「さあ、あがってきて ! 」 アニ 1 とジャックは、いそいでなわばしごをのばった。 ハウスにつくと、ジャックか一言った。 あ しんばい 「また会えて、うれしいです。どうしたのかと、心配していました」 「ありがとう。あいかわらず、マ 1 丿ンがすきをねらっているので、自由に出 かけられないのです。おかげで、本を集める仕事ができません。あなたたちが たす 《マスタ 1 ・ライプラリアン》になってくれたら、ほんとうに助かるわ」 それを聞いて、ジャックはうれしくなった。 ふた ちょうせん 「ジャック、アニー 二つめのなぞなぞに挑戦しますか ? 」モーガンが聞いた。 こえ 「します ! 」ジャックとアニ 1 は、声をそろえてこたえた。 まんぞく わら なか モ 1 ガンは、満足そうに笑ってうなずくと、ドレスの中から一冊の本を取り だして、ジャックにわたした。 ほん たびひつよう 「こんどの旅に必要な本よ」 ほんあっ しごと いっさつほんと じゅうで 8

なかしんじゅ 「きっと、この中に真珠がはいってるんだー 、ヾ 1 ル・オイスター 英で一一一口、つと ジャックが一一一口った。 ひら み アニーは、すこし開いた貝の中をのぞいてみたが、よく見えなかった。 み ほ、っせを 「なにも見えないわ。どうして貝の中に、宝石がはいってるの ? よ ほんせつめい ジャックは、本の説明を読みあげた。 なか 、力し しんじゅがい すな つぶ 真珠貝の中に、砂などの粒がはいると、貝がいやがって、銀白色の物質を 出し、そのまわりをおおっていく。それがなん年かたっと、美しい真珠 になる なかしんじゅ 「この中に真珠がはいっているかどうか、どうすればわかるの ? 」とアニー わ 「岩にでもぶつけて、割るしかないんじゃないかな ? 」 0 か な か か なか しんじゅがい なぞなぞのこたえは、真珠貝、 、オイスタ 1 だよ ! 」 ねん ぎんはくしよく うつく ぶっしつ しんじゅ 0 ・・・・ S 〇 S ! 海底探険