とする。この場合は基本的に Joint Stereo て切り替わる MS stereo と同し働きをするが、より高速に処理をする。 ただし、音質はあまりよろしくない。 $ lame —m m cdda. wav とするとモノラルでエンコードされるが、再生音は 1 オク ターフ岻くなってしまう。ステレオ信号をモノラルに ツ 、、一 a " オプショ クスダウンして正しいピッチにするには、 ンを指定する。 MP3 でサウン天国② リッパーが出力したファイルをエンコーダで処理する。 しかし、ファイルを 1 っすっコマンド行で入力するのは、 かなり面倒である。そこで、もうすこし楽をするガ去を考 えてみる。 たとえば、 cdparanoia に、、一 B " オプションを付けて起 動すると、 CD をまるごとリッピングできる。 lame コマ ンドではファイルを 1 っすっ処理していくが、 mlame な ら複数の WAVE ファイルを連続して処理できる。 これらの方法を使って、たとえは Beatles の Revolver に入っている全曲をまとめて変換するガ去を考えてみた。 連続リッピング 最初に、 $ mkdir Beat1es The $ cd Beat1es—The というふうに適当なディレクトリを作り、以降の作業は このディレクトリに移動して進めていく。まず、 cdpara- noia に -B オプションを付けて実行してみよう。 01 枚まるごと変換 のように、ファイル名の : 頁に track02. cdda. wav track03. cdda. wav track00. cdda. wav trackOl . cdda. wav すると、 $ cdparanoia —B トラック番号 . " が付いた 84 $ cdparanoia -B 1 ー 14 い。したがって、 の : 頁にあるリード部分でオーディオ信号は含まれていな WAVE ファイルの出力か始まる。通常、 track00 は CD 醯 2 mlame による工ンコーディング UNIX MAGAZINE 1999.8 聴いていたので頭か割れるかと思った。 Linux は音がいい とうてい鑑賞に堪える代物ではなく、しかもヘッドホンで イプのサウンドを聴くことになってしまった。当然だが、 mlame も同しように実行し、 Red Hat Linux 5.2 アーカ という方法で MP3 ファイルを聴いているので、つい $ mpg123 —z * ルを MP3 形式に変換した。ふだん、 まうからだ。私は、 Linux カーネルのアーカイプ・ファイ イルやディレクトリはすべて MP3 にエンコードされてし 意が必要である。なぜなら、そのディレクトリにあるファ ただし、上の例のように mlame を実行する場合には注 ルを出力する。 ァイルの拡張子の、、 . wav" を、、 . mp3 " に置き換えたファイ とすれば、あとはただ待つのみ。 mlame は、 WAVE フ $ mlame * mlame コマンドを利用する ( 画面 2 ) 。 を連続してエンコードするには、ワイルドカードが使える あるディレクトリに置かれた複数の WAVE ファイル 連続工ンコーティンク げるし、区別もできる。 の WAVE ファイルをリッピングしていても上書きを防 こうしておけば、同じディレクトリに Beatles のほか track03. revolver . wav track04. revolber . wav track01. revolver . wav track02. revolver . wav 名に置き換えられる。 と、トラック番号の後ろの、 cdda " カ甘旨定したファイル のようにリッピング範囲に続けてファイル名を指定する $ cdparanoia —B 1 ー 14 revolver. wav いてリッピングされる。この場合、 というふうにリッピンク範囲を指定すれば、地頁部分を除 a : [ / 3114 ] E80d1 Time : / : 45 ( 1. x ) ETA : 07 i GPSYCHO: GPL'd psycho-æoustic el Enc 団一 44.1 kHz 1 kbps MÆGI LayerIII 円 le E 「℃ i t 儲改 . r 引 v 調 t.o track02. 「“ polw ・ . 3 FOI 粛ⅵト虍 a r : 44. lk stereo L 用 version 3.12 ( い 8 ) ( 編 3180.8 3 ) Frame: [ 6 7 / 6 7 ] E 「 i Time : / 01 : % ( 1. x ) ETA : i GPSYCHO: GPL'd psycho-acoustic model Enc ー as 44.1 kHz 1 囲 kbps MPEGI LayerIII 円 le Enc ー tr k01. r 01V . t•0 tr k01. revolv . 叩 3 Fo しト旧記 er : 44. lk stereo L 伍 version 3.12 く t 日 8 ) ( 町 1 0.8 叩 3 ) Ctoshimi@i nterceptor Beat Ies-The]$ 猷 *. v
MP3 でサウンド天国② というのは嘘である ( すくなくとも、カーネルを MP3 に 変換した場合は ) 。 ともかく、このような災難を避け、かつできるかぎり手 間を省くには、 $ cdparanoia —B 1 ー 14 revolver. wav ; \ mlame track* . revolver . wav とでもしておけばいいだろう。これなら、端末の前から離 れていても、いすれはすべての曲が MP3 ファイルに変換 される。結果として、次のようなファイルかできているは すだ。 $ ls trackOI. revolver. wav track01. revolver. mp3 track02. revolver. wav track02. revolver. mp3 巨大なオーディオ・ファイルがたくさんできて、ディ スクの残り容量がじ紀になってくるかもしれない。そんな ときは、 mlame に、、一 r " オプションを付けて実行すれば、 工ンコードの終った WAVE ファイルは消去される。た とえば、 $ mlame —r track* . . wav とすると、 MP3 形式に変換後、順次 WAVE ファイルを 消していくのでハードディスクのパンクも未然に防げる。 リッピング / 工ンコーディングの並行里 ( 1 ) ハードウェア構成などによってうまくいかない場合もあ るが、リッピングとエンコーディングを並行しておこなう ガ去もある。私の環境では、おおむねリッピングよりエン コード処理のはうか遅い。したがって、リッパーが出力し ているファイルをエンコーダで処理しても問題はない ( た ぶん ) 。たとえば、あるコンソールで、 $ cdparanoia —B revolver. としてリッピングを実行しておく。そして、 で別のコンソールを開き、 $ mlame track*. . 、、 Alt 十 F?" とすれは、リッパーとエンコーダが並行して動く。間題 は、 cdparanoia が CD 上の疵を検出し、修正を始めた 場合である。程度にもよるが、修正処理にどのくらいの時 間がかかるのかはまったく予測できない。リッピングされ てエンコーダの処理を待っている WAVE ファイルがなく 86 なると、 lame は手持ちぶさたになって仕事をやめてしま う。したがって、このガ去を利用するときは cdparanoia に -X やー Y 、 -W オプションを付けてスクラッチ窈多正を しないようにしておくほうが贓隹である。 $ cdparanoia —B —Y revolver. wav としておけば、疵の有無にかかわらすほは、 2 倍速でリッピ ングを続ける。しかし、 mlame の処理もはば 2 倍速くら いなので、処理すべき WAVE ファイルがなくなる可能性 がある。無人状態て最後まで処理させたいのなら、 -Z オ フションでジッタ修正をしないガ去もある。しかしこれ ではせつかくの機能力ヾ立く ( もっとも、私は無見できるよ うな音質の違いなら速いほうを選ぶか ) 。 このようなときは、 lame の処理を遅くして調整する。 当然のことながら、 mlame でも lame のヒ、ツトレート オプションカ甘旨定できる。この場合は、次のように ー 0 オプションを付け、引数としてタフ。ルクオートで括った lame のオプションを指定する。 $ mlame ー 0 "—v —b 128 " track* . revolver . wav VBR の設定をすると、 lame の処理ははは実演奏時間、 つまり処理速度は cdparanoia の約 2 倍になる。これな ら cdparanoia の処理を追い越す心酉劼ゞないので、おそら くは安全である。 とはいっても、細い糸肋ゞやや太いロープに変わった程度 で、依然として綱渡り状態である。もっと安全確実なガ去 はないだろうか。 リッピング / 工ンコーティングの並行里 ( 2 ) そうだ、 UNIX にはパイフがあるではないか。リッパー とエンコーダをパイフ。でつなげば、仮に前の処理に手間ど ってビットストリームか途切れても、あとの処理カ畤って くれるから安じ、である ( 不安は残るが、すくなくとも私が 試した範囲では問題はなかった ) 。それに、並行処理舅外 のメリットもある。 たとえば、かってのオープンリールや、ちょっと気の利 いたカセットデッキは録音と再生のヘッドが独立してい て、テープに録音された音を若干の時間差でモニターする ことかできた。デジタルの日赫にになっても、アナログ育ち の私はどうしてもそのあたりが気になる。 MP3 形式に変 UNIX MAGAZINE 1999.8
駅 P3 でサウン天国② 図 3 ID3 タグ情報の書込み $ mp3inf0 -y 1966 -a "The Beat1es" ー 1 Rev01ver -G Rock —t Taxman track01. revolver. mp3 "Taxman ー The BeatIes / Rev01ver" 1966 ROCk trackOl . revolver. mp3 $ mp3info track01. revolver. mp3 図 4 ID3 タグ情報の新 128 kbit/s j-stereo ()m 39S ) Taxman(The Beat1es) , G 17 表 6 ー 1 表 7 mp3info 込みオプション一覧 れ 0 ~ e —a 07 面 佖 m year CO 〃れ e れ ge れ 7 ℃ - れ社〃 ~ MP3 ファイルに ID3 タグのエリアを 不呆 ( タグ情報は書き込まない ) ID3 タグの情報を消去 曲名 アーチスト名 アノレヾムタイトル 発売年 コメント ジャンル ()D 番号 ) genre-name ジャンノレ ( テキスト ) mp3info の読出しオプション -s 0 / 1 —f format MP3 のヘッダ情報のみ表示 タグ情報の非表示 / 表示のトグル ( デフォルトは 1 = 表示 ) 表カ妍彡式ク旨定 -F ル rrn 観 - れ社 m あらかじめ決められた形式で表示 されていない。これも含めて石忍するには、、一 F " オプショ 図 3 刎列では、書き込んだはすの発売年 ( 1966 ) が表示 $ mp3info —F 2 track01. revolver. mp3 ンを使う。 Tit1e Artist A1bum Ye ar Format Bitrate : Length Size Taxman The Beat1es Revolver 1966 MPEG—I Layer III 128 Kbit/s j—stereo 2m 39S 2544536 bytes -F オプションの引数に指定している、、 2 " は、 mp3info の表示形式の番号である。これは 0 ~ 6 までの 7 不鶤頁で、 それぞれポールド体での出力やデータベースなどでのカ旺 を前提にした出力カ碍られる。 、、 - 「 ' オプションを使 必要な情報だけを得たいときは、 う。引数には、書込みオプションの、、 - " を、、 % " に代えた ものを指定する ( ジャンルは例外で、 % g でテキスト表笊 % # で番号表示になる ) 。たとえば、タイトルと発売年を UNIX MAGAZINE 1999.8 : " で区切って表示したい場合は次のようにする。 $ mp3inf0 —f %t : %y track01. revolver. mp3 出力か得られる ()f はファイル名に展開される ) 。 としておいて mp3info を実行すると、図 4 のような mp3info の README を参照してほしい ) 。たとえば、 というファイルに記述しておくこともできる ( 詳しくは つねに同し形式で表示したいのなら、 ~/. mp3info. rc Taxman : 1966 ー 1 Rev01ver —G Rock * . mp3 $ mp3inf0 —y 1966 —a "The Beat1es" \ 外の曲がないとすれは、次のようにすればいい。 だ。同しディレクトリのなかに Beatles の Revolver 以 同じアノレヾムに収められているのなら、違うのは曲名だけ するためにワイルドカードを使ってみよう。多くの場合、 曲ごとに ID3 タグを入力するのでは疲れてしまう。楽を 通常、 1 枚の CD には 10 曲くらい入っているから、 1 89 track01. revolver. mp3 $ mp3inf0 —N "%t—%a-%l" . mp3 \ る。たとえば、 タグの情報をもとにしたファイル名に変更することかでき な場合、 mp3info に、、 - N " オプションを付けると、 ID3 もののほうがいいし、重複も避けなければいけない。そん 注意が必要である。ファイル名は、一見して内容が分かる チストの異なるアルバムの MP3 ファイルを置くときは している場合はいいが、 1 つのディレクトリに複数のアー アーチストやアノレヾムごとにディレクトリを作って管理 ファイル名の変更 ここは我慢だ ( と自分を昇させよう ) 。 疲れるが、いったん入力してしまえはあとて楽ができる。 あとは曲名を入力するだけである。それでも数が多いと
よ MP3 でサウン天国② 今月の素人百景 ( その 2 ) : 消えたファイルの行方 $ mp3info —N "%t—%a—%l. mp3 ” * . mp3 mp3info では、同しディレクトリにある複数の MP3 フ ァイルをワイルドカード旨定し、名前を書き換えようとし て失敗するとノ基リの主人公になれる。 もちろん、すべてのファイルに指定した ID3 タグ情報 カ唸まれていて、それぞれ重複しないのならなんの問題もな い。だが、不幸にして ID3 タグ情報にタイトル (%t) も アーチスト名 (%a) もアノレヾム名 (%I) も含まれていなかっ . mp3 $ ls track14. revolver. mp3 track03. revolver. mp3 track02. revolver ・ mp3 track01. revolver. mp3 $ ls た場合は、こうなる。 90 途中に挟んだハイフンだけが生き残り、 ない MP3 ファイルに対してこのコマンドを実行すると、 イル名になる。ただし、引数で指定した ID3 タグ情報の では、、曲名ーアーチスト名ーアノレヾム名 . mp3 " というファ Taxman—The BeatIes—Rev01ver. mp3 $ ls いた。 あいだ、 mp3info の実行に失敗するたびに次のようにして そうか、ディレクトリごと消せは・いいのか。しばらくの けして消せないファイル名でもあるのだろうか。 あこれもだめだ。もしかすると、 UNIX の世界には Try rm ——help ' for more information. . mp3 ' rm : unrecognized option $ rm * . mp3 おかしいな。あ、そうか、 * を使えはいいんだ。 Try rm ——help ' for more information. . mp3 ' rm: unrecognized option の則に いさぎよく一 . mp3 ファイルを消しておこう・ こうなったら、リッピングからやりなおすしかない。そ 複するので、 1 個の ~. mp3 しか残っていない。 て、一 . mp3 " に変換されてしまう。しかも、ファイル名か重 ついさっきまであった 14 個の MP3 ファイルが、すべ $ cd $ rm —r BeatIes The/ このような去を考えっくのも、 UNIX に慣れてき て、いろいろ応用ができるようになったからである。とは 思ったものの、なんとなく太としない。 その後、 UNIX に詳しい知人に訊いたところ「 man rm は実行した ? 」と言われた。そこで、疑うことを知らない 私は、 $ man としてみたが、ファイルは消えなかった。 知人のアドバイスは、 rm のオンライン・マニュアルを読 め " という意味であった。さっそくオンライン・マニュアル こういう場合には次のようにすれば消せると書い を見ると、 てあった。 また 1 つ勉強になつな もっと慌てたこともある。タイトルの ID3 タグがない ファイルをリネームしようとしたときのこと $ mp3inf0 -N "%t . mp3" * . mp3 $ ls うつ、ファイルがない。一瞬目の前が真っ暗になり、 ls を連打したか状況に変化はなかった。これも事清が分かって しまえば単純で、拡張子だけか残ってう頁に、 . " の付いた、 これまたたった 1 つのファイルになっていた。 さて、重複ファイル間の激闘をくぐり抜けた、 ~. mp3 " や . mp3" はどんな音がするのだろうか。そもそも、どの曲が 生き残っているのだろうか。 Beatles の Revolver の場合 は、 Tomorrow Never Knows という曲か勝者であった。 やはり、コードが 2 つしかないモードのスケールをもつ曲は 強い。インド万歳 ! ではなくて、リネームする前は track14. revolver. mp3 という名前だったこのファイルはアノレヾムの最後の 1 曲で、 ソートすると最後にくるからである。 などという、串だけの焼き鳥のような悲しいファイルかで きてしまう。これでは、名前を変更するにも消去するにも 手間がかかるし、ワイルドカードを使って複数のファイル を指定した場合には、せつかくエンコードしたファイルが 上書きされてなくなることもある。 そんな悲しい目に遭わないように、、、 % lt " や、、 %la" な ど、情報の有無をチェックする引数が用意されている。 UNIX MAGAZINE 1999.8
MP3 でサウン天国② ー lame $ cdparanoia —p 1 tee track01. mp3 ー mpg123 —b 1024 tee コマンドを挟めば、標準入力の分岐ができるらしい。 上の例では、 cdparanoia から lame , 度ってエンコード されたビットストリームを track01. mp3 というファイル に保存し、同しピットストリームを mpg123 にも渡して いる。 リッピングしながらエンコーディングし、その結果を ファイルとして保存しながら、 MP3 ファイルとして再 生もする。はばリアルタイムに再生しているので、全体 の処理は実演奏時間と同しになる。バッフアを多めにと っても再生音は途切れがちになるが、ファイルとなった track01. mp3 に景はみられなかった。 パイプはコマンドとコマンドをつなぐものらしいが、音 を扱う場合はシールドケープルや、大昔のアナログ・シン セサイザーのようなパッチコードと同し感覚で使える。な かなかー叫リである。 23 タグを利する 前回、「 ID3 タグエデイタとして freezetag を紹介する」 と予告したが、その後しばらく使っているうちにちょっと 気になる現象か起きた。いったん ID3 タグ情報か書かれ た MP3 ファイルにしか書き込めないことがあったのだ。 私の使い方や設定力澗違っているのかもしれないが ( その 可能生はきわめて高い ) 、実際のところよく分からない。 パイプを使ったコマンドの組合がおもしろくなってき たので、 mp3info という ID3 タグエデイタを使ってみる ことにした 5 。これは、コマンド行で ID3 タグの読み書き をするアプリケーションである。 ます、己の FTP サイトから RPM ファイルを入手 してインストールする。 ・ mp3inf0 ftp://bimbo.hive.no/pub/mp3info/ mp3 ⅲ f0 ー 0.2.16 ー 1. i386. rpm 5 ややこしいことに、同名のフリー・ソフトウェアがあって、しかもサー チェンジンなどではこちらのはうがヒットしやすい。 i 版は 1999 年 3 月にリリースされた 0.3.1 で、バージョン番号カ匠いのも混乱のもと である。ただし、これは ID3 タグの情報を j ぐするだけの簡単なツール である。 88 この FTP サイトは回線カ辭田いのか、アクセスできない ことが多い。その場合は、 MetaLab6 などからソースファ イル mp3 ⅲ f 。 -0.2.16. tar. gz を入手し、次のようにして インストールする。 実行ファイルは、デフォルトでは /usr/local/bin に置 # make insta11 $ su . /configure $ cd mp3inf0 ー 0.2.16 $ tar xvfz mp3i Ⅱ f0 ー 0.2.16. tar. gz ら、 ID3 タグか書き込まれていない場合は、 MP3 ファイ ある MP3 ファイルの↑帯長か表示される。当然のことなが ワイルドカードで指定すると、カレント・ディレクトリに ときわめて単純である。オプションを付けす、ファイルを $ mp3info [ オプション ] ファイル名 使い方は、 かれる。 ID3 タグの書込み 間など窈帯長しか出力されない。 というふうに、ビットレートとチャンネルモード、演奏時 128 kbit/s j-stereo ()m 7s) 128 kbit/s j-stereo ()m 39S ) $ mp3info * . mp3 ルのヘッタ情報だけか表示される。たとえは、 UNIX MAGAZINE 1999.8 edu/pub/linux/apps/sound/editors/ 6 かっては SunSite と呼はれていたらしい (http://metalab.unc ・ $ mp3inf0 —p の対施表は、、、一 p " オプションを指定すれは得られる。 変換した旨がエコ→ヾックされる。ジャンルと ID 番号と 指定した場合は、 : 17 " のように、、 Rock" を 17 番に が、 mp3info は ID 番号に変換して書き込む。文字列で ジャンルは ID 番号と文字列のどちらて指定してもよい ようにすればいい。 アルバムに含まれる「 Taxman 」という曲なら、図 3 の 冗された The Beatles の「 Revolver 」という Rock の track01. revolver. mp3 というファイルカゞ、 1966 年に発 は、それぞれのタグをオプションて指定する。たとえば、 ID3 タグのない MP3 ファイルにタグ情報を書き込むに
MP3 でサウンド天国② 表 2 読取り抛を示す顔文字 正常重堺乍中 ( 低いジッタまたはジッタなし ) ジッタを検出したが正常重川乍中 言翹 0 中に ( ピックアップの ) ドリフト多 [ 言翹中にストリームカ芍巒色える 87 修正を試みたカ啝やっても同し ハードウェアの中幻医工ラー CD の盤面上で疵を検出 修正をあきらめた 変孑冬了 表 3 進行兄を示すパーグラフの記号 空白修正イ畯 ジッタ修正が必要 ストリームカ芍霽色えるなどして正常な言翹 ( りは不可能 十 1 回目でエラーとなったが、 2 回目で修正 ハードウェアの輔医工ラー ( ただし地はない ) 修正不能のため言翹 ( りをスキップ 1 cdparanoia によるリッピンク xtenn [toshimi@i nterceptor Beat les-TheJ $ c 引、 -B 1-14 revolver. v cdp 引、引 10i8 III alpha prerelease 3.5 (March 24 , 19 田 ) ()} 19 的 Monty くxiphmont@m it. Th is PRERELEASE software ! Report bugs to xiphmont@m it.edu http://www 調 . e 面 / s / si pb/user/xiphmont/cdparanoia/index. html Ripping from sector 55 (track 1 [ 0 : 8.8 ] ) to ector 157474 (track 14 [ 2 : 57. 四 ] ) outputting tO træk01. revo ⅳ ( = PRßRESS = [ 化外化 t ⅳ tO t&3k02.revolver. 製3V ( = PROGRESS = [ してしまう。とはいっても、バーグラフが、、 v " で、顔文 字、、 8 ーにの状態か耐えられないほど長く続く場合は、リ ッピングをあきらめたほうがいいかもしれない。その場合 は CtrI 十 C て終了させる。 v 表示も出す、言翹 ( りに間題のない CD の場合は、実 演奏時間の 2 倍速程度でリッピングカ鮗るはずだ。私のマ シンの CD-R ドライプは弭 ( り 6 倍速だが、ピックアッ プか在左往しつつ工ラー訂正をおこなうので、ドライプ の言翹 ( り速度の違いがそのままリッピンク間に反映され るわけではないらしい。 ジッタやスクラッチの修正をまったくおこなわなくて -Z" オプションを指定すれば 4 倍速程度 もよいのなら、 で処理できる。逆に、小文字の、、 - z " オプションを指定す ると、何があろうと絶対に修正をあきらめす、しつに根気 よく CD をスキャンし続ける。場合によっては、 1 晩か かっても終らないことがある ( 経験者は語る ) 。 まったくエラー訂正をしないのでは、 cdparanoia のせ っかくの機能か駄になってしまう。そこで、通常のジッ タ修正だけをおこなう、、一 Y " 、スクラッチのスキャンを止 める、、一 X " ( 顔文字は表示しない ) 、スクラッチのスキャ ンはするカイ多正はしない、、一 W " ( 顔文字は表示される ) な ど、 cdparanoia なりにいさぎよくあきらめるオプション も用意されている。 売取り範囲の指定 ジッタをいかに補正するかが CD リッパーの腕の見せど cdparanoia は、リッピングの範囲をいろいろなカ 1 去で ころである。 指定できる。 バーグラフに正常な言翹りができなかったことを示す たとえば、 1 トラックごとに曲か終っていればいいが、 + か表示された場合は、大きな言翹りエラーがあり、そ メドレー形式で曲の終りと始まりとがオーバーラップして 窈多正をおこなっている。ほとんどの場合は問題なく修正 いるような場合には、トラック番号で指定すると別々の されているはすだし、たとえ新品の CD でもこの表示が ファイルとしてリッピングされてしまう。当然の帰結と 出る場合があるので、あまり気にする必要はないだろう。 して、これらのファイルを連続して再生しても曲間カ芍全切 リッピングを終え、ファイルを聴いてみてから判断しても れる。このようなときは、 遅くない。 $ cdparanoia 1 ー 2 最悪なのは v が表示された場合である。これはたん なるジッタではなく、おそらくは CD の盤面にあるゞ というように、開始トラックと終了トラックをハイフンで 原因だろう。かなりのをかけて修正を試みるが、 つなげば、 1 曲目の最初から 2 曲目の終りまでを 1 つの が cdparanoia の paranoia" たる由縁でもある。ほか ファイルとして出力してくれる。 のリッパーでは言翹えりをあきらめて処理を中止するような 時間単位でリッピングの開始位置と長さを指定するオプ 箇所でも、 cdparanoia は曲に修正しようとする。そし ションもある。これを指定すれは、 1 トラックが複数の て、ノイズや音飛びは残っていてもなんとかファイルに ートに分かれている曲も分解できる。たとえば、 ノ、 V ー 011357 ] ー 0171 ] 79 UNIX MAGAZINE 1999.8
MP3 でサウンド天国② れらの引数に含まれる I は If 、つまり、、もしそのファイ ルか該当する ID3 タグ情報を含んでいれば " を意味する。 指定しオ」青報がファイルに書き込まれていなけれはイ可もし ID3 タグの検索と再生 となる。最初からこのようにして実行するほうが安全だろ track01. revolver. mp3 $ mp3info -N "%lt%t-%la%a-%ll%l. mp3" \ ない。上の例に応用すると、 UNIX はコマンド行吏うべきである。 だった。私は岡足である。やはり、老他方ⅱ : のためにも やや複雑だが、パイプを使うとこんなことまでできるの として受け付けて再生する ) 。 オプションを付けると、 3 で得たファイル名を標準入力 4. そのファイル名を mpg123 に渡す (mpg123 に、、一@" ( ファイル名 ) を得る。 3. 抜き出した文字列から、 sed で区切り文字 ( : ) の右側 抜き出す。 2.1 の出力から grep で、、 The BeatIes" を含む文字列を 入れる。 アーチスト名とファイル名のあいだに区切り文字 ( : ) を からアーチスト名とファイル名を取得する。このとき、 1. mp3info で、同しディレクトリにある MP3 ファイル このコマンド行では、次のような処理をしている。 . * : / / mpg123 ー sed —e 's/A $ mp3info —f %a:%f *. mp3 ー grep "The Beat1es" ハ けを再生してくれる。 にすると、アーチスト名が "The Beatles" のファイルだ ID3 タグ情報は再生時にも役に立つ。たとえば次のよう Grip/GCD UNIX MAGAZIN E 1999.8 ヒしてしまう。 いが、 Grip/GCD は今月おこなった作業のほとんどを自 ある。やたらに派手で重いだけの GUI は使う気にならな cdparanoia や LAME の X 上で動くフロントエンドで 境を寒見する Grip/GCD を紹介する ( 画面 3 ) 。これは、 と書いたばかりだが君子豹変。次回は、 MP3 の統合環 3 Grip/GCD の画面 新・ 802 権、 0 ⅳ 01 T の n 此 E 聞 Rigby 03 0 叫・ 飆し 0 ・ 10 的 2. れ第 TA'WE 、をル、新を Y 0 5 し bm 製朝 07 Sh を SOd She S ま 0 聞 6000 Oay 川 5 ル 0 を And Ym 難日物 0 ( 聞 S に ー 0 Foe 物 00 を 11 Ooc 師「 Roøen ー ~ ー To ー You ー 3 G T06 YO リ MV し・ 0 0 、日 0 Ⅳ 0 滝 0 齢新・日を剛 0 1 師 6 用を一 OmorrOWN K れ 0 ~ 33 241 2 : 30 CDDB にアクセスし、タイトル情報をダウンロードす る機能もある。そのデータをもとに MP3 ファイルへ ID3 タグを自動的に書き込むため、タイトルやジャンルを手 作業で入力する必要がなくなる。いったん設定してしまえ ば、あとは CD をトレイに入ボタンをクリックして 待つだけである。 Grip/GCD を使って変換した MP3 ファイルは、 My- SQL のデータベースに登録される。そのデータベースを 参照して情報を取得し、 MP3 ファイルを再生する Digi- talDJ というアプリケーションもある。大量の MP3 ファ イルがある場合は、たいへんイ甦リである。音楽情報はデー タベースに蓄積されるので、 ID3v1 のように 30 文字まで という制限がないのも・直た。 ただし、 Grip の最新版を利用するには gIibc-2.1 を 導入しなければならない。これよりも旧いバージョンは glibc-2 の環境でも動いたが、作者の Mike Oliphant は 旧バージョンをサイト上に残さない方針のようで、いま となっては環境に応して使い分けるといった方法はとれ 来月は、ついに gIibc-2.1 を使わなけれはならない。い っそのこと Linux カーネル 2.2. x の Red Hat Linux 6.0 にアップグレードするか、朋大のシステムに glibc-2.1 だ けをインストールするか、いまは悩んでいる最中である。 勇気のある人のために、 URL を記しておく。 ・ http://www.ling.ed.ac.uk/-oliphant/grip/ はつもと・としみ ) 0 91