズム」といいます。観光収入に大きく 1 961 年に熱帯雨林や野生生物の保護を目的に設 いぞん はってんとじようこく かんきよう しぜんほ ほんぶ 依存している発展途上国で実践することは、環境 立された、最大規模の自然保護団体。スイスに本部 かつどう 破壊の防止への大きな力となります。工コツーリス を置き、企業や個人からの献金や寄付をもとに活動 トはエコツーリズム考え方を理解し、環境にやさし しています。動植物の保護、ホットスポットの保全 かつどう こくれんきかん い旅行を楽しむ人たちのことです。 といった活動を進めるとともに、国連機関や各国政 しぜんほ 府へ、自然保護に関するさまざまな政策提言もおこ 緑の回廊 なっています。 回廊とは、長くて細いろうかのこと。人間の開発 きんねん 有機農業 によって分断された動物の生息地を結ぶため、近年 ながおびじようかいろう かがくひりようのうやくつか しぜん めぐ 世界中の都市近郊で、植物の茂った長い帯状の回廊 化学肥料や農薬を使わずに、自然の恵みのみでお がつくられています。動物たちはここを通って、 こなわれる農業。動物の糞のたい肥化や、人間の手 じよそう のうさくぶってんてき かな自然のある地域の間を行き来します。 作業による除草、農作物の天敵による除虫などを組 みあわせておこなわれます。 マングロープ なまえ 過放牧 マングロープは、特定の種類の植物の名前ではな あねったいかいすいひた く、熱帯から亜熱帯の海水に浸る場所に育成する植 土地の広さとくらべて、家畜の数が多すき、る放牧 かいがん 物全般のことをさします。一般的には、熱帯の海岸 のこと。家畜にエサとして食べつくされたり、過度 沿いに生育しているヒルギ科の植物のことをさすこ に踏みつけられることで、植物が生えづらい土地を とが多く、支柱のような根を持っため、土壌の浸 つくり、結果として砂漠化を招きます。 食を防ぐ効果があります。 動物保護区 マラム 世界には希少動物を保護するために、特定の動物 すなはま 砂浜に生育するイネ科の植物で、砂丘を維持する の狩猟や採取などを禁止した保護区が設けられてい ために植えられます。 ます。中でも有名なのが、オーストラリアの南に広 もくてきせってい ちょうじゅうほ にほん けいざいてき かんきよう すす しんりんかんり せいげん とくべつほ く ちいきない せってい た もくてき ほんぷ しゅう お しんりん せかいじゅう てきせつしんりんかんり しんりん にんしようあた ふたん かんきよう ちょうわかんが しぜん せかいしぜんほ くふう ききん かんこうじぎようかいはつ かんがかた かんこうしゅうにゆうおお もくてき ねんねったいうりん ほ やせいせいぶつ じっせん さいだいきぼ だんたい りつ けんきん はかいぼうし ちから おお お かんきよう かんがかた どうしよくぶつ ほぜん の ひと くせい せいさくていげん みどり かいろう にんげんかいはつ なが かいろう ぶんだん ゆうきのうぎよう どうぶっせいそくち しよくぶつしげ としきんこう せかいじゅう どうふつ とお にんげん どうぶつ のうぎよう じよちゅう ちいきあいだ しぜん き さぎよう く かほうぼく しよくぶつ とくてい しゆるい ねったい しよく いくせい かずおお かちく ひろ ほうばく ぶっせんばん いつばんてき ねったい かちく ぞ せいいく しよくぶつ か しよくぶつ は どじよう しちゅう おお も ね さばくか まね けっか しよく ふせ どうぶつほ く どうぶつ とくてい きしようどうぶつ せかい しよくぶつ さきゅう か せいいく さいしゅ しゆりよう く ほ きんし う なか みなみひろ ゆうめい = 34