解説ー外来語について 22 の両様の発音を , それぞれの項 , もしくは望ましい方の見出しに併記した。 ① ② ③ クワ , カ ンエ , セ ジェ , ゼ フォ , ホ クワルテット , カルテット シェパード , セパード ジェスチャー , ゼスチャー フォルマリン , ホルマリン 原音の発音が使われることの少ない場合は , ( (quartetto 〔伊〕 ) ( shepherd ) ( gesture ) (Forma1in 〔独〕 ) ) 内に入れて併記した。 ウイ , ( ウィ ) ウ工 , ( ウェ ) ウォ , ( ウォ ) フェ , ( フェ ) ウイスキー , ( ウイスキー ) ウ工ープ , ( ウェープ ) ウォーター , ( ウォーター ) フェルト , ( フェルト ) (whisky) (wave) (water) (felt) 古くから行われている発音でも , 望ましくない場合には , ( ) 内に入れて併 記した。 べッド , ( べット ) ハンドバッグ , ( ハンドバック ) プロマイド , ( プロマイド ) (bed) (handbag) (bromide) ④ -ia は慣用に従ってア , ヤのいずれか一方 , もしくは両様を併記した。 お , 拗 ($ ) 音の慣用が固定しているものはその形で表記した。 な アリア (aria 〔伊〕 ) アジア , アジャ (Asia) アカシャ (acacia) ( Persia ) ベルシャ ⑤原音で〔 ei 〕と発音される次のようなものは , 慣用に従って引き音もしくは 引き音とイの両様を併記した。 (hurray) プレー , プレイ (play) ⑥元素名の語尾の -ium は・ " ューム , プレーキ (brake) ・・・ウムのように併記した。 ナトリューム , ナトリウム (Natrium 〔独〕 ) ⑦語頭以外のガ行音はガ行鼻音 ( ガ , ギ , グ , ケ , ゴ ) で発音することが多 い。これについては 18 べージ「ガ行鼻音について」Ⅱ⑤を参照していただ きたい。
アクセント習得法則 97 ~ 98 87 98. 接合文節 97. 分離文節 二つ以上の文節が続けて用いられる場合 , 日常の会話では , ーっーっの文節をきり離し て発音するよりも , 軽く続けて一語のように発 つ一つの意味をはっきり表わすように発音すれ 音する場合が多い。このように文節が接合され ば , 各の文節が分離してそのアクセントどおり る場合には , 前部の文節はアクセントどおり発 に発音される。 音されるが , 後部の文節は特に強調しようとし I 前部の文節が平板式のもの ない限り , 次のように型の変化を起す場合が多 トリガ・ナク ( 鳥が鳴く ) トーイ・ヤ ( 遠い山 ) ヒガ・オ尹ル ( 日が落ちる ) I 前部の文節が平板式のもの一次にくる文 ホシガ・デル ( 星が出る ) 節のアクセントの高さの切れめまで高い。 ヒガシノ・フラ ( 東の空 ) ( 1 ) 後部の文節が , 平板型・尾高型・中高型 のものは , 後部の第一拍が高く変化する。 Ⅱ 前部の文節が起伏式のもの トリガ十ナ万→トリガナク ( 鳥が鳴く ) ハヂ・サク ( 花咲く ) ナガレル・こズ ( 流れる水 ) トーイ十ヤヲ→ト = イ - 平ヲ ( 遠い山 ) ヒガ十オ尹ル→ヒガオチル ( 日が落ちる ) 穴ルガ・キ歹 ( 春が来た ) ヌガ・デル ( 芽が出る ) ②後部の文節が頭高型のものは変化しない。 ホシガ十デル→ホジ万ル ( 星が出る ) 但し , 日常の会話などでは , 文節が接合及び結 ヒガシノ十ゾラ→ヒガシノソラ ( 東の空 ) 合して変化をおこす場合が多い。 ( 98 , 参照 ) 以下の例でも , 。印を付したものは , 前後の Ⅱ前部の文節が起伏式のもの一前部の文節 のアクセントの高さの切れめまで高く , 後部 文節を離して発音するのがふつうであるが , そ にくる文節のアクセントはすべて低く変化す れ以外は特に後部の文節を強調しようとしない る。 限り , 全体が一続きになってしまう。これら ハヂ十サク→ハチサク ( 花咲く ) 。印のものは , 前部・後部とも起伏式であるこ ナガレル十こ→ナガレルこズ とのほかに , 前部と後部が対等の関係にあるも ( 流れる水 ) の , 前後の文節が長くて , 一続きに発音しにく スルガ十キ歹→穴ルガキタ ( 春が来た ) いものなどがあげられよう。 ヌガ十デル→ヌガデル ( 芽が出る ) ー・ハチ ( 両手に花 ) リョーテー 但し , 拍数の多いもの , また後部の文節が頭 シンショー・ポーダイ ( 針小棒大 ) 高型のものは接合しにくく , 分離する傾向があ イレカワリ・タチカワリ ( 入れ代り立ち代り ) ゼンナン・ゼンニョ ( 善男善女 ) る。 ( 参照 ) の分離文節のアクセントと比較しなが シンジュー・テンノアこジマ ( 心中天網島 ) ・カチ永ニ ( 鬼に金棒 ) ら , 変化のしかたを理解してほしい。 ハナヨリ・ダンゴ ( 花より団子 ) リョーテニハナ 。オヤヒトリ・コ它下リ ( 親一人子一人 ) シンショーポーダイ ォズナ・オズナ ( 押すな押すな ) イレカワリタチカワリ ネデモ・明メテモ ( 寝ても覚めても ) イワヌガ・ハア ( 言わぬが花 ) オョニカナポー ハチョリダンゴ カチデホン・チューシングラ ォズナオスナ ( 仮名手本忠臣蔵 ) ネモサメテモ デマノ・ハシダテ ( 天の橋立 ) ホリ・ヌホリ ( 根掘り葉掘り ) イワヌガハナ カチデホンチューシングラ 罘コモ・シャクシモ ( 猫も杓子も ) デマノハシダテ 云ビョーソクサイ ムビョー・ソクサイ ( 無病息災 ) アメャウタ工 アメヤ・ウタ工 ( 飲めや歌え ) い。
アクセント習得法則 55 ~ 57 ・シャクシャ ( ト ) ヤキモキ ( ト ) 五ッカ ( ト ) ゼッセ ( ト ) スッパ ( ト ) 注意シッシク , ス歹スタ , ピピカの 〇 0 〇〇型は , 無声化によって高さの切 れめが後にずれたもの。 (). 参照 ) ( ロ ) 語尾が促音化して「と」のついたもの一 促音の前の拍まで高い。 ゴロコロット ドキドキット プ . ルット フラフラット 注本文中 , ( ~ する ) とあるものは , 他の 動詞のつく場合も同様のアクセントであ る。 イロゴロナル ( ~ 鳴る ) 下ホトボ・アルク ( ~ 歩く ) 手ラホラサク ( ~ 咲く ) ②「だ」「に」のつくもの一すべて平板型。 ゴワゴワ ( ニ ) ( イ ) カンカン ( ダ ) ツルツル ( ダ ) サラサラ ( ニ ) メチャクチャ ( ニ ) メチャメチャ ( ダ ) ( ロ ) ララウラ , 永ロホロなど ( 1 ) の ( イ ) のっ まってできた語は原則として平板型だ が , 頭高型もあらわれる。 ウララシトド ( ~ にぬれる ) ホロロ ウ万万 , ラタタ タワワ , 歹ヮヮ Ⅱ擬声・擬態語的な語ー単独 , 及び決まった 助詞などがついて用いられる。複合の度合が 強く , 連濁する。 ( 1 ) 「と」のつくもの一中高型。 ( イ ) 「と」「する」がつき , 「は」がつかぬも の一〇〇型になる。 ハ・レ ( ト ) ( 晴れ晴れと ) ノ它アビ ( ト ) ( 伸び伸びと ) ク五アロ ( ト ) ( 黒黒と ) マルマル ( ト ) ( 丸丸と ) ( ロ ) 「と」がつき , 「は」「する」がつかぬも の一多く〇 00C ) 型だが , 時に〇 0 〇〇型もあらわれる。 ア万デリ ( ト ) タ万歹カ ( ト ) ( 高高と ) ックズク ( ト ) ハヤバヤ ( ト ) ( 早早と ) ハル天ル ( ト ) , ハルバル ( ト ) ( 遙遙と ) サメサメ ( ト ) , サヌザメ ( ト ) ( ~ 泣く ) ②「だ」「に」の類がっき , 「と」「する」「は」がつ かぬもの一平板型になる傾向がある。 アツアッ ( ダ ) ( 熱熱だ ) チカジカ ( ニ ) ( 近近に ) ト・ビ下・它 ( 三 ) ( 飛び飛びに ) ヤマヤマ ( ダ ) ( 山山だ ) 51 ( ィ ) 三拍語は頭高型。 矛ロカ ( 愚か ) 万スカ ( 幽か ) フズカ ( 静か ) 三タカ ( 豊か ) 回四拍以上の語は中高型 ( 〇〇〇〇型 , 〇〇〇〇〇型 ) 。 コマヤカ ( 細やか ) ニ辛ャカ ( 賑やか ) ウヲラカ ( 麗か ) オソカ ( 疎か ) こ平它ャカ ( 雅やか ) ッラビラカ ( 詳らか ) 注③但し , 次のものは形容詞の型への類推 で , 〇 00 〇型になる傾向がある。 ャワラカ ( 柔らか ) アタタカ ( 暖か ) ②「ら」「れ」「ろ」で終るもの一平板型になる。 ハ歹レ ( 斑 ) マバラ ( 疎ら ) ソゾロ ( 漫ろ ) ネンゴロ ( 懇ろ ) . 決まった漢語の語尾をもつ擬 声・擬態語の類 I 「乎・固」「爾」「如」のつくもの ( 1 ) 三拍語ーすべて頭高型。 万ッコ ( 確乎 ) ガンジ ( 莞爾 ) 歹ンコ ( 断乎 ) フッジ ( 卒繭 ) 下ッジョ ( 突如 ) ・ンコ ( 頑固 ) ( 2 ) 四拍以上の語ーすべて中高型。 ダジ歹ンコ ( 断断乎 ) キ年コージョ ( 鞠躬如 ) 注「若」のつくものは平板型の傾向がある。 ジジャク ( 自若 ) ドージャク ( 瞠若 ) Ⅱ「然」のつくもの一平板型。但し , 四拍語は 時に〇〇〇〇型にも発音される傾向がある。 アゼン ( 唖然 ) ガセン ( 俄然 ) キゼン ( 毅然 ) ゴ = モラ ( 轟然 ) トーゼン ( 陶然 ) ダンセン ( 断然 ) トッセン ( 突然 ) 57. 同じ語 , または相似した語が重 複した三・四拍の和語 I 擬声・擬態語 複合の度合が弱く , 連濁しない。 ( 1 ) 助詞「と」のつくもの ( イ ) 次のようなものは頭高型になる。 イロゴロ ( ト ) 五ンカン ( ト ) キドキ ( ト ) 宅ジモジ ( ト ) タバタ ( ト ) 尹ラホラ ( ト ) ラロチョロ ( ト ) ドモド ( ト ) 一一こ三
アクセント習得法則 52 ~ 54 は , 東京式ではツメタイ , カナシイの型 田 . 転成形容詞 ンカイ , ウロシイの類 ( 短い・嬉しい・ 大きい・苦しい・小さい・・・ ) は , こンカイ , ウ レシイの型になる。 原則として , もとのアクセントが平板式のも また , 平板式形容詞はほんの少しで , ほ のは平板式 , 起伏式のものは中高型になる傾向 とんどが中高型であるから , 下に示す平板 がある。但し , シク活用になるものはすべて中 式の語を暗記すれば , 後はほとんど最後か 高型。 ら二拍めまで高い中高型だと思ってよい。 I 形容詞から ( 便宜上 , 法則の例を含む ) オモイ→オモタイ ( 重たい ) > 赤い・浅い・厚い・甘い・荒い・薄い・遅い・ キタナイ→キタナラシイ ( 汚ならしい ) 重い・固い・軽い・きつい・暗い・煙い・ Ⅱ特殊な形の擬声・擬態語から一すべて中高 つらい・遠い・眠い・丸い 明るい・あふない・怪しい・おいしい・悲 ャワラカ→ャワラカイ ( 柔らかい ) しい・冷たい・優しい・易しい・よろしい アタタカ→アタタカイ ( 暖かい ) チョ司イ ( ~ やっ ) ト曰イ ( 火が ~ ) むずかしい Ⅱ活用形のアクセントについては , 48 ページ Ⅲ 動詞から ア万ル→アカルイ ( 明るい ) の形容詞のロ語活用表 ( 表 4 ) を参照していた クズグル→クスグッタイ ( 擽ったい ) だきたい。本文中に示した終止形のアクセン サザグ→サワガシイ ( 騒がしい ) トからそれぞれあてはめて類推すれば , 他の ウヲム→ウラメシイ ( 恨めしい ) 活用形のアクセントも容易に知ることができ ョロコプ→ョロコバシイ ( 喜ばしい ) よう。 キゥ→ キ万ザジイ ( 気遣わしい ) 注意近年 , 若い人人の間では次のような中 Ⅳ 名詞から 高化傾向がみられる。しかし , 形容詞に平 板式と起伏式の別があるほうが , 語の弁別 キイロ→キイロイ ( 黄色い ) シカク→シカクイ ( 四角い ) ができて望ましいと考える。 その上 , 連体形はア万イ・シ司イモ 它ドー→ヒドイ ( 酷い ) V 畳語に「しい ( し ) 」がつくもの一すべて中 ノのように平板式と起伏式の区別があって 動かない。そこで本辞典では連体形のアク 高型。 セントを重視し , 必ずしも若い層の新しい メメシイ ( 女女しい ) オオシイ ( 雄雄しい ) ナチ・レジイ ( 馴れ馴れしい ) 変化型を注記しない方針をとった。若い層 ョザ・ゴザジイ . ( 弱弱しい ) のアクセントの傾向をあげれば次のようで ドグド・歹ライ . ( 毒毒しい ) ある。 ズ = = ジイ ( 図図しい ) ( i ) 平板式形容詞の終止形を中高型に発 バ万天万ジイ ( 馬鹿馬鹿しい ) 音する。 Ⅵ副詞その他から一すべて中高型。 アカイ , オモイ , ツメタイ , カナシイを ア五イ , オ宅イ , ッ歹歹イ , カチジイ . の ハナハダシイ ( 甚だしい ) イカガワシイ ( 如何わしい ) ように (ii) 起伏式形容詞の連用形・仮定形のアク 注意若い人人の間では平板式の語を中高型 セントの高さの山を一拍後ろにずらして にいう傾向がある。 ( 52 の注意参照 ) 発音する。 ジロク , ジロクテを . 結合・接合形容詞 シ曰ク , シクテのように こカクテを こカク , こジ万ク , こジカクテのように I 結合形容詞ー多く連濁する。 ・ジロカッタ , ロケレバを ( 1 ) 形容詞の語幹十形容飼の形ー平板型を原 シカッタ , シケレバのように 則とするが , 若い人人の間では , また一般 こジカカッタ , こジカケレバを に拍数の多い語は , 中高型の傾向がある。 こラ万カッタ , ミジカケレバのように ウスグライ , ウスグライ ( 薄暗い ) 型。
へ , ポ 21 ヲク , ヲッタ , フクシクのように発音する傾向があらわれてきたが , 聞きにくさの点から 但し , 近年若い人たちの間では , 無声化してもアクセントの高さの切れめがずれないで , い傾向がある。 る。このように東京語では , 無声化する拍には , アクセントの高さの切れめが来な では無声化が行われず , チ , 甲シャ , プク , ブッタ , クシクのように発音す 車 ) , フグ ( 吹く ) , フッタ ( 降った ) , シグシクのように発音されるが , 甲府や松本 同じ語のアクセントが異なることがある。例えば東京では , チ ( 父 ) , キシャ ( 汽 解説ー外来語について この辞典での注記は最少限度にとどめた。 5. 外来語について 外来語の発音は慣用に従って次のように表記した。 ( 1 ) チェ , ツェ , ツォ , ティ , ディ , デュ , ファ , フィ , フェなど , いものは , その慣用の発音に従った。 原音の意識の強 チェック コンツェルン パーティー コンアイション デュエット ファッション フィート フェンシング ( check ) (Konzern 〔独〕 ) ( party ) ( condition ) (duetto 〔伊〕 ) ( fashion ) (feet) (fencing) ②日本語化した発音の固定しているものはその慣用の発音に従った。 ①古くから発音及び表記の固定しているもの。 チップ ジュラルこン ラジオ グロープ (tip) (team) (duralumin) ( radio ) ( glove ) ②原音が唇歯音のヴァ , ヴィ , ヴ , ヴェ , ヴォは両唇音のバ , ビ , で発音されるのが普通のため , 原則としてバ行で表記した。 バイオリン ビタこン べランダ ポリューム (violin) ( v itamin ) ( serve ) ( veranda(h) ) (volume) ( 3 ) 〔特例〕ビーナス , ヴィーナス (Venus) など。 日本語化した発音と , 原音の意識の強い発音の両様が行われているものは , そ
アクセント習得法則 = . 結合文節 イタシ十万ユシ→イタシカユシ ( 痛し痒し ) ( 至れり尽せり ) イタレリ十ックセリ→イタレリックセリ →ネガッタリカナッタリ ( 願ったり叶ったり ) ネ万ッタリ十カチッタリ のアクセントの高さの切れめまで高くなる。 で高く , 後部の文節が起伏式ならば後部の文節 は , 後部の文節が平板式ならば後部の第一拍ま もひと続きに発音する傾向がある。この場合 て固定した意味を表わすようなものには , いっ まれに慣用句などで , 二つ以上の文節が続い 文節法則の例外 平板型である「日・上・うち・下・人・所」 の前に修飾語がっくと , 次のように尾高型に変 化する傾向があるので , 注意してほしい ( 法則 88 ノ・ウニ チイゴノ・它ワ トモダチノトコロニ ( 友達の所に ) シラナイヒトガ ックエノウェニ ャをアヮ 19 の注③参照 ) 。 ( 木の上に ) ( 最後の日は ) ( 知らない人が ) ( 机の上に ) ( 休みの日は ) アオゾフノ・シタァ ( 青空の下で ) オーゼイノ・ヒトガ ( 大勢の人が ) 分離文節 ( ) シショー・ジバク 接合文節 ( 98 ) ジショージバク 自 青 白 繩 息 河 自縛 吐息 夜船 〔ジジョー ( ・ ) ジバク〕 ( ア矛イキ・下イキ ) シヲカワ・ヨフネ ア矛イキトイキ シヲカワョフネ 〔シヲカワ ( ・ ) ョラネ〕 否が応でも へへののもへじ 飲まず食わず 年がら年中 件の如し イガ・ーデモ へへノノ・モへジ ( イガオーデモ ) へへノノモへシ 〔へへノノ ( ・ ) モへジ〕 フマズ・ワズ フマズクワズ 〔フマズ ( ・ ) ツワズ〕 宋ンガラネンジュー ネ / ガラ・ネンシュー 〔罘ンガラ ( ・ ) ンジュー〕 ( ダンノ・ヨトシ ) ダンノゴトシ 結合文節 ( ) シショージヾク アオイキトイキ シラカワョフネ クダンノゴトシ ネンガラネンジュー ノマズクワズ へ天フフ - 宅へジ イヤガオーデモ
アクセント習得法則 29 ~ 31 注②次のようなものは , すべて頭高型。不 チベイ ( 日本・亜米利加 ) 已プ , を , 司不ア , ヤ , ゴ , 下 ッチュー ( 日本・中国 ) C. 倒置語ー名詞の倒置語の法則 ( 10 参照 ) に準じ る。原則として平板型。 Ⅱ漢語ーその語の性質により , 次のように ザギン ( = 銀座 ) ノガこ ( = 上野 ) 分けられる。 ①一拍語は頭高型ーヨ ( 二 ) ツ ( 四 ) 二拍語は尾高型ーイ尹 ( 一 ) ログ ( 六 ) 8. 数詞・助数詞の一般について シ尹 ( 七 ) ハ手 ( 八 ) ヒャグ ( 百 ) 0 平板型ーサラ ( 三 ) 数詞及び助数詞のアクセントの性質は , 名詞 古くは平板型だが , 新しいアクセントで や接尾辞の性質とは著しく異なる。複合数詞の は頭高型 ( 複合の場合には , もとの平板型 アクセント法則は , 複合名詞とは全く異なる を生かしたアクセントになる ) ー し , 助数詞がつく場合も , 名詞に接尾辞がっく ゴ→ヨ ( 五 ) ク→グ ( 九 ) ときのように簡単ではない。 但し , 「九 C つ」「十」「千」「万」「億」「兆」は 例えば , 数詞が単純語か , 複合語かで , また , 漢語名詞の法則により , 頭高型になる。 助数詞が和語か , 漢語か , 外来語かで , また助 注③外来語は外来語名詞の法則 ( 9 ) に準じ 数詞の拍数などで大きく異なり , それぞれのグ る。 ループの中でまとまった法則をつくっている。 注④副詞的に用いられる場合については , 複合法則が異なるのはアクセントばかりではな 副詞の法則 ( 62 ) を参照していただきたい。 い。「五 ( 。 ) 」が複合して語頭以外にきた場合も , 注⑤数詞十助数詞のうち , 数観念から遠ざ 名詞のように鼻音化することはない。また , 複 かったものは , 助数詞のアクセント法則に 合して語頭以外にきた「三 (Z ) , 四 ( し ) , 八代 ) , よらず , 複合名詞の法則に準じる傾向があ 二 ( É) ・・・」や , 助数詞の「・・・月 ( , ・・・切 ( え ) 」など る。遠ざかりつつあるものは , 数詞・名詞 も連濁しない。連濁するのは「三千 ( ) , 三百 両様のアクセントを示す傾向がある。 ( び帳 ) 」のようにごく一部の数詞や , 「三葉 ( , サンジューコニチ ( 三十五日 = 五七日 ) 双子 ( きた ) , 三つぞろい・・・」のように数の意義が ヒ下カタマリ , ヒ下タマリ ( 一塊 ) 薄くなったもののみである。これは要するに , 数詞の一つ一つをきわだたせて発音させたいと ころからきたもので , 名詞にくらべて複合の度 31. 結合数詞 合が弱いことに原因する。 そこでまず , 基本的な数詞のアクセントと発 ほとんどが漢語。規則的。 音を覚えることから出発して , それぞれの法則 I 「十一」から「十九」まで を習得して頂きたい。 〔い〕単純数詞・のつくものは尾高型。 単純数詞 ジューイチ ( 十一 ) シューニ I 和語ー単語として使われるものと , 造語成 ジュ = 五グ ( 十六 ) 分として助数詞がついて使われるものとがあ シューシ ( 十四 ) ジュ = ・ジ尹 ( 十七 ) シューハチ ( 十八 ) る。 〔ろ〕単純数詞 0 のつくものは頭高型。 ④単語として使われるもの一促音を含むもの ジューサン ( 十三 ) 及び「二つ」は尾高型 , 他はすべて中高型。 ヒ下ツ , イラッ , ィヲッ , ナチッ , コゴノッ 〔は〕単純数詞ののつくものは頭高型。 フ歹呪こ筋ラ , ョヅ , ムラ , ャラ シューゴ ( 十五 ) シューク ( 十九 ) 注意①ジュ = ・アナ ( 十七 ) , シューヨン ( 十四 ) なお , こ , ョ , ャラは尾高型になる。 ジュ = コー ( 十九 ) は中高型。 @ 造語成分として使われるもの一一・二拍語 Ⅱ「十」を後部とするもの は , 「ふた」の尾高型を除きすべて頭高型。 ヒト , イノ , チナ フ歹 い ) 単純数詞①のつくものは中高型。 ( コヨノ ) シシュー ( 四十 ) ロクジュー ( 六十 ) , ヨ , ム , ヤ , ト 注①と下の尾高型は無声化の法則により , シチジュー ( 七十 ) ハチジュー ( 八十 ) 但し , ヨジュー ( 二十 ) のみ頭高型。 アクセントが後にずれたもの。 29 「ニ「ニ
27 チンダュー→サジ歹ュー ( 三太夫 ) ②・・・左衛門 ドチ王宅ジ ( 土左衛門 ) ヒ五チ→ヒ五チェモン ( 彦左衛門 ) タ五 = チェモン ( 太郎左衛門 ) 但し , 前部二拍語が引き音・二重母音の場 合は頭高型 , 撥音の場合も頭高型だが , 稀 に平板型の場合もある。なお , 新しい傾向 では中高型。 ーザ工モン→ト = チェモン ( 藤左衛門 ) ・ンザ工モン→モラチェモン ( 門左衛門 ) イサ工モン→へチェモン ( 平左衛門 ) 27. 複合の人名 続けて発音する場合には , 前部と後部をはっ きり区切っていう場合 ( 分離語 ) と , 複合部で切 れず , 前部のアクセントを生かしていう場合 ( 接合語 ) と , 前部のアクセントにかかわりな く , 後部のアクセントの高さの切れめまで高く いう場合 ( 結合語 ) とがある。おおむね文節の法 則 ( ~ ) に準じる。 I 姓十名の形 「姓」と「名」を離して発音する場合と , 区 切らずに発音する場合とあり , ほぼ文節の法 則に準じる。分離する時は , 「姓」も「名」も 単独の場合のアクセントと同じで問題ないの で , 本文では番号を省略した。区切らないと きは「姓」と「名」のアクセントで複合のしか たが異なる。 ( 1 ) 分離した場合一次のようになる。 ( イ ) 「名」が頭高型のもの ヤマダ・歹ロー ( 山田太郎 ) ヤマシタ・歹ロー ( 山下太郎 ) 歹ムラ・歹ロー ( 田村太郎 ) 回「名」が中高型のもの ャ・歹・カズヒコ ( 山田一彦 ) ヤ〒シタ・カズヒコ ( 山下一彦 ) 歹ムラ・カズヒコ ( 田村一彦 ) ( 内「名」が平板型のもの。 ャ々ア・マサオ ( 山田正男 ) ヤマシタ・マザ ( 山下正男 ) 歹ムラ・マサオ ( 田村正男 ) 「名」が尾高型のもの ヤマダ・コーイチ ( 山田孝一 ) ヤ々ッタ・コ = イ ( 山下孝一 ) 歹ムラ・コーイチ ( 田村孝一 ) アクセント習得法則 26 ~ 27 ②複合した場合一次のようになる。 ( イ ) 「名」が頭高型・中高型の場合には , 「名」 のアクセントの高さの切れめまで高い。 ャ歹万ズヒコ ヤマダタロー ( ヤマシタタロー ) ( ヤジ歹ヒコ ) ( タ・歹ロー ) ( タラ万ズヒコ ) ( ) 内は , 分離して発音する場合が多 く , 複合して発音することが少ないもの。 ( ロ ) 「名」が平板型 , 及び尾高型の場合には , (i) 「姓」が平板型ならば , 全体が一つの 平板型及び尾高型になる。 ヤマダマサオヤマダコーイチ (ii) 「姓」が起伏式ならば , 「姓」のアク セントの高さの切れめまで高い。 ヤ〒シタマサオヤ〒シタコーイチ 歹ムラマサオ歹ムラコーイチ 注①歴史的な人物・有名人などで , 「姓」と 「名」を続けて発音する場合の多いものは 複合の度合が強い。例えば② ( イ ) の傾向が 強い。 アシカガタカウジ ( 足利尊氏 ) ナ万イフー ( 永井荷風 ) また , 「名」が平板型の場合 , 最後から三 拍めまで高い傾向がある。 トクガワイエャス ( 徳川家康 ) ト百下 - ぎ・ E ・ヨシ ( 豊臣秀吉 ) 注②「姓」も「名」も , 頭高型か中高型の場 合は , 「姓」のアクセントの高さの切れめま で高く発音する場合がある。 ヤ〒シタタローヤ〒シタカズヒコ 歹ムラタロー歹ムラカズヒコ 注③「姓」の尾高型は「喜多」「岸」などご く稀だが , 平板型に似る。但し , これに続 く「名」が平板型の場合には , 「姓」の最後 の拍まで高く , 「名」が低く続く傾向がみら れる。 キ歹・ロ筋イタ ( 喜多六平太 ) キ歹・こノル→キ歹こノル ( 喜多実 ) Ⅱ称号・屋号の類十名の形 前部と後部を離して発音する場合と区切ら ずに続けて発音する場合とあり , ほぼ姓十名 の法則に準じる。 ケンミ・ヨすマサ ( 源三位頼政 ) ノ下アカこ・ノ明ツネ ( 能登守教経 ) イチリューサイ・デイザン ( 一龍斎貞山 ) ゼニヤ・ヨヘー , ゼニヤコヘー ( 銭屋五兵衛 ) シ矛バラ・タスケ , シ矛バラタスケ ( 塩原多助 )
ゴ万ネン 9. 動詞の一般について になる。 イ筋ガケッ ( 一箇月 ) ゴジョー ( 五箇条 ) イ万ショ ( 一箇所 ) ( 五箇年 ) 動詞は名詞にくらべて型の数が少ない。連体 形についていうと , 原則として次のような型し かない。 二拍語には平板型と頭高型 三拍語には平板型と中高〇 0 〇型 四拍語には平板型と中高〇 00 〇型 五拍語には平板型と中高〇 000 〇型 以上のように拍の数にかかわらずニ種類の 型しかないのが原則である。つまり平板型と 最後から二番めの拍まで高い型とである ( 但し 接合動詞はこの限りでない ) 。 また , 拍の数に関係なく , 型の同じ語はそれ ぞれ似た性質をもっている。例えば , 同じ平板 式のナ歹 ( 泣く ) , ワラウ ( 笑う ) の活用形はナ カナイ , ワラワナイ , ナイテ , ワラッテと同じよ うに平板式となり , 同じ起伏式の下ル ( 取る ) , イ甲ル ( 生きる ) , ナガレル ( 流れる ) は , トヲナ イ , イナイ , ナガレナイ , 下ッテ , イキテ , ナレテと同じように起伏式となる。 二つの動詞が , 拍数も型も活用形式も同じな らば , 各活用形を通じて同じアクセントを持つ。 それゆえ , 基本的な活用形を一つ覚えれば , 他 はすべて類推することができる。この辞典で は , 終止形をあげ , よく使われる語にはその活 用形を掲げた。活用形の示してない語について は , 41 のロ語動詞の活用表 ( 表 1 ) から類推して ほしい。 どのような単語が , どのアクセントになるか は , 41 ~ 49 を参照してほしい。 注①以上の型のほかに , 尾高型の語が少数あ る。また , 三拍以上の語には , 頭高型 , 及び 〇・コ〇〇型の語が少数見出される。これは 音韻の法則によりアクセントの高さの切れめ がずれてできたものである。 例えば , フグ ( 吹く ) , カクス ( 隠す ) はプ ク , カスが無声化のためアクセントが後 にずれたもの , 下一ル ( 通る ) , 秀工ル ( 帰る ) , カラ五ェル ( 考える ) はト矛ル , カル , カラ ガ工ルが引き音・二重母音などのためアクセ ントが前にずれたものである。 ( 法則 a. b. 0. 参照 ) アクセント習得法則 39 ~ 40 ( 思い切る ) ( 恐れ入る ) ( 冀う ) ( 扱き使う ) 音するものには , 前部のアクセントを生かす 注②動詞十動詞の複合語で意味を強めて発 : オ宅イキル オゾレイル ゴイネガウ ゴキッカウ 傾向がある。 は , 転成名詞と語形が同しだが , アクセント 注⑤連用形に助詞「は・に」などがつく場合 ( 副詞となったものは法則を参照 ) ナ・チ・レテ ( 流れ流れて ) ユキュキテ ( 行き行きて ) ド宅リドモリ ( 吃り吃り ) ナ甲ナキ ( 泣き泣き ) キカキ ( 汗を ~ ) いるときは必ず中高型になる。 アクセントを生かす。但し , 「て」をつけて用 部の終りまで高い型 , 起伏式のときは前部の 注④畳語は , もとの動詞が平板式のときは前 ( 91 ) を参照してほしい。 頭高型が出る傾向があるが , これは接頭辞 注③強調の意のある接頭辞がつくときには , タ歹キッケル ( 叩き付ける ) が異なる点に注意。 動詞 ナ ( ワシナイ ) こ ( ニュク ) タフこ ( モシナイ ) 転成名詞 ナキ ( オこセル ) ョ ( ガ・フ万イ ) タア ( ガアル ) 注⑥新造語 , 語源不明の語は中高型。また次 のような日常あまり耳にしない平板型の語 過ぎる・出来る・閉じる・延びる・恥じる る・悔いる・懲りる・さびる・強 ( し ) いる・ > 飽きる・生きる・起きる・落ちる・下り ( ⅲ ) 上一段式三拍語には中高型のものが多 うがっ・育っ・保っ・放つ・分っ・・・ > 打っ・勝っ・立っ・断っ・待っ・持っ・・・ 頭高型 , 三・四拍語は中高型 ) ( ⅱ ) タ行五段式は起伏式になる。 ( 二拍語は 運ぶ・学ぶ・結ぶ・・・ > 飛ぶ・呼ぶ遊ぶ・浮ぶ・及ぶ・並ぶ・ ( i ) バ行五段式には平板式のものが多い。 活用形式により , 以下の傾向がみられる。 もる・望む・みつぐ・もやう・・・ つづる・つぼむ・つもる・てらう・と 悟る・さぐる・示す・すくむ・伝う・ > 怒 ) る・勇む・至る・劣る・きざす・ は , 中高型に変化する傾向がみられる。 注⑦
アクセント習得法則 7 ~ 8 注②尾高型は , 頭高型の第一拍が無声化の か平板型。 ためにずれてできたものに多い。 (). 参照 ) ( イ ) 名詞的意味をもっ語には頭高型が多い。 キラ ( 汽車 ) シ ( 指揮 ) チ五 ( 地下 ) 回動詞的意味をもつ語には平板型が多い。 ②前部が漢字ニ拍のもの一ほとんどが頭高型 注①古くからの語には , 尾高型・中高型が か平板型。 みられる。 ( イ ) 名詞的意味をもっ語には頭高型が多い。 中高型は語末が特殊な拍のものに多く 、ゼイシ ( 正史 , 正使 , 世子 , 誓紙 , 誓詞 ) (). b. 参照 ) , 尾高型の例はまれ。 〇型ー乞食・地獄・・・ ( ロ ) 動詞的意味をもつ語には平板型が多い。 〇 0 〇型ー絵本・手本・下品・座禅 * ・頭 セイシ ( 制止 , 静止 , 正視 , 製糸 , 製紙 ) 注③前部が起伏式の和語には中高型がみら 巾・自由・土用 * ・砂糖・所帯・ れる。ア〒グ ( 雨具 ) ヤマシ ( 山師 ) 世界 * ・・・ ( * はサセン , ド言 = , ゼカイとも ) 注④古くからの語には , まれに尾高型・中 注②中高型は , 頭高型の第一拍が無声化の 高型がみられる。 〇型一節句・道具・袱紗はく ) ・返事・ ためにずれてできたものに多い。 ( c. 参照 ) キ五イ ( 機械 ) 役所・・・ シケン ( 試験 ) チー ( 地方 ) 〇 0 〇型ー覚悟 * ・極意 * ・秩序 フ・ン ( 布巾 ) ②前部が漢字ニ拍のもの一過半数は平板型。 ( * は頭高型も ) 新造語 , 及び複合の度合の強い語は , ほと 注⑤中高型は , 頭高型の第一拍が無声化の ためにずれてできたものに多い。 ( c. 参照 ) んどこの型。 注③古くからの語 , 及び複合の度合の弱い Ⅱ特殊グループー次のようなものは , 後部 の語によりアクセントが決定される傾向があ 語などには , 頭高型が多くみられる。 五イシャク ( 解釈 , 介錯 ) ゴーコー ( 孝行 ) る。 ジンルイ ( 人類 ) 歹ンメイ ( 短命 ) ( 1 ) 平板化グループー前部二拍語に「化」「科」 「家」「画」「語」「書」「派 ( = 派閥 ) 」「話」な 注④古くからの語には , 尾高型がまれにみ られる。 どのつくもの。 ショーガッ ( 正月 ) ゴクラク ( 極楽 ) マンガ ( 漫画 ) アッカ ( 悪化 ) 注⑤〇型の語は , 〇〇型にも 工イゴ ( 英語 ) カイショ ( 楷書 ) タ万 ( 鷹派 ) ( 平板型にも ) 発音される傾向がある。 シンワ ( 神話 ) ②尾高化グループー「議」「義」「所」などのつ ドーラク , ドーラク ( 道楽 ) ゴクラク , ゴクラク ( 極楽 ) くもの。 コ = ・辛 ( 講義 ) カ ( 会議 ) 注⑥複合の度合の弱い語 , 及び前部が多く 起伏式の和語には , 中高型が多くみられる。 べンジョ ( 便所 ) ヤクショ ( 役所 ) コグナイ ( 国内 ) スズラン ( 鈴蘭 ) 注⑥「各」「貴」「諸」「同」「本」「明」など タマザン ( 珠算 ) トすプン ( 取分 ) が連体詞的につく語は , 頭高型になりやす Ⅱ特殊グループー次のようなものは , 後部 い。 ( 8 の注⑧参照 ) クショ ( 各所 ) ジョシ ( 諸氏 ) の語により , アクセントが決定される傾向が 下一チ ( 同地 ) ある。 こョーヤ ( 明夜 ) ( 1 ) 平板化グループー「級」「症」「状」「場」「性 8. 後部が漢字一字二拍 ( 漢字音 ) の 「判」「版」「盤」「病」「役」「連」などのつ くもの ( 〇〇〇〇型も時にみられる ) 。 癒合名詞 ( 前部が漢字一字または二 平板型一高級・重症・粒状・球場・女性・ 拍以下のもの ) 団体・雑談・上段・政党・上等・ 殿堂・美濃朝判・黒板・石版・音 多くのものは I の一般原則に従う。但し , 後 盤・肺病・子役・常連・・・ 部に限られた語がくる場合には , Ⅱの特殊法則 ② 0B0 化グループー「王」「后」「数」「皇」 に従う。 I 一般グループ などのつくもの。 テ矛ー ( 帝王 ) コ = ヨー ( 皇后 ) ( 1 ) 前部が漢字ー拍のもの一ほとんどが頭高型 13