% ヾ久ー第ト 彡なミ ミ彡 このごろ けいしゅうぐん 荊州軍が ていばうみまわ 堤防の見回りを きびしくしており せんよたい 五千の部隊が 気づかれすに 近づくは無理 かと思われまする ちか ふむ、つ ともかく てきじん 敵陣と ていぼうみは 堤防を見張り つづけろ はっ ど、つした れいほう 冷苞 すきくわよたい 鋤鍬部隊は まだ動き 出さんのか 動けんのだ 0 0 0 0 ー 101 ー
うイ′ー こうらゆっぎえんまも 黄忠魏延が守って いる陣は 低地でございます ふこうていばう 浯江の堤防を けつかい 決潰させれば みずつみそこ たちまち湖の底と なりまする なるほど おう 敵に気どられぬ ようにやれ 拙者に五千の兵を あたえてくだされば 鋤部隊をつくり ていばう けつかい 堤防を決潰し ひとりのこ 一人残らす 溺れさせてごらんに いれまする おば せん こちまち五千の すきくわよたい 鍬部隊が組ま いはう 冷苞は工事の じゅんび 用具類の準備を はじめた
当ミス ・ i を・物 1 \ ・ノ ていばう 堤防を 決責しろ すきくわ っ鋤鍬の 音じゃない のか 馬蹄の ひびきの ようだったが 何か音が しなかった ー 105 ー
たしかに 五千の兵を 気どられぬように 動かさねば ならんのだ からの、つ とかくするうちに ' / 一夜風雨が 吹きすさんだ こんや 今夜だ こんや 今夜をおいて ていはうちか 堤防に近づける しゆっどう 出動じゃ ー 102 ー
、、よ、きンイ 3- こ、つして せんすきくわよたい 五千の鍬部隊は 動きはじめた ふうう 吹きすさぶ風雨の′ 中をひっそりと ていはうむ 堤防に向かって 進んだのである / , クは 1 ・ 4 ート 1 ′ . ー ー 103 ー
とうけん すると鄧賢 れいほう 冷苞のきずいた じんこうらルう 陣は黄忠 ぎえんまも 魏延が守って いると申すのか さよ、つで ございます じようか / 敵が城下まで 押し寄せては 防な、にも むすかしいのう なに 何かよい手は 拙者に 一つ考えが ございます てき ふせ
しよっせい この小生の み 見るところ ふすいせん 浩水の線にある みかたじっ お味方は実に 危ない死地に さらされているを ご承知か じゅうだい 重大なこと 。も、危ないとは なせで ござるか さよ、つ こうら物う 黄忠 ぎえん 魏延のニ陣で ござるか へんたい あの辺一帯の み 平地は見たところ ちょっと 気づかないが 注意深く地勢を みすうみそこ 、 \ \ 、見れば湖の底に いるのも同じだと い、つことカわかる はす ふこうなが されば浩江の流れは すうり 数十里の長堤に 防がれておるが つつみき ひとたび堤を切れば なが 水はあの地に流れこみ あの地は湖底と化し ひとり ましよ、つ一人として - , たす 助かりますまい ふせ えっ