UNIX MAGAZINE セミナー 今日、インターネットの利用は従来の学術研究目的からさまざまな応用分野へとひろが りつつあります。それにともない、セキュリティの問題が大きくクロースアップされるように なってきました。とくに近年、システムへの不正侵入や通信の盜聴、あるいはデータの破壊 などのトラブルが急激に増加し、これを憂慮する声も高まっています。 このような状況を背景として、通信の保護、あるいはインターネットに接続されているシ ステムの保護を念頭に置いたネットワーク管理、システム管理が求められています。その 一方で、ネットワークに接続されるシステムは多様化の一途をたどり、管理作業をさらに複 雑化させる要因ともなっています。 3 日間にわたる本セミナーでは、 UN Ⅸシステムを中心としたセキュリティ管理手法、セ キュリティ保全を考慮したネットワークの構築とその管理について、豊かな運用経験に裏 lnternet & System Security 付けられた知識をもつ講師陣が解説します。 講師 山口英 ( 奈良先端科学技術大学院大学 ) ほか 対象 ・システム管理者 ( とくに UNIX システムの管理者 ) ・ネットワーク管理者 ・ネットワーク設計者 本セミナーは、 UNIX の運用経験のあるシステム管理 者、ネットワークの管理者、ネットワークの設計者を対象と し、現在のセキュリティ・トラブルの原因、管理指針、さま ざまなテクニックを紹介します。時間が限られているた め、すくなくとも UN Ⅸシステムの知識があることを前提 にします。 開催要項 時 日 場 テキスト 参加費 1997 年 10 月 20 日 ( 月 ) ~ 22 日 ( 水 ) 各日とも 10 時 ~ 17 時 30 分 東京・西新宿大東京火災新宿ホール 当日受付け 100 , 000 円 事前申込み 80 , 000 円 会場で初日に配布します。 10 月 9 日 ( 木 ) 必着 事前申込み期限 UNIX MAGAZINE 1997.9 ・お申込みは、銀行振込または現金書留でお願い します。銀行振込の場合は、株式会社ダイレク ト「 UNIX MAGAZINE セミナー」係までお問 い合わせください。現金書留の場合は、「セミナ ー参加申込み」と記入した用紙に住所、氏名、電 話番号、勤務先 ( 学校名 ) を明記のうえ、下記 宛にご送金ください。 ・領収書が必要な方、宛先を申込者と別の名義に されたい方は、その旨を明記してください。 ・請求書が必要な方は下記宛にご連絡ください。 ・事前申込みの期限は 10 月 9 日 ( 木 ) までとさせ ていただきます。また、当日受付けは会場に余 裕がある場合に限らせていただきます。 ・参加費には消費税が含まれています ( 食事代は 含まれません ) 。 ・会場での録音、録画は固くお断わりします。 現金書留・請求書依頼の送付先 〒 151 ー 24 渋谷区代々木 4-33-10 株式会社ダイレクト 「 UNIXMAGAZINE セミナー」係 TEL 03-5351-8202 / FAX 03-5351-8201 担当 : 佐藤 53
号 840 - , 号通巻 131 号昭和 63 年 9 月 月 1 回 1 日発 1997 年 9 1 発 物認可 ユニッ・マカンノ おうちでらんラン MAGAZINE ◆ UNIX Comm れ icatio れ 20 彙 es ・・カーネ J レを読もう ( 13 ) UDP の実装 ◆ BSD を′、ツクする ・・ Ne 彙 BSD のインストー ◆ UN ー X 矢 0 恵袋・・・ mi ” 0 ′ 2-8 ( ◆ AU す 020M0uS ZONE
UNiX UNIX REVIEW 誌提携 ーノ 第を MAGAZINE CONTENTS 97 / 9 特集 12 おうちでらんランし AN ・・ ・・岡山聖彦、片山喜章 Web でハッビー、 NAT でラッキー 連載 46 UNIX Communication Notes ・・ " 山口英 カーネルを読もう ( 13 ) 61 BSD をハックする " ・ " ・齊藤明紀 Ne 蓄 BSD のインストール 76 UN Ⅸ知恵袋 " " " 島慶ー mirror ( 2 ) 85 UN Ⅸマルチメディア事始め・・・・・・下條真司 AV 関係のプロトコル ( 3 ) 90 NET WORTH ・ " " ・ M. steven Baker アドレスとドメイン名 95 倉敷芸術科学大学のネットワーク構築 " ・・ " 小林和真 インターネットを利用した試験 Daemons & Dragons ・・・・••Dinah McNutt and WiIIiam LeFebvre 100 トラブル・シューティングの方法論 FreeBSD ノート " ・・・・浜田直樹 1 15 FreeBSD の SMP 対応 プログラマー入門・・・・・・荒井美千子 122 Microsoft の Web 技術 表紙・目次デザク・園部真美 ( AUDREYTHE DESIGN) 0
おうちでらんランし AN 第 5 回 図 10 ネットワーク構成 monkey 君の オフィス LAN 163 .221.100.10 163.221.100.11 ( 仮 ) PPP クライアント 匚コ←ー applepc 192.168.1.2 ・・おうちの LAN ・・ NAT C)% 念 図 11 ほう、 umpc からね・・ applepc umpc ロ : まかせとき ! その 代わり、俺が送っ たことにするで ! 叩 pse Ⅳに送って ! ・ . プライベート・ネットワーク・・ NAT の詳細については RFC などに譲るとして、 mon- ーは 192.168.1.2 という IP アドレスに対して返事を送 key 君のおうちを例にとって大雑把に説明すると図 11 の る術を知らないので、正しく通信することができません。 ようになります。 これに対し、 PPP クライアントである umpc で NAT applepc が会社の PPP サーノヾーに対してアクセスす の機能を使うと、以下に示す手順に従って、 PPP サーバ る場合、 umpc がゲートウェイとなって IP バケットを ーと applepc とのあいだで通信カそきるようになります。 中継します。バケットは PPP サーバーまで届くものの、 NAT を使わなけ川まバケットの送信者は applepc ( 192. 1. applepc から PPP サーバー宛のバケットが umpc に 168.1.2 ) のままです。バケットを受け取った PPP サー 届く。 33 UNIX MAGAZINE 1997.9
136 145 54 dy 入門・・・・・・上原哲太郎 電子メール爆撃と SPAM に対抗する方法・・・・・・市原卓、白崎博生 SoIaris for X86 UN Ⅸへの招待・・・・・・坂本文 dy で自分の WWW ページを作ろう ( 2 ) News & Notice News ・・・・・・ 1 CoIumn ワークステーションのおと・・・・・・坂下秀 103 AUTONOMOUS ZONE ・・・・・・粉川哲夫 130 Ne News 便り・・・・・・みるく 107 NEWS from jus " " ・・法林浩之 1 13 BooksheIf 1 14 CaIendar•・ UNIX MAGA 刀 NE セミナーのお知らせ 53 UNIX MAGAZINE 0 [. 12 # 9 1997 年 9 月号 ( 通巻 131 号 ) 1997 年 9 月 1 日発行 印刷 / 東京書籍印刷株式会社 Printed in Japan 禁転載◎ 1997 ASCII Corporation 1079709 ・出版総務統轄部長 / 別所聖ー・製作購買担当 / 稲垣勢津子 ・出版営業統轄部長 / 西澤幹雄・出版営業担当 / 三田秀雄井上大介津吹玲・出版広告担当 / 波平光速樋口尚子 ・編集 / 川崎通紀岸竜次宮崎秀治久保田考田代真理石川耕嗣長谷川光広 発行人 / 橋本孝久・編集長 / 大久保讓治・ Editor ' s Network Address: unixmag@ascii.co.jp 発行所・株式会社アスキー〒 151-24 東京都渋谷区代々木 4-33-10 電話 03-5351-8111 振替東京 4-161144 Materialfrom UNIX REVIEW in this issue is published in cooperation with Miller Freeman,lnc. ,U. S. A. 1996 , 1997 AII rights reserved.
電子メール爆撃と SPAM 図 6 my-company ・ co. jp のメールサー / ヾー インターネット my-company ・ CO•JP 社内のネットワーク 192.168.1.0 / 24 送られたメールか受信できます。 以ー E の 2 つのルールにあてはまらないメールは、 ト外から送られたサイト外宛のメール " であり、 受信は拒否します。 これらの 、、サイ UNIX MAGAZINE 1997.9 と主します。 friendly-company ・ co ・」 p my¯company ・ co ・」 P は、 MX を引き受けている場合、 /etc/RelayTo ファイルに このメーノレサーノヾーが friendly-company ・ co ・ jp の と書けばいいでしよう。 my-company ・ CO ・ JP と書き、 /etc/ReIayTo ファイルには、 192. 168. 1 . 127.0.0. 1 このとき、 /etc/LocalIP ファイルには、 ( 192.168.1.0 / 24 ) を用いているとします。 おり、内部ネットワークにはフライベート・アドレス ーバーが、図 6 のようにインターネットに接続されて たとえは、 my-company ・ co. jp ドメインのメールサ SC 翡 たのしい IJN Ⅸ IJN Ⅸへの招待 坂本文著本体 L845 円 LJNIX をっと″たのしく学べる入門書 QJNIX MAGAZINE 」連載当初から好評の QJNIX への招待」 を単行本化。 UN Ⅸの根底にある文化や流儀をまじえつつ再構成、 大幅加筆。ワークステーションの急速な普及によって UNIX の習 得が急務と言われ見在、まさに必言 ) 1 冊。 続・たのしい LJN Ⅸ シェルへの招待 坂本文著本体し 845 円 「 LJN Ⅸへの招待」単行本第 2 弾 シェルは UNIX の世界のいわば「裏方さん」。その動きや仕組みを 知れば、 UNIX がいっそう楽しく、便利に使えるようになる。本書は、ひ ろく使われている C シェルを中心に、シェルの使い方から仕組みまて、 を分かりやすく解譓前巻とともに入門者必携の 1 冊。 ハッピー・ネットワーキング 新入生のためのインターネット入門 山本和彦著本体し 456 円 豊富な実例で学ぶインターネット 世界各地の二百数 - 万台ものコンヒ。ュータを結ぶ巨大なネットワー ク、インターネット。利用て、きる工竟にありながら使い方が分からずに 躊躇している人たちを対象に、 UNIX 上の Emacs を使ったメール やニュースの読み書き、ファイル市幻医の仕組みなど 文書タ里システム ラ・テック レスト・ランポート著、エドガー・クック、倉沢良一監訳、大 , 台、小暮博道、藤浦はる美訳本体 2 川 8 円 使いやすさと豊富な機能を備えたマクロ・バッケージ X は、もっとも進歩した組版システムといわれるユ X の実用性 をさらに高め、使いやすくしたマクロ・パッケージ。これを利用すれば、 複ょ数式すらユーザー自身の手て、自在にレイアウトて、きる。開発 者の手による角犇見書の決定版。 S IJ N システム管理 下山智明、城谷洋司共著本体 6 ′ 796 円 SunOS 4 ココ (SPARC system 、 Sun3) 文寸応 TFS 、 RFS の機能のほか、マニュアルて、は見つけにくい dump 時 のパラメータやテープの頁、オートマウントの設定を詳説。さらに システムにトラブルが生じた際の対処方法、メモリ UNIX やミニル ートの使い方など、システム管理に必要な報を満 , Life with UNIX IJN ー X を愛するすべての人に ドン・ライプ、サンディ・レスラ共著、坂本文監訳、福夋博訳本体 2. 引 3 円 だれも知らなかった IJNIX の魅力の世界 UNIX の歴史的背景や社会動向とともに、 UNIX の技術面や市場 面、今後の展望などを幅広く解説。また UNIX 人名辞典、アングラ 情報、名言などの貴重なデータや一風変わった情報を満載、 UNIX ューザーに新しいネ f を提供する好言勿。 ルート 「 00t から / へのメッセージ 高野豊著本体し 553 円 人とコンビュータを観察するスーバーユーサーの目 日本に UNIX が導入されたばかりの頃、管理者を任された著者の 悪戦苦闘の経験をつづる。著者が、今日まて、めぐりあったさまざまな 工ヒ。ソードを紹介。夋に富む告白談と、飽くなき探求心の物語は、シ ステム管理者に限らず多くのユーザーの共感刎平ぶだろう。 ※表示価格には消費税は含まれません。 〒 15 ト 24 東京都渋谷区代々木 4-33-10 株式会社アスキー出版営業部電話 ( 03 ) 535 ト田 94 ルート 株式会社アスキー 59
ASCII たのしい LJN Ⅸ IJN ー X への招待 坂本文著本体 L845 円 IJN Ⅸをつどたのしくる入門書 たい曜 X QJNIX MAGAZINE 」連載当初から好評 0 への物 の「 UNIX への招待」を単行本化。 UNIX の根底にある文化や流儀をまじえつつ再構成、 大幅加筆。ワークステーションの急な普及に よって UNIX の習得が急務と言われる現在、 まさに必言 ) 1 冊。 続・たのしい LJN Ⅸ シェルへの招待 坂本文著本体し 845 円 rLJN Ⅸへの招待」単行本化第 2 弾 をたし山 NI 光 シェルは UNIX の世界のいわば「裏方さん」。 ・第いの宿を一箜 その動きや仕組みを知れば、 UNIX がいっそ う楽しく、便利に使えるようになる。本書は、ひろく 使われている C シェルを中心に、シェルの使 い方から仕組みまて、を分かりやすく解前巻と ともに入門者必孑 ) 1 冊。 Life with LJNIX LJ N ー X を愛するすべての人に ドン・ライフ : サンディ・レスラ共著、坂本文讎尺、ネ副夋博訳本体 2 , 引 3 円 だれも知らオ功、った LJN Ⅸの魅力の世界 ーをま壟朝庇 Lifc with !.JNX UNIX の歴史的背景や社会動向とともに、 UNIX の技術面や市場面、今後の展望などを 幅広く解説。また UNIX 人名辞典、アングラ 情報、名言などの貴重なデータや一風変わっ た情報を満載、 UNIX ューザーに新しい視野 を提供する好言勿。 文書処理システム X ーク レスト・ランポート著、エドガー・クック、倉沢良一監訳、大治、小暮博道、藤浦はる美訳本体 2 川 3 円 使いやすさと豊富な機能を備えたマクロ・バッケージ い X は、もっとも進歩した組版システムといわ れる TEX の実用性をさらに高め、使いやすくし たマクロ・パッケージ。これを利用すれば、複 Ⅳょ数式すらユーザー自身の手て、自在にレイ アウトて、きる。開発者の手による解説書の決定 版。 ルート 写真 1 SGI の 02 たほうがいいのかもしれない。 SGI が 1996 年に発表した 02 ( 写真 1 ) は、まさにそ ういう発想で作られたようだ。というよりも、それまでの IRLX の基本コンセプトを one to one という発想て捉え 返したところに作られたのが 02 だといったほうがいいだ ろう。その特徴は、たしかに徹底した <one to one 〉性、 つまりは自己糸目織生 / 自己参照性である。 自己組織性 / 自己参照性というのは、もともとは Hum ー berto R. Maturana と Francisco J. Varela が「オー トボイエーシス」 (Autopoiesis) という言葉で表現したよ うに [ 1 ] 、分子生物判勺な生体の基本生格であり、コンピ ータはそれをきわめて不十分な仕方で真似ることができ るにすぎない。しかし、すくなくともコンピュータがそれ を意識するということは、それだけこれまでの「計算機」 = コンピュータという図式から成熟したことを未する。 こでちょっと細かな点に触れておくと、かっ ただし、 て Martin Heidegger が「近代の理生は、、計算的理匪・ である」と述べた事実を踏まえるならば、近 fU ユ後は、、計 算 " という概念自体が拡張されてしまっているのだから、 本 = 「計算」体といってもかまわないかもしれない。し かし、一ヨ殳の人がコンピュータを「言算機」という場合 は、形式論理的な演算をおこなう機械という未合いか強 い。したがって、コンピュータを自己組織化 / 参照の装置 として捉える見方は、、計算 " 機としてしカ齪えないのに くらべて優れていると考えるべきであろう。 0 ーインターバーソナル・コンビュータ コンピュータを onetoone のメディアとして捉える方 向を最初にはっきり打ち出したのは、 Steve Jobs だろう。 1990 年にリリースされた NeXTSTEP 2.0 に入ってい ルート 「 00t から / へのメッセージ 高野豊著本体し 553 円 人とコンビュータを観察するスーバーユーサーの目 日本に UNIX が導入されたばかりの頃、突然 管理者を任された著者の悪戦苦闘の経験をつ づる。著者が、今日まて、めぐりあったさまざまな 工ヒ。ソードを紹介。示唆に富む告白談と、飽くな き探求心の吾は、システム管理者に限らず多く のユーザーの共感平ぶだろう。 ※表示価格には消費税は含まれません。 〒 15 ト 24 東京都渋谷区代々木 4-33 ヨ 0 株式会社アスキー出版営業部電話 ( 03 ) 5 ト 8194 い ( か : いへのメッヤ 株式会社アスキー 133 UNIX MAGAZINE 1997.9
連載旧 dy 入門ー⑩ 図 13 3D コンテナ 0 作 カ他 モ 皿し 00 ズ ル ルロ◇ロイ〔〕 00 ・ ャ の モ オ 0 ◇◇イ 000 3 ス ッ 0 ▽人 - 断 朝 0 ・ 質ク ~ 材テ 面 トイ シ荒断 図 作 : = 第まよ町 図 14 3D テキストのアイコン 図 15 3D テキストの入力 土印の を左クリックして、大きなウインドウ上の適当なところで 左クリックしてください。すると図 13 のように、クリッ クした位置の描画領域に新しい 3 次元空間 ()D コンテナ ) か現れます。 3D ギズモの右下には、立方体や求円筒、円鏃管や 曲板といったさまざまな部品カんでいます。それらを左 クリックして 3D コンテナ内で適当にドラッグすれは、そ の廾刻大の撕本を置くことができます。ここでは、使い方が 簡単な立体文字 ()D テキスト ) を描いてみましよう。 ます、 3D ギズモの右下の、 L の形をしたアイコン ( 図 のように 3 0 己での見え方か計算されて ( つまり、レンダ 14 ) を左クリックします。そして、 3D コンテナ内の適当 リングされて ) 表示されます。 な場所で左クリックするとカーソルか現れるので、文字を 面の色や材質は、 3D ギズモの左 E の球を選んで決めま 入力します ( 図 15 ) 。日本語も Netscape Navigator と同 す。材質は 25 個表示されていますが、、、材質 " と書かれ じ要領で入力できますが、日本語の 3D テキストは Show- た部分のすぐ右側のボタン ( 最初は [ トロピカル ] になって case ではうまく VRML ファイルにならないので使わな います ) を押せは、ほかのパターンも選べます。その下に ある、、テクスチャ " と書かれたラジオボタンお尺すると、 いでください。 文字の表面に画像を貼り込めます ( 図 17 ) 。これもいに、 入力されたばかりの文字は、枠だけ ( ワイヤフレーム ) その右側にある ( 最初は [ その他 ] になっている ) ボタンを が表示されています。入力か終ったら 3D ギズモで 3D 押すとほかの画像を選べます。実際の見え方は、その材質 テキスト以外のアイコンを適当にクリックすれば、図 16 142 UNIX MAGAZINE 1997.9
UNIX マルチメディア事始め 下條真司 AV 関係のプロトコル RTP ( 3 ) 時間的なスケーラビリティ はじめに 則回、リアルタイム転送プロトコル RTP について、 、、 UDP で送っているかぎりネットワークの混雑は避けら れない " と述べました。したがって、 UDP で AV 転送 をおこなう場合は、ネットワークの混雑の度合いに応し て送信側で送り出央像の品質を低めたり高めたりするこ とで、ネットワークで使う帯域を増減しなけれはなりま せん。 UNIX MAGAZINE 1997.9 わってもうまく収まってしまうようなものでしようか。 1 よくイ叫 ) れる用語てすが、適当な日 : 脣蕋尺がありません。切大きさか変 秒間に 30 枚の静止画で構成されます。この場合、 1 秒澗 1 つは時間的な軸です。たとえは TV では、映像は 1 映像の品質は、 2 つの軸で表せます。 するとはどういうことなのでしようか。 ところで、アプリケーションの品質を高めたり低めたり を変化させる機能か求められます。 は、なんらかの調整によって使用するネットワークの帯域 域は重加勺に変化します。したがって、アプリケーションに ンターネットでは、あるアプリケーションか利用できる帯 アの、、スケーラビリティ (scalability)l" と呼びます。イ メディアの品質を高めたり低めたりすることを、メディ スケーラビリティ 像の場合を中心に進めます。 が大きく変わることはありません。そこで、以下の話は央 きたとしても、音声の伝送に使用するネットワークの或 明します。ただし、音声の品質の各は難しく、たとえで 今回は、このような映像や音声の品質の調整について説 図 1 図 2 30 枚 / 秒 時間 15 枚 / 秒 空間的スケーラビリティ (lena image を JPEG で灯第 ) 中純に角省象度を減らしただけでは画直カ岻下してしまう 85 AV 中幻医では、前者を時間的スケーラピリティ、後者を 粗くなってしまいます ( 図 2 ) 。 し、なんの処理も施さすに解像度を減らしていくと画質が もなって、処理量や必要な帯域は減っていきます。しか な情報量は 1 / 4 、 1 / 16 ・・・・・・と減っていきます。それにと のまた半分の 160 x 100 と小さくすればするはど、必要 て表現するか、それとも半分の 320 x 200 、あるいはそ かりやすい例は、画面の解像度です。映像を 640 x 400 もう 1 つは空間的な ( 画面の品質 ) 軸です。もっとも分 か ) 処理量やネットワークの或を減らせます ( 図 1)0 に表示する枚数を減らせば、 ( 動きはぎこちなくなります
EDOC (Tel + 61-7-3365-4310 / E-mail: edoc-info@dstc.edu/au) LISA 27 California, San Diego USENIX Conference ()ffice (Fax + 1-714-588-9706 / E-maiI: conference@usenix.org/ Conference Committee (http://www.ueda.info. waseda. ac.j p/asian97/) ~ 17 インターネットコンファレンス 27 神奈川横浜市みなとみらいパシフィコ横浜国際会 議場 日本 UNIX ユーザ会 (Fax 03-3356-1094 / E-maiI: conf97@j us. or. j p) 26 3 novemb Japan WorId Wide Web Conference 27 神奈川横浜市みなとみらいパシフィコ横浜国際会 議場 日本インターネット協会 (Tel 03-5269-9454 / E-mail: w3conf-japan@iaj.or.jp) GLOBECOM 27 Arizona, Phoenix Civic Plaza A G Communication Systems (Tel + 1-602-581-4297 / E-mail: globe C0m97@agcs.com/ http:〃globecom97.agcs.com/) COM JAPAN 1997 東京江東区有明東京ビッグサイト COM JAPAN 事務局 (Tel 03-5405-7356 / http://www.jeida.or.jp/event/newcom.html) lntranet lmplementation Conference Washington, D. C. The EscaI lnstitute (Tel 十 1-719-599-4303 / E-mail: intranet@clark.net) 1998 january 4 ~ 29 7th USENIX Security Symposium Texas, San Antonio USENIX Conference ()ffice (Fax + 1-714-588-9706 / E-mail: conference@usenix.org/ march ・ december New Network TechnoIogies Sympo- stum Utah, SaIt Lake City USENIX Conference ()ffice (Fax + 1-714-58 & 9706 / E-mail: conference@usenix.org/ Workshop on lnternet TechnoIogies & Systems CaIifornia, Monterey, Marriot Hotel USENIX Conference Office (Fax 十 1-714-588-9706 / E-mail: conferen C e@usenix.org/ 40th IETF Meeting Washington, D ℃ . IETF Secretariat (Tel + 1-703-620-8990 / Fax + 1-703 -75 & 5913/E-mail: ietf-info@ietf.org/ ASIAN '97—Asian Computing Science Conference Nepal, Kathmandu june USENIX AnnuaI TechnicaI Conference Louisiana, 、・ e ′ - ()rleans USENIX Conference Office (Fax + 1-714-588-9706 / E-maiI: conference@usenix.org/ 11 UNIX MAGAZINE 1997.9