アンティークビースのアクセサリー アットンブリ ATTOMBRI Map 耋一一纏品 ウエネッィアには無数に アンティークのムラーノ あるカラスショップだが、乃 製ビーズを組み合わせた やはりオリジナルデサイン ネックレスなどオリジナル の商品の価値は高い個性 デザインのアクセサリーは 2 の光るガラスのアクセサ 世界のファッション誌でも ラ ~ リーや絵皿など魅力的な作 ~ 日 評価が高い近年、日本の g こへ 百貨店のイタリア物産展な匣 ~ 品ばかり。製作を体験できねロ】な 一フ ~ るワークショップもある どにも出展する注目の店。 ・ -0 日 定 ・山 O ・ 0 3 ・ ~ ・住日イ刃 住日 ~ カッ Map P58 Map P58 ヴェネッィアと一一 = ロえはムラーノまた、産地で直接買い付けた名工〃 , 8 み ガラスだか、同じようなものでものカメオもお薦め。親切な日本人囲休 値段はまちまちこの店は良心的スタッフもいる で買い物も安心、サービスも良い C た 0 0 住日 Map P80 ARTIGIANATO DIARTE ムラーノ島の工房で修業 した後、本島で独立してこ の店を始めた。イルカやペ ンギン、熱帯魚などの、ハ ナーワークで生まれるカラ 2 4 ス細工はお土産に最適。ア絽 クセサリーなども豊富でセロ ンスが良い品そろえだ 0 み 8 月 141
ヒ。アツツアという親方を中心に 4 人の アシスタントで 5 人一組となって大作を 作るムラーノ島の名門のガラス工房、 バロヴィーエル・トーゾ② 1291 年に ヴェネッィア中のガラス工房が集約さ れたムラーノ島 015 世紀の名工ア ンジェロ・バロヴィエールが娘の成婚 祝いに作ったバロヴィエール杯 t は職 フォンダメンタ・ヌオーウェか ら、ガラスの島ムラーノやレース 編みとカラフルな家々か楽しい プラーノ島へ渡ろう ガラスはシリアなどオリエン トから伝えられた。ムラーノ 島がガラスの島となったのは、 12 91 年にヴェネッィア本島 の随所にあったガラス工房の火 災やガラス製法の秘密を保護す るために、ガラス工房をすべてム ラーノ島に移転させた時からで ある世紀の名工、アンジェロ・ バロヴィエールが無色透明なクリ スタルガラスの製造に成功する と、それまで天然水品から作ら れていたメガネや望遠鏡のレン スなどもガラスで作れるように なった。凵 55 1 世紀にはヨーロッ ハ各国の貴族たちにもてはやさ れ、ヴェネッィアの重要な輸出産 業のひとつであった。 ムラーノ島で ガラスの魅力を再発見 125
ド ' ノ 0 橋からそのまま店に入れる「ノヾタ ティーナ」。カウンターでグラスワイ ンも OK ! 3 アマディエ房のいまに も動きそうなほどリアルなガラスの 蝶や海老 0 ガスパーナーでガラ スを溶かして小品を作る名人、アマ ディさん。職人というよりも学者を思 わせるが、作品はすべて生物図鑑と 照らし合わせてリアルに再現してい 職人技が生み出す ヴェネッィアンアート 15 4 8 年、サン・ポロ広場 で驚くべき暗殺事件があった。殺 されたのはあのフィレンツェのメ ディチ家のロレンツオである。ロ レンツオを追放した従兄弟のコ ジモ一世が刺客を送り、伯父のア レッサンドロ・ソデリーニと共に ヴェネッィアに亡命していたロレ ンツオを暗殺したのだった。 サン・ポロ広場からサンタ・ マリア・グロリオーサ・ディ・フ ラーリ教会へ向かう道筋にはカ ルネヴァーレの仮面や衣装の店、 「トラジ・コミカ」や昆虫など の実にリアルなガラス細工を作 るマエストロ・アマディの店「アマ ディ」があったり、ヴェネッィア ならではのゴンドラの櫂を載せ るフォルコラや櫓を作る「フルラ ネット工房」などがある また、道の途中にある土産物 店の壁の下を注意して見て行く
に 0 鴕覦 00R 0 ・辭 p [ G 創習 N ー ①「アル・ヴォルト」があるカヴァリ小路を抜ける と大運河に出る②経営が代わリ、料理やワイン の質が向上した「アル・ヴォルト」 0 巧みなバー ナーワークでガラスのイルカを作った「アルティ ジャナート・ダルテ」のマウロ なり傾いたサンタンジェロ教会と 広場がある広場の右手中ほど にある小路に入ると最初に四つ 辻があり、その次の字路の右 側にバーナーワークでガラス細 工を作っている店「アルティジャ ナート・ダルテ ( Ⅲ ) 」がある さて、ここらでちょっと飲み物 が欲しくなる頃だ。どうせ飲む ならば美味しいプロセッコがい 少々歩くがマニン広場を横 一切り、大運河の方に繋がるカヴァ 丿ト路に「アル・ヴォルト図」か ある大きなグラスにたつぶりと 注がれた旨いプロセッコか全身に 行き渡ったのか、心地よい足取り い装飾が施された船底形の天井で大運河まで出ると、右手にリ で知られる創建は世紀末でアルト橋が真昼の太陽の下で白 世紀初頭に大幅な改築がされく輝いている たがこの天井だけは変わらない 広々と奥行きのある空間で休憩 がてら、しばし心静かな時を過 ごすのもよい サント・ステフアノ教会の北 側には、運河を挟んで鐘楼がか
、一 . 、手仕事の工房で作られる 小物を見つけに サン・マルコ広場から、サント・ステフアノ教会を通りリアルト橋まで、工房やショッ プめぐりを楽しもう。オリジナリティあふれる、世界にたった 1 つのバッグや手帳、工 ンジェルの置物やガラス細工は、旅の大切な記念になるだろう。 歳サン・マルコ広場発 0 ジャンニ・カヴァリエール工房 79
広場のテラスと ヴェネッイアンアート 教会の前には広場があり、人々の憩いの空間として愛されている。リアルト地区を ぬけていくつかの広場を通り、サンタ・マリア・グロリオーザ・ティ・フラーリ教会ま での散歩道。途中で、ガラス細工や仮面などの工房兼ショップに立ち寄ろう。 , ぎロリオ教会のフアサードと鐘楼 サン・シ リアルト橋発 01 37
サンタ・ルチア駅発① 06 しる 5. Ma 0 d Miseric6rd ・ リエ橋 / e50 し /0fe マッダレーナ教 La Madda れ . F05 ( 0 タをフォスカ教会 - 「 0 C A N A L G R A N D E ト」 サンタ・フォスカ 薬局 Fel ・ C. oS. tae サシ・スタェレ 5. 5f0 ・ サン・ジャコモ・ デッロリオ教会 5. Giå、 0E0 0 Q dell' 0 「 io ampo S. Giåcomo 9 dell'Orio 一 = 認」〇 Z 0 E 6 0 ・さ、 Camp S. So トラゲット T 「 0 hetto サン・カッシアーノ教会 5. ( 055i0 れ 0 Ca サンタ・マーア・ マーテル・ドミニ教会 5. M«ia Mater campo S Ma 、。 GOAL Ponte Ruga 0 〃 0 anta 50fi0 大通り′ー 香るカフェ カナル・グランデに架かる 3 つの橋のうちで 2 番目に古いの が、サンタ・ルチア駅前のⅣ世紀 に造られた白い大理石製のスカ ルツツィ橋だか、現在、サンタ・ ルチア駅とローマ広場の間を短 縮できる新たな橋が生まれた 一三言はスへイン人のカラトラー ヴァで、ステンレスとガラスで出 来ている スカルツツィ橋の向かいにある 緑青色のドーム屋根はサン・シ メオン・ピッコロ教会、駅側にあ るのがサンタ・ルチア教会で、眼 の守護聖人だサンタ・ルチア 教会から左へ、運河を埋め立て て造ったリオ・テッラ・リスタ・ ディ・スパーニヤという通りが 延びているかってスペイン大使 館があったのでこの名前が付い た。スカルツツィ橋の向かいにある 「バール・カフェ・オリンピア」 90
令ざ市ミ OL ミ ~ ヘーわ口を楽しむ 水の都として世界に名高いヴェネッイアには、バーカリ (Bacari は Bacaro バーカロの複数形 ) といって、イタリアのどこにも例を 見ない居酒屋がたくさんある。その数は本島だけでも 80 を超す。 バーカリでは、朝から船乗リや漁師、あるいは職人達が仕事の 前にオンブラ ( ※かってサン・マルコ広場の鐘楼の日陰くオンブ ラ〉でワインを売っていたことからワインをオンブラという ) を 1 杯 ひっかけていったリ、勤め人たちがチケッテイやバニ イッチなどの軽い朝食を摂っていく。チケッティとは小玉ねぎや イワシの酢漬け、ポイルした小工ビやイイダコ、サラミとチーズ、 バッカラを載せた / ヾンなどーロサイズのつまみである。かっては 1 , 000 リラ、今では 1 ユーロ前後か 1 杯のワインやチケッティ 1 個の標準の値段。そんな気軽さがバーカロ人気のひとつ。もちろ ん、亭主の個性と人気が店の柱であることを忘れてはならない。 昼時には近所のブティックのマダムやガラス細工店の主人な どがランチを食べにきたリする。テーブル席がある店でも基本的 にはカウンターでの立ち飲みであリ、かっ長居 はしない。 1 、 2 杯を楽しん だら次の店へと 移動しはしご 酒を楽しむ。し かし楽しむの は酒ばかリでは ない。むしろ、そ こで出会う友人た ちとの歓談こそが 目的なのだ。そし て一番賑うのはやは り夜。日常的な世間 話はもとよリ、芸術や 政治の議論あり、また 歌を唄い、詩や劇の台 詞を語るものもいれば、 カードなどのゲームに興 じるテーブルもある。 バーカリは食事もでき るしまず酒を楽しむ場所で もあるが、レストランやバール、カフ工とも違う。それは、ある意 味で人心にも似た水の上に築かれたこの町独特の世界である 週末は朝からバカロめぐリをしなが ら友人たちと談を楽しむヴェネッィ アっ子。建築家、写真家、画家、彫刻 家などグラス片に芸術論を交わす 36
ウエネッィアの島々にふ ヴェネッィアの魅力はヴェネッィア本島だけでは分からない。 ヴェネッィアを囲むラグーナに点在する島々にこそ、この水の 都が誕生し今日に至るまでの歴史があリ、それらの島々が本島 の生活や文化を支える重要な役割を果たしている。 観光ルートとしても代表的な島がガラスの島、ムラーノ、レー ス編みとカラフルな家並みのブラーノ、そしてヴェネッィア人が 最初に都市を築いた島トルチェッロである。いずれもヴェネッィ ア本島の北側にあるフォンダメンタ・ヌオーヴェの桟橋から水 上バスが出ている。このフォンダメンタ・ヌオーヴェの正面に 見える一番近い島が墓地の島、サン・ミケーレである。アメリ 力の詩人、工ズラ・バウンドやロシアの音楽家、ストラヴィン スキー、また緒方洪庵の息子で明治期にヴェネッィア大学で 日本語と日本文化の教師をしていた緒方 惟直の墓などがある。 本島のザッテレ河岸の向かいにはジュ デッカ島があリ近年、新しい住宅街や ホテルなどの開発が進んでいる。その シュデッカ島の後ろには名画『ヴェニ スに死す』の舞台であり、映画祭や 夏の海水浴場として知られるリド島が 細長く横たわっている。そのリド島 は自動車が利用できる島で公共バス も運行している。そのバスの路線 番号 11 番に乗るとヘッレストリー ナ島に渡れる。途中、アルべロー ニでバスごと船に乗り渡るのた ヴェネッィア本島から水上バス でリドに渡リ、所要 1 時間弱だ が時間が許される旅ならばペッ レストリーナ島は是非とも訪れ ることを薦める。島の静かな 佇まいは観光地からはほど遠 く、漁師たちが作業する船小 屋が浅瀬の海に点在する。ペッレストリーナ島の はずれからはキオッジャに渡るフェリーが出ているので、午前 中にサン・マルコあるいはサン・ザッカリアの水上バス乗り場 からリドに渡れば、昼前後にはキオッジャへ着く。昼食はペッ レストリーナでもいいしキオッジャでもよい。キオッジャはアド リア海最大の漁港であり、ヴェネッィア人の胃袋を支えている だけに美味しいオステリアやリストランテも多くある。キオッ ジャからヴェネッィアのローマ広場まで公共バスがあリ、 1 時 間ほどでヴェネッィア本島へ帰ることができる ペッレストリーナ島の漁師。 本島にはない静寂が味わえ る島だ 7 トルチェッロの船着場からサンタ・マリ ア・アッスンタ教に向かうフォンダメン タ・ディ・ポルゴョーニの運河に架かる 「悪魔の橋」には千がない 129
こヴェーチャ 、サンタ・ルチア駅前のスカルツ ラ はヴェッキア ーツィ橋の向かいにあるバールで、 、まさかこのような観光客が溢れ、不 0 。このヴェネッイ ア訛りて古 かえる店で極上のエスプレッソ ん とい , っ亠思 : が味わえるとは想像できなかっ カさ 味で、カルポ た。しかし、数人いるバリスタ イたちの腕は確かで、エスプレッヤ屋ネーラは炭屋 ッソ、カプチーノ、そして氷を入チ炭さんのこと。 ッれてシェイクしたカフェ・シェ のこの場所は 工 AJ その昔、炭を売っていたところ。 メ . ケラートなどいずれも美味しく ヴ もそれがいっかバーカロになった。 一フ感心した。また、ガラスのウィ こ橋のたもとの店と言えば「アル・ ンドーに並ぶトラメッツィーニ ポンテ ( ) 」があり、橋との ( サンドイッチ ) の分厚さ。ポ と リュームたつぶりで、ヴェネッイ 遥組み合わせはなかなか絵になり、 ソ アから長距離で移動するときに つい入りたくなる。実は以前はニ ッ 兄弟が両方をやっていた。その はお弁当として持ち帰るといい レ 一兄弟がふたつの店を手放し別々イ ノナ / , 刀 だろう。もちろん、 の経営者に変わったのだが、店ウ フ一らオレンジジュースやコーラも の雰囲気や美味しいパニーニが ス注文できるし、ビールやプロセッ 食べられるところは昔のままで、 エコなどのアルコールドリンクも 昼も夜も客がいつばいだ。店の 飲めるが、是非ともエスプレッ 対面にはマッダレーナ教会と広 ソを味わって欲しい 場がある。 0 0 E カフェ ノヾーカロ オステリア ・・、 - 、バール・カフェ・オリンヒ。ア . B Ⅲ・ - C 。 7 〇 / 筋 7 が。 7 1 1 気さくなバリスタたち BAR-CAFFÉ OLIMPIA Cannaregio 116 , Lista di Spagna 041-715165 なし 日 6 : 00-24 : 00 住 橋から見える、楽しそうな店内の様子 休 = ここはかって ーカロとして とても人気のあ る店だったが、 「 4 「一 0 〔。 . ーオーナーの今は 亡き母親の料理 が評判でいつの まにかリストラ ョ・ 2 一らにフ . ンテとして格上げした。 ・ノ 9 か一アッサン・フェリーチェ運 河沿いの店の雰囲気も ロンア ジ 良く、今は息子のパオ カラド ロと奥さんでやってい ダ歸一ト一 るが昔からのファンも スレ多い。店名の頭にヴィー リ一ク一ニとうたっているくら いだから、ワインに関 級 しても間違いなく良質 のワインを飲ませてく れる。食通好みの味な 店である。 火 . に月 ロ u. 2 0 の 5 ド ) 0 〔 Q > c 1 真ー住日 1 休 :