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検索対象: 明解日本語アクセント辞典 第2版
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1. 明解日本語アクセント辞典 第2版

この辞典を使う人のために 6 ⑦助詞・助動詞・接辞・造語成分などは , 複合する単語の部分を・ ・で代 表させ , ・・ケン ( ~ 県 ) , コ・・・・・・ ( 御 ~ ) のように表わした。但 ・・ラレル , し , 見出し語にアクセントを示しにくいものは , ひらがな見出しとし , 各習 得番号のアクセント法則を参照させた。 ②アクセントの表記法 ー解説 11 ページ参照ー ①高く発音する部分は一で示した。但し , 次が低く発音される場合にはを 付した。 キジ ( 雉 ) イズ ( 犬 ) 明ル ( 猿 ) モ宅タロー ( 桃太郎 ) ②連語など , アクセントに切れめがある場合には , そこに・を置き , 区切り を示した。 デキノ・ナヂクサ ( 秋の七草 ) ③アクセントの切れめの有無によって , 複合語の後部のアクセントが変化す る場合があるが , スペースの節約上次のように表わした。 ( イ ) 次のような場合 , 複合して切れめがなくなると , 間の低い拍が高く平ら に変化する。即ち・・・の部分は切れめがある時は低く , 切れめがなくなると 高く発音される。 センザイ・イチグー センザイイチグー→ センザイ ( ・ ) イチグー ( 千載一遇 ) こナモトノ・ヨシッネ , こチ宅ーツネ こナモトノ ( ・ ) ヨシッネ ( 源義経 ) 回次のような場合 , 複合して切れめがなくなると , 後部の高い拍が , 低く 平らに変化する。即ち一 - の部分は切れめがある時は高く , 切れめがなくな ると低く発音される。 ジガ・ジサン , ジガジサン→ジガ ( ・ ) ジサン ( 自画自賛 ) イ究ニジューイチ→ニシュー ( ・ ) イ ( 二十一 ) ( 内次のような場合は , 常にアクセントが変化しない。 ヤマダ・スナコ , ヤマダハナコ→ヤマダ ( ・ ) スナコ ( 山田花子 ) b. 配 列 ( 1 ) 見出しがなの配列 発音式五十音順によるが , 同じカナのことばがつづく時は , 次の方針によった。 ①拍数の少ないもの ( ャ , ュ , ョなどの拗 ($ ) 音及び外来語におけるア , ィ , ェ などの小文字を含むもの ) や , 引き音 ( ー ) 及び促音 ( ッ ) を含むものは , 直音の前に置いた。 イシャ ( 医者 ) イシャ ( 石屋 ) の順 ②いわゆる清濁は , 清音 , 濁音 , 半濁音の順に配列した。 ③助詞・助動詞・接辞・造語成分など , いものの後に置いた。 ・のつくものは , ・のつかな

2. 明解日本語アクセント辞典 第2版

エレガント , レガント (elegant) 19 解説ー引き音について 以上のうち , ガ行鼻音化する発音としない発音との両様あるものは , 望ま しい発音を先に併記した。 3. 引き音について 「おかあさん ( お母さん ) 」の「あ」 , 「きいて ( 聞いて ) 」の「い」 , 「つうち ( 通 知 ) 」の「う」 , 「テエマ (Thema) 」の「エ」 , 「こおり ( 氷 ) 」の「お」などは , 引き 音として発音される。一般に日本語では , あ列音の拍の次の「あ」 , い列音の拍の 次の「い」などは引き音に発音される。この辞書では引き音として一を用いた。 但し , 次のような場合に注意。 ( 1 ) その「あ」「い」「う」「え」「お」の直前に意義の切れめのあるもの , 及びそ こにアクセントの高さの切れめがあるものは , 少しでも丁寧に発音すると引き 音にはならない。 ハアリ ( 羽蟻 ) キイロ ( 黄色 ) イキイキト ( 生き生きと ) カ歹工 ( 影絵 ) サトオヤ ( 里親 ) オ矛イ ( 多い ) ②「楽しい」の「い」 , 「食う」の「う」のよう ' な形容詞・動詞の語尾の「い」 , 「う」は , “イ ' ' “ウ”とも発音されるという意味をもたせて , 小さい☆の印を つけて , タノシイ , アウと表記した。 ( 3 ) 「きれい ( 綺麗 ) 」 , 「せんせい ( 先生 ) 」の「い」のような , え列音の拍の次の 「い」は , 丁寧に発音した場合 , 仮名表記にひかれて“工イ”の音が出る人も あるが , 普通の発音では“工ー ' と引き音で発音される。この辞典では小さい ☆の印をつけて , 工イと表記し , 両様の発音を代表させた。 レー , 甲レイ→レイ ( 綺麗 ) なお , この「い」をはっきり発音する習慣のあるのは , 見返しの地図に示すように ごく狭い地域に限られる。 但し , 次のようなものは例外である。 (i) 「けいと ( 毛糸 ) 」 , 「たていた ( 立て板 ) 」のように「い」「う」の直前に意 義の切れめのあるものは , 少しでも丁寧に発音すると引き音にはならない。 (ii) 「デープ (tape) 」などの外来語は引き音のみを原則とするが , イの音が相 当慣用となっている場合に限り , テート , 引イト ( date ) のように併記した。 4. 母音の無声化について 見返しの地図に示すように , 東京をはじめ多くの地方で , キ , ク , シ , ス , チ , ツ , ヒ , フ , ピ , プ , シュ等の音は , 場合によって口構えだけの発音になることがある。 これを“母音の無声化 ' ' という。 この辞典では , 東京語で普通に無声化する部分を細字で表わした。これは一拍ず

3. 明解日本語アクセント辞典 第2版

アクセント習得法則 34 ~ 35 33 のにつく場合・・・ ` ←型 注④「回」「巻」「貫」「銭」「点」などのつく もの一②に準じるが次のような点が異 ヨ工ン 引き音・四のにつく場合・・・・・ ` ー型 なる。 四の・九 C つにつく場合・・・・、 . ー型 キューエン , ( ョンエン ) 七のにつく場合・・・・イ A 、型 百ンカイ , 手コーカイ 七のにつく場合・・・・・・ . ・八型 ナチェン ナチカイナチテン 但し , 十につく場合はジューエンになる。 注⑤「合」「寸」「十」のつくもの一②に準じ ( 5 ) 「月」「着 ( 衣服 ) 」などのつくもの一 0 につく場合・・・・イー。型 るが , 次のような点が異なる。 ( 十は便宜上 , . / 型イチガッ , ニガッ 本文からは結合数詞 ( 31 ) に送った ) 0 につく場合・・・・気、型明ンガッ 0 を含む撥音すべて , 及び引き音につく場 のにつく場合・・・・・気型ヨガッ ンゴー , ーゴー 引き音・撥音につく場合は・、一型 七のにつく場合・・・・ . 八型 ンチャク キューチャク , 促音につく場合はイー型 ナチゴー ナチスン 注⑥「人」のつくもの一②に準じるが , 次 イッチャク 七のにつく場合は / ・、型 のような点が異なる。 ナチチャク . 爪ー型 ・につく場合・・・ イ尹ニン , ( 6 ) 「升」「段」「番」「年」などのつくもの一 引き音につく場合・・・・ー型 ①につく場合・・ イネン , キュー。ニ / ィー型 七 ( 衾 ) につく場合・・・・ . 八一型 0 につく場合・・・ ナチニン サンネン , センネン ( 3 ) 「着 ( 到着の順序 ) 」などのつくもの一すべ のにつく場合・・・ て尾高型になる。 / ー型ィ型 ゴネン , ヨネン ロクチャク , サンチャク , ゴチャク 但し , 引き音・促音・撥音につく場合は ` ー型 但し , ( 5 ) のようにも発音される傾向があ ンバン ーネンイッショー る。 七につく場合は①に準じる。 注⑦「日 (E) 」などのつくもの一 ( 3 ) に準じる ナチネン が , 次のような点が異なる。 のにつく場合・・・・・・、型 注意①「ひと」「ふた」など , 和語につくもの ・ヨニチ , が若干みられるが , おおむね , 「なな」につ 注⑧「尺」「角」などのつくもの一 ( 3 ) に準じ く場合のアクセントに準じる。 るが , 次のような点が異なる。 注意②数詞の意義が薄くなって熟語のよう 0 を含む撥音すべて , 及び引き音につく場 になった四拍語は , 平板型になりやすい。 気、一型 > 一体・一対・一律・一流・三方 ( 台 ) ・ ンカク手コーシャク 三盆 ( 砂糖 ) ・三枚 ( 料理 ) ー 七のにつく場合・・・・・イ A 、型 ナチシャク 35. 漢字一字の漢語助数詞が , 結 ( 4 ) 「階」「級」「校 ( 校正 ) 」「週」「周」「重」「勝」 「戦」「層」「等」「敗」「倍」「分の ( 等分 ) 」「連 合数詞・接合数詞につく場合 ( 聯 ) 」などのつくもの一すべて平板型。 ニトー , シ = サントー , コ 数詞の性質と助数詞の性質とによって , 全体 イットー , ョントー , キュートー のアクセントが定まる。 ゴカイ ( 五階 ) イッキュー ( 一級 ) I 結合数詞 I ( 十一 ~ 十九 ) につく場合ー結 ゴショー ( 五勝 ) イッパイ ( 一敗 ) 合数詞 I の性質は , 前にも触れたように , 次 注⑨ 「円」などのつくもの一 ( 4 ) に準じる の三種がある。 ( 31 の I 参照 ) が , 次のような点が異なる。 〔い〕十一 , 十二 , 十四 ( し ) , 十六 , 十七 , 十八 三こ三

4. 明解日本語アクセント辞典 第2版

アクセント習得法則 35 〔ろ〕十三 ( 便宜上十四の , 十九 C つも ) の ( 3 ) の注⑦「日 ( 」のつくもの 〔は〕十五 , 十九 ( く ) ( 便宜上十四 ( ょ ) も ) 〔い〕につく場合・・・ 型 このうち〔ろ〕は , 助数詞がついた場合〔い〕 ジューイチニチ , 、→ . ー型 に準じる傾向が強い。 〔ろ〕につく場合・・・ ( 1 ) 一般グループー「位」「号」「歳」「冊」「枚」 ジュ = ザンニチ 「回」「合」「人」「尺」「年」など , ②の特殊グ ジューサンニチ , ループを除くほとんどの助数詞がっくもの 〔は〕につく場合・・・ は , 次のような規則的なアクセントの型に ジューゴニチ なる。 注②の ( 5 ) 「月」のつくものは , 「十一月」 〔い〕〔ろ〕につく場合・・・ 「十二月」のみで尾高型になる。 ジューイチネン , ジューイチガッ , シューロクネン , ンユーニガソ シューシチネン , シューハチネン , 注意②一般に数詞〔い〕〔ろ〕につくものは中 シュー・ニネン , ジューサンネン , 高型を , 〔は〕につくものは頭高型をとろう ジュンネン , シューキューネン , とする傾向がみられる。 ジューイッカイ Ⅱ結合数詞Ⅱ ( 二十 ~ 九十 ) につく場合ー結 〔は〕につく場合・・・ 合数詞Ⅱの性質は , 前にも触れたように , 次 シューコネン , ジュークネン , の三種がある。 ( 31 のⅡ参照 ) シューヨネン 〔い』四 ( し ) 十 , 六十 , 七 ( と ) 十 , 八十 注①「十三年」「十九 C ゆ ) 年」「十一回」などは 『ろ』三十 ( 便宜上二十 , 四 ( i) 十 , 九 (g ゆ ) 十も ) 撥音・引き音・促音のため , アクセントの高 〔は ) 五十 , 九 ( く ) 十 さの切れめが前にずれたもの。 ( a ・参照 ) このうち〔は ) は , 助数詞がついた場合 , ②特殊グループー次のようなものは , 助数詞 立に準じる傾向が強い。 ( 1 ) 一般グループー「位」「号」「歳」「冊」「枚」 によってアクセントが定まるが , アクセン トは 34 のそれぞれの法則と同様である。 「回」「人」「尺」「年」など , 次の特殊グルー ( イ ) の②の類 ( 万など ) のつくもの一 プを除くほとんどの助数詞がつくものは , すべて 次のような規則的なアクセントの型にな ジュヲン , ジュ・ン る。 ジューン・ ィ、一型 〔いは ) につく場合・・・ 但し , 〔は〕には・、一型も現 . , A ゝー型 われる。 ロクジューネン ロクジッサイ ゴジッサイ シューコマン コシューネン ( 本文からは便宜上 , 接合数詞 ( 認 ) に送 〔ろ ) につく場合・・・ った ) サンジューネン ニジッサイ 回の ( 3 ) の類 ( 着 ( 到着順 ) など ) のつくも 但し , 若い人人は , 〔ろ ) につくものを中 の一すべてイー型 高型にいう傾向がある。 / ←、一型 , 諸、一型 ジューイッチャク , ジューサンチャク , ニジッサイ シューコチャク サンジューネン 但し , 〔ろ〕には . ・、一型 注③但し「六十年」「五十歳」などの型は , 〔は〕には気ー型も。 助数詞の前の拍まで高いアクセントの高さ ジュ = 明ンチャク , ジューゴチャク の切れめが , 引き音・促音のため , 前に一 の ( 4 ) の類 ( 「階」「級」「勝」「敗」「倍」な 拍ずれたもの。 (). 参照 ) ど ) のつくもの一すべて ②特殊グループー次のようなものは助数詞 によってアクセントが定まるが , アクセン ジューイチバイ , ジューサンバイ , トは I の②に似る。 シューコ′、イ ( イ ) の②の類 ( 万など ) のつくもの れ、は ) につく場合・・・・一、 0 型 注意①但し , 「階」など人により ( 1 ) の一般 及びィー、一型 , グループのようにも。 ーゴカイ / ・、一型の両様。 ジューイッカイ , 34

5. 明解日本語アクセント辞典 第2版

25 サンバ ( 三馬 ) パキン ( 馬琴 ) ティカ→ディカ ( 定家 ) オーキョ→矛ーキョ ( 応挙 ) リキュー→明キュー ( 利休 ) ( 3 ) 四拍語一二拍めはほとんど引き音・撥 ( 音・二重母音などで頭高型。その他は〇 0 アクセント習得法則 24 ~ 25 権八・又八・・・ 但し前部一拍語は平板型。 モキチ ( 茂吉 ) サシチ ( 佐七 ) ヨサク ( 与作 ) ヤハチ ( 弥八 ) ( ロ ) 〇〇型になる。 矛ーガイ ( 鷦外 ) 明イギョー ( 西行 ) シュノゼイ ( 俊成 ) チグデン ( 竹田 ) トーソン ( 藤村 ) チイカク ( 西鶴 ) ンケイ ( 弁慶 ) 但し画家・文人・芸人などの名には平板 型 , 〇 00 〇型も多くみられるが , 現在そ れらも頭高型に変化しつつある。 ギョクショー ( 玉章 ) テイトク→デイトク ( 貞徳 ) ホクサイ , ホ歹チイ→クサイ ( 北斎 ) バイコー ( 梅幸 ) 工ンチョー ( 円朝 ) リューキョー ( 柳橋 ) シンショー ( 志ん生 ) 25. 決まった単純語を後部とした 男・女子名 結合語。後部によって全体のアクセントが定 まる。規則的。 I 平板型・尾高型をつくる傾向のもの ( 1 ) 次のものがつくと平板型になる。 マザ王 ( 正江 ) マサヨ ( 正代 ) マサオ ( 正夫 ) リキャ ( カ弥 ) カ王 ( 和枝 ) カ百 ( 和世 ) カ矛 ( 一男 ) チューヤ ( 忠弥 ) 但し「・・・ヤ」の現代一般男子名は , 頭高 型にも発音される。 マサヤ , ヲサヤ ( 正也・正哉 ) 回・・・平 > 長吉・保吉・晋作・甚六・半七・新七・ サンキチ , サンキチ , サンキチ ( 三吉 ) 型・ 0000 型の三様となる。 ②次のものがつくと , 前部ニ拍語は平板型・尾高 チナイ ( 左内 ) 歹ヘイ ( 太平 ) ヨヘイ ( 五平 ) 但し , 前部一拍語は頭高型。 ゲンナイ ( 源内 ) バンナイ ( 伴内 ) カンペイ ( 勘平 ) サンペイ ( 三平 ) カンイチ , カンイチ , カライチ ( 貫一 ) センマッ , セラ々・ヅ , セラン ( 千松 ) 但し , 前部一拍語は頭高型。 歹イチ ( 太市 ) すイチ ( 利一 ) 但し , 前部二拍が和語の場合 , 〇 0 〇〇 前部一拍語も同様。 ときは , 前部の最後の拍まで高い。 つくるのが普通だが , 前部三以上の語につく ( 1 ) 次のものは前部ニ拍以下の語につき頭高型を Ⅱ頭高型・中高型をつくる傾向のもの クロー ( 九郎 ) ョロー ( 五郎 ) タロー ( 太郎 ) ラロー ( 二郎・次郎 ) 但し , 前部一拍語は頭高型。 シューロー , ジュ = 五一 ( 十郎 ) ( 一郎 ) イチロー , イチロー ヤー , ャラ = ( 弥蔵 ) マンゾー , マ・ジゾー ( 万蔵 ) タッゾー , タッゾー ( 達三 ) 00 型の両様となる。 ( 3 ) 次のものがつくと , 前部ニ拍語は平板型・ 00 ヒザマッ ( 久松 ) サプイチ ( 沢市 ) 型になる傾向がある。 ホクサイ , ホ万チイ→永クサイ ( 北斎 ) が , 現在では頭高型に変化しつつある。 拍語の名には平板型 , 〇 00 〇型が多い 但し , 古くからの文人・画家などの四 イドーサイ ( 一刀斎 ) ( a ) 三一サイ ( 幽斎 ) テンサイ ( 闇斎 ) サプロべー ( 三郎兵衛 ) ゲジョベー ( 源五兵衛 ) チューベー ( 忠兵衛 ) インべー ( 権兵衛 ) ヘー ( 与兵衛 ) ? タベー ( 又兵衛 ) ( ロ ) ・・・兵衛 サクラコ ( 桜子 ) サ歹ンジ ( 左団次 ) (a) ンジ ( 賢治 ) モンタ ( 善太 ) ヌナコ ( 花子 ) ツンゴ ( 源吾 ) テザイ →デッサイ ( 鉄斎 ) ②次のものがつくと , 前部の最後の拍まで高い 型になる。

6. 明解日本語アクセント辞典 第2版

35 ロクジューマン , ロクシューマン ゴ・ ; ニーン , ゴジューマン 及び◎→・ゎ型及び . 尹・ ` ト。 型 , . 八、← - 。型の三様。 ンジューマン , サラジ ; = ヲン , ・サンジューマン ニンユーマン , ニラ・ ; ・ = ・ヲン , ニンユー・マン ( 本文からは , 便宜上接合数詞 ( ) に送 った ) ( ロ ) の ( 3 ) の類 ( 着 ( 到着順 ) など ) のつくも の一すべて . ′ー◆ - ◆ -0- 。型 ゴジッチャク , ロクシッチャク , ニシッチャク サンシッチャク , 但し , 〔ろ ) には頭高型と中高型 , 〔は ) に は中高型がみられる。 ( 内の ( 4 ) の類 ( 「階」「級」「勝」「敗」「倍」な ど ) のつくもの一 ロクジュー′ヾイ , コシュー′、イ サラジ互 = ヌ・イ ( 判 34 の ( 3 ) の注⑦「日 ( 」のつくもの 〔い ) 〔は ) につく場合・・・ / ー◆ー。ー。 型及び . , - ◆→ー←型の両様。 ロクジューニチロクジューニチ コシューニチ , コシューニチ ンジューニチ , ・ニンユー・ニチ 注意③一般に数詞〔い ) [ ろ ) [ は ) につくも のは , 若い人人の間では中高型になろうと する傾向がみられる。 ロクシューニチ , サンシューニチ , ゴジューニチ Ⅲ結合数詞Ⅲ ( 一百 ~ 九百 ) につく場合ー結 合数詞Ⅲの性質は前にも触れたように次の 三種がある。 ( 31 のⅢ参照 ) 〇一百 , 二百 , 四 ( し ) 百 , 六百 , 七百 , 八百 の三百 ( 便宜上 , 九 C つ百 , 四の百も ) @ 五百 , 九 ( く ) 百 ( 1 ) 一般グループー「位」「号」「冊」「枚」「回」 「人」「尺」「年」など , ②の特殊グループを 除くほとんどの助数詞がつくものは , 次の ように規則的なアクセントの型になる。 アクセント習得法則 35 つく場合ー原則として平板型になる。 Ⅳ 31 のⅣ ( 一千 ~ 九千 , 一万 ~ 十万 , 百万 ) に サンビャクニチ ロッピャクニチ , ゴヒャクニチ , .. - ・、 b_o 型も現われる傾向がある。 注意⑥但し , 若い人人の間では , サンビャクニチ のにつく場合・・・・・気、 .. ◆ -. ←←型 ロビ歹三尹 , ゴヒャクニチ 〇@ につく場合・・・・を - ◆◆ー 51 型 内の ( 3 ) の注⑦「日 ( 」のつくもの がある。 高い中高型 , ⑥には頭高型が現われる傾向 注意⑤但し , 〇@ には助数詞の前の拍まで サンビャクバイ ロッビャクバイ , ゴヒャクバイ , の一すべて .. ′ - ◆ - ◆ - ・。 -9 型 ( ロ ) の ( 4 ) の類 ( 「階」「倍」など ) のつくも ( 本文からは , 便宜上接合数詞 ( 32 ) に送っ サンビャクマン , サ它万ン . ′ー・ - ◆・、。型の両様。 のにつく場合・・・・・・・ ` ←←◆←。型及び ロ它事グヲン , ゴ它歹ヲン 〇@ につく場合・・・・・・ . パ - ・←。、、。型 ( ィ ) の②の類 ( 万など ) のつくもの トは I の②に似る。 によってアクセントが定まるが , アクセン ( 2 ) 特殊グループー次のようなものは助数詞 サンビャクネン , キューヒャクネン うとする傾向がみられる。 注意④のは若い人人の間では中高型になろ イ寸 ゴセンネン ジュ = ラジライ サンマンエン ヒャクマンエン ②@ につく場合・・・ ロッビャクネン , のにつく場合・・ ンビャクネン , ゴヒャクネン キューヒャクネン 注意⑦接合数詞 ( ) につく場合は , 前部 ( 及び中部 ) は変えずに , 結合数詞とか , 単 純数詞とかの最終のアクセントのまとまり に助数詞がついた型になる。っきかたは , それぞれの数詞十助数詞の条を参照して ほしい。 サンビャク・ロクジューコーチ セ / キューヒャク・ハチジューイチネン ニシュー・ヨサイ 但し , 「円」がつく場合 , 単純数詞・ 0 に ついて平板型 ( イチェン , サンエン ) だった ものが次のように変化する。 0 につく場合・・イ A 、。型 ( ・・・イ工ン ) 0 につく場合・・・・、、。型 ( ・・・サンエン )

7. 明解日本語アクセント辞典 第2版

解説ー母音の無声化について っ丁寧に発音する場合にはおきないが , 自然の発音では普通にみられるもので , 地 方によって , 傾向・度合は異なるが , 東京語では軽快な感じを与え , 歯切れの良さ の要素ともなっている。しかし , あまり無声化し過ぎるものは , 聞きとりにくくな るうらみがあるので , 表記は最少限度にとどめた。 元来 , 東京語では次のような無声化の法則がある。但し , Ⅱ , Ⅲの無声化のうち , 形容詞の文語終止形の類 , 及び , 挨拶語の末尾以外はこの辞典には表記してない。 ( 1 ) キ , ク , シ , ス , チ , ツ , ヒ , フ , ピ , プ , シュ等 ( 無声子音に i, u のような狭い 母音がつづいたもの ) の音がカ , サ , タ , ハ , パ行の直前 ( 促音を隔てた時 も同様 ) にきた場合 , 無声化がおこる。 I キグ ( 菊 ) チカラ ( カ ) ゲシュク ( 下宿 ) 天クフ ( 幕府 ) ススム ( 進む ) ヒリ ( 一人 ) ピグピク キップ ( 切符 ) シッカリ ( 確り ) ② ①但し , 無声化する拍が , アクセントの高さの切れめにきた場合 , 無声 化しない場合がある。 シ ( 獅子 , 四肢 ) 尹ッソ ( 窒素 ) ザッシシャ ( 雑誌社 ) ②但し , 無声化する拍がつづく場合 , 発音の不明確を避けるため , 無声 化の度合の弱い方を無声化させない場合がある。 キキチガイ ( 聞き違い ) ニューガクシキ ( 入学式 ) 尹シキ ( 知識 ) なお , 無声化の度合が同等であったり , 無声化によってアクセントが移動 したりする場合は , 併記するのを原則とした。 カス , 力アス , カクス ( 隠す ) フヒッヨー , フ它ツヨー ( 不必要 ) キシッ , キシッ ( 気質 ) Ⅱ息の段落の直前にきてしかもアクセントの関係で低く発音される場合 , 無声化 がおこる。 デキ ( 秋 ) ラス ( 烏 ) デオシ ( 青し ) フーデス 但し , 形容詞の文語終止形以外は , 更に拍がつづくと無声化しなくなる場合が 多い。 デキノヒ ( 秋の日 ) 万ラスワ ( 烏は ) ラーデスガ Ⅲ ( 1 ) カ , コがアクセントの関係で低く発音され , 次の拍が同音の場合 , 無声化 がおこる。 カ万ナイ ( 書かない ) ②ハ , ホがアクセントの関係で低く発音され , 次の拍の母音が同じである場 コゴロ ( 心 ) 合 , 無声化がおこる。 ハカ ( 墓 ) ホコリ ( 埃 ) ま無声化によるアクセントの変化 ホ・ゾイ ( 細い ) ー習得法則 c 参照ー 東京と似たアクセントをもっ地方でも , 無声化する地方と , しない地方とでは ,

8. 明解日本語アクセント辞典 第2版

15 解説ーアクセントについて のどれかに含まれてしまう。この表は , 型の一覧表であると同時に , この辞典にお ける標準アクセントの発音法をも簡単に示している。例えば , 第 1 表の「鳥が」は トが低く , リが高く , 助詞「が」などがつけば , トリガのようにそれも高く発音す ることを表わす。「花が」はハを低く , ナを高く , 助詞「が」などがつけば , ハヂ ガのように次の拍を低く下げて発音する。つまり , この辞典で線のある部分を高 く , ない部分を低く発音すれば , とにかく東京式アクセントで話すことができる。 の部分は一と同じく高い部分だが , 次が低いことを表わす。 ここに拍というのは , 大体力ナー字で書かれる音をさす。例えば「鳥」は二拍 , 「心」は 三拍と数える。引き音 ( ー ) , 撥 ( 切音 ( ン ) , 促音 ( ッ ) も一拍に数える。従って「天」は二拍 , 「両親」は四拍となる。拗 ($ ) 音は例外で , キャ , キュ , キョなどはそれぞれ一文字分の長さ で発音されるので , カナ二字で一拍と数える。 以上のように , 日本語のアクセントは , 高低の変化である。これに対して , 日本 語のアクセントを強弱変化だと主張する人があるが , これは違う。英語やドイツ語 などでは , ーっーっの単語について , どの単語は , どこを強めて発音するか , とい うことが決まっている。「命令」という意味の名詞 ' dictate ' はディのあたりを強く 発音し , 「書きとらせる」「命令する」という意味の動詞は , テのあたりを強く発音 する。これは , その時の話し手の気持にはかかわらない。これが英語のアクセント である。これに対して日本語では , 日常の発音で , ある部分を強くいうことはある が , それは感情をこめていうような場合である。つまり , その時の臨時的な傾向で , 各の単語について強めのきまりがあるわけではない。英語では強めが単語に備わっ ているのに対し , 日本語で単語に決まっているのは高低である。その関係は全く平 行的である。だから , 英語の単語における強めのきまりをアクセントと呼び , 日本 語では高低のきまりをアクセントと呼ぶ。英語のは“強弱アクセント”であり , 日 本語のは“高低アクセント”である。 この日本語のアクセントについてまず注意しなければならないことは , 地方によ って違いが激しいということである。標準アクセントの問題がやかましいのも原因 はそこにある。 第 2 表 ( 14 ページ ) の「各地アクセント一覧表」に示すように , 日本語のアクセン トは複雑極まりない。例えば「秋」というアクセントは , 東京・名古屋・広島地方 ではアを高く , 京都・大阪・高知地方ではキを高く発音する。このほか , 見返しの 地図に示すように , 仙台・水戸・熊本地方などでは , 語によるアクセントの区別を もたない。全国どこへ行っても , アクセントが変らないというような語は全くない 状態である。但し , この中にも一定の類型があって , 大きく次の三つのグループに 分けることができる。この三つの区別については , あとになってまた述べる。読者 の中で , 自分のアクセントがどのグループに属するか迷われる方は , 見返しの「ア クセント分布図」を参照していただきたい。

9. 明解日本語アクセント辞典 第2版

544 ニケコ ~ ニシカ ニョザケ濁り酒→ 12 ケコーショー逃げ口上→ 15 ニョル濁るニゴラナイ , ニゴロー , ケゴシ , ニケゴシ逃げ腰→ 5 ニゴリマス , ニョッテ , ニゴレバ , ケコトバ逃げ言葉→ 12 ヨレー料 3 ケコム , ( 新はニケコム ) 逃げ込む→ 45 「→ 13 d ケジタク逃げ支度→ 15 ニコロバシ , ニッコロバシ煮 ( っ ) 転ばし ケダス , ( 新はニケダス》逃げ出す→ 45 ニゴン 一言 ( ~ はない ) → 34 ニケナイ似気無い→ 54 ニサイ二歳→ 34 ニケノビル , ( 新はニケノヒル ) 逃げ延 ニサイゴマ二歳駒→ 12b ニチカナ , ( 古はニザカナ ) 煮魚→ 12 びる→ 45 ニケバ逃げ場 ( ~ を失う ) → 5 ニサッ二冊→ 34 ニケマドウ , ( 新はニ下ウ》逃げ惑 ニサバキ荷捌き→ 13 ニ明マシ , ニサマシ煮冷し→ 13 「 ( 廻 ) る→ 45 う→ 45 ケマワル , ( 新はニみヴル ) 逃げ回 ニサン → 39 歹こズ逃げ水→ 5 ニサンカイ 二回→ 39 こチ逃げ路→ 5 ニサンカケッ二三箇月→ 39 歹ル逃げるニ歹ナイ , ニ歹ヨー ニサンカタンソ二酸化炭素→ 15 ニケマス , ニケテ , ニ歹レバ , ニ歹ロ ニサンサッ 三冊→ 39 L → 43 ケン二元→ 34 ニサンジカン二三時間→ 39 ヨサンチ , ( 新はニ明ンチ ) ケンキン二弦 ( 絃 ) 琴→ 14 歹ンロン二元論→ 14a ニサンド二三度→ 39 三サンニチ , ( 新はニチンニチ ) コー尼公→ 8 二号→ 34 三人→ 39 ニサンニン ・ヨー二合→ 34 ニサンネン 三年→ 39 ニコケ和毛→ 5 サン、ン 二遍→ 39 コゴリ煮凝り→ 13 三本→ 39 サンポン ヨシラエ荷拵え→ 13 ジ , ( 姓はニシ ) 西→ 1 , 22 ョス濁す ( お茶を ~ ) → 44 シ螺→ 1 コチン nicotine ー ) 9 ジ二次 , 二字 , 二時→ 34 ニコチンチュートク nicotine 中毒→ 15 ジ , ( 新はニシ ) 虹→ 1 ニコニコ ( ~ 笑う , ~ と ) → 57 シインドショトー西印度諸島→ 15 シオギ 西荻くニシオギクポ , ニシオ ニコニコガオ にこにこ顔→ 12 西荻窪 ( 地 ) → 29 , 21 ニコホンシュギにこぼん主義→ 15 ギクポ ニジカイ 二次会→ 14 ニコこ煮込み→ 5 ニシカゼ , ニシカセ , ニシカゼ西風→ 4 ニコこオテ / 煮込おでん→ 12 西方→ 95 ニシガタ ニコム煮込む→ 45 ニョャカ ( ~ に笑う ) → 55 ニシカワ 西川 ( 姓・舞踊 ) → 22C ニシガワ 西側→ 4 ニコョン ( = 日雇労務者 ) → 3 ニシカワリュー西川流→ 14 ニゴラス濁らす→ 44 ニジカン二時間→ 36 ニョリ , ニコリ ( ~ と笑う ) → 55 ニジカンメ二時間目→ 38 ニゴリ濁り ( 酒も ) → 2 ーは高い部分 - ~ と・ " は高低が変る部分 は次が下がる符号→は法則番号参照 L39 d a L ー 9 a

10. 明解日本語アクセント辞典 第2版

アクセント習得法則 41 ~ 43 41. ロ語動詞の活用形 活用形のアクセントについては , 40 , 41 ペー ジの動詞のロ語活用表 ( 表 1 参照 ) を参照して いただきたい。本文中に示した終止形のアクセ ントからそれそれあてはめて類推すれば , 他の 活用形のアクセントも容易に知ることができよ う。 42 ロ言吾 文語 ワラウ→ワロー ( 笑ふ ) アビル→アプ ( 浴ぶ ) アケル→アグ ( 上ぐ ) カンズル→カ・ジズ ( 感ず ) デル→デリ ( 有り ) 起伏式 オ宅ウ→オ宅ー ( 思ふ ) オル→ク ( 起く ) ウル→ヴク ( 受く ) アイズル→ディス ( 愛す ) 注現在日常生活で使われる文語動詞の類は , 熟語・ことわざ・慣用句などに多い。次のよ うな例から他を類推して頂きたい。 平板式 起伏式 ( 山を ) をズ ネズノ ( 番 ) ( 後悔先に ) 歹タズ ( 師の影を ) フマズ ( 大海を ) シラ フマズ・グワズ ( あとを ) ニョサズ アタラズト ( 言えども ) ( 鬼の ) イズ ( 間に ) こヌ ( もの清し ) ツガヌ ( 事 ) キカヌ ( 気 ) サワラヌ ( 神に ) ナラワヌ ( 経を ) キ五バ ( こそ ) イガバ ( 回れ ) 平板式 42. 文語動詞について 文語動詞は , ロ語動詞と同じアクセントの式 をもつので , ロ語から類推することができる。 ( 41 の動詞のロ語活用表参照 ) 例えば終止形で , ロ語と文語と語形の同じも のは , 同じアクセントで問題はない。形の異な るものは , 平板式は平板式 , 起伏式は起伏式に なる。 こでは文語特有の形について述べる。 例えば , 終止形は次のようになる。 活用形については , 文語動詞の活用表 ( 表 2 ) からそれぞれ類推してほしい。 表 2 動詞の文語活用形のアクセント 終止形・連体形 未然形 連用形 巳然形 命令形 ナカ ( ズ ) ( 泣く ) ナ牢 ( テ ) , ( 新はナキ ( テ ) 》 ナ歹 ( ドモ ) ナガ ( ン ) ナ歹ヨ ナ牢 ( タリ ) , ( 新はナキ ( タリ ) ) ナ万て宅ア ) ナ万 ( バ ) ワライ ( テ ) , ( ワヲイ ( テ ) ) , ワラワ ( ズ ) ( 笑ふ ) ワラエ ( 新はワライ ( テ ) ) ワフワ ( ン ) ワロー ワライ ( タリ ) , ( ワヲイ ( タリ ) ) , ワラエヨ ヮ = て宅フ ) ワラワ ( バ ) ( 新はワライ ( 歹リ ) ) ヨマ ( ズ ) ( 読む ) 百こ ( テ ) ム ョマ ( ン ) ゴメヨ こ ( タリ ) ム ( モノ ) ゴマ ( バ ) オガ ( ズ ) ( 泳ぐ ) オ百ギ ( テ ) オゴゲ オ百万 ( ン ) オグ オゲ ( ドモ ) オゴゲヨ オ百ギ ( タリ ) オゴグ ( モノ ) オガ ( バ ) ( 1 ) 東京式アクセント及び東京式に準じる地方の 43. ロ語の単純動詞 人はおおむねそのままでよい。 ( 但し , 下一 ル , 下一ス , 万工ル , 五工ス , 穴イル , 〒 単純動詞には法則らしいものがない。それで イルが頭高型である点に注意。 ) も , 各自が所有している方言のアクセントをも ( 2 ) 京阪式アクセントの地方一東京式アクセン とにして , 類推することができる。例えば , トとの間には , 次のような規則的な対応関 ワラ ( ドモ ) メ ( ドモ )