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1. UNIX MAGAZINE 2004年11月号

文房具としての 図 5 vnd を有効にする pseudo—device vnd 連載 07 4 # disk—like interface to files 図 6 カーネルに埋め込むためのファイルを作る using 4 cylinder groups 0f 1 .22MB , 313 blks , 576 inodes . /dev/rvndOa: 4.9MB ( 10000 sectors) block size 4096 , fragment size 512 # newfs /dev/rvnd0a # vnconfig vnd0 rootfs . img 図 7 カーネルに埋め込むファイルシステムの作成 1 moley wheel 5120000 Aug 9 17 : 01 rootfs . img % ls ー 1 rootfs . img 5120000 bytes transferred in 0.222 secs ( 23063063 bytes/sec) 10000 + 0 records out 10000 + 0 records in 同じ値を指定する % dd if=/dev/zero of=/tmp/rootfs ・ img bs = 512 count = 10000 ← MEMORY-DISK-ROOT-SIZE で設定したのと super—block backups (for fsck —b # ) at : 32 , 2536 , 5040 , 7544 , # mount /dev/vndOa /mnt ( 必要なファイルを / mnt にコピー ) # umount /mnt # vnconfig —u vndO 1. カーネルの再設疋・再コンパイル メモリディスクをルートデバイスとして利用できるよ うに、カーネルの設定を変更して再コンパイルします。 必要な設定は図 4 のとおりです。図中の MEMORY- DISK から始まるオプションの未は、表 1 を参照して ください。このうち、 MEMORY-DISK-SERVER= 0 はとくに指定しなくてもかまいません。 なお、 vnd (vnode disk driver) もあとで利用するの で、一・緒に設定しておきます ( 図 5 ) 。 vnd は md のフ ァイル版、すなわち、普通のファイルをディスクのよう に扱うための仕組みです。 カーネルをコンパイルする際に特別な手川頁は必要ありま せん。前回に説明したように build. sh を使えば簡単だ と思います。 2. カーネルに埋め込むファイルを準備する 空のファイルを作ってファイルシステムを構築します。 ます、図 4 のオプションで指定した大きさのファイルを 作ります ( 図 6 ) 。続いて、このファイル内にファイルシ ステムを構築します。 vnd を利用してこのファイルをデ イスクのようにみせかけ、 newfs の実行後にマウントし ます ( 図 7 の前半部分 ) 。この作業は root で実行する必 100 要があります。 これで、カーネルに埋め込むルート・ファイルシステム が /mnt にマウントされました。あとはカーネルやもろ もろのプログラムなど、必要なファイルを / mnt にコピ ーしていきます 9 。作業カ鮗ったらアンマウントし、 vnd によるデバイスへの割付けも解除します ( 図 7 の後半部 分 ) 。 3. 作ったファイルをカーネルに埋め込む いよいよファイルをカーネルに埋め込むときがきまし た。とはいえ、準備が長かったわりに手川頁は簡単です。 図 8 のように、 mdsetimage というコマンドを利用し ます。 こうしてできあがったカーネルは、 TFTP や NFS でカ ーネルを転送したときに、同時にファイルシステムも転送 できるというメリットがあります。しかし、いいことばか りではありません。以下に示すように、大きな問題が 2 つ 9 あとで説明するように、カーネル内に埋め込めるメモリディスク・イメージ のサイズはごく小さいため、 1 つのバイナリで複数の機能をもたせるといっ た涙ぐましい努力をして、プログラムのサイズを抑えます。 NetBSD には このようなバイナリを作るための crunchgen というコマンドもあります が、本題から外れるため説明は省します。 ←とりあえず / mnt にマウント UNIX MAGAZINE 2004. 11

2. UNIX MAGAZINE 2004年11月号

連載 /Red Hat Linux のツールたち 図 9 自加勺に力された X クライアント 図 10 SSH によるキ サ、名叫 第 [ OG 淑 02 1 1 1 図 11 ホスト鍵窈ロ 歸ュ、ホスト第を追加ノます。よ′いですか ? ( キャンセル習やすと、追加せすこ接続を了します ) ホスト名 : 1921 .1.10 アドレス 19 幻田 1.10 タイプ 3 マ sa フィンガープ丿ント側 : 新℃ 36f1d : : 1 b : 9 ぉ g36 : E5662 し℃ 0 : 56ff3 圓 「スト ( ,D 町 に書いておきます。 DISPLAY=%d /home/hayao/ . xsession すると、 xterm の代わりにホーム・ディレクトリの . xses- sion が実行されるようになります。ただし、 . xsession を 実行するだけでは環境変数がうまく設定されず、 x クライ アントが日本語モードで動作しないといったトラブルが起 SSH で接続した場合、 X クライアントは SSH のポー こります。これを防ぐには、 . xsession の先頭に以下の 1 ト・フォワーディング機能によって X サーバーに接続され 行をします。 るので (X クライアントからは、ローカルホストの X サー # ! /bin/bash ——login バーに接続しているようにみえます ) 、 rexec の場合のよう に DISPLAY 変数を指定する必要はありません。 これによって . xsession が bash スクリプトとして実行 なお、 ASTEC-X を終了するには、タスクバーのイン され、さらに ー login オプションによってログインシェル ジケータ領域に表示された ASTEC-X のアイコンをマウ のように振る舞うので、ログインしたときと同じように環 スの右ボタンでクリックし、ポップアップ・メニューから 境変数か第定されます。 、、閉じる " を選びます。 また、接続方法として SSH を選んで ASTEC-X を起 動すると、図 10 のようなログインパネルカ観れます。接 Cygwin/X 続先とユーザー名を確認して [OK] ボタンをクリックする と、初回接続時のみ図 11 のウインドウが表示されます。 Cygwin4 は、 UNIX に似た環境を Windows 上で実現 こで、さらに [OK] をクリックすると、秘密鍵を言定して するためのソフトウェアで、多くの UNIX ツールが移植さ いない場合は図 12 のようなパスワードの入力ウインドウ れています。 X の部分は Cygwin/X5 と呼ばれ、 X サー が表示されます。パスワードを入力して [OK] をクリック バーやライプラリ、標準的な X クライアント (xterm や すると、図 4 のコマンド欄で指定した X クライアントが xclock など ) で構成されています。 実行されます。 これまで、 Cygwin/X は XFree86 をベースにしてい デフォルトの xterm ではなく . xsession を実行したい ましたが ( そのころは Cygwin/XFree86 と呼ばれていま 場合には、 rexec の場合と同様の . xsession ファイルを用 した ) 、現在は FC2 と同じく X. org がべースとなってい 意してから、図 4 のコマンド欄を以下のように変更します。 4 http://cygwin ・ com/ /home/hayao/ . xsession 5 http://x ・ cygwin ・ com/ 図 12 / ヾスワードの入力 【パスワー当第 ホスト 1 .1 報 1.10 にパスワードを入力してくだき 以ワードの入力 「 X サーバーのメぞ丿上に記情 186 UNIX MAGAZINE 2004. 11

3. UNIX MAGAZINE 2004年11月号

連載 /Red Hat Linux のツールたち 図 3 rexec に関する設疋 ホスト名 : : = 1921 110 广負荷の低いポストへ 図 1 ASTEC-X のコントロール・パネル 続の方法社定します。 XDWP 接読方法ことの詳し獻司ま、それぞれのバネ外で・設定します。 第セキュアシ 1 ル ロードバランス ウインドウモート マウス 国キーポド 釜フォント セキュリティ 工りステンション 加トアンドベースト 日本語入力 第画新 画ロ TEiD - > ロノトロールルネル ( レゾストリ ) す STEC 号 : おトロールル、レジストリ ) XDECP 国セキュアシェル ロードバランス 第ウインドウモード マウス 国キーポード 国フォント セキュリティ 工りステンション カットアンドベースト 日本語入力 続方法 なし 0 知 P を優用する で 0 。を匣用する セキュアシェルを使用する 「 tJ % P を有こする 対 m -dtsplay デ万ル戻す 亠 ~ セル。 l- 」旦 -- 」 図 4 セキュアシェル (SSH) に関する言聢 ューは、第経路を暗号ーします。パスワ F2 簸 正を使用する方が、安になります。 XDECP 当鑓ま簡聳成する場合には、の生成はタンをグル 、セキュアシい セわアシェル詳締 921681.10 一 0 ードバランス 广角荷のス試の物続 国ウインドウモード 国サー′ト 第キーポード コマント : term 国フォント セキュリティ プロトコトジョン 工りステンション 加トアンドベースト パスワー村乳盛可する 日本語入力 鍵の生成 亠上旦 J- - ー当坦ー」 人 ) け旧 ) rexec を利用する場合は、図 1 のウインドウ左側の rexec" をクリックし、接続先のホスト名と、ユーザー 名およびパスワードを指定します ( 図 3 ) 。 rexec 実行時 に起動する X クライアントは、デフォルトでは xterm が指定されています。必要なら、これも変更します。 ・セキュアシェル (SSH) X クライアントを直接起動する点は rexec のときと同様 ですが、 rexec ではなく SSH (Secure SHell) を利用 します。 X サーバーとクライアントカ理的に異なる場 合は、もっとも安全な方法です。 SSH を使うときは、図 1 のウインドウ左側の、、セキュ アシェル " をクリックし、すくなくともホスト名とユー ザー名を ( 必要であればコマンドも ) 指定します ( 図 4 ) 。 師方法は、パスワード認証と公開鍵暗号による認証が い口 選択できますが、後者の詳細は ASTEC-X のユーザー ズガイドなどをご覧ください ( 私の場合、ゲスト OS に は PC 外部から直接アクセスできないので、 SSH は利 用していません ) 。 続いて、図 5 の画面でウインドウモードの設疋をおこな 八ルプ旧 ) ^ ルプ 図 2 XDMCP に関する言綻 知 P 接カ場合、 LIN Ⅳのデスりトップが表示さはす。 豊鬯ま続、 [ 接読ルでモードをスト 1 こし 广荷のズトへ明要読 接纔先ホスト一覧 ■回ロ ASTEO-X トロ、導ネル ( レジストリ ) 回ロ ASTEO-h' ] ントロールハ。ネル ( レジストリ ) 可セキュアシェル ロードバランス 国ウインドウモード マウス をキーポード 力ラー すフォント セキュリティ 工りステンション 加トアンドベースト 日本語入力 自勠→ 1 ) コンソールでログインした場合と同様の感覚で作業する ことができます。 XDMCP を利用する場合は、図 1 のウインドウ左側の 、、 XDMCP" をクリックし、右側に表示された設定パネ ルにクライアントのホスト名あるいは IP アドレスを入 力します。私の場合、ゲスト OS (FC2) の IP アドレ スは 192.168.1.10 なので、図 2 のように指定します。 XDMCP には、ローカル・ネットワーク内へのプロード キャストによって接続可能なクライアントを選択する機 能 ( プロードキャスト ) や、クライアントのリストをも っホストに接続して選択する機能 ( インダイレクト ) な どもありますが、これらの使い方は ASTEC-X のユー ザーズガイドなどをご覧ください。 ・ rexec クライアントの rexec サーバーに接続し、パスワード認 証をおこなったうえで、あらかじめ指定した X クライア ントを直接起動します 3 。 3 FC2 をワークステーション・カテゴリーでインストールした場合、 rexec を別選尊入する必要があります。導入方法はあとで説明します。 人ルプ 182 UN 工 X MAGAZINE 2004. 11

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図 1 構築するシステムとサービスの ロ procmail SpamAssassin fetchmail SFU プロバイダ ( メールサーバー ) HTTP Apache SquirreIMaiI M aildir lMAP4 lMAP4 図 2 PHP -4.3.6 のビルド $ cd /tmp/compile $ tar —zxf -/php—4.3.6—interix. tar ・ gz $ cd p p ー 4.3.6 $ CPPFLAGS="—D_ALL—SOURCE —l/usr/local/include/bind" CFLAGS="—L/usr/10ca1/1ib/bind \ —l/usr/local/include/bind —D—ALL—SOURCE" LDFLAGS="-L/usr/10ca1/1ib/bind" LIBS="—1bind —ldb" \ . /configure ——without—mysql —with—apxs=/usr/local/apache/bin/apxs —enable-shared \ —enable—mbstring $ make $ /usr/local/apache/bin/apachectl stop /usr/local/apache/bin/apachectl stop : httpd stopped $ make install ストールしなければなりません。さいわい、 Tool Ware- conf をすこし書き換えます ( 図 3 ) 。 house3 から php-4.3.6-interix. tar. gz がダウンロードで 設定の変更がすんだら、 Apache を図 4 のように再起動 きるので、これを取得して図 2 のようにビルドします。な してください。その際にいくっか警告が出るかもしれませ お、 CFLAGS に—L/usr/local/lib/bind が含まれてい んが、無視してかまいません。 ますが、間違っているわけではないので注意してください。 SquirreIMaiI PHP を導入したら、 Apache の設疋ファイル httpd. PHP のための設定が終ったら、次は SquirrelMail 本 3 http://www.interopsystems.com/tools/warehouse.htm 163 UNIX MAGAZINE 2004. 11

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特集 ボスト・ファイアウォールとネットワーク・セキュリティ 図 19 Open Diameter のソフトウェア構成 認証サーバー・プログラム PaC プログラム PANA ライブラリ libpana PAA プログラム EAP 認証メソッド ライブラリ libpeap libeaptls libeaparch ie EAP ライブラリ libeap Diameter メッセージ / ヾーサ - ライブラリ libdiampa 「 ser OD ライブラリ Diameter アプリケーション ライブラリ : libdiametermip4 libdiameternasreq libdiametereap Diameter ライブラリ libdiameter 図 20 Ethernet と Tag VLAN ( 802. IQ ) 物理 Ethernet Tag VLAN ( 802.1 Q) Tag= 1 Tag=2 で、 1 つの物理的な Ethernet セグメントを複数の論理的 な Ethernet セグメントにうける才翅孑です ( 図 20 ) 。 VLAN は、プロードキャストの配布範囲の制限方法によ って以下の 3 種類に分けられますが、以下ではおもに Tag VLAN ( 802. IQ ) について解説します。 ・ポート VLAN 物理ポート単位で制限 プロトコル VLAN Ethernet フレームのプロトコルに応じて制限 ・ Tag VLAN ( 802. IQ ) Ethernet フレームに書かれた Tag ID に応じて制限 Tag VLAN Tag VLAN では、 Ethernet フレーム内にそのフレーム カ嘱する VLAN ID (Tag (D) を埋め込むことで Ether- net セグメントを論理的に分割します ( 図 21 ) 。具体的に UNIX MAGAZINE 2004. 11 図 21 802. IQ フレーム・フォーマット 宛先 MAC アドレス 始点 MAC アドレス Type (ETHERTYPE_VLAN=0x8100 ) Tag ControIInformation (Tag など ) Type (旧、 ARP 、旧 v6 など ) テータ 注 : 仕様上は、 Type フィールドの後ろにほか のフィールドがくることになっているが、実 際にはほとんど使われていない 47 するため、端末側で Tag ID を設定する必要はありません。 通常のネットワーク運用ではスイッチが Tag ID を付加 般に、、認証 VLAN" と呼ばれます。 くに、 802. lx のユーザー言正機能と連携させたものは、 プロトコルと連携して動的に定義することも可能です。と を設定します。通常、これは静的に定義されますが、ほかの ・どのポートに出力するときに Tag ID を付加するか ・どのポートがどの VLAN に属すか スイッチ側では、図 22 の要領で、 ernet セグメントを論理的にうリしています。 応スイッチがプロードキャスト・ドメインを分割し、 Eth- は、埋め込まれた VLAN ID の値によって Tag VLAN 対

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連載 /Red Hat Linux のツールたち 図 13 Cygwin セットアップ・プログラムのネ月画面 Cygwin Net Re a50 Setup Program Th ヒこ dw 第を・」まⅳ 0 」を新・もー mdu 〆駅ー Of 新・物ーを 0 物町印は物を of 第」 p ・ 0 図 14 インストール方法の尺 Choo を・ A00 物宿・ 0 SO ′ 00 090 “純・を 0 新飆 ordO を新・「れを、を om を 気引引 d な ory. 再同ロー 第同ロ - 0 S 猷叩ー 0h00 3 ね騰 t 1 Type - Cygwin Setup 0 r00 ト 0W0 めを 0 ・獗 rn ・を 0 は 0 を om し ( ・にを 0 を y Se 加罍 r ー 2 : 421 0 ( や第せ 2g020 』 R ・は H 計 0 ht 年 : / た′”・ -00E / のま“れ ズ戻る⑧ 図 15 ルート・ティレクトリの指定 ます。また、従来はシングルウインドウ・モードのみでし たが、最近になってマルチウインドウ・モードもサポート S ・ R00 を・員 0 ⅳ・ 0 を 0 ′ S 総 0 を物を 0 を y ー wen をを 0 ト引 0 、ー肉 300h00 物県 するようになり、安定性も含めてかなり使えるようになっ れ引に畍 p 第第「 てきました。 Cygwin はフリーウェアで、インターネットに接続で きる環境であれば簡単にインストールできます。今回は、 VMware のホスト OS である Windows XP に Cyg- win をインストールし、 Cygwin/X の X サーバーを利用 してゲスト OS である FC2 の X クライアントを利用して みましよう。 す。次に進むと、 Cygwin のルート・ディレクトリを指定 Cygwin のインストール する画面が表示されます。図 15 のように、デフォルトの Cygwin をインストールするには、まずセットアップ・ ルート・ディレクトリは C:*cygwin となっており、この プログラム (setup. exe) を Cygwin の Web サイトやミ フォルダをルートとしてパッケージがインストールされま ラーサイト 6 から入手します。 す。画面下部では Cygwin を使用するユーザーや、テキス トファイルのフォーマット 7 が選べますが、とくに理由がな setup. exe を適当なフォルダにダウンロードして実行す ると、図 13 のようなウインドウカれます。次に進むと、 ければそのままでかまいません。 インストール方法を選択する画面が表示されます ( 図 14 ) 。 次に進むとダウンロードしたパッケージを保存するフォ 選択肢の未は以下のとおりです。 ルダを訊かれるので、図 16 のように適当なフォルダを 指定します。さらに次の画面では、インターネット接続 ・ lnstall from lnternet にプロキシーを利用するかどうかを指定します ( 図 17 ) 。 パッケージをインターネット上の配布サイトからダウン 直孑妾続可能な場合は、、 Direct Connection' 、 lnternet ロードし、一気にインストールします。 Explorer のプロキシー設定を利用する場合は、、 Use IE5 ・ Download from lnternet Settings" 、手動で指定する場合は、、 Use HTTP/FTP パッケージのダウンロードのみをおこないます。 Pr 。 xy " を選んでプロキシー・サーバー名とポート番号を ・ lnst all from LO cal Directory 入力します。 あらかじめダウンロードしてあるパッケージをインスト 次に進むと、ダウンロード・サイトの一覧が表示されま ールします。 す ( 図 18 ) 。国内のミラーサイトもかなりあるので、ネッ こでは、最初の、、 lnstall from lnternet" を選択しま 7 改行文字が、 Windows や DOS では CR ( キャリッジ・リターン ) 十 LF ( ラインフィード ) 、 UNIX では LF のみという違いがあります。 6 http://cygwin.com/mirrors.html 新同ロ。 - Gyewin S 、 - 〔キ 00 引は 1 0rectory 豆 RoO を 0 を・ 02 弴 0 地 w ト 0 を物リ気ド T 噌 ⅸ 員引 Fc« 187 UNIX MAGAZINE 2004. 11

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旧のバケット配送、 ICMP 参籌第 図 12 デフォルトルートが泉されていなし翌各表 linux$ netstat —nr KerneI IP routing table Destination Gateway 192. 168. 10 . 0 0 . 0 . 0 . 0 169 .254.0.0 0 . 0 . 0 . 0 127 . 0 . 0 . 0 0 . 0 . 0 . 0 linux$ 図 13 / ヾケットを醪医しない糸翌各を泉する linux# route add —net 192.168.20.0 netmask 255.255.255.0 reject linux# netstat —nr Kerne1 IP routing table Destination Gateway 192. 168. 10 . 0 0 . 0 . 0 . 0 192. 168.20.0 169.254.0.0 0 . 0 . 0 . 0 127 . 0 . 0 . 0 0 . 0 . 0 . 0 192 . 168. 10 . 1 0 . 0 . 0 . 0 linux# 図 14 / ヾケットを醪医しない糸各 Genmask Destination Gateway 255 .255 . 255.0 192. 168 . 20 . 0 ートカ駛われます。 まず、デフォルトルートを削除します。糸各表から糸各 ところで、通常はデフォルトルートを利用してバケット を削除するときには route コマンドに del オプションま を送るけれども、特定の宛先へはバケットを送りたくない たは delete オプションを指定します ( オプションは OS こともあるでしよう。そのような場合には、 route コマン によって異なります ) 。使用中の経路は削除できないこと ドの、、 reject ( 拒否 ) " オプションを使い、 、、配送しない経 もあるので、そのようなときは、 OS の起動時の設定でデ 路 " を登録します (reject オプションの機能の有無や指定 フォルトルートを登録しないようにしてください。 方法は OS ごとに異なるので、使っているシステムのマニ 図 12 はデフォルトルートが登録されていない経路表で ュアルなどで確認してください ) 。 す。 糸登各表には 192.168.20.100 への糸登各が登録されていま 図 13 は、 Linux マシン上で、 せん。この状態で、以下のように p ⅲ g コマンドを実行し ・配送しない経路を登録 てバケットの配送状態を確認します。 ・ netstat コマンドで糸各表の内容を確認 1. ホスト A ( 192.168.10.100 ) からホスト B ( 192.168. した例です。バケットを配送しない糸登各は、糸各表に図 14 20.100 ) に向けて ping を実行する。 のように書かれています。 2. ホスト A は自分の糸各表からホスト B への糸登各を探す 、、配送しない経路 " として登録した宛先に対して ping コ が、 192.168.20.100 への糸登各も 192.168.20.0 のネッ マンドを実行してバケットを送ろうとすると、デフォルト トワークへの糸登各もみつからない ( 図 12 ) 。 ルートが登録されていない場合と同様に、、 Network is un- 糸各をみつけられなかったホスト A はバケットの送出を reachable" 工ラーが発生し、バケットそのものがホスト A あきらめ、 ping コマンドは次のように失敗します。 から送り出されなくなります。 linux$ ping ¯c 4 192.168.20.100 / ヾケットの方向転換 connect : Network is unreachable linux$ 直接つながっているネットワーク上のホストと通信する ときには、ルータを経由する必要はありません。通常、経 デフォルトルートが登録されていれば、経路表に登録さ 路表にはそのホスト自身がゲートウェイとして登録されて れていない宛先へバケットを送ったときにはデフォルトル 0 0 0 0 0 0 ・ 1 0 ・ 1 0 凵 0 0 0 tn bO cd 1 上 0 5 0 っ乙 0 0 5 5 0 C.Q 5 5 っム 2 0 Q) 5 5 5 ( しつ 4 2 CN MSS Window irtt lface Genmask F1ags 0 0 0 eth0 255 . 255.255.0 255 . 255.255.0 0 0 0 eth0 255.255.0.0 0 0 0 10 255.0.0.0 0 . 0 . 0 . 0 0 0 0 eth0 UG lface F1ags MSS Window irtt 109 UN 工 X MAGAZINE 2004. 11

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・ SFU の活用 [ 04 ] 図 3 /usr/local/apache/conf/httpd.conf への追記 LoadModu1e php4-modu1e 1ibexec/libphp4. SO LoadM0du1e php4-modu1e 1ibexec/1ibphp4. SO く IfModu1emod—php4. c> AddType application/x-httpd¯php ・ php ・ phtml AddType application/x-httpd—php-source ・ phps く /IfModu1e> A1ias /squirrelmail/ "/usr/local/share/squirrelmail/" ( 任意の場所に追加 ) DirectoryIndex index. html index . htm index. cgi index. rhtml index ・ php ( 下線部を追加。ⅲ dex. php の指定がすでにある場合はそのまま ) CThu Aug 12 03 : 31 : 43 2004 ] [warn] module mod-php4. c is already added , skipping [Thu Aug 12 03 : 31 : 43 2004 ] [warn] module mod-ruby. c is already added , skipping [Thu Aug 12 03 : 31 : 42 2004 ] [warn] module mod-userdir. c is already added, skipping [Thu Aug 12 03 : 31 : 42 2004 ] [warn] module mod-mime. c is already added, skipping [Thu Aug 12 03 : 31 : 42 2004 ] [warn] module mod-alias. c is already added , skipping [Thu Aug 12 03 : 31 : 42 2004 ] [warn] module mod-dir. c is already added , skipping $ /usr/local/apache/bin/apachectl start 図 4 Apache の再走カ ( 警告は無見しても問題ない ) /usr/local/apache/bin/apachectl start : 図 5 SquirrelN'IaiI のインストール $ cd /tmp/compile $ bzip2 -cd squirrelmail—l . 5 . 0 . tar. bz2 tar —xf $ cd squirrelmail $ mkdir /usr/local/share/squirrelmail $ mv * /usr/local/share/squirrelmail httpd started 体のインストールです。執筆時点の最新版は 1.5.0 で、 ・ http://www.squirrelmail.jp/ から取得します ( 1.5.0 は Development 版です ) 。これ ように、、 localhost : 143 " でかまいませんが、メールの送信 信サーバーや送信サーバーの設疋は重要です。受信は図の カ吏えます。とくに、 Server Settings にあるメールの受 guage settings は設疋しておきましよう。言語は ja-JP すくなくとも、 2 の Server Settings と 10 の Lan- 内容を直接謎杢するか、選択肢を入力します。 変更したい番号を指定し、表示されるプロンプトに対して になります。設定の変更はメニュー形式でおこなうので、 続いて、設定をおこないます。手川頁は図 6 のような流れ に移します。手川頁は図 5 のようになります。 を展開し、中身をすべて /usr/local/share/squirrelmail 164 に関しては、今回は SFU 上に SMTP サービスを構築 していないので、プロバイダのサービスを利用することに なります。タイプは、、 Sendmail" ( デフォルト ) ではなく 、、 SMTP" を指定し、 SMTP AUTH (SMTP Authen- tication) や POP before SMTP などの設疋を正しくお こなってください。そうしないとメールの送信ができない ので、皆さんの環境に合わせて適切に設定する必要があり ます。 たいていの商用プロバイダは、プロバイダ内部からの SMTP 以外は、 POP before SMTP や SMTP AUTH での言正を 経ないと拒否するようになっていると思います。 準備ができたら、アクセスしてみます。プラウザのアド http://localhost/squirrelmail/" と レスポックスに 入力してみましよう。図 7 のようにログイン・プロンプト カ覲れれば正常に起動しています。ログインして図 8 のよ うな画面になれば成功です。 これで、どこからでもメールカ毓める環境ができあがり ■おわりに ました。 以上、駆け足でしたが、 SFU 上に作業環境を構築し、ま UNIX MAGAZINE 2004. 11

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ク 6 国立天文台のネットワー 図 9 FXS—FXO を用いた第の回避 電話網 (ITU-T) インターネット (IETF) DTMF を扱わなくてもよい通信 図 6 in-audio 方式 電話網 (ITU-T) DTMF 信号 インターネット (IETF) ・ DTMF を音声で転送 P BX P BX Vo 旧 ゲート LAN MX250 ウェイ Vo 旧 ゲート ウェイ 電話回線 電話回線 MX250 FXO インターフェイス LAN FXS インターフェイス DTMF を扱う必要のある通信 したがって、両者における DTMF の処理方法が一致せず、 MX250 では DTMF を用いたサービスがおこなえないこ とになります。 DTMF ( ピポパ音 ) を利用する対話式のサービスは、 TTC-2M 経由の着信では使えません。たとえば、オート・ アテンダント機能ではブッシュボタンで操作するナビゲー ション、ポイスメールでは ()D やパスワードが送れないた めに ) 着信したメッセージの再生ができなくなります。 外線や既存の構内交換機 ( ほかの観測所のものを含む ) からの通話でこのような事態が発生すると、実用上の大き な問題になります 12 回避策の検討 この問題を回避するには、 DTMF を扱う必要のある電話 ( 内線番号 ) については、構内奐機側で MX250 カ鮟続さ れた FXS インターフェイスへ迂回させ、 MX250 の FXO インターフェイスで扱うという方法があります ( 図 9 ) 。 しかし、 FXO の回線数ぶんしか扱えないため、ポイ スメール用の FXO 、オート・アテンダント用の FXO 、 1. そのまま音として伝える (in-audio) 方式 ( 図 6 ) ・・といったようにサービスごとに FXO インターフェイ 2. DTMF を SIP の INFO ヘッダで伝える方式 ( 図 7 ) 3. RTP のイベント ( RFC283310 ) として伝える方式 ( 図 スを割り当てる必要があります。結果として、せつかくの MX250 の機能が活かしきれない可能性カ皜くなります。 一方、 Cisco のシステムでは、 TTC-2M 経由で伝わっ これをもとに、 2 つの製品の対犬況をみてみましよう。 てきた DTMF 信号を RTP イベントに変換し、 MX250 MX250 は、 DTMF を RTP イベントとしてしカ報えま へ伝えることができます。そう、 せん 11 。一方、 NT ー 300 側は音声に含まれる DTMF を DTMF として訒識できないので、 in-audio となります。 「パーフェクトなんです」 ロ心、卩 しかし、 Cisco は NT ー 300 より高額です。 TTC-2M 10 H. Schu レ rinne and S. Petrack, RTP P 佖 00d 和 7 、 DT- MF Digits, TeIe 〃ん 0 れ Tones 0 れ d Tele ん 0 れリ S 朝れ観 s , 12 いままでの舌で当り前のように使えていた機有幼ゞ、より高度な IP ・舌 RFC2883 , May 2000 11 IP ' 新舌と MX250 間の DTMF も同様です・ ( MX250 の FXO イ で吏えなくなってしまい、さらにその原因カ寸麪的な問題だなんて、どうや ンターフェイス経由であれば in-audio の DTMF カ寸及えます ) 。 って利用者に理解してもらえばいいのでしようか 図 7 SIP INFO 方式 電話網 (ITU-T) DTM F 信号 インターネット (IETF) P BX 5 Q- トイ 0 工第・第第第 > ゲウ 電話回線 DTMF を SIP の爪F0 ヘッダで転送 図 8 RTP イベント方式 電話網 (ITU-T) DTMF 信号 インターネット (IETF) PBX Vo 旧 ゲート LAN MX250 ウェイ 電話回線 DTMF を RTP の イベントとして転送 73 UN 工 X MAGAZINE 2004. 11

10. UNIX MAGAZINE 2004年11月号

連載 /Red Hat Linux のツールたち 図 19 パッケージの盟尺 図 16 パッケージの保存フォルダの指定 S ・ Ot し 00 P ・ ck ・一・ 0 ⅳ・ 0 を 0 ′第 S ・い物を 0 を 0 wh ・ー 0 」浦ま S ・加 0 ミ 0 鹹・新を曲駅め 0 朝代 d0 第一 t0 物北 . 新を面 00 を ory 譴要引 edif 社面を no を・ 0 5 を 国同ロ Cygwin S 叩 - S 引 ec を P k ロ X ” 0 ⅵ Setup - ct LO こ引 Packaee Directory + Admin Default + ⅳ e Default + Ba-seO 衄 + D 00 DefauIt こ : に : ・ De 引 Def 設 + ・ー ault + Editors 0 f 。 S ・ 0 を P ・ ck ・、・を S を p ・ 0 を 0 Cvrent L00 朝 P レを 0 ⅳを 0 を 0 4 図 17 キ当売方法の指定 S ・ 0 を YO 「を・′ 0 ・一 00 れ・ 0 朝 0 S ・加 pn ・を弋 0 0 豊 hos , リをを 00 確は新 0 新を 0 をを朝 90 新 ~ 0 戸物せ第 0 リに 59 ・ HTTP/FTPÜN$ 図 20 ショートカット窈乍成 C 「・・を第一 00 物 5 T ⅳ p 」響いをを 00 ・矚・物に市 rCOn をれ「を 00 ・わ新を CWt•,'h を n ー m を n を - - Cygwin Setup ー Greate コ団凶 同口を —Cygwin t 叩 - に 0 “ ~ Type ーン . Add に等ーわを、 n リ されます。 Cygwin/X の基本的なパッケージは最初から 選ばれていますが、 X クライアントのウインドウを Win- dows で管理するためのパッケージ (xwinwm) は選択さ れていないので、これを追加します。また、 X の起動スク リプト・パッケージ (X-startup-scripts) も追加しておく といいでしよう。 パッケージの選択が完了すると、ダウンロードとインス トールの進行状況を示す画面になり、しばらくして図 20 の ような画面が表示されます。 bash の動作する端末 ( 以下、 bash 端末 ) を起動するためのショートカットをデスクトッ トワーク的に近いところを選びましよう。 フ上に作成するか、スタートメニューに登録するかと訊か 次の画面では、インストールするパッケージを選択しま れるので、必要に応じてチェックし、院了 ] ボタンをクリ す。図 19 のように パッケージカゞカテゴリーごとに分類 ックすればインストールは完了です。 されてツリー表示されるので、マウス操作で必要なパッケ Cygwin を使用するには、デスクトップ上の、℃ ygwin ージを取捨選択します ( ソースパッケージをインストール というショートカットをダブルクリックするか、スター することもできます ) 。最低限必要なパッケージは最初か トメニューから、、プログラム " →、、 Cygwin ' →、、 Cygwin これをベースにして適宜追加して ら選択されているので、 Bash Shell" を選択します。すると、 bash 端末が起動し いけばよいでしよう。 ます ( 図 21 ) 。 8 内に表示 、 X11 " というカテゴリー X のパッケージは、 初回起動時には、パスワード・ファイルやグループファ イルがないといわれるので、 メッセージに従って以下のよ 8 図 19 の一覧を下にスクロールすると現れます。 く戻る⑧「一 " 図 18 ダウンロード・サイトの盟尺 C 、 00 を・ A DO 物れ・ 4 Site 00 ・ミ瓰を 0 価・も物聞。ゝ都新 0 をまを 0 新、を A ・ b 編 00 、軒ー löを dS ょ り x. ににリれにリ m ~ p : / / 新リ XS 第・ 0 ー第・を れ p. / / 庁朝 ~ yri を 5 のをを p : / / m を or 物 ve ′ 5 を第をを 代 p : / / 朝′ 0 れ 0P50. uc ・Ⅵ 0 を 代 p ノ / 朝を 0 れ E05 ・ l. 「 0 代 p : / / 価朝′ 0 p ・ 0 ⅲ 0. n をを . 代 p : / / m 0 0 れ n ・を 代p://庁北′0′ま滝「お引第'.com 0 / / がをを mi 0 ′ 00E - oygwin Setup - 0h00 SiteG) - ロ リをし旧し : 188 UNIX MAGAZINE 2004. 11