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検索対象: UNIX MAGAZINE 1995年5月号
115件見つかりました。

1. UNIX MAGAZINE 1995年5月号

図 3 ODINS ′」 部局 ターミナル ノード端局 光リビータ FDDI FDDI 図 4 FDDI と FDDI をつなぐ Ultranet を使用 FD 団ルータを使用 超咼速パックポーンの登場 FDDI ルータを使った接続では、逆立ちしてもここまで の生能は出ないと考えられるからです。同じころ、この可 しかし、 1990 年代に入り FDDI が安定し安価になっ 能生を探っていたのがはを先立醤十物支術大学院大学の篠田 てくると、学内にたった 2 つの FDDI リングではいかに 一氏と奈良先端科 ! 物支術大凝完大学の山口英氏でした。 も心許なくなってきました。学内に複数の FDDI を張ろ 残念ながら、 ODINS では予算がっかす実現できませんで うと考えましたが、そうなると複数の FDDI をつなぐ方 したが、両先端大学ではこのネットワーク構成カ甘采用され 法が必要です。ところが、これがなかなカ灘しいのです。 ました。 当初考えられたのは、 FDDI のあいだを FDDI でつな ぐガ去でした ( 図 4 ) 。もうすこし高速なガ去はないかとい やっとめぐってきたチャンス うので目に留まったのが、当時から 1Gbps という最咼速 文部省も、当初はキャンパス・ネットワークを 3 年で整 を誇っていた UItranet をバックポーンにする方法でし イ朧茆る予定だったのですが、これではほかの国立大学での た。 UItranet は、スーパーコンピュータとディスクなど 整備がいつになるか分からないと考えたのか、徐々に導入 の周辺装置を接続するために開発された超高速ネットワー のペースを上げていきました。 1992 ( 平成 4 ) 年には、残 クです。米国ではスーパーコンピュータ・センターなど るはル羽大学と大阪大学だけとなりました。今度こそはと でよく使わ我々も、 1991 年にはスーパーコンピュー 必死の思いて概算要求に臨んだものの、ル、 N 大学に認めら タ SX3 と画像出力装置のフレームバッフアをつなぐため れた 1993 年 1 月をすぎても、大阪大学にはなんの音太 に導入していました。 TCP/IP でもきわめて高いスルー もありませんでした。 ブットを得られる、というのカラじ物でした。 Cisco のルー 概算要求に携わってきた大阪大学大型計算機センターの タを約 90Mbps のノヾスを介して接続できたので、 FDDI スタッフは、ひどく落胆しました。中心になって言 1 画を リング間をつなぐ方法として利用できそうに思えました。 引っ張ってきた宮原先生をして、「俺か担当しているから 42 UNIX MAGAZINE 1995.5

2. UNIX MAGAZINE 1995年5月号

ソフトの 道具箱 ISAM の使い易さをそのままに SQL の高機能を融合 高性能データベース開発に対応する C 言語用関数ライフラリ キューベース ・ ISAM の高速性プラス SQL ライクの強力な検索機能 ・ Qbase Ver2.0 価格 ( 消費税別 ) Qbase は検索ロジックに正統な B + tree アルゴリズムを採用した ISAM 0 の OS ) ・ 対応 OS : MS-DOS, DOS/V, PC-DOS をベースに、項目定義機能および SQL ライクな検索機能がイ寸加され 対応コンパイラ . Microsoft (Visual) C, Borland C + + (L モデル ) たいままでにない画期的な製品です。 提供メディア : 3.5 インチ -720KB : EMS に対応。 備考 ・マルチプラットフォーム対応 Qbase は現在流通している様々な OS に対応しています。 API 仕様 対応 OS ・ MS-Windows3.l はソースコードレベルで共通です。また、 Qbase のデータはバイナ 対応コンパイラ . Microsoft (Visual) C, Borland C + + 提供メディア : 3.5 インチ -720KB リレベルで共通フォーマットとなっておりますので、異種 OS 間で の移植は容易です。 対応 OS . WindowsNT3.5 ・マルチューザ環境 / ネットワーク環境で排他制御は万全 対応コンパイラ . Microsoft (VisuaI) C, BorIand C + + 提供メディア : 3.5 インチ -720KB ・ローカル環境からクライアント / サーバー環境まで対応 オプション製品の QbaseServer によって、本格的なクライアント / 対応 OS : IBM OS / 2 2.0 以上 対応コンパイプ : C Set + + , Borland C + + サーバー対応データベースを構築できます。 提供メディア : 3.5 インチ -720KB ※ Q se Ⅳ e 「の販売およびサポートはミナトエレクトロニクス株式会社が担当しております。 Y240 , 000 ・充実したファイル破壊対策 対応 OS : UnixWare, EWS-UX/V, Solaris2. x, SunOS4.1.3, NEWS-OS ・豊富なテータ項目型や最大 2G バイトのメモ型項目も装備 ※上記以外の UN Ⅸについても、移植等の対応をさせていただきます。 対応コンパイラ : 各 OS 純正の標準 c 論理型、日付型、時間型、符号付き単精度整数型、符号付き倍精 提供メディア : 3.5 インチ -720KB 度整数型、実数型、倍精度浮動小数型、 ASC Ⅱ文字列型、シフト JIS 文字列型、メモ型、配列項目。 ・ソースコード公開 ・再販ライセンス・フリー ( 制限付き ) ソフト開発に無限の可能性を提供するツールクラフト VI 20 , 000 Y120 , 000 Y120 , 000 VI 20 , 000 お問い合わせ先・販売兀 ・開発元 〒 182 東京都調布市国領町 2-3-6 ミナトエレクトロニクス センチュリー K & A2 ーツ曰レクラフト 株式会社 TEL : 0424 ( 89 ) 0202 FAX : 0424 ( 89 ) 4888 姉妹製品のご案内 ・異 OS 間でのクライアント / サーパ・データベース構築環境を提供します Qba se Ⅳ e 「は現在流通している様々な OS に対応していますので、お客様は目的 QbaseServer シリーズ やご予算に応じた最適なシステムを構築することが可能です。しかも、 OS が異 Q Ⅳ e 「は、データベース開発ツールである Q 記で開発されたアプリケーショ なっても Q 記データのフォーマットおよび API 仕様は共通となっていますので ンに、クライアント / サーバー方式でのネットワーク運用環境を提供いたします。 移植も容易に実現できます。 Q 糖Ⅳ e 「はネットワーク環境でのマルチプラット 従来の、 OS に依存した仮想ファイル方式によるネットワーク・アクセスでは実現不 フォーム対応アプリケーションの開発を強力に支援いたします。 可能な高速性をお約束いたします。 Qbæse Ⅳ e 「が提供するクライアント / サーバー ・リモート / ローカルの複合環境が可能 方式では接続クライアントの数が増加しても一定の応答速度が保証されます。また、 Q 矼Ⅳ e 「環境ではネットワークを介したリモート ( サーバー側 ) に存在するテープ ネットワーク・プロトコル処理といった面倒な手続きは全て Qba Se Ⅳ e 「内部で処 ルへのアクセスは勿論のこと、ローカル ( クライアント側 ) に存在するテープルへの 理されますので、お客様はアプリケーションの開発に専念することができます。 アクセスも可能です。ネットワーク上でのテープルの配置は自由に設定可能です。 ・価格 ( 消費税別 ) W ⅲ面ル、、 T , OS / 2 , Y80 , 似川より 0 わ 0 、 eSe e ′ UnixWare,EWS-UX/V, 0 わ“ S に” / 0 ′ OS / 2 ・ Y80 , Ⅲ用 0 わ S な / 0 U れⅣ“尾・ So 、 , 、 EWS - OS Y80 , 似川 0 わ“ S に”催 / E Ⅳ S48 ″ 0 ・ V ー 60 , Ⅲ用 0 わに S に”催工 0 ′ So ′な・ V ー 60 , Ⅲ用 0 わな覊 S ハ , 催工 0 たⅣ E ル S ・ Y160 , Ⅲ用 W ⅲイ 0 ル、Ⅳ加イ 0 ル、、 T OS / 2 開発中 0 わ““ S に”′Ⅳ可 W 尾 ( 、ん M ) ・ ・対応ネットワークプロトコル 0 わ 0 クライアント・プラットフォーム TCP/IP ※製品の価格や仕様は予告なく変更するこおとがあります。※一般に製品名は各社の商標です。※ QbaseSe Ⅳ e 「の販売およびサポートはミナトエレクトロニクス株式会社が担当しております。 7 ℃ P ″ P 〃 OS UNIX 資料請求 No. 057

3. UNIX MAGAZINE 1995年5月号

連載 /Windows NT—O リスト 2 CTextView の実装 void CTextView : : OnDrav (CDC* pDC) CTextDoc* pDoc = GetDocument ( ) ; ASSERT_VALID (pDoc) ; / / TODO: この場所にネイテイプデータ用の描画コードを追加します。 TEXTMETRI C / * 本来はこの位置にはこない。 * / m_TextMetric ; pDC—>GetTextMetrics (&m_TextMetric) ; for(int i = 0 , size = pDoc—>m_text. GetSize() ; 土く size; i + + ) { CString str = pDoc—>m—text . GetAt (i) ; pDC—>TextOut ( 0 , i* (m_TextMetric. tmHeight + m_TextMetric. tmExternaILeading) , str) ; 画面 4 作成したアプリケーション イル ( 、編集い表示ヘルア ) Hello rld str をいったんコンストラクトしているが、 プロックを 出たところで自重加勺に削除されるのでメモリのリークはな い。最適化されているかもしれないが、 GetAt の値を直 接 TextOut に渡したはうがコピーか誠るぶん効率的だろ う。 C + + の、、 = " は、どオごけ重い処理が走るカ吩かった ものではないのて注意すべきである。 こまでで、画面 4 のような表示ができるようになる。 10 行ほどしか書いていないことを思えば上出来であろう。 このアプリケーションにデータのロードとセープの機能 を追加するには、 SeriaIize というメソッドを実装する必 要がある。シリアライズ / デシリアライズとは、ダンプ / リ ストアに相当する操作である。このメソッドが、ファイル などから作られたストリーム CArchive に対して読み書 きをおこなう。 void CTextDoc : : Seria1ize (CArchive& ar) CStringArray は m-text 以外にセープすべきメンバ ーをもっていないので、 CStringArray かま装している Serialize Deserialize m—text. Seria1ize (ar) ; UNIX MAGAZINE 1995.5 リスト 3 CTextArray. h 107 しまったのである ( 用意されていなければ作というの のヘルプから検索できすに用意されていないと思い込んで C 十十のランタイムに含まれていたため、 MFC を参照中 ファイル・ストリームのクラスが MFC の一部ではなく、 ほうがはるかに簡単だった。ちょっと弁解させてもらうと、 のメンバーからストリームを作り、これに読み書きをした あとになってよく考えてみると、 ar のもつ CFiIe クラス 行コードを探して CString に分割するのも、自力である。 うは自力でバッファリングしているせいで複雑である。改 る。書込みのはうは分かりやすいコードだが、読出しのは であるかを ar. IsStoring() によって判定し、読み書きす 妾読み書きをおこなうため、書込み・読出しのどちら テキストファイルの形式は UNIX のものを想定している。 わりに使うようにする。リスト 4 がその実装である。なお、 うクラスを定義し、 CTextDoc で CStringArray の代 SeriaIize のみをオーバーライドする CTextArray とい を自力で実装する。ます、リスト 3 で CStringArray の テキストファイルとはほど遠い形式なので、 Serialize 個数ぶんの文字である。 しという形式になっている。 CString の形式は、長さと は、エントリの個数、各 CString のシリアライズの糸お区 さい手を出せない。 CStringArray が使うシリアライズ ただし、このままではファイル上のデータ形式にはいっ プもできる。 Serialize を呼び出せばよい。これで実際にロードもセー void SeriaIize (CArchive& (r) ; / / lmplementation public : class CTextArray : public CStringArray

4. UNIX MAGAZINE 1995年5月号

ミング 55 リスト 1 ctime と asctime 関数の実装例 #include く stdio . > #include く time . れ > IJN Ⅸ流プログラ "Sat " static static char char char "Ju1" *wday ロ *mon ロ "Feb" "Sep" "Wed" Apr" , "Oct" "Nov" ctime(t) time_t *t ; return char asctime (tm) struct tm static asctime(localtime(t) ) ; *tm ; char buf [ 26 ] ; sprintf (buf , "%s %s %2d % 02d : % 02d : % 02d % 4d \ Ⅱ” wday [tm—>tm—vday] , mon [tm—>tm—mon] , tm—>tm—mday , tm—>tm_min, tm—>tm_sec , tm—>tm_hour , tm—>tm—year return buf ; ctime 関数の中身 + 1900 ) ; ctime 関数は簡単に利用できますが、中身はどうなっ ているのでしよう。しつは、 localtime と asctime と いう 2 つの関数から構成されています。 localtime は、 time-t 型へのポインタを引数として tm 構造体の値へのポインタを返します。 tm 構造体は、 以下の 11 のフィールドをもっています。 int int int int int int int int int tm_sec ; tm_mxn ; tm_hour ・ tm—mday ; tm—mon ; tm—year ; tm—wday ; tm—yday ; tm_isdst ; Char *tm_zone ; long tm—gmtoff ; tm-sec と tm-min は、秒と分をそれぞれ 0 ~ 59 の 値で、 tm- hour は時間を 0 ~ 23 の値で、 tm- mday は 日を 1 ~ 31 の値で、 tm-mon は月を 0 ~ 11 の値で示し ます (tm-mon だけは、そのまま出力するとおかしく なるので注意してください ) 。 tm-year には年から 1900 を引いた値が、 tm-wday には日曜日を 0 として 6 まで UNIX MAGAZINE 1995.5 の値かオ褓内されます。 tm-yday には、 1 月 1 日からの 日数が ( 0 ~ 365 の範囲で ) オ絲タされます。 tm-isdst に は夏時間を実行していると 1 が、 *tm-zone にはタイム ゾーンを示す文字列へのポインタが、 tm-gmtoff にはグ リニッジ標からの時刻のずれが秒単位てオ褓内されま す。この関数により返される tm 構造体も静的な領域に オタされます。注意しましよう。 一方、 asctime 関数は、このバラバラになった tm 構 造体へのポインタを受け取って、 Sat Mar 18 00 : 27 : 13 1995 \ Ⅱ \ 0 という形式の 26 文字の文字列を作り、その文字列への ポインタを返します。この関数がおこなっていること は、おおよそ想像がつくでしよう。 ctime と asctime 関数の使い方については、リスト 1 のプログラムを参照 してください。 イが複雑な localtime 関数は、実行したプロセスで まだ tzset 関数か呼び出されていなければ、それを呼び 出します。 tzset 関数は引数をとりません。この関数で は、環境変数 TZ の値を調べて適切なタイムゾーンとな るように内部データを設定します。この値が空文字列の 場合には、グリニッジ標準』ゞ選択されます。 / て始 153

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連載 /UNIX Communication Notes—@ た受信バケット数、後者は同様の理山で送信時に捨て られたバケット数を表す。これらのバケット数か増え てきたら、たとえは陬り扱っているトラフィックによっ てゲートウェイか飽不羽大態にあるのではないかといった 推測ができる。 ・ ifOutQ1en 出力バッフアの長さ。この↑帯にをあわせて参照すれば、 ゲートウェイか高負荷状態にあるかどうかを判断する目 安になる。 ip グループ ip グループにも、 interfaces と同様の統言月青報か相当 ある。ただし、すべて IP に関するものである。同し統 計情報とはいえ、 interfaces とは異なる意味をもってい るので、それぞれの値を調べるときは、事前にどのよう な意味をもつかを確認しておいたほうがよい。詳しくは RFC1213 [ 2 ] などを参考にしてもらいたい。 意 1 経路制餌表などでイ吏われているインターフェイスの番号 ip . ipAddrTabIe. ipAddrEntry. ipAdEntIfIndex は、 inter- faces グルーフ。の iflndex に対応する。 SNMP による情報取得 SNMP による情報取得は、 Get および Get-Next と いうバケットをエージェントに送り、その応をみるとい うかたちでおこなわれる。 Get は、オプジェクト名を完全に指定して参照を実行 するものである。これに対し、 Get-Next はオ冓造の適当 な部分を指定すると、その冓造を幅優先で参照したとき に、その次に参照されるオプジェクトの値を返す。 たとえば、 Get で system. sysDescr を指定しても正 しい値は得られない。なせなら、 MIB の実際のデータ は最後にかならすインデックスをもっているからである。 正しい答を得たい場合は、オプジェクト名として sys- tem. sysDescr. 0 を指定しなければならない。 一方、 Get-Next では system. sysDescr の指定から、 system. sysDescr. 0 か得られる。これは、冓造を幅優 先でたどったときに最初に得られる情報だからである。 Get-Next は、経路テープルなどの清報を本きするとき に威力を発揮する。経路によってオプジェクトの名前が UNIX MAGAZINE 1995.5 重加勺に変化するため、オプジェクト名の完全な形式での指 定はきわめて難しいからである。このような場合、 Get- Next を利用すれはテープル本を簡単に検索できる。た とえは、、、 mTable. mEntry" というテープルをオプジェ クト名として Get-Next を実行すれは、そのテープルの最 初のエントリが分かる。さらに、そのエントリのオプジェ クト名を指定して、再度 Get-Next を実行すれば次の工 ントリカ等られる。 このようなことから、 SNMP の Get-Next は、はかの ネットワーク管理プロトコルにない強力な処理手法といえ るであろう。 CMU SNMP/SO ッケージ SNMP を UNIX 環境で利用する場合の代表的なツー ルの 1 つに、 CMU か開発しフリー・ソフトウェアとし て配布している CMU SNMP パッケージがある。これ は、ごく単純な機能を実装した SNMP クライアントと サーバーから構成されている。工点で入手可能なバージ ョンは、 1. lb と 2.1.2 である 1 最初のバージョンは 1991 年頃に発表さ 1993 年以 ドヾージョンアップはなされていないようだ。したがっ て、現在我々かイ吏っているオペレーティング・システム にヌ寸応していない部分もあり、場合によってはパッチを当 てたりポーティングをする必要があるかもしれない。しか し、構造が単純なので、管理者は容易にかつ手軽に使うこ とかできる。コマンド行からの SNMP 工ージェントへの アクセスも可能なので、シェル・プログラム内でもイ月で き、 SNMP を用いた簡単なネットワーク管理ツールなど も作れる。 このパッケージは、 SNMP がいかなる原理で動いて いるか、データをどのように取り扱っているかを理解す るうえでも有用である。 SNMPv1 のもっとも基本的な 機能しか実装していないため、全体の構造も把握しやす い。 SNMP を用いたプログラミングの学習にも役立つで あろう。 これらの点を考慮して、今回はもっとも単純な 1. lb (SNMPvI 対のパッケージをもとに説明する。 1 国内タ ) anonymous FTP サーバーをチェックしたが、これ舅」降の バージョンは発見できなかった 25

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Windows NT 五十嵐久和 VisuaI C DAT Visual C 十十 2.0 の話に入る前に、・瓰丘導入した 4mm DAT ドライプの感想を書いておこう。 DAT は Win- dows NT でオ剽純勺にサポートされており、画面 1 に示し たツールでバックアッフ。がとれる。このツールでバック アップ / リストアが可能なのはローカルのテーブドライプ だけだが、ドライプを接続したコンピュータにディスクを マウントすれは、どこのファイルでもバックアップかでき る。コマンド行のインターフェイスもあり、 at コマンド と組み合わせて定時に自動起動することもできる。 NTFS ではすべてのストリームがバックアップの対象になるの で、 Macintosh のリソースフォークを含むデータなども 正しく扱われる 1 。 DAT ドライプは、 GB 単位のバックアップか可能な装 置としては低価格で、米国では 1 , 000 ドル以下で市販され ている。メディアもオーディオ用なら数百円である。 120 分、つまり 60M のテープでも非圧で 1.3GB の容量が ある。さらに、 DDS-DC フォーマットに従ったハ ウェア ) 宿も利用できる。時速にして IGB 程度のバック アッフ。がとれるので、イ檪は・である [ 1 ] 。 購入したドライプ自体は、データ用の 120M テープな ら DDS-2 という倍密度で言求可能なフォーマットが使 えるが、オーディオ用テープではこの長さのものはない。 たんに長さだけでなく、メディア自体にもなんらかの違い があるようだ。非圧宿で 4GB という容量は魅力的だが、 データ用メディアはオーディオ用の 10 倍ちかい値段なの 1 ただし、マルチボリュームでのバックアップでは、ハングアップするこ 102 とがある。 十 2.0 1 Windows NT のバックアップ・ツール 一第一総新 チプを : 戔ー ! こ与心きぎ金ままーー 088 00 Ⅸ進 〔朝のす 00 な物 ロ 0 : ロ材訂 ( めは ょに物 の用お上 ~ ロの 0 2 00 DQEE . 00 ロ己 H 朗し ロ 0 2 ・ロ 0 材 ・ロ 0 ) 物・ 0 Å gv ・地滲 : ロ 0 了メ 5 : ロ地 0 勹了を・ ロ 00 2 00 産 20 00 0 、 00 00 疫 u を 00- 0 00 礙 00- Ⅵ $IO 00 N 00 洋 00 ( てイ吏っていない。ツール側で」の有無を切り替える機能 はあるが、 DDS/DDS-2 の切替え設定はないようだ。 t ar データ交換も、テープデバイスの重要な用途である。 4mm DAT は SGI や HP などのワークステーション でも標準てサポートされているので、データ交換ができれ は独利だ。筆者は、コンピュータ・グラフィックス用の素 材やレンダリングされた結果を扱うことが多いので、やり とりするデータも GB 単位になりがちである。こうなる と、はかのメディアでは対応できない。 DDS 、 DDS-2 、 DDS-DC といった物理的な言当求形式 は、ドライフ OS のべンダーとは独立して決められてい るので、プロック単位の読み書きというレベルでは互換性 がある。しかし、 Windows NT に tar や dump か嫖準 で備わっているわけではなく、 UNIX 側にも Windows NT のバックアッフ形式のテープを読み書きするツールは ない。もっとも、 Windows NT では GNU tar2 カリ用で 2 GNU tar 1.11.2 ( よ Windows NT . 対の川 UNIX MAGAZINE 1995.5

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ワークステーションのおと一の 図 1 file. c で修正する部分 fprintf (dumpFP , "%%MatchingCreationDate : %s\n ー fprintf (dumpFP , "%%%%EOF\n" ) ; / * fclose (dumpFP) ; という一文もあります。 PostScript プリンタにはインタ ープリタだけでなく、、文書マネージャ " というものも含 まれているのならは、分からなくはないのですが・ それに、 NeWSprint や LaserWriter ではなせ問題が なかったのでしようか。これらの機種には、文書マネージ ャはないのでしようか。それとも NeWSprint は、 Adobe 製の PostScript インタープリタではないからでしよう か。はたまた、 LaserWriter は PostScript レベル 1 イ ンタープリタだからなのでしようか。こういう疑問が、あ とからあとから湧いてきます。 PostScript プリンタは便利ですが、今回のような問題 が発生すると原因ク寺定や対策がけっこう面倒です。 LP ー 9000 PS2 については、もうすこしオ子をみて何か あれは報告します 5 。 再・ SPARCstation 5 1994 年 6 月号で、 「 SPARCstation 5 には、 CPU と SBus のクロックを 変更するためのジャンパがある。ジャンパの位置は、製品 と対応する 70MHz と 85MHz だけではなく、 100MHz と 125MHz がある。 125MHz はだめだが、 100MHz な ら重肋、ないこともない」 という未のことを書きました。匠、菫加先で 85MHz の SPARCstation 5 を購入したので、クロックを 100 MHz にして動くかどうか試してみました。 1 台目は、 の原稿を書いている点でもとくに問題はなく、これで 2 週間ほど連続で動いています。やったと思い、もう 1 台 も 100MHz にしてみましたが、こちらはいまひとつで 1 日に 2 回ほど落ちてしまいます。 100MHz にしたはうは、 Dhrystone のような CPU 性能を計測するべンチマーク・プログラムではたしかに クロックを上げたぶんだけ速くなっているようにみえま 5 EtherPrint では正しく出力されない PostScript ファイルのうち、 パラレルポート経由ならうまく出力されるものがあるようてす。 78 loc—time) ; す。ただし、 IOOMHz にしたはすの SPARCstation 5 で fpversi 。Ⅱ 6 を実行してみると、図 2-a のような結果で 100MHz で重川乍しているとはいってくれません。これは、 85MHz の SPARCstation 5 で実行したとき ( 図 2-b) とはとんど変わらない値です。 たとえば、 Weitek の倍速 SPARC CPU で fpversion を実行すると図 2-c のようになります。 FPU か認識でき ていないようなので、 fpversion 自体が SPARCstation 5 に対応していないのかもしれません。 SoIaris 2. x 用の SPARCompiler 3.0 に含まれる fpversion を使ったほ うがいいのかもしれませんが、残念ながら Solaris 2. x が 動いている SPARCstation 5 が手許にないので真相は不 明です。もしかすると、このクロック設定ピンは未がな いのかもしれません。 事情をご存じの方カ ) たら、ぜひ教えてください。 Mosaic(2) 則号で、 Mosaic のホームページの作成について、ほん のすこし紹介しました。今月は、もうちょっとさきに進み ましよう。則回、 「コンピュータやネットワークに関して、互いの知識の ギャップは思いのはか大きい」 という未のことを書きました。最初に困ったのは、、図の 大きさ " です。描いてもらう図のサイズを、デザイナーに うまく伝えられないのです。「そんなアホな」と言われる かもしれませんが、事実そうだったのです。 ss: ホームページの大きさですが、このワークスーテショ ンだと 1 , 152 >< 900 ドットの画面か嫖準てす。 Mosaic クライアントの初期画面のデフォルトのサイズなどを考 えると、横が 600 ドット、糸勧ゞ 600 ドットぐらいに収 まるようにデザインをお願いしたいのですが・・ 6 SPARCompiler 2. x / 3. x に含まれる、 CPU と FPU の情報を表 カ 3- るプログラムです。 UNIX MAGAZINE 1995.5

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教育現場にコンピュータを導入 / 次のようなお悩みをお持ちではありませんか ? 機種・構成にかかわらす、旧 K かその悩みを解決いたします ・先生の操作手本 ( 画面表示 ) をリアルタイ乙に全教室に示したい ・各生徒の進行状況を正確に把握できない ・既存のネットワーワでは先生一生徒間の画像テータ転送に時間がかかりすぎる ・一人の先生で対応できる生徒数が限られてしまう ・ VT 日等のビテオ画像とハソコン画面を同時に鮮明に転送したい ロ機種。構は固いせんロ 各種ノヾソコンや端末からワークステーションまで、既存の機器をベースに構築できるシステムて魂 双方向映像分配システム EdViNS 本システムは、パソコン教室などの学習現場においての使用を目的とした映像通信ネットワーク・システムです。 各生徒かそれそれにパソコンを持つ教室での使用を想定して、先生と生徒間で表示画面を自由に転送できるシス テムです。操作方法や例題などを、先生か生徒に示す際に、先生のパソコンに表示される画面を、各生徒の画面 に直接表示したり、任意の生徒の画面を先生か呼び出して、確認したりすることができます。 このシステムでは、ソフトウェアによる制御を一切行っていないので、時に画面の転送かでき、リアルタイム 表示かできます。また、使用するコンピュータには全く依存しないので Macintosh や pc -9800 など、どんな、 パソコン、ワークステーションにも対応可能です。 新機能】 VT 日やビテオカメラ等からのピテオの信号をノヾソコ ンの画面に任意のサイズでウインドウ表示することが できます。 画面呼び出し一 ~ ( 生徒→先生 任意の生徒の画面表示を先生のサプ・モニタに呼び出 します。各生徒の進行状況などをチェックする際に使 用します。教壇を離れて歩き回らなくても、生徒の進 行状況が一目てわかります。 。画面転、 ( 先生ァ任意の生徒 任意の生徒だけに先生の画面を転送します。行き詰ま ート括転送先生→全生徒 ) ってしまった生徒にヒントを与えたり、課題を終了し 先生のコンピュータの画面表示を全ての生徒のモニタ た生徒から、模範回答をみせるといったことができま に転送します。先生が例題や、見本などを示す際に便 す。 利です。今までは、プリントを配ったり、黒板に書い ていたことを各生徒の画面に直接表示できます。 一括転送イ任意の生徒→全生徒 ) 」 任意の生徒の画面表示を全ての生徒のモニタに転送し ます。ユニークな回答や、間違えやすい点などを全生 徒に示す際などに便利です。 オトズキャン 一定の間隔で、各生徒の作業中の画面を先生のモニタ に呼び出します。自習時間中の監視などに便利です。 ー DK ては、この他にも映像分配器、切り替え器、延長器、スキャンコンノヾータ、特殊ケープル等豊富な 機器を取りそろえております。また、特注製作も致しておりますので、こ相談ください。 、 MASTEN STATION 株式会社アイ・ティ・ケイ 〒 228 神奈川県相模原市東林間 5 ー 1 3 ー 3 TEL ・ ( 0427 ) 41-0764 X ・ ( 0427 ) 41 ー 0768 資料請求 No. 071

9. UNIX MAGAZINE 1995年5月号

Book Review と答えたらあかん」とよく言われますが、本書によると テスト方法が中心ですが、 . profile や . cshrc などの初 「真の UNIX ウィサードでないかぎり y と答えるしか 期化ファイルの書き方にも触れています。ここで紹介さ れている環境に応した端末の設定ガ去は、管理者だけで 手はない」そうです。 なく一殳ューサーにも便利でしよう。 参考文献は、シェル・プログラミングやネットワーク 5 章では、シェル・スクリプトや cron を用いて定型 などのテーマごとに並べら筆者のコメント付きで紹 的な処理を自動化する方法が紹介されています。シェ 介されています。このうちの何冊かは邦訳が出ているの ル・スクリプトの書き方自体は付録で解説されていま で、必要に応して参照するといいでしよう。 す。これが書けると日常の作業もすいぶん楽になるの 本書では、 NIS や NFS 、 sendmail などについては、 で、頑張って憶える価値はあります。ただし、本書では はとんど触れられていません。これらについては、同し Perl についてはいっさい触れられていません。初版の シリーズのはかの本を読めということなのでしよう。と 発行が 1991 年なのて時期的な間題なのかもしれません はいえ、ネットワーク関係の説明を含めなかったおかげ が、「すこしぐらい紹介してくれてもええのに ですっきりとまとまり、スタンドアローンで動かしてい いう気もします。 る人にはこれ 1 冊で十分といえます。厚さや判型も手ご 8 章はファイルシステムについての説明です。とく ろで、手許に置いて参照するにはうってつけではないで に、ファイルシステムを手当夏する fsck コマンドの詳し しようか。 い解言勀っています。「 fsck が出す質間に不用意に y ( 大崎博之大阪大学 ) 印刷できる形式のもの、たとえば ro 幵や X で書かれ tHTML Manual of StyIe たマニュアルは見つかりませんでした。 「どないなっとんのや」 関連した情報か載っていそうな本を調べたり、人に訊 いたりしているうちに、 HTML で書かれた HTML に ついてのドキュメントがあることが分かりました。 Larry Aronson 著 Ziff-Davis Press B5 変判、ロ 2 ページ 「どっひやー ! 」 US $ 円 .95 HTML という言語を初めて使ったのは、 WWW や マニュアルといえば、紙にきれいに印刷できるのが Mosaic などの言葉が流行り始めた半年ほど前のことで 当然で、寝る前に読むものと決めていた私にとっては した。勤務先でもこれらを見るためのソフトウェア ( プ ちょっとショックでした。仕方がないので、 Mosaic 上 ラウザ ) として httpd や Mosaic をインストールし、社 て解説を読みながら自分のホームページを書いていきま 外のさまざまなサーバーを覗けるようになりました。 、一 0 最初は、あちこちの WWW サーバーを見ては喜ん HTML とは、いったいどのようなものなのでしよう でいました。そして、おもしろそうなサ→ヾーがあれば か。雑誌や本の角見を読むと、かならずといっていいほ ファイルにメモをとっておきました。やかて、 WWW ど「 HTML とは SGML の・・・・・・」という感しの堅苦 などのイはみが分かってくると、 HTML の形式でメモ しい説明文から始まります。でも、 こでは次のように を作っておけば、ボタンをクリックするだけでいろいろ さりげなく言っておきましよう。 なサーバーが見られることに気づきました。 オンライン版簡易 I FX 「よっしや、 HTML で書いたらええねんやろ。で、マ なんとなく分かってもらえたのではないでしようか。 ニュアルはどこにあんねんな」 分からない ? では、 INIEX との類似点を挙げてみまし よっ。 勤務先のアーカイプを調べてみましたが、とくに紙に HTML MANUAL 0 を′ 148 UNIX MAGAZINE 1995.5

10. UNIX MAGAZINE 1995年5月号

連載スタイルファイル活用法ー 13 図 5 eslides. sty でのべージ言コマンド \markright { ・ or \markboth{ } { . \begin{slide} (\begin{remark} ) body of nth section \end{slide} \end{document} デフォルトでは、本文が影付きの枠の中央に配置さオ L 、 縦長 (portrait) の形式で出力されます。横長 (land- scape) にしたいときは、プリアンプルで \landscape を 宣言します。 \documentstyle のオフション引数では、 llpt や 10pt も指定できます。 その他のおもなコマンドについて説明します。 ・ \title [ ん印 de 司 { 〃 e } タイトル文字列の指定。オプション引数ん印売 7 ・を指 定した場合は、本文の各ページの左ー E にその文字列が 出力される。省略すると、タイトル文字列 title がヘ ッダにも流用される。 \title 、 \author 、 \organi- zation 、 \date の引数に言当した文字列は、 \title- page コマンドを指定した位置に独立したページとして 出力される。 ・ \slidecontents 、 \slidecontents* \section の引数に記述した文字列とページ番号から なる目次を出力する。 * 形式のコマンドでは、ページ番 号を出力しない。 slide 環境の外側で使用する ( 通常は \titlepage コマンドの直彳こ孑旨定 ) 。 ・ \seCtIOIiCOIltentS 、 \seCt1011C011tentS* \section と \subsection の引数に記述した文字 列とページ番号からなる目次を出力する。 * 形式のコ マンドでは、ページ番号を出力しない。 slide 環境の 外側で使用する。このコマンドの指定位置より前の \section のタイトル文字列には直前に、、 V " を、後ろ の \section のタイトル文字列には直前に、、 " を付 けて出力する。 ・ \section{sec-title} 、 \section [ ん de 月 {sec-title} 改ページして、節見出しを出力する。 slide 卵竟の外 ( 則 てイ吏用する。オプション引数を指定すると、ん e 祠が 目次と各ページ右上のヘッダに使われる ( 省略すると sec-title と同し文字列が用いられる ) 。 ・ \subsection{sec-title} slide 竟のなか旨定し、副節見出しを出力するとと ー \end{slide} ( \end{remark) } ページ番号 (Remark tO ページ番号 ) \renewcommand{\conference) { . \renewcommand{\logo} { . ージの右下に出力されます。 remark 環境には、直前の slide 竟で作成したページに関するメモを書きます。 のナ昜合、右下に、、 Remark to pagenum" という形式の参 照番号カ服られたページが出力されます。 ページの各部とコマンドとの対応を図 5 に示したので、 参考にしてください。 次は、 lslide. sty です。 eslides. sty より多機能なうえ、 ÄMS-I*TVfX などとの併用も可能です。基本的な使い方 は次のとおりです。 \documentstyle [12pt , lslide] {article} \title [header] { 〃 e } \ author { 0 社んの ame } \ organ 土 zatiO Ⅱ { 0r90 れを 2 佖 0 れ - れ 07 れ e } \date{date} \begin{document} \titlepage \slidecontents \sectioncontents \section [header] {sec-title} \begin{slide} [margin] \subsection{sec-title} \Underbar{sec-title} body of first section \end{slide} \sectioncontents \section [header] {sec-title} \begin{slide} [margin] 123 UNIX MAGAZINE 1995.5