この日の〆は、会主利恵師匠の唄で どちらも利恵師匠が三味線を弾いた 番組最後の。花季会同人コ 1 ナ 1 は、さすがに名演奏が続くトリ前は が、糸を押さえる指のカ加減で、含み「鐘をどんどん」。珍しい唄である。 登喜穂師の「二上り新内 ( わるどめ ) 」のある音色の変化、微妙な間合いを弾それもその筈。昭和年代に、恩師 ク利恵の会プログラムの表紙の題字き分ける。見事な演奏に聴き惚れた。根岸登喜子師の会で唄って以来暫く 唄っていないそうで、懐かしくて今回 を書いているのはこの方。 取り上げたそうだ。のびのびとした、 この日は社中のトリで、きみ香さん 大きな唄で、若い人に、是非学んで欲 が「二上り新内 ( うつば猿 ) 」を唄った。 しいと思った。私も、歌詞だけでも覚 恵 福えたくて会主さんにお願いしてある 恵 季 花 づ第七十八回「小唄長生会」 十一月一日 ( 日 ) 正午開演 線 味 ( 線東京証券会館ホー 「世の中の変化とともに小唄界を取 喜 利り巻く環境も大きく変わりつつあるよ 季 季 花 うに思われますが、心に響く小唄の言 花 葉と、美しい三味線の音色に触れる機 め ど ど会をもてることの幸せをありがたく感 る ん じております。」 ど わ これは今回のプログラムの冒頭に、 新 松代会長が書かれたご挨拶文の一節を ご紹介したもの。文章の内容と言い、 その表現と言い申し分ない。流石は、 成長を続けている一門の当主の気構え
第三十六回「利恵の会」 十月三十一日 ( 土 ) 正午開演 東京証券会館ホール 利恵の会は、昭和浦年第一回を開催 し、秋に毎年続けているので、今年は 三十六回目になる。 利恵師匠の人柄に惹かれるのか、芸 に魅せられての事なのか、恐らくその 両方だと思うが、いつも楽しいひと時 を過ごさせて頂いている。 そしてこれは、端唄の会全部に共通 することだが、小唄の会と比べて活気 がある。原因を考えてみると、唄だけ 邦楽会の歩み ( 十月・十一月 ) 東山晋士 でなく、三味線と取組む初心者が端唄務めて来られた知優佳師のお顔が見え に多いからではないか。それも若い人ないのが寂しいが、跡を継がれた珠代 が。だから、舞台や楽屋にも賑々しい師と知優佳会有志が「こちゃえぶし」 空気が動く。そんな気がする。 を立派に演奏されていた。心配ない。 ところで利恵師匠は、番組編成がお次の写真は、横浜教室の皆さんで、 上手。今回も、お馴染みの池田先生の藤本琇丈一一代目家元編曲「伊勢音頭」 舞台から拝見。これまでずっと糸方をに挑戦。立派に演奏されていた。 志 有 珠 花 味 し え や ち 「伊勢音頭」横浜教室。
も宮城作品・古典曲・現代曲を三つの日、創立記念演奏会の三日前というこ 柱として、そして更に邦楽の未来へ向とになる。内容は次の通り。 けての新たな創作活動及び演奏活動・ 教授活動に励んで参る所存でございま砂崎知子作品集 1 「光の中で」 両輪 砂崎知子作品集 2 「鳥城」 その具体的な計画として、幾つか挙砂崎知子作品集 3 「富士讃歌ー 社長守谷幸則 げられている。ここはあえて重複する発売日 2016 年 5 月絽日予定 ことを承知で日時を追って整理しなが品番 O ー 8 0 4 ら引用する。 ( 邦楽の友 1 月号参照 ) ー箏道音楽院 N O ー 8 0 5 ます箏道音楽院の創立記念演奏会で 代表は砂崎知子 ある。 価格各 2 5 0 0 円 副代表に高畠一郎 5 月日 ( 日 ) 発売元公益財団法人日本伝統文化振一 興財団 砂崎知子師は平成年 1 月 1 日より東京証券会館ホ 1 ル 肥時開演 ( Ⅱ時半開場 ) 販売元株式会社 *->0 ケンウッド・一 「箏道音楽院」を立ち上げた。 ビクタ 1 エンタティンメント 昨年 6 月に宮城会を退会したが、年入場料 3000 円 主な収録内容 末までは新団体樹立の発表をせず、新賛助出演稲田康 ( 指揮 ) 年から心機一転新しい活動でお目見え福永千恵子 ( 箏 ) 藤本昭子 ( 三絃 ) 富士讃歌、烏城、光の中で、海の詩、 することになる。 武田旺山藤原道山田嶋謙一 ( 尺八 ) 祈りの夏、他全絽曲 先月号誌面で、砂崎代表は「私の意高原聡子 ( 笙 ) 高市紀子 ( フル 1 ト ) 主な演奏者 砂崎知子、菊原光治、藤原道山、他 思を尊重し私について来てくれる門人福原千鶴安倍真結 ( 打物 ) と共に歩んで参ることとなりましたー洗足学園現代邦楽研究所 次に「砂崎知子と箏道音楽院生によ と語っている ちなみにこの会は「砂崎知子作品集る邦楽の祭典」がある。 また「母と恩師宮城喜代子先生・ 7 月絽日 ( 月・祝 ) 宮城数江先生から受け継いだ宮城道雄 0 発売記念」でもある。 の芸術及び精神は私の命であり、今後そのが発売されるのが 5 月絽岡山シンフォニ 1 ホ 1 ル大ホ 1 ル 邦楽好日抄
琴・三味線製造販売四ッ皮は全部、 元東京芸術大学非常勤講師 奈良橋本製使用 東京都認定伝統工芸士 生田用地唄四ッ皮在庫豊富 張り替えだけでも承ります 卓越技能章 ( 現代の名工 ) 授与 有限会社加藤邦楽器 〒一八 ? 〇 8 五武蔵野市御殿山二ー六ー五 〇四一三 ( 四九 ) 八〇六一夜間 ( 四九 ) 五四五一一 まずのどをととのえて タン・セキ・のどあれ・声に ゴホン / といえば角執 〔野村の箏〕製造販売 闕光春野村楽器店 一五八ー〇〇九五東京都世田谷区瀬田一ー一三ー 〇三 ( 三七〇〇 ) 五三〇六 守、 , ラ三物た 東京都伝統工芸士 〒耻東京都台東区東上野四ーニ一 電話 ( 三八四四 ) 八三六〇 田 神 東 声の調子がどうもおかしい こんなときにはホンのひとさじ東 龍角散をどうぞ。おだやかな 効きめでノドの炎症をしずめ、角 発声もラクになります。 おさらいには龍角散をお忘れなく。社 式 株
長唄杵徳会おさらい会 Ⅱ月四日、証券ホール 写真左会主杵屋徳衛、緞帳前での挨拶。写真 下「紀州道成寺ー演奏舞台。社中による演奏 スナップ。 3 「 1 ・ 1 を
別亭神田新八 別亭神田新八では美味しい お食事、銘酒の数々を取り揃 えて皆さまをお待ち申し上げ ます。 浴衣ざらい、新年会、小唄、 端唄のお楽しみ会、また鑑賞 会にも最適な舞台もご用意 してあります。 銀座京橋駅直結の東京スク ェアガーデン地下一階、別亭 神田新八にぜひおでかけく ださい。 東京駅 ーーり 八重洲南ロ トゞ 東京メトロ京橋駅 外 鍛冶橋 宝町駅→ 東京 スクエア ガーテン 別亭神田新八 6 月 28 日、福原徹 銀 首都高京橋」 CT 別亭神田新八 〒 10 開 31 東京都中央区京橋三丁目 1-1 東京スクエアガーデン BI ご予約・お問合せ TEL03 ー 5542 ー 1848 池ルを
小唄顕彰会 邦楽の友 メールマガジン お申込みは 邦楽の友の公式サイトから おことの店 で 日 の 楽 日〒一七九ー〇〇八一東京都練馬区北町六ー二十一ー十一 ( 三九三五 ) 五八五二番 月 ( 三九三五 ) 五八九一一番 矢野守彦 箏・三味線専門店 東京都認定伝統工芸士のお店 【事務局】 守谷幸則株邦楽の友社内 〒 156 ー 0053 世田谷区桜 3 ー Ⅲ 0 っ 0 ー一 04 一ーっ 00 、 :.OØ 0 っ 0 ー一 04 一ーっ 000b9 、 お三味線のご相談は 中央区東日本橋ニーニー 電 ( 三八五こ五四三ニ 中亀屋邦楽器 付属品多数扱っております。ご気軽にお問い合わせ下さい 0 ー 0 〒ー東京都世田谷区豪徳寺 2 ー 0 っ 0 ーっ 0 4 2 9 ー 8 3 8 9 ホームページ http://www.e-kameya.com/
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ä日のことなら何でもご相談下さい。 ◇私達スタッフがお手伝いします。 ◇テープから採譜して文化譜又は五線譜を作ります。 ◇お手持ちのどんな楽譜でも文化譜に直します。 ◇プライベイトに譜本をお作りになりたい方、ご相談下さい。 ◇お電話下されば、詳細についてご返事します。 日本伝統芸能研究所 代表東山晋士 〒 125- 圓 53 東京都葛飾区鎌倉 3 ー 12 ー 1 ー 1009 T E L 03 ー 5693 ー 0192 台本作家ぐる一ぶ『作者邑』 邦楽が学校教育に導入され、一般社会への普及の窓口を開いています。 これを機会に伝統芸能をグローバリーに広めようと結成された台本作家 ぐる一ぶ「作者邑 ( さくしやむら ) 』は邦楽・舞踊・歌舞伎・新劇・商業演劇・ 大衆芸能ーとあらゆる台本の注文に応じて得意な分野の作家が執筆する ーというグループです。執筆料はご相談に応じます。 台本作家ぐる一ぶ「作者邑』代表・笹井邦平 sasai_sakushamura@yahoo. CO. JP http://www.geocities.jp/sasai sakushamura/ 事務局 131 -0063 東京都墨田区京島 3 -34-7-501 笹井方 TEL ・ FAX 03-3618-1997 三味線・付属品・張替 一 - 第かっ 東京都荒川区東尾久六ーニ六ー四 電話〇三・三八九子六三六三 shamisen live house Chito-Shan http://www.shamisen ・ katoh.com 歌舞伎座・国立劇場御用 能楽長唄用太鼓・小鼓 ・詳細カタログご進呈いたします。 創業文久元年 宮本卯之助商店 http: //www.miyamoto-unosuke. CO. JP 西浅草店・ 1 1 1 -0035 台東区西浅草 2-1-1 猷 03 ) 3844-2141 代 本社・ 1 1 1 -0032 台東区浅草 6-1-15 猷 03 ) 3873-4155 代 ー 56 ー
が、何気ない文章の中に集約されてい べ」で取材した方。久しぶりにお会い の代表作。どちらも私が好きな曲。適 る。 したので写真を撮らせていただいた。当に緊張感を交えた、良い会だった。 三年前に、創立七十五周年記念演奏下の写真は松代師の〆の舞台。「涙 会を打ち上げて以来特に、一門の精進ぐせ」「誤り証文」は、共に松美師匠 協力の体制が充実し、目を見張るよ、つ な充実した芸の進歩を舞台で見せて下 さるようになったので、招待を受けた 私達は、〆の最後の一番まで席を立っ ことが出来なかった。 松代会長ご自身の芸の研鑽と輝きに 一門全員が追従するかのように、社中 全員の芸風が進化してきたと言うべき だろ、つ。これは嬉しいことだ。 お終いの十四番は幹部社中の演奏。 流石に聴きごたえがあった。中堅クラ スの方と言っては失礼かも知れないが この日ク気持よく聴かせて頂いたツと いう印象に残ったのは、芙美代、奈美 弘、奈美呂、それに千代由。この方は トリで上調子を弾いていたが、自信を もって糸に挑戦していた姿が良い 松帆師の高弟の真帆さんは、唄良し 糸良しで言うこと無し。会長を補佐し て長生派を支える大切な人。同じ松帆 門下の静帆さんは、拙著「邦楽道しる 「十六夜」長生静帆 ( 糸 ) 長生松帆。 「涙ぐせ」長生松代。 ( 糸 ) 真帆 ( 上 ) 千代由。