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検索対象: UNIX MAGAZINE 1998年1月号
137件見つかりました。

1. UNIX MAGAZINE 1998年1月号

Daemons & Dragons— 0 ファイルシステムの容量を増やす HP-UX 10.20 において、ある論理ポリュームに対応 するファイルシステムの容量を増やすには、最初に イルシステムをアンマウントする。 umount /dev/data/stocks ファ ームの作成 ( これらはルート・ファイルシステムに対 ・ルート・ポリュームグループおよびルート論理ポリュ ディスクを有効に使う場合に役に立っ ) 。 イスクのパフォーマンスを意識して、もっとも高速な ・論理ポリュームをある特定のディスクに拡張する ( デ ある。ただし、以下に挙げる作業はできない。 ager) を使うと、 LVM にかかわる作業の大半が可能で HP-UX の SAM (System Administration Man- SAM を使う をマウントしなおせば作業は終了である。 最彳変に、 mount コマンドを使ってファイルシステム extendfs /dev/data/stocks うに、ファイルシステムの容量を増やす。 さらに、論理ポリュームの新たな容量に対応できるよ メガバイト単位で指定している。 この例の、、 500 " は、新たな論理ポリュームの容量を lvextend —L 500 /dev/data/stocks 次に、論理ポリュームの容量を増やす。 なければならない。 拡張する場合は、シングルューサー・モードでおこなわ れた状態となっている。このようなファイルシステムを ム (/opt や /usr など ) のファイルはつねにオープンさ などを利用している場合は、いくっかのファイルシステ べ、そのプロセスを ki Ⅱする方法もある。 VUE や CDE ルシステムのファイルをオープンしているプロセスを調 手段として、 fuser コマンドを実行して該当するファイ モードに移行させる必要があるかもしれない。代わりの 則に、、 init S " を実行し、システムをシングルューサー ファイルシステムが使用中ならは、アンマウントする 120 応する ) 。 ポリューム・グループに関する設定のバックアップと リストア。 ・ディスクの移動と再構成。 ・論理ポリュームの容量を減らす。 ・論理ポリュームと物理ポリューム内の対応を変更す る。 ・アクテイプなファイルシステムの容量を増やす ( シス テムをシングルューザー・モードに移行し、 HP-UX のコマンドを使わなけれはならない場合もある ) 。 これらの作業には、 HP-UX のコマンドを用いる。詳 細については LaserROM のドキュメントを参照してほ しい。 Journaled File System 多くのべンダーは、 LVM と JFS (JournaIed FiIe System) の両方をサポートしている。 JFS を利用する とシステムの復旧が早くなり、データの信頼生が改善さ れる。これらは独立して使うことも併用することも可能 である。 LVM と JFS を混同しないように注意してほし い。 JFS は、 HP-UX で利用できるもう 1 つの高性能 なファイルシステムである 3 LVM は役に立つ管理ツールである。それでもなお、 ファイルシステムの利用・画には時間をかけ、 LVM の 恩恵を最大限に受けるためにはこれについてさらに学ぶ 必要がある。データか物理ドライプ間でどのように割り 当てられているかを把握するため、ある論理ポリューム に使われる物理ポリュームを指定したいこともあるだろ う。ここで示した例は LVM の基本的な動作であり、物 理ポリュームを順番に割り当てている。、、道具は正しく 使ってこそ役に立つ " ことを忘れないでほしい。 システム管理に関するコンサルティングやセミナーを専門とする Sysad- mazon Enterprises ( テキサス州 Austin) のネ E 長。 「 The Logical Volume Manager 」 UNIX REVIEW 1997 年 3 月号より ◎ 1997 , UNIX REVIEW (). S. A. ) 3 訳注 : HP-UX では VxFS と呼はれている。 ■ Dinah McNutt UNIX MAGAZINE 1998.1

2. UNIX MAGAZINE 1998年1月号

Network Resource PIanning• きる。べースとなるトラフィックのサンフ。ルは、新しいア プリケーションが導入されるネットワークにおいて、その アプリケーションのトラフィックカリ用率にどの程度の変 化をもたらすかを算定する際に重要である。 新規アプリケーション導入のための基礎データを算定す るうえで重要なステップは、データ収集方法の決定にあた って次の項目を検詞することである。 ・どんな不頁のトラフィック・データ、利用率データ、ア プリケーション・データが必喫か。 ・アナライザやプロープをどこに配置すべきか。 ・データ収集の間隔と期間はどれくらいか。 ・平均データをもとに算定するのか、それとも最大負荷デ ータをもとにするか。 米国のデータベースを用いたアジア太平洋のプロジェク トでは、ネットワークの利用率と、使用されているアプリ ケーションの両方を知る必要があった。利用率は SNMP を使ってルータに再度問い合わせることで収集された。た だし、今回は、、イン " と、アウト " の両方のバイト数であ る。管理者たちは、一定間隔 ( たとえば 5 分 ) で全ルー タのサンプリングを実施して増分バイト数を言算し、それ を日判日間隔で割った。その結果が各サンプル期間のインと アウトの Kbps 測定値である。この値は、送信 ( アウト ) と受信 ( イン ) の両方向における各回線の利用率 ( 送信が 32Kbps なら、回線速度の 64Kbps て割った 50 % が送 信方向の回線利用率になる ) の計算に用いられた。すべて のルータを対象に 5 分間隔で 2 日から 3 日にわたって利 用率を収集した。それをもとに、アプリケーションがもた らす景を調査するための編データを算定した。 アプリケーションに関するデータは、アジア太平洋のネ ットワーク・ユーザーカリ用しているアプリケーションの タイフ。や質を調べるために必要だった。ほとんどの場合、 回糸泉速度は、米国につながる回線 (256Kbps) を除けば、 64Kbps から 128Kbps の示間用 ( 低帯域のものだった。 トラフィックのうちピジネスと無関係なもの ( インターネ ット・トラフィックなど ) の割合が多い場合、新しい SAP R/3 ューサーが必要とする品質のサービスを提供するに は、資金を投入して或幅を拡大するよりも、ネットワー ク・ポリシーの強化のはうが必喫性か高い。既存のトラフ ィックの一部か新しい SAPR / 3 のトラフィックに取っ 72 て代わられるため、両者を上交検討するためにアプリケー ションに関するデータが必要となる。 アプリケーションについてのデータは、今回の場合、米 国に戻ってくる 3 本の専用回線の経路にトラフィック・ アナライザか RMON Ⅱタイプのプロープをつなぐこと で収集された。 SAP R/3 導入以前の段階でも、アジア太 平洋のユーザーのためのネットワーク資源のほとんどすべ てが米国に置かれていたからである。利用率とアプリケー ションについてのデータの相関をみるため、両データは同 じ 2 ~ 3 日間、同し 5 分間隔で収集する必要があった。 両データの収集後、それらを分析して各経路の帯域巾リ 用率とそうした利用を生み出すアプリケーションのタイプ を調べるイ乍業に入った。非ビジネス型のトラフィックの割 合が大きい場合は、その点に着目する必要があった。 そして、このデータを用いて、新規アプリケーション (SAP R/3) のトラフィックカヾ充れるべースとなるネット ワークの利用率か求められた。 プロファイルの作成 UNIX MAGAZINE 1998 ユ R/3 アプリケーション開発者が使用する開発ラボの設置 アジア太平洋地域のプロジェクトでは、社内の SAP ネットワーク負荷を不職頁別にモデル化することができる。 ライザか集めたデータを用いて、トランザクションごとの データを収集しなくてはならない。トラフィック・アナ データベースとアプリケーション・サーバー間で、同時に る場合、クライアントとアプリケーション・サーバー間、 ス・サーバーの叫秀によってトランサクションが処理され クライアント、アプリケーション・サーバー、データベー なデバイスを用いて生きたデータを収集することである。 正確に予測する去は、トラフィック・アナライザのよう アプリケーション・トランザクションの特性をもっとも れる。 各方向におけるデータ総量、トランサクション率カ求さ イルには、ユーザーごとの活動として、バケットサイズ、 くるデータの量やタイプについての糸である。プロファ イルは、クライアントとサーバー間のデータや再度戻って ワーク利用を予測しておく必要がある。これらのプロファ ションのプロファイルを作成し、ユーサー単位でのネット NRP では、トランザクション・レベルでのアプリケー

3. UNIX MAGAZINE 1998年1月号

ネットワークを活かす、 TAKAOKA ・ X ターミナルシリーズ。 モデムサイズの創嚼 インタ - ネッ末、新登場 ! ( 高速 X 端末としても使用可能 ) 「 Explora pro 」はインターネット利用に最適な 超小型・低価格ターミナルてす インターネットの機能に加え、高速 X 端末としてもこ利用いたたけます さらに Windows95 、 WindowsNT 等の Windows アプリケーションも 効率よくバックアップいたします ー ExploraPro 工 : ST 白 TIST に 5 18 ドを F : TUE 7 : PPEV 8 : [ / 1 9 : 〔 0 P [ 55 ー 0 : し [ 「 1 ーー P.IGHT ー 2 : [ / P h に第一 ock : 5500 / 0 システム事業部販売部 TEL. 03-3292-6543 代 FAX. 03-3292-6588 ・東京〒 101 東京都千代田区猿楽町 2-1 -11 東燃神田ヒル TEL. 01 1 -231 -4082 代 FAX. 01 1 -231 -3946 ・北海道〒 060 札幌市中央区北 4 条西 5-1 -4 三井生命札幌共同ヒル TEL. 052-582-9571 代 FAX. 052-583-8418 ・中部〒 450 名古屋市中村区名駅 4-10-25 名駅 A にル 資料請求 No. 002H KA 株式会社高岳製作所

4. UNIX MAGAZINE 1998年1月号

一巡 NFS つが当たる ASTEC-NFS fo 「 NT をお買い上げい ただいた方の中から、抽選で毎月 30 名 様にインターネットプリペードカード 「みてねっと」をプレゼント ! A S T E C ASTEC-NFS FOR NT 発売記念キャンペ - ン ASTE の乙のっと 期間 7. IO 」◆ . 引 匸 Windows 95 / す対応 NFS クライアン NFS クライアントを Windows に統合、 使いやすい日本語環境を提供しま魂 Windows に統合された操作環境 集中認証サーバーで一元管理 ・ Windows の工クスプローラやネットワークコンビュータアイコン ・ユーザー認証の機構として UN Ⅸサーバー上で動作する pcnfsd から UN Ⅸサーバーやそのファイル、プリンタを直接参照できます による集中認証サーバーが利用できますこれにより認証のための ネットワークドライプを割り当てることなく UN Ⅸサーバー上のファイ バスワードなとをネットワーク管理者が集中管理することができます ルを利用できます MS - DOS ( コマンド ) フ物ンプトからも使用できます 動作環境 日本語環境に完全対応 OS Windows 95 、 Windows NT4.0 PC/AT 互換機、 PC -98 シリーズ 機種 ・ ASTEC-NFS は Windows で多く用いられる日本語のファイル ネットワーク TCP 月 P ネットワーク機能が利用できること 名に対応しているため、 UN Ⅸサーバーであることを意識することな 12MB 以上 ( 16MB 以上を推奨 ) メモリ く利用できます UN Ⅸサーバーのファイル名の漢字コードが EUC ハードディスク 3MB の場合でも、自動的に MS 漢字コードとの間で変換することができ 標準価格 Windows 95 版 1 ライセンス 32 , 800 円 ( 税別 ) ます Windows NT 版 1 ライセンス 32 , 800 円 ( 税別 ) 簡易なインストール ・ ASTEC-NFS の Windows 95 版と W ⅲ dowsNT 版は別バッケージです。お求めの際 ・インストールとアンインストールは Windows の標準に準拠して はどちらかをご指定ください いるため簡単に行えます Windows のパフォーマンスを完全に利 ・ ASTEC-NFS は米国 FTP Software, lnc が開発し株式会社アスキーサムシンググッ 用できます。 ドにて日本の機種対応および日本語化した InterDr ⅳ e をもとにした製品です。 資料請求 No. 038

5. UNIX MAGAZINE 1998年1月号

企業本にわたるネットワークは、ネットワーク・サー ピスを利用している数千の個人の目からはみえないコスト がかかっている共有資源である。 NRP により、特定のネ ットワーク・アプリケーション寺定のユーザーグループ にかかるコストを定量化することかできる。 戦略的な糸変革 UNIX MAGAZINE 1998.1 NRP をよ引危に実施すれば、ネットワーク運用や財 発生するネットワーク停止の原因を特定できる。 トワーク・セグメントの利用を分析することで、繰り返し ト増大の抑制という耐妾の効果が生まれる。そして、ネッ 入できる。 1 つのネットワークを最商化すれは、伝送コス にネットワーク集約型のピジネス・アプリケーションを導 上のデータ・トラフィックを分析することで、より効勺 し、簡単なコスト成フランカイ乍成できる。ネットワーク ータの算定を通じて、機枷友や容量に関する問題を把屋 ワークのドキュメント作り、現行の WAN 利用の基礎デ なプロジェクトとして始めることができる。物理的ネット たすことができる。社内の NRP は、即効性のある小さ NRP は、これらの糸目織を結びつける接着剤の彳齬リを果 互作用から生じる実装上の要件を理解してはいない。 理解してはいても、アプリケーションとネットワークの相 ある。彼らは、業務変革窈俺というビジネス上の目標を ケーションのコスト、そして業務の成功を監督する責任が 任 (CIO) と財務主任 (CFO) は、ネットワークやアプリ ランニングか制限される。これらの組織を管理する情報主 れた場所にオフィスがある場合は、顔を突き合わせてのプ これら 2 つのグループが別々に管理されていたり、離 しているわけではない。 プリケーションか要求する資源やコストについて深く理解 リングや更新にかかるコストを理解していたとしても、ア ワークカえる間題や、ネットワーク資源のリエンジニア られる。情報技術担当スタッフ (IT) は、現行のネット ネットワーク上でどのように働くかを知らないことも考え トについての情報を知らなかったり、アプリケーションが るアプリケーション開発者が、ネットワークの性能やコス にある場合も多い。データベースやメニュー構造を言 t す く、単第各的な組織変革を実行しようとする企業の姿勢刎則 成功の鍵が、用いられる方法論やソフトウェアではな Network Resource PIanning ・ 務分野の責任者を含め、管理チーム本でネットワークと ネットワークがもたらすコストを先見的に管理できるよう になる。企業全体にわたるネットワークがその運用やビジ ネスの成功に与える予測不可能な景に際限なく対応し続 けて、莫大なイ面を支払う必要はなくなるのだ。 ロ NRP が必なのは誰か ? 世界中の企業が、利益を上げるのに欠カない業務プロ セスを麪爰するため、イントラネット上のミッション・ク リティカルなアプリケーションへの依存度を高めている。 SAP R / 3 、 BAAN 、 PeopleSoft 、 Oracle などをベース とする卓越したアプリケーション群は、重要なピジネス機 能を統合して、近代化を推進する。糸目系調里用、糸目織管理、 コミュニケーション、言当求管理、思決正のプロセスは、 情幸支術 ( アプリケーションと、ネットワークのインフラ ストラクチャ ) と不可分の関係となる。市場におけるこう したアプリケーションの規模 (SAP R/3 は世界に 5 , 000 の顧客をもっている ) とその成長の速度には、驚くべきも のがある。 NRP を採用すべきかを決めるための要素とし て重要なものを検討するのは意味のあることだ。 ロアプリケーション・アーキテクチャ NRP のターゲットとなるユーザーは、地理的に分散し ている企業に業務統合アプリケーションを導入しようとす る人たちである。 ッション・クリティカルなアプリケー ションがモジュール化されたアーキテクチャへと進化する と、ネットワークとの ; 叫秀がより重要になり、サーピスの 質に与える景より大きくなるだろう。いに、データ べースを地理的、系辟勺な道筋に沿って分散させることが 可能であれば、ネットワークとの柤圧作用についての調査 はさらに重要なものになる。 ロ ネットワーク利用の状況 大規模なクライアント・サーバー型アプリケーションを 配備する場合に NRP の価値を決める重要な要素として、 アプリケーションカイ吏用するネットワークの状況がある。 ネットワーク資源を専有するこれまでのアーキテクチャ (SNA など ) とは異なり、今日のネットワークははば常 75

6. UNIX MAGAZINE 1998年1月号

TCP wrapper を用いたセキュリティ by Petra Hahnke ・ f 「 om LJNIX REVIEW 概要 UNIX MAGAZINE 1998.1 ェストすると、インターネット・デーモン (inetd) カ腰 ライアントが TCP wrapper のホストにサービスをリク れたネットワーク・サーピスのセキュリティ層となる。ク 論理第勺には、 TCP wrapper は /etc/service で定義さ わる。 と、たとえは図 1 のようにサーピスプロセスの流れか変 を置くだけである。 TCP wrapper をインストールする ビスを別の場所に移動し、そこに TCP デーモン (tcpd) どの UNIX システムでも利用できる。ネットワーク・サー しては、システムファイルや設定を変更する必要はなく、 や監視がおこなえるパッケージである。インストールに際 こなうサービスのリクエストに対して、安全な手段の提供 rlogin 、 Telnet 、 exec 、 rcp といった 1 対 1 の通信をお TCP wrapper は無料て、入手でき、 FTP 、 RPC 、 rsh 、 ど紹介する。 の使用など、テープルのさまざまな設定についてはのちほ 山い することができる。サー ー証や、、自家製の " プロセス どのホストにどのようなプロセスの実行を認めるかを指定 ウォールと併用すれは、ホスト許可 / 拒否テープルにより、 トを監視し、それを言求する機能も備えている。ファイア リクエス のユーザー ID やノードだけに与える。さらに、 セスを制限し、重要なサーバープロセスの実行許可は特定 のパッケージはファイアウォールに似た機能をもち、アク しているのなら、 TCP wrapper はうってつけである。 ストをすべて言当求できるようなセキュリティ製品を必要と サーピスの許可と拒否か設定でき、許可 / 拒否したリクエ 会社の予算に余裕はないが、アクセステープルを使って 図 1 サービスプロセスの充れ ・ TCP wrapper のインストール前 クライアント FTP ( ューザー ) クライアント ファイル転送 ・ TCP wrappe 「のインストール後 クライアント FTP ( ューザー ) クライアント ファイル転送 i netd tcpd ftpd 求されたサーピスの代わりに tcpd を呼び出す。そして、 TCP wrapper はすべてのクライアント情報 ( ホスト名や IP アドレス、リクエストの種別、リクエスト時間など ) を 監視し、 syslog で記録する。必要に応して、この情報を ポケットベルやプリンタに送ったり、ほかのファイルに 出力することもできる。これらのデバイスにどのような情 報を送るかし尺できる。 tcpd はホストの権限ファイル をチェックし、どのホストか許可さそれカ舸を実行で きるかを決める。クライアントがホストサーバー上て権限 をもっていれば、 tcpd はそのサーピスを呼び出していな くなる。これらのチェックは、クライアント側からはまっ たくみえない。 93

7. UNIX MAGAZINE 1998年1月号

ASTEC-X CWindows95/ N す対応 PCX サーバーコ デスクトップ PC から X のアプリケーションが利用できます。 お好みのスタイルでお使いくたさい。 優れた日本語環境を提供 ・ Windows のⅧ E に準拠したかな漢字変換システムで、 X アプリケーション に日本語入力ができます。 X アプリケーションで Windows の日本語 T 「 ue . Type フォントが使用できます ・ Windows アプリケーションと x アプリケーション間で日本語文字列のカッ ~ ト & ペーストをサポートします。また各種日本語キーポードをサポート。 使いやすい表示モード ・マルチウインドウ、フルスクリーンなどの表示モード、 Windows と UN Ⅸの ウインドウマネージャを自由に選べます。 高い信頼性とサポート ・ UN Ⅸのエキスパート、アステックが独自に開発。高い信頼性と責任ある対 応を約束します。 X の最新版、 X11R6 に準拠 ( R5 、 R6 のクライアントと互換 ) 。 OS ー Windows 95 、 Windows NT 3.5 / 3.51 / 4.0 機種 ~ こ PC/AT 互換機、 PC -98 シリーズ、 A ゆ haAX 、 MIPS 、 Power PC ネットワーク TCP ハ P ネットワーク機能が利用できること 16MB 以上 ( 20MB 以上を推奨 ) ハードディスク 20MB 以上 標準価格朝ライセンス 78 , 000 円 ( 税別 ) サイトライセンスは、別途お問い合わせください。 動作環境 バージョンアップ評価版等の詳細については Web ヘージをこ覧くたさい。 Web ■ http://www.astec ・ (0 ・ jp/ 株式会ネ土アステック E-m ail 第 info@astec.(0.ル Web ■ http:llwww.astec・ (0 ・ jp/ 本社営業部 / 〒 112 東京都文京区小石川 1 を 11 イトービア小石川梅津ビル TEL の ( 5 月 853 FAX03 ( 58 54 関西営業所 / 〒 532 大阪市淀川区西中島 6-8 ・ 8 花原第 8 ビル 2F TEL 06 ( 307 ) 引 22 FAX06 ( 3 叨引 24 資料請求 No. 039

8. UNIX MAGAZINE 1998年1月号

連載 /FreeBSD ノートー⑩ mous ユーサーからはアクセスできない。 ayanami# 1 Ⅱ -s /cdrom /home/ftp/cdrom これは、リンク先のファイル名が chr 。。 t のあとのフ ァイルシステムで解釈されるためである。このような場 合は、 NULL ファイルシステムを経由して / cdrom を /home/ftp/cdrom にマウントするとよい。 ayanami# mount —t Ⅱ u11 /cdrom /home/ftp/cdrom こうすれば、 /home/ftp カ噺たなルートとなる anon- ymous FTP でも、 CD-ROM の内容をアクセスできる ようになる。 NULL ファイルシステムと同様の機能をもつものとし て、 SunOS などの loopback ファイルシステムがある。 ューサーからみれははは 1 司しだが、カーネル内での実現方 法に若干の違いがあるようだ。 UNION ファイルシステム UNION ファイルシステムを利用すると、あるファイ ルシステムの上に別のファイルシステムを重ねることかで きる。コンフィギュレーション・ファイルのオプション は、、 UNION " である。 FreeBSD のライプ・ファイルシステム CD-ROM の ソースコード部分をハードディスクに重ねてマウントする と、ファイルの修正部分のみをハードディスク上に置いて おくだけでソースコードを自由に変更することができる。 これはディスク容量の大幅な節約になる。 また、おおもとのソースコードは変史しないようにして おき、ユーザーごとに修正用のマウントボイントを用意し てこれに重ねてマウントすれば、ユーザーカ材固別にソース コードに変更を加えて利用することができる。 これまでは、 X ウインドウ・システムに付属している コマンド lndir を使い、ソースツリーをたどりながら対応 するシンポリック・リンクを張っていく、というガ去をと ることが多かった。しかし、変更を加えにくい反面、スー パーユーザーで作業しているとうつかりおおもとのファイ ルを変更してしまうことか在々にしてあった。 UNION ファイルシステムは便利であり、具体例を示 そうといろいろ試してみた。しかし、 FreeBSD の現在の バージョンでは不具合があり、場合によってはシステムが パニックしてしまう。工点での利用はあきらめざるをえ ないが、ぜひ利用できるようにしたいものである。 UNIX MAGAZINE 1998.1 UNION ファイルシステムと同様の機能をもつものと しては、 SunOS などの TFS (Translucent File Sys- tem) がある。 UMAP ファイルシステム UMAP ファイルシステムを利用すると、指定したリス トに従ってユーサー ID およびグループ ID を変換した ファイルシステムかオ冓築できる。コンフィギュレーショ ン・ファイルのオプションは、、 UMAPFS" である。利用 例としては、 NFS やリムーバブル・テンヾイスでユーザー ID やグループ ID が異なる場合などカ考えられる。 ソースコードをみてみると、ファイルシステムの機能の うち、ユーザー ID とグループ ID を処理する部分だけ をトラップして変換し、あとは素通しするというイ督はみに なっている。 stackable file system layer の典型的な利 用例といえるだろう。 そのほかのファイルシステム このはか、 FreeBSD で利用できるファイルシステムと しては、テンヾイス・ファイルシステムやファイルディスク リプタ・ファイルシステムがある。前者は / dev 以下のデ バイスファイルを、後者は / dev / fd 以下のファイル・ディ スクリプタに対応するデバイスファイルを、独立のファイ ルシステムにまとめて提供するものである。 従来のデバイスファイルは、通常のファイルシステム のなかに mknod コマンドで作成される ( 実際には / dev /MAKEDEV や /dev/MAKEDEV. local を利用する ことが多いが、どちらも最終的に mknod コマンドを呼 び出す ) 。しかし、この方法ではカーネルの構成を自重加勺 に央することかて、きない。すなわち、新しいデバイスを カーネルに加えたら、それに対応するデバイスファイルを 作成しなけれはならない。 デバイス・ファイルシステムなどを利用すると、っ いったテンヾイスファイルが自第勺に現れるので、新たに作 成する煩わしさがない。現在はまだ実験中だが、将来は全 面的に採用されることになるかもしれない。 ☆ 次回からは、 FreeBSD におけるテンヾイスドライバにつ いて、実際に開発を進めながら紹介する予定である。 151 ( はまだ・なおき )

9. UNIX MAGAZINE 1998年1月号

連載 / 倉敷芸術科学大学のネットワーク構築ーの 図 1 岡山一倉のパプリック・ファイバー 今回敷設県庁 県のネットワク LAN/WAN 倉敷振興局 LAN/WAN 建設省 所 岡山国道工事 CATV CATV 光ファイバー ロ 設 実験用ネットワーク区間 ・ユニバーサル・サーヒ、スの実現 和真 ) によっておこなわれています。コンソーシアムでは、 ー国勺に適正な価格・品質のサービス窈是供 情報ハイウェイ・バックポーンネットワーク ・ノヾリアフリー・コミュニケーションの石寉立 岡山インターネット・エクスチェンジ ーー隹もカ報を利用できる竟の実現 などを構築する活動をおこなっています。 ーコンピュータ社会における情報格差の是正 倉敷芸科丿くは、インターネットワーキング技術コンソー 高齢者、障害者も利用可能なネットワーク シアムのメンバーとして、岡山情報ハイウェイの構築に携 ・県民と県庁とのグループウェアの実現 わっています。 ーネットワークを利用した行政報の公開 村或ネットワーク・モテルの確立 岡山情報ハイウェイの特徴 構想を実現するための具体的な活動も本格化していま す。今年 ( 1997 年 ) は、 3 年間の実験プロジェクトの 2 全国各地で展開されているル或インターネット構想のな 年目にあたりますが、本誌が発売されるころには大部分の かで、岡山情報ハイウェイに特有のポイントについてます ネットワークか下力し始めていることでしよう。今後 1 年 紹介します。 間にわたって、このネットワークを利用した夫験がおこな パフリック・ファイバー われていくことになります。 岡山清報ハイウェイが、はかの fii 本カ甘俺隹するネット ワーク事業と大きく異なるのは自設の光ファイバー・ケ 情報ハイウェイの実験糸哉 ープルを利用している点です。建設省岡山国道 : I : 事事務所 岡山情報ハイウェイでは、実験を推進する機関として は、インターネットを利用した j 各監視システムに関する 岡山県高度情報化実験ま俺號義会か織され、高速ネット 実験を岡山県と連携して孑俺しています。このため、国道 ワークを活用する実験がおこなわれています。実験テーマ 2 号線に埋設されている j 各監視用の光ファイバーを幹線 ごとに 1 熔義会に所属するかたちでワーキング・グループが の一一部として利用しています。 構成さ岡山↑帯を、イウェイを用いた実験か進められて 国道 2 号線とそこからすこし離れた場所にある倉剪対辰 います。 興局間は、県通合いに県が自譿泉を引いています。第一重 実際のネットワーク構築の竹喋は、インターネットワー 事業者カ甘是供していないファイバーは、これまで、、ダーク キング技術コンソーシアム ( 代表 : 本純、副代表曰琳 " と呼ばれていました。岡山では、公共目的に ファイノヾー 42 UNIX MAGAZINE 1998.1

10. UNIX MAGAZINE 1998年1月号

0 連載 /FreeBSD ノ ートー⑩ れは利用できない。今回紹介するファイルシステムは、デ フォルトの GENERIC カーネルには組み込まれていない ので、利用するにはカーネルの再構築が必要である。言田 については FreeBSDfi 属のハンドブックなどを参照して ほしいのだが、最初におおまかな手順を紹介しておく。 まず、カーネルのコンフィギュレーション・ファイルに options KERNFS などのように、利用したいファイルシステムの指定を追加 する。このコンフィギュレーション・ファイルを引数と してコマンド config を実行すると、カーネルをコンパイ ルする準備カそきる。ディレクトリの移重圻麦にカーネルを IDE) などイ研頁かあるが、日本国内では ATAPI 接続の ものが上如勺入手しやすいようだ。 コンパイルし、インストールを実行してリプートする。 LS ー 120 からのプートや、 DOS および Windows 3.1 リプートしたら、実際にファイルシステムをマウントし での利用には BIOS の対応が必要である。 Compaq の一 てみる。これにはコマンド mount を使うのが一ヨ勺であ 部のマシンは標準で対応しているほか、 ASUSTeK com- る。このほか、ファイルシステムごとにマウント用のコマ puter (http://www.asus.com/tw/) のムも丘のマサーポ ンドも用意されている。たとえば、 portal ファイルシス ードなどでもサポートしている。 テムなら mount-portal というコマンドがある。 mount 現在リリース中の FreeBSD ではまだサポートしてい コマンドは、ファイルシステムのタイプをみて、ファイル ないが、開発は精力的に進められており、テスト版のド システムごとのマウントコマンドを呼び出している。 ライバも公開されている (http://www.jp.freebsd.org どちらを利用してもよいのだが、今回は統一生の面か /-junichi/)o ら、 mount コマンドを利用した場合について紹介する。 この製品の魅力は、なんといってもフロッピーディス mount コマンドに引数を付けすに実行すると、現在マ クのような手軽さで 120MB の容量を扱えることである。 ウントしているファイルシステムの情報か彳等られる。 とくに FreeBSD の場合には、インストール用のデータ ayanami # mount がちょうど収まるので重宝する。 BIOS が対応していれば /dev/sdOa on / (local) /dev/sdOs2e on /usr (NFS exported , 10Ca1 ) LS ー 120 のメディア 1 枚だけでインストールできるように /dev/sdOs2f on /var ( 10Ca1 ) インストーラを改良しよう、という引もある。 procfs on /proc ( 10Ca1 ) /dev/sdOs1 on /dos ( 10Ca1 ) ただし、まだ出回り始めたばかりなのでドライプもメデ /dev/cdOa 0 Ⅱ /cdrom ( 10Ca1 , read—only) ィアも安いとはいえない。 portal : 2767 0 Ⅱ /p ( 10Ca1 ) /cdrom on /usr/ftp/cdrom ( 10Ca1 ) ayanami# ファイルシステム ( 後編 ) mount コマンドには、このはかにもファイルシステム 今回は、さまざまなファイルシステムを紹介する。もと をマウントするためのさまざまなオプションが用意されて もとファイルシステムは、データの集まりであるファイ いる。 man mount " を夫行してマニュアルをしつくり ルを保存、操作するためのものであった。今回みていく 眺めてみると、新たな発見があるかもしれない。 のは、この念を才長して特別なデータをファイルとして portal ファイルシステム ューサーに提供するものである。 portal とは門や入口を未するやや持殊な用語である。 ファイルシステムの利用 名前からはどんなものなのか分かりにくいが、どちらかと ファイルシステムは、カーネルに組み込まれていなけ いうと、、窓口 " のようなファイルシステムである。これを ー飛′へ 1 ( ) ト↓ 147 UNIX MAGAZINE 1998.1