D オートチェンジャー装置 STX シリーズでは、 5 ~ 60 カートリッジの DLT オートチェンジャー装置 ( 圧縮時 1. ITB 4.2TB ) を用意しました。 DLT ドライブを採用したことにより、少数メディア管理による小 高速 ( 1 OMB/Secmax) 大容量 (4.2TBmax) 型化、大容量、高速テーター転送を実現しています。その為サーバー及びネットワーク 上からのバックアップシステム構築も容易になりました。尚、ランダムアクセス及びネット ワーク上でのデータバックアップ管理用ソフトとして NetWorke 「を別売りしています。 SCSl-2 インターフェース採用によりほとんどの UN Ⅸ / NT ホストコンピューターに接続可 SAX SERIES DAT 装置小型・大容量 (288GBmax) ー表示機能 SAX シリーズはテープ残量 ( 標準時 ) 、テープエラー率のデジタル表示、リード / ライトランプ表示 等の機能を備えている為、一段と使い易さの向上が図られています。 ■標準 / 圧縮切替 キャビネット前面のボタンにより、標準 / 圧縮の切替が容易に行えます。 ■ DDS ー 3 フォーマット 新たに DDS3 フォーマットドライプが加わり、データ容量は標準 12GB ( 圧縮 24GB ) 、データ転送速 度 1. IMB ~ 2.2MB / s ( 最大 ) と小型、大容量、高速データ転送と機能が向上しています。 ーエミュレータ機能 SAX シリーズ ( 表示付 ) はエミュレータ機能を搭載している為、ほとんどの UN Ⅸ / NT ホストマシンへ の接続カ河能です。 ー互換性 ( テープ ) SAX -8000XS ・ SAX -8800 / 12XS ( DDS -3 ) は、 DDS ・ 2 フォーマットで書 かれたテープも問題なく自動的にリードします。 ーオートチェンジャー装置 ロ 名 ロロ 型 式 SAX シリーズでは、 12 カートリッジオートチェンジャー装置 ( 圧縮時 96 フォーマット形式 を用意しました。オートチェンジャー装置では初めてデジ 標準 タル表示機能を備え、メディア交換時間の高速化、 MTBF の向上など 容 量 圧縮 機能及び性能の強化が図られています。その為サーバー及びネットワ インターフェース ーク上でのデータバックアップ管理等が容易になりました。尚、ランダム 転送速度 ( 最大 ) アクセス及びネットワーク上でのデータバックアップ用ソフトとして Net メディア使用数 Wo 水 e 「を別売しています。 使用メティア ( 標準時間 ) SX SAX -8800 / 12XS DAT 装置 & DAT オートチェンジャー装置 (DDS-2/DDS-3) SAX 4000XS SAX -4800 / 12XS SAX-8000XS SAX -8800 / 12XS DDS-2 DDS-3 4. OGB 48GB 144GB 12GB 8. OGB 96GB 288GB 24GB SCSl-2 (Single ended/Differential) 550KB ~ 1 . 1 MB/S 1 .1 MB ~2.2MB/S 1 1 ~ 12 60m ( 1.3GB) 、師m(). OGB 、 120m 4. OGB m ( 1.3GB ) 、 90m ( 2. B ) 、 120m ( 4. OGB ) 、 125m ( 12GB ) 1 STX SERIES STX-1500Q -1000XS 信頼性を追求するど AI の磁気ディスクサプシステムに到達する ADD-IN MEMORY 0 100 % 完全互換高信頼性永久保証メモリー “低価格、即納”でお届け致します ! ENTERPRISE 、 IPX/ELC 、 SPARC Center etc. SGI Indy,Indig02 、 ONYX02 、 OCTAN E 、 ChalIenge 、 etc. DEC AIpha Station 200 、 Alpha Station 500 Alpha Station 600 、 AIpha Serve 「 1000-2100 、 Alpha 3000 300-900 etc. 旧 M ( RS6000 ) 320H -390 、 520H -990 、 3AT 、 3BT 、 3CT 、 40P 、 43P 、 41 / 42 、 T / G / W 、 591 , 595 、 etc. HP HP9000 700 シリーズ、 HP CDKJ Class Server 、 etc. * 製品等の固有名詞は各社商標または登録商標です。 SDX SERIES SRX SERIES ー SDX-1000XS ( 1. OGB) ー SRX ・ 4305-210XS ( 21GB ) キャニスター 5 台又は 7 台で各 キャニスターはホットスワップ ESDX-2405XS ( 2. IGB ) ー SRX -4307-300XS (30GB) 対応でリムーバル、 CPU 側で ー SDX-4300XS ( 4.3GB ) ISRX-9105-450XS (45GB) の R D ソフト採用によりディ ESDX-9105XS ( 9. IGB ) ー S 日 X -9107-630XS ( 63GB ) スク・アレイ装置としても使用 ESDX-23000UXS (23GB) ー S 日 X -23 0-115XS ( 1 15GB) 可能。 * 対応機種 : SUN SPARC, ALPHA, RS6 0 , INDY/INDIGO/ONYX/CHALLENGE,NEWS, EW 88 , WlNDOWSNT,etc. ・インターフェース : FAST SCSI(IOMB/S) /FASTWIDE SCSl(20MB/S) IJLTRA SCSl(20MB/S)/ ULTRA WIDE SCSl(40MB/S) Slngle-ended/Differential 資料請求 No. 029
おうちでらんラン LAN 第 2 回 図 7 /etc/rc. local への自加 # Start SMB server if [ —f /usr/local/samba/bin/smbd -a -f /usr/local/samba/lib/smb. conf ] ;then /usr/local/samba/bin/smbd —D —dl echo -n smbd' ・ f i # Start NetBIOS nameserver if [ —f /usr/local/samba/bin/nmbd —a —f /usr/local/samba/lib/lmhosts ] ; then echo ' nmbd ' ・ /usr/local/samba/bin/nmbd —D -dl -C Monkeys 図 8 /etc/inetd. conf 、 /etc/services ・、の自加 /etc/inetd. conf netbios—ssn stream tcp nowait て 00t /usr/local/samba/bin/smbd /usr/local/samba/bin/nmbd —dl netbios—ns dgram udp wait て 00t —dl —C Monke y s /etc/services netbiOS—SS11 netbiOS—ns 139/tcp 137/udp これで、システムをリプートしても自動的に smbd 、 nmbd か起動されるようになります。 inetd からの起動 UNIX MAGAZINE 1997.6 conf と /etc/services の 2 つのファイルに追加する必要 inetd プロセスから起動させるためには、 /etc/inetd. 間が必要になります。 ワンクッションをおくぶんだけ、サーピス開始までの時 ことになるためです。 rc. local て起動する場合にくらペ が受け取り、そのあとにサーバー・プログラムを起動 - す - る ら要求がくると、その要求を一度 inetd というプロセス げられます。というのもこの方式の場合、クライアントか 一方、欠点としてはレスポンスか若干遅くなることカ ムでは重要です モリを消費するのを防げることです。メモリ貧乏なシステ なくなります。この方法の利点は、用もないプロセスがメ 合にのみ自動第勺に起動し、用がすむと自重加勺にプロセスが 2 つ目のガ去では、クライアントからの要求があった場 モリを消費するだけのプロセスになってしまいます。 スポンスが早いことです。しかし、瑕なときにはたんにメ スがあった場合、すでにプロセスか起動しているため、レ なります。この力法の利点は、クライアントからのアクセ 続がなくてもシステム中にそれらのプロセスがあることに /etc/rc. local から起動すると、クライアントからの接 があります。追加するエントリを図 8 に挙げておきまし 29 セスを終了させるだけて大丈夫です。 rc. local て起動して があります。 inetd て起動している場合には、現在のプロ この場合は、 nmbd プロセスを終了させて再起動する必要 も、石薩忍した範囲では自重加勺には反映されませんでした。 一方、 nmbd は設定ファイルの lmhosts を書き換えて kill -HUP プロセス番号 調べて SIGHUP シグナルを送ってやります。 強制的に読み込ませたい場合は、 smbd のプロセス番号を が応央されます。まれに失敗することもあるようですが、 smbd は、 smb. conf か書き換わると自重加勺に変更内容 あります。 変更したい場合などは、設定ファイルを書き換える必喫が とおりにサービスカ甘是供されなかったり、サーピス内容を りにアクセスできるかどうかを石忍するだけです。思った は Windows などの SMB クライアントから思ったとお 設定ファイルの作成とサーバーの起動まですむと、あと 言聢ファイル ~ ださい。 す。追加する必喫はありませんが、念のために石忍してく FreeBSD では、 /etc/services にはすでに当求済みで してください。 た。これらを inetd. conf と services の適当な場所へ追加
図 1 アカウント ( パスワード・エントリ ) monkey: ☆ :1000 :0 :Mr . Monkey,B207, 5142 ′ : /home/monkey: /bin/bash アカウント名 UID パスワード GID GCOS ホーム・ディレクトリ ログインシェ丿レ となるので注意が必要。パスワードを破るときには、ま すここを参照される場合が多い。 ・ホーム・ディレクトリ 14 ことはありません。すべてのファイルの読み書きと作成、 「ネ兼」といヾる存です。スーパーユーサーにできない 名 root 、 UID=O のユーサーで、 UNIX システム中では スーパーユーサーは root とも呼ばれます。アカウント おきましよう。 こで、アカウント的にはどのようなユーザーかを説明して スーパーユーサーという言葉は前回も登場しました。 ません。 かれています。このファイルはスーパーユーサーしか読め ワードを暗号化したものは、 / etc / shad 。 w ファイルに書 /etc/passwd ファイルには * だけが表示されます。パス 図 1 の例ではシャドウ・パスワードを利用しているため、 したパスワードを暗号化した任意の 13 文字が入ります。 システムによっては、このフィールドにユーサーが入力 図 1 では、パスワードの部分が * になっています。 いえます。 ています。これらすべてカ甘前って、はじめてアカウントと 報 ) 、ホーム・ディレクトリ、ログインシェルか言当され ド、 UID 、 GID 、 GCOS ( フルネームなどのユーサー情 ルドになっており、左から順にアカウント名、パスワー れています。 " ( コロン ) で区切られた各部分がフィー したものです。工ントリ中には、一屬己の情幸肋ゞすべて含ま ています。図 1 は、そのなかから 1 つのエントリを抜き出 これらの情報は、 /etc/passwd というファイルに入っ bash 、 tcsh など ) 。 ログイン時にデフォルトで利用するシェル ()h 、 csh 、 ・ロクインシェ ) レ になれる・・・・・・気かする。 ことはできない。このディレクトリ内では、自分カ申 トリ。他人か勝手にファイルを作ったり消したりする UNIX システムにおけるそのユーザー専用のディレク 消去かできます。さらに、他のユーザーになりすますこと もできます。まさに創造主といえるでしよう。このよう な危険なアカウントは、天の岩戸のなかにでも永遠に封し 込めておいたほうか安心なのですが、システム管理には必 須のアカウントなのでそうもいきません。そこで、我々に できるのは、スーパーユーサーのアカウントを守ることで す。すなわち、そのパスワードをしつかり守れはよいので す。人にはれない、分からないパスワードを付けておきま シャドウ・バスワード パスワード・ファイルは、 UID とアカウント名の対応やユー サーの属するグループ名を参照するために、さまざまなプログ ラムから読み出されます。つまり、見ようと思えば誰でも内容 を見ることかできるファイルです。 1980 年代の UNIX システムでは、 /etc/passwd のノヾス ワード・エントリにパスワードを暙号化した文字列がそのまま 入っているのが常識でした。しかし暗号化されているとはいえ、 もとのパスワードは 8 文字の文字と記号からなる列です。これ らのすべての組合をを試し、それを暗号化した結果が一致すれ ば、パスワードを破ったことになります ( 逆に、暗号化された 文字列から、もとのパスワードを求めることはできません ) 。当 時のコンピュータの能力は現在はど高くなく、この総当たり戦 術は時がいくらあっても足りないものでした。 しかし、それから約 10 年を経てコンピュータの生能は丿朝冨 に矼ヒし、たかが 8 文字の文字列を求めるくらいはそう大変な ことではなくなってきました。そこで、見られると危険な暗号 化されたパスワードを、誰もが見ることのできる /etc/passwd から追い出して、 /etc/shadow に入れておく方式が考えられ ました。さらに、 /etc/shadow はスーパーユーサーのように 牛讚をもつューサーだけが見ることができるようにしたのです。 UID とアカウント名のような、一イ殳ューザーが必要な情報は /etc/passwd を見れはよいし、仮に悪意のあるクラッカーが パスワードを破ろうとしても、 /etc/shadow は牛罸ューサー しか見られないのですから、破りにくくなりました。 現在では、多くのシステム (Solaris2. x 、 IRIX5. x/6. x 、 FreeBSD など ) で利用されています。なお、一殳ューサーが 他のユーサーの UID 、 GID を知りたい場合は、 id というコ マンドがあります。使い方は・・・・きわめて簡単なので、一度オ ンライン・マニュアルを読んで使ってみてください。 UNIX MAGAZINE 1997.6
Daemons & Dragons— ネージャに対する X のリソースは、 Dtwm で始まる。個 BOX Top 人的なリソース設定は $HOME/. Xdefaults を用い、シ CONTAI NER_NAME ステム全体のリソース設定は /etc/dt/config/$LANG POSITION_HINTS HELP_TOP I C /sys. resourcesl を用いることができる。 HELP _VOLUME ログイン時のアプリケーション実行 BOX の定義にはその名前を書き、 box が属する スタイル・マネージャの起動ダイアログで、、このセッ PANEL (CONTAINER- NAME) や PANEL 上の位 ションを再開 " を選ぶと、セッション・マネージャは前 置 (POSITION-HINTS) を記述する。このほかにも、 回のセッション終了時に実行されていたアプリケーショ box の外見や動作に関するフィールドを記述できる。 ンを再起動しようとする。しかし、セッション・マネー control の定義を簡単に示すと、以下のようになる。 ジャが再起動するのは CDE のアプリケーションだけで CONTROL C10ck ある。ログイン時にその他のアプリケーションを起動し たければ、そのコマンドを $HOME/. dt/sessionetc に 加える。 # ! /bin/ksh xhost 十 yourhost xterm —xrm "*vorkspaceList : Monitors Logins" oclock & あるコマンドをすべてのユーサーが実行するよ引 こし たければ、 /etc/dt/config/$LANG/sys. session に 加する。クライアントを実行するワークスペースを指定 するには、—xrm オプションを用いる。 フロントパネルのカスタマイズ フロントパネルは設定ファイル群のデータベースに よって定義される。システム全体の設定ファイルは / usr /dt/appconfig/types/$LANG/dtwm. fp である。 般に、 /usr/dt の下にあるファイルは変更すべきでは ない。カスタマイズは / etc / dt の下でおこなうべきであ る。ューザー全体に対するフロントパネルのカスタマイ ズは /etc/dt/appconfig/types で、個人的なカスタマ イズは $HOME/. dt/types でおこなう。 フロントパネルは box の集合からなる。各 box は 1 つ以 .- ヒの control で構成される。 control は、マウスで 押したり、オプジェクト ( ファイル・マネージャに表示 されたファイルなど ) をドラッグした場合に、どのよう な動作をおこなうかを記述する。 box の単純な定義を以 下に示す。 1 たとえば、 /etc/dt/config/C/sys. resources など。 FrontPane1 first FPOnIt emBox FPane1 clock Top BOX 1 Fpc10ck C10ck FPOnItemC10ck FPane1 2 CONTROL の定義にはその名前を書き、 container の種類や control の位置を記述する。ほかの定義と同し く、 control の一殳的な外見や重川乍も記述できる。 フロントパネルは、複数の設定ファイルを参照する。 設定ファイルに対するデフォルトのサーチパスは次のと おりである。 ・個人的な設定 : $HOME/. dt/types ・システム全体の設疋 : /etc/dt/appconfig/types/ $LANG ・デフォルトの設定 : /usr/dt/appconfig/types/ $LANG フロントパネルを構成するルールには優先順位があ る。異なる部品が同じ control 名をもち、コンテナの 名前と不亟頁も同じ場合、最初に読み込まれた部品が使わ れる。 2 つの部品が同じ位置に指定されていると、読み 込まれた順に並ぶ。 2 たとえは、 box や subpanel 、 switch など。 TYPE C ONTAINER_NAME CONTAINER_TYPE POSITION_HINTS ICON LABEL HELP_TOPIC HELP_VOLUME 88 UNIX MAGAZINE 1997.6
連載 / 倉敷芸術科学大学のネットワーク構築ー RADIUS を用いました。 SPARCstation 20 (SunOS) を用意して、このマシンで RADIUS サーバー (radius- 1.16 ) を動かしています。 アクセス・アカウントとパスワードは、学内のサーバー にログインする環境と統一しています。そのため、 RA- DIUS 認証サーバーは NIS データを参照するように引 しています ( しつは、まだちゃんと動いていません ) 。 アクセスサーバーである AS5248 は、ファイアウォー ルの外にある Demark セグメントに接続しています。 れに対して認証処理をおこなう RADIUS サーバーは、フ ァイアウォールの内側に設置して、 AS5248 からの RA- DIUS 認証アクセスだけを認めるようにファイアウォー ルのフィルタを設定しています。 RADIUS は UDP で アクセスサーバーのセットアップ 1645 、 1646 を認偏忍のために利用しています。 62 1.16 です (CTC はこれをインストールしていきました ) 。 RADIUS のサーノヾーは Livingston カ甘是ー共した radius- ド付きで提供されています。倉敷芸科大で利用している Livingston や Ascend のⅥーⅥーⅥーベージでソースコー Service) はダイヤルアップ認証のためのプロトコルで、 RADIUS (Remote Authentication Dial-In User を知っていたというのが〕尺理由です。 ました。認言正機構」「の優劣ではなく、たんに私か設定去 に対応しているのですが、倉敷芸科丿くでは RADIUS にし AS5248 は、 RADIUS や TACACS などの認証方式 RADIUS 認証サーバー べてが正しく動作するのか若十不安です。 私自身もまだまだ農れていないので、紹介した設定です ることができます ( 図 2 ) 。 モデムラインの情報も、 IOS のコマンドを実行して得 にしてあります。 ルです。パスワードなどー陪にの文字列については、伏せ字 末尾のリスト 2 は倉敷芸利大の AS5248 の設定ファイ ( 当然、 INS1500 の設定などは必要ですか ) 。 そのものはイ充的な IOS とまったく同じ操作で可能です れている IOS と同じ形式でおこなえます。つまり、設疋 AS5248 の設定は、基本的に Cisco のルータで用いら Ascend からは、 radius-l. 16 を拡張したもの (radius- 970224. tar. gz が原稿執筆の最新版 ) カ甘是供されていま す。より多くのアーキテクチャをサポートしていて機能 も豊富なので、こちらを利用したほうが賢明かもしれま せん。 RADIUS の設疋ファイルは、 /etc/raddb ディレクト リに作成します。このディレクトリには、 ・ clients ・ users ・ directory を用意します。 directory は、キットに伺属しているファ イルをそのまま用いて通常は変更しません。 clients ( リス ト 1 ) には、 RADIUS サーバーで言正処理をおこなうダ イヤルアップ・サーバー (RADIUS クライアント ) を指 定します。 users には認証対象となるユーザーの情報を記述しま す。たとえは、ダイヤルアップ・アクセスて利用するパス ワードとして UNIX べースのパスワード (/etc/passwd) を用いるなら、次のような設定ファイルになります。 Framed-MTU = 1500 Framed—Routing = None , Framed-Netmask = 255 .255 . 255 . 0 , Framed—Address 255.255.255.254 , Framed—Protoc01 = PPP , User—Servxce—Type = Framed-User , DEFAULT Password = "UNIX' Framed—MTU = 1500 Frame d—Rout ing = None , Framed-Netmask = 255 . 255.255.0 , Framed—Address = 255 . 255 . 255 . 254 , Framed—Protoc01 = PPP , User—Service—Type = Framed—User , Password = "UNIX' kazu—k UNIX MAGAZINE 1997.6 C1ient—Port—Id = 2 C1ient-Id = 202.244.190.65 Fri Apr 25 00 : 25 : 43 1997 のような言求をとることができます。 RADIUS クライアント単位で言求されます。たとえば次 ィレクトリ ) を指定します。ログは、このディレクトリに 出力するディレクトリ ( 標準では /usr/adm/radacct デ バーへのアクセスの言当求として残ります。コンパイル時に ューサーのダイヤルアップの記録は、 RADIUS サー
FreeBSD でのアカウント作成 monkey : そしたらアカウント作ろうか。 あつぶる : monkey と apple っていうのを作ろう。 monkey : あと、お客さんが来たときに使うてもらうた めに、 guest ちゅうのも作ろうか。 あつぶる : でも、 guest って、クラッカーがパスワード破 りするときに最初に狙うアカウントって聞いたことがあ るけど。 monkey : そうやな。 root と guest は破られやすいっ ていうな。そやけど、うちはインターネットにつなぐわ けでもないし、べつにかまへんやろ。 あつぶる : でも、将来はつなぐんでしょ ? monkey : 資金に余裕があればな。まあ、つなぐときは はかにも気をつけなあかんこともあるし、そのときに考 えようや。とりあえすいまは、練習として guest アカ ウントを作ってみようや。 あっぷる : それならそういうことで。 monkey : さっそく竹業にとりかかろうかいな。 まず、アカウントの作成に必要な情報を挙げておきま す。これらの項目を前もってきちんと決めておくと、あ との乍業がはかどります。 ・アカウント名 /etc/passwd のなかに同じアカウント名がないかを確 ・ UID 好きなように ・フノレネーム する。 こでは、、 Guest Account こでは guest UNIX MAGAZINE 1997.6 どを組み合わせたものがお薦め。ここでは・・・・・・ひ・み・ 効なのは 8 文字目まで。大文字と小文字、数ネや記号な 8 文字以内。 8 文字以 E のパスワードを入力しても、有 ・パスワード に guest" グループを作って割り当てる。 プに割り当てたい場合については彳ここでは、新た ファイルを見てグループ名を確認する。新たなグルー group にすでにあるグループを割り当てたいときは、 登録するユーザーの属するグループを指定する。 /etc/ ・ GID ないことを石薩忍する。こでは、、 9999 " /etc/passwd を見て、同し UID をもつューサーがい おうちでらんラン LAN 第 2 回 は、、 /home/guest ホーム・ディレクトリを作る場所を決めておく。 ・ホーム・ティレクトリ つ。 ・ロクインシェル なんでもよい。 こでは、、 bash" FreeBSD でユーサーを作成する場合には、 /usr/sbin/ adduser コマンドを使います。このコマンドを使うと、 次々と出される質問に答えていくだけで、 ・ UID 、 GID の割当て ・新グルーフ。の作成 /etc/passwd 、 /etc/group ' 、の登金求 ・ホーム・ディレクトリの作成 ・ /usr/share/skel 以下にある標準的な設定ファイルの ホーム・ディレクトリへのコピー ・新規作成ューサーに対する welcome メールの送信 などをしてくれます。 adduser を使わなけれは、これ . らを すべて手動でおこなわなくてはなりません。アカウント作 成に慣れている人や、一度に大量のアカウントを作成する 場合には、手作業のほうか効率的かもしれません。しかし、 家て利用する程度のアカウント作成であれば、 adduser コ マンドを利用したほうか誤りも少なくていいでしよう。 躑列をみながら当求の手順を説明していきましよう。ま すは adduser コマンドを実行します。 umpc# adduser (c) Copyright 1995 W01fram Schneider く wosch@cs . tu—berlin . de> ' ) if you want see more wa Use opt 土 0 Ⅱ rnings & questions or try tO repair bugs ・ Enter username [a—z0—9] : guest (Return) Enter full name [ ] : Guest Account Return) Enter shell bash csh sh [sh] : bas 最初にユーサー名 ( アカウント名 ) を訊ねられ、 guest と答えています。続いてフルネームを入力しています。さ らに、ログインシェルを bash 、 csh 、 sh のなかから選び ます 1 。 [ ] 内には、使用できる文字列やデフォルト刎直が 示されています。 1 j 尺リストのなかに date 、 no が入っていることがありますが、偂は date だけを見るアカウントです。後者は、ログインできないアカウント だと思めれます。 15
決められたプログラムは自由度カ觝いのが欠点です。しか し、 FreeBSD の adduser コマンドは、その設疋ファイル を書き換えることでかなり自由にカスタマイズできます。 adduser の設定ファイルは /etc/adduser. conf で す。なかを見れは、何をどう設定しているのかがすぐに分 かるでしよう。ここでは、 adduser. conf ファイルの設疋 項目のいくっかを簡単に紹介しておきます。 ・ dotdir 新規作成ューザーのホーム・ディレクトリにコピーさ れる個人設定ファイルの場所を指定する。デフォルト では、 /usr/share/skel の下にある dot. cshrc 、 dot. login 、 dot. mailrc 、 dot. profile 、 dot. rhosts が、先 頭の、、 d 。 t " を除いた名前でコピーされる。これらの内 容を書き換えることによって、新規ューサーのデフォ ルト竟を指定できる。 ・ send message 新規作成ューサーに送信するメールの内容を記述し たファイルを指定する。デフォルトでは / etc / add ー user ・ messageo このファイルを書き換えると、送られ るメッセージを変更できる。 no を指定すると、メール は送信されない。 新規ューサーのホーム・ディレクトリを作成するディレ クトリを指定する。デフォルトでは / h 。 me 。この状態 、、 / h 。 me / アカウント名 " でアカウントを作成すると、 となる。 ・ path ログインシェルのある場所を指定する。 ・ shellpref 新規ューサーのログインシェル窈尺肢を列挙する。 のリストは、 /etc/shells にあるシェルから自重加勺に生 成される。新しくシェルを追加した場合には、忘れす に /etc/shells に言当主しておく。 ・ uid-start デフォルトて割り当てられる UID を何番からにするか を指定する。 これだけの設定項目があれは、かなりのことができそう ですね。こういう自重加勺に 0 つしてくれるものをあまり信 用していない人でも、数名程度のアカウントを登録する場 UNIX MAGAZINE 1997.6 おうちでらんラン LAN 第 2 回 合は、 adduser のほうか楽て便利だと思えるのではないで しようか。 もう 1 つ追加清報です。工デイタで直接 adduser. conf ー v " オプションを の内容を書き換えてもいいのですが、 付けて adduser コマンドを実行してみてください。 add- user. conf のいくつかの成疋内容を、質問に答える形式で 対話的に変更できます。ここでは具イ勺に説明しません が、百聞は一見に如かず。実際に試してみてください。 あつぶる : アカウントもできたし、さっそく UNIX を使 わせてもらおうかな。 monkey : そしたらわしは Windows を借りるで。 あつぶる : コマンド行からコマンドを実行するなんて久し ぶりって気がするわ。 X ウインドウはないけど、これ が UNIX だなって感し。 monkey : X はもうちょっとあとでな。それより、 umpc のわしのホーム・ディレクトリに sarumata. doc っちゅ うファイルがあるやろ ? それをフロッピーに落として くれへんか。 あつぶる : なんのファイル ? monkey : sarumata さんが会ネ土の Windows マシンの MS-Word で書いた文書や。石忍せなあかんことがあっ てな。 あつぶる : でも、なんで umpc に入れたの ? UNIX で Word なんか使えるはすないのに monkey : あつぶるちゃんが使うてたから、遠慮してた んや。ほんで、フロッピーはほかで使う用事があった から、とりあえず中身だけ umpc のハードディスクに 残しておいたっちゅうことや。 あつぶる : なるほど。しゃあ、フロッピーディスク貸して。 monkey : え ? 適当なの持ってへんか。 あっぷる : 私ふだんフロッピー使わないもん。 monkey : フロッピーあらへんのか。しゃあないなあ。 Windows から FTP して取るか・ あつぶる : せつかくネットワークにつながった W ⅲ d 。 ws 95 があるのに、 DOS 窓で FTP っていうのも悲しいね。 monkey : いや、こっちのほうカ明Ⅱ染みやすいっちゅう Windows とのファイル共有 ューザーもたくさんおるで。 17
続いて、同しように UID 、グルーフ。名、 訊かれます。 Uid [ 1000 ] : 9999 (Return) Login group guest [guest] : (Return) ノヾスワ ーードを、 Login group is guest ' ' . lnvite guest into oth Enter password [ ] : xxxxxxx er groups : guest Ⅱ 0 [no] : (Return) ます。ミスが見つかった場合は、Ⅱ。を入力してもう一度 録清報が出力さ「ほんまにこれでええか ? 」と訊ねてき パスワードを入力してリターンを押すと、次のように登 られます。 ドを設定しておき、ユーサーに変更してもらうガ去も考え から入力しましよう。または、こでは一一日勺なパスワー に新されます。周囲に悪者 ( ? ) がいないことを石忍して す。ところが、この登剥叔こはパスワードがそのまま画面 て画面に表示されません。表示されるとしても * くらいで す。通常のログイン操作では、入力するパスワードはけし user を使う場合にもっとも注意しなけれはならない点で 最後にパスワードの入力を促されます。これが、 add- ています ()o というグループではありません ) 。 くに必喫ないので、デフォルト窈尺である no を指定し とができます。それをここで指定するわけです。いまはと ています。あるアカウントは、複数のグループに属するこ 次に、「これ以外のグループに所属するか ? 」とぬられ 当なグループを作成しておき、それを指定するのか無難で れているはすです。しかし、あらかしめ /etc/group に適 覗いてみてください。指定したグループが自重加勺に作成さ くれます。 adduser を終了させたあとに、 /etc/group を ここで指定すれば自重加勺に作成して にないグルーフでも、 うや ? 」と提案してきます。デフォルトでは /etc/group トを作成する際は、自重加勺にグループとして「 guest はど 指定する場合にはその名前を言当します。 guest アカウン ます。グループは、 /etc/group に登録されているものを うしたくなけ川ま、 : のあとに希望する UID を入力し このように 1000 から順に UID か割り振られます。そ 1000 カ甘是示されています。何も変更していない場合 2 は、 UID を訊ねられるところでは、デフォルトの値として 16 2 どこをどう変えま何カ嗄わるのかはします。 やりなおしましよう。 Name: Password ・ Fu1 lname : Uid: Gid: Groups : HOME : She11: OK? (y/n) [y] : (Return) /usr/local/bin/bash /home/guest guest 31 (guest) 9999 Guest Account . xxxxxxxx ←実際はそのまま表示される gue st UNIX MAGAZINE 1997.6 っいつ 不をもつ方がいるかもしれません。たしかに、 とか、ログインシェルを tcsh にしたかったというような レクトリを用意しようと思っていたのに勝手に決められた このように、いたって簡単です。とはいえ、ホーム・ディ umpc# 日 G00dbye ! Add another user? (y/n) [y] : n(Return) send message (y/n) [y] : y(Return) 2(Return) monkey & app1e(Return) (Return) WeIcome t0 our home ! (Return) message . or AD alone on a 1ine to finish your Us e Add anything t0 default message (y/n) [ Ⅱ ] : (Return) See also chpass(l) , finger(l), passwd(l) PIease expire your password. Have fun ! rd iS XXXXXXXX ' your account guest ) was created. Your passwo Guest Account , う十分というときは n を入力して終了します。 んか ? 」と訊いてくるので、続いて追加する場合は y 、も 入力すると終了します。あとは「まだューザーを追加する セージの末尾に、、 . " ( ドット ) のみ、あるいは CtrI 十 D を apple" というメッセージを追加してみました。追加メッ ー monkey & 以下のように Welcome to our home! 加メッセージはあるかいな ? 」としられます。ここでは、 次に、デフォルトのメールの内容を表示したあと、「追 けれは、たんにリターンキーを押します。 送ったるか ? 」 ( 超訳です ) と訊ねてきます。送り先がな あ、 guest さんにメール送ろ思うてんねんけど、はかにも サーを追加したで ! 」というメッセージに続いて、「なあな アカウントの作成に成功すると、「 guest っちゅうユー ail-address [ Ⅱ 0 ] : (Return) Send message tO ( guest' ) and: Ⅱ 0 て 00t second—m Added user guest ”
monkey : まあ、そらしゃあないな。 samba の成疋も、 前に一度会社でやったことがあるからまた苦労も少ない けど、最初から自分でやるとなるとちょっとしんどいか もしれんな。 あつぶる : はじめのうちは簡単な設定で立ち上げておい て、それから徐々に高度な設定にしていけばいいの monkey : 家の LAN ぐらいやったらどうとでもなるな。 そやけど、会社の samba サーバーを立ち上げたときは、 けっこういろいろ考えたんやで。 あっぷる : どうして ? monkey : そら、 sarumata さんやら todo さんやら、新 しもん好きが多いから、うかつな設定したらどんな悪さ されるか分からへんからな。 あつぶる : さらに、うまく使えないと怒濤のような攻撃が 始まるってことね。 monkey : そや。あの年寄り連中ときたら、自分で設定 の 1 つもやらんくせに、人か設定したもん見ては、い ろいろ文句ゆうてくるんやで。堪忍してはしいわ。 あっぷる : でも、そのおかげでいろんなことができるよう になったんでしょ ? よかったじゃないの。 monkey:ti う。そんなことをおっしやる。しゃあ、あっ ぶるちゃんにもいろいろやってもらおうか。は一ら、 んなところにこんなにホコリが・ あつぶる monkey : 夫をいびる鬼嫁 てないで、さっさとサーバーを立ち上げましようよ。 あつぶる : お昼のワイドショーみたいね。そんなことし monkey : 基本やな。 あつぶる : なによ、そ 28 conf やサーバーの起重加のオプションて指定できますが、 成しておく必要があります。これらの置き場所は、 smb. らにこのディレクトリに、 locks というディレクトリも作 ファイルの置き場所は、 /usr/local/samba/var です。さ 込むためのファイルを必要とします。デフォルトでのログ ログラムである smbd 、 nmbd は、起庁るとログを書き げましよう。その前に、ちょっと石忍です。サ→ヾー・プ 成疋ファイルが用意できたところで、サーバーを立ち上 いよいよ実行 monkey : うそです。ごめんなさい。 何も指定しない場合は用意しておく必要があります。 準備かできたら、いよいよサ→ヾーの起重丿 fC す。サーバ ーの起動にはいくつかのガ去があります。まずはコマンド 行から立ち上げてみましよう。コマンドは、デフォルトで は /usr/local/samba/bin/smbd 、 nmbd の 2 つです。 ス→ヾーユーザーになって、それぞれ次のように実行しま す。 umpc# cd /usr/local/samba/bin umpc# . /smbd -D -d2 umpc# . /nmbd —D —d2 —C Monkeys umpc# ロ それぞれに付いているオプションを紹介します。 -D : プログラムをデーモンモードで起動する。 ・一 d2 : テンヾッグモードのレベルを指定する。レベルは 0 から 5 まで指定でき、大きくなるほど細かなログを残 す。通常は 0 か 1 で十分。トラブルカ起こった場合は 数ネを大きくする。 ・ -c Monkeys : nmbd 固有のオプションで、クライア ント側で見たときのコメントを言当する。詳細表小、あ るいはプロバティを見たときに表示される。指定しない 場合は、 samba のバージョンが表示される ( この例で は 1.9.15P8 " ) 。 このはかにもオプションはたくさんあります。詳しくは オンライン・マニュアル smbd(8) 、 nmbd(8) を参照し てください。 これでなんの間題もなく立ち上がれば、これらのプログ ラムがシステム起重加こ自重加勺に起動されるよう設定しま す。ガ去は 2 つあります。 /etc/rc. local からの起動 1 つ目は、 /etc/rc. local という UNIX の起重加こ実行 されるスクリプトから立ち上げるガ去です。この去は、 基本的にさきはど紹介したコマンド行からの起動と同じで す。システム中にサーバーが常駐し、クライアントに対し てサーピスを提供します。 具ー勺には、図 7 のようなエントリを /etc/rc. local の 適当な場所に追加します ( 後ろのほうか隹でしよう ) 。な お、図中のパスを含むファイル名は、自分の環境に合わせ て変更してください。デバッグレベル、コメントも同様 です。 UNIX MAGAZINE 1997.6
連載 / 旧 dy 入門ー① 図 2 IRIX6.2 のアイコンカタログ 一ジ選択配置表示 図 3 IRIX のディレクトリ構成」 アプリケーションコラボし一ションデモデュグトツア・ツール 入ルア 0 り bin dev etc usr ad m bin etc include people f 「 eia のホーム・ティレクトリ フルノヾス名 / us 「 / peop / f 「 eia taro hanako freia tets u ほかは期待したとおり、いろいろと改善されました。と くに Onyx に関しては、浮重ル」、点性能が 5 割も向 - E し ています。 PowerChalIenge は、 IRIX 6.1 のころによく rpc. lockd か落ちるバグに悩まされたのですが、これがな くなって喜んでいます。ファイルシステムも 5.3 の efs か ら xfs になり、より堅牢になったようです。 前置きが長くなりましたが、そういうわけで今回からは OS に IRIX 6.2 を使い、 Netscape Navigator 3.01S3 を 導入しているものとして話を進めることにします。とはい え、ほとんど IRIX 5.3 と変わるところはないので、 IRIX 5.3 を使っているユーサーにも読み続けていただけると思 います。 3 http://www ・ sgi.com/Pr0ducts/Evaluation/evaluation. html から入手できます。 146 UNIX のファイルシステム 最初に、 UNIX 全般のファイルシステムについて簡単 に触れておきます。 UNIX では、ハードディスクなどに保存するデータの 管理単位は、、ファイル " です。、ファイル " は、、ディレク トリ " に分けて保管されます。 UNIX のファイルシステ / ( ルート・ディレクトリといいます ) を根にし ムは、 た木のような構造になっています ( 図 3 ) 。この片冓造トで は、それぞれのディレクトリやファイルの位置を、、パス名 (path name ) " て表します。なかでも、、フノレ以名 (full- pathname)"4 は、ルート・ディレクトリから目的のディ レクトリ ( ファイル ) までを順に列記したものです。その 区切り文字にも / を使います 5 。 ファイルシステムは、はかの多くのオペレーティング・ システム (OS) でも似たような構造をしています。パソコ ンに農れている人なら馴染みがあるでしよう。ただし、は かの OS にくらべて、 UNIX には以下のような特徴があ ります。 ・ Windows や MacOS などのファイルシステムは物理 的なハードディスクごとに別のヨ冓造になっているが、 UNIX では 1 つのイ冓造でまとめて表している。 ・ UNIX はパソコンと違って多くの人と共有するため、 他人のファイルと自分のファイルを混同しないように するイ督はみが用意されている。また、ホーム・ディレク トリがユーサーごとに決められており、各ューサーは原 則としてそのディレクトリの下しカイ吏えない。 IRIX の場合、たとえば freia というログイン名をも つューサーのホーム・ディレクトリのパス名は、 / usr / people/freia のようになる。これは、、、ルート・ディ レクトリにある usr ディレクトリ " の下 6 の people デ ィレクトリ " の下にある、、 freia ディレクトリ " を指して いる。 ほかにもありますが、とりあえすこの 2 点だけにとどめ ておいて IRIX での説明に移ります。 UNIX ー殳のファ UNIX MAGAZINE 1997.6 枝のほうを、下 " と見します。 6 木 ( ル、 ' 下にありますが、ディレクトリの上下関係はなぜカ艮を、上 " 、 は、区切り文字として \ 供語阪では \ ) を使っています。 URL Cf 吏う区切り文字はこれに由来します。 DOS や Windows で 以ド、たんにパス名と書いたときはフルバス名を孑茆ことにします。 5 4