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検索対象: UNIX MAGAZINE 2001年3月号
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1. UNIX MAGAZINE 2001年3月号

Daemons & Dragons— 116 高可用性 (HA) 監視ソフトウェアを利用すれば、診断 で実行されるため、 SLB は迅速に応答しない混雑し 時の異常か必要なプロセスの停止というかたちでシステ たホストがあっても見て見ぬふりをすることになる。 ムの障害を検出できる。障害が検出されると、 2 台目の 速度 : SLB がサポートしていれば、診断時にもっとも ホストが IP アドレスと Ethernet アドレス、マウント 迅速な反応を示したホストに、着信する接続の大半を されたファイルシステム、アプリケーションの設定を引 振り向ける。アプリケーションかホストが不安定と考 き継ぐ。だが、最初のホストが復活したらどうなるだろ えられる場合に効果的なプレディクタである。 う。複数のノードが 1 つのサービスを同時に提供してい 一部の製品はサーバー群と直接接続する必要がある るのに、いすれもサーピスの停止を拒むという、頭の痛 が、それ以外は NAT (Network Address TransIator) い問題を抱えることになりかねない。この場合、 IP ア や、機器を別のネットワーク・ノードとして動作させ ドレスと MAC アドレスが衝突し、サービスに支障を るための技術をサポートしている。多くの場合、これは きたす。ソフトウェアによる HA の実現例は数多いが、 SLB をネットワークの仲介者に仕立て、テストしてい 日常的に障害からの復旧作業をおこなうシステム管理者 ない機器の動作に関する不安を和らげるには理想的な手 の行く手には、しばしは危険な結果が待ち受けている。 法である。 HA ソフトウェアは、システムを安定させるどころかダ ただし、これにはサーバー側での作業が必要となる。 ウン時間を増やすばかりだという声もある。 NAT の場合、ホストの IP アドレスをプライベート・ ここで思い出してほしいのは、トラフィックを分散 アドレスに切り替えなけれはならない。考慮すべきもっ するためだけに SLB を購入するわけではないことだ。 とも重要な要素は、サービスに関してはどのホストも同 SLB は冗長生をもたせるためにも利用できる。負荷や しでなけれはならないことだ。これは面倒 ( もしくは危 性能の監視に加え、はとんどの SLB システムは負荷分 険 ) な変更にみえるかもしれないが、 SLB は過負荷環境 散の対象となるシステムに対して基本的な診断を実行で 下でのサービスの生死を左右する重要性をもつ。 きる。たいていは簡単なチェックで、既知のポートに接 用途に応して適切な製品を選んではしい。 Foundry 続するといったものだ。 Web サーバーの負荷分散であ Networks の ServerIron などの SLB ハードウェア製品 れば、 HTTP ポートの診断がすぐに思い浮かぶ。 SLB は、高速な IP べースのサービスの負荷分散に適してい は HTTP によるべージの取得を試み、 ( タイムアウト る。複数のサービスでアプリケーションの複雑な制御が するか、サーバーからエラーが返されて ) 失敗した場合 求められたり、高度な監視機能が必要な場合は、 IBM の は、そのサーバーへのリクエストの配信を中止する。ほ WebSphere などのソフトウェア・べースの製品が考え とんどの場合、 SLB で使われる間合せは自由に設定で られる。検討すべき機能としては、ポートの速度と密度、 きるので、このような言斤方法を完全に制御できる。憶 可用性の高さ、ルータとして動作するのかスイッチとし えておいてはしいのは、世界中から日常的にアクセスさ て使えるのかや、設定のしやすさなどか挙げられる。 れるべージをチェックする必要はないことだ。専用ペー ジにしても、ほかの診断を実行する CGI スクリプトに 冗長性 してもかまわない。 負荷分散は重要だが、基本的な可用性も不可欠の要素 である。設計の優れた SLB 製品は、この両方の条件を 満たしているはすだ。フォールト・トレラントな機器に 従来の SLB に真っ向から対抗するものとして、もう はさまざまなものがあるが、 RAID アレイや冗長なス イッチ、複数のインターネット接続などを備えていても、 1 つの IP べースの手法が発見された。これをみると、な ぜ最初に考えつかなかったのかと不思議に思うだろう。 サーピスに障害が生しる原因の大半はソフトウェアにあ IBM は、 WebSphere 製品の一部として DSR (Direct る。したがって、サーバー・アプリケーションもフォー Service Return) を開発している。 Foundry Networks ルト・トレラントなものでなけれはならない。 送 返 の へ 送 96 UNIX MAGAZINE 2001.3

2. UNIX MAGAZINE 2001年3月号

UNIX Communication N0tes 山口英 情報整理の技術 ( 6 ) ファイルの同期 この種のスケジュール調整の基本的な手順は、次のよう スケジュール調整 にまとめることができる。 1. 複数の日時を候補として設定し、これを仮にプロック 山も広私を悩ませていることの 1 つは、、、いかに上手に しておく。この作業は、私が率先してする場合もあれ スケジュールを管理するか " である。ーロにスケジュール ば、会義のほかの参加者や秘書などにしてもらうことも 管理といっても、個人のスケジュールや開発プロジェク ある。 トのスケジュール、さらには会義室の予約などさまざまな 2. ほかの人の↑甫日と調整し、最終的に 1 つのスケジュー 、、管理 " がある。これらのなかでもっとも頭カ鯒いのは、自 ルを決定する。 分自身のスケジュールの管理である。 3. 確定した時間以外の、仮にプロックしていた時間をリ 私の場合は、自分以外の誰か、つまり他人との関係に費 リースする。 やす時間も重要な意味をもっている。もちろん、プログ ラムを書いたり、論文を読んだり、原稿を書くというよう つまり、複数の一嚇甫を設定し、そのなかから 1 つを選 な、ひとりで黙々と作業づ - る時間は多い。だが、仕事で誰 ぶ作業といえる。英語では、このような調整作業を rec- かと面会する、自分のオフィスに来客がある、会義に出席 oncile ( 重加司 ) または reconciliation ( 名詞 ) と呼ぶ。 する、授業をする、どこかで謙寅するといった、他人と一 スケジュール管理には、古典的な手帳もなかなか役に 緒に何かをする時間も相当な比率を占めている。 立つが、最近はスケジュール管理ソフトウェアもかなり しかし、授業をするには事前にそれなりの準備をしなけ 普及している。たとえば、 Microsoft Office に含まれる ればならない。会議に出席するにしても、予定されている OutIook は、スケジュール管理に利用できる代表的なツ 題について調べたり、資料にあらかじめ目をとおし、ど ールの 1 つである。さらに、コンピュータを用いてスケ んな結論にもっていこうかとイ艾を立てる時間がほしい。 ジュール管理をする人か増えてきたため、これらのソフト つまり、自分の作業のための日翻肋蔀呆できなければ、他 ウェア間でスケジューノレ情報を電子メールや WWW シ 人と一緒に何かをする時間も有意義に過ごせなくなる。私 ステムを介して交換し、調整作業をオンライン化しようと にとって、スケジュール管理の目的は、この 2 つの異な いう動きもひろまりつつある。 IETF では、スケジュー るスケジュールをいかに調整するかである。 ル情報を交換するための標準的なデータ・フォーマット である℃ alendar オプジェクト [ 1 ] を定め、さらに、電 、、他人と一緒に何かをする時間 " を調整するには、もちろ 子メールや WWW で扱えるように MIME タイプの定 ん相手との折衝が必要になる。たとえは会議を主催する場 義やデータ交換のための手順を標準化した。 OutIook や 合は、参加者に出席が可能嚠嚇甫日 ( 時間 ) を提示しても Lotus Organizer なども、この標準に対応している。 らう必要がある。さらに、重要な役割を担う議長や委員長 iCalendar に対応したツールを使うと、オンラインで などが出席でき、かつできるかぎり多数の人か参加できる reconciliation の作業カゞできる。スケジュールの調整と ように整しなければならない。 1 一 = 卩 62 UNIX MAGAZINE 2001.3

3. UNIX MAGAZINE 2001年3月号

ると、デバイス・スペシャルファイルが自重加勺に生成さ れる。 これまで、 Linux では / dev 以下のテンヾイス・スペシャ ルファイルをとおして周辺機器にアクセスしていた。デ バイス・スペシャルファイルは通常のファイルとは異な り、情報は言当求できない。そのため、ファイルとしての 実体はもたす、ファイルへの入出力はデバイスドライバ に渡される。このとき、どのスペシャルファイルがどの デバイスドライバに対応しているかを判断しなけれはな らない。テンヾイス・スペシャルファイルは、、プロック型 テンヾイス " か、、キャラクタ型テンヾイス " かの区別、 8 ピッ トのメジャー番号、 8 ピットのマイナー番号の 3 不頁の 情報をもっている。これらの↑欝長にもとづき、カーネルは 対象となるテパイスドライバを一意に決定できる。テパイ スドライバの決定にファイル名は利用されない。このモデ ルにもとづいたテンヾイスへのアクセスには、いくつかの欠 点がある。 1 つは、テンヾイス・スペシャルファイルの作成の問題 である。システムの管理者は、組み込んだテパイスドライ バに対応するテンヾイス・スペシャルファイルを / dev 以下 に作成する必要がある。各重のディストリビューション では、代表的なテンヾイス・スペシャルファイルか提供さ れ、半自重加勺にテンヾイス・スペシャルファイルを作成す るスクリプトも用意されていることが多い。しかし、パッ チなどの形式で入手したデバイスドライバを使う場合は、 やはり手作業でファイルを作成しなければならない。 また、テンヾイスドライノヾごとに一意のメジャー番号、マ イナー番号を割り当てなくてはならないことも間題であ る。 Linux のように多くの開発者か並行してカーネルの 開発を進めている場合、新たなデバイスドライバの導入 にあたっては、メジャー番号とマイナー番号を厳密に管 理する必要がある。これは、テパイスドライバの開発を複 雑にしてしまう。 メジャー番号とマイナー番号の割当てのルールにも問 題がある。 SCSI デバイスのように同じ機能をもっデバイ スが複数ある場合、メジャー番号とマイナー番号はデバ イスがみつかった順に割り当てられる。この場合、 1 つの デバイスが占郊章したり、取り外されたりすると、そのデバ イス以降のメジャー番号とマイナー番号がすれてしまい、 設定の変更を余儀なくされることがある。 UNIX MAGAZINE 2001.3 さらに、テンヾイス・スペシャルファイルの数自体も間 題を抱えている。現在、一搬的なディストリピューショ ンでは 1 , 000 イ酥呈度、場合によっては 2 000 個近いデ バイス・スペシャルファイルが用意されている。このな かには利用しないファイルもたくさんあり、無駄が多い。 さらに、テンヾイス・スペシャルファイルのメジャー番号 とマイナー番号は 8 ビットに制限されているため、将来 的に不足する可能性もある。 これらの間題を解決するために導入されたのが devfs である。 devfs では、デバイスドライバからの要求に応 じて重加勺にデバイス・スペシャルファイルを作成するた め、管理者が手作業で作らなくてもよい。また、不必喫な テンヾイス・スペシャルファイルか生成されることもない。 テンヾイスドライバか要求するのはテパイス・スペシャル ファイルの、名前 " であり、メジャー番号、マイナー番 号ではない。そのため、メジャー番号とマイナー番号の 管理が不要になる。 devfs ではディレクトリを積極的に 利用するので、名前の一意生の保証は上交的容易である。 SCSI や IDE の名前空間では、従来の sda 、 sdb のよう な名前は廃止された。その代わり、ホストアタフ。夕、バ ス、ターゲット、 LUN をディレクトリとし、その下に テンヾイス・スペシャルファイルカイ乍成される。たとえは、 SCSI に接続された SCSI-ID 0 番のハードディスクの ノヾーティション 1 は、 /dev/scsi/hostO/busO/targetO/1un0/partO でアクセスできる。この方式には、従来の検出した順に割 り当てる方式とは異なり、機器か故嶂したり、取り外され たりしてもテンヾイス・スペシャルファイルは変化しない という利点がある。 このように利点の多い devfs であるが、現状では dev- fs の作成するデバイス・スペシャルファイルの命名規則は 従来のカ式と互換性がない。したがって、テパイス・スペ シャルファイルを指定するコマンドや、内部にテンヾイス・ スペシャノレファイノレカゞノ、 ードコーディングされているコ マンドは、 devfs に対応していないかぎり、そのままでは 利用できない。カーネルの設定でプート時に devfs をマ ウントするように指定している場合は、とくに注意が必要 である。ファイルシステムのマウントや getty の起動に 失敗すると、ログインすらできなくなる。 そこで、互換性をもたせるために devfsd というデー 145

4. UNIX MAGAZINE 2001年3月号

et's PIay with UNIX ⑩ 製品のノ、ツケージには、 FAT へのインストール CD の ext2 ファイルシステム向けの CD も入ってい ほかに、 る。したがって、通常のディストリビューションと同し く、 ext2 でフォーマットしたハードディスクやパーティ ションにインストールしてもいい。 どちらのインストール CD も、いわゆるデスクトップ・ アプリケーションを主体としたパッケージ構成になってい て、 Red Hat Linux のインストーラのようーンヾッケージ の構成を j 尺することはできない。 開発環境やサーバー系のアプリケーションは、「フリー ソフトウェア・パッケージ」という別の CD に収められ ている。 L ⅲ ux の起動彳変、これらのなかから必要なものを 追加していく方式である。 Linux 領域は 2GB まで MLD5 には特有の制約がある。それは、 FAT 上に確 保できる Linux の領域が (FAT の制限により ) 最大でも 2GB までに限られている点だ。このうち、システムやア プリケーションが IGB 近くを占めるので、ユーサーが使 える領域は最大でも IGB ほどしか残らない。メールの読 み書きやエデイタでの文編集だけならこれでも不自由は しないだろうが、最近の一殳的な用途から考えると IGB は少なすぎる。 MP3 などの音声ファイル、高解像度のデ ジタルカメラの画像など、日常的かっ無造作に使われてい るファイルは、どれも容量か大きいからだ。 このようなファイルを CD ー R などに書き出して、ハー ドディスクの空き容量を石呆するガ去も考えられる。しか し、それも残り容量が IGB ではかなり苦しい。ディスク イメージを作ってディスク・アットワンスて書き込む場合 は、 CD-R にコピーする容量の倍以 - E のディスクスペー スが必要になるからだ。 700 B の CD-R を作るのなら、 せめて 1.5GB くらいの空き容量はほしい。ただし、オン・ ザ・フライでの書込みも可能だから、あまりネ子質になら なくてもいいのだろう。オン・サ・フライ→書込み工ラー →メディア代が無駄になる、と連想する私が旧いのかもし れない。 いすれにせよ、ディスク容量には限りがある。 Linux 側 から同一ドライプ / パーティションにある Windows の ファイルは読めないので、 Windows 側とのファイル共有 134 はできない。どうしてもディスクスペースがほしければ、 はかのドライプやパーティションをマウントする必要があ る。そもそも大きなディスク或を使うのなら、 FAT へ のインストールではなく、通常の ext2 ファイルシステム のインストールを選ぶべきかもしれない。ただし、そうな ると MLD5 を選ぶ必然生カ囀れてしまう。 割高だがメリットも はかのディストリビューションと上交すると、 MLD5 の価格は 9 , 800 円と割高である。通常の商用ディストリ ビューションのようなサポート権はないし、刊属する商用 アプリケーションも Wnn6 と DynaFont だけだ。この 程度の商用パッケージカ嗣属するディストリビューション は、サポートがなければ実売価格で 3 , 000 円程度である。 このイ耐各差は、 FAT へのインストーラに対するものと考 えられる。つまり、 FAT 上にインストールできるという ことにどれほどの価値を認めるかが、 MLD5 に対する評 価の分かれ目になるだろう。 前述したように、システムの安定性についての不安や容 量の制約もある。 FAT にインストールするのだから、性 能面で多くを求めることはできないだろう。だが、 MLD5 のインストールの簡便さはなにものにも替えがたく、用途 さえ割りきればこれらの間題に目をつぶってもいい。私自 身は、この程度の差額は妥当なところだと思う。 MLD5 は、ます数年前の私のようないい加減なユーサ ーに向いている気がする。つまり、適当に動かしてちゃら ちゃらと使うガ去は慮えたものの、 OS の仕組みへの理解 にはいたらす、もともと短気で怒りつほ。く、インストール に失敗した原因を考えるよりさきに、 # cd / # rm -rf * などとやって世界を滅ほしてしまうタイプである。とにか く、インストール作業が面倒で仕方ないという人にはお薦 めできる。 Linux を初めて触る人にとっては、 MLD5 は結果的に 安 - E がりだと思う。初心者には敷居の高いハードウェア関 係の設定をほとんど意識せすにすむし、 ( 紙の ) マニュア ルもけっこうよくできている。設定作業に行き詰まると、 けっこうな値段のついた解説書を買い込んでにらめっこを UNIX MAGAZINE 2001.3

5. UNIX MAGAZINE 2001年3月号

、田淵責昭、末永洋樹、宮地利幸 今回はカーネル 2.4.0 のリリースカ吠きな話題である。 Linux カーネル 2.4.0 L ⅲ ux カーネル 2.4.0 が、 1 月 4 日にリリースされた。 2.2 系カーネルからのおもな変更点を以下にまとめる。 pcmcia-cs の統合 これまで、 PCMCIA は Linux カーネルとは別のパッ ケージとして David Hinds 氏により提供されてきたが、 Linux カーネル 2.4.0 系ではこれか統合された。ただし、 既存の PCMCIA パッケージがすべて組み込まれたわけ ではない。現段階では、 cardmgr や cardctl 、疋ファ イルなどのツール類のために、統合された部分とは別に pcmcia-cs パッケージ 3.1.21 以降が必要である。 PCMCIA パッケージでサポートされていたあらゆる ドライバが含まれているわけではないので、 PC カードを 利用する場合は、ドライバがカーネルに含まれているかな どを石忍する必要がある。たとえば、 wvlan-cs ドライバ はまだカーネルに含まれていないため、我々の環境では pcmcia-cs パッケージを別途インストーノレしなければ無 線 LAN を利用することはできなかった。このような場 合には、カーネルの設定に注意が必要である。 CONFIG- PCMCIA か有効になっているとすべてのドライノヾが生 成されないので、 CONFIG-PCMCIA を無効に設定し ておく必要がある。 David Hinds 氏が PCMCIA ノヾッケージに含まれる README-2.4 に書いているように、特別な事情やテンヾ ッグなどに興味がある場合を除き、まだカーネルに含まれ たはかりで熟していないドライバよりも、従来の PCM- CIA パッケージを使ったほうがよいようだ。 Netfilter/iptables Linux 2.0 系では ipfwadm 、 Linux 2.2 系では ip- chains がファイアウォールの構築などに用いられていた が、 Linux 2.4 系では NetfiIter/iptables に置き換えら れた。 iptables では、ステートフル・ファイアウォール技 し血皿 Up 0 144 術を用いている。これは、バケットに関する情報をテープ ルに保存し、入力バケットとテープルの情報を照合して、 フィルタリングをおこなう方式である。 ipchains などに よる既存のフィルタリングでは、 SYN フラグが立ってい なければ、すでに確立されたコネクションに属している と判断してしまう。これよりも、明らかに効率的なフィ ルタリングが可能である。また、 iptables では、ある期 間に通すことのできるバケットの数を TCP のフラグに よって設疋できるので、 SYN Flood や Stealth Scan などの攻撃にも対応できる。 従来の ipfwadm/ipchains コマンドは、まったく使 えないわけではない。カーネルの設定で、 iptables の代 わりにそれぞれのコマンドを使うように指定すれは、これ までどおり利用できる。 iptables を使うには、 iptables-l. 1.1 以降のノヾッケー ジを別途インストールする必要がある。配布元などは、 linux/Documentation/Changes に記述されている。 USB Linux は、 lntel などか標準で採用している USB ホス トコントローラ UHCI (Universal Host Controller ln- terface) と、 Compaq や Microsoft 、 NationaI Semi- conductor などカ甘采用している OHCI (the Open Host Controller lnterface) の両方をサポートしている。 lntel や VIA の PCI チップセットは UHCI に準尠ム SiS や iMac が OHCI に準拠している。 USB の規格ではクラ スが定義されており、あるクラスに属するデバイスなら 同じドライバで使用できる。 Linux では、キーポードや マウス、タブレットなどを含む HID (Human lnterface Device) や、オーディオ、プリンタ、大容量記匱装置など がサポートされている。利用可能な USB 機器は、 http: //www.linux-usb.org/からたどれる USB デバイスの 重川得長告て市忍できる。 USB に関しては、カーネル 2.2.18 にカーネル 2.4 系 からの backport パッチか充合されたため、カーネル 2. 2.18 で USB 機器が使えるのなら無理にカーネル 2.4.0 に移行する必要はない。 devfs テンヾイスへのアクセス専用のファイルシステムとして devfs カ甘采用された。 /dev 以下に devfs をマウントす UNIX MAGAZINE 2001.3

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0 連載 /lnside Cygwin— 図 4 start コマンドのためのシェル・スクリプト uname 1 f i arg="$l" else arg= ' cygpath then # ! /bin/sh cygpath ¯W' /cmd/start start "\"$arg\" cmd /c start "$arg" >/dev/null 2 > & 1 chmod + x " $ 1 " f i then *ntsec*) case "$CYGWIN" in リに移されてしまう ( 図 5 ) 。図 4 のスクリプトで、 cyg- すると、カレント・ディレクトリが Windows ディレクト ルでカレント・ディレクトリを UNC にして cmd を起動 にできるが、 cmd では許されていない。 Cygwin のシェ w ⅲでは UNC で指定したパスをカレント・ディレクトリ NT / 2000 の場合には、もう 1 つ別の間題がある。 Cyg- ている場合だけである。これについては次回に説明する。 NTFS で、 Cygwin DLL の ntsec という機能を有効にし で設定している。こオ功ゞ必要なのは、ファイルシステムが は start コマンドの対象に実行権限が必要なので、 chmod べてそれぞれに対応させている。また、 NT / 2000 の場合 タ (cmd) の糾込みコマンドなので、 uname で OS を調 だが、 Windows NT / 2000 ではコマンド・インタープリ start は、 Windows 95 / 98 / Me では独立したコマンド オプションを指定する場合には対応していない。 start コマンドにオプションを指定したことがないので、 かどうかを調べてからパス名を変換している。なお、僕は カ甘旨定された場合に備えて、ますファイルとして存在する ル・スクリプトを図 4 に示す。このスクリプトでも、 URL できないのでパス名の変換が必要になる。そのためのシェ しかし、 start コマンドは Cygwin 上のパス名を解釈 いる。 124 図 5 カレント・ディレクトリが、 Vindows ディレクトリに UNIX MAGAZINE 2001.3 win の bash を起動すると /etc/profile によってこれら 12 月号 ) で説明したとおり、スタートメニューから Cyg ー 上で適切に設定する必要がある。連載の第 1 回 ( 2000 年 には、ます環境変数 HOME と PATH の値を Windows Meadow から Cygwin のアプリケーションを利用する Meadow から Cygwin を利用する 上のパス名を解釈させるガ去を説明する。 dows のアプリケーションである Meadow に、 Cygwin たくなるはすだ。 こではそのために必要な設定と、 Win- で bash を使ったり、 M-x grep や M-x make したりし う。 Meadow と Cygwin を利用していたら、 M-x shell はとんどは、エデイタとして Mead 。 w を使っていると思 た GNU Emacs である。 Cygwin を利用している人の Meadow は宮下尚氏によって Windows に移植され Meadow と仲よくする 要なパス名の変換がおこなわれるようになる。 場合 ) と書くだけで、 start コマンドを実行したときに必 start='convexec —c start"' (Windows 95 / 98 / Me の を利用すると、シェルが bash なら . bashrc に、、 alias /tools/index. html#convexec で公開されている。これ れは http://www.geocities.com/T0kyo/Ginza/5432 夫氏の作った convexec を試してみるのもいいだろう。こ スクリプトなんか書いてられるか " と思った人は、塙与志 d 。 ws アプリケーションを使うときに、、いちいちシェル・ スクリプトをあまり書かすにすんでいる。各種の Win- 的に start コマンドを使っているので、変換用のシェル・ 僕は Windows のアプリケーションを使うときは基本 そ也の方法 コマンドで参 . 照できなくなるのを防ぐためだ。 のは、この場合に相対パスで指定されたファイルが start path に絶対パスに変換するオフション -a を指定している (C) % cy 「 i 士 1935 -20 圓 M に「。 SÖft CO 「 0. に「 050ft Ⅲなわ 2000 CVersion 5. 圓 .2195 ] サポートされません。 }lindows デイし , クトリを使用します。 パス 現在のデイしクトリのパスとして 'mnimag2kYfujieda' でを開始しました。し /. /'-nimag ル /fuj に da $ 0 $ cd / み第ⅲ g2k リⅱ la

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[ ロ m p ー 2 t 2 [ ロ。れ震 ~ 2 に t i i t リ ローカ財 ME 搭載。高度な日本語入力機能を実現した x サーノ噺登場。 ・高速 NFS 、 X サーパ・最新の XI 1 R6.3 (Broadway) 版 X ウインドウ ・ LBX(Low Bandwidth X) をサホート・ローカルー ME ・日本語キーポードマップエデイタ ・ Windows 3.1 / 95 / NT プラットフォーム対応 XoftWare v. 7. OJ は X Ⅱ R6.3 XoftWare v. 7. OJ の主な仕様■ X11 R6.3 完全互換 x サーバ十主要拡 張機能 MDMCP, Rlogin, TeInet, rsh, 「 exe をサポート■完全 32 ヒ (Broadway) 準拠の x サーパが組み込 ットアプリケーション•Netscape Navigator & lnternet Explorer 対応ブラウサプラグイン•LBX サポート Mauthority, Xhost 等をサ まれており、より強力な UNIX 接続環 ポート•DEC, 旧 M, HP, Ⅶ T を含むフォントセット■インターフェ 境を提供します。接続は WEB 閲覧用 イスが洗練されたコントロールバネル・テキスト及ひ画像のカット & ペースト■ anonymous 接続をサポートーユーサ別にアクセス可能 プラウザーを介することにより簡単に なティレクトリ設定・コンカレントウインドウマネーシャ notif, OPEN LOOK, DEC ウインドウ , HP Vue をサポート・各国対応のキ 行なえます。 LBX (Low-Bandwidth- ーホード ( PC -9800 シリーズ含む ) ・ 3 ボタンマウスサポート■日本 X) テクノロジーの導入で、 3 層に圧 語文字列を MS - wind 。 ws のアプリケーション間でカット & ペースト nascadex のウインドウポシショニング・起動時に複数プロセス 縮されたデータが X プロトコルのネッ の中から選択可能•Pseudo 、フルカラー、プレーンマスクをサポー ト■フォントライプラリの提供と X11R5 、 X11R6 のフォントサーバ トワーク全体の消費を軽減させます。 をサポート•pCF 、 BDF から FON フォーマットへのフォントコンノヾ XoftWare v. 7. ()J はフォントライプラ イラ機能を含むフォントマネーシャ・状況に応したオンラインヘル プ、インダイレクト、プロードキャスト ERAPID (Resource and リ X11R6.3 のフォントサーバを完全にサポート、 X ウインドウへの日本語入力、 Performance interactive) ・カラーマップ予約システム■ X スタイ ルのウインドウ枠■フルカラー表示サポート・描画速度の計測、描 Windows ~ UNIX 間での日本語テキストのカット & ペーストも可能。新機能のロー 画方式の最適化•AFS (Automatic Font substitution) を提供 カル IME により、 PC / Windows 側で普段ユーザが使い馴れている日本語入力環境 X0ftWare (MS-IME 、 ATOK 等 ) 使用力呵能です。さらに、日本語キーボードマップエディ タは日本国内で使用されている D()S/V ・ PC-98 仕様のキーポートレイアウトを Windows 3.1 ZWindows 95ZWindows NT 対応版 サポート。また、マイクロソフトの Windows プログラムマネージャをはじめ、 Motif 、 標準価格 40 , 000 円 ( 税別 ) OPEN L ( ) ( ) K 、 DEC ウインドウ、 IIP Vue などのリモートマネージャをサポート。 システム必要条件 ・ 486 または pentium を搭載した PC ・ Windows3.1 / 95 / NT3.51 / 4.0 アプリケーションに適したウインドウマネージャを使用することができます。 ・必要メモリー : 16MB 以上 ( 32MB 推奨 ) ・必要ディスク容量 : 10MB 以上 口 he 、 Veb - xcl«x•k PP ( 靆 Demo p 望 g に・ C€N 亠 ネットマネージシャパン株式会社 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル 22F 〒 163-0722 TeI: 03-3343-5151 Fax : 03-5339-1675 E-MaiI : sales@netmanage.co.jp URL : http://www netmanage ・ co. jp 【販売元】株式会社住友システムソリューションズ Te に 03-5476-9825 / 株式会社フォーバルクリエーティブ Tel'. 03-5466-3560 0 Ⅷ 7 肥硼 ・製品の価格には消費税は含まれておりません。・本仕様は製品改良のため予告なく変更することがあります。 * NetManage, NetManage ロゴ , ChameleonNFS/X, XoftWare は米国 NetManage 社の登録商標です。その他は各社の登銀商標です。 お知らせ製品紹介セミナーを毎月開催しています。詳しくはホームページを御覧ください。

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ーの 連載 /Cyber Kansai Project 図 3 サーパーの負荷分散 1. Web サービス (Web ホスティンクつ 2. 会員情報データベースの管理 3. メールマガジンの配信・管理 4. EC サイト ( 商品管理、個人認証、課金、斉など ) ASP のメリットをまとめると、次のようになります。 アプリケーションがすぐに使える。 サーバーやソフトウェアの運用・保守管理か不要。 定額言 t. ー E できる。 ただし、 ASP を利用する場合には、あらかしめ用意さ れたアプリケーションを使うことになるので、きめ細かい カスタマイズは困難です。 ASP までのネットワーク接続 ユーザー にかかるコストも引に入れる必要があります。ネットワ ークとしてインターネットを利用するのなら、通信 ) 暗 りました。これほどのアクセスが集中すると、 Web サー 号化など、セキュリテイも考慮しなけれはなりません。 バーやストリーム配信サーバー、ネットワークにかかる負 荷の総量は膨大ですから、負荷を通切に分散させなければ 動画コンテンツの配信 なりません。それには、高度なサーバー / ネットワークの ビジネスとして重丿コンテンツをインターネット経由で 運用管理能力カ球められます 5 。 CKP 関連では、高校野 配信する場合、ストリーミング・サーピスか利用できます。 球のインターネット中継でネットワークの運用を担当して これは、必喫な機材や技貧諸を石呆し、素材のエンコード いる NTT スマートコネクト 6 が、これまでに培ったノウ やホスティン久サーバー類の運用や管理を f してくれ ハウを活かし、昨年から SmartStream という商品名で るものです。配信のための代表的なアプリケーションには ストリーミング・サービスを提供しています。 Windows Media3 や Rea14 などがあり、ほとんどのサー 軽快で↑題なコンテンツ配信 ビスはこれらをベースとしています。 ストリーミング・サービスには、オンデマンド型とラ Web サイトが順調にスタートし、人気が出てくると、 イフ型があります。前者はユーサーからの要求に応して個 サーバーの負荷が・己になってきます。大量のリクエスト 別にコンテンツを配信するもので、ニュースやドラマなど を受けても応答性能を低下させす、・商な閲覧を糸旧寺しな の配信に向いています。後者は決まった時刻に複数のユー け川まなりません。 EC サイトでは、頻繁にサーバーがダ サーに対して同時にコンテンツを配信するサービスで、コ ウンすると、ビジネスチャンスを逃してしまいます。 ンサートやスポーツなどのイベント中継に向いています。 CDS (Content Distribution Service) 事業者 とくにライプ中継の場合は、人気のあるコンテンツには は、以下のようなかたちでコンテンツ配信を高度化し、 相当な量のアクセスが集中するため、寸・分なネットワーク れらの課題を鮹夬するためのサービスを提供します。 帯域と高い負荷に耐えうるシステム、それらを適切にコン サーパーの負荷分散 トロールする運用技術が必要です。 大量のリクエストに対し、大規模なサーバーを用意する 昨年の夏、椎名オ禽のインターネット・ライプ中継が のは 1 つの角夬策かもしれません。しかし、これらのサー 同時アクセス 17 , 300 の日本言当求を作ったことか話題にな 5 業界大手の J ストリーム (http://www.stream ・ co ・ jp/) では、最 3 http://www.microsoft.com/japan/windows/windows- 大て時に 3 万人に配信するキャパシティを用意しているそうです。 media/default. asp 6 http://www.nttsmc.com/ 4 http://www.real.com ストレージ サーバーの負荷や 動作状況を監視 = 三 = = = 三 三三 受け付けたリクエストをクラス タ化されたサーバーに分散 負荷分散装置 180 UNIX MAGAZINE 2001.3

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Daemons & Dragons— 図 2 仮想サーパーの設定例 server virtual wwwl 209. 157 .22.249 po rt HTTP c oncurrent port HTTP dsr bind HTTP Webhost1 HTTP Webhost2 HTTP Webhost3 HTTP ピスの一部を担わせるのは、アクテイプ / アクテイプ方 テイプを設定すればよい。 こでは、実際のサーバーの IP アドレス、そのサービス用の TCP ポート、診断に利 式の高可用性を実現するためだ。各種のサーピスを対象 に、複数のアクテイプな ServerIron が緊急時にサービ 用するアプリケーションごとの間合迂を定義する。 Web スを引き継ぐ態勢を整えることができる。 サーバーとして運用するホストの設定例を以下に示す。 これらの機能をみても、 DSR を採用している SLB server real Webhost1 10.0 . 0.5 は、過大なトラフィックに悩まされている Web サイト port HTTP port HTTP url "GET / " にとって適切な解決策である。 DSR が適しているサー 個々のサーバーをすべて追加したら、クライアントへ ピスとしては、このはかに FTP などを検討してほし のサーピスをエミュレートする仮想サーバーの設定をお い。ホストからのデータを運ぶ大きなバケットを SLB こなう。仮想サーバーには専用のパプリック IP アドレ で処理する必要がないため、 FTP セッションは高速化 スを設定し、専用の TCP ポートの定義、各サーバーの され、 ServerIron をはかの処理に回せる。結果として、 IP アドレスとポートの組を列挙する ( 図 2 ) 。 Ethernet スイッチがそのバケットのフレームを繰り返 図 2 の仮想サーバーの設定例には concurrent オプ し処理する手間が省ける。新しい宣伝を耳にしたり、新 ションカ甘旨定されている。これは、同じクライアントか 製品がリリースされたら、それはデータセンターのポト らの接続をすべて同一のサーバーに振り向けることを意 ルネックもしくは障害ポイントが 1 つ減るという嬉しい 味する。電子商取引やトランザクション・べースの Web ニュースになるだろう。 サイトにとって必須のオフションである。 dsr オプシ ョンは、 DSR を用いてこの仮想サーバーと実際のサー 18 歳のときからグラフィック・デサイン、システム管理のため ーを通信させる。 bind オプションは、仮想サーバー のプログラミン久 WAN の管理など、 IT 関連のあらゆる仕事 の HTTP ポートに、列挙されている実際のサーバーの に携わってきた。現在は、 CNN のインターネット技術グルー HTTP ポートを割り当てる。 プのシステム・エンジニアを務めている。 高可用性 SAGE が発行する「 Short Topics ⅲ System Administra- tion 」の編集者で、ジョージア州アルファレッタ市で Group Sys Consulting を経営している。 ・ Chris Terry ■ William LeFebvre ServerIron は、従来のアクテイプ / スタンバイ方式の フェイルオーバー機能をサポートしているが、 Foundry 「 Bearing The Load 」 Networks ではさらに優れた機能として、対称型負荷分 Performance Computing 2000 年 1 月号より 散 (Symmetric Load Balancing) を開発している。負 ◎ 2000 , Performance Computing (). S. A. ) 荷が高い場合は専用の Ethernet セグメント、低い場合 は通常のセグメントを使って、 ServerIron はサーバー の状態を監視し、現在管理しているサーピスのための通 信をおこなう。重み付け方式はサービスごとに適用でき るため、重みの低い ServerIron をただちに停止すれば、 サーピスの競合を未然に防げる。この方式では、数多く の問題を未然に回避できる。それなら、ホットスタンバ イが必要になるのはなぜだろう。増設したマシンにサー 98 UNIX MAGAZINE 2001.3

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連載 / UN Ⅸ便利帖ー⑩ リスト 1 samplel. php 1 2 3 4 5 6 7 9 10 11 図 2 く ! DOCTYPE HTML PUBLIC " -//W3C//DTD HTML 4. OI//EN" > echo ”く h $ i > He110 , $REMOTE—ADDR く /h$i>" for ($i く ? く body> く head> く titIe>PHP sample 1 く /title> く /head> く html > く /body> く /html> samplel. php の表列 図 3 Hello, 127.0.0.1 Hello, 127.0.0.1 Hello, 127.0.0.1 Hello, 127.0.0 ユ HéⅡ 0 , 127.0.0.1 近くのミラーサイトを利用したほうがよいでしよう。原稿 ンクから直接ダウンロードしてもいいのですが、なるべく //httpd.apache.org/ ( 図 3 ) の、 Download" というリ % cd apache—l . 3.14 % tar xzf apache—l . 3.14. tar ・ gz LICENSE は最低限読んでおきましよう。 クトリが作成されます。そのなかにある README と アーカイプを展開すると apache-l. 3.14 というディ イプは約 1.7MB でした。 執筆時 . 寺 : の最新バージョンは 1.3.14 で、ソースのアーカ レ 114 だが、これは利用するモジュールによって異なる。 量が必要。インストール後のディスク使用量は約 3MB ・ Apache をインストールするには 12MB のディスク容 なことか書いてあります。 このファイルには、 Requirements" として以下のよう をとおしておいたほうがいいでしよう。 かにもいろいろなことか書かれているので、ひととおり目 をすればいいかが分かるようになっています。しかし、ほ 英語か得意でない場合も、最初の 30 行くらいを読めは何 れています。よくまとまった文書なので、 ( 私のように ) インストールカ去は INSTALL というファイルに書か http://httpd.apache.org/ WeIc.ome to the Apache HTTP Server Project ・ A 円 ject of さ p 壘り色 ! 壑 ! 当 ! 9 4 壘リ 9 AbouttheA rheH 貰立 rv 田・物・ 0 “を The 」」 C? い Se umentatäon:Version : - 3 ー Ver 引 002.0 The S こ第こ This ま協 : め w oad を ミ el edFro 池い 5 . Announcem,ents 、 ' ぬ Ema Søc い靆 B ect Cc:vnbufors 0d2 「 : れ fcrm 議 on ” Si Apache 3 ユ 4 Now A 、 ailable TheApacheGroupispleasedtoannouncethereleaseofthel.3.14version oftheApacheHTI 、 Pserver. Themainimprovementsinthisreleaseareto fixsecurityvulnerabilitiesinthemod—vhost—aliasandmod—r ・ ewrite m面ⅵお . Apachel.3.14isthebestversionofApachecurrentlyavAilable; eryonerun ⅲ ngl.2. X r 9 or r ] 池 r ゞ hcu 旧 r3d2t013 お山 2r2 willnotiranyfurtherl. 2Xreleaæs ・ ANSI-C コンパイラが必要。 gcc の使用が勧められて いる。 PC UNIX ではほとんどの場合、心配する必要 はない。 ・ Apache 本体と同時にインストールされるいくつかのス クリプト (apxs や dbmmanage など ) では Perl 5 が 必要。ただし、 PerI 5 がなくてもそれらのスクリプト カカ作しないだけで、 Apache そのものは動く。 Perl 4 と 5 の両方をインストールしている場合などにバー ジョンを指定するときは、彳主する configure の実行 時に --with-perl という引数を付ける。 ・ Apache の HTTP サーバーは、モジュールを重加勺に追 加・削除するために DSO (Dynamic Shared Object) というイ督目 . みを利用する。これは OS に依存するか : た いていの PC UNIX ではサポートされている。 Apache の HTTP サーノヾーには、いろいろな機能を実 現するモジュールが用意されています。たとえは、 CGI を UNIX MAGAZINE 2001.3