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検索対象: 邦楽の友 2016年6月号
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1. 邦楽の友 2016年6月号

して「日本学ーの講座があり、日本文 奏しようという案が出ましたが、極端リップ・ジュジアーノ氏と共に、パ丿 化へ興味を持っ学生が想像以上に多く な転調が三味線になじまず、転調が少と東京で相次いで初演し話題を呼ぶ。 いるそうです。 なく、編成が似ているロック曲を、お 江戸風の歌詞に置き換え、常磐津演奏「平成一一十年、文化庁から文化交流 史の指名を受け、予て交流のあった韓平成二十年文化庁文化交流使に指 し好評でした。 ネットには、「洋楽ロックなどとの国を訪問し、一か月間、常磐津の紹介、名され韓国にて常磐津の紹介、現地音 融合にも力を入れ : : : 」などと書き込現地音楽家との共同作品の創作、発表楽家との共同作品の創作、発表等の活 まれ戸惑っているそうです。 等の活動を行いました。」 動を行、つ。 平成二十一年ミュ 1 ジックフロム 共同作品の創作は、韓国音楽をベ 1 ジャパンより再び招聘を受け、ニュー 平成十七年早稲田大学演劇博物館スとし、木の棒で弦をはじいたり叩い 客員講師として、早稲田大学演劇博物たりして演奏するコムンゴや、中国のヨ 1 ク、マ 1 キンホ 1 ルにて自作品一一 館二十一世紀プログラム演劇研二胡と同じ仲間の弓奏楽器へグムとの曲を含むコンサ 1 ト「常磐津文字兵衛一 究センタ 1 研究上演事業、舞踊詩劇「女合奏曲を作曲したり演奏したりしまし五世と彼の三味線カルテット」が開催 た。当時共に作曲、演奏をして頂き、される。 と影」を作曲上演。 平成十九年朝日「題名のない 今でも交流を続けている金泳宰 ( キム 音楽会幻」において、文字兵衛編曲作ョンジェ ) 先生は先年、韓国の人間国「三味線弾きは、機械ものか好きな 品を用いた「常磐津はロックだ」が放宝になられました。韓国音楽では、邦傾向があり、小学生の頃は家にあっ 送される。 楽では用いない独特の三拍子が多用さた祖父のライカに触って遊んでいまし 1 ホ 1 ルを 同年平成中村座ニュ 1 ョ 1 ク公演れることが多く、演奏には戸惑いました。現在でも大切にオー こ 0 続けながら受け継いでいます」 に参加。 平成二十年ショパンのピアノ曲「韓国政府は、自国の音楽を国楽と子供の頃からの趣味は料理で、平成 と、古典邦楽の書法で作曲した作品でして大切にし、演奏家の経済的処遇も九年にはアラスカ州政府主催サ 1 モン 構成する、新作舞踊劇「すみれ」の音日本と比べ充実しているように感じまレシピコンク 1 ルに入賞し、受賞レシ ピ「梅さけしゃぶ」は、商品化されま 楽構成、作曲を担当。同作品を、歌舞す。」 伎俳優中村福助氏、ピアノ演奏家フィ韓国では多くの大学に、一般教養とした。

2. 邦楽の友 2016年6月号

「個人教授では、約四十名の門人を歌舞伎の常磐津連中、数チ 1 ムのうち、し、ポ 1 ル・クロ 1 デルの『女と影』 育て、別途、熱海見番でも教えていま一番若いチ 1 ムとして、年間四 5 五ケの学術上演をしました。」 月間程度、国内、海外の公演に出演しお祖父様五代目福助丈の「羽衣会」 が大正十二年帝劇で上演、フランス人 「生音による演奏を大切にしていまています。」 二ヶ月半前に出番が発表されるまで象徴派詩人クロ 1 デルが、能と歌舞伎 すが、『音の缶詰』としての音源の役 割も無視できないと考えています。」は、他の演奏会出演を決め難いのが難の舞踊から喚起されたイメ 1 ジを、自 由に膨らませて作った、詩的表現舞踊 リラクゼ 1 ション 02 「和 ( やわらだそうです。 劇です。 ぎ ) ー・「海 ( わだつみ ) 」、日本舞踊用 作品など、幅広い作品を作曲しま平成七年サントリ 1 ホール主催の 「公演だけではなく、復活過程も研 したが、 高額製作費が必要なに代邦楽演奏会「和の響ーのプロデュ 1 サ 1 究会として公開し、記録は演博に保管 ス手法として、平成十年まで四回の演奏会をされています。初演の記録が少なく、 わる、新たな音源媒体やリ丿 1 プロデュ】ス。 改めて私が作曲しました。」 を模索しています。 クロ 1 デルの原作に基づく象徴派の 同年京都南座十一月顔見世興行に 「平成七年、天王寺屋さん ( 人間国於いて歌舞伎立三味線となる。 舞踊劇での、和楽器を使った音楽は、一 宝・五世中村富十郎丈 ) からお声掛平成八年五世常磐津文字兵衛襲名。その創意と現代性を高く評価されまし け頂き、歌舞伎常磐津立三味線とな平成十二年韓国の国立ソウル大学た。 校、ユネスコより招聘されて、ソウル りました。」 父は立三味線になってから歌舞伎公にてレクチャ 1 コンサ 1 トを行う。 「題名のない音楽会は、黛敏郎先生 演に出演して居らず、祖父の代から平成十六年国立劇場歌舞伎公演没後出演し、きっかけは中村福助丈と 四十年振り位に歌舞伎に出演した私を「戻橋」の演奏に対し、国立劇場特別共に『歌舞伎 E クラシック』 みなさんに暖かく迎えて下さいまし賞受賞。 という回の編曲、演奏のお手伝いをさ せて頂いたことです。その後私の編曲 た。そして、身内のように、細かくい 「歌舞伎界では、同世代の中村福助作品を用いた『常磐津はロックだ』が ろいろ教えて頂いた中村芝翫丈には、い から感謝しています。 丈と仲良くさせて頂いています。早放送されました。」 「現在は、弟・兼太夫を立語りとし、大演劇博物館のプロジェクトでご一緒当初オペラなどクラッシック曲を演

3. 邦楽の友 2016年6月号

「得意分野は、中華料理、イタリア 料理、スッポンなどで、平成十三年東 京中日スポ 1 ッ紙に料理記事を十ヶ月 に渡り週一回連載しました。」 【川月】 最近ではご友人宅のパ 1 ティなどの 川月歌舞伎公演『通し狂言仮名手 出張シェフをしているそうです。 本忠臣蔵』第一部大序 5 四段目 公演期間 3 日 ( 月 ) 、日 ( 木 ) 〔大 「師である父からは、数えきれない 劇場〕 くらいの教えを受けていますが、一番 川月邦楽公演邦楽鑑賞会 ( 一 ) 肝に銘じていることは、練習を含めた 公演期間 8 日 ( 土 ) 、川日 ( 月・祝 ) 場数の積み重ねの大切さです。」 平成年 9 月から平成四年 3 月ま〔小劇場〕 芸を磨く上で、歌舞伎の舞台は、同で、国立劇場では開場周年を記念し川月声明公演声明比叡山と高野山一 じ曲を一一十五日弾き続けることのできた公演を行う。 9 月より始まる記念公公演期間四日 ( 土 ) 〔大劇場〕 る、貴重な機会だと考えています。 演のラインアップは次の通り。 【Ⅱ月】 平成二十二年「常磐津節の歌舞伎【 9 月】 Ⅱ月歌舞伎公演『通し狂言仮名手 上演における演奏及び幅広い分野での 9 月文楽公演第一部『通し狂言一本忠臣蔵』第二部道行旅路の花聟、 創作演奏活動」に対し第六十六回日本谷嫩軍記』初段、一一段目 五段目 5 七段目 藝術院賞。 第二部『寿式三番叟』『通し狂言一 公演期間 2 日 ( 水 ) 、 % 日 ( 土 ) 平成一一十四年重要無形文化財「常谷嫩軍記』三段目 川日 ( 木 ) は休演〔大劇場〕 磐津節ー ( 総合認定 ) 保持者。 公演期間 3 日 ( 土 ) 5 四日 ( 月・祝 ) 月雅楽公演創造する雅楽ーこれか 平成一一十六年紫綬褒章。 〔小劇場〕 らの千年に捧ぐー 9 月舞踊公演道成寺と日本舞踊 公演期間肥日 ( 土 ) 〔小劇場〕 若きリ 1 ダ 1 の活躍に期待したいと公演期間川日 ( 土 ) 〔大劇場〕 Ⅱ月舞踊公演舞の会ー京阪の座敷舞 思います。 9 月特別企画公演日本の太鼓 国立劇場開場 周年記念事業 公演期間幻日 ( 土 ) 、日 ( 日 ) 〔大 劇場〕

4. 邦楽の友 2016年6月号

小唄鶴亀会 小唄顕彰会 平成ニ十九年ニ月ニ十七日 ( 月 ) 三越劇場 平成ニ十八年十月 ( 第三月曜日 ) 湯島天神 小唄顕彰会役員 会長・北村凡 世話人・安藤貞子、井上藤夫、磯良彦 小島慎一、中田一男、橋本喬、 山田脩司、横倉陽七、吉川 . ; 楽の友社内 谷区桜 3 ー 26 ー 2 FAX 0 3 ー 5 4 5 1 ー 3 0 6 9 0 月 ( 第三月曜 ) 湯島天満宮にて行っております。

5. 邦楽の友 2016年6月号

頼まれた以上の仕事は求めませんでし同じ三味線でありながら、タイプの対し、財団法人「清栄会」より第五回 異なる楽器を組み合わせ、新たな魅力清栄会奨励賞を受ける。 を引き出す挑戦に、期待が高まります。 「平成六年、東京芸術大学音楽学部 「平成元年から、自作品演奏会を十 回開催し、洋楽器と邦楽器のアンサン昭和三十六年四世常磐津文字兵衛非常勤講師に就任し、常磐津浄瑠璃方 プル、邦楽器を用いた器楽曲、現代語の長男として生まれる。古典の基礎をの先生と一一年交代で、常磐津専攻、常 による浄瑠璃など、委嘱作品などを併大叔父・常磐津松寿、父・四世常磐津磐津三味線専攻に在学する学生を中心 せて約百曲以上を発表しました。」 に、浄瑠璃、三味線の両方を教えてい 文字兵衛 ( 英寿 ) から学ぶ。 昭和五十一一年常磐津紫弘の芸名をます。」 常磐津実技の講座に加え、三味線音 「若い頃は、実験的作風で自分を主受ける。 張する傾向がありましたが、近年は、 昭和五十五年東京藝大常磐津三味楽作曲法の講義も担当しています。 楽器が主役、三味線でしか出せない音線専攻進学。作曲法を黛敏郎、野田暉「東京藝大邦楽科では、学生が作曲一 した曲を演奏して評価するカリキュラ を残していかなければという、使命感行の各師に師事。 に似た気持ちが強くなっています。」 同年現・杵屋勘五郎、現・清元延ムが古くから有りましたが、作曲の具一 寿太夫の各氏と共に古典演奏会を同人体的方法を教える平成十年以降に作曲 法講座の立ち上げに関わりました。私 主催。 昭和五十九年東京芸術大学音楽学部の現役学生時代は、作曲科の友人に教 師邦楽科卒業。古典、自作の現代作品のえてもらいながら創っていました。 兵演奏会、常磐津の単独海外公演等を精従前、教えるとコピーになると恐れ、 字 力的に ~ 何、つ。 先人の技を「盗む」ことが是とされて 文 津昭和六十一年から E-*> コマーシャルきましたが、時代や社会の変化に応じ、 常用の音楽を手がけ、べンザ鼻炎用カプあえて「教える」ことに挑戦し、後進 セル、サッポロ冬物語、プリの可能性を広げる手助けができればと 思っています。 ントゴッコなどの作品を作曲。 平成四年古典、創作両面の活動に 0 0

6. 邦楽の友 2016年6月号

法要の前に山田検校の墓前に手を合死後百年忌にあたり、江ノ島神社奥津 わせたいとお参りをさせていただきま宮に顕彰碑が建立されました。 した。 像はしばらく台座だけの時期もあり 山田検校の墓は東京都指定旧跡となましたが、平成十六年 ( 2004 年 ) っており、その東京都教育庁の解説にに復元され、こちらも記念式典が盛大 よると、墓石は筆頭弟子の山登検校らに執り行われたことは記憶に新しいで により、没後約三十年を経た嘉永一一年す。 ( 1849 年 ) に建立されたとのこと山田流箏曲演奏家にとって、流祖山 山木七重 でした。 田検校は特別な方ですので、その一一百 平成一一十八年五月十日、源照寺本堂墓石正面には儒学者太田錦城によ回忌慶讃法要に参詣できたことは大変 において、山田流箏曲協会により『山り、山田検校の実績と「嗚呼世人目嬉しく思います。健康で長生きして次 田検校一一百回忌慶讃法要』が行われま明而心盲師乎師乎目盲而心明」なの二五〇回忌にも参詣して、演奏活動一 した。 が続けていられたら幸せですので、墓 どの撰文が記され刻まれていました。 法要には山田流箏曲協会会員や、多また、参拝記念品の一つとして、源前にて今後の益々の芸道精進をお約東一 くの来賓の先生方が参詣されて、山田照寺があります葛飾区の「かっしか郷して、これからも見守っていただける 流箏曲協会理事の先生方による「江の土かるた」をいただきましたが、そのようにお祈りしました。 島曲」献曲もあり、盛大に執り行われ中の「そ」の読札には「箏曲を江戸で ました。 はやらせ山田検校」とあり、解説に山 江戸時代の箏曲山田流の開祖として田流箏曲は雅であるとともに、艶やか 世に知られる山田検校は、宝七年で派手さもあって江戸の人々の人気を ( 1757 年 ) 江戸で生まれ、幼くし得たとありました。 山田検校ニ百回忌慶讃法要 て失明するものの、山田松黒より箏を また、代表作「江の島曲」は、実際 山田濃箏曲協会 学び、のちに山田流を興しました。 に滞在して構想を練ったといわれてお 文化一四年 ( 1817 年 ) 四月死去り、この地と縁が深い山田検校の功績 されました。 をたたえ、大正六年 ( 1917 年 ) に 「山田検校ニ百回忌 慶讃法要」

7. 邦楽の友 2016年6月号

平成ニ十八年度 「報知端唄鑑賞会」 四月七日午前の部十一時開演 午後の部ニ時半開演 国立劇場・小劇場 手許に 2 年前のプロがあったので、 出演者を数えたら番。それが今年は 番。川番も多くなった。出演希望者 が多くなったからで、立派だ。 私はかなり前から、毎年欠かさず、 この劇場の此の会に通わせて頂いてい るが、それは三つほどある端唄の会の 中で、主催者が出演者を選ぶ目と耳が」 番確かである事、出演順の決め方が実 に妥当であるからだ。 それに、主催者側の運営、裏方の人 の動き。そのどちらにも感心すること が、しばしばある。 国立劇場の舞台は演奏し易い。楽屋 いい。だから出演者に喜 の使い勝手も ばれるが、客席で聴く側にとっても、 椅子席の配置が良いので聴き易く、疲 れない、というので評判かいい 当み、・ E = 辷ヒ ここで舞台写真を 4 枚披露する。 「館山くずし」花季藤子。 ( 三味線 ) 花季利宙 ′、 0 ー 33 ー 市駒美さんは、中村市之輔宗家直門 の逸材。トップ級の師範で、私も期待 している一人。難しい馬子唄入りの曲 郎に挑戦して、見事に唄い切った。 太 室 吉

8. 邦楽の友 2016年6月号

第 79 回春和会箏曲演奏会 古典と初代山川園松作品 藤永検校三絃移曲 八千代獅子 箏独奏による小品 蜂 蜜 ナーガの踊り 箏合奏曲ニ短調 山川園松 春和会 主催 賛助出演 ( 順不同・敬称略 ) 三絃 重要無形文化財保持者 山勢 尺八 ( 都山流 ) 川 森 山 田 渡 村 田 川 辺 辺 松島検校作曲 初代山川園松替手手付 椿づく 箏合奏曲 響 竹生 邦楽器による 六重奏 三世山勢松韻作曲 冬の組 千代田検校作曲 松 泰 柊 響 頌 紅 和 彰 韻 山 山 山 山 山 実 時 し 島 曲 曲 ( 琴古流 ) 青木 チェロ 山村 平成 28 年 5 月 30 日 ( 月 ) 午後 2 時開演 ( 午後 1 時 30 分開場 ) 国立劇場・小劇場 〒 102 ー 8656 東京都千代田区隼町 4 ー 1 電話 03 ( 3265 ) 7411 FAX 03 ( 3717 ) 5804 山川園松方 TEL 03 ( 3717 ) 5805 東京都目黒区柿の木坂 1 ー 32 ー 14 〒 152 ー 0022 連絡先春和会本部 入場券 = 3 , 000 円 ( 全席自由 )

9. 邦楽の友 2016年6月号

演奏会情報をお寄せ下さい。 下の内容を書き込み、このページを切り取り、 5 日までに郵送にてお送り 下さい。コピーの場合は最後のカラー広告ページにあるバーコードを切り 取って必ず添付してください。会名・日時・入場料など無料で掲載します。 ジャンル【 見本 ( 三曲・箏曲・尺八・長唄・常磐津・清元・新内・琵琶・古曲・ 舞踊・哥澤・端唄・小唄・ほか。 ) 会主名 ( 日時月 入場料■有料 ( ~ 。島市立図館 聞き所 ( 連絡先電話 有料広告を■希望する・・希望しない ( どちらかに〇を付けてください。 ) 有料広告を希望された方の場合 ( いずれかに〇を付けてください。 ) ■希望する・■希望しない 前取材を 当日取材を・希望する・■希望しない 日 ( ) 午前・午後時分開演 ・無料 リ . トリ . 泉 ▽お知らせ△ 本誌の直接購読をご希望の方 は御住所・御名前を明記の上、 本社へお申込み下さい。 一部 ( 定価 ) 八一 0 円 ( 本体 ) 七五〇円 ( 送料 ) 実費 ▽右誌代はすべて前金でお払込 み下さい。 ▽なるべく振替にてご送金願いま す。 邦楽の友 (ä六 通き三一し六月号一 平成一一八年六月一日発行 発行者守谷幸則 印刷所ワ 1 ド手 . 楽・ 発行所邦楽の友社 一五 ~ 30 五三世田谷区桜一一一ノ一一十六ノ一一 電話〇三 ( 五四五一 ) 三〇六八 〇三 ( 五四五一 ) 三〇六九 振替〇 0 一五〇ー七ー一二二四一一 http://www.hougaku.co.jp 58 ー

10. 邦楽の友 2016年6月号

八笑顔に黒い瞳と泣き黒子 美人お内儀と評判の 夜桜見ての帰り道 気取って開けた千本格子 「おいでやすーと京なまり 生れ育ちも江戸っ子が 黒い瞳に見つめられ 夜桜の冷酒がまわって 八梅も咲いたよ桜も咲いた なせに咲かない恋の花 どこ吹く風になぶられて 未練心の意気地なさ 「顔で笑って」常磐まさ米 八顔で笑って心で泣いて 泣いて別れた隅田川 春は桜夏は花火の屋形舟 たゆとう波に面影ゆれて みれん心は増すばかり 「春の月」栄由利 「梅も咲いたよ」茂木幸子 八この恋は かりそめならずと君の言う 、いにもなきささやきも 耳にやさしき春の宵 受けて流した柳風 裾の乱れが気にかかる 「チューリップ」三浦由喜 八今日は帰るか明日は来るか 窓辺の鉢で首のばし 「別れ話」不ニ小みち 八別れ話を言いに来た 貴方の姿避けるよに 見上げた星を数えてる どんな顔して聞けば良い 作り笑顔か泣き顔か 悟りきった女の指が 長い黒髪撫でている おばろおばろの春の月 「この恋は」福田佳子 八ほれていりやこそ顔に出る のろけも出ればぐちも出る りんきという字に身をせめられて ゃぶれかぶれも傘の内 いっそ浮世を法の外 ☆火星会次回作詞例会☆ 銀座ライオン「かこいやー 0 3 ー 3571 ー 5607 にて平成年 7 月 日 ( 土 ) 兼題「肩」「雑」とも二章 以内、締め切りは 7 月川日必着のこと。 ご欠席の方はお電話を。 宛先火星会事務局 ワ】 4 つけー 0 4 0 【 0 海老名市国分南 2 ー ルネェアズ 2 ー 615 0 4 6 ーワ】っ 0 一 0 ー 6 1 っ 0 LO 常磐まさ米方 1 リップ 貴方待ってるチュ 辛気はいやと健気だね 明るい方に顔むけて 赤い花咲く心意気 「ほれていりやこそ」英一兆