バケットの中身を調べる を物第豊 図 14 謎の ARP バケット ⅱ睡白丨ー @ 多住 1 一三一↓」町副 マロ ... マ 同ロ キやフチャテ・一タく strange-arp enc> 「一ヒ 0 ^ 0 0 レ ARP request ARP 「ツ 4 4 Data Link C 應 r 引 Destinat ion Address 00 : 00 : 00 : 00 : 00 : 00 Source Address 脈 0806 (ARP) Address R 0 んい P 間を引 (ARP) 30303 (unknown) Protocol Type ド d Size 32 Protæol Size 116 28448 ( 長「 iown い ) (i llegal) Operation Sender Ethernet Address 引 : 30 : 6D : 62 : 20 : 8F (hJlticast) Se 「由「 IP A 聞「” s Target Ethe 仕旧をÅddress 2D : 70 : 61 : 63 : 68 : & 5 (Multicast) 物 IP Address Padding 00 0000 00 00 0 0 00 6D 62 20 6F 8E 20 44 33 00000 76 65 20 74 6F 20 引 30 03 22 00 00 0000020 2D 70 6 1 63 6B 65 74 00 00 6D 02 34 ・ -packet: . 靃 73 58 07 04 32 8F 42 師 0000030 00 77 22 5A プロトコルは ARP のはずだが・・ Type 332 ま no 響 n 丿 Ha rd Type ARP ヘッダがあるはずの場所に ASC Ⅱ文字列が埋め込まれている それでは、間違い探しゲームをしてみましよう。すこし 出されたものです。いろいろと試してみたところ、機器か 前に戻って、さきほどの図 9 の ARP バケットと比較して 特定の設定のとき、速度が切り替わるタイミングによって みてください。 1 分間でおかしな点をいくつみつけられる 図 14 のバケットが送出されることが分かりました でしようか。 からは推測ですが、通信速度のオート・ネゴシェーション のあたりで、 ARP バケットのような、でもかなり不思議 答は、 なデータカ胙られてしまったようです。 ・宛先の MAC アドレス ( 00 : 00 : 00 : 00 : 00 : 00 になって いる ) ・ ARP ヘッダの Hard Type (Ethernet なら 1 ) ・ ARP ヘッダの Protocol Type ()P アドレスであれば 次に、 TCP/IP の、 IP " をみてみましよう。 0X0800 = 2048 ) IP (lnternet Protocol) はインターネットの通信プロ ・ ARP ヘッダの Hard Size (MAC アドレスのバイト これでは「横文字をカナ交じりの日本語 トコルです。 長の 6 ) にしただけやん」と言われそうですが、インターネットとい ・・などなど、 ARP ヘッダの Target IP Address まで う言葉がそれほど知られていなかったころは、、、インターネ 続きます。要するに、 Ethernet ヘッダの送信元 MAC ア ットというネットワークがあり、そこで通信するためのプ ドレスと Type 以外のすべてカ駐の値だったのです。 ロトコル " と説明するしかありませんでした。しかし、いま いったい、どうしてそんな謎の値カ黠まってしまったの さら、、インターネットというネットワーク " でもないので、 でしようか。原因は、バケットの 16 進数ダンフ。表示から このような表現になってしまいました。 なんとなく嗅ぎとれます。図 14 下部の点線で囲んだとこ 現在では、 ろを見れば分かるように、 ARP バケットであれば ARP 「 IP ではないプロトコルしか話せないコンピュータは、イ のヘッダがあるはすの場所に ASCII 文字列カ鯉め込まれ ンターネットには直接はつなげません」 ています。 と説明するほうがしつくりくるかもしれません。 じつは、このバケットはあるネットワーク機器から送り 43 UNIX MAGAZINE 2004. 10
図 9 プロードキャスト・バケット ( a ) プロードキャストされた ARP のバケットの例 ーキやプチャテータく broadc ら引 enc> フ 4 10 マ発儻元アド マ受儻先アドレマロ 0 00 : 30 : 冊 : ー : ・ FF:FF:FF:FF:FF:FF ARP ・ ー 00 : 07 : 40 : D い A 聞「 s FF:FF:FF:FF:FF:FF (Broadcast) Scurce A 聞「 3 Type 00 : 90 : 36 : 0 808 ( ) s ResoIution P 「 0t8 引 ( 4 叩 ) 版「 d Type P 「 0 を引 Tm 「 d Size P 「 0 い c 引花 ロ p を r を i0 ロ 1 (Ethernet) 2048 ()P 聞「“ s ) 6 4 ーゴを叩ををい : (ASKEY 圓駅町 ER 圓 . ) Ethernet A 聞代鑢 00 : 80 : 36 : Sen±r Address 132.168.0.5 Tarset E を herne を Address 1 黹 : 置 1 丗 ! Target A 聞代 132. 給 8.0.1 バケットの中身を調べる 日同ロ ARP リクエストのバケットの宛先は プロードキャスト・アドレス ARP 応答は問合せ元へ ユニキャストで返される ARP リクエストでは、 'Target Ethernet Address" フィールドに ダミーの MAC アドレスを設定する ( b ) プロードキャスト・フレームはすべてのコンピュータが受け取る 送信元 : 00 : 90 : 96 : xx : xx : B2 中 宛 先 : FF:FF:FF:FF:FF:FF 身 : ARP リクエスト 192.168.0.1 を探して ② ARP 応答を返す 兀 : 00 : 07 : 40 : xx : xx : DO 先 : 00 : 90 : 96 : xx : xx : B2 身 . ARP 応答 ① ARP リクエストをプロードキャスト 〕医イ言 宛 中 較し、 旧 : 192.168.0.5 00 : 90 : 96 : xx : xx : B2 旧 : 192.168.0.1 旧 : 192.168.0.2 旧 : 192.168.0.3 00 : 07 : 40 : xx : xx : DO です 00 : 07 : 40 : xx : xx : DO 旧アドレスが一致したので ARP 応答を返す 旧アドレスが一致しないので旧アドレスが一致しないので ARP 応答を返さない ARP 応答を返さない 等しければ上位のプロトコルべ度して処理する ・等しくなけれは破棄する というふうに動作します。これをネットワークに接続され たすべてのコンピュータがおこない、結果として目的とす るコンピュータだけにバケットが届きます ( 図 8 ー b ) 。 プロードキャスト プロードキャストでは、ネットワーク上のすべてのコン ピュータに対してバケットを送ります。 Ethernet ヘッダ の宛先 MAC アドレスには、 FF:FF:FF:FF:FF:FF を 指定します。 プロードキャスト・バケットがネットワーク上に流れる と、コンピュータのネットワーク・カードはバケットを取 り込み、上位のプロトコルへ渡して処理します。上位のプ UNIX MAGAZINE 2004. 10 ロトコルは必要に応じて応答を返すこともあれば、そのま ま破棄する場合もあります。 Ethernet のプロードキャストのうち、一番身近な例は ARP (Address ResoIution Protocol) でしよう。 ARP は、 IP アドレスから MAC アドレスを調べるプロトコル です。 当り前ですが、特定のコンピュータにバケットを送るに は、相手の MAC アドレスが分かっていなければなりませ ん。しかし、すべてのコンピュータが、通信相手の IP ア ドレスと MAC アドレスの対応表を ( 静的に ) イ尉寺するの は困難です。そこで、これを自動的に対応づける ARP を 利用し、通信を始める前にバケットの送り先の IP アドレ スと MAC アドレスを対応づけます。 図 9 は ARP バケットの例です。 00 : 90 : 96 : : 眦 : B2 のコンピュータは、 IP アドレス 192.168.0.1 に対応する 39
マルチキャストされた He / ヾケットを受け取る MAC アドレスを問い合わせる ARP リクエストをプロー ドキャストしています。 ネットワーク上にプロードキャスト・バケットカ毓れる と、すべてのコンピュータがそのバケットを取り込んで上 位のプロトコルへ渡し、処理します。 ARP リクエストがプロードキャストされた場合には、 ARP のプロトコル・スタック (ARP を処理するプログ ラム ) で、 ARP ヘッダの、、 Target IP Address" と自分 40 という動作をします ( 図 9 ー b ) 。 ・等しくなけれは破棄する 等しければ ARP 応をユニキャストで返す の IP アドレスを比較し、 牛手集ネットワーク・トラブルの基礎知識 図 10 マルチキャストでのアドレス マルチキャストは、ストリーミングなどで大量のデータ をリアルタイムに送信したり、ネットワーク機器間で特定 先頭バイト 1 : マルチキャストまたはプロードキャスト 0 : ユニキャスト べンダー固有の番号 ( べンダーコード ) → 3 バイト 図 11 マルチキャスト・フレーム ( a ) マルチキャスト・フレームの例 キャフチャデータく m リⅢ 0 き 3 nc > べンダーが任意に割り振った番号→ 3 バイト - ロ x フ ... マ発信元アドレスマ受信先アドレスマプロトコルマサマリ r¯ 1 00 : 60 : FD : : 01 : 80 : C2 : 00 : 00 : 00 EPDLI : 日 3 ! 0 1 : 80 : C2 : 00 : 00 : 匠 00 : 60 : 印 : Type=Conf i 紲い on Type=Confiwration Medium Access tro i n まい d 代 %urce Åddress Length Padding LO 朝 07 凵 ControI (IEEE 802.2 ) Modifier F い Bits Con レ引 宛先は BPDU に対応した マルチキャスト・アドレス : 0k80 : : 側 : 00 : 00 : ( 面ーい : IE 圧部 2 物Ⅱ T 圧 ) 38 ætet(s) 00 : 60 : FO : . 田 ( Ⅱ , 一 . ) 0X42 STAP 興正圧 802 コ D ( C ( “ 3 団 ) 0X42 STAP 興 IEEE 802. ID 池典ー 0 3 圓 0. 00.. 町 ( 介第「 fo 「い ) ( b ) マルチキャスト・バケットは特定のグループの機器やコンピュータが受け取る STP が有効なスイッチ間で He 0 バケットを交換する STP が有効なスイッチ STP が有効なスイッチ 00:60:FD:xx:xx:B3 送信元 : OO:60:FD:xx:xx:B3 宛先 : 01 : 80 : C2 : 00 : 00 : 00 中身 : STP の He ⅱ 0 バケット STP が無効なスイッチ マルチキャスト マルチキャストでは、特定のコンピュータのグループに 対してフレームを送ります。宛先 MAC アドレスとして は、先頭バイトの最下位ビットが、、 1 " のアドレスを指定し ます ( 図 10 ) 。 ルチキャスト・アドレスで BPDU バケットを送り出して FD:a;x:m:B3 のアドレスから、 01 : 80 : C2 : 00 : 00 : 00 のマ 図 11 ー a はマルチキャスト・フレームの例です。 00 : 60 : の通信をおこなうときに使われます。 UNIX MAGAZINE 2004. 10 います。
図 5 LLC ヘッタ付きのバケット (a) 旧 EE802.3 + LLC 寺集ネットワーク・トラブルの基礎知識 図 4 オリジナルの Ethernet バケットのフォーマット (a) Ethernet バージョン 2 (IEEE 802 . 2 ) 宛先 送信元 タイプ MAC アドレス MAC アドレス ※プリアンブルと SFD は省略 (b) 旧 v4 バケットの Ethernet ヘッダ Destinat ion Address Source Address Type 00 : 07 : 40 : 00 : 90 : 36 : ■第載 (ASKEY COMPIJTER C . ) 0X0800 (IPv4) (c) ARP/ ヾケットの Ethernet ヘッダ Dest i い Address FF:FF:FF:FF:FF:FF (Broadca. st) Sot•rce Address Type 00 : 07 : 40 : ■第・・ 3E 0X0806 (ARP) 宛先 MAC アドレス 802.3 送信元 MAC アドレス 長さ 802.2 LLC FCS プロトコルは旧 v4 プロトコルは ARP FCS 43 ~ 1 497 バイト DSAP SSAP CTL 1 バイト 1 バイト 1 バイト (b) BPDU バケットの DLC ヘッダと LLC ヘッダ Medium Access ControI (IEEE 902 . 3 ) Destination Address Source Address Length P&dding LO い c 引 Link Control DSÅP SSAP Control Modifier F リ nc い on Bits PO 日 / 日 n 引 Format 0 1 : 8 0 : C2 : 0 0 : 00 : 00 00 : 60 : FD 从・ : B3 0 00. 0 0 . 0X03 0X42 0X42 38 octet(s) ( M いい s い IEEE 802 COMMITTEE) (NETICS, 川 C. ) STAP BPDU IEEE 802. ID ( d ⅳ i 面引 ) STAP BPDU IEEE 802. ID (Command) リー (Unnumbered lnformation) Unnumbered format DSAP CTL うに、 Ethernet ヘッダの後ろに IEEE802.2 で定められ ている LLC (LogicaI Link Control) ヘッダカ売きます。 LLC ヘッダのなかに入っている DSAP (Destination Service Access Point) と SSAP (Source Service Ac- cess Point) は、受信側と送信側の、、サービス " を表します。 コンピュータの世界ではなんでもかでも、、サービス " と 呼ばれるので、新しい、、サービス " が登場するたびに、「今 度のサービスの実体は何なの ? 」と、思わす訊き返したくな るほどです ( それなら、最初から、、プロトコル " っていえば いいのに ・・などと思うのは、、、サービス " と聞くたびに 混乱してしまう者のグチでしようか ) 。 36 こでのサービスは、オリジナルの Ethernet ( 図 4 ) の タイプフィールドと同じように、プロトコルの種類を表し ています。そして、 DSAP や SSAP はプロトコルの種類 ごとに値が決まっています。 プリッジやスイッチのなかには、ネットワークの経路 がループしないように制御する STP (Spanning Tree Protocol) という機能を備えたものがあります。図 5 ー b は、 STP 情報を交換する BPDU (Bridge Protocol Data Unit) バケットの例です。 BPDU プロトコルでは、 DSAP も SSAP も、、 0X42 " です ( 通常、 DSAP と SSAP は同じ値です ) 。 UNIX MAGAZINE 2004. 10
牛集ネットワーク・トラブルの基礎知識 図 13 スイッチは MAC アドレスを学習してバケットの車耕を決める MAC アドレス表 MAC アドレス 00 : 90 : 96 : : : B2 (A) ← (PI) 00 : 07 : 40 : xx : xx : DO (C) ← (P2) (P3) 00:60:FD:xx:xx:B3 (D) 1 4 PI ( A から C へ ) リピータ MAC アドレス表にはスイッチのポートと MAC アドレスの対応を登録する 届いたバケットは MAC アドレス表に従っ て転送する 00 : 04 : 6E : xx : xx : 33 00 : 90 : 96 : xx : xx : B2 P2 ( C から A へ ) P3 ( D から C へ ) 00:60:FD:xx:xx:B3 00 : 07 : 40 : xx : xx : DO レスは MAC アドレス表に登録されていないので、ポー くので、スイッチか再度ポート 4 へバケットを中幻去する ト 1 を除く、、すべての " ポートに PI のバケットか転送 ことはありません。 されます。 最終的に、コンピュータ A 、 C 、 D のアドレスが MAC この時点で、コンピュータ A のアドレスが MAC アド アドレス表に登録されます。 レス表に登録されています。 スイッチの動作は、以下の 3 点を憶えておけは理解しや すいでしよう。 1. コンピュータ C が P2 (C から A へ ) のバケットを送 信します。 1. バケットの転送先ポートは MAC アドレス表で決定す 2. ポート番号 = 4 、 MAC アドレス = 00 : 07 : 40 : : : DO が MAC アドレス表に登録されます。 2. バケットを受け取ったポートへは同じバケットを転送し 3. コンピュータ A はすでに MAC アドレス表に登録され ない。 ているので、 P2 のバケットはコンピュータ A カ甘妾続さ 3. MAC アドレス表になければ、バケットを受け取った れているポート 1 だけに中幻医されます。 ポートを除くほかのすべてのポートへバケットを転送 する。 この時点で、コンピュータ A と C のアドレスが MAC アドレス表に登録されています。 不思議なバケット 1. コンピュータ D が P3 (D から C へ ) のバケットを送 Ethernet バケットからトラブルらしきものがみつかっ 信します。 た例を紹介します。 2. ポート番号 = 4 、 MAC アドレス = 00 : 60 : FD : : : B3 が MAC アドレス表に登録されます。 図 14 のバケットは、ごく普通に Ethernet 上に流れてい 3. コンピュータ C は D と同じポートに接続されているの たものです。 Ethernet ヘッダの、、 Type ( タイプ ) " フィー で、スイッチは P3 のバケットを中幻医せずに破棄します。 ルドは ARP バケットだと主張していますが、詳しく調べ P3 のバケットはリピータによってコンピュータ C に届 ると ARP バケットにしてはなにやら不思議です。 る。 42 UN 工 X MAGAZINE 2004. 10
図 3 ノヾティング窈列 16 進数表示 バケットの内容の ( 解析結果 ) バケットの内容 ーキャプチャデータく paddine 0 > 引可目の一譚多「 9 ー↓ 1 朝副 同ロ 0 に 00 : OC : : : LLC DSAP:0xÅA SSAP:O 0 00 : 04 : 6E ・ : 33 00 : : 印 : 朝 . : 由ⅲは : 00 : 面 : : 血いさ元 : 01 : 00 : OC : : : LLC DSAP20xAA : Ox 第 2 00 : 04 : 6E ・・・ : 33 ed ーリ第 Access n 「 0 Des いい on Address 北 Address Length Padd ⅲ Logical Link Control 引 : 80 : : 00 : 00 : 00 uultic*st; IEEE 802 COWITTEE 00 : 60 : FD : 第を第 0ETIß, ー間 . ) 38 を ( s ) い E 圧 802.2 ) 0x 載 STAP IEEE 2 コ D (lrdividual) 0X42 STAP IEEE 802. ル ( Co 「 ) 00 60 FD EE 43 80 07 00 01 00 00 00 00 00 00 OC 00 2A FC 00 00 バケットの中身を調べる バケットの列 テータ部の長さは 38 バイトしかない 46 ー 38 = 8 バイト データで埋められる 8 バイトぶんが / ヾティング 0000010 0000020 0000030 03 00 00 00 00 02 80 00 02 00 OF 00 タ誤りが多発する環境では、 FCS ェラーの頻度に注意しま 残りの 4 つのうち、データ部分を除く宛先 MAC アド しよう。 UN 工 X MAGAZ 工 NE 2004. 10 という 8 バイトのパディングデータが追加されています。 BF 88 DC 50 00 19 00 00 上 " という規定をクリアするために、データ部分の後ろに、 では、 IEEE802.3 の仕様で定められている、、 46 バイト以 いるように 38 バイトしかありません。この図のバケット の長さは、中央付近の、、 Length" フィールドに表示されて プ ) が発信したバケットです。このバケットのデータ部分 う。図 3 のフレーム ID 1 は、スイッチ ( スイッチングハ データ部分が 46 バイト未満のバケットをみてみましょ タ " で埋められます。 ータ長が 46 バイトに満たないときは、、、パディングデー 、、データ " 部分の長さは 46 ~ 1 , 500 バイトです。実際のデ ・データ部分の長さ ・データ部分のプロトコルの種類 、、タイプ / 長さ " フィールドは、以下のどちらかを表します。 で一意に決められた番号で、ユーザーは変更できません。 はネットワーク・カードの ROM に設疋されている世界中 へ向けてデータを送るかを示しています。 MAC アドレス MAC (Ethernet) アドレスが入っており、どこからどこ 宛先 MAC アドレスと送信元 MAC アドレスには るうえで重要な情報が含まれています。 ドは Ethernet バケットのヘッダにあたり、通信を解析す レス、言元 MAC アドレス、タイプ / 長さの各フィール いわゆる Ethernet タイプ / 長さフィールドを、プロトコルの種類と解釈す るか、データの長さと解釈するかは、フィールドに入って いる値で決まります。フィールドの値が 0X0600 以上なら プロトコルの種類を表し、データ部分には Ethernet の上 位層のプロトコルデータが入ります ( 図 4 ー a ) 。これはオリ ジナルの Ethernet と互換性がある形式で、 IEEE802.3 のその他の形式と区別して、 ・ Ethernet ノヾーション 2 ・ DIXI などと呼ぶこともあります。 、、タイプ " に入る値には、 ・ IPv4 : 0 x 0 8 0 0 ・ IPv6 : 0x86DD ・ ARP : 0 x 0 8 0 6 などがあります。 図 4-b は IPv4 バケットの、図 4-c は ARP バケット の Ethernet ヘッダの例です。 LLC ヘッダがあるバケット Ethernet ヘッダのタイプ / 長さフィールドの値が 0X05 DC ( 10 進数で 1500 ) 以下のときには、このフィールドは データ部分の長さとして解釈され、通常は図 5 に示したよ 1 Ethernet ノヾージョン 2 のイ士様を決めた DEC (Compaq に買収され、 その後、さらに Hewlett-Packard に買収されました ) 、 IBM 、 Xerox の頭文字をとって DIX と呼びます。 35
図 6 抽象クラスと実装クラスか分けられたプログラム package JP ・ ac ・ kei0. sfc . ht ・ gengen ・ umagazine System. out . printIn("TagID: if ( !t . equa1s(tagID) ) { String t tag. t0String() ; Tag tag = reader. getTag() ; while(true){ String tagID reader . open() ; Speed. BPS9600) ; seriaIReader. setSeriaIConnection("ttyI" seriaIReader (SeriaIReader)reader; Seria1Reader RFIDReader reader = new LowFreqReader ( ) ; public static void main(String ロ arg){ public class C1ient{ プログラム / * * 低周波型 RF 工 D リーダー用のクライアント example ; + t . t0String()); public class C1ient{ プログラム / * * 13 .56MHz 型 RF 工 D リーダー用のクライアント public void close() public VOid open() public Tag getTag() ; public interface RFIDReader { package jp. kmsf . t41. rfid; 図 7 RFID リーダー・クライアントの興未をするインターフェイス + t . toString() ) ; System. out . print1n("TagID: " if ( !t . equa1s(tagID) ) { String t = tag. toString() ; Tag tag = reader. getTag ( ) ; while(true){ String tagID = " 1 " ・ reader . open() ; socketReader. setDestination( "gengen ・ com' socketReader = (SocketReader) reader ; SocketReader RFIDReader reader new BitTagReader() ; public static void main(String ロ arg){ 髫 1 ) ; UNIX MAGAZINE 2004. 10 図 7 の RFIDReader インターフェイスと図 8 の Tag は 10 進数で人間カ毓むことカ河能であればよしとします。 大人のソフトウェア工学 特集 図 8 タグの興味を見するインターフェイス package jp. kmsf . t41. rfid; public interface Tag { public String toString() ; public boolean equals ( ) ; public 10 取 g hash ( ) ; 図 9 低周ラ RFID リーダー実装クラス package jp. kmsf . t41. rfid. lowfreq; public class LowFreqReader extends Seria1Reader { public LowFreqReader ( ) { / * * リーダーと上位コンピュータ間の 通信プロトコルを実装する public Tag getTag() { class LowFreqTag implements Tag{ public String toString(){ public boolean equa1s(Object obj ) { void setID(byte ロ id){ public int hash(){ 図 10 13.56N Hz 型 RFID リーダー実装クラス package jp. kmsf . t41. rfid. bittag; public class BitTagReader extends SocketReader { public BitTagReader ( ) { / * * リーダーと上位コンピュータ間の 通信プロトコルを実装する public Tag getTag() { package jp. kmsf . t41. rfid. bittag; class BitTag implements Tag{ public String t0String(){ public boolean equals (Object obj ) { void setID(byte ロ id){ public int hash(){ インターフェイスに、クライアントの RFID リーダーと タグに関する卿未を表現します。さらに、四飜皮型 RFID リーダーとそのタグを表現する実装クラスを図 9 のように、 13.56MHz 型 RFID リーダーとそのタグを表現する実装 クラスを図 10 のように作成します。次に、クライアントで 101
e WS ・ 10 / 2004 2.4GHz OpteronX4 の 3U サーバー FDD/DVD—ROM コンポドライプが標 サン・マイクロシステムズ (Tel 03 ー 準。拡張スロットは PCI—X x 7 。 I/F は、 5717 ー 5033 ) は、 Opteron を使用したサー 10 / 100 / 1000Base TX2 、 USB 1.1 X2 、 「 Sun Fire V40z 」の販売を開始 ノヾ 8 (32bit/64bit) など。 Windows 2000 / シリアル、ディスプレイ、 PS/2X20 リモ Server 2003 の WHQL 認定を取得。 ート管理用のサーピス・プロセッサ (SSH/ CPU は Opteron 844 ( 1.8GHz ) / 848 IPMIvI. 5/SNMP) と専用スイッチ ( 10 外形寸法 (HXWXD) は 13.3 X44.5X ( 2.2GHz ) / 850 (2.4GHz) x2 または 4 、チ 75.6cm 、重量は最大 34kgo Base T/100Base TX x 2 ) を備える。 ップセットは AMD 8000 シリーズ、主 価格 ( 不娚リ ) は 101 万 9 , 000 円から。 対応 OS は、 SoIaris 9 ( X86 、 32bit) 、 己憶 (Chipkill 機能付き ) は最大 32GB ( 1 Red Hat Enterprise Linux 3 ( 32bit / 64 プロセッサあたり 8GB) 、 HD (Ultra320 SCSI) は最大 6 基 ( ホットプラグ対応 ) 、 bit) 、 SUSE LINUX Enterprise Server 一三ロ ・ Sun 2.4GHz OpteronX2 の WS ◆第 RW ドライプが標準。グラフィックスは サン・マイクロシステムズ (TeI 03 ー NVIDIA Quadro NVS 280 / FX 500 / 5717 ー 5033 ) は、 Opteron を使用した WS FX 3000 。拡張スロットは、 PCI—X X 5 、 「 Sun Java Workstation W1100Z 」「同 AGP8xo I/F は、 10 / 100 / 1000Base T 、 2100Z 」の販売を開始した。 USB 2.0X5 、 IEEE1394AX2 、シリアル X20 X57.7cm 、重量は 24kgo CPU は、 1100Z が Opteron 144 ( 1.8 価格 ( 不娚リ ) は、 Sun Java Workstation x2 、パラレル、音声入出力。 GHz)/150 ( 2.4GHz ) 、 2100Z が Opteron W1100Z が 263 , 000 円から、同 2100Z が 対応 OS は、 Solaris 9 ( X86 ) 、 Ret Hat 246 ( 2GHz ) / 250 (2.4GHz) >< 2 。主記慮 620 , 000 円から。 Enterprise Linux WS 3 。 ( 1100Z / 2100Z ) は最大 4GB/8GB 、 HD 外形寸法 (HXWXD) はいすれも 46.2 はいすれも最大 2 基、 DVD-ROM/CD- ◆ Sun Java Workstation W Ⅱ 00Z / 2 田 Oz のおもな仕様 - Ⅵ′ 2100Z 、 V1100Z Opteron 246 (2GHz)x2 Opteron 250 (2.4GHz)x2 Opteron 150 (2.4GHz) Opteron 144 (1.8GHz) CPU 4GB (8GB) 2GB (8GB) IGB (4GB) 主記憶 ( 最大戸 512MB (4GB) NVIDIA Quadro NVS 280 NVIDIA Quadro FX 3000 NVIDIA Quadro NVS 280 NVIDIA Quadro FX 500 グラフィックス 73.4GB U ra320 SCSI HD ( 最大 2 台 ) ・、 80GB UltraATA/100 HD ( 最大 2 台 ) HD DVD-ROM/CD-RW ドライプ 光学ドライプ 5.25inchx2 、 3.5 ⅲ chx5 ドライプペイ PCI-X (64bit/133MHz) 、 PCI-X (64bit/100MHz)x4 、 AGP8x 拡張スロット USB 2.0X5 ( 前面 x2 ) 、 IEEE1394Ax2 ( 前面 xl ) 、シリアル x2 、ノヾラレル、音声入出力 10 / 100 / 1000B e T 、 I/F 46.2 x 20 x 57.7cm/24kg 外形寸法 (HxWxD)/ 重量 将来的には ICPU あたり最大 8GB になる予定ー将来的には最大 4 台になる予定 •NoveII LINUX Enterprise Server 9 〃の販売を 開始した。 2.6 系カーネルを使用し、 PC サー ノ、 メインフレームなど 7 つのプラッ ノベルは、エンタープライズ向け Linux ーディストリビューション、、 Novell SUSE トホームに単一コードベースで対応す 17 UN 工 X MAGAZINE 2004. 10 SUSELINUXEnterpriseServer9
■ SFU の活用 [ 03 ] 図 16 CPAN モジュールを不した文乱勺なモジュールの取得 $ perl —MCPAN —e shell Are you ready for manual configuration? [yes] ・ ( 質問のほとんどはデフォルトのままでよい ) CPAN build and cache directory? [/dev/fs/C/Documents and Settings/foo/. cpan] /tmp/compile/. cpan If you're accessing the net via proxies , you can specify them in the Your no_proxy? Your http—proxy? Your ftp-proxy? ( プロキシーを使う場合はその URI を指定する ) the $CPAN : : Config takes precedence. CPAN configuration or via environment variables . The variable in http: that host a CPAN mirror . ( 1 ) Africa ( 2 ) Asia ( 3 ) Centra1 America ( 4 ) Europe ( 5 ) North America ( 6 ) 0ceania ( 7 ) South America Se1ect your continent ()r several nearby continents) ロ 2 Sorry! since you don't have any existing picks, you must make a geographic selection. ( 1 ) ( 2 ) ( 3 ) ( 4 ) ( 5 ) ( 6 ) ( 7 ) ( 8 ) ( 9 ) China lndonesia lsrael Japan Ma1aysia Phi1ippines Repub1ic of Korea Rt1SSIan Federation Saudi Arabia ( 10 ) Singapore ( 11 ) Taiwan ( 12 ) Thai1and Se1ect your country ()r several nearby countries) ロ 4 Sorry! since you don't have any existing picks , you must make a geographic selection. ( 1 ) ftp : //ftp ・ ayamura ・ org/pub/CPAN/ ( 2 ) ftp://ftp.dti . ad ・ jp/pub/1ang/CPAN/ ( 3 ) ftp : //ftp ・ j aist ・ ac ・ jp/pub/1ang/per1/CPAN/ ( 4 ) ftp://ftp.kddlabs.co ・ jp/CPAN/ ( 5 ) ftp://ftp.ring ・ gr ・ jp/pub/1ang/per1/CPAN/ ( 6 ) ftp://ftp.u—aizu ・ ac ・ jp/pub/CPAN ( 7 ) http: //ftp. cpan ・ jp/ Se1ect as many URLs as you like ()y number) , put them on one line, separated by blanks, e ・ g ・ ' 1 4 5 ' ロ 5 3 4 7 CPAN exploration and modules installation ()l .7601 ) cpan shell ReadLine support available (try ' install Bund1e : : CPAN ' ) cpan> 126 UNIX MAGAZ 工 NE 2004. 10
図 3 chkdsk の実行 C : *>chkdsk ファイルシステムの種類は NTFS です。 警告 : /F パラメータが指定されていません CHKDSK を読み取り専用モードで実行します。 CHKDSK はファイルを検査しています ( ステージ 1 / 3 ) . ファイルの検査を完了しました。 CHKDSK はインテックスを検査しています ( ステージ 2 / 3 ) . インテックスの検査を完了しました。 CHKDSK は破損ファイルを回復しています。 CHKDSK はセキュリテイ記述子を検査しています ( ステージ 3 / 3 ) . セキュリテイ記述子の検査を完了しました。 CHKDSK はマスタファイルテーブル (MFT) ビットマップに割り当て済みとして マークされている空き領域を検出しました。 CHKDSK はポリュームビットマップに割り当て済みとしてマークされている空き領域を検 0 KB 問題を修正してください。 CHKDSK を /F オプションを使って実行して、 ファイルシステムに問題が見つかりました。 出しました。 KB : 使用可能領域 ログファイルが使用 システムで使用中 . 不良セクタ 11926 個のインテックス 159184 個のファイル 全ティスク領域 21500608 20744684 KB 53416 KB 249804 65536 452704 4096 5375152 113176 個 個 バイト KB KB KB アロケーションユニットサイス 全アロケーションユニット ・利用可能アロケーションユニット ご覧のとおり、 、、 CHKDSK はマスタファイルテープ ル (MFT) ビットマップに割り当て済みとしてマークされ ている空き領域を検出しました " 、℃ HKDSK はポリュー ムビットマップに割り当て済みとしてマークされている空 き領域を検出しました " という 2 つのエラーカ咄力されて いる。これらは最初のファイルの確認段階でみつかったも のであり、エラーメッセージからも分かるように、ビット マップでは使用中とマークされているが、実際には空き領 域である FRS が 2 つ検出されている。 chkdsk では、上記の 3 つの段階のほかに、オプション として 4 つ目の段階が用意されている。これは、、、 chkdsk / r " の実行によりおこなわれる。この段階では、ポリューム の空き領域カ坏良セクタか否かカ認される。ただし、 般にはこの段階はそれほと坏リ用されない。空き領域に不良 セクタがあった場合も、最初にその領域カ駛われる際にク ラスタ・リマッピング処理によって正常なクラスタ領域に 136 リマッピングされる。また、利用中の領域の不良クラスタ は、通常の chkdsk の処理により検出される。 chkdsk には、このほかに / c と /i というパラメータ・ス イッチがある。両方とも chkdsk の処理の一部を省略し、 実行時間を短縮するためのものである。 /c はインデックス 確認の段階での循環ディレクトリのチェックを、 /i はイン デックス確認において FRS に格納されたデータとディレ クトリ・エントリにおけるデータの整合性確認を省略する。 /c と /i の挙動および chkdsk の動作の詳細は、 Q314835 : An explanation of the new /C and /I Switches that are available to use with Chkdsk. exe を参照していただきたい 4 4 これらのサポート才麪樹青報 (Knowledge Base) は、 http://support .microsoft.com/で参照できる。 UNIX MAGAZINE 2004. 10