剣道 - みる会図書館


検索対象: 剣道日本 2016年1月号
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1. 剣道日本 2016年1月号

第回全日本選手権大会 ト報 【特報】激しい鎬の削り合い、最後は捨て身 ベビ寺 決勝戦は、 5 月の世界選手権で日本代表として戦った選手の対決となり、 西村英久 ( 熊本 ) がメンを立て続けに決めて初優勝を果たす。 最年少優勝記録更新を目指した梅ヶ谷翔 ( 福岡 ) も奮闘した本大会を、 今年の世界大会で日本チ 1 ムの強化に携わった寺本将司氏が徹底解説。 018 コンテンツ 020 【決勝】 西村英久 x 勝見洋介 もう一回攻める気持ちで 。 22 【準決勝】西村英久 x 梅ヶ谷翔 。【準決勝】勝見洋介 x 竹下洋平 。 26 【連動企画】梅ヶ谷翔、勝利の軌跡 ベスト 8 の 4 選手 031 ト 1 ナメント、記者の目 。 33 寺本将司の好勝負解説 第回選手権者による徹底解説 。 44 各選手の奮闘ぶり 下地英綱 ( 東京 ) 、真田裕行 ( 鳥取 ) 他、猛者たちの奮闘 。 52 熱戦れ試合 056 選手名鑑 058 過去の成績一覧 0 りを ) 083 【特集】剣道にはない、と言うけれど 與道に防御はない ? ( 出 。 84 竹中健太郎 ' 下がるとクさばくの違いを理解する ( 今宿少年剣道部師範 ) 。 94 山内正幸 絶対に打たれない「くの字」防御 。 98 笹木春光 防御の実態を解き明かす 第 63 回 全日本剣道選手 ( 東海大学講師 ) ( 鹿屋体育大学准教授 ) CONTENTS 2016 No. 479 険道日本 本誌掲載の記事、写真、イラストの無断転載を禁じます。 表紙撮影 川村典幸 表紙製版責任者 東京印書館・佐々木繁基 レイアウト 須賀稔トモ・ヒコ 山口義広今村友美

2. 剣道日本 2016年1月号

を・第 第物第 3 回戦西村英久 ( 熊本 ) コー山田侑希 ( 奈良 ) ~ △実業団剣士の山田がこここまでの試合同様活気満ちた試合を見せ、時間内に は惜しいひきメンを元気に打った。方の西村は、 こまでの戦い方に昨年ほどの 勢いが見られなかったが、この試合あたりから徐々に動きも冴えてくる。延長の諸手 ヅキで山田の動きを止めると、その後レばらくしてコテを決めた ( 写真 ) 【 9 分 32 秒】 序盤の激戦 北浦裕介 ( 長崎 ) : 噛く 2 回戦では内村 ( 東京 ) を撃破した北浦。上位進出の期待もかかったが、こ こでは強豪神奈川県警で鍛える高見が開始からほどなくメンで先制。北浦が 出ようとするところをとらえた見事なー打だった。その後、北浦が猛攻を見せる が、高見もゆすらず、時間終了をむかえる ( 写真は攻防 ) 【 5 分】 3 回戦笹川哲平 ( 佐賀 )@メー笠原周 ( 和歌山 ) △近畿大出身の警察官・笠原は今大会が初出場。 1 、 2 回戦をともに時間 内で勝負を決め、勢いも感じさせた。しかし、この試合では剛剣笹川の攻めに やや受けにまわってしまった感も。積極果敢に攻めた笹川が、鋭い跳び込み ゴテで先行すると ( 写真 ) 、つばぜり合いからのひきメンも追加した【 4 分 1 6 秒】 2 回戦安藤翔 ( 北海道 )@メー奧島和泉 ( 埼玉 ) 試合開始から先をかけ続けたのは安藤。奥島は安藤の出ばなにメンを狙う もとらえきれない。じよじょに安藤の攻めに引き出されるようになった奥島。フッ とメンに浮いたところを出ゴテにとらえられてしまう ( 写真 ) 。ニ本目、取り返し に出た奥島だったが、そこに待っていたのは安藤のメンだった【 2 分 52 秒】 52 2 0 16.01 剣道日本

3. 剣道日本 2016年1月号

広島県 都道府県対抗優勝 2 位・東京、 3 位・神奈川 指定技 ( 各段同じ ) 1 回 ~ 4 回戦 四本目「柄当て」 七本目「三方切り」 九本目「添え手突き」 ◆準決勝・決勝 三本目「受け流し」 八本目「顔面当て」 十一本目「総切り」 、末次輝 六段の部 優勝 歳。父は久留米市・武揚剣 館道場の館長である正尚氏、 祖父は武揚館の創立者であ る留蔵という武道一家に生ま 0 れ、小学生の時から剣道、居 合を続けている。昭和 6 年に 建てられた武揚館道場は平 成年の火災で消失したが、 門人は久留米温泉にある「湯 の坂道場」で稽古を続けてい る。この大会出場は 3 回目 病院勤務で、仕事が忙しく 稽古ができないときには病院 のリハビリ室の鏡に向かって 稽古をしたという 岡「少しでも刀を持つように心 がけました。序盤戦はなか なか身体が動きませんでした か、準决勝ぐらいからは動く ようになって、最後はいつも どおりできたと思います。地 元開催のプレッシャーはやは りすごく大きかったのです か、福岡県剣道連盟が強化 練習をしてくれた結果、安心 して、行こう、という気持ち になれました」 一口田

4. 剣道日本 2016年1月号

会ト 8 正代正博 八舘進大 。士に権 れ国庁手歳歳歳歳 ま。ネ 透 6 7 0 7 生警界 2 2 3 2 本勝果月ち 熊憂を 5 勝 本跫 メ 昭タ生値 ひイ東一勝メット さは関ま決 までま い校会体 高引大団戦戦戦決 よ東本 1 2 3 準 ①代大む会〇〇〇 東京歳・警視庁・六段 「悔しいです。非常に悔しかったです」 雰囲気が : : : 」という記者の質問にも、 試合後、正代は思いを正直に吐露した。「私自身もそ、ついうのは少し感じながら 「世界大会の ( 代表選手という ) プレツやっていたんですけれど、なんでしよう : いけるんじゃないか シャ 1 や、日本代表のキャプテンをやらねえ。集中力か : せてもらっているプレッシャーがあったと思ったんですけどね」 ので、どうしても 3 位以上の結果がほし 1 年間ケガもなく追い込むべき時期に かったというのが正直なところです」 追い込めたという。準々決勝については、 5 月の世界選手権団体決勝では、値千「最初 5 分ぐらいはいいペ 1 スでやれて 金の勝利を収め、今や名実ともに日本を いて、出がしらメンも惜しかったので、 代表する剣士の一人。本大会では一昨年いけるという気持ちが油断になったかも が初出場で 3 位入賞、昨年は 2 回戦敗しれないですね。だんだん欲に変わって 退。出場はまだ 3 回目だが、一昨年以上 いったのかもしれないです」 の結果を周りも本人も期待していただろ まだ引歳。一昨年までの優勝者はもっ う。「今日は優勝するのではないかというと上の年齢が普通だった。 日本代表キャプテンとして。「悔しいですー 「まさか自分が出られるとは : : : 憧れの初舞台でベスト 8 日 初出場の高見は学園高校、東海大先取しながらの悔しい逆転負けだった。 学時代に全国大会での入賞歴はないが、 「 ( 梅ヶ谷が ) ひき技がうまいというの剣 層の厚い神奈川県警でレギュラ 1 をつかは分かっていましたが、警戒しすぎた部 んでいる選手。全日本選手権は小学生の分があったかなと思います。守るのか、も 、つ一本取りに行くかという迷いか出てし 頃からテレビで見ていた憧れの舞台で、 「勝見先輩や、ほかにも素晴らしい選手がまった結果、取り返されることになった いる中で、まさか自分が出場できるとはと思います」 とはいえ、初の大舞台でベスト 8 入り 思っていなかった」とい、つ 「 1 回戦は全日本選手権ということを意という胸を張っていい結果を残した。 識しすぎて自分の剣道かできなかった部「負けてしまったので満足とは言えない けど、これからの課題もみつかったので、 分が大きかったのですが、 2 試合目、 3 試合目とだんだん自分の剣道ができるよ良かったと思います。でもそれはそれと いうことで、また明日から頑張って、来 、つになりました」 準々決勝の梅ヶ谷との試合は、コテを年帰ってこられればと」 神奈川歳・神奈川県警・五段 会ト 8 高見優 学県予 海剽剽歳歳歳歳 東神神 3 3 2 2 、 . っ一 0 0 かしる 野玉崎岡 長埼長福 て 園戦躍弥光介翔 宀子き一こ 秀将裕谷 乳べでし山間浦ケ 。すした小本北梅 身記と果 出特一を メ 県弋ラ勝 メ 山ギイ 歌学レて っメメ⑧ 0 和大の破 る校 高醂戦戦戦決 みむはは回回回々 1 2 3 準 か進でで に警選〇〇〇 6 0

5. 剣道日本 2016年1月号

み卩引 だったので、かかる気持ちで行った結果 が、決勝まで行くことにつなかったと思 います」 決勝もそれまで通り冷静に試合を運ん だ印象だったが、 最後の場面は西村の爆 発力に飲み込まれた。 「最後はいい形で終わりたいという気持 ちで臨んだのですが、自分の弱いところ が出てしまって : 小さいので、最後に 打たれたようなメンはよく打たれるとこ ろです。そこは足でさばいたりとか、打 つ前に相手の竹刀を殺すとかしていかな いと、優勝というのはなかなかできない 今後は、そこで勝負していきたいと思い ます」 優勝には届かなくても、勝見の中で何 かが覚醒した大会になったのではないか。 《寺本が見た準決勝 選手には共通点がありました。 先を掛けて技を出すこと、出 てよしひいてよしの攻め口を 持っていること、竹刀操作が上手である こと、つばぜり合いから試合を作れるタ イプであることなどです。つばぜり合い から互いにひくにひけない状態も生じま したが、最後は勝負どころと思って西村 選手がコテで仕掛ければ、梅ヶ谷選手も 同じ気持ちでひきメンを打ちました。厳 しい見方になりますが、明暗を分けたの は、ク打突後の処理のしかたの差クという 技術的な問題もあったかも知れません。 西村英久 ( 熊本 ) 反ー梅ヶ谷翔 ( 福岡 ) 序盤からつばぜり合いの長い展開となる。西村は積極的に技を出すも、梅ヶ谷 のひき技を警戒し、分かれたとたんに前に出る、分かれきらないところから打って 間を詰める、という繰り返しで、剣先の争いにならない。中盤になってようやく西 村がコテを打ち切り、ややあって梅ヶ谷が跳び込みメンを見せる。同様の展開 - ・一一が続き、 7 分過ぎ、両者が時間空費により反則を取られた言その後も単発的に 打ち切る技はあっても、試合の様相は変わらないまま延長に。そして約 3 分が経 過したところで西村が力強くコテを打っと、その後を梅ヶ谷が下がりながらメン、 追って西村が体当たりを見せると、梅ヶ谷の身体は大きく場外へ飛んだ。 ( 写真 は両者の攻防 ) 【 1 3 分 9 秒】 23 剣道日木 2016.01

6. 剣道日本 2016年1月号

戦敗退と辛酸を嘗めた。 「昨年、緒戦で負けたので、今年はど、つ第第 寺本が見た準々決勝 にかして上まで行きたいなと思っていま いに手の内を熟知し、気も充分 した。気持ちが入って、ベスト 8 までは に張っていたので、打ち切れな 自分の剣道ができたと思います。 ( 逆転勝 いまま時間か経過しました。最 ちの 3 回戦は ) あせりに変わってしまう と取りづらいので、落ち着いて、何とし後は探り合った状態のままの幕切れです まちそ藤の てでも取ってやろうと。技もつながってから消化不良の感は否めません。しかし、 砿安藤 分にテと畝安月 自村コ落過 そもそも西村選手は竹刀操作が非常にう いたのでその結果かなと思います」 を一い . マ払 4 西が ま。藤刀ら分 今年、世界選手権大会の後にふくらはまく、つばぜり合いからの展開にも長けて ら藤っ ) を いる選手です。対する安藤選手は、つばぜ ぎを怪我して稽古ができない期間があっ 安下 ~ 則安入刀 り合いで何度か竹刀から片手を離す場面 たが、状態は戻っていたという 。払延ま 。くせをを扮決「怪我をしない身体づくりから始めてが見られ、西村選手の攻めに対応し切れ 発や見刀な朴が 不うを竹と西合 : 1 年に 1 回の大きな舞台で自分のカていない点は気になるところでした。自 もよンの間び 試 Y 蕉メそ時一再 を出せるよう、もっともっと自分の剣道分の剣道かできなかった安藤選手。西村 しろきかまし真 てこひ村球る写 かできるように努力していきたいです」選手は運も味方につけていたのでしよう。 狙たき西しな ( をぎ大 テ ~ 過は妙」い 0 。ロ藤瞬哈 力分安場御床 こ沸っ刀・ 力なま かち竹 北海道・歳・北海道警察・四段 7 安藤翔 6 哈内放た 技も胴離 盤る惜ば後逆を四大入 序めりつのが手第生位 大学躍 海本で歳歳歳 一果日・昨 - ー ) 4 7 8 6 会 ~ と 2 2 2 2 井玉阜本 ま制会Ä 生日大刄 3 回戦までは貫けた自分の剣道 に年権戦埼幟 道学手体 大選団慈泉了久 一一度の竹刀落としに泣く 月み日「田島田村を「、・を 6 進全権冨奥野西 年に手 国士舘大学在学中に初出場を果たした西村との準々決勝は無念の反則負け。 2 学選 安藤は 4 年連続 4 回目の出場。従来なら「分かってはいたんですけど、どうして平舘を世メ反 ばまだ期待の若手と呼ばれる年齢だが、 も打ち終わりというのは少し抜けるとこ し国 うら体鮖戦戦戦決 竹ノ内らの台頭もあり、世界選手権大会ろなので そこは相手の、つまいとこどか団今回回回々 1 2 3 準 ん校の ( 高会賞〇〇〇 ノヾーにも選ばれ、優勝が期待されるろかな、と」 存在の一人となった。。 へスト 8 に進むも 一昨年 3 位入賞を果たすも、昨年は緒 特報全日本選手権 準々決 西村英久 ( 熊本 ) 反ー安藤翔 ( 北海道 ) 。 1 へスト 8 3 1

7. 剣道日本 2016年1月号

大禽庫尹ー 12/3* ・ 4 ・耳 6 ! ー ポイントカー ド会員募集中 またせしました ル ! ! 、年も来ました大セー ーもれなく粗品プレゼント ! こ来店のお客様に 四株城西 超目玉竹刀完成品の一 アウトレットセール ! い一 ☆売り切れ次第終了致します。 シン末リセット ( 防具袋付・ネーム付 ) 手刺セット ( 防具袋・ネーム付 ) ※アウトレット品は、ネーム刺繍、返品、交換はできません。 超特価にて販売 少年用 ( 紺 ) 剣道衣姦 500 円 ~ ジャージ剣道衣 1 , 900 円 ~ ・防具ー式 15 浦側円 ~ 少年用防具袋 500 円 ~ ・甲手 4500 円 ~ 6m/m 実戦型甲手 11 浦 00 円 キズ胴 3 , 0 側円 ~ なとなと 新登場 ′ストレッチライト ! ! ~ ー替甲手付ー 2.0 分読 148 , 000 円 織刺 69 , 800 円 織刺 82000 円 020 分紺鹿革 168 , 000 円 人工紺革フ 9 00 円 从工紺革 92000 円 防具袋・竹刀袋 ロ 0 防具袋 大駐車場 少年用 ~ 大人用 ( 棒刺 ) 9 80 広 35 屯 00 円 少年用実戦型 い 1 プ 5 勉 0 広 5 000 円 6. Om / m 実戦型ゖナメ ) 6. Om / m 実軽ゖナメ刺クラリ - ノ ) 62 , 000 円 278 , 000 円 ( 防具袋・ネム付 ) i( 防具袋・ネーム付 ) - 、 道衣と袴 ( 上下 ) セットで ( ネーム付 ) 朝 6 , 500 円 0 ・少年用紺奴 - 和内バンチングス 000 円 ( 洗えます ) ス 000 円 ・ 3m/m クラリーノ ・洗える甲手実 8 , 500 円 ・ 2.0 分織刺 15000 円 3 , 000 円 0 ・少年用 フ 200 円 ・ M サイズ垂 10 , 000 円 ・ 5m/m ビッチ刺 2 印 000 円 ・ 2.0 分織刺 しい - ! 11 / 180A12 / 2 まで ・ヤッワス不三家 【営業時間リ AMI ℃ : 00 ~ PM6 : 00 替甲判寸 ピックリ ! ピックリ ! ! お店の展示品入れ替えの 2. O 分紺革 ( 牛革 ) 1 .5 分紺鹿革 12 分紺鹿革 れ 5 分特上品 剣道衣・袴 剣道衣 ※ネーム代別 ・少年用ビッチナナメ刺 9 ー 800 円 ・織刺ナナメ刺 1 1 , 000 円 ・ビッチ刺ナナメ刺 15 , 000 円 ・少年用色胴 13 , 000 円 ~ 大人用色 1 6 , 000 円 ~ ・ 50 本型色 25 , 000 円 ~ ※ネーム代別 2 , 800 円 ・少年用リュック式ボストン 3 , 500 円 ・アラベスクボストン式 4500 円 ・アラベスクボストンリュック式 5 , 500 円 ・アラベスクボストン両ポケッ柎 ※ネーム代別 1 千葉県千葉市稲毛区作草部 1 -33-26 TEL: 043-285-3876 FAX : 043-285-3771 【定休日】祝日、毎週火曜日【 URL 】 http://www.e-josai. 00E ・紺一重刺 色落ちなし 2 , 700 円 3 ー 000 円 ・紺一重刺藍染 3 , 908 ・紺一重刺裏メッシュ付 3 , 900 円 ・紺一重刺 HOT 剣道衣 6 , 000 円 ・紺ニ重刺背継 1 500 円 軽量ニ重背継 ・テトロン紺・黒 3 , 200 円 ・ 1 1 , 000 番紺綿布 0 針刀袋 2 , 500 円 ・アラベスク 3 本入 4 ー 000 円 ・アラベスク 5 本入 3 ー 500 円 ・和柄略式 3 本入 ・ 12 , 000 番紺綿市 13 , 000 円 6 , 500 円 ・クッション付 3 本入 ド acebook ・ Twi 鱸 e ′・ ag ′ am やってます ! ! 城西武道具でト検 = , 索 お支払いはらくらくクレジットカード 各種カード取扱い 金額は消費税込みとなっております 上記は、特別価格の為ネーム送料は別途となります お問い合わせは TEL ・ FAX ・メールにて ・電話・ FAX ・メールにて 予約受付いたします。 ※アウトレット品は除く TEL : 043-285-3876 FAX : 043-285-3771 メール : info@e-josai.com カード支払ー cARD

8. 剣道日本 2016年1月号

2 回戦 竹下洋平メ ( 大分・大分県警・ 27 歳・出場 2 回 ) ( 岩手・盛岡第四高教員・ 23 歳・初出場 ) 昨年国士舘大学を卒業した菅野は、今年 8 月の全国教職員大会では個人 3 位に入賞し た実力者。初出場ながら教員勢の急先鋒として今後が楽しみな存在でもある。警察勢の 実力者・竹下に対しても互角の試合を展開した菅野。試合は延長にもつれ込み、長丁場 の末、最後は果敢に仕掛けた竹下が渾身のメンを放って勝負をつけた【試合時間 23 分 物判主仕 料員 菅野隆介 第判主任 ー員 菅野が堂々の構えから一拍子でメンに跳ぶ 菅野選手が 1 回戦で倒した渡部選 手 ( 愛媛 ) は国体のときの戦い が目立ち、今大会での上位進出を期 待していた一人でした。その渡部選 対け 手を上回った菅野選手のどっしりと 腰の座った剣風は非常に見応えかあ りました。岩手県は来年の国体開催 教攻 地で、菅野選手も強化選手として充 分な稽古を積んでいると思いますが 岩使 それにしても、改めて国士舘大学の るを 黄金世代はいい剣道をするなと思い - え足 構は ました。菅野選手は安藤選手の後輩 ル手 であり、大阪府警の土谷有輝 ( 今年 の全国警察選手権大会優勝者 ) と同 期です。 ど竹 竹下選手も 1 回戦から動きに冴 えかありました。菅野選手がどっし りと構えて相手の気をとらえるタイ一 = ク 特報全日本選手権 ー再員 プであるのに対し、竹下選手は自分下選手は、最後まで足を止めず、自 のリスムを大事にして、打ち間を積分の剣道をまっとうしたことでチャ 極的に作って技を出していくタイプンスをものにしました。ミスをしな です。攻めに迷いかありませんから、かった竹下選手に対し、菅野選手は 相手の気をとらえようとする菅野選延長戦で竹下選手の攻め込みに一瞬 手が後手後手になるような展開も予下がってしまいます。それまでのよ 想していました。 うに相手の出足をとらえて乗ってい しかし、いざ蓋を開ければ、試合けば、あるいは相面で打ち勝てたか は菅野選手が押す場面もある互角も知れません。が、このときだけは の展開でした。竹下選手が足を継い別でした。むしろ、そこを下からせ で相手を崩そうとするのに対し、菅た竹下選手の一貫した攻めのスタイ 、込野選手は足を継がず一拍子で技を出ルを称えるべきでしようが、最後ま 攻すため、何度か竹下選手もヒャリとでどちらが勝っか分からない、内容 させられたと思います。それでも竹の濃い攻防だったと思います。 最後は延長で竹下 ( 手前 ) のメンが決まった 47 剣道日本 2 0 16.01

9. 剣道日本 2016年1月号

さて、試合は、延長に入ったとこ 昨年に続く 2 度目の出場となった 山田選手もまた実業団剣士。技に淀ろで山田選手が返しドウを決めてい みかないというか、非常にスムースます。 ーを目力しその場面、いろいろ手を尽くした に技を使う選手です。やま丿艮ゞ、 いから、思い切りよく出ていけるの山田選手は、最初からドウにいくっ でしょ一つ。 もりで攻めていたように見受けられ 原田選手は今回が出場 9 回目。今ました。攻め入ったときに溜めをつ 回も、ヘテランらしく左手も収まっくっていたのでそんな感じを受けた て、良いタイミングで技を出していのですが、原田選手も居着きとみて ました。警察官を拝命してから長き捨ててメンに跳び込んでいます。鋭 にわたってコンスタントに出場してく伸びてくるメンに、山田選手の反 いるということ自体、素晴しいこと。応かワンテンポ遅れていたら、メン 私も現役のうちにこの大会に 9 回出に差し込まれたような格好になって 場することを目標にしていましたが、いたかも知れません。しかし、そこ あとひとっ届かず 9 回でした ( 笑 ) 。は、眼の良さと技のスムースさを持 2 回戦 ード山田侑希 ムロ 田 原 ( 福島・福島県警・ 34 歳・出場 1 0 回 ) ( 奈良・ノけソニック ( 株 ) 工コソリューションス社 23 歳・出場 2 回 ) 山田は昨年は関西大学 4 年生として本大会に初出場。今年は実業団剣士として 今大会に臨んできた。 2 回戦で対するは出場 10 回目の原田。原田は 1 回戦でこ そ積極的に手数を出して攻めていたが、この 2 回戦では的を絞って戦ったのか、比 較的じっくりとした攻めを見せる。かたや山田は 1 回戦にも増して活発に動き , 気合も充分。延長に入ると、山田がメン返しドウで制した【試合時間 7 分 21 秒】 はこ見山 、本の事田 田 当レに選 にべ返手 て 山原 ギルし 身 リま切ギ の 田田 メ ギでりリ 選選 リいまギ を のくしリ 手手 ギ はの で の 捨捨 ろ勝引 と で負き ろ 分の込 で 身身 か明ん 返 での し 持てまれ 山 溜跳 田 ち身でま が めひがで引す ド 、込強すき ウ を す。っ山 決 ぎ打け田 め れたた選 た はれの手 で対めなあめ もいるて 利と意ギ かい味リ ずう、ギ 気捨リ 決 め 見よの体 た 事うメ勢 返思あ後 しい り傾 ウすいな つつ し気結て を持果 ちに逆 のなに 充っ原 実て田 しい選 たた手 0 特報全日本選手権 43 剣道日木 2016.01

10. 剣道日本 2016年1月号

33 構成◆木誌編集部写真◆川村典幸 石堂倭文範士の ( いしどうしずふみ ) 昭和年神奈川県木 編夢想神伝流奥居合石堂倭文 川崎市に生まれる。武道家の父・石堂日 定太郎範士のもと、幼少のころより剣道 首里を【居業 ( 座業 ) 】 と居合道に親しむ。大学卒業後、会社 員を経て、昭和浦年から父の神武館石 O. 愉しむ 堂道場で副館長を務める。現在は館長。 長年、ヨーロッパで居合道と杖道の指導・ 2 普及に尽力。居合道範士八段、剣道教 居合道矗 四本目戸詰 士七段、杖道教士八段 要義 前方左右に着座している敵の機先を制して、 正面に向かって居合膝で着座する。 りつつ左前方の敵に向いて立ち上がり、 まず右前方の敵を抜き打ちに切り下ろし、 柄に両手を掛け、鯉口を切って刀を左足を踏み出すと同時に真っ向から切戸詰とは、戸の側に着座して待機し 直ちに左前方の敵を真っ向から切り下ろして勝つ。抜きつつ腰を浮かし、右足を右斜め前に ているという意味である。 り下ろし、右膝をつく 踏み出しながら右前方の敵を右片手で 後、刀を横に開いて血振りし、刀を 尚、右前方の敵を切り下ろした後、立 抜き打ちに切り下ろす。次いで、刀柄に納めつつ左足を右足に引きつけて蹲踞ち上がらず立膝のまま左前方の敵を切 左手を添えながら受け流しに振りかぶの姿勢となる。 り下ろす形もある とづめ