ワークステーションのおと一 O 図 1 man eeprom Maintenance Commands NAME eeprom(1M) eeprom ー EEPROM display and load utility SYNOPSIS SPARC /sbin/eeprom /usr/platform/ platform—name =value ] —f device 」 L parameter IA [ parameter /sbin/eeprom /usr/platform/ pl at f orm—name [ mmu-modlist ] —f device ] =value ] DESCRIPT 工 ON or changes the values Of parameters in the eeprom displays EEPROM. lt processes parameters in the order given. When 写真 2 ノート PC をシリアル端末に 図 2 eeprom コマンドの実彳テ結果 $ eeprom auto—boot?=false auto—boot—cfg—num=—l auto—boot—timeout=5 boottimeout=0 bshfirst=false output—device=screen input—device=keyboard boot—file=kernel/unix target—driver—for—scsi=sd target—driver—for—direct=cmdk target—driver—for—csa=cmdk target—driver—for—dsa=cmdk target—driver—for—smartii=cmdk pciide=true net—config—strategy=rarp prea110c—chunk-size=Ox2000 ata—dma—enab1ed=O kbd—type=US-Eng1ish kbd—wkeys=true probed—arch—name=i86pc probed—compatibIe=i86pc b00tpath=/pci@0 , 0/pci¯ide@14 , l/ide@0/cmdk 90 , 0 : a 定して使っている人を見かけたこともあります。それで は、 PC ではどうなのでしようか。さっそく試してみま ・・といきたいところですが、 PC でシリアル しよう。 ポートをコンソールにできるかどうかもはっきりしないの 、いきなり、、後方伸身 2 回宙返り 3 回ひねり " のような こは、し首にいくこ 高度な技に羽馘してはいけません。 PC では、 Windows の用語でいえば、、 COMI" に相当し とにしましよう。 ます。さらに、コンソールの出力デバイスも ttya に設定 起動してみる します。 Solaris 8 が入った PC とノート PC をクロスのシリア 「コンソールの入力と出力、別々に設疋できるんやった ルケープルで接続し、端末工ミュレータを起動します ( 写 ら、実際のデバイスでも別々にできるゆうこと ? 」 真 2 ) 。そして r 。。 t になり、さきはどのコマンドを入力し て再起動します。オンポードのグラフィックス・インター すくなくとも、 sun のマシンではできました。事実、付 フェイスに接続したディスプレイを見ていると、 BIOS が 属のディスプレイカ臻れたため、出力をシリアル端末に設 139 UNIX MAGAZINE 2001.4

ワークステーションのおと一 0 図 3 マニュアルの bootenv. rc ファイルに関する記述 EEPROM storage is simulated using a file residing in the platform specific b00t area. The /platform/platform— name/boot/solaris/bootenv. rc file simulates EEPROM storage. IA eeprom のマニュアノレの bootenv. rc ファイノレの音防 ) ( 図 3 ) を見ると、 eeprom コマンドの成疋がこのファイ setprop input—device ttya setprop output—device ttya という部分を、 setprop input—device keyboard setprop output—device screen しれません。そこで、 しかし、 bootenv. rc に設定すれば状況か変わるのかも 「なんや、 eeprom と一緒ゃん」 ルに書き込まれるように読めます。 UNIX MAGAZINE 2001.4 5 東京ふうにいうと「だめなのかなあ」という意床てす。 ました ( 図 5 ) 。そのなかにあった「 Solaris でコンソール Frequently Asked Questions" というべージがみつかり 指定して探してみました。すると、、、 X86 日本語 Solaris で、、、 eeprom output-device ttya" というキーワードを そこで、去も丘愛用している検索エンジン Google ( 図 4 ) るは Web です。 ン・マニュアルや知人の助けでも鮹夬しないとなると、残 どうにもお手上け漱態になってしまいました。オンライ 頼みの綱の、 Veb した設定以外の情報はありませんでした。 けを読むといかにもできそうにみえますが、不劫ゞすでに試 ポートをコンソールにするための記述があります。こオレご 呼び出してみました ( 画面 11 ) 。読んでみると、シリアル ConsoIe Device の画面で F6 キーを押し、ヘルフ。画面を ・・などとしている途中、ふと気づいて Set 再起動し、 ふたたび、コンソールを内蔵グラフィックスに戻して 「あかんねやろか ? 」 5 ん。 ・・しかし、祈り方が弱かったせいか、うまくいきませ と書き換えて祈るような気持ちで再起動してみました。 図 4 Google ! 、ファイ淞ラ編第 ( 0 表テ ( Y) お気メ書ム ) ツーリへルス印 : や農 0 ・・ 0 0 後常お気に入り 00 を , 3 , 」 0 良アドレス ) 0 〃画 0 物 主四 2 豆 ( - ・、ゆプ - 0 上上區壘 4 ウェ・宝体を様常日本語のペ・ - ジを様常 C 0 第 le http://www.google.com/ , を第 - リンり 図 5 X86 日本語 SoIaris Frequently Asked Questions ・カイ日 ( 印要れ ) お気人びツ、つ / I) ヘルプ ( 印 アドレス第 ) トせ 0. x86 日本語 So / 2 Ⅲ F 「 00 リ en v Asked Questions 0 ・を曇リンり 最終更新日付 : 2 価 0 年 12 月 15 日 よくねられる質問をまとめてあります . 何かを知りたいときに一度参照してくたさ い . その隋もこ利用下さい . 不ノストール 1 イ冫 E ニルし直せ衄にか民弖 : な簒ん去ュ」の尋 2 ミ物を生心こを塾にを . 叫亟」 : て主こ主 : 上ーミワみユゴき : 工の設定 を行ュ第ェセわ当わ三 . 土二をユ : とる - 設定彑豆をムい . か「 : 塾論を i 物ことを要求れる . 匠を」 2 こ臼 0 阯、 - 、し 2 ュをなにインストールするとイ 3 4 ー - なとリム = ム 2 壟テ石生 2 = レ = と県えーこムにい工、 S 山 0 」み弖 . 曵 0 リイ http://www ・ pfu ・ co ・ jp/x86/faq/ ペヂジが表〒されまい ハードウェア 143 シリアルポート B を使用する場合は、 0X2f8 に設定して # eeprom asy—direct=0x3f8 を設定することで回避できます。 れています。その場合、 eeprom コマンドで asy-direct 「また、 BIOS によっては正常に動作しないことカ長告さ 読むと、最後のほうに次のように書かれています。 画面をシリアルポート経由で表示できるか」という項目を

ワークステーションのおと一 138 は PC と Windows 」「の端末工ミュレータを使います。 2 去も丘は、シリアル端末カ・近にあることなどますありません。たいてい 1 1 つのピルなど、特定の施調内で利用できるモデムです。 クス・コントローラ (ATIRage Pro Turbo) か載って EN SF 6350 というオ第重で、マサーポードにグラフィッ そうです、私が使っているのは Compaq の Deskpro ックスがオンポードやがな」 ・・あかんがな、こいつ、グラフィ 「ほな、外してみよ。 ります。 接続すると、当然のようにシリアル端末がコンソールにな ックス・カードを外し、シリアルポートにシリアル端末 2 を した。 Sun の場合、キーポードとマウス、そしてグラフィ まず、 Sun のマシンと同しようにしてみることにしま キーポードを外してみる しよう。 ています。この PC で、、シリアル端末機溝 " を試してみま 自宅で使っている PC には、 lntel 版 Solaris 8 が入っ lntel 版 SoIaris 8 では ? 今回は、これを使ってみようというわけです。 の PC UNIX にもちゃんと残っています。 て使うための機構カ鞴わっています。そして、これは現在 UNIX には、以前からシリアル端末をコンソールとし ん ? 」 「で、シリアル端末と PC UNIX 、どういう関係がある ます。 すが、数百メートルの距離であオ L ば接続できたように思い モデム 1 が使えます。伝幻虫度やノイズの状況にもよりま 30m は大丈夫でしよう。もっと距離があるのなら、構内 算機とかなり離れていても接続できます。経襃 - ヒ、 20 ~ 話をもとに戻しましよう。シリアル端末であれば、計 います。 ルなど夢のまた夢で、操作にひどくてこずったのを憶えて いました ) 、 bash や tcsh といった行編集機能付きのシェ 経験がありますが、もちろんⅵは使えませんし ()d を使 る端末もありました。私自身、このような端末を利用した いるのです。 BIOS で無効にできるかもしれないと思い、 ーを見ましたが、どうやら不可能なようです。 メニュ 「とりあえず、キーポードとマウスだけ、外してみよ」 すると、起重加寺に BIOS が、、キーポードカ材妾続されて まへんで " と文句を言います。 「あかんがな。まあ、 SoIaris といえども PC との折合い はつけなあかんしな・・ eeprom コマンド 次に思いついたのは eeprom コマンドです。 Sun のマ シンでは、このコマンドでコンソールをシリアルポートに 設定することかできました。 しかし、このコマンドは lntel 版にもあるのでしよう か。というのは、 eeprom は Sun のノ、一ドウェアに依存 するコマンドだからです。 PC には、 BIOS の設定情報を 保存するイ督はみはありますが、まさかそこに SoIaris のた めの設定情報を保存するわけにもいきません。 こういうとき、私はますオンライン・マニュアルがある かどうかを調べます。、、 man eeprom" とすると、ちゃん と図 1 のように表示されました。「 IA 」 4 という項目もあ り、 lntel 版 Solaris 8 でもサポートされていることが分 かります。もうすこし読み進むと、設定に必要な input- device 、 output-device の項目もあります。これらのパ ラメータで、コンソールとして使用するテンヾイスを指定し ます。 最初に、現在の設定を確認しておきましよう。それに は、 eeprom コマンドを引数なして実行します ( 図 2 ) 。実 行結果からも分かるように、出力デバイスがディスプレ イ (output-device=screen) 、入力デンヾイスがキーポー ド (input-device=keyboard) になっています。 シリアルポートをコンソールにするには、 root になっ て次のようにすればよいはすです。 # eeprom input—device=ttya # eeprom output—device=ttya まず、コンソールの入力デバイスを ttya に設定します。 この ttya は、 1 番目のシリアルポートという意味です。 3 4 EIectrically ErasabIe Programmable Read-OnIy Memory の略で、電源を切ってもその内容尉寺されます。こク剞生から、ハ ウェアの設君欝になどを保存するために使われます。 lntel Architecture という未てす。 UNIX MAGAZINE 2001.4

ワークステーションのおと一 0 図 7 Sun Managers MaiIing List Archive コ可可 き方イ以印編 ( 0 表あ気に人をツール紅 ) ヘル印 ドレス ( Q) h は 0 ″ 1 1 0 内町″引物 / Sun Managers M 肭 0 List Archive 図 6 Solaris on lntel ー X86 ! ファイ財印郷印表旅お気に入ツーヘル ! アドレユ ( 0 ) デ篇 : / な。 , なこ。 3 第 ! リンり を移第をリンワ わイを 40 Solaris 0 lntel - 、 86 3 search selected web pages about So 「 i 、 on lntel 19 リ 9 1 ? 98 朝いを : ! 設 1 ! ー 03 ! ム 20 2001 ー . pgtailed 田第 第 FAQ; E q ! A 、 k に d Q リい山川を Sola 「ト lntel B 例 ) k 0 代 http://sun.pmbc.com/ ください。 ※ asy-direct に設定する値は、各シリアルポートの I/O ポートアドレスです。 BIOS で変更している場合は、その 値を設定してください」 「これ一べつ ! 」 と、この設定を加えて再起動しましたが、 いきません ( がっくり ) 。注意書きにあるとおり、 ttya (COMI) の I/O ポートアドレスを確認しましたが、 の値で合っています。 Google で検索したその他の Web サイトをもうすこし 調べると、今度は、、 Solaris on lntel - X86 " というサイ トがありました ( 図 6 ) 。 この Web サイトのあちこちを眺めていると、 ( 6.20 ) Can I use Solaris/x86 to setup a ” headless" server . という項目をみつけました。そこには、 # eeprom input¯device=ttya # eeprom output¯device=ttya ではうまくいかないことがある。その場合は、 # eeprom input¯device=coml # eeprom output¯device=coml とするとよいと書かれていました。 「これやこれや、今度こそ」 第′す新 . ん物 を報 00 物 0 れ DON'T 価日 ss the タメ a : このれ新第を 「 12 ・地 第 を「蘿「、言第下下 http://aall.cjb.net/sun-managers/ 醯 12 成功 ! 印 ( 御引当まい lect b oot 0 「 i nterpreter: Release 5.8 Version 「にⅱ c 」 08529-03 32- b ⅱ 「 i 弋 1983 -2000 Microsystems, lnc. ÅII 「 i 弋 s 「 ese 「 v . iguring 田 v4 inte 「 faces: ip 「印 . name: suzukake tainit: suakake: ま「 e are exist ing databases system is coming 8. 円 ease wait. ing ufs f iles ン stems dev/rdsk/c0d1s7: is clean. tarting 旧 v4 「 0 」い da 印 01 ta 「い rpc se 「 vices: rpcbind 鹵「 etting net of を 0 255.255.255.0 t い default v4 interface fO 「 wlt icast : add net 224.0 / 4 : gateway suzukake yslog service start ing. rint services started. ol( 冶 management start i 鷓 . 12 15 : 55 : 03 suakake s 日 [ 224 ] : ル unqualified kost name (suzt-kake) げ長 n ; sleeping for 「「 y ・ Key License Ⅳ e 「 started.. i ト瑠 0 日 i CIient Server お .34 ) inished Reading Files T 日ョ Tetm - ( 心 VT ・・うまく ・・しかし、またしてもうまくいきません。ふたたび Google の検索ページに戻り、これら以外の Web サイ トを調 , ヾます。すると、、、 Sun Managers Mailing List Archive" ( 図 7 ) にいきあたりました。今度は、別の設定 か書かれています。 eeprom ttya—xgnore¯cd=true eeprom input¯device=ttya eeprom output¯device=ttya eeprom のマニュアノレでは、 は次のように説明されています。 「 If true, operating system ignores carrier-detect 0 Ⅱ TTYA. Defaults to true 」 マニュアルの記述が正しいのなら、この値はデフォルト では true なので、上記のように設定しても関係ないはす です。しかし、堂々と書いてあるところを見ると、何かあ ttya- ignore- cd=true 144 UNIX MAGAZINE 2001.4

ワークステーションのおと りません。どうやら、なんらかの間題があり途中で止まっ もとに戻す ているようです。 私 : lntel 版 SoIaris で、シリアルポート、コンソールに を使っている知人のことを思い出しました。 3 回はかり首を傾げたところで、仕事で lntel 版 SoIaris 「なんでやろなあ」 もとに戻ったものの、これでは元の木可弥です。 bootenv. rc はすです。 これに続いてさきほど書いた操作をすれは、起動できる 7. ldentified Devices の画面に戻る。 6. Device Tasks の画面に戻り、 F3 キーを押す。 なります。以降はこちらから操作します ) 。 のグラフィックス / キーポード / マウスがコンソールに keyboard" を選んで F2 キーを押すにの時点で、内蔵 5. Set ConsoIe Device の画面になったら、、、 screen and vice を選んで F2 キーを押す。 4. Device Tasks の画面になったら、 Set ConsoIe De- 3. ldentified Devices の画面になったら F4 キーを押す。 F2 キーを押す。 2. SoIaris Device Configuration Assistant の画面で 1. 起動する。 ます。これは、次のようにします。 Solaris Device Configuration Assistant でも変更でき しつは、コンソールの設定はさきはど画面 1 に示した へんのとちゃう ? 」 「 OS か起動上迂えへんかったら、 eeprom コマンド、使え マウスをコンソールにした状態に戻すことにしました。 ます。仕方がないので、内蔵グラフィックスとキーポード、 電源を切って明兆戦しても、ふたたひ 1 司じ場所で止まり できへんかなあ。 知人 : ああ、できますよ。 私 : はんまに ? どないすんの ? 知人 : ええと、たしか、うーん、 142 あ。 どないするんやったかな 11 Set Console Device のヘルプ Eik 印れの C 壑引当討 Yeb T 「 0 are i 「 0 」 t and output pairs associated with 什 ( 厄 . C01S0 inp\ 」 t can に f 「 : - 土 machine's keyboard (keyboard) - a ri 引弋 e 「 mi 「引 keyuard attac} ・ ed tO C 1 0 「 0 : 楹 (ttya 0 「 ttyb) - a di 幵 e 「ぎ代 machire's keyEoard attad ・弋 0 Cü41 0 「 0 第 2 (ttya 0 「 ttyb) ConsoIe output can に f 「 : - 仕に mchine's display ( sc 「 e 日 1 ) - a 「 i 引 terminal 宿ⅱ to 「 attached 土 0 IINI 0 「 0 2 (ttya 0 「山 ) - a different rnachine's display attad ・ to CC 材 1 0 「 0 第 2 (ttya 。「 ) ル物 1 ”れ - 00M1 引 0 : 見「 or 0 に [ ⅵこ UNIX MAGAZINE 2001.4 ・・ i86pc 滝 He* にを cs F3 Ex He: 0 私 : 分かったがな。やってみるわ。 知人 : せやかて、それしか触ったことないねんもん。 私 : たぶんて、なんやねんな。 知人 : たぶん。 私 : で、同しように書いたらええねんな。 output-device screen とか書いてあるな。こカ、。 bootenv. rc があるわ。なか、見てみよ。お、、、 setprop ・・おつ、あるある、 私 : で、もうちょっとさきに進んで、 知人 : そっちそっち。 i86pc のはうやろ。 な。 ncri86pc は NCR のマシンみたいやから、きっと と ncri86pc ってあるな。これが 2 brrn - れ佖 me や 私 : なか、見てみよか。 、 cd /platform" と、 知人 : そんなん、そんなん。 env. rc? て /platform/platform-name/boot/solaris/boot- 私 :maneeprom してみよか。ええと、ええと、もしかし や eeprom のマニュアルに書いてあった気がする。 知人 : うーん、どこやったかなあ。たしか、ええと、そう 私 : ま、ええわ。で、そのファイル、どこにあんの ? やったことないねん。 知人・つ一ん、どうやったかなあ。設定ファイルでしか figuration Assistant とかで設疋すんのとちゃうの ? 不ム : ええ ! ? eeprom コマンドとか、 Solaris Device Con- てん。設定をファイルに書いたんや。 知人 : ええと、たしか、そうや、そうや。ファイルに書い 私 : 思い出して一な。 a 「 e irmediately used to acces the c 侊虐引 e. C 明側 : Åfter choosing Cmt , the s 引 ect i 「 0 」 t ard a-Jtput ⅵ ces