こなうためのリモート・モジュールのラ イセンス価格は 75 , 000 円。リモート・モ ジュールの対応 OS は、 Solaris 、 Linux 、 Windowso ーション •macnica マクニカ (Tel 045 ー 476 ー 1960 ) は、カ ナダ Hummingbird の PC X サーバー ソフトウェア「 Exceed V8. OJ 」と、 PC NFS クライアント・ソフトウェア「 NFS Maestro CIient V8. OJ 」「同 S010 V8.0 J 」の販売を開始した。 対応 OS は、いすれも Windows 98 / Me 、 Windows NT 4.0 ( SP6a ) / 2000 / X PO ◆ Exceed V8. OJ PC X サーバーの新バ PDF ファイル作成サーバー 米 Adobe Systems は、文書作成サー ・ソフトウェア「 Adobe Document Server 」の販売を開始した。 文書データ、画像、データベースから 生成した表やグラフなどをテンプレート と組み合わせ、 PDF ファイルを動的に 最大 12CPU の一 A プレードサーバー デルコンピュータ (Tel 044 ー 556 ー 6190 ) は、 lntel アーキテクチャのプレードサー / ヾー「 PowerEdge 1655MC 」の販売を 開始した。 高さ 3U のラックマウント型筐体に最 大 6 台のサーバー・モジュールを収納で きる。サーバー・モジュールは、 CPU が Pentium III ( 1.26 / 1.4GHz ) X 1 ~ 2 、主 Xeon 2.8GHz 使用のワークグルーフ・サーバー 日立製作所 (TeI 0120 ー 258012 ) は、 ln- tel アーキテクチャのサーバー「 HITA- UNIX MAG AZINE 2003.2 ■日立 W 」の販売を開始した。 CHI Advanced Server HA8000 / 130 KVM スイッチやリモート監視機能をも ヤ 2 スイッチ ( アップリンク数は最大 8 ) 、 モジュールが外部と通信するためのレイ 1000Base T 対応 ) 。筐体は、サー ットワーク・コントローラ数は 2 ( 10 / 100 / RAID コントローラを標準で備える。ネ GBx2) 、 SCSI I/F が Ultra320 SCSI 、 記が最大 2GB 、 HD が最大 146GB ( 73 ・ DELL bat Reader 5.1 を使って PDF ファイル 機能に対応し、ユーサーが無償の Acro- PDF ファイルの使用権を割り当てる拡張 業務アプリケーションとの連携が可能。 動作成スクリプトの開発、 XML による 作成できる。 Java や PerI などによる自 7Ad0be 価格は 78 , 000 円 ( 1 ューサー ) 。 による接続が可能。 環境への対応も強化。オプションで SSH ファイアウォール / NAT などを利用する Card3D 入力デバイスなどをサポートし、 新たに X Rendering Extension 、 Logi 続のショートカット機能などを追加した。 ワークスペース機能、 XDMCP Query 接 を変更したはか、 GNOME ふうのマルチ・ 設疋画面のユーサー・インターフェイス NEWS http: 〃 www.asteceyes.com/から評価 19 Xeon( 最大 2.8BGHz) 、主記憶は 256MB ネット・タイプがある。 CPU はいすれも 製品で、ラックマウント・タイプとキャピ 始 ) の CPU や SCSI I / F などを強化した 既存の同名モデル ( 2002 年 6 月販売開 ル xl ) から。 価格は 568 , 500 円 ( サーバー・モジュー 語版、 Windows 2000 。 対応 OS は、 Red Hat Linux 7.3 日本 73.6cm 、重量は最大 48.9kg 。 外形寸法 (HxWxD) は 12.9 x 44.4X える。 っ管理モジュール、冗長電源 / ファンを備 http://www.adobe.com/ ら。国内での販売は第 1 四半期の予定。 価格は 20 , 000 ドル (ICPU あたり ) か NT 4.0 / 2000 。 対応 OS は、 Solaris 7 / 8 、 Windows 式の入力フォームに記入できる。 に電子的なメモを書き込んだり、 PDF 形 も 1 ューザー ) 。 みの同 S010 V8. OJ が 29 , 800 円 ( いすれ 8. OJ が 54 , 000 円、 NFS クライアントの ウェアを含む NFS Maestro Client V 価格は、各種ユーティリティ・ソフト プションなどの機能を追加。 ションの設疋、匿名ューサーログイン・オ したほか、ディレクトリに対するパーミッ た。ューサー・インターフェイスを変更 新たに NFSv4 、 Automount に対応し V8. OJ ◆ NFS Maestro Client V8. OJ 、同 S010 版をダウンロードできる。
So ねⅱ s トラブルからの回復と原因の解析 前回は、 SoIaris を使ううえでする可能性のあるト ラブルの不頁、対策の立て方、そして応急処置について述 べた。今回は、トラブルが発生した際の回復ガ去、トラブ ルの解析と原因のみきわめ方について説明する。 ー・・ -- ト・ - ラ・ - ブルからの回復ーーーー こでは、たとえばコマンドのタイプミスや不適当なデ ィレクトリでのコマンド実行などのケアレスミスによって 生しる間題は扱わない。 ここでいう、、システムの回復 " とは、とりあえ $UNIX を起動、きるようにすることを指す。データを復旧させる にしても、 UNIX カ起動しないことには何も作業かできな い。そこで、以下ではなんとか UNIX を起動させるため に役立つシステム回復のガ去を、いくっかのパターン別に 紹介する。 マルチューサー・モードて起動しない マルチューザー・モードで起重丿応、きない原因は、必要な システムファイルやディレクトリがないといった場合が はとんどである。そのようなときは、シングルューサー モードでシステムを起動して復旧を試みる。なお、シング ルューサー・モードて起動してもコマンドが正常に使えな い場合の対処については、彳あの「シングルューサー・モー ドでも起動しない」の項で説明する。 シングルユーサー・モードでの回復手順 マルチューザー・モードで起重丿、きない場合は、シング ルューザー・モードから以下の手川頁で作業をおこなう。 1. オートプートが失敗している箇所を石薩忍する マルチューサー・モードで起動しようとしたとき、どの 22 メッセージか表示されたあとで止まるかを十ヾておく。 2. シングルューサー・モードで起動する # shutdown —y —gO —is ( シャットダウン・メッセージ ) ok boot -s ( または >b -s) b コマンドに一 s オプションを付けると、シングルユー サー・モードで起動される。 3. マルチューサー・モードにならない原因をみつける DVD-ROM) のどこに入っているかを調べることで 必要とするファイルが OS の CD-ROM ( または pkgadd コマンドを利用する。 こで重要なのは、 OS メディアからファイルをリストアするときは、 ・ OS メディアからのリストア き ) で起動し、必要なファイルをリストアする。 ufsrestore コマンドを対話モード ()i オプション付 ・ダンプテーフ。がある場合 要なファイルがなかった場合は、以下の処理をおこな / や / usr のファイルシステムか破壊されていたり、必 4. ファイルのリストアが必要になったら・・ ウトしておき、あとで原因を調べる。 にするか、あるいは、とりあえすその部分をコメントア 石忍したら、止まった部分のコマンドを実行できるよう /etc/init. d/* /etc/rc?. d/* たかを、以下のファイルの内容を見て石忍する。 1 で石忍したメッセージの次に何を実行しようとしてい ある。 UNIX MAGAZIN E 2003.2
連載 /UNIX Communication Notes ディレクトリ構成にしたのであれは、自分のシステムのインス トール先に置き換えて読んでいただきたい。 これらの設定ファイルの標準設定をみると、次の 3 つ のエントリか重要なことが分かる。 ・ SSLCertificateFile インストールされた HTTP サーバーが使う X. 509 証 明書のファイルを指定する。クライアントが SSL/TLS を用いてコネクションの設定を要求してきたとき、この 証明書がクライアント側に渡さサ→ヾーの素性を明 らかにする。標準では、 conf/ssl.crt/server. crt である。このファイルは、 X. 509 証明書を PEM 工ン コード方式でオ内したものである。 ・ SSLCertificateKeyFiIe 前回説明したように、公開釶音号にもとづく認証樹冓で は公雌建と秘密鍵のペアを生成し、秘密腱の所有者は 1 人しかいないことをイ正して認証の確実生を高めるイは みになっている。このため、サーバーに対して 1 対の 公艀建と秘密鍵を生成し、これをもとに証明書を作成し たうえで、秘密鍵を暗号化して保存する必がある。 このエントリでは、インストールされた HTTP サーバ ーの秘密鍵を↑褓内するファイルを指定する。標準では、 conf/ssl. key/server. key である。 SSL の処理で多用されるこの秘密鍵は、十分 に注意して厳重に管理すべきである。 ・ SSLCertificateChainFile これは、そのサイトで使用する X. 509 証明書の正当性 を保証するための CA (Certification Authority) の 証明書を内するファイルである。 WWW サーバーの 証明書については、 CA の複雑な階層構造を作るのでは なく、ルート CA カになっている屯な証明 書を発行する方式力イ勺である。このため、ここて指 定したファイルに CA の証明書をオ内しておく。標準 UNIX MAGAZINE 2003.2 ド方式てオ内されている。 である。この CA の X. 509 証明書も、 PEM ェンコー conf/ssl. crt/ca. crt では、 ます、 X. 509 証明書をサービスとして購入する場合の 証明書の糸囚みガ去について説明する。大まかな作業手順 は、次のとおりである。 1. 鍵ペアの生成 2. CSR の生成 3. X. 509 証明書発行サービスへの CSR の送付 4. X. 509 証明書の入手 5. HTTP サーノヾーへの系囚み 鍵べアの 最初にしなければならないのは、 WWW サーバーに対 応する公開鍵と秘密鍵のペアの生成である。通常は、 RSA 暗号を公開音号として用いて鍵を生成する。 まず、 openssl コマンドを実行して鍵を作る ( 図 l-a)o 生成された鍵ファイル ( 仮に server. key とする ) は、図 l-b のようなものである。鍵を生成する過程で入力するパ スフレーズは、鍵ファイル矍するために使われる。鍵 の生成処理カ鮗ったら、 生成した鍵ファイル ( この例では server. key) 入力したパスフレーズ を安全なところに保管しておく。この 2 つのデータを紛失 すると、発行された X. 509 証明書が使えないという致命 的な状態になる。この 2 つのデータは厳重に保管し、紛失 しないように注意する。原則としてパスフレーズは管理者 か暗記し、念のために紙に書いたものを封筒に入れて主咸 し、人目に触れないところに保管する。そして、本当に必 要なとき以外は開封しないようにする。 鍵ファイルには、 RSA 公開鍵暗号における秘密鍵と、 RSA 公開普号の要となる 2 つの大きな素数についてのデー タか書か対応する公開鍵が簡単に計算できるようになって いる。また、秘建を守るために TrippIe DES によって暗号 化されている。 CSR の 次に、 CSR (Certificate Signing Request : 証明書署 名要求 ) を生成する。 CSR とは、証明書を生成するため ・サーバーの各種属性↑帯に ・サーバーの RSA 公 IJ 腱 に CA に提出するもので、 45
SoIaris 特集 グラムのソースコードがあれは、 dbx などのシンポリッ ション開発者のための機能で、プロ - ティンう これはアプリケー いったトラブルも防ぐことができる。詳細は、 coreadm た、 / に core カイ乍成さファイルシステムが溢れると ルなども、それそれ別の名前て保存できるようになる。ま リとして起動されるデーモン・プログラムの core ファイ これにより、同しディレクトリをカレント・ディレクト ・ setuid プログラムの core ファイノレの作成 ・ core ファイルの名前の付け方の指定 ・ core ファイルを保存するディレクトリ窈旨定 用すれば、次のような操作が可能になる。 から coreadm コマンドが追加された。このコマンドを利 core ファイルの扱いに関連して、 Solaris 7 の 8 / 99 版 かは分かる。 た、 file コマンドでも、どのプログラムの core ファイル ても、どの不頁の異常が発生したかまでは調 , ヾられる。ま 了したかを突き止めることかできる。ソースコードがなく ク・デバッガを使ってソースコードのどの場所で異常終 ・ネットワーク ・人間による操作 アプリケーション ードウェア ・ OS かである。 トラフルの原因 コマンドのオンライン・マニュアルを参照してほしい。 きよくのところ、その原因になりうるものは以下のいすれ トラブルの現象がどんなに複雑にみえたとしても、けっ UNIX MAGAZINE 2003.2 ミッションが適切でない、あるいはデーモンを起重丿ける順 されていなかったり、デーモンや必要なファイルのパー た、コマンドなどを実行するために必要なデーモンか起動 ならずしも経験の少ない管理者に特有のことではない。ま 定してしまったためにトラブルか起きるといった例は、か 必要なファイルの設定を忘れた、あるいは間違って設 OS 以下、それぞれについて簡単に説明する。 ネットワークとともに進化する システム活用マガジン oftware esugn 0 B5 判・ 224 ページ 特別定価 ( 税込 ) 970 円 月号 特集 ネットワーク管理 こだわりのテクニック ネットワーク管理者というのは , 毎日がトラブ ルと背中合わせかもしれません . トラブルを未然 に防ぐには日頃の安定運用が重要で , 万が一トラ プルに遭遇した場合には , 状況に応じた冷静な対 応が求められます . とはいうものの , そういった 知識は経験とともに蓄積されるものであり , ー朝 ータで簡単に身につけられるものではありません . そこで , 本特集ではネットワーク管理をしていく うえで , 必要な項目を適切にピックアップします . 基本ワザの紹介から , 安定運用や危機回避の方法 , 万が一トラブルが起きたときの対処法まで , ネッ トワーク管理 / 運営には欠かせないこだわりのテ クニックが満載です . 日々のネットワーク管理の ・一般記事 パーフェクトガイド Web システムチューニング 第 2 特集 バイプルとしてご活用ください . 35 血技術評諞社 http://www.gihyo.co•jp/ お買い求めください . 全国の書店 , または弊社ホームページで ・連載 好評発売中 ! ! ◎ UN Ⅸプログラミングの道具箱ほか ◎コードテサイン最前線 ◎無線 LAN は安全に使えるか ?
ー横着 ] プログラミング・ 図 5 ハイライト新磁ヨ寸き dabbrev オ図 recentf.c File Edit Options 8 e 円 T00 扈 C Help 記 : 工ⅲ題 PATH - X ; realpath;pathnms, real-pathrare ; if real-patlu•e do ユ。士 re ー pa 地協に第 図 4 dabbrev 列 数文字を入力する オ凶 recentf. C File Edit 0P00n5 日 u を e 「 5 T00 C Help け reaLpathrE1te:PATH-NX ; realpath path1EE, real-pathnme ・ if l-rder に一 p real-pathrme : do ー 1 。 Emacs でファイルの自動保存 この記事ではとりあげなかったが、不劫ゞ気に入っている Emacs のツールに auto-save-buffers がある。これは、 編集中のファイルを自重加勺に保存してくれる機能をもって いる。 Emacs では、ファイルを保存するのに、℃ー x C-s" と いう 2 ストロークのキー操作を必要とする。私の知るか ぎり、編集中のファイルの内容を失わないように小まめに で入力できる。図 4 の例では、 real-pathname という c-xc-s を押してファイルを保存している人はかなりいる 変数名の文字列をすべて入力する代わりに、、 r e a 1 M- ようである。 / (dabbrev-expand) " と打ち、、、 real" を、、 real-path- Emacs には、編集中のファイルを、 # ファイル名 # ' name" に展開している。重加勺略称展開は打鍵数を減らす という名前で自重加勺 ( ンヾックアップしてくれる機能がある だけでなく、ミスタイプを減らすという点でも有効であ が、それを知っている人でも C-x C-s を小まめに押す習 る。プログラミングでは、長い変数名や関数名を入力する 慣は変わらないようだ。おそらく、 Emacs か次然落ちた ときにたいへんイ甦リである。 りした場合ーンヾックアップがきちんととられているかカ坏 履歴マニアのその後 安だったり、いくら自動的にバックアップされていると 己事を書いてしはらく経ったころ、、動的略称展開は いっても、もとのファイルを長日判月更新しないのは心理的 たしかに便利だけれど、展開に使われた文字列がハイラ に落ち着かないからだろう。 イト表示されたらもっと便利ではないか " と思い、 Emacs 私も、以前は頻繁に C-x C-s を押し、そのために左手の Lisp のメーリングリスト 7 で提案したところ、白井秀行氏 指カ皺れるほどだった。しかし、あるとき、 Emacs Lisp がすぐに滝見してくださった。現在は、このコードの改良 のメーリングリストで C ー xC - s を押さすにファイルを自 版が十 . 屋牙讎よ氏によって公開されている 8 。ハイライト表 動保存するガ去はないものかと質間したところ、山岡克美 示付きの dabbrev を使うには、 dabbrev-highlight. el を 氏がさっそく auto-save-buffers というツールを作って インストール 9 し、 ~/. emacs に次の設定を加える。 くださった ( リスト 1 ) 。これは、一定時間キー操作がお こなわれなかったとき、開いているファイルをすべて保存 (require ' dabbrev—highlight) するという処理をしてくれる。 こうすると、さきほどの重加勺略称展開は図 5 のようにな auto-save-buffers を使うには、 auto-save-buffers. el る。展開に使われた文字列 real-pathname の部分がハイ を入手してインストールし、 ~/. emacs に次の設定を加え ライト表示になっているのが分かる。 ればよい。 7 http://www.gentei ・ orgryuuji/ml/ELF/ (require 'auto¯save—buffers) 8 http://namazu ・ org/-tsuchiya/elisp/index.html (run—with—idle—timer 0.5 t 'auto¯save-buffers) #dabbrev-highlight 9 M-x describe-variable [ 皿衂 load-path で表示される候補 上の設定を加えて auto-save-buffers を有効にすると、 のうち、 site-lisp という文字列を含むディレクトリ (/usr/local/ キー操作が 0.5 秒なかったとき、更新されたファイルが share/emacs/site-lisp など ) にコピーする。 M - / て recentf. C File Edit Options ・日ⅶ e 僑 T00 C Help け rea1-pathname,PATH-MAX ・ ralpath pathnme, rea1-pathlElte - if h0ff に p;real-pathnme do ー 10 ー pat ⅳ可 ; 1 三ロ 157 UNIX MAGAZINE 2003.2
・ユ - ティンう SoIaris 特集 図 1 installboot 吏用例 ・ SPARC 版 Solaris 2.5 以降の場合 # cd /usr/platform/ プラットホーム名 /lib/fs/ufs # /usr/sbin/installboot bootblk /dev/rdsk/c0t3dOsO ・ SPARC 版 Solaris 2.4 以前の場合 # cd /usr/lib/fs/ufs # /usr/sbin/installboot bootblk /dev/rdsk/c0t3dOsO ・ lntel 版 Solaris 2.5 以降の場合 # cd /usr/platform/ プラットホーム名 /lib/fs/ufs # /usr/sbin/installboot pboot bootblk /dev/rdsk/cOt3dOsO なお、スクリプトで題が発生している箇所を特定する 場合、スクリプトの頁を次のように変更するとより詳 しい状況が分かる。 # ! /sbin/sh ↓この部分を以下のように変更 # ! /sbin/sh set —X 、ノションや所有者か変更さ システムファイノレのノヾーご、、 れると、正常に動かなくなる機能やコマンドがある。 の場合は、 pkgchk コマンドを用いて、パッケージ情報 ミッションや所有者を復元することかできる。 からノヾ シングルユーサー・モードでも起動しない シングルューサー・モードでも起動できない場合は、ル ート・ファイルシステムが壊れている可能性がある。典型 的なのは、システムを正しく停止しなかったためにファイ ルシステムに不整合カ吽じたか、あるいは、なんらかの障 害や財巣作によってプートプロックが壊れたといったパ ターンである。 いずれにせよ、シングルューザー・モードでも起動でき なければ、 OS の CD-ROM から起動して以下の手順で ルート・ファイルシステムをイ夏する。 1. OS の CD-ROM から起動する ok boot cdrom 2 ー A. SoIaris 2.5 以、降の場合 : コマンドッールを起動 Solaris 2.5 以降では、 CD-ROM から起動すると自 動的にウインドウ環境になる。そこで、ワークスペー ス・メニューから、、ユーティリティ " を選ぶと、コマン ドッールを起重丿けるメニューか表示される。 2 ー B. SoIaris 2.4 以前の場合 : 自重加勺に起動される sys- idtool に清報を与える terminal type ロ、ここは何を指定してもよい hOSt name ←このナ昜 - へ connected tO net? (y/n) n subnets? (y/n) Ⅱ NIS, NIS + , none? none enter time zone これらの情報を与えると、 suninstall プログラムか起 動される。この suninstall のメインメニューから、、 [ d ] Ab 。 rt " を選ぶと、 # プロンプトか表示される。 3 ー A. プートプロックカれている場合 プートプロックが壊れているだけならば、 installboot コマンドの実行により、データを損なうことなく復旧で きる ( 図 1 ) 。 installboot は、プートプロック・ファ イルをプートテパイスの所定の位置にコピーするコマン ドである ( プートデバイスを指定するときはローデバイ スを使用する点に注意 ) 。 3 ー B. ファイルシステムカれている場合 ファイルシステムの不整合の場合は、 OS の CD-ROM から起動し、 fsck を使って復旧を試みる。 # fsck /dev/rdsk/cOtOdOsO 3 -C. ファイルの設定ーヒの間題の場合 己ミスなど、ファイルの設定に原因があると思われる ときは、以下の手順で復旧を試みる。 ( a ) 作業用ディレクトリの作成 # mkdir /tmp/a ( b ) 手夏したいファイルシステムのマウント # mount —F ufs /dev/dsk/cOt3dOsO /tmp/a (c) ファイル刎正 ( 例 ) # cd /tmp/a/etc # vi passwd 変更部分を修正 :wq! ←修正結果を保存して終了 一三ロ 23 UNIX MAGAZINE 2003.2
ログやインテックスなど アクセス頻度が高いファイル Hot files Hot file を ExceIIerator に入れた場合の一 / 0 Data fi/es 通常の場合の一 / 0 Hot f ⅱ e を Exce Ⅱ erato 「に置くだけで、 50 % 以上のパフォーマンス向上が期待できます。 14 (sw) SPU009SIllIVN 0 90 % Faster! Actuator 4 R0tational Latency 2 Data Transfer 0 SSD DiSC Drive ー機械的な動作を行わないため、通常のディスクドライプに比較して、 90 % 以上高速なファイルアクセスが可能です。 従来にない高速性・高信頼性を実現。 ixcellerator Ultra Family シリーズは、従来の RAID システムとは異 なり、機械的な動作を必要としない DRAM を搭載した半導体ディス クのため、高いランダムアクセス性能・ I / 0 トランザクションを実現し ます。それは、新しい発想のファイル・キャッシング・ソリューション。 列えばデータベースのインデックスファイルやメールサーバーにおける メッセージキューイングなど、アクセス頻度の高いファイル / アプリ ーションを ExceIIerat 。 r に移行するだけで、 I()() % のキャッシュ・ヒット こよりシステムのパフォーマンスを向上。 D B アクセス、バッチ 理等を高速化し、 e - b u s i n e s s など企業ビジネスを加速します。 ・・◆ ◆◆ Exc 引 t0 「 UItra FamiIy SO ⅱ社 State Storage System ・高速で安定性の高い DRAM を最大 34.2 ギガバイト搭載可能 14m i c 「 0 s e c 0 n d の高速テータアクセスを実現 最大 12.000 / 秒のリ 0 トランサクションを実現 ※プロックサイズとホストのオーバーヘッドによる 〒 102-8166 東京都千代田区富士見 1 -11 - 5 TEL. 03-5226-1706 FAX. 03-5226-1669 http://www.ctc-g.co.jp E-mail : soliddata@ctc-g.co.jp
SoIaris 特集 ・問題の現象 - ティンう ーエラー、警告などのメッセージ ( 省略せすに正確に ) ー間題に邑したとき窈状 ( 正しくない実行結異 常な動作、ハングアップ、システムダウンなど ) ・問題の発生する竟 —SunOS のノヾージョン ( 必彡却 ーハードウェアのモデル名 ー使用しているディスクやその他の周辺装置 ー使用しているアプリケーションとそのバージョン ーネットワーク竟の概要 不具合の発生頻度 UNIX MAGAZINE 2003.2 さまざまな情報が自動第勺に収集できる。 パッケージをインストールし、コマンドを実行するだけで (SunSolve Online からダウンロードできる ) 。これは、 て、 Sun から explorer というツールか提供されている 環境やハードウェア構成を調べるためのコマンドとし 際に取り出してヾる。 は、 ( めったに必要になることはないか ) ポードを実 (Programmable Array Logic) などのバージョン と prtdiag コマンドで市忍できる。それ以、タ ) PAL る。 CPU の ROM のバージョンは、起重加の表示 あるが、部品を分解しなければ分からないものもあ 型名は dmesg コマンドなどによって分かることも ン 一周辺装置の型名と ROM などがあれはそのバージョ いる。ポードの不職頁はパーツ番号で区別される。 Sun の製品は各ポードにバーコードのタグが付いて ー各ポードの不頁とバージョン ーポード、周辺装置の構成 ・ハードウェア構成 には、次のような報を j 助日する。 成に関する田な情報が必要になることもある。その場合 間題の性質によっては、使用しているハードウェアの構 問題の鮹夬か重要なのかを記す ) ・問題の重要度 ( 早期の鮹夬を求める場合には、なぜこの ー現象を再現させる手順 ー現象を再現させるためのプログラム が早い ) 不具合の再現方法 ( 下記のどちらかがあると間題の鮹夬 Sun に質間する場合、 explorer の実行によって得られ る情報の添付を求められるケースか増えてきている。この ツールは、新しい Sun プラットホームがリリースされる たびに更新カ功日えられている。したがって、使用するとき は、そのつど SunSolve Online からダウンロードする必 要がある。 explorer このツールを利用するときは、下記の点に注意する。 ・ソフトウェア、ハードウェアの新規リリースやバージョ ンアッフの際には、それに対応した explorer がリリー スされる。したがって、夫彳叔こはかならず SunSoIve O ⅲ ine から職万のパッケージをダウンロードしたうえ で情報を取得する。 ・大きなシステムでは取得する情報量か増えるため、実行 の終了までにかなりの時間がかかる。 ・さまざまなデバイスにアクセスして情報を取得するた め、ふだんは使っていないテンヾイスのバグなどにより、 うまく実行できない場合がある。 ダウンロード SunSoIve OnIine にアクセスし、 のところにある、 ・ Explorer Data C011ector 、パッチ分析ッ ーノレ ' のリンクをクリックする。さらに、表示されたページの上 のほうにある、、 View License Agreement and Down- load Explorer" をクリックし、ライセンス許諾条件を読 んで [Agree] ボタンを押すとパッケージがダウンロード できる。 執芋点 ( 2002 年 12 月中句 ) での最新版は 3.6.2 で、 ファイル名は SUNWexplo.tar. Z である ( ファイルサイ ズは、圧縮ファイルが 544 971 バイト、伸張後の *. tar ファイルが 1 , 082KB ) 。 インストール explorer のインストールは、以下の手順でおこなう。 凵石宿ファイルの展開 ダウンロードしだ宿ファイルを伸張し、 tar コマンド で展開する。 31
ー横着 ] プログラミ / グの リスト 1 auto-save-buffers. el 山岡克美氏が作成したコード ( ELF : 01128 ) (require 'auto—save—buffers) (run—with—idle—timer 0 . 5 t ' auto—save—buffers) auto—save—buffersc 対象とするファイルの正規表現 (defvar auto—save—buffers—regexp ; アイドル時間 0 . 5 秒で保存 "*Regexp that matches 'buffer—file—name' t0 be auto—saved. " ) (defun åuto—save—buffers ( ) "Save buffers if 'buffer—file—name' matches 'auto—save—buffers—regexp (let ( (buffers (buffer—list)) buf f er ) (save—excursion (while buffers (set-buffer (car buffers)) ()f (and buffer—file—name (buffer-modified—p) (not buffer—read—only) (string—match auto—save—buffers—regexp buffer—file—name) (file—writable—p buffer-file-name)) (save—buffer) ) (setq buffers (cdr buffers))) ) ) ) (provide ' auto—save—buffers) すべて自重加勺に保存される。この設定を加えてから 1 年以 十経つが、私は C-x C-s をまったく打っていない。しつ にである。 以前の私は、シェル・スクリプトなどを作成している途 中でコードを修正しても実行結果か変わらず、おかしいと 思ったらファイルを保存し忘れていた、というような初歩 的なミスを繰り返していた。 auto-save-buffers を使い始 めてからは、そういったミスからも解放された。 しかし、 auto-save-buffers がたい一、、ん便利であると主 張しても、周りの人はなかなか昇してくれない。おもな 反対意見は、次のようなものである。 ・編集途中の状態で Web ページを保存してしまうと困 る。 編集前の状態にファイルを戻したいときに困る。 、にこういった場合は困るかもしれないが、私自 身は、 ・ Web ページは CVS で管理しているので、 cvscommit するまでネットワーク上には反映されない 158 ・修正されても undo (C-/) でもとに戻せるし、過去の ファイルは pdumpfs ( 彳 ) でいつでも取り戻せる といった理由から、不便だと感したことはない。編集の undo 機能と pdumpfs によるバックアッフがあれば、フ ァイルを自重川呆存して困ることはほとんどないというのが である。自動保存に慣れると、そもそもなぜ、、ファイ ルの保存 " などという操作が必要なのかと、かえって不思 議に思えてくる。 第 4 回 : ttyrec 一端末の録画・再生ツール 2002 年 4 月号では、端末を金画再生する ttyrec という ツール 10 を紹介した。 ttyrec を使うと、 Emacs でもⅵで も、端末ー : の作業ならなんでも録画できる。録画したデー タを再生したければ、刊属の ttyplay コマンドを使えば よい。 ttyrec と ttyplay コマンドの使い方は以下のように簡 単である。この例では録画データは foo. tty ファイルに 10 http://namazu ・ org/-satoru/ttyrec/ UNIX MAGAZINE 2003.2
SoIaris 特集 ・ユ - ティンり 図 12 file コマンドの実彳」 # file core core : ELF 32 ービット MSB コアファイル SPARC パージョン 1 [ ファイル名 a. out] 図 13 core が作られた原因を調べる (dbx) % dbx a. out core a. out のシンポル情報を読み込んでいます。 コアファイルのヘッダを正しく読み込みました rtld /usr/lib/ld. so . 1 のシンポル情報を読み込んでいます。 1ibXt . so . 4 のシンポル情報を読み込んでいます。 プログラムはシグナル BUS ( 無効なアドレス整列 ) により停止しました (dbx) 図 14 (dbx) [ 2 ] [ 3 ] [ 4 ] [ 5 ] 升 le コアダンプが発生した場所を調べる where uti1—destroy(Ox114f48, 0X1 , 0X1 , 0X0 , 0X0 , 0X0 ) 、アドレス 0X734a4 exec—destroy—uti1-pid(Ox114f48 , 0X3051 , Oxefffef8c , 0X0 , 0X0 , 0X0 ) 、 アドレス 0X740d0 catch—sigch1d(Ox12, 0X0 , Oxeffff050, 0X0 , 0X0 , 0X0 ) 、アドレス 0X68b1C シグナルハンドラからシグナル 18 (SIGCLD) で呼び出されました -libc—read() 、アドレス Oxef4b87e8 get1com(Ox1bOc48, 0X1b0C48 , Ox1d, 0X0 , 0X0 , 0X0 ) 、アドレス 0X78ee8 ファイルの種別を調べるためのコマンドで、 core ファ イルに対して実行すると、そオ功ゞどのプログラムによって 作られたかを表示する ( 図 12 ) 。 dbx dbx はテンヾッグ用のツールであるが、プロセスの core ファイルが作られた原因を調べるときにも使える。ただ し、 Solaris 2. x で dbx を利用するには、 SPARC コン パイラ製品か必要である。 core カ非られた原因を謌・ヾるには図 13 のように、コア ダンフ。か発生した場所を調べるには図 14 のようにする。 dis コマンド 38 ーネルやプロセスの内部状態を調べる場合に有効である。 これらのコマンドは、システムに異常が発生した際のカ adb 、 kadb 、 crash 、 mdb コマンド ることかできる ( 図 15 ) 。 スコードがなくても内部でイ可がおこなわれているかを調べ センプルする。このコマンドを使うと、プログラムのソー /usr/ccs/bin/dis は、夫行形式のファイルをディスア 典型的には、システムが panic あるいはハングアップし たような場合である。具イ勺な使い方は次回に説明する。 Solaris 9 では crash コマンドはなくなったが、同等の 機能をもつ mdb か利用できる。 テパックのためのメッセージ コマンドのなかには、テンヾッグ出力をおこなうためのオ フションが用意されているものもある。以下では、各コマ ンドごとに使えるデバッグ・オプションについて説明する 俵 2 も参照 ) 。 automountd —vT のログ情報 オートマウントの設定がうまくいかない場合は、 auto- mountd をテンヾッグモードて起重屓 - ると、どの部分の処理 がおかしいかが分かる。テンヾッグモードで起動するには、 次のようにする ( 下線を引いた 1 行目は、すでにデーモン aut omount : nounmount S aut omount : Ⅱ 0 mount S # /usr/sbin/automount —v # /usr/lib/autofs/automountd —vT # /etc/init. d/autofs stop カ疑旦動されている場合に実行 ) 。 UNIX MAGAZINE 2003.2