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検索対象: UNIX MAGAZINE 1999年7月号
33件見つかりました。

1. UNIX MAGAZINE 1999年7月号

連載 / UN Ⅸの玉手箱ーの 表 1 おもな global パラメータ パラメータ名 型 クライアントか利用しているコード番号。日本語 Win- client code page 850 str dows の場合は、 932 " を指定 漢字が交しったファイル名を samba サーバーで扱う際 ( なし ) str の漢字コード。 client code page ノヾラメータのイ直に 932 を指定した場合のみ有効 ログの言田度 ( 0 ~ 10 ) 。値カ吠きくなるはどデーモンの 0 言岩田なログかび求される printcap ファイルのプリンタをすべて扱うかどうか load printers 600Z /usr/local/samba/var/log. smb smbd デーモンのログを言求するファイルク色対パス log file str /etc/printcap smbd デーモンが用いる printcap ファイルの糸色対ノヾス printcap name str クライアントに対するセキュリティ・モード security str user Samba ( バージョン番号 ) samba サーバーに対するコメント String str samba サーバーか属するワークグループ名 ( コンパイル時に定 ) workgroup str 己するのは大変ですが、ソースアーカイプの examples ・ global セクション すべてのセクションに共通のパラメータを指定します。 ディレクトリの下に smb. conf. default というサンフ。ルフ 通常は smb. conf ファイルのう巨寬こ書きます。同じパラ ァイルが用意されています。ますはこのファイルを / usr / local/samba/lib/smb. conf としてコピーし、必要に応 メータを gl 。 bal セクションと他のセクションに成疋し た場合は、他のセクションごとの設定が優先されます。 して変更を加えれはいいでしよう。 smb. conf のフォーマットは以下のとおりです。、、 # ' ・ homes セクション ューサーのホーム・ディレクトリを未します。このセ または ; て始まる行はコメントとみなさ値の文字列 カ張くなる場合は、行末に、、 \ " ( バックスラッシュ ) を付 クションを設定しておくと、クライアントからは、 けると次の行に続けることかて、きます。 \ \ s ba サーパーのホスト名 \ ユーサー名 [ セクション名 ] で samba サーバーのホーム・ディレクトリにアクセス パラメータ名 = 値 することができます。通常、ホーム・ディレクトリに関 パラメータ名 = 値 するパラメータはどのユーサーでも同じでしようから、 このセクションを利用すれば、ユーサーごとにセクショ ンを設定する必喫はありません。 ・ printers セクション samba サーバーか利用できるプリンタを意味します。 このセクションを設定すると、 samba サーバーは /etc/ printcap ファイルを角財斤し、 samba サーバーか利用で きるプリンタ名をサービス名としてクライアントに提供 します。 たとえば、 nullpc の /etc/printcap に lp と ps" という名前の 2 つのプリンタが登録されていたとする と、クライアントからはそれぞれ、、 \\nullpc\lp" およ び、 \ \ nu Ⅱ pc \ ps " というパスでプリンタにアクセスで きるようになります。 なお、プリンタ成疋ファイルは、デフォルトでは / etc / printcap ですが、パラメータによって変更できます。 デフォルト値 cod ing system debug level str 一三ロ 、セクション名 " は samba サーバーカ甘是供する資源ごと に付けられる名前で、クライアントからは、、サーピス名 " 、 つまり samba サーバーカ甘是供するサービスを識別するた めに用いられます。たとえば、 samba サーバーのホスト名 を nullpc とします。クライアントに対して提供するディ レクトリ ( 資加を、、 w 。 rk " というセクション名で定義す ると、クライアントからは、、 \\nullpc\work" というパス てサービスにアクセスすることにより、そのディレクトリ 以下のファイルを扱えるようになります 9 。 セクション名にはとくに決まりはありません。ただし、 以下に挙げる 3 つのセクションは特別な意味をもちます。 9 Windows の工クスプローラであれば、、ネットワークコンピュータ " nullpc" → *work" という順にアイコンをクリックします。 samba サーバーが正しく設定されていれは、 work セクション朝彳定されたディ レクトリにあるファイルがみえるはずです。 58 UNIX MAGAZINE 1999.7

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IJN Ⅸへの招待@ 図 6 Vision Resume のインストール root—# sh . /setup You can install the f0110 i Ⅱ g products : A ー A11 1 2 3 4 P SCO VisionFS 2 SCO Vision Resume 1 .21 SCO XVision Ec1ipse 7.02 SCO SuperVision 2.12 Vision97 PC components , using VisionFS and server deployment Quit どもたちが物交や幼稚園に行っているあいだに原稿を書 いていて時の経つのを忘「あ、いけない。お迎えにい く時間だ」と大硫てで身支度をするときなどは、サスペン ド / レジューム機能が使えたらいいのになあ、と感してし まいます。 残念ながら、これまでに紹介した X サーバー・ソフトウ ェアには、これをリ見する機能はありませんでした。 XVi- sion では、一製品の 1 つである Vision Resume を 導入すれは、 Windows アプリケーションと同様な感覚 でサスペンド / レジュームか可能になります。さらに、レ ジューム時にほかのディスプレイを指定すると、サスペ ンドした時点で使っていたのとは異なる PC の画面に以 前のセッションを表示させることもできます。 Vision Resume では、通常の X サーバーではなく " が X のクライアントをすべて管・ 、、プロキシー・サー 理します。このサーバーは UNIX 上で動き、ユーサーか らの入力やクライアントの表示などを司っています。 PC 側で Windows の終了やサスペンドなどの操作がおこな われた場合、 X のクライアントはプロキシー・サー の管理下で動き続けます。そして、レジュームなどによっ て Vision Resume が再開したときに、クライアントか らの表カ訒、再開されるイ督はみになっています。このため、 プロキシー・サーバーや UNIX システムカ亭止しないか ぎり、 X のクライアントもサスペンド時の状態から再開 されたようにみえます。 この製品を利用するには、 XVision とは別にライセン スを取得する必要があります (XVision のインストール CD に評価版が含まれています ) 。 以降では、 Vision Resume を利用するための設疋去 UNIX MAGAZINE 1999.7 を紹介します。 UNIX 側での設定 Vision Resume を使うには、 PC でのインストール・ 設疋のほかにサーバーの UNIX 側でのインストールも必 要です。 XVision の UNIX へのインストール時に実行 する setup フログラムでは、インストール可能な製品一 ーで Vision Resume' を 覧か表示されます ( 図 6 ) 。 j 尺してインストールします ( それ以降は、 5 月号て貂介 した手順で作業を進めます ) 。 これによって、嬲里ファイルやコマンドなどが、 XVi- sion フログラムのインストール・ディレクトリ 3 にインス トールされます。ここでは、 /usr/local/vision にインス トールしたものとします。このディレクトリの下に置か れたファイルのうち、ユーサーにとって重要なのは de- fault. tpsession です ( 図 7 ) 。これは、 Vision Resume の起重加寺に実行される内容を言当した、、セッション・ファ イル " です。 このファイルはシェル・プログラムですから、行頭に # のある行はコメントとみなされます。このファイルに は、 Vision Resume の起重加芋に xterm が 1 つ実行され るコマンドが呂当されています。 通常、 default. tpsession はスーパーユーザー ( 管理 者 ) しか設定できません ( このファイルでの設定は、そ のシステムで動くすべてのクライアントに対して有効に なります ) 。ーイ殳ューサーの場合は、ホーム・ディレクト リの . tpsession というセッション・ファイルにイ固男リの設 定を記述します。 Vision Resume では、起重加にユー 3 このディレクトリは、 setup の実行時に誌きすることカそきます。 183

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連載 / IJN Ⅸの玉手箱ー・ 表 2 おもなサービス・パラメータ パラメータ名 browseable comment create mask directory mask guest account guest 0k read list valid users write list writeable hide dot files hosts allow hosts deny path printable 型 わ 0 司 stT 、 str str str 600Z 60 司 str str s 行、 stT 、 str str str 60 司 クライアントで samba サーバーのサーピス一覧を表示する際、 ファイル作ー ) マスク値 セクションで定義されたサーピスに対するコメント サーピス名をみせるかどうか path でオ旨定したディレクトリを書込み可能で提信い - るかどうか 書込みを許可するユーサーのリスト アクセスを許可するユーザーのリスト 書込みを許可しないユーサーのリスト レクトリに印刷したいファイルを書き込めるかどうか サーピスカワ。リンタである場合、クライアントがスプール・ディ 場合はスプール・ディレクトリク色対パス サービスがファイルの場合は提供するディレクトリ、プリンタの アクセスを拒否するユーサーのリスト アクセスを拒否するクライアントのリスト てのクライアントかアクセス可能 アクセスを許可するクライアントのリスト。省略した場合はすべ ントにみせる 名前がドットで始まるファイルを隠しファイルとしてクライア たユーサーになる か。 yes にした場合、アクセス権限は guest account てオ定し パスワード・チェックなしでサーピスにアクセスできるかどう guest ok 刎直を yes にした場合のアカウント名 ディレクトリ作成時のマスク値 yes ( なし ) 0744 0755 nobody ( コンノヾイル時に変ー更可 ) yes ( なし ) ( なし ) ( なし ) ( なし ) デフォルト値 ( なし ) ( なし ) ( なし ) したがって、 /etc/printcap ファイルをどこかにコピー し、クライアントに提供したいプリンタのエントリ以外 の部分は削除してそのファイルをパラメータで指定すれ は、 samba サ→ヾーて利用可能なプリンタの一部だけ を提供することもできます。 以 E のように、ホーム・ディレクトリとプリンタに関し てはそれぞれ homes および printers セクションでまと めて言殳定できるため、ホーム・ディレクトリ以外のディレ クトリを提供する場合にのみ、ディレクトリごとに異なる セクションを定義すオ L ばいいでしよう。 これらのセクションで指定できるパラメータにはさま ざまなものがあります。なかには、まったく同し制御を おこなうのに複数のパラメータ名が使えたり、正反対の意 味をもつパラメータが使えるものがあります。たとえば、 ディレクトリに対する書込みを制御するには、 writeable 、 writable 、 write ok というまったく同し意味をもつ 3 つ のパラメータと、これらとは反対の未をもつ read only というパラメータがあります。したがって、書込みを許可 する場合は以下の 4 通りの記主去があります。 UNIX MAGAZINE 1999.7 writeable = yes writable = yes write Ok = yes read 0 Ⅱ 1y = no 59 10 空白を含む文才 : 列であっても、引用符などても必要はありません。 ータはかなりの数になります。パラメータは、 global セ メータを考慮に入れても、 smb. conf で指定できるパラメ これら、、同義語 " 的なパラメータや、、反対語 " 的なパラ ずれか 1 つに統一して言当主するはうがよいでしよう。 くなります。したがって、パラメータ名喇直の書き方はい 題はありませんが、設定ファイルを石忍する際にややこし これらの書き方を混在させても設定自体が正しけれは問 ます。 述するのに 4 x 3 = 12 通りの書き方かできることになり 書込み制御用のパラメータは 2 値型なので、同し設定を記 0 / 1 、 true/false という 3 不鶤頁があります。さきはどの ます。 2 値型のパラメータでは、値の書き方に yes/no 、 定します 10 。もう 1 つは 2 値型で、オン / オフを指定し ことができます。 1 つは文字列型で、値として文字列を指 さらに、パラメータは値の不鶤頁によって 2 つに分ける

4. UNIX MAGAZINE 1999年7月号

連載 / IJN Ⅸの玉手箱ーの クションに言当するものと、すべてのセクションで言当可 能なものの 2 つに分類できます。ここでは前者を、、 global パラメータ " 、後者を、、サーピス・パラメータ " と呼ぶこと にし、おもなものをそれぞれ表 1 、 2 にまとめます俵中 の、、 s " は文字列型、 、わ。。 I " は 2 値型であることを示し ます ) 。詳細はオンライン・マニュアル smb. conf(5) など を参照してください。 smb. c 。 nf の書き方は人によってさまざまで、クライア ントに提供するサービスによっても異なります。ここでは 以下の方針に沿ってサービスを提供するものとします。 すべてのサービスについて、アクセス可能なホストを samba サーバーと同じネットワーク内のホストのみに 制限する (global セクションて指定 ) 。また、日本語の ファイル名について、 samba サーバーでは EUC コー ドを用いる。 ・ホーム・ディレクトリは homes セクションに言た だし、 null と jiro というューサーにだけアクセスを許 可する。 ・プリンタについての言当主は printers セクションでおこ ない、 /etc/printcap に登録されたすべてのプリンタ を使えるようにする。また、ユーザーによる制限はしな い (samba サーバーにアカウントのあるすべてのユー サーがアクセス可能 ) 。 ・ Windows 用の作業ディレクトリとして、 samba サー バーの / work ディレクトリをクライアントに提ー儿セ クション名 ( サービス名 ) は、、 work" とし、ユーザーに よる制限はしない。 samba サーバー (nullpc) カ材妾続されているネットワー クが 192.168.1.0 であったとすると、 smb. conf の言己例 は図 4 のようになります。 こで、 homes および printers セクションに関して は、ノヾラメータ browseable のイ直が no になっています。 通常、あるセクションで browseable の値を no にする と、クライアントで samba サーバーの提供するサービス 一覧を表示した際、そのセクションのサービス名か表示さ れません。ただし、 homes および printers セクション では、 browseable の値が yes になっていると、サービス 名としてユーザー名 ( ホーム・ディレクトリ ) や samba サーバーで利用できるプリンタ名だけでなく、 homes 60 図 4 smb. confØf51. 」 Cg10ba1] workgroup = private server string = Samba Server 10g file = /usr/local/samba/var/log. %m coding system client code page = 932 hosts a110W = 192. 168. 1 . 127. [printers] comment = A11 Printers path = /var/spool/samba printable = yes browseable = Ⅱ 0 Cwork] comment = Directory for Temporary Use path = /work および printers " というサービス名まて表示されてしま います。実用上の間題はありませんが、クライアントによ けいなサービス名か表示されるのは煩わしいので、これら のセクションには、、 browseable=no" を指定します。 また、 log file パラメータには、、 /usr/local/samba/ var/log. %m" を指定していますが、 %m の部分はクライ アントの NetBIOS 名に置き換えられます。たとえは、 クライアントである Windows マシンの NetBIOS 名が w ⅲ pc " であったとすると、 w ⅲ pc からのアクセス言当求 は /usr/local/samba/var/log ・ winpc というファイルに 残るため、特定のクライアントからのログだけをみたいと きにイ甦リです 11 smb. conf の設定がすんだら、設定に誤りがないかどう かを石忍します。 smb. conf のチェックには (/usr/local /samba/bin/)testparm というコマンドが使えます。 引数に何も指定しなけれ ti/usr/local/samba/lib/smb. c 。Ⅱ f がチェックの対象となります ( - s オプションで変更す [home s] comment = Home Directories writeable = yes browseable = Ⅱ 0 valid users = nuII jiro UNIX MAGAZINE 1999.7 nmb} となっています。 デフォルトではそれぞれ /usr/local/samba/var/log ・ {smb, 11 smbd および nmbd 自体のログファイルはコンパイル時に設定さ こ言当されているパラメータの名前などを調べ、スペルミ ることができます ) 。 testparm を実行すると、 smb. conf

5. UNIX MAGAZINE 1999年7月号

UN Ⅸへの招待@ 図 7 セッション・ファイル % cat /usr/local/vision/etc/default . tpsession # ! /bin/sh as a11 must run in the background ! ) . (b) Have an " & " at the end of the line (commands (a) Have a " # " in first column (comments) . # A11 lines in this file (except blank ones) must either: # This is an example 0f a ~/ . tpsession file # @(#)$ld: VWVER Versio Ⅱ = 1 . 21 .902 /usr/openwin/bin/xterm —geometry 80X24 + 0 + 0 —ls & 図 8 Vision Resume の言聢 づロ 3 ティ三、ン R 。。呼を使するしのラ 0 ント 0 ー停止と、異なったゴ A3 所寺問でびカ作の グわブポードーグラフィックーカラー」断阪リ一日本語入力 ディスプしイーサーバートランスポートーフォントーセキュリティーデパイス キをン・ ー第位 XV が自“。しシを管理する R 第」ホストーー鯰 8- 門 V 朝釶市を使用すう 184 する設定を言己するだけで一ト・分でしよう。 $HOME/. tpsession には端末工ミュレータの起動に関 て起動したクライアントも管理します。ですから、通常は ーは、則回紹介した Remote Program Starter を使っ シー・サーバーの管理下に置かれます。フロキシー・サー ともできます。これらのクライアントは、すべてプロキ レータを起動し、そこから別のクライアントを実行するこ もちろん、このファイルから xterm などの端末工ミュ コマンドを言当しない。 ・起動に時間がかからないように、むやみにたくさんの グラウンドで実行されるように、、 & " を付けておく。 起重加に実行したいコマンドの記述の最後に、バック う。このとき注意すべき点は次の 2 つです。 を加えて . tpsession という名前で保存するといいでしょ session をホーム・ディレクトリにコピーし、それに変更 $HOME/. tpsession を作成するときは、 default. tp- れを使い、なければ default. tpsession を利用します。 サーの $HOME/. tpsession ファイルを探し、あればそ Vision Resume では、工竟変数 DISPLAY が自重加勺 に設定されます。したがって、コマンド行でクライアント を実行するときに -display オプションを付けたり、シェ ル、 0 竟変数 DISPLAY を設定する必要はありません。 P c 側での設定 UNIX 上での設定か終ったら、 PC 側で XVision と ともに Vision Resume を利用するための設定をおこな います。 XVision のフロノヾティで Vision Resume タブを選 択し、 "Vision Resume を使用する " をチェックします ( 図 8 ) 。その下にある、、 Resume ホスト " 欄では、右端の マ印をクリックすると Vision Resume のフロキシー サーバーか稼動している UNIX システムのリストが表示 されるので、そのなかから起重加寺 = に接続するシステムのホ スト名はたは IP アドレス ) を〕尺します。ここでホス トを j 尺しなかった場合には、起重加にホスト名の入力を 促すダイアログ・ポックスか表示されます。 さらに、、、 XVision が自重加勺に Resume セッション を管理する " をチェックしておくと、 XVision の起重加 に自重加勺に Resume セッションか起動されます。 PC 側の設定はこれで終了です。 この機能が使えるようになれば、 X のアプリケーショ ンを使って作業している途中でも、ノート PC の蓋を 、、パタン " と閉して中座できるようになります。 UNIX MAGAZINE 1999.7 ( さかもと・あや )

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連載 / UN Ⅸの玉手箱ー・ 図 3 実行ファイルなどのコピー (FreeBSD) bash# make insta11 lnstalling bin/smbd as /usr/local/samba/bin/smbd lnstalling bin/nmbd as /usr/local/samba/bin/nmbd lnstalling bin/swat as /usr/local/samba/bin/swat /usr/local/samba/swat/include/footer . html /usr/local/samba/swat/include/header . html The SWAT files have been installed. Remember tO read the swat/README for information on enabling and using SWAT bash# ■ デフォルトでは、 make install を実行すると /usr/ local/samba ディレクトリカイ成さ必要なファイ ルがサプディレクトリごとにコピーされます。インス トール先のディレクトリを変更したければ、 configure のオプションとして、、 --prefix= ディレクトリの絶対 / ス " を指定します。サプディレクトリのパスを指定する オプションもあるので、興床のある方は configure ス クリプトの中身を覗いてみてください。 なお、 BSD/OS 3.1 と samba-2.0.4b の組合せでは、 インストールまでは間題ないものの、彳する smbd デー モンがうまく動きませんでした。あれこれ調べてみると、 パスワード・チェックのあと、 smbd デーモンのグルー プ ID をセットするところで失敗してしまうようです。具 イ勺な現象としては、 smbclient コマンドを使ってテスト すると「パスワードか間違っている」といったエラーメッ セージが表示されてアクセスに失敗します。 これを回避するには、 configure スクリプトを実行し たのち、 source サプディレクトリの下にある include/ config. h ファイルの一部を以下のように修正して make を実行します。 ( 修正前 ) #define HAVE—TRAPDOOR-UID 1 ↓ ( 修正後 ) / * #define HAVE-TRAPDOOR-UID 1 * / ただし、マシン竟や samba のバージョンによっては 修正しなくても動く可能匪があるので、とりあえすは修正 せすにインストールし、うまく動かなかったら上記の修正 を施してふたたび make からやりなおせばいいでしよう。 UNIX MAGAZINE 1999.7 samba の設定 samba サーバーは、 nmbd および smbd という 2 つ のデーモンから構成されます。前者はクライアントからの 要求に応して NetBIOS 名 5 から IP アドレスへの変換な どをおこない、後者はクライアントから samba サー の資源へのアクセスを実際に処理します。 6 として動作させるならば nmbd を WINS サー lmhosts という成疋ファイルが必要になりますが、それ 以タ ) 場合はこのファイルはなくてもかまいません。ただ し、 nmbd はクライアントに対して samba サーバーの存 在を知らせる彳難リももっているので 7 、このデーモン自体 は smbd とともに起動しておく必要があります。 lmhosts の説明は割愛します。詳しく知りたい方はオンライン・マ ニュアル nmbd(8) や lmhosts(5) などを参照してくだ 一方、 smbd デーモンの成疋ファイルは smb. conf で、 samba サーバーの基本的な動作に加え、 samba サーバ ーがもっている資源をクライアントに対してどのように 提供するかを設定します 8 。ソースアーカイプのインスト ール時に変更していなければ、 smb. conf は /usr/local/ samba/lib の下に作成します。このファイルを初めから 8 smb. conf の言情一 - 一部 ( ワークグループ名など ) は nmbd も利用 を開いても samba サーバーのアイコンカ哥・しません。 7 nmbd カいと、 Windows マシンで、ネットワークコンピュータ " における DNS サーバーと同しような彳リをもちます。 クで名前解決をおこなうためのサーバーです。 TCP/IP ネットワーク 6 Windows lnternet Name Server の略で、 Windows ネットワー 、コンピュータ名 " : 目当します。 95 / 98 では、、ネットワークコンピュータ " のプロバティで設定する 5 Windows ネットワークでホストを識別するための名前で、 Windows します。 57

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スがあれ ( 対商してくれます。その後、 testparm は入力 待ちの状態で一イ舸亭止します。 連載 / UN Ⅸの玉手箱ー・ こでリターンキーを押す レクトリ (/var/spool/samba) と、セクション work で す。さきほどの設定例の場合、プリンタ用のスプール・ディ 作成し、ディレクトリのパーミッションを石忍しておきま 最後に、 smb. c 。 nf て指定したディレクトリがなけれは たときにはかならすチェックしておきましよう。 る程度まで防げるので、とくに初めて smb. conf を作成し あります。しかし、単純なケアレスミスは testparm であ してみたり、彳あする smbclient コマンドを使う必要が す。重川信忍には実際に Windows マシンからアクセス からの要求を意図どおりに処理するかどうかは別の間題で ラーは起こりませんが、これらのデーモンがクライアント すれば、 smbd や nmbd が smb. conf を読み込む際に工 まではチェックしてくれません。 testparm でチェック ただし、 testparm はパラメータの値か正しいかどうか 1 帯長を出力して終了します。 conf に日当のないパラメータのデフォルト値も含む設疋 と、定義されているすべてのセクションについて、 smb. 1777 /var/spool/samba /var/spool/samba 指定したディレクトリを以下のように作っておきます。 bash# ■ bash# chmod 1777 /work bash# mkdir /work bash# chmod bash# mkdir UNIX MAGAZINE 1999.7 刷データはいったん samba のスプール・ディレクトリに サーバーカ甘是供するプリンタに印植腰求があった場合、印 ディレクトリとは異なります。クライアントから samba 溜めておく場所であり、 lpr や lpd か利用するスプール・ は、クライアントから送られてきた印刷データを一判勺に なお、 smb. conf で指定するスプール・ディレクトリ す石忍しておきましよう。 ら利用できなくなるので、ディレクトリの作砌にかなら クトリのパーミッションカ墹違っているとクライアントか たとえ smb. c 。 nf の言当主が正しくても、これらのディレ ことかできなくなります。 ビットをオンにしておけば、他人のファイルを勝手に消す ミッションの値を 777 にセットします。さらに、 sticky をもっすべてのユーサーか書き込めるようにするため、パ これらのディレクトリは samba サーバーにアカウント ファイルとして置かオそれから smbd デーモンが lpr コ マンドを実行します。したがって、プリンタごとに samba のスフ。ール・ディレクトリを分ける必要はありません。 デーモンの起動 ディレクトリも含めた設定力鮗ったら、 nmbd および smbd デーモンを起動します。起測イ士方としては、デー モンモードて夫行する去と、 inetd 経由で実行するガ去 の 2 通りがあります。 デーモンモードで起ける場合は、 -D オプションを付 けて実行します。すると、プログラムは標準入出力 ( およ ひ驃準ェラー出力 ) から切り離さバックグラウンド・ プロセスとしてシステムに常駐します。 たとえば、テストのためにコマンド行から手動で起動す る場合は以下のように実行します。 bash# nmbd —D bash# smbd —D bash# ロ それぞれのプロセス ID が /usr/local/samba/var locks/{nmbd,smbd}. pid に記録されるので、デーモン を終了させるときは次のように実行します ( 誌面の都合 上で折り返しています。以ード同様 ) 。 また、これらのデーモンに SIGHUP シグナルを送ると ( cat /usr/local/samba/var/locks/smbd. pid' ( cat /usr/local/samba/var/locks/nmbd. pid' bash# k 土 11 bash# bash# ki11 -HUP" を実行しても、そ窈点てま行中の子プロセスには変史 12 smbd はアクセスごとに子プロセスを生成して処理をおこないますが、 fi /usr/local/samba/bin/smbd —D /usr/local/samba/bin/nmbd —D echO ) samba servers' if [ —f /usr/local/samba/lib/smb. conf ] ; then # samba local の最後に以下のような行を追加しておきます。 マシンのプート時に自重加勺に起動したければ、 /etc/rc. 映させることができます 12 -HUP" を実行すれば、デーモンを再起動世すに変更を反 conf を書き換えた場合はこれらのデーモンに対して、、 kill 成正ファイルを読み込みなおします。したがって、 smb. が一郊央されません。 61

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UN Ⅸへの招待@ リスト 1 kterm の日吾入力の言 KTerm*VT100*Trans1ations : #override く Key>Henkan—M0de : begin—conversion (JAPANESE—CONVERSION) は VWM またはローカルな MWM (Motif Window Manager) を使うのに対し、シングルウインドウ・モー ドでは、ユーザーの j 尺したウインドウ・マネージャー を用いて単一のウインドウ内にある各ウインドウを管理 します。 xdm を利用する場合には、一ヨ殳に Xsession や $HOME/. xsession でウインドウ・マネージャーを起動 します。 マルチウインドウ・モードで VWM 、もしくは MWM を利用する設定にしているときは、 UNIX 側のウインド ウ・マネージャーを起動してはいけません。とくに、 xdm を使っているときは UNIX 側のウインドウ・マネージ ャーを起動する設定になっていることが多いので注意が 必要です。 日本語入力環境の設定 次に、 XVision での日本語入力方法について説明しま す。多くの X サーバーと同しように、 XVision では、 ・ Windows IME (MS-IME や ATOK など ) ・ UNIX の日本語入力サー (kinput2 など ) を用いて日本語入力ができます 1 。 どちらを使うかは、 XVision のフロバティの、、日本語 入力 " タブで設定します ( 図 5 ) 。 こで、 Windows の日本語入力を使用する " をチェックすると Windows IME が使えるようになります。 UNIX 側の日本語入力 機能を利用する場合は、このチェックを外しておきます。 Windows IME を使う場合は、その下の欄にある XVi- sion がサポートしている X プロトコル 2 の一覧から利用 するものをチェックします。 kterm で kinput2 フロトコルを用いて日本語を入力す る場合は、リソースの設定が必要になります。これには、 いくつかの去があります ( 言田は 1 月号を参照してくだ 1 日イ、吾入力の f 絲はみについては、 1999 年 1 月号を参照してください。 2 サポートしているプロトコルは、 XIMP 、 kinput2 、 XIM の 3 つで 182 す。 図 5 日本語入力の言聢 ブ [ お : 丁・イ : て当 グ丿ッづポードーグラフィックーカラーー診断ー v 彦日“リ日本語入力 ディスゴレイーサーバートランスホートーフォントーセキュリティーデバイス に ~ 「を石の日す語カ使用すタの マ XIM マ K ~ 」を 2 キャンセル ヘルア さい ) 。 $HOME/. XdefauIts を利用するのなら、 1 の 1 行をこのファイルにⅱ当します。 2 ~ 4 月号で Reflection X を紹介しましたが、 入力についての説明を忘れてしまいました。 リスト 日本語 簡単に補足しておきます。 Reflection X では、たとえは クライアント・マネージャーの、、定 " を〕尺し、そのな かから DBCS を選びます ( タブルバイト文字の成疋 ) 。こ こで、クライアントの文字コードや入力方式を〕尺すれば Windows IME か利用できるようになります。 、 Resume 子どもたちが、、コンヒュータごっこ " をしていたときの こと、「しや、終りにしましよう。パタン」と蓋を閉しる 仕草をしたので大笑いしたことがありました。たしかに、 ノート PC で Windows を使っているのなら、昔のよ うなシャットダウンの操作をする必要もなく、それこそ 、、パタン " と閉しるだけで竹喋を中断できます。 この、、パタン " ( サスペンド ) をしたとき、 X サーバー・ ソフトウェアを使って X のクライアントを動かしていた らどうなるでしようか。 Windows のアプリケーション であれば、次に使い始めたとき ( レジューム ) に、サスペ ンドしたときと同じ状態て利用できます。しかし、 1 月号 でも触れたように、サスペンドしたときにネットワーク接 続は切断されますから、そのとき実行していた X のクラ イアントはレジュームしても再開できません。 このことは、もちろん頭では分かっているのですが、子 UNIX MAGAZINE 1999.7

9. UNIX MAGAZINE 1999年7月号

表 2 今月紹介した RFC ( 続き ) SNMP 鏈 LPD と IPP 間の対物係 IPP のプロトコルおよびモテルの基 : 冓造 IPP の言 t 目標 IPP/I. 0 : モテフレおよびセマンティクス IPP/I. 0 ( インターネット印刷プロトコル第 1 : 号化およびトランスポート IPP ( インターネット印刷プロトコル ) アプリケーション管理用 MIB SMIv2 による TN3270E 応嚮時」収集用プロトコルおよび MIB の定義 SMIv2 による TN3270E 用 MIB の基本定義 SONET/SDH インターフェイス・タイフ。用 MIB 定義 SMIv2 用互換文法 SMIv2 の表に SMIv2 : 管理情報用構造第 2 版 SNMP における View によるアクセス制卩モデル SNMPv3 におけるユーサー型セキュリティ・モテフレ SNMP アプリケーション SNMP におけるメッセージ処理およびディスパッチ SNMP 管理フレームワーク言当用アーキテクチャ インターネット標準ネットワーク管理フレームワーク第 3 版の紹介 RFC2569 RFC 2568 RFC2567 RFC2566 RFC2565 RFC2564 RFC2562 RFC2561 RFC2558 MIB RFC2580 RFC 2579 RFC2578 RFC2575 RFC2574 RFC 2573 RFC2572 RFC2571 RFC2570 DHCP マルチメディア RFC2557 HTML などの集約文書の MIME カフ。セルイヒ (MHTML) RFC2563 IPv4 クライアントに対するステートレス自動定の禁止用 DHCP オプション RFC2543 その他 RFC2544 RFC2548 RFC2552 RFC2556 RFC2583 SIP : セッションネノ琪月化フ。ロトコル ネットワーク相坊凾信機器用のべンチマークに関する幻侖 Microsoft による RADIUS のべンダー独自属性 ACTS プロジェクトによる GAIA における 1 帯長仲介に関するアーキテクチャ RFC1240 の歴史的 RFC への移行表明 NHC ( 次ホップ・クライアント ) 開発者向けガイドライン RFC2556 0 connectionless transport services on top of UDP AppIicability Statement for Historic Sta- tus RFC1240 の歴史的 RFC へのラ表日月 fo. 、 S. ・ Bradner RFC1240 を歴史的 (Historic) RFC に再分類すべき 理由を説明している。、、広報 " として 1999 年 3 月に公開 された。 「 UDP による OSI コネクションレス・トランスポート サービス」 ( RFC1240 ) は、 1991 年 6 月に、、標準化への 提唱 " として公開された RFC である。しかし、 1998 年 10 月に IETF で実施されたアンケートの結果、 170 ・ RFC1240 に従った実装は現存しない ・ UDP による OSI プロトコルは、信頼機能や輻輳制 餌職能力分ではないので沖獅奏崩壊の危険性か高い ことから、歴史的 RFC として再う嶽頁す一、くきであるとして いる。 これにともない、今後 RFC1240 に従った実装は避け なければならない。 RFC2583 Guidelines for Next Hop Client (NHC) De- velopers NHC ( 次ホップ・クライアント ) 開発者向けガイドライン fo. 、 R. Carlson 他 UNIX MAGAZINE 1999.7

10. UNIX MAGAZINE 1999年7月号

FiIe Server 、 HPS-TeraSiteDP264U クライアントは川 0Base ー T か常識の今、 まだ川 0Base ー T のロをもつサーバーマシンをお使いですか ? Super File Server HPS-TeraSiteDP264U シリーズは、 5()()MHz Alpha2 に 64 x 2 を SMP 構成し た高性能ファイルサーパです。 64bit OS である Tru64UN Ⅸを搭載することで、巨大なティスク・メ モリ空間を実現しなから、高い信頼性と使い易さを両させ、 PC サーパとは一線を画しています。テ イスク部の標準構成は、 Tru64UNIX 上で動作するティスク管理ソフト LSM (Logical Storage Manager) を川い、複数個の大容量・高速 36GB HDD を RAID レヘル 0 ユ 5 でコントロールできます。 流行のハードウェア RA Ⅲより OS 止で動作するソフトウェア RA Ⅲの方が柔軟性か高く、 自山度の高い システムを構築できます。ネットワーク部は GigabitEthernet ネットワーク・カードを搭載すること で、 100Base のクライアントか標準になった今必須の Big Pipe Cascade を実現します。 Big Pipe Cascade OLD ServerO Server1 1 OOBase ー 1 1 OBase IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII NG 1 OOBase 1 OOBase 1 OOOBase Big Pipe Cascade SW llllllillll 』ー=ーー=ー・ 1 OOOBase 100Base 便利なカセット式、高速・大容量 HDD 装置 HPS-GigaSite 36GB 10 , 000 「 pm 構成 GUC36 : ¥ 321 , 300 GSC8 : ¥ 59 , 500 TotaI ¥ 380 , 800 252GB 10 , 000 「 pm 構成 GUC36 : ¥ 321 , 300X7 = ¥ 2 , 249 , 100 GSC8 : ¥ 59 , 500 TotaI ¥ 2 , 308 , 600 株式会社工ッチ・アイ・ティー 350GB 7 , 200 「 pm 構成 〒 152-0011 東京都目黒区原町 1 -16-5 GUB50 : ¥ 348 , 500X7 = ¥ 2 , 439 , 500 電話 03-3714-0469 FAX 03-3714-0789 GSC8 : ¥ 59 , 500 E-MaiI:info@hpc. CO. jp 前出の商品名は各社の商標または登録商標です。 TotaI ¥ 2 , 499 , 000 また、機器の仕様は予告なく変更される場合があります。 資料請求 No. 029