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検索対象: UNIX MAGAZINE 1998年5月号
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1. UNIX MAGAZINE 1998年5月号

・ ookshelf 『 FreeBSD サーバー構築入門 DOS/V 版 獅 % BS サーバー構入門ド トッブマネジメントービス・・ 『 Windows NT/HP-UX システ ム管理ガイド』 あなたの DOS Ⅳ第か簡第にサーバーになる ! ィー Wind0WS / HP-UX システム管理ガイド 00 ・ Marty Poniatowski 著 ・トッブマネジメントサービス編 ・林秀幸監訳・奥田司郎、望月康司訳 ・ローカス ・プレンティスホール出版 ・ B5 判変型、 447 ページ ・ B5 判変型、 528 ページ ・ 3 , 600 円 ・ 4 , 400 円 ・ 1998 年 4 月 11 日 ・ 1998 年 2 月 25 日 FreeBSD の概要 (1 章 ) 、インストールの手順と基 インストール、ファイルシステムの構成と管 本操作 ( 2 ~ 3 章 ) 、 samba 、 netatalk によるファイル 理、パフォーマンス、ユーザー管理、セキュリ サーバーおよびプリンタサーバーの構築 ( 4 章 ) 、 ティ、バックアップ、ネットワークなどについて、 ネットワークに関する基礎知識、設計と運用 ( 5 ~ それぞれのシステムごとに章を設けて説明してい 6 章 ) に分かれる。 Windows 95/Macintosh クライア るほか、 WindowsNT と HP - UX システムの接続と ントのサーバーマシンとしての利用を前提として 相互運用についてもとりあげている。各システム いる。プート FD と必要なファイルをすべて収録 の日本語環境に関する章や情報を追加。 Wind 。 ws した CD-ROM を添付。同一構成の PC98 版もある。 NT4. x と HP-UX 10. x をおもに使用。 『論理回路と計算機ハードウェア』 ラ論理回路と 計第機ハードア ~ 挈を田を - を 『し inux サーバー構築入門』 あなたの 00S ′ V 物が簡第にサーバーになる ! ・第嘯 サーバー構入門 ・トッブマネジメントサービス編 ・原田豊著 ・丸善 ・ B5 判変型、 447 ページ ・ A5 判、 200 ページ ・ 3 , 600 円 ・ 2 , 900 円 ・ 1998 年 4 月 11 日 ・ 1998 年 2 月 28 日 論理回路の基礎とその概念、各種の論理演算回 Windows 95/Macintosh クライアントのサーバー マシンとしての利用を前提に、 1 章で Linux の概 路、パルス信号の特徴と伝送、トランジスタ回路 要について述べ、 2 ~ 3 章でインストールの手順 としての論理回路、計算機の構造、アセンプラ言 と基本操作、 4 章で samba 、 netatalk によるファイ 語、各種の計算機技術 ( メモリの階層構造、仮想 ルサーバーおよびプリンタサーバーの構築を解説 メモリ、パイプライン、 RISC ) について解説して している。 5 ~ 6 章ではネットワークに関する基 いる。具体例や実例を示す実践的な記述に重点を 礎知識、設計と運用をとりあげている 0SIackware おき、図版を多用した構成となっている。 3.4.0 などを収録した CD - ROM を添付。 141 UNIX MAGAZINE 1998.5

2. UNIX MAGAZINE 1998年5月号

連載 / プログラマー入門ー⑩ 表 1 Application オプジェクトの直下にあるオプジェクト オプジェクト Documents Windows Selection CommandB ars Browser Di alogs Assistant MailMessage FileSearch List Galleries Options AutoCorrect RecentFiles Templates FileConverters AddIns Aut0Captions CaptionLabels M ailingLabel SpellingS uggest ions VBE Tasks System KeyBindings KeysBoundTo Languages FontNames DiCt ionanes SynonymInfo 説明 開いているすべての文書の集合 すべてのウインドウの集合 〕尺範用を表すオプジェクト Visual Basic for Applications に含まれるすべてのオプジェクトを含むオプジェクト 実行中のすべてのタスクの集合 画面の解像度などの言 t に関する情報 ューサーが定したキーバインドの集合 コマンド、スタイル、マクロなどに割り当てられたキーバインドの集合 「 1 0 「ヨ卩ロ 三・衄は、文校 iE " 機能などか参照する 謡韶 ) 集 / 、 利用可能なフォント名の集合 ューサー辞書の集合 指定した文字列の類義語、反義語、勵亜用語などに関する 1 帯に 指定された単言韶 ) スペルミスに対する修正候補の集合 ハガキなどの宛名ラベルの作成を麪爰する、宛名ラベル " 機能 利用 - 可能な図表番号のラベルの集合 挿入した図や表に自重加勺に付けられる番号の集合 Word て利用可能なアドインの集合 ファイル形式を変換するファイル・コンバータの集合 利用可能なすべてのテンプレートの集合 山も丘使ったファイルの集合 、ツール ( 工 ) " →、オートコレクト (A)" メニューの機能を : 矩見するオプジェクト 、オプション " ダイアログ・ポックスの機能を実見するオプジェクト 、箇条書きと段落番号 " ダイアログ・ポックスの機能を寒見するオプジェクト 、ファイルを開く " ダイアログ・ポックスの機能を寒見するオプジェクト イ乍成中の Word Mail メッセージ Office アシスタント ( 親切なイルカやクリッフ。が使い方を説明してくれる機育 Word の糸Ⅲ囚みダイアログ・ポックスの集合 文書ウインドウの垂直スクローノレヾーの下にある 3 つのボタン。カーソル移動利用する ツーノレヾーなどのコマンドノヾーの集合 コレクションは、通常は同い頁のオプジェクトから構 成されていますが、異なった不頁のオプジェクトて構成し てもかまいません。なお、コレクションは Documents コ レクションのように、英語圏の律義さを反映して複杉の コレクションは集合を扱うために、以下のプロバティと ついて触れておきましよう。 ブオプジェクトに言及する前に、コレクションの扱い方に Word の世界のあちこちに登場します。 Document のサ Documents コレクション以外にも、コレクションは コレクション 名称になっています。 150 ・ ltem メソッド ・ Count フ。ロノヾティ メソッドをもちます。 ・ Add メソッド ・ Remove メソッド Count プロバティは、コレクションに含まれる要素の 数をイ尉寺しています。 ltem メソッドは、コレクションに含まれる要素を返し ます。コレクションのれ番目の要素を取得するもっとも 簡単なガ去は、 co ″ ec 0 れ . ltem(n) です。 ltem を省略して、 co ″ ec 0 れ ( れ ) とすることもできます。 Add と Remove は、コレクションへの要素の追加ま たは削除のためのメソッドです。 UNIX MAGAZINE 1998.5

3. UNIX MAGAZINE 1998年5月号

れを受け取り、送信すべきバケットがあるときにはこれを NIC に渡すという重川乍である。 実際のドライバには NIC の検出と匆期イ工ラー日 ) 復旧、送受したバケットの数やエラーの糸 t などの雑多な 処理が含まれている。 CPU から NIC を制御するには、 I/O 空間に割り付け られているデバイスのレジスタ (I/O レジスタ ) にアクセ スする。 NIC によって固から数一日固のレジスタがある。 具イ勺な去は NIC の不鶤頁に大きく依存するので、回を あらためて詳しく紹介することにしたい。 ドライバと NIC のあいだでバケットをやりとりする方 法としては、 PC 互換機の場合、 1. プログラム I/O (PIO) 方式 2. 共有メモリ方式 3 ノヾスマスター DMA (Direct Memory Access) 方式 などがある。それぞオ・しの貿致を簡単にまとめておこう。 なお、ほかにスレープ DMA と呼ばれる方式もある。 3C501 などの歴史的な NIC で利用されていたが、転 度カ嗹くシステムに大きな負荷がかかるため、現在ではは とんど利用されていない。 PIO 方式 CPU が I/O レジスタに対して連続的にデータを読み 書きすることでデータを交換する方式で、 NE2000 など の ISA カードを中心に用いられている。 CPU から I/O レジスタへのアクセスは、 CPU から 主記憶へのアクセスにくらべて時間がかかる。 Pentium などの高速なシステムでは、普通の Ethernet の場合は CPU の負担か : 下・大きい程度で、 NIC によっては Eth- ernet の性能を十分活かすことができる。しかし、 Fast Ethernet の場合はネットワークの速度に転選度が追い つかないため、本来窈生能を囎軍することかできない。 メモリ方式 通常の I/O レジスタのほかに、デバイスがメモリ空間 上に領域を石何呆して、 CPU と交にデータを読み書きす ることによりデータを交換する方式で、 WD8013 などの ISA カードを中心に用いられている。 PIO カ試にくらべると CPU の占有率は低い ( ただし、 Fast Ethernet では十分とはいえない ) 。 486 などのそれ 連載 /FreeBSD ノートーの UNIX MAGAZINE 1998.5 ほど速くないシステムでも Ethernet の性能を十分多替軍で きるので、数年前までは重宝していた。ただし、 PC では アーキテクチャの都合で設定か難しいこともあって、あま りひろくは用いられなかったようである。 パスマスター DMA 方式 NIC が主記憶にアクセスする機構をもち、直接主記憶 とデータを交換する方式で、 DEC 21040 を使った PCI カードなどを中心に用いられている。バス側の調停機能 を利用するため、この方式に対応したバス (PCI バスや EISA バス、 Card バスなど ) 上の NIC でしか利用でき データは CPU を経由しないため、 CPU の負担は軽 い。 PC では上如鱇万しい方式なので、期のマザーポー ドや NIC ではさまざまなトラブルカ斗に告されている。そ のため、 FreeBSD ではバスマスター DMA 方式に対応 している NIC でも、上如勺安全な PIO などの方式で動 作させているドライバもある。 マシンの賍管理 FreeBSD にかぎらす、 UNIX は各種のサーバー用とし て ( しはしは無人で ) 連続運転することが多い。こういっ たマシンか突然ハンクプップしたり、勝手にリプートする とサーピスに翅章が生してしまう。トラブルを減らすため には、ソフトウェア的にしつかりした OS を使うのはも ちろん、ハードウェアにも気を配る必要がある。 ノートマシンの場合は残念ながらユーザーが工夫する余 地はあまりない。しかし、メーカー製のマシンをそのまま 利用する場合でもメンテナンスは必喫である。描丘ではご く一勺となった、部品を集めてデスクトップのマシンを 組み立てたり、既存のマシンの部品を交換して利用するよ うな場合にはさまざまな注意を払う必要カ咄てくる。 もっとも基本的な注意点として、今回はマシンの温度管 理について考えることにしよう。 PC か高速化するにつ量はますます大きくなっ ている。とくに CPU はクロック数が高いはど消費電力 が大きく、したがって発熱量も多い。去斤の CPU は技 術の進歩により以前はど電力を消費しなくなっているとは いえ、冷却装置は必頭である。さらに CPU 以タ ) マザー ポードの部品やハードディスク、電源など、マシン中には 117

4. UNIX MAGAZINE 1998年5月号

第 3 回インターネット災害訓練 ました。ネットニュース・システムによる酉当では、 IAA 情報を DES 方式で暗号化して、プライバシーのイ描を図 りました。 また、各サイトで実際に IAA 情報を蓄積するデータベ ース・システムには 2 不頁のシステムを利用しました。 WISHBONE 訓係東 WISHBONE 訓練では、 WIDE バックポーンか被災 して稼動しなくなった場合を想定し、通信衛星回線を利用 したバックポーンのバックアップをおこないました。具 イ勺には、実際に運用状態にある WIDE バックポーンの 京都 NOC か被災したと仮定し、一一判勺に京都のリンクを 切断しました。 OSPF (Open Shortest Path Fast) の バーチャルバスという樹冓を利用して、落ちたリンクを自 重加勺に衛星を使ったバックアップ・リンクに割り振るよ うにしました ( 図 1 ) 。バックアップ回線は、安定してから 約 2 時間運用したあと、予定どおりもとの状態に復帰しま 結果 128 うため、高性能なコンピュータを導入したり、同一のサー の言を見直しました。コンピュータの処理能力不足を補 第 2 回訓練では、第 1 回の反省をもとに IAA システム 第 2 回インターネット災害訓練が実施されました。 第 1 回の反省点や教訓を踏まえ、 1997 年 1 月 17 日に 第 2 回インターネット災害訓練 不足により、入力系の処理に大きな遅延が生してしまいま また、システムを構成するコンピュータの処理能力の あり、 IAA オペレータに大きな負担がかかりました。 練では、私たちが予想した以に自動変換できない入力が ランティアによって手動で修正、変換されます。この訓 自動変換できない情報は、 IAA オペレータと呼ばれるポ IAA システム内部でイ尉寺する形式に自動変換されます。 という問題か挙げられました。入力された IAA 情報は、 その 1 つに、システム運用に必要な人的負担が大きい くの題が明らかになりました。 ざまなコメントや、 IAA システムの運用を通じて、数多 人にのは、りました。そして多くの方々からをられたさま 第 1 回訓練では、訓練参加者が 2 日間で延べ約 6 , 000 図 1 衛星リンクによる、Ⅵ TID パックポーン・パッチの様子 京都 九州大学 広島市大 NAIST JAIST SFC 東京 ただし、提供される資源 ( コンピュータの数や処理能力 ) は、 IAA サイトごとに異なります。そこで、サービスの 数をするとともに、ユーサーからのアクセスも資源に 応じて振り分けるようにしました。 ューザーからのアクセスの振分けは、 DNS の A レコー ドと CNAME レコードのエントリを複当して実現し ました。しかし、 CNAME レコードか訓練参加者の組織 の DNS サーバーにキャッシュされたために、キャッシュ 内容力甘旨すサーバーにアクセスが集中してしまい、一 f ・分に 機能させることができませんでした。 インターネット・カー 第 1 回の訓練の際に、多くの参加者から「被害によって 既存の電力や通信手段か利用不可能となった被災地から、 IAA システムにアクセスするにはどうするのか」といっ た質間か寄せられました。この問題を鮹夬するために、第 2 回訓練では、訓練の共催者である NTT の移重垢算機環 境搭載車 ( インターネット・カー ) を利用しました。 インターネット・カーは、インターネットにおけるク ピスをおこなうコンピュータの数を増やしたサイトを構築 しました。 IAA サイトも、第 1 回の 4 サイトから次の 6 サイトに増やしました。 東京テレポートセンター 東京工科大学 ・北陸先端科 : 判支術大完大学 (JAIST) ・奈良先立斗 ! 物支術大完大学 (NAIST) ・从は DE 京都 NOC ・ル、 N 大学 UNIX MAGAZINE 1998.5

5. UNIX MAGAZINE 1998年5月号

IDL [ は料学技術データなどの解析やビジュア ライズにおける標準ソフトウェアです。 c 、 Fortran ライクな構造を持つ IDL 言語を利用してのインタラクティブなテータ解析、 多彩なビジュアライズ機能からオブジェクト・オリエンテッドなアプリケーション開発環境 を提供します。ユーサにプログラミングの専門的知識を要求することなく、 C 、 Fortran と比べてアプリケーション作成の為の作業時間を飛躍的に削減することが出来ます。 以ト′にヘ当、一い W ⅱ爺臧 0 s Macintosh データ解析ビジュアライゼーションソフトウェア ◆プロット、等高線、ヒストグラムから、 3D サーフェース、 ポリュームレンダリングまで多彩な 2D , 3D 表示機能 ◆ Open GL 対応 ◆柔軟なデータレ 0 テータ構造 ( sca r , vector, array) ASC Ⅳバイナリ、各種画像フォーマット、科学技術フォーマット等 ◆豊富なテータ解析機能として、数多くの画像処理、 信号データ処理、統計、解析機能等を装備 ◆アニメーション機能 ◆マッピング機能 ◆クロスプラットフォーム環境でのでソース互換性を持ち共通な 開発環境を提供 ◆ C, FORTRAN とのリンク ( Call External, Callable IDL) ◆オブジェクトオリエンテッドの属性としては C + + ライクなクラスによ るカプセル化、継承、ポリモーフィズムをサポートしていて、アプリ ケーションテべロッパーに一貫したプログラムデザインを可能 とする環境を提供します。 ODBC によるテータベースアクセス (OracIesInformix 、 Sybase 、 SQL ServerxIngress 、 ExceIN Access) 主な特徴 イメージ、コンタ、サーフェスの立体表示 ( 衛星テータを利用 ) 主な ・蒋斗学 ・宇斗学 ・エンシニアリング・アナリシス ・言リ・テータ皿 ・医用画 ・クロスプラットフォーム・アプリ ケーション一ツール 4000 2000 、 00 新曰 、 V 睚一都第 イ ; お第 0 ・ト誠 : 5 ◆データベースアクセス機能 W ーは一し 5 信号処理 ( 時間 - 周波数分布 ) [ 言語を知らなくてもマウスで 簡単に利用できます。 ~ ・一暠、團鄧冒きヨ舅ロ第・ IDL lnsight 当曳ー要ロロ ノンプログラミング G アプリケーション IDL sight DL 言語べースで作成された G アプリケーションです。 IDL lnsight は 旧 L が持つデータ解析、可視化機能を、ユーサフレンドリーなマウス、ボタン操作によっ てノンプログラミング環境で利用することが出来ます。その結果、多彩なテータタイプ のインブット / アウトブット、データタイプの管理、インタラクティブな解析、可視化機能 を旧 L 言語を習得することなく利用できます。 ※製品の仕様は予告なしに変更することがあります。 *IDL は Research Systems 社の登録商標です。※その他の会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。 ■開発元 Research Systems, lnc. ・販売元 E-mail: idlsales@adamnet.co.jp U R L : www.adamnet.co.jp/ アタムネット株式会社 本社 〒 113 東京都文京区湯島 2-31-27 湯島台ビル TEL : 03- 02-2253 FAX : 03- 02-22 四 FAX : 06-445- 72 〒 5 大阪市西区江戸堀 1 -10-2 肥後橋ニッタイビル TEL : 06-445-6991 大阪事務所 〒 4 -91 名古屋市中村区名駅南 1 -16-21 名古屋三井物産ビル 4F TEL : 052- 6-528 名古屋事務所 FAX : 052-586-7735 営業本部コンピュータソリューション営業部 〒 812 福岡市博多区千代 1 -17-1 パピョン 21 福岡事務所 FAX : 2-633-2715 TEL : 092-633-2711 資料請求 No. 036 [ 応 1 日饕 0 、ま人 0 物・ ) しを、新 」司面 1 料ロ こみ厖 いを物

6. UNIX MAGAZINE 1998年5月号

DAEM 〇 NS & DRAG 〇 NS 旧 D P •William LeFebvre 0 IRDPI がシステム管理に便利なツールであることは あまり知られていない。これを使えば、各ホストでデフ ォルト経路の設定をしなくてもすむようになる。 IRDP は、、標準化への提唱 (Proposed Standard)" として RFC1256 で定義されている。 IRDP の唯一の機能は、 ルータの ( 複数の ) IP アドレスを LAN に対して通知す ること (advertisement) である。正しく設定されたホ ストでは、これらのアドレスを経路テープルのデフォル ト経路として利用することができる。 IRDP に対応する既存の UNIX では、これは、、ⅲ . rdisc" あるいは、、 rdisc " という名則のデーモンとして実 現されている。 SoIaris の現行 / ヾージョンや HP-UX 、 IRIX などがこのデーモンを備えているが、他のべンダ ーでも同様のサポートをしているかもしれない。 UNIX システムでは、 man ⅲ . rdisc' あるいは man rdisc を実行するとマニュアルページを参照できるはすだ。ま た、 Cisco Systems の IOS (lnternetwork Operat- ing System) など、いくつかのルータ・ソフトウェアも IRDP に対応している。 IRDP の基礎 IRDP は、 RIP (Routing lnformation ProtocoI) や IGRP (lnterior Gateway Routing Protocol) のよ うな経路プロトコルではない。 IRDP は ICMP を拡張 したもので、ルータか有効なデフォルト経路を通知する ための仕組みを提供する。経路制御をしていないホスト で実行される IRDP のデーモンは、ホストの経路テー 1 ICMP (lnternet Control Message Protocol) Router Dis- covery Protocol の略村も UNIX MAGAZINE 1998.5 from UNIX REVIEW プル内のデフォルト経路だけを管理する。 router と、、 host" という 2 不重類のネ IRDP では、 ットワーク・デバイスが定義されている。 router がルー タのアドレスを通知し、 host がそれを利用する。 IRDP advertisement" と、 solicitation とい ではさらに、 う 2 つの拡張 ICMP メッセージも提供する。 router は、 一定の間隔をおいて advertisement メッセージを送る。 host は、 solicitation メッセージを送り、 router に対し てすぐに通知をおこなうように要求することができる。 advertisement メッセージには、ルータのアドレスが いくつ含まれていてもよい。各アドレスはそれぞれ優先 度の値をもっている。優先度は符号付きの 32 ピット値 である。 IRDP の host は、もっとも優先度が高い ( 場 合によっては複数の ) アドレスを利用する。 router には 優先度を設定するための仕組みがあるが、多くの場合、 デフォルト値は 0 である。 IRDP の router は、 RIP のように一定の間隔で ad- vertisement メッセージを送る。 IRDP による通知は、 あらかしめ定められた生存時間 (lifetime) だけ有効であ る点も、 RIP と同様である。生存時間内に新たな通知が なけれは、 host はルータのアドレスが無効になったと判 断して、対応するデフォルト経路を削除する。 RIP と異 なるのは、 IRDP は生存時間などのタイミングに関する 値を変更することができる点である。生存時間の値は、 IRDP の各 advertisement メッセージのヘッダに含ま れており、バケットに含まれるアドレスのすべてに適用 される。 host は、最新の通知によって生存時間として 指定された秒数だけ、ルータのアドレスを利用する。 2 訳注 : 「懇願」あるいは「誘導」という意 55

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図 3 できるかな ? ( その 2 ) pepper% telnet sugar Trying 192 .168.1.100. Connected tO sugar. raccoon. doubutsu. CO ・ JP Escape character iS Username : rascal Login Accepted ←ファイアウォール・ホストに接続 ←ューザー名を入力 ←パスワード (cube sugar) を入力 BSDI BSD/OS 2 . 1 (exp. raccoon. doubutsu. co ・ (p) (ttypO) Connected tO exp. raccoon. doubutsu. CO ・コ p Trying 192.168.255.2 port 23. tn—gw—> connect exp ← exp. raccoon. doubutsu. co. jp にログイン sugar. raccoon. doubutsu ・ co ・ jp telnet proxy (Version V2.0 ) ready: login : rascal Password : XXXXXXXX exp% exit logout Remote server has closed connection Connection closed by foreign host. pepper% UNIX MAGAZINE 1998.5 tn-gw の起動方法は、大きく分けて次の 2 通りです。 tn-gw の起動方ラ言聢 す。ルールの記ガ去に関しては、次の節で説明します。 tn-gw に対するルールを netperm-table に記述しま netperm-table の言聢 しよう。 つに、 tn-gw をディスクから消去しておくほうがいいで い、わざわざセキュリティの穴を作るようなことがないよ tn-gw は導入しません。うつかり tn-gw を実行してしま 一方、、 Telnet を中継する " という言当主がない場合は、 制御冓 ( 主 ) の利用を考えるとよいでしよう。 と決めている場合も tn-gw を導入し、 tn-gw のアクセス ファイアウォール・ホストへ窈鬲ログインを許可する " を導入します。 TeInet の中継はしないが、 、、リモートから もし、、 Telnet を中継する " と決めている場合は、 tn-gw net プロトコルをどのように扱うかを石忍します。 ます、前回作成したセキュリティ・プランを参照し、 Tel- tn-gw 導入の判断 その前に乍業の手順を簡単に説明しておきます。 これから tn-gw を導入する作業にとりかかりますが、 ←ューサー名を入力 ←パスワードを入力 ←ログアウト ・ netacl を利用せずに起動 ・ netacl を利用して起動 さらに、それぞれについて次の 2 通りがあります。 ・ inetd から起動 ・デーモンモードて起動 つまり、合計 4 通りの起動方法を考えることができま す。それぞ柑貭番に設定去を紹介します。 ます、 netacl を利用せすに inetd から起重丿ける場合は、 リスト 1- a のエントリをⅲ etd. c 。 nf ファイルに追加しま す。 tn-gw をデーモンモードて起動づ - る場合は、リスト l-b のエントリを rc. 1 。 cal ファイルに追加します。このとき、 inetd. conf ファイルに telnet のエントリがないことを確 認してください。 tn-gw を netacl から起動し、その netacl を inetd か ら起動する場合は、リスト l-c のエントリを inetd. conf と netperm-table にそれぞれ追加します。 tn-gw を起動する netacl をデーモンモードで動かす 場合は、リスト l-d のエントリを rc. local と netperm- table にそれぞれ j 助日します。 以降は、リスト l-d のケースを例に説明します。 45

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INTEGRATION Windows システムにログインする際は、システムか認 識しているなかからドメインを尺することができる。最 初のログイン・ダイアログボックス中に表示されるドメ インのリストからは、ローカルシステムも選ぶことができ る。ネットワーク内に設定できるドメイン数には制限がな い。 1996 年 11 月号の「ワークグループとドメイン」で とりあげたドメイン・コントローラ間の、、信輒系 ( trust relationship)" を構築することで、ユーザーはそれぞれの ドメインを利用できる。信対係か構築されていない場合 ドメインのすべてのリソースにアクセスしたいと思っ たら、 PDC にそのドメイン用のユーサー名とパスワード を伝えなけれはならない。 PDC ( もしくはその代理の BDC の 1 つ ) か認証すれ ば、システムは一意のアクセストークンを生成する。これ は自分の ID カードであり、実行するあらゆるプロセスに 付いてまわることになる。ローカルもしくはドメインのリ ソースにアクセスしようとすると、 NT はアクセスを許可 すべきかどうかを決めるため、アクセストークンに符号化 されている権限と ID を参照する。アクセストークンを使 えば、ワークステーションとドメイン・コントローラ間で 交わされる頻繁なトラフィックか軽減される。 NT のセキュリティは、複数のサプシステムにより保た れる。ューザー認証を管理するのは SAM (Security Ac- cess Manager) であり、これがユーザー名とパスワード を本正し、アクセストークンを割り当てる。いったんユー サーのログインを認めれば、別のセキュリティ・サプシス テムカ壻理を引き継ぐ。 アクセス制御 NT のすべてのリソースは、セキュリティを設定できる オプジェクトである。もっとも屯な NT のオプジェク トはファイルである。ファイルに対するオプジェクトとし てのアクセスに焦点を当ててみよう。 NTFS ()T File System) を用いる場合、各ファイ ルはそれに関連する ACL (Access Control List) をも つ。 SAM はユーサーのリストを管理し、複数のユーザー をグループにまとめることかできる。ファイルの ACL は グルーフ。やユーザーのリストにアクセス権を与える。 ACL のもっとも簡単な使用法は、工クスプローラでファイルか 162 図 1 ディレクトリのパーミッシ ディレクトリのアクセス権 ディレクトリ q ) : D:vtmp 所有者 ( Q ) : Administrdors 「サプディレクトリのアクセス権を置き換える 0 既存ファイルのアクセス権を置き換える 名前 ( ゆ : ・ Everyone フルントロールの ) アクセス権の種癸工 ) : フルコントロール ディレクトリの上を右クリックすることである。、、プロバ ティ " から、、セキュリティ " のタブお尺し、さらに [ ア クセス権 ] をクリックすると、図 1 に示すようなダイアロ グ・ポックスか現れる。 ファイルだけではなくディレクトリについてもアクセ スの設定法は同じである。ダイアログ・ポックスには、オ プジェクトの現在の所有者が示されている。図 1 の例で は、、 Administrators" というグルーフ。がオプジェクトを 所有している。オプジェクトの所有者は、こオリリ、外にもさ らに田なパーミッションを指定できる。各オプジェクト て利用できるパーミッションのうちの単純なものは、アク セス禁止、リスト、読出し、追加・読出し、変更、フルコ ントロールである。ューサーやグループに与える詳細なオ プションとしては、読出し、書込み、実行、削除、許可変 更、所有などがある。 ACL にはすべてを指定する必要がある。つまりデフォ ッションはない。オプジェクトの ACL の ノレトのノヾー 工ントリに含まれていないユーザーは、オプジェクトにア クセスできない ( もしくはアクセスが制限される ) 。 UNIX の、、ユーサー、グループ、その他 " に相当する矼念はない。 それにできるだけ近つ、けるためには、、、全員 " というグル ープに全面的なアクセスを認めるデフォルトのファイルや ディレクトリの ACL を作ることだが、このような開放型 の設定がネットワーク・サーバーに適さないことは論する までもない。 ファイルのツリー本に厳格なアクセス権を割り当てな おすことかできる。ツリー最部のディレクトリを右クリ ックし、そのディレクトリのパーミッションを疋して、 、、サプディレクトリのアクセス権を置き換える " というチ UNIX MAGAZINE 1998.5

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連載 / プログラマー入門ー⑩ リスト 3 諚した文字列の書式言をするプログラム列 Set rng = Documents("he110. doc") . Range(), 5 ) てⅡ g. Case = wdUpperCase With rng. Borders (wdBorderTop) . LineSty1e wdLineStyIeDoubIe . C010rIndex = wdRed End With 図 5 文字列 Hello を大文字にして赤い双柱罫てむ ! = ファ化 ) 集 ( 印表示 ) 挿入書式 0 ツ刻想線四ウインフ・せ = 」 x 10 を。区。毫づめ , いり 第才囚・阜当に三三 、 0 山第 図 6 段落の書式を設定するダイアログ・ポックス イをツ阯行物改へ・ラ・と改行に体載ー 配第旦 ) ー前ミー、一ョアウトラインい等ー子デー、、、一ヨ インテット 左の「ンテットい「 11 ーし一ヨ 右のイ万ット襯 ) 「 = = 「ーー司「ニーヨ 日テの文亨数を指定時に右のイ万ット権を自する位 ) 段第前叫「 ; = 、 - ヨ行 iüいこ - デの行数を指定均こ文字を行ルト課こ合わせ 「ンアル ~ 容同ロ W M 朝 0 0 負 Wo ート引 lo 日 oc World 上Ⅱ 0. WORD 上過 . は ( ふえっくしよんト、 幻定 ( 0 ~ OK て取得できるので、このオプジェクトのプロバティを成疋 することにより、罫線の形状を指定できます。 これらを踏まえて作ったのがリスト 3 のプログラムで、 図 5 はその実行結果です。 Paragraph オフジェクトと Paragraphs コ レクション ActiveDocument . Range ( れ一 1 , れ ) . De1ete Range オプジェクトは任意の範囲の文字列を扱えます が、実行できる操作は基本的に文字に対しておこなえるも とします。 のだけです。 Range オプジェクトを利用した簡単なプログラムの例 行をム甘前えにするか中 : リ狗えにするかなどは、段落に対 として、図 3 の文書の : 麪頁の文等冽、、 He Ⅱ。 " を、 する囓式なので Range オプジェクトでは設定できません。 ・すべて大文字にする 図 6 は、メニューのツ書式 (Q)" →、、段落但 ) … " お尺 ・赤い双柱罫で囲む したときに表示される段落の書式を設定するダイアログ・ ポックスです。このダイアログ・ポックスで設定できる書 というコードを作ってみましよう。 式をプログラムで扱うには、 Paragraph オプジェクトの 、 HeIIo" の文字列を含む Range オプジェクトは、 プロバテイやメソッドを使います。 Paragraph オプジェクトは、 document. Range ( 0 , 5 ) ・ Document オプジェクト で取得できます。 ・ SeIection オプジェクト Range オプジェクトの範囲の文字を大文字に変換する ・ Range オプジェクト には、 Case プロバティを利用して、 の Paragraphs コレクションから取得します。たとえは、 vdUpperCase 7 、 0 れ ge. イ 1 璞中の文書の売ェ番目の段落を取得するには、 とします。 ActiveDocument . paragraphs (index) 罫線を意味する Border オプジェクトは、 Range の とします。 Borders フロノヾティで耳得した Borders コレクショ ン - リスト 4 は、 Paragraph オプジェクトを使用して、 から、 作業中の文書の全段落を対象にインデントの大きさを 30 ポイントにするプログラムです。このプログラム 7 れれ ge. Borders (wdBorderTop) 仁セ ) ンを : 朝内 ~ 「立農毓 とします。作業中の文書のれ文字目の文字を削除するに は、 154 UNIX MAGAZINE 1998.5

10. UNIX MAGAZINE 1998年5月号

ォー します。ポート番号を省略したときは、 telnet のポートで ある 23 番ポート , 材妾続します。 connect の代わりに c と書くこともできます。 ア の password コマンドを実行すると、最初にユーザー認証 がおこなわれます。そして、ユーザー認証に成功した場合 にのみ、新しいパスワードが入力できます。 パスワードを変更する例を示します。 telnet コマンド : 書 : 式 : telnet ん os 佖 me ゆ 0 ] connect コマンドと同しです。 telnet の代わりに t と 書くこともできます。 ope Ⅱコマンド : 書ツに : open hostname [ 〃 0 ] connect コマンドと同じです。 open の代わりに o と 書くこともできます。 x - gw コマンド : 書 : 式 : x-gw [ ん os ame : 市夘ⅵ . sct ℃ e れ nun 訪 e 司 ] ん os ame に、ディスプレイ番号 0 が市夘に、スク 引数を省略した場合は、 tn-gw への接続元の言 t 算機が については、次回以降に説明します。 けです。 X プロトコルのプロキシー・サーバーの使用ガ去 -xok オプションで許可されたホストから接続した場合だ このコマンドか夫行できるのは、 tn-gw のルールにおいて る、 X プロトコルのプロキシー・サーバーを起動します。 指定されたホストの指定されたディスプレイへ接続す 書式 : password password コマンド help の代わりに h や ? と書くこともできます。 を表示します。 tn-gw のコマンドモードで実行できるコマンドの一 書式 : help help コマンド x ー gw の代わりに x と書くこともできます。 リーン番号 0 が . screennumber に成疋されます。 UNIX MAGAZINE 1998.5 password の代わりに p と書くこともできます。 ( 認証システムの使用ガ去については災可に説明します ) 。 オプションで許可されたホストから接続した場合だけです ドかま行できるのは、 tn-gw のルールにおいて一 passok ューザー認証のパスワードを変更します。このコマン tn-gw—> p Changing passwords ←コマンド実行 アカウント名を入力 Enter Username : rascal ←ー 01d Password: # # # # # # # # # # ←現在のノヾスワードを入力 New Password: # # # # # # # # # # ←新しいノヾスワードを入力 ←もう 1 回 Repeat New Password : # # # # # # # # # # Password for rascal changed. tn¯gw— > timeout コマンド 書式 : timeout seconds tn-gw フロキシー・サーバーは、一定時以上バケット を中継しない状態 ( アイドル状態 ) か読くと、自重加勺にそ の接続を切断します。このコマンドは、接続を切断するま での秒数を指定します ( デフォルトでは 7 , 200 秒です ) 。 timeout の代わりに ti と書くこともできます。 quit コマンド 書式 : quit tn-gw プロキシー・サーバーの利用を終了します。 quit の代わりに q または exit 、 e と書くこともでき ます。 tn-gw に指定できるパラメータ属匪の一覧を表 3 に示し ます。各パラメータ属の未と、オプションについて説 明します。 permit-hosts tn-gw へ窈妾続を許可する計算機を指定します。 引数には、ホスト名や IP アドレスを記主します。その 文字列の一部にワイルドカードを使用し、計算機の集合を 指定することもできます。 permit-hosts で明示的に許可されていない言 - 算機は、 すべて、、拒否 " として扱われます。 ・ -auth オフション tn-gw ー、、の接剞にユーサー認証を要求します。 - バラメータ属性 51