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検索対象: コメをどうする
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1. コメをどうする

3 銘柄米の価格は上がる 4 農家数は減る 5 農民という職業に満足しているか 6 財政に頼らない地域こそ活性化する 第 2 章自壊するコメ農政 工農協批判の引き金 2 食管制度は " 自爆装置。に点火した 3 産業の空洞化か食管見直しか 4 コメ流通業界の食管離れ 5 農業自立へのチャンス 第 3 章米国コメ事情

2. コメをどうする

第 5 章食管改革論 食管制度の功罪 工 2 食管制度かあるからコストが上がる 3 食管が山間地農業の邪魔になってきた 4 財政負担の矛盾 5 ニ段階自由化論 第 6 章農協改革論 工農協の病理現象 2 巨大な農協シンジケート 3 農家奉仕を忘れた農協 4 全中のレーゾン・テートルは時代錯誤 5 全農の需要独占の弊害 1 53 1 88 1 60 1 77

3. コメをどうする

第 5 章食管改革論

4. コメをどうする

第 3 章米国コメ事情

5. コメをどうする

第 6 章農協改革論

6. コメをどうする

第 2 章自壊するコメ農政

7. コメをどうする

第 4 章コメの市場開放問題

8. コメをどうする

第 1 章農家の能懿訓度反対

9. コメをどうする

農業国家たれ』第 2 章を参照 ) 。 また、農業政策の要求や食管制度に対しても、農協は一枚岩ではない。農協は食管堅持 を主張しているが、第 1 章で明らかにした通り、現場の農民の意見は分散しており、食管 堅持派はわずか三、四割であり、三割は食管反対である。このように、農協と農家は同じ ではない。 川全中のレーゾン・デートルは時代錯呉 米価値上げ運動の罪 毎年七月から八月にかけて米価審議の季節になると、東京にハチマキ姿とムシロ旗があ らわれる。夏の風物詩である。そのためか、農業問題というと、多くの日本人はすぐコ メ、食管問題を思い浮かべる。農業ーコメー米価闘争ー農協は、われわれの連想ゲームで ある。 実際、農協の参謀本部、全中 ( 全国農業協同組合中央会 ) は、″米価値上げ運動〃をレ ーゾン・一ア ートル ( 存在価値 ) にしてきたといって過言ではない。たしかに、稲作の二割 188

10. コメをどうする

水田利用再編対策がはじまった昭和五三年度以降は、米価はほとんど上がっていない。 大幅な生産調整を実施しているもとでは、生産者米価の引き上げはできなかったのだ。第 二次石油危機当時もわずか二 % の上昇である。食管制度が価格支持を謳い、あるいはこの 一〇年間政治家が変わっても、生産調整のもとでは米価は上がらなかったのである。長期 的にみると、法律や政治よりも経済原則のほうが強いといえよう。 しかし現在、食管制度に対する風当たりは強い。最近二年間、生産者米価は据え置き、 すなわち引き上げ率ゼロである。それなのに、なぜ世論から批判されているのか。それは 第 2 章で述べたように、生産費が低下しているので、下がるべきなのに下がらないことに 対する批判である。 論親方日の丸 改いま、農政は「内外価格差の縮小」という課題に挑戦しており、そのため、農政の政策 管 食手段も価格政策から構造政策へシフトしはじめている。食管制度はコストダウンとどう関 章 係するのか 第 生産者米価の引き上げについて、いままでは「コストが上がったから、米価を引き上げ 巧ラ