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検索対象: UNIX MAGAZINE 2004年2月号
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1. UNIX MAGAZINE 2004年2月号

広告掲載企業一覧 ( 50 音順 ) 表 アステック http://www.astec. CO. jp/ エヌ・ティ・ティエムイー http://www.ntt-me. CO. jp/bbfiler/ 沖データ http://www.okidata. CO. jp/ 公共広告機構 http://www.ad-c.or.jp/ コンヒュータダイナミックス http://www.com/uterdyna.com/ サイバネットシステム http://www.cybernet. CO. jp/ システムワークス http://www.systemworks.co.jp/ 創夢 http://www.soum.co.jp/ 日本計算化学サービス http://www.nccsk.com/ 表 2 ■ 日本コンヒューティングシステム http://www.jcsn. CO. jp/ ーユーーテック http://www.newtech.co.jp/ ぶらっとホーム http://www.plathome. CO. jp/ ロジカルイフェクト http://www 」 ogicaleffect.com/ ①ソフトウェア開発技術者 ②デ / ヾイスドライバ開発技術者 3 ネットワーク設計技術者 ④ネットワーク運用技術者 ⑤プロジェクトマネージャ ・応募資格 学歴 . 専門学校卒以上学部 . 全学部・全学科 ・必要とする知識分野 UNIX 、 C 、 TCP/IP 、デバイスドライバ、 ネットワーク運用管理など メインフレーム分野の上記経験者も歓迎 ・条件等 給与 . 完全能力給。経験・能力に応じ優遇 ( 応相談 ) 。 昇給 ( 給与改定 ) : 年 1 回 賞与 年 2 回 全額支給 通勤費 勤務地 本社 ( 渋谷区幡ヶ谷 ) 勤務時間 : 10 : ~ 19 : OO( フレックスタイム制、裁量労働時間制有 ) 休日・土日・祝祭日 休暇 有給休暇・慶弔休暇・年末年始休暇・特別休暇 各種社会保険完備・厚生年金基金・財形貯蓄制度 福利厚生 ・会社テータ 設立 : 昭和 59 年 12 月 資本金 . 880 万円 売上高 . 6 億 4 网万円 ( 平成 14 年度実績 ) 従業員数・ 60 名 参加団体・日本 UN Ⅸユーザ会・インターネット協会会員 WIDE プロジェクト IPv6 普及・高度化推進協議会 グリッド協議会 ・業務内容 < ソフトウェア開発 > カスタムソフトウェア開発デバイスドライバ開発 組み込みソフトウェア開発フリーソフトウェア移植 < 計算機環境運用支援 > インターネット接続支援イントラネット運用支援 コンサルティング ・応募方 履歴書 ( 写真貼付、志望動機明記 ) および職務経歴書を 下記住所宛にこ郵送ください。書類選考の上、追って 面接日時をご連絡いたします。 円 9 3 7 円 3 200 円 4 表 3 2 6 ・新卒者も募集しております。 詳しくはお間い合わせください。 ・問い合わせ先 株式会社創夢 ・ SOUM Corooration 〒 151 ー 0072 東京都渋谷区幡ヶ谷 1 ー 29 ー 9 日星ビル TEL : 03 ー 5453 ー 1251 / FAX : 03 ー 5453 ー 1252 E—mail : recruit@soum. CO. jp URL : http://www.soum.co.jp/ 担当 : 今泉 ※広告掲載に関するお問い合わせ 株式会社アスキー広告局 TEL : 03-5362-3320

2. UNIX MAGAZINE 2004年2月号

■ネットワーク・トラブレの調べ方 図 17 TCP の長いテータは複数のバケットに分割される = キャプチャデータ 1 く 1 ー 4 ロ 0 ・ 022D 53 : 3 4D> 同ロ 42 ローカルホスト WWW. asteceyes.com 響響w.asteceyes.com WWW. asteceyes 、 com WWW. asteceyes. COtA WWW. asteceyes. CO 用 WWW. asteceyes. cora WWW. asf. eceyes. Com 45 55 53 50 43 47 44 マ WWW. asf.eceyes. CO 第 ローカルホスト ローカルホスト ローカルホスト ローカルホスト ローカルホスト ローカルホスト ローカルホスト ロ HTTP HTTP HTTP HTTP HTTP HTTP HTTP HTTP q s を : GET / HTTP/I.1 Response: HTTP/I .0 200 OK flJnknown Respo を 長「心 wn Response [ nown Response 長 nown Response thknown Response nown Response 433 13 分割されたバケット 1388 テータが見たい もとどおりにつながった Hypertext Transfer Protocol HTTP 長 no 響 n D データの途中からなので 圓圓 0 0000040 0000050 0000 囲 0 0000070 0000080 D8 70 61 83 63 BC 65 3D 22 20 30 3B 22 BC 65 3D 22 OD OA 20 20 解析できない 8E 67 3D 22 30 22 OD OA 6D 61 72 63 8E 67 3A 30 3E OD OA 0D OA 3C 74 72 68 65 63 67 68 74 3A 32 20 20 3C 74 64 20 63 6C 03 73 74 73 20 30 20 30 20 73 74 79 30 3B 22 3E 61 73 73 3D C . 厄鱸 : 0 0 0 0 : 0.... くレ sty 厄 hei t : 20 : つ <td cla デ 図 18 複数の / ヾケットに分割されたデータの再構成 (ASTEC Eyes) = 寺ャプチャテトタ IK ト 4 22053 : 納 4 の , ダンプ表示でデータの中身を 多少は読み取れるが・・ 同図 42 ローカルホスト マプロトコ www.asteceyes.com HTTP 44 w. ” { eceyes. co 第ローカルホスト 45 響 . 3.08 ローカルホスト 47 響調.asteceyes.com ローカルホスト WWW. を ストリーム ( キャプチャデータ 1 ) HTTP HTTP HTTP Request: GET / HTTP/I . 1 Unknown Response リ「畍面 se Response: HTTP/I.0 200 マ長さマ 433 88 。こ」 388 88 50 53 55 WWW. を 4 もとどおりにつなげて表示 分割されたバケットを lhnown D い ローカルホスト ローカルホスト ローカルホスト ローカルホスト ⅱローカル卞スト 3 2 く b 「 > 1088 1083 間 90 1088 1083 十 WWW. ast eceyes.. - 物 WWW. ast eceyes.. - 参。 WWW. astæeyes.. WWW. asteceyes. WWW. eceyes. . 30 . 80 . 80 .. 80 . 80 HTTP HTTP HTTP HTTP HT TP Request: GET / HTTP/I. 1 Response: HT 丁 P / 1 . 0 200 Request: GET /display/.. Request: GET / i 罅 s た .. Request: GET / c 引 0 「 . cs.. つなぐ前のバケットを ハイライト表示 目回ロ 12 , 458 バイト もとのテータの長さは 2 27 12458 373 0 0000040 0000050 0000060 0000070 0000080 70 6 8C 引 20 引 8C 6 ! OD もとどおりにつないだ 圓 0000 4 データは解析して表示できる く span c ” : リ r 由ネットワーク監視・分析ツールく / an > <b わ く span cIass:"IosotitIe">ASTEC Eyes 員 net</span> く br> VoIP 課能を強化した く p> く印 n class="noteb" ⅵド地引 ign-vertiuI:top;">ASTEC Eyes fO 「 YOIP く /span> 0 65 3A 20 53 61 74 2C 20 32 30 20 44 €Date: Sat, 20 D 4 をリリースしましたく i> く font r : 物わ響 ! く / fon しく / i 〉 4 54 0000010 44 61 74 ・プロトコルカ礬隹である。 ・高速通信は不可能。 TCP は、メールや FTP など、多少のオー があっても確実にデータを届けたいアプリケーションで利 用されます。 ノヾー / \ ッド 図 16 は TCP のヘッダ部分です。 UDP のヘッダにく UNIX MAGAZINE 2004.2 らべて、大きいことが分かるでしよう。 UDP のところでも書きましたが、 Source Port Num- ber と Destination Port Number は、バケットの送信 元と宛先のポート番号です。 TCP のポート番号も上位層 のアプリケーションを見分けるのに利用できます。図 16 の宛先のポート番号は、、 443 " なので、 HTTPS の通信だ 37

3. UNIX MAGAZINE 2004年2月号

表 1 更新されたそ窈也のソフトウェア / 、一ション alien 8.41 alsa-lib 1.0.0rc2 Autoconf 2.58 Cannon Smash 0.6.6 CVS 1.11.10 Galeon 1.3.10 Gauche 0.7.2 lftp 2.6.10 LSHW (Hardware Lister) A. 01.05 M 十 2.1.1 Modutils 2.4.26 MRTG 2.10.11 MySQL 4.0.16 net-snmp 5.1 rsync 2.5.7 Snort 2.0.5 Subversion 0.34.0 Sylpheed 0.9.8a XFce 4.0.1 xfsprogs 2.6.0 URL http://kitenet.net/programs/alien/ http : / /www.alsa-proj ect.org/ http://www.gnu.org/directory/autoconf.html http://cannonsmash.sourceforge.net/ http://www.gnu.org/directory/cvs.html http://galeon.sourceforge.net/ http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/gauche/ http://lftp.yar.ru/ http://ezix.sourceforge.net/software/lshw.html http://mplus-fonts.sourceforge.jp/ http://www.kernel ・ org/pub/linux/utils/kernel/modutils/v2.4/ http://people.ee.ethz.ch/-oetiker/webtools/mrtg/ http://www.mysql.com/ http : / /www.net-snmp ・ org/ http://rsync.samba.org/ http://www.snort.org/ http://subversion.tigris.org/ http://sylpheed.good-day.net/ http://www.xfce.org/ http://oss.sgi ・ com/projects/xfs/ ・ ROM やフラッシュメモリ上にある圧縮カーネルを起動 させるためのオプションと、それにともなうアドレス変 更を可能にする機能 そのほか、新たなハードウェアのサポートとしては、以 下のようなものが挙げられる。 ・ Promise の IDE カードのサポート追加 ・ AMI MegaRAID の新しいドライバが、 MEGA- RAID2 として追加された ( なお、旧い MEGARAID ドライバも残っている ) ・ SysKonnect の SK-98xx/SK-95xx Gigabit Ether- net ドライバのサポートに Marvell Yukon などとの互 換ドライバも加えられた ・ lntel 830M 、同 845G 、同 852GM 、同 855GM 、同 865G 統合チップセットの内蔵グラフィックス機能のサ ポート ・ lntel i8xx マザーポード、 AMD 76X マザーポード、 VIA Nehemiah CPU などのハードウェア乱数生、成機 能のサポート ・ X86 での BIOS Enhanced Disk Drive のサポート ・ UART や VGA での printk (Early printk) のサポー 154 トと、 printk のシリアルポートでのサポート ・ Dell Axim や東芝 e740 などの PDA に使われている タッチスクリーンのサポート ・ NinjaSCSI-32Bi PC カードドライバ、および Ninja- SCSI-32UDE PCI カードドライバのドキュメント追 加 (README. nsp32-cb. eng) その他のソフトウェア 上記以外に、 Linux 上でひろく使われているソフトウェ アの更新状況を表 1 に示す。 ( きのした・みのる、みやち・としゆき 北陸先端科学オ支彳析大学院大学、 たぶち・たかあきインターネット総合研究所 ) UNIX MAGAZ 工 NE 2004.2

4. UNIX MAGAZINE 2004年2月号

連載 /UNIX Communication Notes 188 アクセス制御をおこなっていないと、権限をもたないファ イルに対して簡単にアクセスできてしまう。また、社内の WWW ポータルからダウンロードした情報が、これらの PC とともに持ち出されることも多いであろう。 このようなことから、セキュリティ管理とうまく折合い をつけなければ、ネットワークを介した情報共有は推進し にくくなってきている。 皆でを更新 コンピュータを利用する業務カ寸曽えるにしたがって、誰 かカ成した情報をたんに参照するだけではなく、必要に 応じて更新したいという要求カ咄てくる。 これは当然のなりゆきで、情報を共有していれば、その 情報にコメントを付けたり、誤りを訂正したりといったこ とはごく雹甬におこなわれている。紙の書類などでも、コ メントを書き入れた付箋紙を貼って戻すことは珍しくない。 それを電子的に、そしてセキュリティなども勘案したうえ で実現したいと考えるのは自然であろう。事実、このよう な考え方に沿った情報共有プラットホームも生まれ始めて いる。 WebDAV 現在、すでにひろく使われているものの 1 つが Web- DAV (Web Distributed Authoring and Versioning) 環境である。その名称からも分かるように、もともとは WWW サーバー上のファイルを遠隔管理するために考え られたメカニズムである。ユーザーが WWW サーバー上 にあるファイルを編集したり、あるいは、新しいファイル をサーバーに追加したり、サーバー上のファイルを削除し たりする操作を、 HTTP を用いて実現したものだ。 WebDAV のプロトコルの開発は 1998 年頃から本格化 し、最終的に RFC2518 [ 1 ] と RFC3253 [ 2 ] という 2 つの 文書に HTTP の拡張としてまとめられた。このプロトコ ルは標準化プロセスを経て、 2003 年末の時点で Proposed Standard となっている。 標準化が IETF で進められてきたこともあって、さま ざまな WWW サーバーに対する WebDAV の拡張が用 意されている。基本的なプロトコルとして HTTP を使っ ているため、セキュリティ上も、 SSL/TLS を用いた通信 路での情報漏洩の防止、サーバーへのアクセス制御が可能 といった利点がある。最近は、 Windows 版の lnternet 56 Explorer や Mac OS X も WebDAV に対応しているた め、多くのユーザーに愛用されている。 WebDAV に関する情報は、下記の URL に集められて いる。 ・ http://www.webdav ・ org/ Wiki Wiki は、インターネット上で WWW ページを作成、編 集する環境を提供するサーバー・プログラムで、その源は 1994 年に Ward Cunningham が開発した Wiki Wiki Web である。 Wiki Wiki Web は、 Perl でたいへんコ ンパクトに書かれていたため、その後さまざまな亜種が生 まれた。基本的には、 WWW サーバー上にインストール する CGI スクリプトとして実現されているため、インス トールや運用も簡単であり、利用者も多い。 情報共有という観から Wiki をみると、参カ睹自身に よる WWW ページの作成や編集が可能なので、プロジェ クトにおける情報管理と更新、コミュニティ・ポータルの 工ンジンなどに応用できるだろう。 Wiki をうまく使えば、 単純な WWW の掲示板やポータルよりも表現力豊かな環 境カ溶易に作れる。 XOOPS XOOPS (eXtensibIe Object Oriented Portal Sys- tem) は、ポータルサイトを簡単に作成するためのパッケー ジである。 ポータルサイト自体については、とくに説明の必要はな いであろう。組織内ネットワークにおいてポータルサイト をうまく運用すれば、コミュニティにおける情報共有が円 滑におこなえるようになる。さらに、業務と連動したワン ストップ・サービスと組み合わせれば、業務の効率化が図 れる、 ・・・はすである。ところが、実際にポータルを作ろ うとすると、たいていはひどく面倒な作業になる。作った 経験があれば分かると思うが、まず、次のような条件を考 えなければならない。 ・情報を提示する構造をどのように組み立てるか。 ・同時に組み入れて提供するサービスをどう統合するか。 ・ユーザー管理、情報へのアクセス管理はどうするか。 ・ファイルはどう管理するか。 ・システム運用の煩雑さにいかに対処するか。 UNIX MAGAZ 工 NE 2004.2

5. UNIX MAGAZINE 2004年2月号

U N ー X CommunIcation 広帯域インターネット時代の情報共有 山口英 4 188 Notes プロードバンド・インターネット 最近、友人の WWW コンテンツ開発者は、「以前とく 回線ではとうてい関商とはいいがたい。 を使ったコンテンツは一般にボリュームが大きく、 ISDN ンなと儚のまた夢といった状況になってきた。 FIash など 程度のサービスを使わなければに関商な WWW サーフィ ADSL サービスで提供されているダウンリンクが数 Mbps 思うと帯域不足を痛感させられる。すくなくとも、現在の くに不自由は感じないが、 WWW サーフィンをしようと 線を使っている。たしかにメールを読むくらいであればと からインターネット接続にいまだに 128Kbps の ISDN 回 ところで、私自身はといえば、自宅ではいろいろな事情 ドするようなサイトも出てきている。 通で、場合によっては数百 MB ものファイルをダウンロー ファイル、ソフトウェア・ダウンロードなども数 MB カ 質の高い画像を使って美しく着飾っているし、動画や PDF といってもいい。多くの WWW サイトは、以前よりも品 あろう。あるいは、リッチなコンテンツが当り前になった その 1 つは、サービスのより一層のマルチメディア化で もたらしつつある。 続の普及は、インターネット上のサービスに大きな変化を を利用していることになる。このようなプロードバンド接 ターネットのユーザーの 1 / 4 がプロードバンド・サービス されたインターネット利用者数カ駒 4 , 000 万だから、イン は、 2003 年 11 月末で 1 , 000 万を突破した。同時に発表 ターネット (ADSL および光ファイバー接続 ) の利用者数 省が毎月発表している日本のプロードバンド・イン 52 らべて、 WWW ページの構成の仕方が急激に変わってき ている。昔は単純な WWW ページのデザインが主流だっ たが、最近は FIash を使った大規模なコンテンツ制作がど んどん増えてきていて、しかもそのコンテンツ自体も寿命 が短い」とばやくことしきりである。作業量が多く、しか もその後の寿命が短いとなると、 WWW コンテンツの制 作もなかなか大変である。 もう 1 つの大きな変化は、双方向の利用形態の普及で あろう。従来のインターネット利用の大部分は、電子メー ルなどの一部の例外を除けば、情報をインターネット側か ら手許にもってくる、、一方通行 " であったが、徐々に真の 意味での、、双方向 " になりつつある。これまで、インター ネットの利用形態は、インターネット上の多種多様な情報 を集めるといった受動的なものが中心であった。このよう な使い方であれば、ダウンリンクが数 Mbps で、手許から インターネットに清報を送る際の帯域か数百 Kbps という ADSL 接続であっても、さしたる不満もなく利用できるで あろう。 ところが、最近は手許のシステムからインターネット 側に情報を送るようなサービスが増えてきた。たとえば、 Kazaa や Winny などの P2P 型ファイル交孑奐ソフトウェ アの場合は、アプリケーションを使っているすべてのノー ドカリ用者であると同時にサービスの提供者になる。つま り、各ノードでは双方向で大量の情報を交換することにな る。また、チャット形式でのメッセージ交換ソフトウェア は、かってはテキストが主体であったが、最近はビデオを利 用するものが多くなってきた。この場合も、手許のシステ ムと遠隔システムとのあいだで絶え間なく動画像か友換さ れることになる。現状では、動画の伝送に使う帯域がせい UNIX MAGAZINE 2004.2

6. UNIX MAGAZINE 2004年2月号

図 1 mm/mmap に対するセキュリティ・パッチ 1inux—2.4.22/mm/mmap. c + + + 1inux-2.4.23/mm/mmap. c @@ ー 1041 , 6 + 1041 , 9 @@ if ( ! len) return addr ; if ((addr + len) > TASK-SIZE Ⅱ (addr + len) く addr) return —EINVAL ; 2003 ー 06 ー 13 23 : 51 : 39 .000000000 + 0900 2003 ー 11 ー 29 03 : 26 : 21 .000000000 + 0900 十十十 * mlock MCL_FUTURE? 付属の menu. lst へのシンポリック・リンクに変更 ( 同 時に、プロジェクト・メンバーカ吏用している grub. conf ファイルを /usr/share/config-sample ディレクトリ に追加した ) ・ xfce4-panel パッケージの日本語を修正 po ファイルに、、デヂタル " というエントリがあったので 、、デジタル " に修正した。その他、日本語としておかしい 部分を修正した。 ・ xfce-utils パッケージで、デフォルトのターミナルを xterm から rxvt へ変更 ・ gdbm → 1.8.0 に更新 gdbm パッケージに依存するパッケージをすべてリビル ドした ( その後の gdbm 1.8.3 への更新では、修正に 手間のかかる問題が発生したため、リリースを優先して 1.8.0 に戻した ) 。 ・ Ruby → 1.8.1 プレビュー版に更新 ・ Samba → 3.0.0 に更新 ・引数内の TAB により alternatives コマンドカ作せ ず、 xemacs パッケージなどで不具合が出ていた問題を ・ vim パッケージなどにおいて、 Python のバージョンが 固定されていたのを修正 ・ kernel ノヾッケージ ACPI 、 IEEE1394 、 madwifi の各パッチなどを更新 ALSA ドライバを 0.9.8 に更新。 BOOT カーネルの サイズが大きくなり、フロッピーに入らなくなったため、 コンパイル・オプションに -02 でなく、 -Os を指定す るように変更した。 ・ xfce メタバッケージを作成し、 xfce が xfce4 関連パッ ケージー式を表すように変更 ・ xfce4 → 4.0.1 に更新 ・ OpenOffice.org → 1.1.0 を追加 現在のところ、最大サイズのバイナリ・パッケージであ る。このパッケージの追加により、バイナリ RPM を置 くディレクトリ容量が 3GB をオーバーした。 ・カーネル 2.6 で使用する module-init-tools パッケー ジを追加 ( 現在は、 modutils パッケージを使用するた め OBSOLETE ファイルを置いている ) ・ kernel パッケージ 2.4.22 の mm/mmap にある 10Ca1 exploit 可能なセキュリティ・ホールを修正するパッチ ( 図 1 ) を適用 ・ subversion → 0.34.0 に更新 ( たぶち・たかあき Momonga Project) 車 URL http://www.momonga-linux.org/ N'Iomonga Lint1X ISO イメージ置き場 http://www.momonga-linux.org/test/ http://www.momonga-linux.org/cvsweb/ CVSweb http://www.research.ibm.com/trl/projects/security/ssp/ GCC ssp パッチ http://www.linux-ipv6.org/ USAGI Project http://developer.rnomonga-linux.org/kagemai/ Momonga Linux BTS http://developer.momonga-linux.org/wiki/ N'lomonga Linux Wiki http ・ //www.momonga-linux.org/mailinglist.html メーリングリスト 138 UNIX MAGAZINE 2004.2

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特集 図 3 ネットワーク・アナライザ ロ ハブ ロ - ネットワーク・トラブレの調べ方 ・ A 、 B 、 C へ送られてくるすべてのバケット、および A 、 B 、 C が送り出すすべてのバケットを取り込んで解析 できる。 ・バケットの中身を解析し、表示するトラフィックを計 測できるものもある。 囚 回 回 ネットワーク アナライザ 情報を加工して表示したり、トラップをユーザーに知らせ たりします ( 図 2 ) 。 SNMP マネージャーの機能は、製品によって異なりま す。たとえば、 MRTG (Multi Router Traffic Gra- pher)3 は、ルータを通るトラフィックの時間的な変化をグ ラフ化して Web 上で表示します ( トラフィック以外の値 もグラフ化できます ) 。一方、 HP OpenView4 や IBM の Tivoli5 、日立製作所の JP16 などは、ネットワークと機器 を統合的に管理するものです。 ネットワーク・アナライザ ネットワーク・アナライザはネットワーク・ケープル上 のデータのやりとりを解析し、表示するツールです ( 図 3 ) 。 、、ネットワーク・モニター " または、、プロトコル・アナライ ザ " と呼ばれることもあります。 ネットワーク・アナライザは、ネットワーク上に流れたパ ケットを直接取り込んで内容を解析します。したがって、 バケットに含まれる細かい情報は表示できますが、バケッ トからは得られないネットワーク機器の状態などは調べる ことができません。 ネットワーク・アナライザの機能も製品ごとに異なりま 3 http://people.ee.ethz.ch/-oetiker/webtools/mrtg/ 4 http://wwwl.jpn.hp.com/products/software/ managernent/openview 5 http://www-6.ibm.com/jp/software/tivoli/ 6 http://www.hitachi.co.jp/Pr0d.com//s0ft1/jp1/ UNIX MAGAZ 工 NE 2004.2 す。たとえば、 Etherea17 はバケットの中身を解析して表 示するツールです。また、 Sniffer8 や ASTEC Eyes9 で は、バケットの中身の解析に加えて、トラフィックや CRC 工ラーなどの統引・情報をグラフ化して表示できます。 ネットワーク機器 SNMP マネージャーやネットワーク・アナライザを利 用する場合には、ネットワークがどのような機器で構成さ れているかを把握しておく必要があります。そのほかに、 ・ネットワーク機器の原理 ・ネットワーク機器の特徴 ・ツールをネットワーク上のどこに置けばよいか といった知識も重要です。 ハフ ハプ (hub) はスイッチ ( スイッチングハプ ) と区別する 、、ダムハプ " または、、リピータハプ " などと呼ばれ ために、 ることもあります。 ハプでは、すべてのポートがつねにつながった犬態にな っています。あるポートから入ってきたバケットは、すべ てのポートに電気的に中継されます。たとえば、図 4 のよ 7 http://www.ethereal.com/ 8 http://www.networkassociates.com/japan/products/ 9 http://www.asteceyes.com/ 29

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日 5 ロ連書 SC 翡 厂ノー「ク ーシ三ブツー 工 凵 企業内研修・引用によるカスタムメイド・ OEM 供給に関してのお問い合わせ先 : 法人営業担当 ( 03 ) 5362-3327 ・本製品は書店および書籍を扱っているパソコンショップでお買い求めください。・品切れの際は書店にてご注文いただくか、通信販売をご利用ください。 ・通信販売のお問い合わせ先 : 株式会社アスキーストア電話 ( 03 ) 3499-9300 http://www.ascii-store.com/ 〒 160-8584 東京都新宿区信濃町 34 番地 JR 信濃町ビル電話 ( 03 ) 5362-3300 http://www.ascii.co.jp/ 式会社アスキー

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連載 /UNIX Communication Notes 188 これらの点を考慮したうえで、 WWW サーバーにたく さんの CGI プログラムを仕掛けていくことになる。その ため、小さなプログラムから構成されていても、つねにシス テム全体を視野に入れて作業を進めなければならない。つ まり、ポータルの重要性と有用性は 言っは易く、構築の ノ、一ドルは高し " なのである。 XOOPS は、これらの問題に対処すべく、 GPL にもと づいて開発、公開されているポータルサイト構築用の統合 ツールである。詳細は、下記の URL を参照してほしい。 ・ http://www.xoops ・ org/ ・ http://jp ・ xoops.org/ グループウェア 一方で、グループウェアの成長も著しい。 1990 年代 前半に、ネットワーク環境において知的なグループ作業 を支援するシステムのあり方が、 CSCW (Computer- Supported Cooperative Work) という名のもとに積 極的に研究された。この成果をベースとして、グループウ ェアと呼ばれるさまざまなソフトウェアが登場した。当初 は、電子メールを中心として、グループのメンバー間での 情報の配布や同期をサポートするシステムが数多く作られ たが、 WWW システムが一ヨ殳化した 1990 年代後半から は、その上にグループウェアを展開するようになってきて いる。 現在、ひろく使われている商用グループウェアとしては、 IBM の Lotus Domino 6. x やサイボウズ Office 6 が ある。どちらも多くの企業で導入され、グループ内でのア クセス管理をともなうファイルの共有やスケジュール調整、 会議室などのリソース管理といった用途で使われている。 最近は、 WWW サーバー上に構築するグループウェア もたくさんある。たとえば、 OpenGroupware.org プロ ジェクト 2 では、 MS Exchange や Mozilla 、 Apple の iCal などをインターフェイスとするグループウェア・サー ノヾーの開発作業がおこなわれている。 ストレーシ さきほど述べたように、 NFS は 10 年前には LAN 環 境でさかんに使われていたが、現在はあまり利用されてい 2 http://www.opengroupware ・ org/ UNIX MAGAZINE 2004.2 ない。これにはいろいろな原因が考えられるが、最大の要 因はストレージが安価になったことであろう。 最近は、ラップトップ PC でも 60GB 程度の HDD が 載っているし、デスクトップ PC では 100 ~ 200GB の HDD をもつシステムも珍しくない。もちろん、これらの ディスクが満杯になるほど大量の情報を、一殳ューザーが ま琪月間で生産できるわけではない。結果として、遠隔地に あるシステムのディスクを共有してまで何かをするという 要求が、以前ほど強くなくなったのであろう。 しかし、その一方でデジタルビデオの編集や大規模な科 学オ支術言 - lr 算、 CAD の言気 t データなどは、数百 GB から場 合によっては数 TB に膨れあがることも珍しくない。この ような環境では、データのコピーはそうそう簡単にはでき ないので、 1 つのデータを複数のシステムで共有するのが普 通である。このため、新たな大規模ストレージ用の環境構 築が始まっている。 NAS (Network Attached Storage) または SAN (Storage Area Network) と呼ばれる製品 が急 3 虫に普及し始めた背景には、このような状況がある。 今回は、広帯域インターネットを前提とした情報共有の 概要について説明した。いまや、従来の FTP や NFS 、 WWW 、 CVS だけではなく、多彩な情報共有プラット ホームが生まれている。 次回からは、 WebDAV を手始めに、各プラットホーム の利用法を紹介していく予定である。 ( やまぐち・すぐる奈良先端科・学オ支術丿 ( 学院大学 ) [ 赭文献 ] [ 1 ] Y. GoIand et al. , HTTP も e れ s 乞 0 れ s ル 7 、 D なな ed れ t ん 0 れ 9 ー↓ EBD ス RFC2518 , February 1999 [ 2 ] G. GIemm et al. , Vet 、 s れ Extensions to WebDAV ( VV 宅 6 D なツい ed 社 0 ロれ 9 0 れ d レ・ s れ乞れの , RFC ☆ 3253 , March 2002 57

10. UNIX MAGAZINE 2004年2月号

連載 /UNIX Communication Notes 188 で、一般にひろく公開するファイルについては anony- mous FTP を利用するのが一ヨ殳的であった。 ・ NFS を用いたファイルの共有 より密接に連携して作業空間を共有する場合には、 NFS を用いて直接ファイルシステムを共有した。 NFS を利用する際には、ユーザーの UID および GID 空間が NFS サーバーと NFS クライアントで一致して いなければならない。したがって、 1 つの NFS サー バーを共有するすべての NFS クライアントにおいて、 貫性をもったシステム管理カ坏可欠になる。この場合、 NFS サーバーとクライアントは完全な、、運命共同体 " に なる。この点で、 FTP サーバーの場合よりも強固な結 束と管理体制力球められる。 FTP は、おもにインターネットに対してサービスを提 供するために考えられた。これは、 FTP そのものが TCP を利用していて狭帯域でもうまく稼動し、さらにアカウン ト管理も容易であったからであろう。 一方、 NFS は糸丗哉内ネットワーク (LAN) で使われてき たが、セキュリティ上の懸念があまりない環境、運命共同 体でもかまわないといえる環境での運用が前提になってい た。たとえば、外音財妾続の回線カ黜く、内部の LAN は比 較的小規模で利用者の顔も全員分かっていて、しかも、管 理対象となるシステムの台数もそれほど多くないといった 場合に適したシステムといってよいであろう。 いまから 10 年前といえば、インターネットのバックポーンも 64Kbps や 128Kbps の回線が主流であり、 1.5Mbps もあれば 十分に、プロードバンド回線 " であった。そして、私たちは東京大 学ノ嶝算機センターとのあいだで、 9.6Kbps または 64Kbps の帯域しかない広域ネットワークで NFS マウントは実現可能だ ろうかと実験していた。 この時代の状況を簡単にまとめると、次のようになるだ ろう。 ・外部 ( インターネット ) との接続は低速だが、内部ネッ トワークは比較的高速である。 ・ファイル転送およびファイルシステムへの遠隔アクセス というごく単純なアクセス手法カ甘是供されている。 54 5 年前の状況 5 年前くらいから、 FTP による情報共有はすたれ始め、 それに代わって WWW (WorId-Wide Web) と CVS (Concurrent Versions System) という画期的なツール が普及していった。その利用形態は、おもに次のようなも のであった。 ・ WWW サーバーを用いたポータルの作成 コミュニティのメンバーにアカウントを与え、ファイル の、、アップロード " と、、ダウンロード " ができるように する。現在も、なんらかのプロジェクト専用のポータル の作成はしばしばおこなわれている。 ・プログラム開発における CVS サーバーの利用 複数の開発者がかかわるプログラム開発では、 CVS サー バーを構築し、バージョン ( リビジョン ) 管理も含めて ファイルの共有をおこなう。 これら 2 つのアプリケーションのうち、 WWW サー ノヾーの普及には、 FTP サーノヾーの使いにくさを補う未合 いもあった。 FTP サーバーには、どのファイルがどのよ うな情報をもっているかか確認しづらいという欠点があっ たからである。また、 WWW プラウザ上でテキストファ イルや PDF ファイル、画像ファイルなどが表示できると いう点も、ユーザーにとっては大きな長所であった。 一方、 CVS は徹底してプログラム開発の現場をみつめ て開発されたシステムである。この連載でも以前に紹介し たが ( 2001 年 1 ~ 2 月号 ) 、複数の開発者が並行してソー スコードに手を加えていくような場面での利用を考えると、 CVS は細部にいたるまで配慮された作りになっている。 このように、どちらのアプリケーションも利用者のこと を第一義に考えた環境を作るためのツールである。いって みれば、遠隔からたんにファイルを転送する、あるいはファ イルシステムをアクセスするといった原始的な手法から脱 却し、ユーザーにとって扱いやすい環境を考えるところか ら生まれたシステムといえるであろう。 そのような観からみるならば、当時、 Lotus Notes の ようなグループウェアがすこしずつ浸透し始めたのも、同 じ目的をもって働くグループのなかで円滑に情報共有をお こなうためのプラットホームを作ろうとした動きと捉える ことができる。 この時代の特徴をまとめると、次のようになるだろう。 UN 工 X MAGAZINE 2004.2