に店店 創祉保こ 年貨袋るか で福・ 1 百池移ほ 0 ) 武」に』 3 脈稚通 が役幼を 。に入ク盛 父の店 長年 ) ン繁 にや内書る 店 6 ロュ店 年院市井い 今て 」 7 プジ書 石田 5 病。し ん 。達爪読 ん さ ぐ配 % 購 さ 一 J 。継日を ほ 長を毎 7 し み堂ン 店店へ児む クラ 店書ど園と ちンイ販を『 む書たなのの ぐュデ籍長書 カ 井し設園も たジキ書店著 た今業施育ど 堂に移ってほぼ跚年になりました。 0 段分の棚に、自分の好きな本を並 家・安彦良和さんが。今年は戦後間 ) まよ「いるたけでい ) 、 してす」と言年ですから、歴史家の加藤陽子書店べることができるのです。動的平衡 われるアルバイトの副店長で、文芸をという話を進めているところです。という一一口葉が私のキーワードなので、 書の売り場で棚への本の出し人れや、ちょうど福岡さんにも、 4 、 5 年前 「動的書房」と名づけました。 お客さんのお相手をしています。 にお願いしたんですよ 私も何冊か本を書いてきましたが、 この川年ほど、「作家書店」とい 福岡ーー私は街の本屋さんに育てて 「福岡さんが書く文章はとても分か う企画を担当してきました。いろい もらったと思っているので、ぜひ街りやすい」と言われることがありま ろな作家の方々に本を選んでいただ の本屋さんにがんばっていただきたす。文章が上手なのかどうかは分か き、書店の一角に半年間陳列して、 いと思っています。それで、「作家りませんけれど、何かを伝えるとき 月に一度トークをしていただく。現書店をしてみませんか」と言われた に心がけているのは、私自身かど , っ 在は、『機動戦士ガンダム』の漫画ときも、すぐ引き受けました。 12 いうふうにそのことを学んできたか 2015 年婦人之友 IO 月号 68
、をいに 『エルマーとりゆう』を読む福岡さん。ニューヨークにあるロックフェラー大学のキャンパスで。 Photo by M isaki M atsui ー可同当同新 6 い一 こ一 - 色を 長﨑さんが経営する兄弟店、熊本市の長崎次郎書店は創業 140 年。 現在の店舗は大正時代に建てられ、国の有形登録文化財にも指定されている。 2 田 5 年婦人之友 10 月号 66
本屋さんの棚には、知らない物事や新しい考え、 田口久美子 ( ジュンク堂池袋本店 ) 店 未知の世界が詰まっています 高村志保 ( 長野県・今井書店 ) 堂 オンライン販売などに押され書店が危機に立っ今、 長﨑健一 ( 熊本県・長崎書店 ) その出会いの場を大切に守っていくにはー 福岡伸一 ( 分子生物学者 ) 真 作家ま行 , ◎座談会 2015 年婦人之友 10 月号 64
して、リアルな本屋さんというのは いまはコンピュータで検索すると、 というプロセスを伝えることです。 絶対に必要です。そういうことを考 自分の本屋さんを作るにあたって、何でも答えが出てきて、インター えながら、本屋さんを作ったわけで 自分がどんな本を読んで今日に至っ ネット書店で本を注文すると次の日 たか、福岡ハカセができるまでとい には届きます。でも、ネット書店ですけれど、意外な出会いの場を作る う副題をつけた。それをもとに『福は買えない本がある。それは、自分ということで、学ぶことが多かった なと思っています が全く知らない本。ネットの検索で 岡ハカセの本棚』という本まで作っ てしまいました。どうしてその本を は、自分が全く知らない概念を調べ 読んだのかーーー子どもの頃からずつ ることはできません。でもそれは、 知識の時間軸 と、こういうふうに面白い本と出本屋さんに行くと出会うことができ たりするんですね。 記者ーー福岡書店の評判は ? 会ったなという読書歴を、偉そうに 言うと開陳したものです。 そういう発見の場、出会いの場と田口・ーー本になるくらいですから 4 よ一れ 一き。書 のにリ入 ラ好へ著か 店装ラを 工が界。ほ フ虫世る ク昆のい棚 業営に継 ロ厠物しの一一 ( 創運一トぎ 国の生愛セ ん 9 つ、べも ん米も子劯 さ か装イ店 1 しのや弟 ち子 。厳店ア兄 第ん長はエら ん学授代ん し大教時さ衡 け社時魂フか 院員学屋平 き店一直、年 さ書。てけ昨 お学客大本的 く山学、と動 ぶ青大で本『 : 新トな長代りをる 69 2015 年婦人之友 10 月号
と言いたくなります。 さんに、「大きい本屋なら絶対ある 田口 , ーーおっしやる通り ( 笑 ) 。ただ、 作る人も ~ る人も読む人もと思ってわざわざ来たのに、電車賃 返して」と言われて、お金を返した著者だけで読者が買って下さるわけ でもないんですね。子どもにかんた ことがあります ( 笑 ) 。帰らないん 記者ーー長年、読者を見ていらして、 ですもの。それだけ大型書店への期んな生物学の本を読ませたいという その変化も大きいですか ? 親御さんは、やはりまず生物学の棚 田口ーー書店と読者を大きく変えた待が大きかったのでしようね に行きますから。どこに置くかは、 福岡ーー本を探すというのは、読者 のは、インターネットでしょ , つ。 にとってはなかなかの試練なんです書店の永遠の課題です ネットが普及して、検索キーを叩け 小さい書店であれば、その ね。私の本は生物学の棚だけに置か福岡 ば、どこにあるかお客さんにもすぐ 間題は解決しますね。 れることが多いのですが、私として わかるようになりました。かっては は多くの方に読んでいただきたいの長﨑ーーーうちは文庫は著者別に。 「生物のなんとか、確かフクオカ うちも一度そう 高村ーーえらい で、本当は文芸や芸術のコーナーに : 」といった断片から類推して目 してみましたが、戻しました ( 笑 ) 。 も置いてほしい。ジャンルに分類で 録を見たり、探すのに時間がかかり ましたが、 いまは一つ単語を人れれきない本は、どこに行っても置いて田口ーーー扱う冊数が少ないと難しい 高村ーーそうなんです : ・ あるのが番ですが、どこに行って ば、すぐに候補が出てきて。それは 田口さんは以前、毎月跚冊 いっその記者 もないことがある ( 笑 ) 。 しいことなのか : 私など、ほと ぐらい本を読むけれど、川年かけて こと著者のアイウェオ順に並べて下 んど用済みです ( 笑 ) 。 もジュンク堂の書棚およそ一つ分。 昔、探していた本がなかったお客さい、その方がよほどわかりやすい 本を守っていくのは、 読者がどう参加してくださるかにかかっています。 ( 田リ 77 2015 年婦人之友川月号
1908 年 [ 明治 41 年 ] 1 月 20 日第 3 種郵便物認可 毎月 1 回 1 日発行 2015 年 10 月 1 日発行 生活を愛する人とともに 113 年 1 白さの決め手 育ち盛りの皮脂汚れ、どう落とす ? キレイが長持ちのコッ 気になるにおい、部屋干し 図四 読者とっくる 「本屋さん」 とい一つ文化 田口久美子 / 高村志保 長﨑健一 / 福岡伸一 2 015 OCTOBER 第 109 巻・第 10 号 通巻 1349 号 特集
どれほどの本が書店にあるか、とお なく思い出されるとか、もう一度調とポートで回っていくシーンで、エ 話しでしたね。 べたくなるとか。無関係だと思った ンパイアステートビルが見え、国連 田口ーーもう目が追いっかなくなっ 文文が、後々の人生のどこかで ビルが見えてきて : : : と書いたら、 たこともあり、読めなくて。人生の つながってくるという作用が、読書出版社の校閲の人が、校正原稿にマ 残された日数を考えると、もう好き の本当の機能ではないでしようか ンハッタンの地図をつけて、ビルが な本しか読まないようにしています。そういう思わぬ体験ができるから、 見える順番が違います、と ( 笑 ) 。 一日一冊読んでも、一年に 365 本は面白いのですね 散文として書いているから許して下 冊。うちの棚は一段に冊人るので、 それをどのように若い人たちに伝さい、というようなやり取りをしま 0 1 段分。そうか、私ってこれしか読 えていくか効率や市場原理だけで した。おかげで、もし読者が何か んでいないんだと、 いかにものを知本を考えてしまうと、ハウッー本し言ってこられたとしても心の準備が らなかったかに気づいたのでした。 かなくなってしまう。でも、人の精できている 福岡ーー本屋さんの棚には、果てし神に作用をもたらすのが読書なので、 そのように一冊の本は、非常に手 ない未知の世界が広がっています。 作る人も売る人も読む人も、そうい 間ひまがかかってできているわけで、 田口ーー本当にほしいものは、出 うことを忘れないようにしたい。活それが読者が本を読むときの文字に 会ってみるまでわかりませんから。 字文化は、 ) しままで以上に大切にし対する信頼になっているのですね。 高村ーーー棚を眺めているとき、すで ないといけないと思います。 そこがネットに書かれるコメント に新しい世界に一歩踏み出している もう一つ、一冊の本ができるまで とは違う。文字としての信頼が、本 んですよね。 に、何人もの人が苦労しているプロ の中に、活字の中に蓄積されている 福岡ーー私は、読書とは結果ではな セスがある。私は『生物と無生物の んですよ。それを売って買っている くてプロセスだと思うんですよ。読あいだ』を書いたときに、かって学皆さんが、文化の担い手であるのだ んでいるときには気がっかなくても、んだニューヨークのシーンから書き と思います 後になって、あの本の一行がなんと始めました。マンハッタンをぐるつ 記者ーーー私どもも、読者の心に届く 2015 年婦人之友 10 月号 78
信じているから本屋の仕事をしてい ある本屋さんです。 たのか反省しなければいけない るわけで、その場を何とか維持して もう一つは、奄美大島の「あまみ発言している人の本が、一番目立っ いきたい。 庵」。蕎麦屋さんみたいな名前ですところに。非国民と非難を受ける可 記者ーー読者の立場から、書店に対が、郷上の本がものすごくたくさん 能性があったはずなのに、「こんな してどんな期待がありますか あります。地域に密着した本屋さん本屋さんがあるんだ」と 福岡ーーー私の理想とする書店が何軒という個性を出しているんですね。 何かを教えてくれる発見の場とし かあり、その一つは京都にある三月 私は奄美の歴史はあまり知らなかっ ての本屋さん、地域に密着している 書房です。一見見過ごしてしまいそ たけど、沖縄と共にいろいろなこと本屋さん、そして主張がある本屋さ うな、古本屋さんみたいな本屋なの があったのだなと教えてくれました。んーーこの三つはリアルな本屋さん ですが、そこに行くと必ず新しい本 それから、アメリカ西海岸サンタ でないとできないでしよう がある。だから、京都に行ったら必 モニカのヘネシー十インガルズ書店。 記者ー。ー子どもの頃から、本屋さん ず立ち寄るようにしています。 同時多発テロ事件が起きた 2001 に行くのはお好きだったのですか ? 店主のおじさんはあまり愛想もな年の 9 月Ⅱ日の少し後に、そこに 福岡ーー私は昆虫少年で虫の虫だっ いのですが、必ず「こんな本がある 行ったのです。 たのですが、同時に本の虫でもあっ んだ ! 」というものに出会える。文 当時、アメリカは愛国一色、「報て。図書館も一つの遊び場でしたが、 庫とか新書とか、全部ばらしてある復を」という雰囲気で、家々に国旗図書館にない本が街の本屋さんにあ んですよ。すべて作家ごとに並べて がはためく中で、その本屋さんの る。神田の古本屋街などにも。神田 ある。私の本も少し置いてくれてい ショーウインドウには、ノーム・ の書泉グランデの最上階は、 ) しまや るのですが、その隣に「あ、こんな チョムスキーという反体制的な学者鉄道オタクの聖地になっているって 本があったのか」と。それでいて— の本が並んでいました。「暴力の連知っていますか ? ( 笑 ) ネット書店 冊か 2 冊、村上春樹のような本も置鎖を避けるために、もっと冷静にな と真逆のことをするのは、 ) し / 、らで いてあるんです。不思議な出会いの るべきだ。なぜアメリカが攻撃されも可能だと思います。 さんがっ 2015 年婦人之友 10 月号 76
0 目次婦人之友 2 月号 白さの決め手ふだんの洗濯 育ち盛りの皮脂汚れ、汗のにおい、どう落とす ? 笹本恵子さん / 助言宮越千代子さん ていねい、冫いで、キレイが長持ち柴谷徳子さん 洗濯機、洗剤、どのよ一つに使っていますか 2100 人のアンケートより こお、、 黒ずみ、部屋干し藤居眞理子 & < 洗濯のここが知りたしー 洗濯とーー買いものから配慮を高田秀重 0 座談会 読者とっくる「本屋さん」という文化 田口久美子 / 高村志保 / 長﨑健一 / 福岡伸一 シリーズ〔ま女性たちは新しいしくみを自分たちの手で お母さんの「困った ! 」に応える「子育てタクシー」 「コレクティブハウス」という住まい方 シンプル・ていねい 4 っ ~ 4
揚げバナナ売る老夫婦の年輪に 我が身を照らす、ハンコクの道 渡辺一重 ( 三田 ) 評 : ・暑い道端で揚げバナナを売る、バンコクの老夫婦。その年 輪を思い、我が身を照らしてみる作者も、きっと若くはない その心理を説明しないところに、歌と人の奥行が感じられる。 《佳作》 戻リ梅雨ばらばろろろん降り止まずしどしどろろん宮先生偲、ゝ 重枝静枝 ( 山口 ) わが腕に全体重をあすけたるみどりご重し深々ど重し 新川仁子 ( 古河 ) 鉈をふるう汗ども雨の雫ども帽子は濡れて竹を伐リ居リ 楢木野多美子 ( 熊本 ) 憲法を静かに語るつどいあリ緑陰おおう教会堂て 大塚妙子 ( 岐阜 ) じん力、 陣螺一声、野馬追い騎馬は一瞬にサムライどなる猛暑の 南部和子 ( 潮来 ) 雲雀ヶ原 歩行距離記しはじめて五年弱地球四半周すてに超えたリ 半場淑子 ( 福岡 ) 主所録小さきノートに書き換えて納まる敬や何か淋しき 三國博子 ( 平塚 ) 梅雨晴間タ映に雲はうす桃の河原なてしこを空に散らせリ 久保小百合 ( 周南 ) カラフルの日傘を干して海の日の海の青さを見たくなリけリ 金子正子 ( 東京 ) 台鷺が猛暑の空を飛んて行く必は少し勇気をもらった 粕谷知絵 ( 茨城 ) 急な雨自転車走らすその道は四つ角ごどに熱い風吹く 大塚善子 ( 枚方 ) 北国のにんじんなべて色濃ゅし雄阿寒岳深く雪にしずもる 田中かのん ( 流山 ) リ・」ム乢るる 黄昏のフルート妖し蛇つかい半音階がパ 大滝タ霧 ( 福岡 ) 騒がしきテレビのスイッチを切った時見上げる空が我を包めリ 伊藤咸子 ( 田川 ) 曇る日は花美しく見ゆるどきヒオウギアヤメの紫も濃く 中村純子 ( 釧路 ) 話しつつ続きのこどはをふど亡 2 れ ~ 、ちごもるこのわひしさい力に 井上スミ ( 筑紫野 ) をれいやねえ」母は青葉に目を細め介護タク、ンーゆっくリ走る 川野公子 ( 太田 ) フレスリーのカセットばかリ何回も聴きつつ君を忍ぶ青かさ 二界友理子 ( 平塚 ) 号 月 夏空に煙突の煙流れゆき武蔵野銭湯ののれん揺れおリ 服部依子 ( 西東京 ) 友 之 三時間十六分の『雪の轍』カッパドキアの村人どなる 平塚恭子 ( 所沢 ) 婦 年 終点に着きし列車の網棚に夏帽忘れ一人旅終う 金子裕美子 ( 東京 )