まん 百万とはいっていますが まん 実数は八十万 ′、、りいてーしよ、つ えんしよう それも袁紹をほろほ はつはうへい した時の北方の兵 荊州の兵をあわせての 数だいわゆる烏合の おそ 勢です恐れる ことはございますまい これは 49 かーしい 、うそう 曹操に め さんざんな目にあわされ せつはつまって に 江夏に逃げこみ しかたなく たにんたす 他人の助けを求め ながら おそ 恐るるにたらぬとは す ことばが過ぎませぬか 0 あなたは兵法に しんべー 信兵は実に 戦う」というのを ご ~ 仔じないカ きみ わが君 げんとくへい 玄徳の兵は 仁義の兵なれど すうせん わすか数千 てきぐんまん それでは敵軍百万の 衆にはかなわす だから江夏に退いて 時を待っている しつ 7 それにくらべ こなたの兵は精鋭 しよくリよう 食糧もじゅうぶん らよっこ、つ ようがい そのうえ長江の要害が たたか あり戦う力もじゅうぶん ありながら しゆくんた、 主君に対しておめおめ 降伏をすすめるとは ひ、うせんばん 卑怯千万 それから見れは きみ わが君は わすかの兵でも そうそう た む 曹操に立ち向かおうと たいど するその態度 そうそうおそ 曹操恐るるにたらぬと ま・してもおかしくなかろ、つ せいえい 6
われに降伏し 、一うかげんと ( 江夏の玄徳を 討つやそれとも まんたいぐん わが百万の大軍と せんまじ 一戦を交え ・ - こくめつはう 4 らア 呉国を滅亡に導く つもりなりや否や そっこ ( かいとう 即刻回答あるべし そのために 早朝より いまにいたるまで 会議を開いて すいぶんと たかびしゃ 高飛車で ございますな そうぐん 曹軍は百万 0 ・ 呉の兵力は 十万 とても歯が 立ちませぬ さよ、つで ござる ほとんどの者が 反でござる して みなの意見は もの 戦わぬほうが 良いと し、つこ - とに かたし 傾いておる
そうそうえんしよっ 曹操と袁紹 つかかた それぞれ兵の使い方は らが 違ったでしようが しようり けっていてき やはり勝利を決定的に したのは烏巣に しよくようやはら あった食糧を焼き払った 奇襲だと思います こうめいどの 孔明殿は へいはうあか 兵法に明るい たたか あの戦いで そうぐん 曹軍はわすかの 兵でもって え人しようたいぐん 袁紹の大軍を 打ち破った しよういんせつめい その勝因を説明して いただきたい 1 これから たたか 拙者が戦いを いどあいて ′挑む相手は百万 ダそれにくらべ われわれは五万 やはり こうめいどの 孔明殿もそう お考えですか せっしゃ じつは拙者も そう考えて いたのです これを破るには やはり百万の兵の た 食糧を断っ じようツ、 ことが上策と 考えています そうぐん 曹軍の しよくりよう 食糧がどこに はかん 保管されてるか つきとめて ございますか ゃぶ ー 120 ー
やった こうめい 孔明め ついに呉軍を 動かした そうぐん 曹軍もまた すいりくまん 水陸百万が み′えみ′え 南へ南へと どう 移動してる そうでござい ます 気になる 呉がそこまで こうどうお 行動を起こして いるのに 孔明からなんの れんらく 連絡もないのは ど、つい、つことだ ひょっと したら軍師の みなに 身に何か起こって いるのかも しれませぬ おう糜竺 行ってくれるか との 拙者がようすを 見に一何 - ま 6 しよ、つ 可 , レ 0 0 0 0 0 0 ー 132 ー
せんせい 先生 先生の申されるは をさげすむにも ほどがござろう そんけんどの 孫権殿も どりようせま 度量が狭いな そんけんどのと 孫権殿が問われた そうそう ことは曹操の こうふく へいりよく 兵力と降伏するか いなかだけで たたか 戦えば勝てるかとの 問いはなかった そうそう だが曹操に か 勝てる方法を 教えろと 問われたならば こた それに答えたで ・あ・り・ま 6 ー ) よ、つ てる方法が あるのか ある それがしの 目から見れば そうそうまんたいぐん 曹操百万の大軍とて ありの群れに ひとしい 4
らようしどの 張昭殿は ・一うよく はうほう 降伏しか方法 なしとのご意見か そうだ そうそう なせ曹操に 呉はすでに 三世をへた強国 そうそう 曹操のごとき時流に の 0 乗って出てきた 男とは違う 0 2 0 昨き提ミし 夜ゃ督そか で らが 0 あれは なり行き上の 0 0 じーう 、 1 そうぐんまん 曹軍百万に はたして この呉が たちう 太刀打ちできると 思うのか お ! みまえ わが君の前で 決まった 一とカ 決定である 7
昔楚の項羽は いーか たびたびの戦に勝ったが せ人やよ 垓下の一戦に敗れ 高祖にほろばされた それにくらべ 高祖の韓言は ほとんど勝ったためしの たいしよう ない大将でしたが しようり 最後の勝利を こうそこうてい 高祖皇帝に みちびいてござる 国家の大計と い、つものは め 目のつけどころが ござる 当よくぶてきしようはい 局部的な勝敗で すべてを論じるのは 軽率で ござろう 4 6 囮 ならば お聞きいたす そうぐんまん 曹軍百万 それはまさに てんか 天下をひとのみに せんとする勢いで ござるが なに 先生は何か たいさく 対策がござるか 5 2
まんもう 百万と申し ましたのは その数を聞いて くにひとびとみ この国の人々が驚き おそれてしまうと おも 思ったからで ございます さらにいま くわ 州の兵を加えまして これもニ三十万 これらを合計いたし まん ますと百五十万は くだりますまい ・イ・冫イ ふむう たいしよう して大将の」團 かす ちほ・フゆた 智謀豊かな者 もの 武勇にすぐれた者 ニ三千はいるで ございましよ、つ 車に積み ますではかるほど もの ) ノいト ノを・ ぐんせん いま軍船をととのえ 印は数百里にも およぶ兵力 呉を奪わんとする 以外にあの兵力の 向け場がございますか そうそうけいしゅう 曹操は荊州を 平げたあと さらこむを 抱いていると 田 5 、つか
第一一名 0 敗れました すうせん 兵は数千 将は五指にたりません また新野は ふてきとう 守るに不適当な しろ 城ですとても 太刀打ちできませぬ ー 1 川町 ところで しんやたたか 新野の戦いは せんせい 先生が りゅうびげんとくどの 劉備玄徳殿を けて戦った 最初の戦いで ござったな たたか そうそうへいりよく 曹操の兵力は じっすう 実数どのくらいの ところが ほんとうの数かな 百万は あ・り・土 6 しよ、つ 0 磁実なところでしよう きたせいしうえん . う 北の青州袞州を ほろばした時にすでに ~ 四五十万はありました それは少し おお 多めにいってる のでは・ えんしよっ さらに袁紹を まんくわ 討って四五十万加え らよくぞくへい 直属の兵は まん 7
勝利をつかむに じかん 時間を おいては なりませぬ 余の心は すでに決まった第を 余も呉の そんけん 孫権である 曹操の下には 行かぬ 物 = 一基ま そうそうまんたいぐん 曹操百万の大軍は ここにくるまで ・よっ、一う′、ん 強行軍をつづけました いまその兵は すっかり疲れはてて . ございます さらに水軍は きたぐにそだ 北国育ちの 水になれぬ者が だいよよん 大部分です いまこの そうぐんで 曹軍の出ばなを たたけばもともと けいし権うぐん 荊州の軍は 心ならすもしたがって いるだけですから たちまち内争を おこ - しま - しよ、つ もの そう ( ん 曹障は オ〈くすれたっこと一一 目に見えるようで ございます これを追い一挙に けいし穹へい 荊州に兵を入れ りルうびげんとく 割備玄徳と 力をあわせ呉の まわりを固める のです 8 4